JP2010204901A - 監視システム - Google Patents

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【課題】自動取引装置を利用している顧客が携帯電話で通話しているときに振込め詐欺に対する注意を喚起するための手段を提供する。
【解決手段】映像監視端末10は、装置監視カメラ7から受信した顧客の映像をもとに、自動取引装置を利用している顧客が通話中のとき、その電話にコードが接続しているか否かを確認し、コードが接続しているときに問い合せ用電話機6と判定し、コードが接続していないときにその電話が携帯電話であると判定し、その携帯電話の使用時間の計測を開始して、使用時間が所定時間を経過したときに振込め詐欺に対する注意を喚起する文言を自動取引装置1に表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動取引装置を監視する監視システムに関するものであり、特に振込詐欺等の詐欺の被害を受ける可能性のある顧客に注意喚起を促しながらも、詐欺の被害を受ける可能性のない顧客に対しては注意喚起を促さないようにするものである。
従来の監視システムは、自動取引装置で取引を行っている顧客を監視カメラで撮影し、その撮影した映像を自動取引装置に送信し、自動取引装置の制御部が画像処理技術により、顧客が携帯電話で会話をしている状況、つまり携帯電話を耳にあてている状況で自動取引装置を操作しているかどうかを判定して、判定結果で顧客は携帯電話を耳にあてている場合に、自動取引装置の表示画面に取引状況を確認する質問を表示すると共にその回答を顧客に入力させると共に、その回答の内容に応じて振込め詐欺の可能性を示唆すると共に詐欺についての警告画面を表示するようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−197939号公報(段落「0037」−段落「0045」、図4)
一般的に自動取引装置の傍に顧客が金融機関の係員への問い合せ等を行うための問い合せ用電話機が備え付けられている場合があり、操作方法等についての質問がある顧客は自動取引装置の前で問い合せ用電話機を利用するようになる。
しかしながら、上述した従来の技術においては、顧客が問い合せ用電話機を利用している場合と携帯電話を利用している場合とを区別できないため、問い合せ用電話機を利用している顧客に対してまでも、携帯電話を使用しながら取引を行っているものと同様の判断して、自動取引装置の取引状況を確認する質問を表示することとなってしまうことになり、携帯電話を使用していない顧客に対して煩わしさを感じさせてしまうことになるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するための手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、顧客が金融機関の係員と通話するために自動取引装置に備え付けられた問い合せ用電話機と、自動取引装置を利用している顧客を撮影する監視カメラと、該監視カメラで撮影された顧客の映像を受信する映像監視端末とを備え、前記映像監視端末は、受信した映像を解析手段が解析して自動取引装置を利用している顧客が通話中であることを確認したとき、その電話が前記問い合せ用電話機か顧客の携帯電話のどちらであるかを判定手段が判定し、携帯電話と判定した場合にその使用時間の計測を開始して、使用時間が所定時間を経過したときに、振込め詐欺に対する注意を喚起する画面を表示させる電文を前記自動取引装置に送信することを特徴とする。
これにより、本発明は、自動取引装置を利用中の顧客が通話しているときに、その通話が携帯電話であることを特定した場合のみ自動取引装置に振込め詐欺に対する注意を喚起する画面を表示するため、その通話が問い合せ用電話機を使用しているときには振込め詐欺に対する注意を喚起する画面を表示しないようにすることで、顧客に煩わしさを与えてしまうことを防止することができるという効果が得られる。
実施例1の監視システムを示すブロック図 実施例1の監視システムの動作を示すフローチャート 通話中の顧客の後ろ姿を示す説明図 実施例2の監視システムを示すブロック図 実施例2の監視システムの動作を示すフローチャート
以下に、図面を参照して本発明による監視端末の実施例について説明する。
図1は実施例1の監視端末を含んだ監視システムを示すブロック図である。
図1において、1は銀行等の金融機関の営業店やコンビニエンスストア等の店舗に設置される自動取引装置で、紙幣の入出金を行う紙幣入出金部、硬貨の入出金を行う硬貨入出金部、カードの読書きを行うカードリードライト部、レシートの発行を行うレシートプリンタ、通帳に印字を行う通帳記帳部等を備え、顧客との間で取引を自動で行う。
