JP2010201288A - 溶液の塗布方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 基板WのエッジEに沿う塗布領域Rの外縁Fの真直性を向上すること。
【解決手段】 塗布ヘッド22のノズルNiから吐出される溶液を、外縁Fに直線状のエッジEを備えた基板W上の、当該基板WのエッジEに沿って前記規則的に形成された凹凸パターンを含む塗布領域内に塗布する溶液の塗布方法において、塗布ヘッド22と基板Wとの相対移動方向を基板WのエッジEに対して斜交させて相対移動させながら、塗布ヘッド22の複数のノズルNiから前記塗布領域内のエッジ側塗布領域Reを除く内側塗布領域Riに溶液を吐出塗布する第1塗布工程を行ない、その後、塗布ヘッド22と基板Wとの相対移動方向を基板Wの前記エッジEに対して平行に相対移動させながら、塗布ヘッド22の同一のノズルNiから前記塗布領域内のエッジ側塗布領域Reに溶液を吐出塗布する第2塗布工程を行なうもの。
【選択図】 図8

Description

本発明は、基板に溶液をインクジェット方式で吐出して塗布する溶液の塗布方法及び装置に関する。
例えば、液晶表示装置の製造工程においては、矩形状を成すガラス製の基板に回路パターンを形成するための成膜プロセスがある。この成膜プロセスでは、基板の板面に例えば配向膜やレジスト等の機能性薄膜が形成される。
基板に機能性薄膜を形成する場合、この機能性薄膜を形成する溶液をノズルから吐出して基板の板面に塗布するインクジェット方式の塗布装置が用いられることがある。
この塗布装置は、基板を搬送する載置テーブルを有しており、この載置テーブルの上方には、複数のノズルが穿設された複数の塗布ヘッドが基板の搬送方向に対してほぼ直交する方向に沿って設けられている。
それによって、搬送される基板の上面には複数のノズルから吐出された溶液が搬送方向と交差する方向に所定間隔で塗布されるようになっている。基板に溶液をインクジェット方式で塗布する先行技術は、例えば特許文献1に示されている。
特開平9-105937号公報
液晶表示装置がアクティブマトリックス方式の場合、上記溶液が塗布される上記基板の板面には、透明導電膜によって電極が光学的に格子状に形成されている。それによって、基板の板面には上記電極が設けられた部分が凸部となり、設けられていない部分が凹部となる凹凸パターンが形成されている。つまり、基板の板面には基板WのエッジEに平行ないし直交する、上記電極によって規則的な凹凸部からなる凹凸パターンが形成されている。基板W上には、この凹凸パターンを含む位置に矩形状の塗布領域Rが設定される。この塗布領域Rの各辺は、基板Wの対応するエッジEと平行である。よって、凹凸パターンの凹凸部の配置も塗布領域Rの辺に対して平行ないし直交する。
一方、上記塗布ヘッドの複数のノズルからは、長手方向のエッジに沿う方向に搬送される基板に対して液滴が一定の吐出タイミングで吐出される。それによって、上記基板には液滴が規則的に塗布される。基板に塗布された液滴は流動して一体化し、所定の厚さの機能性薄膜を形成することになる。
基板に形成される機能性薄膜は厚さが均一であることが要求される。しかしながら、規則的な凹凸部が形成された基板の板面に、塗布ヘッドに設けられた複数のノズルから液滴を一定の吐出タイミングで吐出させて塗布すると、その吐出タイミングによって各ノズルから基板に塗布された液滴が基板に規則的に形成された凹凸部の凹部に集中して滴下されるということがある。
凹部に滴下された液滴は凸部を形成する電極に邪魔されて周囲に流動し難い。その結果、凹部に滴下された液滴は電極上に十分に広がることができず、電極上でその膜厚が薄くなるので、基板に塗布された液滴によって形成される機能性薄膜は、凸部に対応する部分の膜厚が他の部分の膜厚よりも薄くなり、基板に形成された凹凸部に対応して縞状の筋やまだら模様等のムラが生じ、機能性薄膜の品質が低下するということがあった。
