JP2010208512A - 車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両制御システム30は、レーザレーダ2によって被追従車両5を2次元走査し、その結果をモデルパターンとマッチングして被追従車両5の位置と相対角を認識し、被追従車両5に追従走行する。一方、障害物検出部37は、レーザレーダ2によって被追従車両5の方向の障害物(この場合被追従車両5)までの距離を計測する。障害物検出部37は、マッチング処理などに依存せずに、単純にレーザレーダ2で直近の障害物を検出するため、被追従車両5までの正確な距離を計測することができる。そして、車両制御システム30は、被追従車両認識部36による認識が不正確であったり、認識に失敗した場合、障害物検出部37による計測値を用いて、追従車両1と被追従車両5の車間距離を制御し、追従車両1と被追従車両5の接触を回避する。
【選択図】図1
Description
以下、図2の各図を用いて追従走行について説明する。
図2(a)は、縦追従を表した図であり、追従車両1は、被追従車両5の後方を追従する。追従車両1は、被追従車両5の車両中心点6から被追従車両5の後方の縦追従距離7の位置に目標点4を設定し、追従車両1の車両中心点3が一致するように自車両の走行を制御する。
以上のようにして、追従車両1は、被追従車両5の後方、あるいは側方に所定の中心点間距離(縦追従距離7、横追従距離8)を保ちながら被追従車両5に追従走行する。
また、次の特許文献1の「移動物体の指標位置への相対角及び位置計側方法及び、それらを利用した駐車支援方法及びシステム」では、車両にレーザを搭載し、レーザを照射して対象を検出する技術が提案されている。この技術を用いて、レーザにより被追従車両5を検出することも可能である。
これらの技術では、ステレオカメラやレーザによる検出値を被追従車両5のモデルパターンにマッチングして被追従車両5の位置と相対角を求める。
このような現象は、特に追従車両1と被追従車両5が小型車両で、これらの車間距離が短く、高速走行を行う場合に生じる可能性が高い。
特に、追従車両1と被追従車両5が並列に並び走行を行う横追従においては、被追従車両5と追従車両1の相対角を0にする制御を行う必要があり、被追従車両5の相対角のずれが発生すると車両接触の可能性が大きくなる。
図8(a)は、縦追従の場合の誤認識例を説明するための図である。
追従車両1は、被追従車両5を実際の位置よりも前方の位置にある被追従車両5aと認識し、誤認識に基づく車両中心点6aを基準に、同じく誤認識に基づく目標点4aを設定する。
この場合、追従車両1と被追従車両5の実際の車間距離は、追従車両1が認識に基づいて設定した車間距離よりも短くなり、両者が接触する可能性が生じる。
追従車両1は、被追従車両5が左方に旋回しているにもかかわらず、側方に併走する相対角0度の被追従車両5aと誤認識し、誤認識に基づく車両中心点6aを基準に、同じく誤認識に基づく目標点4aを設定する。
この場合も、追従車両1と被追従車両5の実際の車間距離は、被追従車両5を正常に認識した場合(即ち、相対角が0度でない)よりも短くなり、両者が接触する可能性が生じる。
(2)請求項2に記載の発明では、前記補正手段は、前記所定の車間距離よりも前記計測した車間距離が短い場合に、前記所定の車間距離の位置よりも前記被追従車両から遠ざかる位置に追従目標点を再設定することを特徴とする請求項1に記載の車両を提供する。
(3)請求項3に記載の発明では、前記補正手段は、前記所定の車間距離と前記計測した車間距離の差分だけ前記被追従車両から遠ざかる位置に追従目標点を再設定することを特徴とする請求項2に記載の車両を提供する。
(4)請求項4に記載の発明では、前記追従走行手段は、前記被追従車両の後方において当該被追従車両に追従走行し、前記所定の車間距離は、前記被追従車両の走行方向における距離であることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の車両を提供する。
(5)請求項5に記載の発明では、前記追従走行手段は、前記被追従車両の側方において当該被追従車両に追従走行し、前記所定の車間距離は、前記被追従車両の側方方向における距離であることを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の車両を提供する。
