JP2010206312A - 受信装置及び受信装置の受信方法 - Google Patents

受信装置及び受信装置の受信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】受信品質を向上させる。
【解決手段】受信装置1は、ダイバーシティ方式による2系統の構成を有している。アンテナ11−1,11−2は、それぞれ、送信装置2から送信されたOFDM信号の電波を受信し、中間周波増幅部13−1,13−2は、それぞれ、チューナ12−1,12−2で視聴チャンネルのOFDM信号が特定の周波数に変換された中間周波信号を増幅する。AGC部15−1,15−2は、それぞれ、復調部14−1,14−2が検出した中間周波信号の振幅値と基準振幅値との差に基づいて利得制御信号を生成する。AGC部15−1,15−2は、それぞれ、この利得制御信号の時定数を決定する時定数制御部を備え、制御部18は、この時定数を異なるように設定する。デコーダ/VIDEOエンコーダ部16は、復調部14−1,14−2の誤り率を比較し、誤り率が小さい方のTSを有効なデータとして選択する。
【選択図】図1

Description

本発明は、受信装置及び受信装置の受信方法に関するものである。
従来、受信装置として、受信信号のレベルを調整する可変減衰器、増幅器を複数段接続し、最終段の出力電圧を直流電圧に変換し、この直流電圧と基準電圧との電圧差に基づいて可変減衰器、増幅器の時定数を可変するものがある(例えば、特許文献1参照)。しかし、この受信装置では、受信から復調まで、1系統であるため、フェージングに適切に対応できず、受信品質は劣る。
一方、例えば、地上デジタル放送受信機においては、受信品質を向上させるため、ダイバーシティ方式による受信装置が提案されている。従来のダイバーシティ方式による受信装置は、十分なアンテナ間距離を確保することができる車載用として用いられている。
特開平11−312938号公報
しかし、ダイバーシティ方式の受信装置を、例えば、携帯電話機のような小型の携帯機器に搭載した場合、アンテナ間の距離が短く、各アンテナ間の受信品質に差が出にくい。このため、ダイバーシティの特徴である受信品質を向上させる効果を得ることが難しくなる。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、受信品質を向上させることが可能な受信装置及び受信装置の受信方法を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る受信装置は、
搬送波を原信号で変調した送信信号を受信する受信部と、
前記受信部が受信した信号の周波数を変換して周波数変換信号を生成するとともに、供給された利得制御信号に従って前記周波数変換信号を増幅する周波数変換増幅部と、
前記周波数変換増幅部が増幅した前記周波数変換信号の振幅値を検出する振幅検出部と、
基準振幅値と前記振幅検出部が検出した前記周波数変換信号の振幅値との差に基づいて前記利得制御信号を生成するとともに、利得追従時定数に従って前記利得制御信号を変化させて前記周波数変換増幅部に供給することにより、前記周波数変換増幅部の利得を制御する利得制御部と、
前記周波数変換増幅部が生成した前記周波数変換信号に対する復調処理を行う復調部と、を複数系統備えて、前記複数の利得制御部の前記利得追従時定数を異なる値に設定し、
前記複数の復調部が復調した信号の誤りを比較して誤りの少ない信号を選択し、選択した信号を前記原信号として取得する原信号取得部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る受信装置は、
搬送波を原信号で変調した信号を受信する受信部と、
前記受信部が受信した信号の周波数を変換して周波数変換信号を生成するとともに、供給された利得制御信号に従って前記周波数変換信号を増幅する周波数変換増幅部と、
前記周波数変換増幅部が増幅した前記周波数変換信号の振幅値を検出する振幅検出部と、
基準振幅値と前記振幅検出部が検出した前記周波数変換信号の振幅値との差に基づいて前記利得制御信号を生成し、生成した利得制御信号を前記周波数変換増幅部に供給することにより、前記周波数変換増幅部の利得を制御する利得制御部と、
前記周波数変換増幅部が生成した前記周波数変換信号に対する復調処理を行う復調部と、を複数系統備えて、前記複数の利得制御部の各基準振幅値を異なる値に設定し、
前記複数の復調部が復調した信号の誤りを比較して誤りの少ない信号を選択し、選択した信号を前記原信号として取得する原信号取得部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第3の観点に係る受信装置は、
搬送波を原信号で変調した送信信号を受信し、この受信した信号を供給された利得制御信号に従って増幅する受信部と、
前記受信部が増幅した信号の周波数を変換して周波数変換信号を生成するとともに、生成した前記周波数変換信号を増幅する周波数変換増幅部と、