2は自動取引装置1の制御部であり、記憶部3に格納された制御プログラムに基づいて自動取引装置1の各部を制御して各種の取引を遂行する機能を有する他、通信回線を介して顧客情報等を管理するホストコンピュータと通信を行う。
記憶部3は、制御部2が実行する制御のための制御プログラムを格納し、さらに制御部2による処理結果等を記憶する。
5は表示操作部であり、自動取引装置1正面の接客面に露出させて設けられており、表示面を上に向けたCRTディスプレイまたは液晶ディスプレイ等の表示部と、表示部上に配置したタッチパネルの入力部により構成され、表示部に顧客の操作を誘導するメッセージを配した画面や各種の入力キーを表示し、その入力キーをタッチパネル上から指で押下することにより、入力キーに定義された情報を入力できるものとなっていて、表示部は入力された情報の表示等も行うようになっている。
6は問い合せ用電話機であり、自動取引装置1の前面に取り付けられており、金融機関の係員への質問や係員を呼び出す際等に顧客が使用するものである。
7は装置監視カメラであり、店舗内の所定の監視地点に設置されており、その監視地点から自動取引装置1を利用する顧客が視界に入るように映像を撮影するカメラであり、撮影している映像を映像監視端末10に送信する機能を有する。
映像監視端末10は、店舗内に設けられる監視室等の装置監視カメラ7で撮影された映像を係員が確認する部屋に設置され、装置監視カメラ7と通信可能に接続すると共に、専用回線11を介して自動取引装置1と通信可能に接続する機能を有する。
12は端末表示操作部であり、CRTディスプレイまたは液晶ディスプレイ等の表示部と、係員が操作を行うためのキーボードやマウス等の操作部とによって構成される。
13は端末制御部であり、端末記憶部14に格納された監視処理制御プログラムに従って、装置監視カメラ7から映像監視端末10に送られてきた映像を解析し、解析した映像から顧客が通話しながら自動取引装置1を利用しているときに当該電話が携帯電話か問い合せ用電話機6のどちらであるかを判定する他、自動取引装置1の操作表示部5に振込め詐欺に対する注意を喚起する画面を表示させる電文を送信する監視処理を遂行する機能を有し、その遂行にあたっては自動取引装置1や装置監視カメラ7と通信可能に接続することにより、必要な情報を受け取って行うものとなっている。
14は端末記憶部であり、自動取引装置1の監視処理制御プログラムを格納し、装置監視カメラ7から受信した映像を記憶して蓄積する他、端末制御部13による処理結果等を記憶する。
そのため、端末制御部13と端末記憶部13が格納する監視処理制御プログラムとの各ステップにより、装置監視カメラ7から受信した映像をもとに自動取引装置1を利用している顧客が通話中であるか否か等の顧客の様子を解析する解析手段や、その解析手段によって顧客が通話している電話が携帯電話あるいは問い合せ用電話のどちらかを判定する判定手段、端末制御部13による処理結果等を端末記憶部14に記憶させる記憶手段等の本実施例のハードウェアとしての各種の機能手段が形成される。
上述した構成の作用について、特に図2に示す実施例1の監視システムの動作を示すフローチャートを用い、自動取引装置1の処理をSで示すステップ、映像監視端末11の処理をSAで示すステップに従って説明する。
S1、自動取引装置1の制御部2は、表示操作部5に入金取引、出金取引、振込取引等の各種取引選択キーを配した取引選択画面を表示して待機する。
ここでは顧客は取引選択画面から振込取引キーを押下する。
S2、制御部2は、振込取引キーの押下を認識すると、表示操作部5に取引カードの挿入を促す画面を表示し、その画面に従って顧客が取引カードを挿入すると、図示しないカードリードライト部によって取引カードからカード情報を読取って記憶部3に記憶する。
S3、制御部2は、表示操作部5に振込先の口座番号や振込金額等の入力欄を配した振込内容入力画面を表示する。
顧客は、振込内容入力画面に従って振込先の口座番号や振込金額等の入力を行う。
一方、映像監視端末10側では、上記のステップS1〜S3の実行中に以下に示すステップSA1からの処理を行っているものとする。
SA1、映像監視端末10の端末制御部13は、装置監視カメラ7により撮影した自動取引装置1の映像を受信してその受信した映像の解析を行う。
SA2、端末制御部13は、受信した自動取引装置1の映像から自動取引装置1を利用している顧客が通話を行っているか否かを判定し、通話を行っていると判定した場合はステップSA3に進み、通話を行っていないと判定した場合はステップSA1に戻り、装置監視カメラ7から受信した映像の解析を行う。
