JP2010206583A - 制御システムおよびこれに用いる断線自動復帰型プログラマブルコントローラ - Google Patents

制御システムおよびこれに用いる断線自動復帰型プログラマブルコントローラ Download PDF

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Abstract

【課題】プログラマブルコントローラとユーザ装置との間の配線が断線しても即時に断線状態から正常状態に自動復帰させて、信号の伝送を復旧し、制御システムの安全を確保する。
【解決手段】PLC入・出力部とユーザ装置との間の入出力配線を複線化し、任意のPLC出力部から出力配線上に信号を伝送したとき、そのPLC入力部にその信号がユーザ装置側から入力配線上にフィードバックされてくる構成とする。これにより、プログラマブルコントローラが任意の出力配線に出力した信号が入力配線上にフィードバックされてこないときは、入出力配線の何処かに断線が発生していると判定して、別の入出力配線上に上記信号と同一の信号を出力することで断線故障からの自動復帰を可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、プログラマブルコントローラにおいて、これとユーザ側装置との間の配線に断線が発生した際に、その断線の状態を解消し正常に信号伝送が行われるようにする断線自動復帰技術に関するものである。
プログラマブルコントローラは、多数の生産機械を制御する制御システムに組み込まれて使用される。プログラマブルコントローラは、当該プログラマブルコントローラ全体を制御するCPU、ユーザプログラムが格納されるプログラムROM、CPUが作業に用いるワークRAM等に加えて、各種生産装置や設備装置に取り付けたスイッチやセンサ等の入力機器からの信号を入力したり、アクチュエータ等の出力機器に制御出力を出力したりするI/O部を備える。このI/O部に接続される入力や出力の機器は、ユーザにより、生産機械に合わせて配置され、ユーザ装置を構成する。
以上のプログラマブルコントローラを組み込んだ制御システムの安全性、信頼性の向上においては、ユーザ側装置とI/O部とを接続する配線が断線しないことが求められる。この配線は一部でも断線してしまうと、信号が入出力されなくなるので、断線した場合には、即刻対応して制御システムの安全を確保する必要がある。断線に関しては、例えば、以下の特許文献がある。
特開2007−295608号公報
本発明は、プログラマブルコントローラの出力や入力の配線上に断線が発生した際には、断線による信号の伝送途絶を即時に解消して正常状態に自動復帰されるようにして、即刻対応してプログラマブルコントローラを用いた制御システムの安全を確保できるようにすることである。
(1)本発明による制御システムは、プログラマブルコントローラの入・出力部(PLC入・出力部)とユーザ装置の入・出力部(ユーザ入・出力部)とを入・出力配線で接続し、上記両者間ではこれら入・出力配線により信号を伝送する制御システムにおいて、
PLC入・出力部とユーザ入・出力部との間で入・出力配線対を複数対設けると共に、任意1対の入・出力配線でPLC出力部側からユーザ装置側に信号を送信させ、ユーザ装置側からPLC入力部側にその信号または対応する信号をフィードバックさせる構成となし、
プログラマブルコントローラが任意1つの出力配線に出力した信号がこの出力配線と対をなす入力配線上にフィードバックされてこないときは、当該入・出力配線対の何処かに断線が発生していると判定して、別の入・出力配線対を用いて上記信号と同一の信号を送信およびフィードバックさせることで、断線故障からの自動復帰を可能とした、ことを特徴とするものである。
上記において、「その信号または対応する信号」とは、出力配線上の信号と入力配線上の信号とが同一の信号であってもよいし、同一ではなくて対応する関係の信号であってもよいとの意義である。
本発明においては、PLC側とユーザ装置側とで任意1つの入・出力配線対上に信号を伝送しても、ユーザ出力部からその信号がフィードバックされてこないときは、別の任意1つの入・出力配線対を用いて信号を伝送することができるので、断線から制御システムを保護しその安全を確保することができる。
(2)本発明による断線自動復帰型プログラマブルコントローラは、上記(1)のシステムに用いるために、同一の信号を出力する出力配線が個別接続される複数のPLC出力部と、同一の信号を入力する入力配線が個別接続される複数のPLC入力部と、断線自動復帰プログラムを格納するメモリと、このプログラムを実行する制御部と、を備え、上記制御部は、上記プログラムを実行して任意のPLC出力部から出力配線に信号を出力して、その信号またはこれに対応する信号が、その出力配線に対応する入力配線上にフィードバックされてくるか否かを判断し、フィードバックされてきたときは断線無しと判断し、フィードバックされてこないときは、断線有りと判断して、別のPLC出力部からそれに接続される出力配線上に上記信号と同一の信号を出力することで、いずれかの配線に断線が発生しても別の配線で信号の伝送を可能として断線故障からの自動復帰を可能とした、ことを特徴とするものである。
本発明のプログラマブルコントローラでは、制御システムにおけるユーザ側装置との間の配線上に断線があって信号伝送が途絶するのを即時に解消し、断線故障から自動復帰することができるようになる。
本発明では、プログラマブルコントローラの出力や入力の配線上に断線が発生して信号を伝送することができなくなった際には、別の配線上にその信号を伝送することができるので、断線により信号が途絶しても即時に断線状態から正常状態に自動復帰することができ、制御システムの安全を確保することができる。
図1は本発明の実施の形態に係る制御システムの概略構成を示す図である。 図2は図1のPLCのI/O部とユーザ装置とを拡大して示す図である。 図3はI/O部とユーザ装置との間の信号の伝送説明に用いるフローチャートである。 図4はI/O部の出力点と入力点とに対応したユーザ装置を示す図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態に係る断線自動復帰型の制御システムを詳細に説明する。