前記周波数変換増幅部が増幅した前記周波数変換信号の振幅値を検出する振幅検出部と、
基準振幅値と前記振幅検出部が検出した前記周波数変換信号の振幅値との差に基づいて前記利得制御信号を生成するとともに、利得追従時定数に従って前記利得制御信号を変化させて前記受信部に供給することにより、前記受信部の利得を制御する利得制御部と、
前記周波数変換増幅部が生成した前記周波数変換信号に対する復調処理を行う復調部と、を複数系統備えて、前記複数の利得制御部の前記利得追従時定数を異なる値に設定し、
前記複数の復調部が復調した信号の誤りを比較して誤りの少ない信号を選択し、選択した信号を前記原信号として取得する原信号取得部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第4の観点に係る受信装置は、
搬送波を原信号で変調した送信信号を受信し、この受信した信号を供給された利得制御信号に従って増幅する受信部と、
前記受信部が増幅した信号の周波数を変換して周波数変換信号を生成するとともに、生成した前記周波数変換信号を増幅する周波数変換増幅部と、
前記周波数変換増幅部が増幅した前記周波数変換信号の振幅値を検出する振幅検出部と、
基準振幅値と前記振幅検出部が検出した前記周波数変換信号の振幅値との差に基づいて前記利得制御信号を生成し、生成した前記利得制御信号を前記受信部に供給することにより、前記受信部の利得を制御する利得制御部と、
前記周波数変換増幅部が生成した前記周波数変換信号に対する復調処理を行う復調部と、を複数系統備えて、前記複数の利得制御部の各基準振幅値を異なる値に設定し、
前記複数の復調部が復調した信号の誤りを比較して誤りの少ない信号を選択し、選択した信号を前記原信号として取得する原信号取得部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第5の観点に係る受信装置の受信方法は、
搬送波を原信号で変調した信号を受信する受信部と、
前記受信部が受信した信号の周波数を変換して周波数変換信号を生成するとともに、供給された利得制御信号に従って前記周波数変換信号を増幅する周波数変換増幅部と、
前記周波数変換増幅部が増幅した前記周波数変換信号の振幅値を検出する振幅検出部と、
基準振幅値と前記振幅検出部が検出した前記周波数変換信号の振幅値との差に基づいて前記利得制御信号を生成するとともに、利得追従時定数に従って前記利得制御信号を変化させて前記周波数変換増幅部に供給することにより、前記周波数変換増幅部の利得を制御する利得制御部と、
前記周波数変換増幅部が生成した前記周波数変換信号に対する復調処理を行う復調部と、を複数系統備えた受信装置の受信方法であって、
前記複数の利得制御部の利得追従時定数を異なる値に設定するステップと、
前記複数の復調部が復調した信号の誤りを比較して誤りの少ない信号を選択し、選択した信号を前記原信号として取得するステップと、を備えたことを特徴とする。
本発明の第6の観点に係る受信装置の受信方法は、
搬送波を原信号で変調した送信信号を受信する受信部と、
前記受信部が受信した信号の周波数を変換して周波数変換信号を生成するとともに、供給された利得制御信号に従って前記周波数変換信号を増幅する周波数変換増幅部と、
前記周波数変換増幅部が増幅した前記周波数変換信号の振幅値を検出する振幅検出部と、
基準振幅値と前記振幅検出部が検出した前記周波数変換信号の振幅値との差に基づいて前記利得制御信号を生成し、生成した利得制御信号を前記周波数変換増幅部に供給することにより、前記周波数変換増幅部の利得を制御する利得制御部と、
前記周波数変換増幅部が生成した前記周波数変換信号に対する復調処理を行う復調部と、を複数系統備えた受信装置の受信方法であって、
前記複数の利得制御部の基準振幅値を異なる値に設定するステップと、
前記複数の復調部が復調した信号の誤りを比較して誤りの少ない信号を選択し、選択した信号を前記原信号として取得するステップと、を備えたことを特徴とする。
本発明の第7の観点に係る受信装置の受信方法は、
搬送波を原信号で変調した送信信号を受信し、この受信した信号を供給された利得制御信号に従って増幅する受信部と、
前記受信部が増幅した信号の周波数を変換して周波数変換信号を生成するとともに、生成した前記周波数変換信号を増幅する周波数変換増幅部と、
前記周波数変換増幅部が増幅した前記周波数変換信号の振幅値を検出する振幅検出部と、
基準振幅値と前記振幅検出部が検出した前記周波数変換信号の振幅値との差に基づいて前記利得制御信号を生成するとともに、利得追従時定数に従って前記利得制御信号を変化させて前記受信部に供給することにより、前記受信部の利得を制御する利得制御部と、
前記周波数変換増幅部が生成した前記周波数変換信号に対する復調処理を行う復調部と、を複数系統備えた受信装置の受信方法であって、
前記複数の利得制御部の利得追従時定数を異なる値に設定するステップと、
前記複数の復調部が復調した信号の誤りを比較して誤りの少ない信号を選択し、選択した信号を前記原信号として取得するステップと、を備えたことを特徴とする。
