JP2010208162A - 発泡体層を備える樹脂成形品、および樹脂成形品の成形方法 - Google Patents

発泡体層を備える樹脂成形品、および樹脂成形品の成形方法 Download PDF

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Abstract

【課題】発泡成形後の発泡体の表面の一部に盛り上がった部分が生じることを防止して、質感や触感の向上を図る。
【解決手段】発泡体層を備える樹脂成形品としてのインストルメントパネル10は、開口部110を有する基材100(第1の樹脂部材)と、本体部210および蓋部220を備えるエアバッグドア200(第2の樹脂部材)と、を有している。インストルメントパネルは、本体部の弾性爪部240に、舌部120の先端121が噛み合う複数の溝部251が配列された噛み合い部250を設けている。そして、舌部の先端が複数の溝部のうちの一の溝部に噛み合って基材に対して浮き上がった状態のエアバッグドアを押し込むことによって、舌部の先端を一の溝部に隣り合う他の溝部に噛み合わせて、エアバッグドアの表面201が基材の表面101に対して接近した位置にエアバッグドアを保持する。
【選択図】図4

Description

本発明は、発泡体層を備える樹脂成形品、および樹脂成形品の成形方法に関する。
自動車や家庭などにおいて用いられる内装部品は、見栄え品質や触感を高めるために、表皮層−発泡体層−芯材層の3層構造の樹脂成形品を多用している。例えば、3層構造の樹脂成形品を適用した自動車の内装部品として、インストルメントパネルがある。インストルメントパネルにエアバック装置を取り付けるために、インストルメントパネルの芯材層を、開口部を有するインストルメントパネルの基材と、基材の開口部に取り付けられるエアバッグドアとから構成することが広く行われている(特許文献1を参照)。エアバッグドアは、基材の表面側から開口部に挿入される本体部と、本体部の頂部に開口部を覆う蓋部とを備えている。基材にエアバッグドアを組み付けた後、ウレタン発泡成形を行い、発泡体層を形成する。
特許文献1に記載された技術では、エアバッグドアの傾斜爪部と蓋部とによって、基材の開口部周辺を挟み込んで、エアバッグドアを基材に係止している。エアバッグドアの蓋部の外周縁には、薄肉のシール片を設けている。シール片を開口部を囲むように基材に押し付けることによって、発泡成形時に発泡体が漏れることを防止している。
特開2004−243594
しかしながら、特許文献1に記載された技術にあっては、傾斜爪部と蓋部との間の寸法や、基材の開口部周辺の板厚寸法にバラツキがあると、基材に対してエアバッグドアが浮き上がる虞がある。このような浮き上がりが生じると、発泡成形後の発泡体の表面の一部に盛り上がった部分が生じてしまい、見栄え品質や触感の低下を招いてしまう。
そこで、本発明の目的は、発泡成形後の発泡体の表面の一部に盛り上がった部分が生じることを防止して、質感や触感の向上を図り得る、発泡体層を備える樹脂成形品、およびそのような樹脂成形品の成形方法を提供することにある。
本発明の発泡体層を備える樹脂成形品は、開口部を有する第1の樹脂部材と、前記第1の樹脂部材の表面側から前記開口部に挿入される本体部を備えるとともに前記本体部の頂部に前記開口部を覆う蓋部を備える第2の樹脂部材と、を有している。発泡体層を備える樹脂成形品はまた、前記第1の樹脂部材に設けられ、前記開口部に挿入された前記第2の樹脂部材における前記蓋部の背面側に向けて伸びる舌部と、前記蓋部の背面側に向かい合って前記舌部に設けられる第1のシール部と、前記蓋部の背面側に設けられ前記第1のシール部と当接することによって、前記第1と第2の樹脂部材の表面側と背面側との連通を遮断する第2のシール部と、前記第2の樹脂部材における前記本体部に弾性的に変位自在に設けられ、前記本体部を前記開口部に挿入するのに伴って弾性的に変位し、前記舌部の先端が当接することによって前記第2の樹脂部材を前記第1の樹脂部材に対して係止する弾性爪部と、前記弾性爪部に設けられ、前記舌部の先端が噛み合う複数の溝部が配列された噛み合い部と、前記第1と第2の樹脂部材の表面側に形成され発泡体からなる発泡体層と、を有している。そして、発泡体層を備える樹脂成形品にあっては、前記舌部の先端が前記複数の溝部のうちの一の溝部に噛み合って前記第1の樹脂部材に対して浮き上がった状態の前記第2の樹脂部材を押し込むことによって、前記舌部の先端を前記一の溝部に隣り合う他の溝部に噛み合わせて、前記第2の樹脂部材の表面が前記第1の樹脂部材の表面に対して接近した位置に前記第2の樹脂部材を保持している。
