JP2010208128A - ラベル印字方法およびラベル - Google Patents

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Abstract

【課題】バーコードの判読性を低下させることなく、かつ、商品の安全性に関する情報を分かり易く印字する。
【解決手段】計量機と連動したオンデマンド商品情報と、該商品の安全性に関連するオンデマンド商品安全性情報とを印字するラベル印字方法において、インクジェット方式により印字し、かつオンデマンド商品安全性情報は、フルカラーで印字し、オンデマンド商品情報に含まれるバーコード情報は、ANSI X3.182で規定されるシンボルグレードがグレードC以上で印字する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ラベル印字方法およびラベルに関する。さらに詳述すると、スーパーマーケット等の小売店で利用される価格、内容量、バーコード等の商品情報を表示したラベル(以下、POS(Point of Sale)ラベル、値付ラベル、商品ラベルともいう)の印字方法およびラベルに関する。
スーパーマーケットやデパート等において商品を購入する場合、消費者は、その商品自体や商品のパッケージや包装紙等に記載されている内容を確認したり、事前にテレビや雑誌等の情報を確認した上で、その商品を購入している。しかしながら、商品のパッケージ等に記載された内容では、詳細な情報を取得することができず、また、テレビや雑誌からの情報は、事前に取得したものであるため、その内容を忘れてしまう場合や、実際に欲しい商品とは異なる類似した商品を購入してしまうことが良くある。
また、近年では、商品、特に、飲食品の品質や安全性等を確認できるようにするため、商品の生産者、産地、原材料、生産方法等の様々な情報を表示することが、消費者から強く要望されるようになっている。
特に、肉、魚、野菜などの生鮮食品は、短時間の内に生産者から消費者にまで商品が流通する必要があり、また、同一の食品であっても生産地や生産者が異なるものがほとんどである。例えば、牛肉などは、狂牛病問題もあり、個体ごとの識別番号が存在し、トレーサビリティもある程度確保されているが、それでも従来、店頭で牛肉を購入しようとする消費者がその生産地などの情報を確認可能とするためには、きわめて大掛かりなシステムが要求されていた。
また、生鮮食品のうちでも野菜は、たとえ同一地域で収穫されたとしても、生産者による施肥、農薬使用状況等により大きく品質が異なり、例えば、不適切な施肥による硝酸態窒素の過剰蓄積は健康に影響を与える可能性があるとの指摘もある。このため、野菜の購入を決定するにも、単に外観によることはできず、生産情報を適切に消費者に伝達することが要求されている。
このような消費者のニーズに対して、食品の情報を提供する技術が従来より提案されている。例えば、特許文献1および特許文献2には、食品に貼付するラベルにQRコード(登録商標)を印刷しておき、消費者が携帯電話等からQRコード読み取ってデータサーバにアクセスして該食品に関連する情報を閲覧する技術が提案されている。また、特許文献3および特許文献4には、食品に貼付されているラベルのバーコードを利用してデータサーバから該食品に関連する情報を閲覧する技術が提案されている。
しかしながら、これらの技術においては、消費者は、データサーバ等にアクセスしないと購入しようとしている食品の情報を得ることができないため、情報入手に時間と手間が掛かり、情報の速報性の点で大きな問題があった。
また、牛肉の安全性に対する信頼確保やBSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)のまん延防止などを目的とした「牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別処置法(いわゆる、牛トレーサビリティ法)」の公布を受け、近年、個体識別番号によって一元的に牛を管理し、牛肉商品に係る生産履歴などを消費者に提供する牛トレーサビリティシステムが確立されつつある。
このような牛トレーサビリティシステムでは、牛肉商品を購入する消費者に対して、その牛肉商品の加工元となった牛の個体を識別する個体識別番号が照会指標として提供される。消費者は、パーソナルコンピュータ等を用いて所定のウェブサイトにアクセスし、個体識別番号を入力するなどにより、その牛肉商品の材料個体に係る生産履歴などを取得することが可能となる。