本発明の第8の観点に係る受信装置の受信方法は、
搬送波を原信号で変調した送信信号を受信し、この受信した信号を供給された利得制御信号に従って増幅する受信部と、
前記受信部が増幅した信号の周波数を変換して周波数変換信号を生成するとともに、生成した前記周波数変換信号を増幅する周波数変換増幅部と、
前記周波数変換増幅部が増幅した前記周波数変換信号の振幅値を検出する振幅検出部と、
基準振幅値と前記振幅検出部が検出した前記周波数変換信号の振幅値との差に基づいて前記利得制御信号を生成し、生成した前記利得制御信号を前記受信部に供給することにより、前記受信部の利得を制御する利得制御部と、
前記周波数変換増幅部が生成した前記周波数変換信号に対する復調処理を行う復調部と、を複数系統備えた受信装置の受信方法であって、
前記複数の利得制御部の基準振幅値を異なる値に設定するステップと、
前記複数の復調部が復調した信号の誤りを比較して誤りの少ない信号を選択し、選択した信号を前記原信号として取得するステップと、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、受信品質を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る受信装置の構成と送信装置とを示すブロック図である。 デジタル放送に用いられるTS(トランスポートストリーム)を説明するための図である。 図1に示す送信装置の機能を示すブロック図である。 図1に示す受信装置のチューナの構成を示すブロック図である。 図1に示す受信装置の復調部とAGC部との構成を示すブロック図である。 周波数とゲインとの関係を示す図である。 応用例として、受信装置の復調部とAGC部との構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態に係る装置を図面を参照して説明する。
(実施形態1)
実施形態1に係る受信装置の構成及び送信装置を図1に示す。
実施形態1に係る受信装置1、送信装置2は、それぞれ、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing;直交周波数分割多重)方式に従って、デジタル放送のデジタルテレビジョン信号を受信、送信するものである。このOFDM方式では、視聴中のテレビチャンネルのデジタルテレビジョン信号は、複数のキャリア(搬送波)を変調することによって伝送される。
まず、送信装置2は、MPEG(Moving Picture Experts Group)−2 TS(Transport Stream)方式に従い、図2に示すようなTS(Transport Stream)を生成する。TSは、複数のTSP(Transport Stream Packet)からなる。
各TSPは、同期バイトであるTH(Transport Stream Header)とペイロード部とRS部とからなり、デジタルテレビジョン信号のデータは、ペイロード部に圧縮符号化されて格納される。RS部は、誤り訂正を行うためのRS符号(Reed-Solomon Code)を格納するところである。
デジタルテレビジョン信号が、例えば、1セグメント放送と12セグメント放送の2つの階層の信号の場合、送信装置2は、1セグメント放送のTSと12セグメント放送のTSとのTS再多重を行い、RS符号化を行って各TSPのRS部にRS符号を格納する。
送信装置2は、図3に示すように、階層分割を行って階層別に種々の処理を行い、搬送波(キャリア)を原信号としてのデジタルテレビジョン信号で変調してサブキャリア変調を行い、階層合成する。
送信装置2は、階層合成されたデータに対して時間インターリーブ、周波数インターリーブを行い、インターリーブが行われたデータに、スキャッタードパイロット信号(以後、「SP信号」と記す。)、TMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)、AC(Auxiliary Channel)信号を付加してOFDMセグメントフレームと呼ばれるデータブロックを構成する。
このSP信号は、OFDMセグメントフレームのデータの位相と振幅を示す信号であり、データの周波数軸方向、時間軸方向に予め設定された間隔で付加される。TMCCは、伝送パラメータを指定する制御信号でありACは、放送事業者が伝送制御に関する付加情報を送るためのチャンネルである。
送信装置2は、OFDMセグメントフレームの各ブロックデータに対してIFFT(Inverse Fast Fourier Transform;逆フーリエ変換)を行って周波数上のデータを時間上のデータに変換する。
そして、送信装置2は、GI(ガード・インターバル)を付加し、周波数変換を行って、生成したOFDM信号を電波として送信する。GIは、マルチパスによる影響を軽減するための冗長信号である。