本発明の樹脂成形品の成形方法は、開口部を有する第1の樹脂部材と、前記第1の樹脂部材の表面側から前記開口部に挿入される本体部を備えるとともに前記本体部の頂部に前記開口部を覆う蓋部を備える第2の樹脂部材と、の表面側に発泡体を成形する発泡工程の前に、前記第2の樹脂部材の表面が前記第1の樹脂部材の表面に対して接近した位置に前記第2の樹脂部材を保持する樹脂部材セット工程を有している。樹脂部材セット工程においては、前記第1の樹脂部材に設けられ、前記開口部に挿入された前記第2の樹脂部材における前記蓋部の背面側に向けて伸びる舌部と、前記第2の樹脂部材における前記本体部に弾性的に変位自在に設けられ、前記本体部を前記開口部に挿入するのに伴って弾性的に変位し、前記舌部の先端が当接することによって前記第2の樹脂部材を前記第1の樹脂部材に対して係止して、前記舌部の先端が噛み合う複数の溝部が配列された噛み合い部を有する弾性爪部とにおいて、前記舌部の先端が前記複数の溝部のうちの一の溝部に噛み合って前記第1の樹脂部材に対して浮き上がった状態の前記第2の樹脂部材を押し込む。これによって、前記舌部の先端を前記一の溝部に隣り合う他の溝部に噛み合わせて、前記第2の樹脂部材の表面が前記第1の樹脂部材の表面に対して接近した位置に前記第2の樹脂部材を保持する。
本発明の発泡体層を備える樹脂成形品によれば、舌部の先端が複数の溝部のうちの一の溝部に噛み合って第1の樹脂部材に対して浮き上がった状態の第2の樹脂部材を押し込むことによって、舌部の先端を一の溝部に隣り合う他の溝部に噛み合わせて、第2の樹脂部材の表面が第1の樹脂部材の表面に対して接近した位置に第2の樹脂部材を保持しているので、第1の樹脂部材に対する第2の樹脂部材の浮き上がりを阻止することができ、発泡成形後の発泡体の表面の一部に盛り上がった部分が生じることを防止して、見栄え品質や触感の向上を図ることが可能となる。
本発明の樹脂成形品の成形方法によれば、第1の樹脂部材と第2の樹脂部材との表面側に発泡体を成形する発泡工程の前に、樹脂部材セット工程を実施し、舌部の先端が複数の溝部のうちの一の溝部に噛み合って第1の樹脂部材に対して浮き上がった状態の第2の樹脂部材を押し込むことによって、舌部の先端を一の溝部に隣り合う他の溝部に噛み合わせて、第2の樹脂部材の表面が第1の樹脂部材の表面に対して接近した位置に第2の樹脂部材を保持しているので、第1の樹脂部材に対する第2の樹脂部材の浮き上がりを阻止することができる。これによって、発泡工程後に発泡体の表面の一部に盛り上がった部分が生じることを防止して、見栄え品質や触感の向上を図ることが可能となる。
発泡体層を備える樹脂成形品の実施形態に係るインストルメントパネルを示す斜視図である。 インストルメントパネルにおける芯材層を構成する第1の樹脂部材としての基材の要部および第2の樹脂部材としてのエアバッグドアを示す斜視図である。 図3(A)は、エアバッグドアを示す断面図、図3(B)は、エアバッグドアの本体部に設けられる弾性爪部を示す斜視図である。 図1の4−4線に沿う断面図である。 図4に破線によって囲まれた符号5が付された部分を示す部分拡大図である。 図4に破線によって囲まれた符号6が付された部分を示す部分拡大図である。 図7(A)(B)は、実施形態の作用の説明に供する模式図、図7(C)は、噛み合い部を設けていない対比例の説明に供する模式図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる。