図1および図2を参照して、実施の形態の制御システムは、プログラマブルコントローラ1と、ユーザ装置3と、ターゲットシステム5と、により構成されている。
プログラマブルコントローラ1は、CPU7、ROM9、RAM11、I/O部13、を備える。
CPU7は、ROM9に格納してあるプログラムに従って制御システム全体を制御するようになっている。ROM9は、プログラムメモリとして、システム制御プログラム、ラダープログラム、その他、実施の形態における断線自動復帰のためのプログラムを格納している。図面的にはROM9は、単一で示すが、単一に限定するものではない。RAM11は、CPU7が自身のワークやその他に用いるメモリである。
I/O部13は、複数の、実施の形態では信号出力部として3つのPLC入力部in1,in2,in3と、複数の、実施の形態では信号出力部して3つのPLC出力部out1,out2,out3とを備える。
ユーザ装置3は、スイッチやセンサ等の入力機器15と、リレー,バルブ,アクチュエータ等の出力機器17とを含む。これらは、ターゲットシステム5内の制御機械や制御装置等の適所に配置される。
プログラマブルコントローラ1のCPU7は、プログラムROM9内のラダープログラムを実行し、各種機械や装置等の制御機器をシーケンス制御するようになっている。
CPU7は、I/O部13を通じて制御機器の状態に対応したスイッチやセンサ等の入力機器15のON/OFF情報を入力し、ラダープログラムに沿って論理演算を実行すると共に、得られた演算結果に従い、リレー,バルブ,アクチュエータ等の出力機器17に対し、ON/OFF情報の信号を出力することで、ターゲットシステム5内制御機器の制御を実行するようになっている。
I/O部13の第1、第2、第3PLC出力部out1,out2,out3それぞれは、出力機器17の第1、第2、第3入力部(ユーザ入力部)inA,inB.inCそれぞれに、第1、第2、第3出力配線wo1,wo2,wo3により、個別に対応して接続されている。
I/O部13の第1、第2、第3PLC入力部in1,in2,in3それぞれは、入力機器15の第1、第2、第3出力部(ユーザ出力部)outA,outB,outCそれぞれに、第1、第2、第3入力配線wi1,wi2,wi3により、個別に対応して接続されている。
以上により、出力配線は、第1、第2、第3出力配線wo1,wo2,wo3により複線化され、各PLC出力部out1,out2,out3から各出力配線wo1,wo2,wo3に同一の信号を伝送可能となっている。
入力配線は、第1、第2、第3入力配線wi1,wi2,wi3により複線化され、各ユーザ出力部outA,outB,outCから各入力配線wi1,wi2,wi3に同一の信号を伝送可能となっている。
そして、第1出力配線wo1と第1入力配線wi1とが入・出力配線対をなし、第2出力配線wo2と第2入力配線wi2とが入・出力配線対をなし、第3出力配線wo3と第3入力配線wi3とが入・出力配線対をなす。
次に、図3、図4を参照して信号の送受信を説明すると、ステップn1で、CPU7は、第1PLC出力部out1から第1出力配線wo1を介してユーザ装置3の第1ユーザ入力部inAに向けて信号A0を伝送する。ステップn2では、CPU7は、第1PLC入力部in1で信号A0に対応して信号A1を受信したかどうかを判断する。CPU7は、第1PLC入力部in1に信号A1を受信すると、ステップn3で、第1出力配線wo1、これと対をなす第1入力配線wi1のいずれにも断線無しと判断し、第1PLC入力部in1で信号A1を受信しなかったときは、第1出力配線wo1、これと対をなす第1入力配線wo1のいずれかに断線有りと判断し、ステップn4に移行する。
CPU7は、ステップn4で、第2PLC出力部out2から第2出力配線wo2を介して第2ユーザ入力部inBに向けて信号A0を伝送制御する。CPU7は、ステップn5で、第2PLC入力部in2で信号A0に対応する信号A1を受信したかどうかを判断する。CPU7は、ステップn5で第2PLC入力部in2に信号A1を受信すると、ステップn6では、第2出力配線wo2、これと対をなす第2入力配線wi2のいずれにも断線無しと判断し、第2PLC入力部in2で信号A1を受信しなかったときは、第2出力配線wo2、これと対をなす第2入力配線wi2のいずれかに断線有りと判断し、ステップn7に移行する。
CPU7は、ステップn7で、第3PLC出力部out3から第3出力配線wo3を介して第3ユーザ入力部inCに向けて信号A0を伝送制御する。CPU7は、ステップn8で、第3PLC入力部in3で信号A0に対応する信号A1を受信したかどうかを判断する。CPU7は、第3PLC入力部in3に信号A1を受信すると、ステップn8では、第3出力配線wo3、これと対をなす第3入力配線wi3のいずれにも断線無しと判断し、ステップn9で信号A1を処理する。ステップn8で第3PLC入力部in3で信号A1を受信しなかったと判断すると、第3出力配線wo3、これと対をなす第3入力配線wi3のいずれかに断線有りとして、ステップn10に移行する。ステップn10では、断線により信号を伝送することができない異常状態であると処理する。
以上により本実施の形態では、複数のPLC出力部out1−out3と複数のユーザ入力部inA−inCとの間で出力配線wo1−wo3を複線化して各出力配線wo1−wo3に同一の信号を伝送可能とし、また、ユーザ出力部outA−outCとPLC入力部in1−in3との間で入力配線wi1−wi3を複線化して各入力配線wi1−wi3に同一の信号を伝送可能としていることにより、プログラマブルコントローラ1側は各配線のいずれかが断線しても、別の配線で信号を伝送させることができるので、断線により信号が途絶しても即時に断線状態から正常状態に自動復帰することができ、制御システムの安全を確保することができる。
1 プログラマブルコントローラ
7 CPU
13 I/O部
3 ユーザ装置
15 入力機器
17 出力機器