受信装置1は、図1に示すように、アンテナ11−1,11−2と、チューナ12−1,12−2と、中間周波増幅部13−1,13−2と、復調部14−1,14−2と、AGC部15−1,15−2と、デコーダ/VIDEOエンコーダ部16と、表示部17と、制御部18と、を備える。このように受信装置1は、ダイバーシティ方式による2系統の構成を有している。
アンテナ11−1,11−2は、それぞれ、送信装置2から送信されたOFDM信号の電波を受信するものである。
チューナ12−1,12−2は、それぞれ、デジタル放送のOFDM信号を高周波増幅し、増幅した信号をダウンコンバート(周波数変換)して、受信を希望する周波数変換信号としての中間周波信号を生成するものである。
このため、チューナ12−1,12−2は、それぞれ、図4に示すように、LNA(Low Noise Amplifier、高周波増幅部)21と、BPF(Band-Pass Filter)22と、周波数変換部23と、BPF(Band-Pass Filter)24と、局部発振器25と、を備える。
LNA21は、アンテナ11−1,11−2の出力端に接続され、入力された受信信号を高周波増幅するものである。
BPF22は、LNA21から入力された受信信号に帯域制限を施し、デジタル放送のOFDM信号を通過させ、他の妨害波を制限する。
周波数変換部23は、BPF22が通過させたデジタル放送のOFDM信号を局部発振器25から入力するローカル信号の周波数だけアップコンバート及びダウンコンバートし、この周波数変換されたデジタル放送のOFDM信号を出力する。
BPF24(Band-Pass Filter)は、周波数変換部23から出力されるダウンコンバートされたデジタル放送のOFDM信号に帯域制限を施し、受信を希望するチャンネルのOFDM信号を通過させ、周波数変換信号としての中間周波信号を生成するものである。
局部発振器25は、受信を希望するテレビチャンネルのOFDM信号が、BPF24を通過する特定の周波数(帯域)となるように、出力するローカル信号の周波数を選択する。
中間周波増幅部13−1,13−2は、それぞれ、チューナ12−1,12−2が生成した中間周波信号を増幅するものである。
復調部14−1,14−2は、それぞれ、中間周波増幅部13−1,13−2が増幅した中間周波信号に対する復調処理を行って、TSを取り出すものであり、図5に示すように、ADC(A/Dコンバータ)31と、振幅検出回路32と、FFT(Fast Fourier Transform;フーリエ変換)回路(図中、「FFT」と記す。)33と、パイロット信号検出回路34と、伝送路推定回路35と、波形等価回路36と、復調回路37と、誤り訂正回路38と、を備える。
ADC31は、中間周波増幅部13−1(又は13−2)が増幅した中間周波信号のデジタル変換を行うものである。
振幅検出回路32は、ADC31が変換したデジタル信号(中間周波信号)の振幅値を検出するものである。
FFT回路33は、ADC31が変換したデジタル信号に対してGIを除去した後、FFT処理を施して、時間上のデータを周波数上のデータに変換するものである。この変換によりOFDMセグメントフレームが復元される。
パイロット信号検出回路34は、FFT回路33が変換したOFDMセグメントフレームからSP信号を取り出すものである。
伝送路推定回路35は、パイロット信号検出回路34が検出したSP信号の振幅及び位相に基づいて伝送路の推定を行うものである。パイロット信号検出回路34が取り出したSP信号は、前述のようにデータ列の周波数軸方向、時間軸方向に予め設定された間隔で付加されている。
このため、伝送路推定回路35は、このSP信号の変化を周波数軸方向で補間処理を行うことによって伝送路の周波数特性を推定する。また、伝送路推定回路35は、SP信号の変化を時間軸方向で観測することにより伝送路の時間的特性を推定する。
波形等価回路36は、伝送路推定回路35の推定結果に基づいて、FFT回路33から供給されたデータに波形等価(振幅等価及び位相等価)処理を施すものである。
復調回路37は、周波数デインターリーブ、時間デインターリーブを行い、階層別に種々の処理を行ってTSを復調するものである。
誤り訂正回路38は、復調回路37が復調したTSに対して誤り訂正処理を行うものである。前述のように、各TSPにはRS符号が含まれているので、誤り訂正回路38は、このRS符号に基づいて誤り訂正処理を行う。
AGC(Automatic Gain Control)部15−1,15−2は、それぞれ、復調部14−1,14−2の振幅検出回路32から供給された振幅値に基づいて利得制御信号を生成するものである。
受信電波の電界強度が変動すると、中間周波信号の振幅値も変動する。中間周波信号の振幅値が上限値を越えるとOFDM信号の複数のサブキャリア間で相互変調がかかり、歪みや干渉が発生してしまうため、中間周波信号を線形領域で処理する必要がある。
AGC部15−1,15−2は、それぞれ、中間周波増幅部13−1,13−2の利得を制御して中間周波信号を線形領域で処理できるように備えられたものであり、復調部14−1,14−2の振幅検出回路32からそれぞれ供給された振幅値を利得制御に利用する。