図1〜図4を参照して、発泡体層300を備える樹脂成形品を適用したインストルメントパネル10は、表皮層400−発泡体層300−芯材層500の3層構造の樹脂成形品であり、概説すれば、開口部110を有する基材100(第1の樹脂部材100に相当する)と、基材100の表面側から開口部110に挿入される本体部210を備えるとともに本体部210の頂部に開口部110を覆う蓋部220を備えるエアバッグドア200(第2の樹脂部材200に相当する)と、基材100およびエアバッグドア200の表面側に形成され発泡体310からなる発泡体層300と、発泡体層300の表面側に配置される表皮410と、を有している。インストルメントパネル10はまた、基材100に設けられ開口部110に挿入されたエアバッグドア200における蓋部220の背面側に向けて伸びる舌部120と、蓋部220の背面側に向かい合って舌部120に設けられる第1のシール部130と、蓋部220の背面側に設けられ第1のシール部130と当接することによって基材100およびエアバッグドア200の表面101、201側と背面102、202側との連通を遮断する第2のシール部230と、を有している。インストルメントパネル10はさらに、エアバッグドア200における本体部210に弾性的に変位自在に設けられ、本体部210を開口部110に挿入するのに伴って弾性的に変位し、舌部120の先端121(以下、「舌部先端121」とも言う)が当接することによってエアバッグドア200を基材100に対して係止する弾性爪部240と、弾性爪部240に設けられ、舌部先端121が噛み合う複数の溝部251が配列された噛み合い部250と、を有している。そして、インストルメントパネル10にあっては、舌部先端121が複数の溝部251のうちの一の溝部251aに噛み合って基材100に対して浮き上がった状態のエアバッグドア200を押し込むことによって、舌部先端121を一の溝部251aに隣り合う他の溝部251bに噛み合わせて、エアバッグドア200の表面201(以下、「エアバッグドア表面201」とも言う)が基材100の表面101(以下、「基材表面101」とも言う)に対して接近した位置にエアバッグドア200を保持している(図7(A)(B)をも参照)。
また、樹脂成形品であるインストルメントパネル10の成形手順は、概説すれば、開口部110を有する基材100と、基材100の表面側から開口部110に挿入される本体部210を備えるとともに本体部210の頂部に開口部110を覆う蓋部220を備えるエアバッグドア200と、の表面側に発泡体310を成形する発泡工程の前に、エアバッグドア表面201が基材表面101に対して接近した位置にエアバッグドア200を保持する樹脂部材セット工程を有している。樹脂部材セット工程においては、基材100に設けられ、開口部110に挿入されたエアバッグドア200における蓋部220の背面側に向けて伸びる舌部120と、エアバッグドア200における本体部210に弾性的に変位自在に設けられ、本体部210を開口部110に挿入するのに伴って弾性的に変位し、舌部先端121が当接することによってエアバッグドア200を基材100に対して係止して、舌部先端121が噛み合う複数の溝部251が配列された噛み合い部250を有する弾性爪部240とにおいて、舌部先端121が複数の溝部251のうちの一の溝部251aに噛み合って基材100に対して浮き上がった状態のエアバッグドア200を押し込む。これによって、舌部先端121を一の溝部251aに隣り合う他の溝部251bに噛み合わせて、エアバッグドア表面201が基材表面101に対して接近した位置にエアバッグドア200を保持している。以下、詳述する。
インストルメントパネル10にエアバック装置を取り付けるために、インストルメントパネル10の芯材510を、基材100と、エアバッグドア200とから構成している(図1および図2を参照)。エアバッグドア200の本体部210に、インフレータやバッグなどを収納したエアバッグケース600を取り付けている(図3(A)を参照)。図3(A)における符号211は、エアバッグケース600を係止するための係止孔を示している。基材100とエアバッグドア200とを別体としたのは、エアバッグの作動に適した材料をエアバッグドア200に用いるためである。また、エアバッグドア200を基材100に対して嵌め込み式としたのは、ボルトなどによって締結する形態に比べて、締結作業などを廃止してインストルメントパネル10を安価に製造するためである。