また、小売店舗において個体識別番号を消費者に提供する技術としては、精算処理時において領収書等として発行されるレシートに個体識別番号を記載する手法が提案されている。例えば、特許文献5には、個々の商品ごと(精肉パックごと)に固有の識別コード(パックID)を付与する一方で、パックIDと個体識別番号とを関連付けて記憶しておき、顧客が購入する商品に付されたパックIDから当該商品に係る個体識別番号を特定してレシートに印字する技術が開示されている。
しかしながら、この技術においても、消費者はウェブサイトにアクセスして個体識別番号とデータを照合することにより初めて詳細情報を得ることが可能であり、店頭の売り場で消費者が購入するタイミングでの情報確認が困難であるという問題があった。
一方、野菜、果物等の食品に関しては、使用された農薬に関する情報も消費者が購入する際の重要な情報としてクローズアップされてきている。このような農薬に関するトレーサビリティの手段として、例えば、特許文献6には、農産物の残量農薬量を検査した情報をデータベース化し、インターネットを介して消費者が確認する技術が開示されている。
しかしながら、この技術においても、消費者は購入時にインターネット情報を閲覧できる状態には無いため、購入後に残留農薬に関する情報を確認するしかなく、購入時の判断情報として利用できない点にデメリットがある。
このように、消費者が肉、魚、野菜、果物等の生鮮食品を購入する際に重要な判断情報である食品の安全に関する情報が、商品の購入のタイミングで適切に伝達できていないという問題があった。
これに対し、商品ラベルを利用して、食品の安全性に関する情報を伝達する技術として、特許文献7には、レーザを利用して製品名、製造者名、製造年月日、ロット番号に関する表示を印字する技術が開示されている。しかしながら、特許文献7に記載の技術においては、表示される各データはモノクロ印字であり消費者の意識を引き付けるには不十分なものであるという問題があった。
このように、商品、特に、生鮮食品の安全性に関する情報を消費者が商品を購入するタイミングで適切に提供することが切望されており、その際、その情報が消費者にとって判り易く、気が付きやすい形で提供されることが望まれている。
また、食品の安全性に関する情報を他の情報と容易に判別可能とし、これらの情報を消費者の目を引く形で提供するためにカラー印字を行うことが考えられる。しかしながら、ラベルにバーコード情報を特定グレード以上で印字しながら、同時にフルカラー印字も行うことは、従来行われてきた印字方法によっては、技術的に困難であり、ラベルの印字方法について検討の余地が残されていた。
そこで本発明は、バーコードの判読性を低下させることなく、かつ、商品の安全性に関する情報を分かり易く目立つように印字することにより、消費者に食品の安全情報を適切に伝えることができるラベル印字方法およびラベルを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記したような従来の課題を解決すべく鋭意研究した結果、インクジェット方式でラベルを印字すれば、バーコード情報を特定グレード以上とすることができ、かつラベルのフルカラー化が容易であることから、レジでの作業効率を落とすことなく、商品の安全性についての情報を消費者の目につく形で提供できることを見出した。
すなわち、請求項1に記載のラベル印字方法は、計量機と連動したオンデマンド商品情報と、該商品の安全性に関連するオンデマンド商品安全性情報とを印字するラベル印字方法において、インクジェット方式により印字し、かつオンデマンド商品安全性情報は、フルカラーで印字し、オンデマンド商品情報に含まれるバーコード情報は、ANSI X3.182で規定されるシンボルグレードがグレードC以上で印字するようにしている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のラベル印字方法において、オンデマンド商品安全性情報は、商品の該商品の生産地、生産者、ロット番号に関する表示、製造年月日、賞味期限、肥培管理表示、遺伝子組み替え表示、添加物表示、アレルギーに関する表示、栄養表示、成分表示、保管条件から選ばれる一種または二種以上であるようにしている。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2のいずれかに記載のラベル印字方法において、商品は、食品であるようにしている。
また、請求項4に記載のラベルは、計量機と連動したオンデマンド商品情報と、該商品の安全性に関連するオンデマンド商品安全性情報とが印字されたラベルにおいて、オンデマンド商品安全性情報は、フルカラーで印字され、オンデマンド商品情報に含まれるバーコード情報は、ANSI X3.182で規定されるシンボルグレードがグレードC以上で印字されたものである。