このため、AGC部15−1,15−2は、それぞれ、図5に示すように、基準振幅信号生成部41と、加算器42と、フィルタ43と、DAC(D/Aコンバータ)44と、時定数制御部45と、を備える。
基準振幅信号生成部41は、基準振幅値を有する基準振幅信号を生成するものである。この基準振幅値は、例えば、振幅検出回路32が検出した振幅値の最大値に設定される。
加算器42は、基準振幅信号生成部41が生成した基準振幅信号の基準振幅値から振幅検出回路32が検出した振幅値を減算し、その差に基づいてAGC電圧を生成するものである。
基準振幅値が、振幅検出回路32が検出した振幅値の最大値に設定されることにより、中間周波信号の振幅値が大きくなるに従ってAGC電圧は小さくなる。
フィルタ43は、加算器42が出力したAGC電圧に対してフィルタリングを行って、デジタルの利得制御信号を生成するデジタルフィルタである。
DAC44は、フィルタ43を通過したデジタルの利得制御信号をアナログの利得制御信号に変換するものである。DAC44は、変換したアナログの利得制御信号を中間周波増幅部13−1,13−2に供給する。
時定数制御部45は、制御部18から供給された信号に従ってフィルタ43の時定数を決定するものである。この時定数によって信号変動に対するAGC制御の追従性が決定される。本実施形態1では、AGC部15−1,15−2の時定数制御部45が決定する時定数をそれぞれ、τ1,τ2として、時定数τ1と時定数τ2とが異なるように予め設定される。また、本実施形態1では、例えば、τ1<τ2に設定される。
デコーダ/VIDEOエンコーダ部16は、復調部14−1,14−2が復調したTSから原信号としてのデジタルテレビジョン信号を取り出すものである。
デコーダ/VIDEOエンコーダ部16には、TSが供給されるポートが2系統備えられ、復調部14−1,14−2から、各ポートに、TSが供給される。
デコーダ/VIDEOエンコーダ部16は、復調部14−1,14−2のそれぞれの誤り訂正回路38が誤り訂正を行った後の誤り率を比較して、供給された2つのTSのうちで有効なデータを選択し、選択した有効なデータをデコードしてデジタルテレビジョン信号の映像信号と音声信号とを取り出す。
尚、誤り率は、データ全体と誤り訂正回路38の誤り訂正によっても誤りが訂正できなかった誤ったデータとの比率を示し、誤り率が高い程、誤りが多いことを示す。
デコーダ/VIDEOエンコーダ部16は、デコードした結果、得られた映像信号を表示部17に供給する。
表示部17は、デコーダ/VIDEOエンコーダ部16から供給された映像信号に基づいて映像を表示するものである。
制御部18は、受信装置1の各部を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備える。制御部18は、AGC部15−1,15−2の各時定数制御部45に値が異なる時定数τ1,τ2を供給する。
次に本実施形態1に係る受信装置1の動作を説明する。
アンテナ11−1,11−2は、それぞれ、OFDM信号の電波を受信する。
チューナ12−1,12−2は、それぞれ、受信を希望する信号を高周波増幅し、増幅した信号をダウンコンバートして中間周波信号を生成し、中間周波増幅部13−1,13−2は、この中間周波信号を増幅する。
復調部14−1,14−2は、それぞれ、中間周波増幅部13−1,13−2が生成した中間周波信号から、TSを取り出して、デコーダ/VIDEOエンコーダ部16に供給する。
また、AGC部15−1,15−2は、それぞれ、復調部14−1,14−2の振幅検出回路32から供給された振幅値に基づいて利得制御信号を生成し、この利得制御信号を中間周波増幅部13−1,13−2に供給することにより、中間周波信号の振幅値が一定になるように制御する。
デコーダ/VIDEOエンコーダ部16は、復調部14−1,14−2のそれぞれの誤り訂正回路38の誤り訂正後の誤り率を比較して、有効なデータを選択する。
OFDM方式では、視聴中のテレビチャンネルのデジタルテレビジョン信号は、複数のキャリアを変調することによって搬送されるため、周波数選択性フェージングの影響を受けると、図6のように特定の周波数にフェージングの影響が大きく表れる。この図6は、到来するOFDM方式のデジタルテレビジョン信号の周波数選択性フェージングによる影響を示す図である。
周波数選択性フェージングでは、特定の周波数の振幅が減少すると、この結果、視聴中のテレビチャンネルのデジタルテレビジョン信号の帯域全体の振幅エネルギー(平均電力)も減少する。このため、減少した受信電力を増幅するため、中間周波増幅部13−1(又は13−2)の利得は高くするように制御される。
このように、周波数選択性フェージングの影響に応じて帯域全体の振幅エネルギー(平均電力)を増加するように中間周波増幅部13−1(又は13−2)の利得を高くするように制御すると、減衰の影響を受けている特定の周波数の信号の利得が増加すると共に、それ以外の減衰の影響が少ない周波数の信号の利得も増加する。