表皮410、芯材510(基材100とエアバッグドア200)、および発泡体310のそれぞれには、公知の材質を適宜選択することができる。例えば、表皮410の材質としては、塩化ビニール樹脂(PVC)、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)などを用いることができる。表皮410は、真空成形などにより定められた形状に成形されている。基材100の材質としては、ポリプロピレン樹脂(PP)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)などを用いることができる。エアバッグドア200の材質としては、基材100の材質である例えばPPよりも柔らかく、エアバッグが作動したときに飛散もし難いTPOなどを用いることができる。発泡体310は、例えば、発泡ウレタンを用いることができる。
舌部120は、基材100の一部を屈曲させて形成し、蓋部220の背面側に向けて伸びるフランジ形状を有している。舌部120は、開口部110側の端部が二股形状に分かれている。二股形状に分かれた一方の先端部122は、弾性爪部240に向かい、他方の膨出部123は、蓋部220の背面に向けて膨出している。
蓋部220の外周縁221は、舌部120に向かい合う傾斜面に形成している。蓋部220の外周縁221と舌部120との間には、隙間Sを設けている。この隙間Sには、発泡成形時に発泡体310が流入する。
図5を参照して、対をなす第1と第2のシール部130、230は、断面凹形状の円弧面130a、230aと断面凸形状の円弧面130b、230bとの組み合わせによって構成され、断面凹形状の円弧面130a、230aの曲率半径が断面凸形状の円弧面130b、230bの曲率半径よりも大きく形成してある。さらに、図示例にあっては、対をなす第1と第2のシール部130、230を、複数組有している。説明の便宜上、図5において右側に示される対をなす第1と第2のシール部130、230を一次シール部710と称し、左側に示される対をなす第1と第2のシール部130、230を二次シール部720と称する。
一次シール部710に関して、第1のシール部130は、膨出部123の基部に配置してあり、断面凹形状の円弧面130aを有している。第2のシール部230は、蓋部220の背面に第1のシール部130に向かい合うように配置してあり、断面凸形状の円弧面230bを有している。
二次シール部720に関して、第1のシール部130は、膨出部123の頂部に配置してあり、断面凸形状の円弧面130bを有している。第2のシール部230は、蓋部220の背面に第1のシール部130に向かい合うように配置してあり、断面凹形状の円弧面230aを有している。
一次シール部710および二次シール部720は、ともに、第1のシール部130と第2のシール部230とが当接することによって、基材100およびエアバッグドア200の表面101、201側と背面102、202側との連通を遮断する。一次シール部710は、隙間Sに連続する位置に配置されていることから、発泡体310のシール性能に大きく寄与する。二次シール部720は、弾性爪部240の弾発力が付勢される舌部先端121に近い部位において、発泡体310の漏れを防止している。二次シール部720は、一次シール部710から発泡体310が漏れた場合における予備シールとしての機能を発揮する。
ここに、断面凹形状の円弧面130a、230a(一次シール部710の第1のシール部130、二次シール部720の第2のシール部230)の曲率半径が断面凸形状の円弧面130b、230b(一次シール部710の第2のシール部230、二次シール部720の第1のシール部130)の曲率半径よりも大きく形成してあるので、シール部同士130、230は断面で見て点接触となる。断面凹形状の円弧面130a、230aの曲率半径、および断面凸形状の円弧面130b、230bの曲率半径の大きさは、特に限定されるものではなく、シール部同士130、230を断面で見て点接触とさせる範囲で適宜の寸法を採用できる。
図示例にあっては、蓋部220における2つの第2のシール部230のうち外周縁221側を断面凸形状としてあるので、蓋部220の外周縁221部分の剛性を上げて変形を防止することができる、という利点がある。