Claims (2)

  1. プログラマブルコントローラの入・出力部(PLC入・出力部)とユーザ装置の入・出力部(ユーザ入・出力部)とを入・出力配線で接続し、上記両者間ではこれら入・出力配線により信号を伝送する制御システムにおいて、
    PLC入・出力部とユーザ入・出力部との間で入・出力配線対を複数対設けると共に、任意1対の入・出力配線でPLC出力部側からユーザ装置側に信号を送信させ、ユーザ装置側からPLC入力部側にその信号または対応する信号をフィードバックさせる構成となし、
    プログラマブルコントローラが任意1つの出力配線に出力した信号がこの出力配線と対をなす入力配線上にフィードバックされてこないときは、当該入・出力配線対の何処かに断線が発生していると判定して、別の入・出力配線対を用いて上記信号と同一の信号を送信およびフィードバックさせることで、断線故障からの自動復帰を可能とした、ことを特徴とする制御システム。
  2. 請求項1のシステムに用いるために、同一の信号を出力する出力配線が個別接続される複数のPLC出力部と、同一の信号を入力する入力配線が個別接続される複数のPLC入力部と、断線自動復帰プログラムを格納するメモリと、このプログラムを実行する制御部と、を備え、
    上記制御部は、上記プログラムを実行して任意のPLC出力部から出力配線に信号を出力して、その信号またはこれに対応する信号が、その出力配線に対応する入力配線上にフィードバックされてくるか否かを判断し、フィードバックされてきたときは断線無しと判断し、フィードバックされてこないときは、断線有りと判断して、別のPLC出力部からそれに接続される出力配線上に上記信号と同一の信号を出力することで、いずれかの配線に断線が発生しても別の配線で信号の伝送を可能として断線故障からの自動復帰を可能とした、ことを特徴とする断線自動復帰型プログラマブルコントローラ。
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