ステップSA2における顧客が通話を行っているか否かの判定は装置監視カメラ7で撮影された映像にもとづくもので、例えば画像処理によって自動取引装置1を利用している顧客が顔の位置を特定すると共に、その特定した顔で接触する電話の有無を特定し、電話が有ることを確認することで、顧客が通話中であると判定する。
なお、上記の電話の有無を特定する場合、撮影した画像に電話が映る場合は容易であるが、顧客の手によって見えなくなる場合もある。そのときは顧客が電話を保持した状態では顧客の手は顔の横にあってかつ顔と手は同じように動くため顧客の顔とその顔に横に常に手があることを特定したときに電話を保持しているものと見なし、通話中であると判定するようにしてもよい。
SA3、端末制御部13は、通話を行っていると判定すると、その顧客が問い合せ用電話機6で通話を行っているか否かの判定を行う。
ここで、図3は通話中の顧客の後ろ姿を示す説明図であり、(a)は携帯電話で通話している顧客の後ろ姿、(b)は問い合せ用電話機で通話している顧客の後ろ姿を示している。
図3(a)に示す顧客が携帯電話を利用して通話をしている場合に比べて、図3(b)に示す顧客が問い合せ用電話機6を利用して通話をしている場合は問い合せ用電話機6が備え付けられている箇所からコードが延びて受話器に接続している状態となる。
そのため、装置監視カメラ7で撮影される映像において、顧客が保持する受話器に接続するコードが映っていた場合は顧客が問い合せ用電話機7を使用していることとなり、顧客が保持する受話器に接続するコードが映っていない場合は顧客が携帯電話を使用していることとなる。
よって、端末制御部13は、顧客が問い合せ用電話機6を用いて通話を行っているか否を、装置監視カメラ7から受信した映像にもとづいて顧客が保持する電話へのコードの接続有無で判定し、顧客の電話にコードが接続されていないと判定した場合は次のステップSA4に進み、顧客の電話にコードが接続されていると判定した場合はステップSA1に戻り、装置監視カメラ7から受信した映像の解析を行う。
SA4、端末制御部13は、顧客が携帯電話を使っていると判定した時点からその携帯電話の使用時間の計測を開始する。
SA5、端末制御部13は、計測している使用時間が所定時間(2分とする。)を経過したか否かを判定し、所定時間の経過を確認したときはステップSA6に進み、所定時間の経過前に顧客が携帯電話の使用を終了した場合はステップSA1に戻って装置監視カメラ7から受信している映像の解析を行う。
なお、顧客が携帯電話の使用を終了したか否かの判定は、撮影した映像をもとに顧客の顔の横にある携帯電話が顔から離れて一定時間(例えば、5秒)経過した場合、あるいは携帯電話を保持する顧客の手が顔から離れて一定時間(例えば、5秒)経過した場合に、携帯電話の使用が終了したものとみなし、携帯電話の使用が終了した時点で上記ステップSA5における時間の計測を終了する。
SA6、端末制御部13は、計測している携帯電話の使用時間が、所定時間経過していることを確認すると、顧客が振込め詐欺の被害にあう可能性がある旨を示す詐欺警告電文を自動取引装置1に送信する。
S4、自動取引装置1の制御部2は、上記のステップS3で表示した振込内容入力画面の各入力欄への入力がなされる前に映像監視端末10から詐欺警告電文を受信したか否かの判定を行う。
ここでは上記のステップSA6で送信された詐欺警告電文が受信しているものとし、制御部2は、詐欺警告電文を受信すると、表示操作部5に表示している振込内容入力画面を切替えて振込み詐欺にあう可能性がある旨の文言や取引中止の可否を決定する取引中止キーおよび取引続行キー等を配した詐欺警告画面に切替える。
S5、制御部2は、詐欺警告画面の取引中止キーが押下されたときはステップS7に進み、取引続行キーが押下されたときは次のステップS6に移行する。
S6、制御部2は、取引続行キーが押下されたときは、表示操作部5に表示する画面を詐欺警告画面から振込内容入力画面に戻し、通常通りに振込取引処理を実行して終了する。
S7、制御部2は、取引中止キーが押下されたときは、振込取引を中止すると共に挿入されている取引カードを顧客に返却して終了する。
以上説明したように、本実施例においては、装置監視カメラ7によって撮影した映像から自動取引装置を操作中の顧客が携帯電話と問い合せ用電話機のどちらを使用しているかを特定し、携帯電話を使用していた場合にその使用時間を計測して所定時間経過したときに自動取引装置の振込め詐欺の可能性を指摘する詐欺警告画面を表示することで、振込め詐欺の事前防止を図ることができる。