図2〜図4を再び参照して、弾性爪部240は、本体部210に複数個設けている。それぞれの弾性爪部240は、基端部241以外の外周にスリット212が形成された片持ち支持構造を有している。弾性爪部240は、基端部241を概略中心に、本体部210の内側および外側に向けて、弾性的に変位自在となっている(図3(A)の矢印242参照)。弾性爪部240は、本体部210を開口部110に挿入するときに舌部120をガイドするガイド面243と、舌部先端121が当接する当接面244と、ガイド面243と当接面244とを連続する滑らかな円弧面に形成された接続面245と、を有している。本体部210を開口部110に挿入するのに伴って、舌部120がガイド面243を押す。弾性爪部240は、本体部210の内側に向かって変位して、弾発力を蓄える。本体部210をさらに挿入すると、舌部120がガイド面243から接続面245を乗り越える。弾性爪部240は、蓄えた弾発力の一部を解放しつつ本体部210の外側に向かって変位して、舌部先端121を当接面244に当接させる。弾性爪部240は、舌部先端121が当接面244に当接することによって、エアバッグドア200を基材100に対して係止する。
図6をも参照して、噛み合い部250における複数(図示例では4個)の溝部251は、当接面244の上に、弾性爪部240が弾性的に変位する方向(図中矢印242)に並べて形成している。それぞれの溝部251は、弾性爪部240が弾性的に変位する方向に対して直交する方向(図6の紙面に対して直交する方向)に伸びている。複数の溝部251によって、噛み合い部250は階段形状を有している。舌部先端121がいずれかの溝部251と噛み合うことによって、弾性爪部240は、本体部210を挿入するときに蓄えた弾発力の一部を保持したまま、エアバッグドア200を基材100に対して係止する。このときの弾発力は、蓋部220を舌部120に押し付けるように作用する。それぞれの溝部251の高さ寸法は適宜の寸法を設定できるが、基材100やエアバッグドア200の成形誤差を吸収できればよいので、例えば、0.5mm程度の高さとすることができる。この場合には、4段で2mm程度の成形誤差を吸収できる。
次に、図7をも参照しつつ、本実施形態の作用を説明する。なお、図7においては、理解の容易のために、弾性爪部240は、右水平方向に弾性的に変位するように図示してある。
基材100の開口部110に、表面101側から、エアバッグドア200の本体部210を挿入する。エアバッグドア200の蓋部220は、開口部110を覆い、外周縁221が隙間Sを隔てて基材100の舌部120に向かい合う。本体部210を開口部110に挿入するのに伴って、舌部120がガイド面243を押す。弾性爪部240は、本体部210の内側に向かって変位して、弾発力を蓄える。本体部210をさらに挿入すると、舌部120がガイド面243から接続面245を乗り越える。弾性爪部240は、蓄えた弾発力の一部を解放しつつ本体部210の外側に向かって変位する。これにより、弾性爪部240は、舌部先端121に当接面244を当接させ、エアバッグドア200を基材100に対して係止する(樹脂部材セット工程)。基材100およびエアバッグドア200は、3層構造のインストルメントパネル10の芯材510となる。そして、成形型に、表皮410と、芯材510(基材100およびエアバッグドア200)とをセットし、両者の間の空間に発泡体310を充填する(発泡工程)。これよって、発泡体層300を備える樹脂成形品であるインストルメントパネル10を得る。
図7(A)を参照して、基材100およびエアバッグドア200によって芯材510を構成する際、舌部先端121が複数の溝部251のうちの一の溝部251aに噛み合ってはいるものの、エアバッグドア200が基材100に対して浮き上がった状態となっているとする。
図7(B)を参照して、発泡工程の前に実施する樹脂部材セット工程において、基材100に対して浮き上がった状態のエアバッグドア200を押し込む。エアバッグドア200の全体が図中下側に向けて移動することによって、舌部先端121は、相対的に、一の溝部251a内を図中上側に向けて移動する。弾性爪部240は、蓄えた弾発力によって、図中右水平方向に向かう力が付勢されている。舌部先端121が一の溝部251aにおけるエッジを越えると、弾性爪部240が図中右水平方向に移動し、一の溝部251aの上方に隣り合う他の溝部251bに舌部先端121が噛み合う。このように、浮き上がった状態のエアバッグドア200を押し込むことによって、舌部先端121を一の溝部251aに隣り合う他の溝部251bに噛み合わせて、エアバッグドア200を、エアバッグドア表面201が基材表面101に対して接近した位置に保持する。