この場合、減衰の影響が少ない周波数の信号が必要以上に増幅されてしまい、誤り訂正回路38によって周波数選択性フェージングの影響を受けた特定の周波数のデータの誤り率が減少したときに、周波数選択性フェージングの影響が少ない周波数のデータの誤り率は増加する。
したがって、周波数選択性フェージングの影響により減衰する信号の周波数又は特定の周波数の減衰量が時々刻々と変化するような場合でも、時定数を大きくすることによって利得を徐々に変化させ、全帯域周波数の信号におけるデータの誤り率が急激に低下することを防止する。
一方、時間選択性フェージング(マルチパスフェージング)は、デジタルテレビジョン信号の全帯域周波数の受信電力減衰量が時間とともに変化する現象である。この場合、時定数を小さくすることにより受信電力の単位時間当たりの減衰量変化が利得に迅速に反映され、全帯域周波数の信号が増幅後の電力が最適になるように制御されるので、最良の受信品質が得られることになる。
このように、時定数が異なる受信系統を選択制御することによって周波数選択性フェージング及び時間選択性フェージング(マルチパスフェージング)の異なるフェージング環境においても受信品質が向上する。
デコーダ/VIDEOエンコーダ部16は、有効なデータとして選択したTSからデジタルテレビジョン信号を取り出し、デジタルテレビジョン信号の映像信号を表示部17に供給する。
以上説明したように、本実施形態1によれば、制御部18は、AGC部15−1,15−2の時定数τ1,τ2が異なるように設定するようにした。
従って、異なる追従性能によりデータ誤りが最も少ないTSが選択されるので、移動時のフェージング環境(周波数選択性フェージング、時間選択性フェージング)においても受信品質を向上させることができる。
(実施形態2)
実施形態2に係る受信装置は、AGC部の基準振幅信号生成部が生成する基準振幅値を異なる値に設定するようにしたものである。
実施形態2に係る復調部14−1,14−2及びAGC部15−1,15−2の構成を図7に示す。
実施形態2に係るAGC部15−1,15−2のそれぞれの基準振幅信号生成部41が生成する基準振幅値を、それぞれ、基準振幅値Astd1,Astd2として、制御部18は、AGC部15−1,15−2のそれぞれの基準振幅信号生成部41に異なる値の基準振幅値Astd1,Astd2を供給する。本実施形態2では、Astd1>Astd2に設定されるものとする。
尚、制御部18は、基準振幅値Astd1,Astd2を受信品質に応じて変更するようにしてもよい。
復調部14−1,14−2のそれぞれのADC31に供給される中間周波信号は、ADC31のダイナミックレンジを越えない範囲でなるべく大きく増幅することが好ましい。このように中間周波信号の振幅を大きくすることによってデジタル変換精度を向上することができ、また、後段のデジタル処理にも大きな影響を与える。
一方、フェージング等により中間周波信号の振幅が急峻に増加すると、A/DCのダイナミックを越えて信号が飽和する可能性が高くなる。この場合、中間周波信号は、なるべく小さく増幅することが好ましい。このように中間周波信号の振幅が急峻に増加する場合、中間周波信号を小さくした方が良い受信特性を得ることができる。
そこで、弱電界時にも良好な受信性能が得られるように、アンテナ11−1〜復調部14−1までの経路αの中間周波信号の振幅をなるべく大きくする。それとともに、フェージング等により中間周波信号の振幅が急峻に変化する時にも良好な受信性能が得られるように、アンテナ11−2〜復調部14−2までの経路βの中間周波信号の振幅を小さくなるようにする。
ここで、復調部14−1が復調した信号、復調部14−2が復調した信号を受信環境に応じて適切に選択することによって最良の受信結果が得られることとなる。
例えば、A/DCのダイナミックレンジ500mVp−pに対して経路αの中間周波数信号の平均振幅を400mVp−pに設定し、経路βの平均振幅を200mVp−pに設定する。
このように、制御部18が、ダイバーシティ受信システムにおいて、AGC部15−1,15−2のそれぞれの基準振幅値Astd1,Astd2を異なる値に設定することにより、基準電力も異なり、誤り率が小さい方のTSが選択される。このため、静止時の弱電界時においても移動時のフェージング下においても、最良の受信性能を得ることができる。
尚、本発明を実施するにあたっては、種々の形態が考えられ、上記実施形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態では、時定数τ1,τ2を予め設定された値として説明した。しかし、時定数τ1,τ2は予め設定された値でなくてもよく、制御部18が、時定数制御部45を制御して、フィルタ43に良好な時定数を設定するようにしてもよい。
例えば、AGC部15−1,15−2のそれぞれの利得の最小から最大までの追従時間を、10ms、100msとしてもよい。