また、請求項5に記載のラベルは、計量機と連動したオンデマンド商品情報と、該商品の安全性に関連するオンデマンド商品安全性情報とが印字されたラベルにおいて、該ラベルは、インクジェット方式により印字され、かつ、オンデマンド商品安全性情報は、フルカラーで印字され、オンデマンド商品情報に含まれるバーコード情報は、ANSI X3.182で規定されるシンボルグレードがグレードC以上で印字されたものである。
本発明によれば、消費者は、商品購入時において、即座に該商品の安全性に関する情報を入手することができ、商品の安全性を判断した上で、安全性の高い商品を購入することが可能となる。一方、スーパーマーケット等の小売店は、消費者に商品の安全性に関する情報を判り易く、的確に伝えることで消費者の信頼が得ることができる。さらに、ラベルに印字されるバーコード情報が、ANSI X3.182で規定されるシンボルグレードがグレードC以上を満たすものであるので、バーコードの判読性を維持し、POSシステム等の運用に支障をきたすことがない。
本発明に係るラベルの一例を示す図である。 本発明に係るラベルの他の例を示す図である。 本発明に係るラベルの他の例を示す図である。 (a)本発明に係るラベルの他の例、(b)バーコードのグレードが低いラベルの一例を示す図である。 従来のラベルの一例を示す図である。
以下、本発明に係る構成を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。本発明に係るラベル印字方法は、計量機と連動したオンデマンド商品情報と、該商品の安全性に関連するオンデマンド商品安全性情報とを印字するラベル印字方法において、インクジェット方式により印字し、かつオンデマンド商品安全性情報は、フルカラーで印字し、オンデマンド商品情報に含まれるバーコード情報は、ANSI X3.182で規定されるシンボルグレードがグレードC以上で印字するようにしたものである。
ここで、「オンデマンド商品情報」とは、商品(特に、肉類、魚類、野菜類、惣菜類等の食品)がパッケージされ、商品毎のパッケージの内容量や種類が異なっており、それらの内容量は計量機によって計量されてデータ化され、そのデータとリンクした内容の情報をいう。すなわち、商品毎に固有な情報であり、具体的な内容としては商品名、内容量、単価、価格等の情報が挙げられる。これらの情報は、商品をパッケージする度にその情報をラベルに印字出力することが必要となることからオンデマンド印字が必要な商品情報である。また、バーコード、2次元コード(QRコード、SPコード、ベリコード等)等の情報もオンデマンド商品情報に含まれる。以下、「商品」とは、特に、肉類、魚類、野菜類、惣菜類等の食品を指すが、これに限られるものではなく、例えば、上述の形態で販売に供される医薬品、医薬部外品、日用品等であってもよい。
また、「オンデマンド商品安全性情報」とは、商品の安全性に関連する情報であって、例えば、ラベルが付される商品の、生産地(製造地)、生産者(製造者)、ロット番号に関する表示、製造年月日、賞味期限、肥培管理表示(残留農薬量、農薬使用回数等)、遺伝子組み替え表示、添加物表示、アレルギーに関する表示、栄養表示、成分表示、保管条件、等の商品の生産から加工の履歴、購入後の条件を表す情報をいう。
上記情報は、食品の産地、流通ルート、加工ルートによって食品毎に情報が変わるものでありオンデマンド情報に含まれる。また、同じ食品であっても計量機で計量されてパックされる段階で、内容量、価格が商品毎の固有データとなり、これに食品の安全情報をリンクさせる必要があることから、同じ食品をパックする場合でもオンデマンドな食品の安全情報が必要となる。
ここで、オンデマンド商品安全性情報を、従来のように感熱記録方式のラベルでも印字することは可能であるが、この場合はフルカラー印字は困難となるため、オンデマンド商品安全性情報について視覚的に多様な応用をすることが難しくなる。
そこで、本発明に係るラベル印字方法は、オンデマンド商品安全性情報をインクジェット方式を利用して、フルカラー印字するようにしている。すなわち、オンデマンド商品安全性情報を、同じラベル内の価格、内容量等の他のオンデマンド商品情報とは異なった色調で印字したり、有色の地紋に有色の文字情報にする等により、色彩を利用し視覚に訴えることで明確な識別を可能とし、消費者に対し安全性に関する情報を的確に伝えることができるようにしている。
また、消費者は、商品購入時に最も関心度が高く着目性の高い値付けラベルに商品の安全に関する情報がカラーで強調されていることから、情報認識が高くなり安心度の高い商品購入が可能になる。
ここで、従来の印刷方式でこれに対応するためには、事前に複数のオンデマンド商品安全性情報を印刷したものを用意して、計量機と連動した商品情報を印字する方法が必要となり、事前印刷の種類に応じたラベルの在庫を抱えることが必要である。しかしながら、インクジェット方式を利用することにより、無地のラベルに1枚毎にオンデマンド商品安全性情報の内容を変えてオンデマンドのカラー印刷することが可能であるので、印刷済みラベルの在庫を不要にすることができる。