本発明の課題は、塗布ヘッドの複数のノズルから基板の塗布領域に吐出塗布された溶液によって形成される膜の品質を向上することにある。
請求項1の発明は、塗布ヘッドのノズルから吐出される溶液を、外縁に直線状のエッジを備えた基板上の、当該基板のエッジに沿って前記規則的に形成された凹凸パターンを含む塗布領域内に塗布する溶液の塗布方法において、塗布ヘッドと基板との相対移動方向を基板のエッジに対して斜交させて相対移動させながら、塗布ヘッドの複数のノズルから前記塗布領域内のエッジ側塗布領域を除く内側塗布領域に溶液を吐出塗布する第1塗布工程を行ない、その後、塗布ヘッドと基板との相対移動方向を基板の前記エッジに対して平行に相対移動させながら、塗布ヘッドの同一のノズルから前記塗布領域内のエッジ側塗布領域に溶液を吐出塗布する第2塗布工程を行なうようにしたものである。
請求項2の発明は、塗布ヘッドのノズルから吐出される溶液を、外縁に直線状のエッジを備えた基板上の、当該基板のエッジに沿って前記規則的に形成された凹凸パターンを含む塗布領域内に塗布する溶液の塗布方法において、塗布ヘッドと基板との相対移動方向を基板のエッジに対して平行に相対移動させながら、塗布ヘッドの同一のノズルから前記塗布領域内のエッジ側塗布領域に溶液を吐出塗布する第1塗布工程を行ない、その後、塗布ヘッドと基板との相対移動方向を基板の前記エッジに対して斜交させて相対移動させながら、塗布ヘッドの複数のノズルから前記塗布領域内のエッジ側塗布領域を除く内側塗布領域に溶液を吐出塗布する第2塗布工程を行なうようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において更に、前記基板を基板受け渡し位置から塗布ヘッドに対し往復動させるに際し、往動過程で第1塗布工程を行ない、複動過程で第2塗布工程を行なうようにしたものである。
請求項4の発明は、塗布ヘッドのノズルから吐出される溶液を、外縁に直線状のエッジを備えた基板上の、当該基板のエッジに沿って前記規則的に形成された凹凸パターンを含む塗布領域内に塗布する溶液の塗布装置において、複数のノズルを有する塗布ヘッドと、塗布ヘッドと基板とを相対的に移動させる駆動手段と、駆動手段により塗布ヘッドと基板との相対移動方向を基板のエッジに対して斜交させて相対移動させながら、塗布ヘッドの複数のノズルから前記塗布領域内のエッジ側塗布領域を除く内側塗布領域に溶液を吐出塗布する第1塗布工程を行ない、その後、駆動手段により塗布ヘッドと基板との相対移動方向を基板の前記エッジに対して平行に相対移動させながら、塗布ヘッドの同一のノズルから前記塗布領域内のエッジ側塗布領域に溶液を吐出塗布する第2塗布工程を行なうように制御する制御手段とを具備するようにしたものである。
請求項5の発明は、塗布ヘッドのノズルから吐出される溶液を、外縁に直線状のエッジを備えた基板上の、当該基板のエッジに沿って前記規則的に形成された凹凸パターンを含む塗布領域内に塗布する溶液の塗布装置において、複数のノズルを有する塗布ヘッドと、塗布ヘッドと基板とを相対的に移動させる駆動手段と、駆動手段により塗布ヘッドと基板との相対移動方向を基板のエッジに対して平行に相対移動させながら、塗布ヘッドの同一のノズルから前記塗布領域内のエッジ側塗布領域に溶液を吐出塗布する第1塗布工程を行ない、その後、駆動手段により塗布ヘッドと基板との相対移動方向を基板の前記エッジに対して斜交させて相対移動させながら、塗布ヘッドの複数のノズルから前記塗布領域内のエッジ側塗布領域を除く内側塗布領域に溶液を吐出塗布する第2塗布工程を行なうように制御する制御手段とを具備するようにしたものである。