また、上記実施形態1では、AGC部15−1,15−2は、それぞれ、中間周波増幅部13−1,13−2に対して利得制御を行なうものとして説明した。しかし、中間周波増幅部13−1,13−2よりも前段の高周波増幅部(LNA21)の利得を制御するようにしてもよい。ただし、高周波増幅部では、所望の帯域のみならず周辺周波数全体に追従して増幅を行っているので受信品質向上の効果は、上記実施形態1と比較して小さくなる。
また、上記実施形態1と実施形態2とを組み合わせて、制御部18は、時定数制御部45の時定数と基準振幅信号生成部41の基準振幅信号の基準振幅値を、AGC部15−1,15−2とで異なるように設定してもよい。
上記実施形態1,2では、経路をアンテナ11−1から復調部14−1、アンテナ11−2から復調部14−2の2つとして説明した。しかし、この経路は3つ以上としてもよい。
1・・・受信装置、2・・・送信装置、13−1,13−2・・・中間周波増幅部、14−1,14−2・・・復調部、15−1,15−2・・・AGC部、18・・・制御部、21・・・LNA、32・・・振幅検出回路、41・・・基準振幅信号生成部、45・・・時定数制御部

Claims (8)

  1. 搬送波を原信号で変調した送信信号を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した信号の周波数を変換して周波数変換信号を生成するとともに、供給された利得制御信号に従って前記周波数変換信号を増幅する周波数変換増幅部と、
    前記周波数変換増幅部が増幅した前記周波数変換信号の振幅値を検出する振幅検出部と、
    基準振幅値と前記振幅検出部が検出した前記周波数変換信号の振幅値との差に基づいて前記利得制御信号を生成するとともに、利得追従時定数に従って前記利得制御信号を変化させて前記周波数変換増幅部に供給することにより、前記周波数変換増幅部の利得を制御する利得制御部と、
    前記周波数変換増幅部が生成した前記周波数変換信号に対する復調処理を行う復調部と、を複数系統備えて、前記複数の利得制御部の前記利得追従時定数を異なる値に設定し、
    前記複数の復調部が復調した信号の誤りを比較して誤りの少ない信号を選択し、選択した信号を前記原信号として取得する原信号取得部と、を備えた、
    ことを特徴とする受信装置。
  2. 搬送波を原信号で変調した信号を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した信号の周波数を変換して周波数変換信号を生成するとともに、供給された利得制御信号に従って前記周波数変換信号を増幅する周波数変換増幅部と、
    前記周波数変換増幅部が増幅した前記周波数変換信号の振幅値を検出する振幅検出部と、
    基準振幅値と前記振幅検出部が検出した前記周波数変換信号の振幅値との差に基づいて前記利得制御信号を生成し、生成した利得制御信号を前記周波数変換増幅部に供給することにより、前記周波数変換増幅部の利得を制御する利得制御部と、
    前記周波数変換増幅部が生成した前記周波数変換信号に対する復調処理を行う復調部と、を複数系統備えて、前記複数の利得制御部の各基準振幅値を異なる値に設定し、
    前記複数の復調部が復調した信号の誤りを比較して誤りの少ない信号を選択し、選択した信号を前記原信号として取得する原信号取得部と、を備えた、
    ことを特徴とする受信装置。
  3. 搬送波を原信号で変調した送信信号を受信し、この受信した信号を供給された利得制御信号に従って増幅する受信部と、
    前記受信部が増幅した信号の周波数を変換して周波数変換信号を生成するとともに、生成した前記周波数変換信号を増幅する周波数変換増幅部と、
    前記周波数変換増幅部が増幅した前記周波数変換信号の振幅値を検出する振幅検出部と、
    基準振幅値と前記振幅検出部が検出した前記周波数変換信号の振幅値との差に基づいて前記利得制御信号を生成するとともに、利得追従時定数に従って前記利得制御信号を変化させて前記受信部に供給することにより、前記受信部の利得を制御する利得制御部と、
    前記周波数変換増幅部が生成した前記周波数変換信号に対する復調処理を行う復調部と、を複数系統備えて、前記複数の利得制御部の前記利得追従時定数を異なる値に設定し、
    前記複数の復調部が復調した信号の誤りを比較して誤りの少ない信号を選択し、選択した信号を前記原信号として取得する原信号取得部と、を備えた、
    ことを特徴とする受信装置。
  4. 搬送波を原信号で変調した送信信号を受信し、この受信した信号を供給された利得制御信号に従って増幅する受信部と、
    前記受信部が増幅した信号の周波数を変換して周波数変換信号を生成するとともに、生成した前記周波数変換信号を増幅する周波数変換増幅部と、
    前記周波数変換増幅部が増幅した前記周波数変換信号の振幅値を検出する振幅検出部と、
    基準振幅値と前記振幅検出部が検出した前記周波数変換信号の振幅値との差に基づいて前記利得制御信号を生成し、生成した前記利得制御信号を前記受信部に供給することにより、前記受信部の利得を制御する利得制御部と、