また、上述のようにラベルには、オンデマンド商品情報としてバーコード、2次元コード等の情報(バーコード情報)も印字される。バーコード情報のようにモノクロ印字で機能を発現できる情報も、インクジェット方式で印字(モノクロ印字)することが可能であるが、ラベルの印字を、従来の感熱記録方式に替えて、インクジェット方式を利用して印字する際、バーコード情報の判読性の低下が問題となる。
しかしながら、本発明に係るラベル印字方法は、バーコード情報が所定のグレード以上の判読性を有するよう、具体的には、バーコード印刷品質のガイドライン「ANSI X3.182」規格で規定されるシンボルグレードが所定グレード(グレードC以上)で印字することができるようにしている。なお、2次元コードの印字においても判読性を低下させることなく印字することが可能である。
このようにすることにより、バーコードの判読性が従来の感熱記録方式でバーコードを印字するシステムと同様に維持することができ、POSシステム(レジにおけるバーコードを利用した精算等やPOSデータの収集等)等の運用において支障をきたすことがないようにしている。
ここで、インクジェット方式でバーコードを作成し、ANSI X3.182で規定されるシンボルグレードがグレードC以上を確保するためには、印字装置に係る受容体、ヘッド、インクそれぞれに好ましい条件があり、それらの組み合わせによって達成させることができる。例えば、受容体ではインク受容面の平滑性が高いほど、インクの吸液量が大きいほどバーコードのANSIシンボルグレードが高まる。また、ヘッドでは解像度が大きいほどバーコードのANSIシンボルグレードグレードが高くなる。
なお、本発明において、利用可能なインクジェット方式は、印字ヘッドタイプとしては、例えば、シリアル方式、ライン方式、コンティニアス方式等のいずれの方式も利用可能である。また、インクタイプとしては、例えば、水系染料インク、水系顔料インク、溶剤系染料インク、溶剤系顔料インク、UVインク等のいずれのタイプも利用可能である。
また、本発明に係るラベルは、計量機と連動したオンデマンド商品情報と、該商品の安全性に関連するオンデマンド商品安全性情報とが印字されたラベルにおいて、オンデマンド商品安全性情報は、フルカラーで印字され、オンデマンド商品情報に含まれるバーコード情報は、ANSI X3.182で規定されるシンボルグレードがグレードC以上で印字されたものである(図1〜図4(a))。なお、当該ラベルは、インクジェット方式により印字されていることが好ましいが、インクジェット方式以外の他の印字方式によりフルカラー印字されたものであっても良い。
〔第1の実施形態〕
図1に、上述したラベル印字方法により印字されたラベルの一例を示す。図1に示すラベル10では、オンデマンド商品安全性情報である、産地1、保管条件2、消費期限3、個体識別番号4がカラー印字されている。カラー印字の色は、特に限られるものではないが、例えば、産地1を黒地に黄色文字、消費期限3、個体識別番号4を赤文字、保管条件2を青文字にする等すれば良い。このようにすることにより、モノクロ印字された、その他のオンデマンド商品情報である価格、内容量、単価に対して消費者の目に付き易く、オンデマンド商品安全性情報を認識し易くすることができる。
〔第2の実施形態〕
図2、図3に、上述したラベル印字方法により印字されたラベルの他の例を示す。図2、図3に示すラベル10のように、計量機と連動した価格、内容量、商品名、加工日等のオンデマンド商品情報の印字スペースとは分離したラベル10上の位置に、オンデマンド商品安全性情報を印字するスペース9を設けることも好ましい。この際、スペース9の背景についても、フルカラー(例えば、黄色)で印字することが好ましい。図2は、スペース9がラベル10の上部に設けられ、「安全性に関する情報」なる文字は赤字で、各種のオンデマンド商品安全性情報5(残留農薬量、農薬使用回数、遺伝子組み換え技術の使用有無、アレルギー)は青文字で印字された例である。また、図3は、スペース9がラベル10の下部に設けられた場合の例を示している。このようにすることで、更に消費者が安全性に関する情報を認識し易いラベルとすることができる。
以上のように、食品の安全性に関するオンデマンド商品安全性情報を、値付ラベルの中でインクジェット方式を利用してカラー印字することで消費者の安全性情報の認識が非常に高めることが可能になる。更に、安全性に関する情報が、直接値付けラベルに印字されることから、消費者は商品購入時に即座に情報入手及び情報確認をする事ができ、QRコード等を携帯電話で読み取ってデータベースにアクセスしてから情報を入手する等といった手間を掛ける必要が無くなる。