基材100に対するエアバッグドア200の浮き上がり寸法が大きい場合には、エアバッグドア200の押し込みによって、舌部先端121がさらに上方に位置する溝部251cに噛み合い、エアバッグドア200を、エアバッグドア表面201が基材表面101に対してさらに接近した位置に保持する。
蓋部220の外周部分における表面101が、隙間Sを隔てて、基材表面101に滑らかに連なるようになるまで、蓋部220の外周部分を押し込む。
図7(C)を参照して、弾性爪部800に噛み合い部を設けていない対比例にあっては、基材801やエアバッグドア802の成形誤差などによって、舌部803の先端804を弾性爪部800に当接させていても、弾性爪部800の弾発力に抗して舌部803の先端804を係止させることができない虞がある。この場合には、舌部803の先端804が弾性爪部800の当接面805上を滑り、弾性爪部800の弾発力がすべて解放されてしまい、エアバッグドア802を基材801に対して押し付ける力がなくなる。このため、基材801に対してエアバッグドア802が浮き上がる。このエアバッグドア802の浮き上がりによって、発泡成形後の発泡体の表面つまり表皮の一部に盛り上がった部分が生じてしまい、見栄え品質や触感の低下を招いてしまう結果となる。また、エアバッグドア802の浮き上がりによって、発泡成形時に発泡体を十分にシールすることも難しくなる。
基材801に対するエアバッグドア802の浮き上がりを抑えるためには、エアバッグドア802や基材801を成形するための樹脂成形型における成形面の寸法精度を高めなければならず、成形面を仕上げ加工するチューニング作業が増加し、基材801およびエアバッグドア802のそれぞれの製造が煩雑なものとなる。
これに対して、本実施形態にあっては、弾性爪部240に噛み合い部250を設けているので、基材100やエアバッグドア200の成形誤差などが存在していても、舌部先端121を複数の溝部251のいずれかに噛み合わせることができる。舌部先端121が弾性爪部240に当接し、弾性爪部240の弾発力に抗して舌部先端121を係止することができ、エアバッグドア200を基材100に対して確実に係止することができる。弾性爪部240が変位前の元の位置にまで戻ることを規制しており、弾性爪部240の弾発力がすべて解放されないので、エアバッグドア200を基材100に対して押し付ける力が常時生じている。このため、基材100に対してエアバッグドア200が浮き上がる事態は生じない。基材100に対するエアバッグドア200の浮き上がりを阻止することができるので、発泡成形後の発泡体310の表面つまり表皮410の一部に盛り上がった部分が生じることを防止して、見栄え品質や触感の向上を図ることが可能となる。
しかも、基材100に対して浮き上がった状態のエアバッグドア200を押し込むことによって、エアバッグドア200を、エアバッグドア表面201が基材表面101に対して接近した位置に保持することができるので、蓋部220と基材100との間の隙間Sの寸法を設計上の寸法範囲内に収めることができ、発泡成形時に発泡体310を十分にシールすることも可能となる。
上記のように、弾性爪部240に設けた噛み合い部250は、舌部先端121を溝部251のいずれかに噛み合わせることによって、エアバッグドア表面201が基材表面101に対して浮き上がることを阻止する一方、基材100に対して浮き上がっているエアバッグドア200を押し込み、舌部先端121を隣り合う他の溝部251bに噛み合わせることによって、エアバッグドア表面201が基材表面101に対して接近した位置にエアバッグドア200を維持する。
第1のシール部130と第2のシール部230とが当接することによって、基材100およびエアバッグドア200の表面101、201側と背面102、202側との連通を遮断する。これによって、発泡成形時の発泡体310を十分にシールし、発泡体310が背面側に漏れることを防止する。