また、顧客が携帯電話と問い合せ用電話機のどちらを使用しているかを特定しているので、顧客が金融機関の係員への問い合せとして、問い合せ用電話機を使用しているときに誤って詐欺警告画面を表示するのを防止できる。
なお、上記実施例1において、詐欺警告電文を受信した自動取引装置は詐欺警告画面を表示して取引中止キーあるいは取引続行キーを入力させるようにしたが、これに限らず自動取引装置にスピーカを設けて詐欺警告画面を表示する際に警告音を同時に鳴らすようにして係員を呼び出すようにしてもよく、また振込取引を強制的に中止して、表示操作部に窓口に問い合わせるように指示する画面を表示するようにしてもよい。
本実施例の監視システムの構成は、上記実施例1の構成と同様であるが問い合せ用電話機7が通話中であるか否か情報を映像監視端末10が取得する点が相違する。
図4は実施例2の監視システムを示すブロック図である。
図4に示すように本実施例の監視システムは、問い合せ用電話機6と映像監視端末10同士がRS232Cケーブル等の電話線15によって接続している。
端末制御部13は、本実施例で接続している問い合せ用電話機6から、その受話器が定位置に戻され未使用の状態(オンフックという。)となったときの信号を受信し、さらに受話器が外されて使用中の状態(オフフックという。)となったときの信号を受信することによって問い合せ用電話機6が通話中か否かを認識する機能を有する。
端末制御部13は、問い合せ用電話機6から最後に受信した信号にもとづき、問い合せ用電話機6が使用中か未使用かを示す情報(使用状態情報という。)を端末記憶部14に記憶する。
上記の構成の作用について、図5に示す実施例2の監視システムの動作を示すフローチャートを用い、自動取引装置1の処理をSBで示すステップ、映像監視端末10の処理をSCで示すステップに従って説明する。
SB1、自動取引装置1の制御部2は、表示操作部5に入金取引、出金取引、振込取引等の各種取引選択キーを配した取引選択画面を表示して待機する。
ここでは顧客は取引選択画面から振込取引キーを押下する。
SB2、制御部2は、振込取引キーの押下を認識すると、表示操作部5に取引カードの挿入を促す画面を表示し、その画面に従って顧客が取引カードを挿入すると、図示しないカードリードライト部によって取引カードからカード情報を読取って記憶部3に記憶する。
SB3、制御部2は、表示操作部5に振込先の口座番号や振込金額等の入力欄を配した振込内容入力画面を表示する。
顧客は、振込内容入力画面に従って振込先の口座番号や振込金額等の入力を行う。
一方、映像監視端末10側では、上記のステップS1〜S3の実行中に以下に示すステップSA1からの処理を行っているものとする。
SC1、映像監視端末10の端末制御部13は、装置監視カメラ7により撮影した自動取引装置1の映像を受信してその受信した映像の解析を行う。
SC2、端末制御部13は、受信した自動取引装置1の映像から自動取引装置1を利用している顧客が通話を行っているか否かを判定し、通話を行っていると判定した場合はステップSC3に進み、通話を行っていないと判定した場合はステップSC1に戻り、装置監視カメラ7から受信した映像の解析を行う。
ステップSC2における顧客が通話を行っているか否かの判定は上記実施例1と同様であって、装置監視カメラ7で撮影された映像を用いた画像処理で行う。
SC3、端末制御部13は、通話を行っていると判定すると、その顧客が問い合せ用電話機6で通話を行っているか否かの判定を行う。
ここで、本実施例は上記したように、端末制御部13は問い合せ用電話機6から最後に受信した信号に基づく使用状態情報を端末記憶部14に記憶している。
そのため端末制御部13は端末記憶部14から使用状態情報を読み出し、その使用状態情報から問い合せ用電話機6がオンフックの状態であって未使用であると判定した場合は次のステップSC4に進み、問い合せ用電話機6がオフフックの状態であって使用中であると顧客の電話にコードが接続されていると判定した場合はステップSC1に戻り、装置監視カメラ7から受信した映像の解析を行う。
SC4、端末制御部13は、顧客が携帯電話を使っていると判定した時点からその携帯電話の使用時間の計測を開始する。
SC5、端末制御部13は、計測している使用時間が所定時間(2分とする。)を経過したか否かを判定し、所定時間の経過を確認したときはステップSC6に進み、所定時間の経過前に顧客が携帯電話の使用を終了した場合はステップSC1に戻って装置監視カメラ7から受信している映像の解析を行う。