(6)請求項6に記載の発明では、前記車両認識手段が前記被追従車両の認識に失敗した場合に、前記追従目標点設定手段は、前記車間距離計測手段で計測した車間距離を用いて追従目標点を設定することを特徴とする請求項1から請求項5までのうちの何れか1の請求項に記載の車両を提供する。
(7)請求項7に記載の発明では、前記形状検出手段と、前記車間距離計測手段は、同一のレーザレーダを共用することを特徴とする請求項1から請求項6までのうちの何れか1の請求項に記載の車両を提供する。
追従車両1が搭載する車両制御システム30(図1)は、レーザレーダ2によって被追従車両5を2次元走査し、その結果をモデルパターンとマッチングして被追従車両5の位置と相対角を認識し、被追従車両5に追従走行する。
一方、障害物検出部37は、レーザレーダ2によって被追従車両5の方向の障害物(この場合被追従車両5)までの距離を計測する。
障害物検出部37は、マッチング処理などに依存せずに、単純にレーザレーダ2で直近の障害物を検出するため、被追従車両5までの正確な距離を計測することができる。
具体的には、車両制御システム30は、認識による車間距離が、計測による車間距離以下の場合には、認識による車間距離を用いて追従制御を行い、認識による車間距離が計測による車間距離よりも長い場合には計測による車間距離を用いて追従制御を行う。
また、被追従車両認識部36が認識に失敗した場合には、車両制御システム30は、計測による車間距離を用いて追従制御を行う。
図1は、追従車両1に搭載される車両制御システム30の構成を示した図である。
車両制御システム30は、ECU(Electronic Control Unit)33と、レーザレーダ2を備えている。
ECU33は、各種演算処理などを行うCPU(Central Processing Unit)、図示しない各種プログラムやデータが格納されたROM、作業領域として使用されるRAM、外部記憶装置、インターフェース部等を備えたコンピュータシステムで構成されている。
そして、このコンピュータシステムにより、被追従車両認識部36、障害物検出部37、追従制御部38、車両制御部40などが形成されている。
本実施の形態では、障害物検出部37で被追従車両5の方向を探索することにより被追従車両5までの距離を計測するのに用いられる。
このように、障害物検出用に搭載する障害物検出部37を用いて被追従車両5との距離を計測することにより、新たな車間距離計測用のシステムを搭載する必要がなく、製造コストの低減を図ることができる。
そして、追従制御部38は、これら車速やヨーレートと共に、車間距離判断部39で判断した車間距離を用いて目標点を設定し、当該目標点に追従するための指令値を算出して車両制御指令を車両制御部40に出力する。
このようにして、車両制御システム30は、レーザレーダ2によるモデルパターンのマッチングによる被追従車両5の認識と、被追従車両5までの距離の計測を併せて用いることにより追従車両1を被追従車両5に追従走行させる。
以下の処理は、車両制御システム30が行うものであり、処理を行う構成要素を括弧にて示してある。
まず、追従車両1(レーザレーダ2)は、前方を走行する被追従車両5をレーザビームで2次元走査する。
次いで、追従車両1(被追従車両認識部36)は、レーザビームにより得られる被追従車両5の形状とモデルパターンをマッチングして認識し、被追従車両5の位置と相対角を測定する。
被追従車両5には、追従制御の基準となる車両中心点6が予め設定されており、追従車両1(追従制御部38)は、認識した被追従車両5により車両中心点6の位置を特定する。
追従車両1(追従制御部38)は、追従制御の基準点となる車両中心点3を予め自車両に設定しており、目標点4と車両中心点3が一致するようにステアリングの操作、車速の加減速を行う指令を算出する。
この算出は、例えば、フィードバック制御やフィードフォワード制御など、公知の技術を用いて行うことができる。
そして、追従車両1(車両制御部40)は、当該指令によって、ステアリングの操作、車速の加減速を行い、被追従車両5と縦追従距離7を保ちながら、被追従車両5の後方を追従走行する。
まず、追従車両1(レーザレーダ2)は、側方を走行する被追従車両5をレーザレーダ2で2次元走査する。