請求項6の発明は、請求項4又は5の発明において更に、前記制御手段が駆動手段により基板を基板受け渡し位置から塗布ヘッドに対し往復動させるに際し、往動過程で第1塗布工程を行ない、複動過程で第2塗布工程を行なうようにしたものである。
本発明によれば、塗布ヘッドの複数のノズルから基板の塗布領域に吐出塗布された溶液によって形成される膜の品質を向上することができる。
図1は塗布装置の概略構成を示す正面図である。 図2は図1の塗布装置を示す側面図である。 図3は塗布ヘッドを示す縦断面図である。 図4は塗布ヘッドのノズルが形成された下面を示す下面図である。 図5は制御系統を示すブロック図である。 図6は基板に透明導電膜によって形成された凹凸パターンを示す模式図である。 図7は基板と塗布ヘッドとを示す模式図である。 図8は本発明方法の塗布工程を示す模式図である。 図9は本発明方法の塗布工程を示す模式図である。
図1と図2に示すこの発明の塗布装置はほぼ直方体状のベース1を有する。このベース1の下面の所定位置にはそれぞれ脚2が設けられており、上記ベース1を水平に支持している。
図2に示すように、上記ベース1の上面の幅方向両端部には、長手方向に沿ってそれぞれ取付け板3が設けられている。これら取付け板3の上面の幅方向一端部には長手方向に沿ってそれぞれガイド部材4が設けられている。これらガイド部材4の上面には、矩形板状のXテーブル5が、その下面の幅方向両側に平行に設けられた断面ほぼ逆U字状の一対の受け部材6をスライド可能に係合させて支持されている。つまり、Xテーブル5は上記ガイド部材4に沿うX方向に移動可能となっている。
上記ベース1の長手方向一端にはX駆動源7が設けられている。このX駆動源7はねじ軸8を回転駆動する。このねじ軸8は上記ベース1の長手方向に沿って回転可能に支持されて設けられ、上記Xテーブル5の下面に設けられたナット体9に螺合している。従って、上記X駆動源7によってねじ軸8が回転駆動されれば、上記Xテーブル5が図1に矢印で示すように上記ガイド部材4に沿うX方向に駆動されるようになっている。
上記Xテーブル5の上面にはθテーブル11が水平面と直交する軸線を中心にして回転可能に設けられている。このθテーブル11は上記Xテーブル5に設けられたθ駆動源12によって回転方向に駆動されるようになっている。
上記θテーブル11の上面には載置テーブル13が設けられている。この載置テーブル13にはアクティブマトリックス方式の液晶表示装置に用いられる矩形状のガラス製の基板Wが供給される。この基板Wは、上記載置テーブル13に下面が真空吸着や静電吸着等の手段によって吸着されて保持される。従って、載置テーブル13に保持された基板Wは上記Xテーブル5とθテーブル11とによってX方向とθ方向とに駆動されるようになっている。
図6に示すように上記基板Wの上面には、帯状の透明導電膜14が基板Wの外縁の直線状のエッジEに沿って平行ないし垂直の格子状に設けられている。それによって、基板Wの上面には透明導電膜14によって囲まれた部分が凹部15aとなり、透明導電膜14が設けられた部分が凸部15bとなる凹凸パターン15が形成されている。つまり、基板Wには凹部15aと凸部15bとが基板WのエッジEに平行ないし直交する長手方向及び幅方向に対して規則的に形成されている。この基板Wに対して、凹凸パターン15を含む矩形状の塗布領域Rが凹凸パターン15を含む位置に、各辺が基板Wの対応するエッジEと平行するように設定される。塗布領域Rは、1枚の基板Wに対して複数個設定される場合もあれば、1つだけ設定される場合もある。図7は、基板Wに対して縦横に2つずつ、4つの塗布領域Rを設定した例を示す。