なお、顧客が携帯電話の使用を終了したか否かの判定は、撮影した映像をもとに顧客の顔の横にある携帯電話が顔から離れて一定時間(例えば、5秒)経過した場合、あるいは携帯電話を保持する顧客の手が顔から離れて一定時間(例えば、5秒)経過した場合に、携帯電話の使用が終了したものとみなし、携帯電話の使用が終了した時点で上記ステップSC5における時間の計測を終了する。
SC6、端末制御部13は、計測している携帯電話の使用時間が、所定時間経過していることを確認すると、顧客が振込め詐欺の被害にあう可能性がある旨を示す詐欺警告電文を自動取引装置1に送信する。
SB4、自動取引装置1の制御部2は、上記のステップS3で表示した振込内容入力画面の各入力欄への入力がなされる前に映像監視端末10から詐欺警告電文を受信したか否かの判定を行う。
ここでは上記のステップSA6で送信された詐欺警告電文が受信しているものとし、制御部2は、詐欺警告電文を受信すると、表示操作部5に表示している振込内容入力画面を切替えて振込み詐欺にあう可能性がある旨の文言や取引中止の可否を決定する取引中止キーおよび取引続行キー等を配した詐欺警告画面に切替える。
SB5、制御部2は、詐欺警告画面の取引中止キーが押下されたときはステップS7に進み、取引続行キーが押下されたときは次のステップS6に移行する。
SB6、制御部2は、取引続行キーが押下されたときは、表示操作部5に表示する画面を詐欺警告画面から振込内容入力画面に戻し、通常通りに振込取引処理を実行して終了する。
SB7、制御部2は、取引中止キーが押下されたときは、振込取引を中止すると共に挿入されている取引カードを顧客に返却して終了する。
以上説明したように、本実施例は上記実施例1の効果に加えて、問い合せ用電話機のコードの色合いと背景の色合いとが似ている場合や映像が粗雑な状態では、問い合せ用電話機のコードを認識できなく、問い合せ用電話機による通話を携帯電話による通話と誤判定してしまうことがあるが、本実施例では問い合せ用電話機と携帯電話のどちらであるかの判定を正確に行うことができる。
なお、上記実施例2においては、端末制御部13は問い合せ用電話機6がオンフックまたはオフフックの状態となったときに、そのときの状態を示す信号を受信しておくことで、問い合せ用電話機6が使用中か否かを認識するものとして説明したが、これに限らず装置監視カメラ7から受信した映像を解析した結果、顧客が通話を行っている場合にそれが問い合せ用電話機6あるいは携帯電話のどちらを用いている通話であるかを確認するときに、問い合せ用電話6に対して現在の状態を通知させるための電文を送信することで、問い合せ用電話機6からそのときの状態を示す信号を受信し問い合せ用電話機6が使用中か否かを認識するようにしてもよい。
1 自動取引装置
2 制御部
3 記憶部
5 表示操作部
6 問い合せ用電話機
7 装置監視カメラ
10 映像監視端末
11 専用回線
12 端末表示操作部
13 端末制御部
14 端末記憶部
15 電話線

Claims (3)

  1. 顧客が金融機関の係員と通話するために自動取引装置に備え付けられた問い合せ用電話機と、自動取引装置を利用している顧客を撮影する監視カメラと、該監視カメラで撮影された顧客の映像を受信する映像監視端末とを備え、
    前記映像監視端末は、受信した映像を解析手段が解析して自動取引装置を利用している顧客が通話中であることを確認したとき、その電話が前記問い合せ用電話機か顧客の携帯電話のどちらであるかを判定手段が判定し、携帯電話と判定した場合にその使用時間の計測を開始して、使用時間が所定時間を経過したときに、振込め詐欺に対する注意を喚起する画面を表示させる電文を前記自動取引装置に送信することを特徴とする監視システム。
  2. 請求項1に記載の監視システムにおいて、
    前記映像監視端末は、受信した映像をもとに、前記判定手段が通話中の顧客が保持する電話にコードが接続しているか否かを確認し、コードが接続しているときに前記問い合せ用電話機と判定し、コードが接続していないときに顧客が使用している電話は携帯電話であると判定することを特徴とする監視システム。
  3. 請求項1に記載の監視システムにおいて、
    前記映像監視端末は、前記問い合せ用電話機と電話線によって接続することで、前記問い合せ用電話機が未使用か使用中かを示す情報を取得すると共に、取得した情報を記憶手段に記憶し、
    顧客が通話中のときに前記判定手段が前記記憶手段から前記情報を読み出し、その情報から問い合せ用電話機が未使用のとき、顧客が使用している電話は携帯電話であると判定することを特徴とする監視システム。
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