    前記周波数変換増幅部が生成した前記周波数変換信号に対する復調処理を行う復調部と、を複数系統備えて、前記複数の利得制御部の各基準振幅値を異なる値に設定し、
    前記複数の復調部が復調した信号の誤りを比較して誤りの少ない信号を選択し、選択した信号を前記原信号として取得する原信号取得部と、を備えた、
    ことを特徴とする受信装置。
  5. 搬送波を原信号で変調した信号を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した信号の周波数を変換して周波数変換信号を生成するとともに、供給された利得制御信号に従って前記周波数変換信号を増幅する周波数変換増幅部と、
    前記周波数変換増幅部が増幅した前記周波数変換信号の振幅値を検出する振幅検出部と、
    基準振幅値と前記振幅検出部が検出した前記周波数変換信号の振幅値との差に基づいて前記利得制御信号を生成するとともに、利得追従時定数に従って前記利得制御信号を変化させて前記周波数変換増幅部に供給することにより、前記周波数変換増幅部の利得を制御する利得制御部と、
    前記周波数変換増幅部が生成した前記周波数変換信号に対する復調処理を行う復調部と、を複数系統備えた受信装置の受信方法であって、
    前記複数の利得制御部の利得追従時定数を異なる値に設定するステップと、
    前記複数の復調部が復調した信号の誤りを比較して誤りの少ない信号を選択し、選択した信号を前記原信号として取得するステップと、を備えた、
    ことを特徴とする受信装置の受信方法。
  6. 搬送波を原信号で変調した送信信号を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した信号の周波数を変換して周波数変換信号を生成するとともに、供給された利得制御信号に従って前記周波数変換信号を増幅する周波数変換増幅部と、
    前記周波数変換増幅部が増幅した前記周波数変換信号の振幅値を検出する振幅検出部と、
    基準振幅値と前記振幅検出部が検出した前記周波数変換信号の振幅値との差に基づいて前記利得制御信号を生成し、生成した利得制御信号を前記周波数変換増幅部に供給することにより、前記周波数変換増幅部の利得を制御する利得制御部と、
    前記周波数変換増幅部が生成した前記周波数変換信号に対する復調処理を行う復調部と、を複数系統備えた受信装置の受信方法であって、
    前記複数の利得制御部の基準振幅値を異なる値に設定するステップと、
    前記複数の復調部が復調した信号の誤りを比較して誤りの少ない信号を選択し、選択した信号を前記原信号として取得するステップと、を備えた、
    ことを特徴とする受信装置の受信方法。
  7. 搬送波を原信号で変調した送信信号を受信し、この受信した信号を供給された利得制御信号に従って増幅する受信部と、
    前記受信部が増幅した信号の周波数を変換して周波数変換信号を生成するとともに、生成した前記周波数変換信号を増幅する周波数変換増幅部と、
    前記周波数変換増幅部が増幅した前記周波数変換信号の振幅値を検出する振幅検出部と、
    基準振幅値と前記振幅検出部が検出した前記周波数変換信号の振幅値との差に基づいて前記利得制御信号を生成するとともに、利得追従時定数に従って前記利得制御信号を変化させて前記受信部に供給することにより、前記受信部の利得を制御する利得制御部と、
    前記周波数変換増幅部が生成した前記周波数変換信号に対する復調処理を行う復調部と、を複数系統備えた受信装置の受信方法であって、
    前記複数の利得制御部の利得追従時定数を異なる値に設定するステップと、
    前記複数の復調部が復調した信号の誤りを比較して誤りの少ない信号を選択し、選択した信号を前記原信号として取得するステップと、を備えた、
    ことを特徴とする受信装置の受信方法。
  8. 搬送波を原信号で変調した送信信号を受信し、この受信した信号を供給された利得制御信号に従って増幅する受信部と、
    前記受信部が増幅した信号の周波数を変換して周波数変換信号を生成するとともに、生成した前記周波数変換信号を増幅する周波数変換増幅部と、
    前記周波数変換増幅部が増幅した前記周波数変換信号の振幅値を検出する振幅検出部と、
    基準振幅値と前記振幅検出部が検出した前記周波数変換信号の振幅値との差に基づいて前記利得制御信号を生成し、生成した前記利得制御信号を前記受信部に供給することにより、前記受信部の利得を制御する利得制御部と、
    前記周波数変換増幅部が生成した前記周波数変換信号に対する復調処理を行う復調部と、を複数系統備えた受信装置の受信方法であって、
    前記複数の利得制御部の基準振幅値を異なる値に設定するステップと、
    前記複数の復調部が復調した信号の誤りを比較して誤りの少ない信号を選択し、選択した信号を前記原信号として取得するステップと、を備えた、
    ことを特徴とする受信装置の受信方法。
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