第1と第2のシール部130、230に関して、断面凹形状の円弧面130a、230a(一次シール部710の第1のシール部130、二次シール部720の第2のシール部230)の曲率半径が断面凸形状の円弧面130b、230b(一次シール部710の第2のシール部230、二次シール部720の第1のシール部130)の曲率半径よりも大きく形成してあるので、シール部同士130、230は断面で見て点接触となる。したがって、基材100とエアバッグドア200との間に相対的な位置ズレが生じた場合でも、曲率半径の大きさの違いによって位置ズレを吸収して、シール部同士130、230を断面で見て点接触させることができ、発泡体310を確実にシールすることができる。
また、対をなす第1と第2のシール部130、230を、一次シール部710と二次シール部720との2組設けているので、二次シール部720が、一次シール部710から発泡体310が漏れた場合における予備シールとしての機能を発揮し、発泡体310が背面側に漏れることを一層防止する。
以上説明したように、本実施形態のインストルメントパネル10は、弾性爪部240に噛み合い部250を設け、舌部先端121が複数の溝部251のうちの一の溝部251aに噛み合って基材100に対して浮き上がった状態のエアバッグドア200を押し込むことによって、舌部先端121を一の溝部251aに隣り合う他の溝部251bに噛み合わせて、エアバッグドア表面201が基材表面101に対して接近した位置にエアバッグドア200を保持しているので、基材100に対するエアバッグドア200の浮き上がりを阻止することができ、発泡成形後の発泡体310の表面つまり表皮410の一部に盛り上がった部分が生じることを防止して、見栄え品質や触感の向上を図ることが可能となる。
インストルメントパネル10の成形に際して、発泡工程の前に、樹脂部材セット工程を実施し、舌部先端121が複数の溝部251のうちの一の溝部251aに噛み合って基材100に対して浮き上がった状態のエアバッグドア200を押し込むことによって、舌部先端121を一の溝部251aに隣り合う他の溝部251bに噛み合わせて、エアバッグドア表面201が基材表面101に対して接近した位置にエアバッグドア200を保持しているので、基材100に対するエアバッグドア200の浮き上がりを阻止することができる。これによって、発泡工程後に発泡体310の表面つまり表皮410の一部に盛り上がった部分が生じることを防止して、見栄え品質や触感の向上を図ることが可能となる。
しかも、エアバッグドア200を、エアバッグドア表面201が基材表面101に対して接近した位置に保持することができるので、蓋部220と基材100との間の隙間Sの寸法を設計上の寸法範囲内に収めることができ、発泡成形時に発泡体310を十分にシールすることも可能となる。
対をなす第1と第2のシール部130、230は、断面凹形状の円弧面130a、230aと断面凸形状の円弧面130b、230bとの組み合わせによって構成され、断面凹形状の円弧面130a、230aの曲率半径が断面凸形状の円弧面130b、230bの曲率半径よりも大きいので、基材100とエアバッグドア200との間に相対的な位置ズレが生じた場合でも、曲率半径の大きさの違いによって位置ズレを吸収して、シール部同士を断面で見て点接触させて、発泡体310を確実にシールすることができる。
対をなす第1と第2のシール部130、230を、複数組有しているので、発泡成形時に発泡体310を一層十分にシールすることができる。
基材100およびエアバッグドア200を備え、発泡体層300を備える樹脂成形品としてのインストルメントパネル10を得ることができる。
実施形態では、蓋部220における2つの第2のシール部230のうち外周縁221側を断面凸形状としてあるので、蓋部220の外周縁221部分の剛性を上げて変形を防止することができる。
なお、本発明は、上述したインストルメントパネル10に適用する場合に限定されるものではなく、第1の樹脂部材と、第1の樹脂部材の開口部に挿入される第2の樹脂部材とを備える、発泡体層を備える樹脂成形品に広く適用できることは言うまでもない。また、対をなす第1と第2のシール部130、230を複数組有する形態を示したが、1組だけでもよいことも言うまでもない。
10 インストルメントパネル(発泡体層を備える樹脂成形品)、
100 基材(第1の樹脂部材)、
101 表面、
102 背面、
110 開口部、
120 舌部、
121 先端、
122 先端部、
123 膨出部、
130 第1のシール部、