上記ベース1の長手方向中途部には上記一対のガイド部材4を跨ぐように門型の支持体17が立設されている。この支持体17の両側上部には角柱からなる取付け部材18が水平に架設されている。
上記取付け部材18にはヘッドテーブル19が上記Xテーブル5の駆動方向であるX方向と直交するY方向(図2に矢印で示す)に沿って移動可能に設けられている。上記支持体17の幅方向一側にはY駆動源21が設けられている。このY駆動源21は上記ヘッドテーブル19をY方向に沿って駆動するようになっている。
上記ヘッドテーブル19の一側面にはインクジェット方式によって機能性薄膜である、例えば配向膜を形成する溶液をドット状に吐出する複数の塗布ヘッド22がY方向に沿って配置されている。この実施の形態では、例えば7つ塗布ヘッド22が千鳥状に二列で配置されている。
図3と図4に示すように、上記各塗布ヘッド22はヘッド本体28を備えている。ヘッド本体28は筒状に形成され、その下面開口は可撓板29によって閉塞されている。この可撓板29はノズルプレート31によって覆われており、このノズルプレート31と上記可撓板29との間には複数の液室32が形成されている。
各液室32は、ノズルプレート31内に形成された主管31Aに図示しない枝管を介してそれぞれ連通していて、上記主管31Aから上記枝管を介して溶液が各液室32に供給される。主管31Aは、一端が後述する給液孔33に接続され、他端が後述する回収孔37に接続される。
上記ヘッド本体8の長手方向一端部には上記液室32に連通する上記給液孔33が形成されている。この給液孔33から上記液室32には機能性薄膜を形成する上記溶液が供給される。それによって、上記液室32内は溶液で満たされるようになっている。
図4に示すように、上記ノズルプレート31には、基板Wの搬送方向に直交する方向である、Y方向に沿って複数のノズルNi(i=1, 2, 3・・・)が千鳥状に穿設されている。上記可撓板29の上面には、図3に示すように上記各ノズルNiにそれぞれ対向して複数の圧電素子35が設けられている。
各圧電素子35は上記ヘッド本体28内に設けられた駆動部36によって駆動電圧が供給される。それによって、圧電素子35は伸縮し、可撓板29を部分的に変形させるから、その圧電素子35に対向位置するノズルNiから溶液がドット状に吐出され、搬送される基板Wの上面に塗布される。従って、基板Wの上面には、ドット状の溶液が行列状に配列されてなる塗布パターンが形成される。そして、この塗布パターンは、ドット状の各溶液が流動して濡れ広がることにより、付着し合って1つの膜となる。
尚、圧電素子35に印加する電圧の強さを変えて圧電素子35の作動量を制御すれば、各圧電素子35が対向するノズルNiからの溶液の吐出量、つまり液滴の大きさを変えることができる。
上記ヘッド本体28の長手方向他端部には上記液室32に連通する上記回収孔37が形成されている。上記給液孔33から液室32に供給された溶液は、上記回収孔37から回収することができるようになっている。即ち、各ヘッド22は上記液室32に供給された溶液をノズルNiから吐出させるだけでなく、上記液室32を通じて上記回収孔37から回収することが可能となっている。
図5に示すように、各塗布ヘッド22に設けられた駆動部36は制御装置41によって駆動が制御される。即ち、上記制御装置41には、複数の塗布ヘッド22に形成された各ノズルNiのX、Y座標が記憶されている。各ノズルNiのX、Y座標は、例えば各塗布ヘッド22をヘッドテーブル19に取付けた後、その塗布ヘッド22の取付け位置に基づいて設定される。それによって、基板Wに対する溶液の上記Y方向に沿う吐出位置を制御することができる。