次いで、追従車両1(被追従車両認識部36)は、レーザビームにより得られる被追従車両5の形状とモデルパターンをマッチングして認識し、被追従車両5の位置と相対角を計測すると共に、車両中心点6を特定する。
そして、追従車両1(車両制御部40)は、当該指令によって、ステアリングの操作、車速の加減速を行い、被追従車両5と縦追従距離7を保ちながら、被追従車両5の側方を追従走行する。
レーザレーダ2は、例えば、回転走査型レーザレーダであり、追従車両1の周囲を2次元走査する。なお、3次元走査してもよい。
レーザレーダ2は、走査可能角度(上記図では270°)を走査し、対象物までの距離を単位角度ごとに出力する。図では、レーザレーダ走査点を白抜きの円で示してある。これらの出力は以下のように被追従車両認識部36で解析される。
そして、被追従車両認識部36は、マッチングしたモデルパターン10により車両中心点6を特定する。
そして、車両制御システム30は、縦追従の場合には、縦距離12が縦追従距離7、横距離13が0となるように追従車両1の走行を制御し、横追従の場合には、横距離13が横追従距離8、縦距離12が0、及び相対角が0度となるように追従車両1の走行を制御する。
また、被追従車両5の認識処理は上記のレーザレーダ2のパターンマッチングに限らず、被追従車両5の位置、相対角が検出できるのであれば、例えば、特開2008−82750のような構成を用いてもよい。
この技術は、所定の投光パターンを対象車両に投光し、その反射光の形状を用いて対象車両との距離や傾きを検出するものである。
障害物検出部37は、レーザレーダ2を用いて、縦追従する場合には、被追従車両5が存在する前方領域17を走査し、被追従車両5の左側方を横追従する場合には、被追従車両5が存在する右側方領域16を走査する。
障害物検出部37は、これらの領域内に存在する障害物の位置と距離を検出することができ、被追従車両5を障害物と同様に検出する。これら障害物を検出する範囲は、少なくとも車幅程度の範囲で行う。
なお、本実施の形態では、被追従車両認識部36と障害物検出部37がレーザレーダ2を共用しているが、それぞれ専用のレーザレーダ2を備えるように構成することもできる。
追従車両1(被追従車両認識部36)が、図5(a)に示したように、被追従車両5を被追従車両5aと認識したとする。
ここで、Drは、被追従車両5の車両中心点6から被追従車両5の後端までの距離であり、Dfは、追従車両1の車両中心点3から追従車両1の前端までの距離である。
なお、認識による車間距離Drcと計測による車間距離Dobを直接比較してもよいが、車両制御システム30は、追従車両1と被追従車両5の中心点間距離によって車間距離を制御するように構成されているため、ここでは、計測による中心点間距離をDob’=Dob+Dr+Dfとし、Drc’とDob’を比較して車間距離を補正することにする。
認識による中心点間距離Drc’が計測による車間距離Dob’以下の場合には、被追従車両5が実際よりも近くに存在すると認識されており、追従車両1はこの場合における車間距離に係る目標点4aを設定しているため、追従車両1と被追従車両5は、接触せず、追従車両1(追従制御部38)は、モデルパターンの認識による中心点間距離を縦追従距離7に維持するように車両制御指令を発する。
より詳細には、追従車両1(追従制御部38)は、認識による中心点間距離Drc’と計測による中心点間距離Dob’の差分だけ車両中心点6aを追従車両1の方向に移動させ、当該移動後の車両中心点6aを基準にして目標点4aを設定する。
これより、追従車両1は、被追従車両5から縦に遠ざかる方向に移動して縦追従距離7を保ち、追従車両1と被追従車両5の接触を防ぐことができる。
Drc’とDrcの差分、及び、Dob’とDobの差分は、定数(Dr+Df)であるため、上記の補正は、モデルパターンの認識による車間距離Drcよりも計測した車間距離Dobが短い場合(Drc>Dob)に、車両中心点6aから縦追従距離7の位置よりも被追従車両5から(これらの差分だけ)遠ざかる位置に目標点4aを再設定する場合に相当する。
なお、本実施の形態では、方位と相対角の補正は行わないが、これらの補正を行うように構成してもよい。