130a 断面凹形状の円弧面、
130b 断面凸形状の円弧面、
200 エアバッグドア(第2の樹脂部材)、
201 表面、
202 背面、
210 本体部、
212 スリット、
220 蓋部、
221 外周縁、
230 第2のシール部、
230a 断面凹形状の円弧面、
230b 断面凸形状の円弧面、
240 弾性爪部、
241 基端部、
243 ガイド面、
244 当接面、
245 接続面、
250 噛み合い部、
251 溝部、
251a 一の溝部、
251b 他の溝部、
300 発泡体層、
310 発泡体、
400 表皮層、
410 表皮、
500 芯材層、
510 芯材、
600 エアバッグケース、
710 一次シール部、
720 二次シール部。

Claims (5)

  1. 開口部を有する第1の樹脂部材と、
    前記第1の樹脂部材の表面側から前記開口部に挿入される本体部を備えるとともに前記本体部の頂部に前記開口部を覆う蓋部を備える第2の樹脂部材と、
    前記第1の樹脂部材に設けられ、前記開口部に挿入された前記第2の樹脂部材における前記蓋部の背面側に向けて伸びる舌部と、
    前記蓋部の背面側に向かい合って前記舌部に設けられる第1のシール部と、
    前記蓋部の背面側に設けられ前記第1のシール部と当接することによって、前記第1と第2の樹脂部材の表面側と背面側との連通を遮断する第2のシール部と、
    前記第2の樹脂部材における前記本体部に弾性的に変位自在に設けられ、前記本体部を前記開口部に挿入するのに伴って弾性的に変位し、前記舌部の先端が当接することによって前記第2の樹脂部材を前記第1の樹脂部材に対して係止する弾性爪部と、
    前記弾性爪部に設けられ、前記舌部の先端が噛み合う複数の溝部が配列された噛み合い部と、
    前記第1と第2の樹脂部材の表面側に形成され発泡体からなる発泡体層と、を有し、
    前記舌部の先端が前記複数の溝部のうちの一の溝部に噛み合って前記第1の樹脂部材に対して浮き上がった状態の前記第2の樹脂部材を押し込むことによって、前記舌部の先端を前記一の溝部に隣り合う他の溝部に噛み合わせて、前記第2の樹脂部材の表面が前記第1の樹脂部材の表面に対して接近した位置に前記第2の樹脂部材を保持してなる、発泡体層を備える樹脂成形品。
  2. 対をなす前記第1と第2のシール部は、断面凹形状の円弧面と断面凸形状の円弧面との組み合わせによって構成され、断面凹形状の円弧面の曲率半径が断面凸形状の円弧面の曲率半径よりも大きい、請求項1に記載の発泡体層を備える樹脂成形品。
  3. 対をなす前記第1と第2のシール部を、複数組有している請求項1または請求項2に記載の発泡体層を備える樹脂成形品。
  4. 前記第1の樹脂部材がインストルメントパネルの基材であり、前記第2の樹脂部材がエアバッグドアである、請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の発泡体層を備える樹脂成形品。
  5. 開口部を有する第1の樹脂部材と、前記第1の樹脂部材の表面側から前記開口部に挿入される本体部を備えるとともに前記本体部の頂部に前記開口部を覆う蓋部を備える第2の樹脂部材と、の表面側に発泡体を成形する発泡工程の前に、
    前記第1の樹脂部材に設けられ、前記開口部に挿入された前記第2の樹脂部材における前記蓋部の背面側に向けて伸びる舌部と、
    前記第2の樹脂部材における前記本体部に弾性的に変位自在に設けられ、前記本体部を前記開口部に挿入するのに伴って弾性的に変位し、前記舌部の先端が当接することによって前記第2の樹脂部材を前記第1の樹脂部材に対して係止して、前記舌部の先端が噛み合う複数の溝部が配列された噛み合い部を有する弾性爪部とにおいて、
    前記舌部の先端が前記複数の溝部のうちの一の溝部に噛み合って前記第1の樹脂部材に対して浮き上がった状態の前記第2の樹脂部材を押し込むことによって、前記舌部の先端を前記一の溝部に隣り合う他の溝部に噛み合わせて、前記第2の樹脂部材の表面が前記第1の樹脂部材の表面に対して接近した位置に前記第2の樹脂部材を保持する樹脂部材セット工程を有する樹脂成形品の成形方法。
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