さらに、上述したラベル印字方法により印字されたラベルは、上述のようにバーコードが所定のグレード(ANSI X3.182で規定されるシンボルグレードがグレードC)以上であるものである。図4(a)〜(b)に、バーコードのシンボルグレードの異なるラベルの例を示す。
図4(a)は、本発明に係るラベルの一例であり、バーコード6はグレードBである。当該ラベルによれば、上述のように、バーコードの判読性が従来の感熱記録方式でバーコードを印字するシステムと同様に維持することができる。一方、図4(b)は、バーコード7はグレードFの比較例である。バーコード7は、バーのエッジにキザキザがありレジでの判読が困難であるため、レジの作業効率が極端に低下する。
〔従来例〕
一方、図5に、計量機と連動したオンマンド商品情報およびオンデマンド商品安全性情報が印字された従来のラベル90の一例を示す。このラベル90では、オンデマンド商品安全性情報として、産出地91、保管条件92、消費期限93および個体識別番号94がモノクロ印字されている。しかしながら、商品名、価格、単価、内容量等の他のオンデマンド商品情報と混在してモノクロ印字されているため、これらの情報が認識しにくい状態にある。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
例えば、本発明に係るラベルの基材は、インクジェット方式での印字に対応できるものであれば特に限定されるものではなく、紙、フィルム、合成紙、布等の基材を利用することが可能である。
更に、インクジェット方式での記録特性を高める目的で基材にインク吸収機能を有する機能層を設けることも可能である。例えば、インクジェット用紙として一般に知られているマット紙、光沢紙、写真用紙、プルーフ紙等を用いることも可能である。また、印字面の裏面に粘着剤及び剥離紙を設置したラベル様式、印字面の裏面に熱活性型の粘着剤を設置したライナーレスラベル様式、印字面に剥離機能、印字面の裏面に粘着剤を設置したライナーレスラベル様式で利用することも可能である。
1,91 産出地
2,92 保管条件
3,93 消費期限
4,94 個体識別番号
5 オンデマンド商品安全性情報
6 バーコード(グレードB)
7 バーコード(グレードF)
9 オンデマンド商品安全性情報を印字するスペース
10,90 ラベル
特開2005−276154号公報 特開2006−47619号公報 特開2006−92300号公報 特開2008−165504号公報 特開2006−72748号公報 特開2005−135235号公報 特開2007−313876号公報

Claims (5)

  1. 計量機と連動したオンデマンド商品情報と、該商品の安全性に関連するオンデマンド商品安全性情報とを印字するラベル印字方法において、
    インクジェット方式により印字し、
    かつ前記オンデマンド商品安全性情報は、フルカラーで印字し、
    前記オンデマンド商品情報に含まれるバーコード情報は、ANSI X3.182で規定されるシンボルグレードがグレードC以上で印字することを特徴とするラベル印字方法。
  2. 前記オンデマンド商品安全性情報は、前記商品の該商品の生産地、生産者、ロット番号に関する表示、製造年月日、賞味期限、肥培管理表示、遺伝子組み替え表示、添加物表示、アレルギーに関する表示、栄養表示、成分表示、保管条件から選ばれる一種または二種以上であることを特徴とする請求項1に記載のラベル印字方法。
  3. 前記商品は、食品であることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のラベル印字方法。
  4. 計量機と連動したオンデマンド商品情報と、該商品の安全性に関連するオンデマンド商品安全性情報とが印字されたラベルにおいて、
    前記オンデマンド商品安全性情報は、フルカラーで印字され、
    前記オンデマンド商品情報に含まれるバーコード情報は、ANSI X3.182で規定されるシンボルグレードがグレードC以上で印字されたことを特徴とするラベル。
  5. 計量機と連動したオンデマンド商品情報と、該商品の安全性に関連するオンデマンド商品安全性情報とが印字されたラベルにおいて、
    該ラベルは、インクジェット方式により印字され、
    かつ、前記オンデマンド商品安全性情報は、フルカラーで印字され、
    前記オンデマンド商品情報に含まれるバーコード情報は、ANSI X3.182で規定されるシンボルグレードがグレードC以上で印字されたことを特徴とするラベル。
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