即ち、追従車両1(追従制御部38)は、認識による車間距離Drcと計測による車間距離Dobの大小関係を判断し、認識による車間距離Drcが計測による車間距離Dob以下の場合には、認識による車間距離Drcを縦追従距離7に保つように制御し、一方、認識による車間距離Drcが計測による車間距離Dobより大きい場合には、計測による車間距離Dobを縦追従距離7に保つように制御する。
即ち、Drc<Dobの場合、追従車両1は、認識による車間距離Drcと計測による車間距離Dobの差分だけ車両中心点6を追従車両1の方向に移動させ、当該移動後の車両中心点6aを基準にして目標点4aを設定する。
なお、以下では、追従車両1は、被追従車両5の右側方を併走している場合について説明するが、左側方を併走している場合も同様である。
この場合、追従車両1は、車両中心点6aを設定し、車両中心点6aを基準として横追従距離8の位置に目標点4aを設定する。このようなモデルパターンの認識による中心点間距離をDrc’とする。
この場合、認識による車間距離Drcは、Drc=Drc’−Dr−Dfとなる。ただし、Drは、被追従車両5の車両中心点6から被追従車両5の右端までの距離であり、Dfは、追従車両1の車両中心点3から追従車両1の左端までの距離である。
車両制御システム30は、縦追従の場合と同様に、計測による中心点間距離Dob’=Dob+Dr+Dfとし、Drc’とDob’を比較する。
即ち、追従車両1(追従制御部38)は、認識による中心点間距離Drc’と計測による中心点間距離Dob’の差分だけ車両中心点6aを追従車両1の方向に移動させ、当該移動後の車両中心点6aを基準にして目標点4aを設定する。
これより、追従車両1は、被追従車両5から縦に遠ざかる方向に移動して横追従距離8を保ち、追従車両1と被追従車両5の接触を防ぐことができる。
なお、本実施の形態では、方位と相対角の補正は行わないが、これらの補正を行うように構成してもよい。
即ち、追従車両1は、認識による車間距離Drcと計測による車間距離Dobの大小関係を判断し、認識による車間距離Drcが計測による車間距離Dob以下の場合には、認識による車間距離Drcを横追従距離8に保つように制御し、一方、認識による車間距離Drcが計測による車間距離Dobより大きい場合には、計測による車間距離Dobを横追従距離8に保つように制御する。
即ち、Drc<Dobの場合、追従車両1は、認識による車間距離Drcと計測による車間距離Dobの差分だけ車両中心点6を追従車両1の方向に移動させ、当該移動後の車両中心点6aを基準にして目標点4aを設定する。
まず、被追従車両認識部36が、レーザレーダ2によって被追従車両5を走査し、被追従車両認識部36が当該走査によって得られたレーザレーダ線とモデルパターンをマッチングすることにより被追従車両5を認識する(ステップ5)。
そして、追従制御部38は、認識した被追従車両5に車両中心点6aを設定し、車両認識処理による中心点間距離Drc’を計算する(ステップ10)。
このように障害物検出部37が被追従車両5までの距離Dob(即ち、計測による車間距離Dob)を計測すると(ステップ20)、被追従車両認識部36は、これにDrとDfを加算して計測による中心点間距離Dob’を計算する(ステップ25)。
被追従車両認識部36による車両認識処理が失敗した場合(ステップ30;Y)、追従制御部38は、車間距離の制御に用いる中心点間距離として計測による中心点間距離Dob’を選択する(ステップ40)。
このように、追従制御部38は、認識による中心点間距離Drc’(即ち、認識による車間距離Drc)の取得に失敗した場合でも、計測による中心点間距離Dob’(即ち、計測による車間距離Dob)を選択することによって、追従車両1と被追従車両5との車間を安全な距離に制御することができる。
これに対し、Dob’≧Drc’であった場合(ステップ35;N)、追従制御部38は、制御に用いる中心点間距離として認識による中心点間距離Drc’を選択する(ステップ45)。
車両制御部40は、この車両制御指令を受けて、追従車両1の駆動系などを制御する。
そして、追従車両1は、認識した被追従車両5の車両中心点6を基準として縦追従車両状の場合には、車両中心点6から後方の縦追従距離7の位置に目標点4を設定し、横追従の場合には、車両中心点6から側方の横追従距離8の位置に目標点4を設定し、目標点4と車両中心点3が一致するように目標点4に追従して追従走行するため、認識した被追従車両(被追従車両5)から所定の車間距離(縦追従距離7や横追従距離8)の位置に追従目標点(目標点4)を設定する追従目標点設定手段と、設定した目標点(目標点4)に追従することにより追従走行する追従走行手段を備えている。
更に、追従車両1は、障害物検出部37によって被追従車両5との車間距離を計測し、追従制御部38は、障害物検出部37で検出した車間距離(直接Dobとしてもよいし、中心点間距離Dob’により間接的に検出する場合も含む)を用いて目標点4の設定位置を補正するため、被追従車両(被追従車両5)との車間距離を計測する車間距離計測手段と、計測した車間距離を用いて追従目標点(目標点4)の設定位置を補正する補正手段と、を備えている。
当該所定の車間距離は、縦追従の場合は、被追従車両(被追従車両5)の走行方向における距離であり、横追従の場合は、被追従車両(被追従車両5)の側方方向における距離である。
また、被追従車両認識部36と障害物検出部37は、レーザレーダ2を共用するため、形状検出手段と、車間距離計測手段は、同一のレーザレーダ(レーザレーダ2)を共用している。
(1)被追従車両認識部36によって被追従車両5の誤認識が発生して被追従車両5の位置・相対角の検出が正確に行えず、実際の車間距離よりも大きな値を認識した場合であっても、障害物検出部37によって正しい車間距離を計測することにより、目標点4の位置を補正することができる。
(2)レーザレーダ2によって被追従車両5が認識できなかった場合でも、車間距離を計測することにより、目標点4の位置を設定することができる。
(3)縦追従、及び横追従の何れの場合でも追従車両1と被追従車両5の車間距離を安全に保つことができる。
(4)被追従車両5の認識処理とは別に、これら処理には依存せずに単純に被追従車両5までの距離を計測し、当該計測値を用いて車間距離を補正することにより、単純、安価な構成で誤認識に起因する追従車両1と被追従車両5の接触を回避することができる。
2 レーザレーダ
3 車両中心点
4 目標点
5 被追従車両
6 車両中心点
7 縦追従距離
8 横追従距離
10 モデルパターン
11 相対角
12 縦距離
13 横距離
14 相対距離
15 方位
16 右側方領域
17 前方領域
30 車両制御システム
33 ECU
36 被追従車両認識部
37 障害物検出部
38 追従制御部
39 車間距離判断部
40 車両制御部
Claims (7)
- 認識した被追従車両から所定の車間距離の位置に追従目標点を設定する追従目標点設定手段と、
前記設定した目標点に追従することにより追従走行する追従走行手段と、
前記被追従車両との車間距離を計測する車間距離計測手段と、
前記計測した車間距離を用いて前記追従目標点の設定位置を補正する補正手段と、
を具備したことを特徴とする車両。
- 前記補正手段は、前記所定の車間距離よりも前記計測した車間距離が短い場合に、前記所定の車間距離の位置よりも前記被追従車両から遠ざかる位置に追従目標点を再設定することを特徴とする請求項1に記載の車両。
- 前記補正手段は、前記所定の車間距離と前記計測した車間距離の差分だけ前記被追従車両から遠ざかる位置に追従目標点を再設定することを特徴とする請求項2に記載の車両。
- 前記追従走行手段は、前記被追従車両の後方において当該被追従車両に追従走行し、前記所定の車間距離は、前記被追従車両の走行方向における距離であることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の車両。
- 前記追従走行手段は、前記被追従車両の側方において当該被追従車両に追従走行し、前記所定の車間距離は、前記被追従車両の側方方向における距離であることを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の車両。
- 前記車両認識手段が前記被追従車両の認識に失敗した場合に、前記追従目標点設定手段は、前記車間距離計測手段で計測した車間距離を用いて追従目標点を設定することを特徴とする請求項1から請求項5までのうちの何れか1の請求項に記載の車両。
- 前記形状検出手段と、前記車間距離計測手段は、同一のレーザレーダを共用することを特徴とする請求項1から請求項6までのうちの何れか1の請求項に記載の車両。
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