上記制御装置41は上記駆動部36だけでなく、Xテーブル5をX方向に駆動するX駆動源7、θテーブル11をθ方向に駆動するθ駆動源12及び塗布ヘッド22が設けられたヘッドテーブル19をY方向に駆動するY駆動源21の駆動も制御するようになっている。
以下、上記塗布装置の制御装置41により、駆動源7、12、21、駆動部36等を制御し、塗布ヘッド22の各ノズルNiから吐出される溶液を、基板Wの透明導電膜14が設けられた凹凸パターン15を有する表面に定めた塗布領域Rに塗布する場合について説明する。尚、本発明において、塗布領域Rのうち、基板WのX方向に沿うエッジEに平行する塗布領域Rの真直状の目標外縁Fa(塗布領域RのX方向に沿う辺と一致)沿いの狭い帯状の領域をエッジ側塗布領域Reと称し、塗布領域Rのうち、エッジ側塗布領域Reを除いた領域を内側塗布領域Riと称す。
(1)第1塗布工程(図8(A))
第1塗布工程では、塗布ヘッド22と基板Wとの相対移動方向(X方向)を基板WのエッジEに対して斜交させて相対移動させながら、塗布ヘッド22の複数のノズルNiから基板Wのエッジ側塗布領域Reを除く内側塗布領域Riに溶液を以下の如くに吐出塗布する。
即ち、まず、基板Wを透明導電膜14が設けられた面を上にして、基板受け渡し位置にある載置テーブル13上に吸着保持する。次いで、θ駆動源12を作動させ、載置テーブル13とともに基板WをX方向に対して所定角度で回転させる。θテーブル11の回転角度θは5〜45度の範囲が好ましい。図7、図8(A)は基板Wを回転角度θで回転させ、基板WのX方向に沿うエッジEをX方向に対して角度θで斜交させた状態を示している。
載置テーブル13を回転角度θで回転させたならば、X駆動源7を作動させて載置テーブル13を基板受け渡し位置からX方向に往動する。つまり、基板Wを回転角度θで回転させた状態で図7、図8(A)に矢印で示すX方向に駆動する。
基板WがX方向に駆動されてその基板Wの溶液が塗布される内側塗布領域Ri(図8(A))が塗布ヘッド22の下方に到達したならば、その内側塗布領域Riに対応位置する複数の塗布ヘッド22の複数のノズルNiから液滴Lを基板Wに向けて吐出させる。この第1塗布工程は、X駆動源7の作動により載置テーブル13がX方向の往動端に到達するまで、基板Wの全塗布領域Rの内側塗布領域Riに対して行なわれる。
このとき、塗布ヘッド22の複数のノズルNiから基板Wに向けて吐出される液滴は、塗布領域Rの真直状の目標外縁Faよりわずかに内側を狙い、もしくは塗布領域Rの真直状の目標外縁Faを狙ってその液滴の大きさを小液滴とする等により、内側塗布領域Riに塗布されるように制御される。
上記基板Wの溶液の塗布領域Rには図6に示すように透明導電膜14が格子状に設けられ、この透明導電膜14によって基板Wの板面には凹部15aと凸部15bからなる凹凸パターン15が基板Wの各辺に沿って規則的に形成されている。一方、溶液は各塗布ヘッド22のノズルNiから一定のタイミングで基板Wに向けてドット状に吐出される。
基板Wを回転させていない状態(回転角度θが0度)でX方向に駆動すると、基板Wに形成された凹部15aと凸部15bとの配置方向が基板Wの搬送方向であるX方向と同方向になる。そのため、ノズルNiから一定のタイミングで吐出される液滴の吐出位置が上記凹部15aに一致してしまうことがある。
その場合、基板Wに吐出された液滴は凸部15bに邪魔されて流動し難くなるから、液滴が流動することで塗布領域Rに形成される機能性薄膜の厚さが凹部15aに対応する部分と凸部15bに対応してムラが生じる。
しかしながら、この実施の形態では、基板Wに溶液を塗布する際、基板Wを5〜45度の範囲で回転させてX方向に搬送するようにしている。つまり、基板Wは、基板Wの搬送方向であるX方向に対し、この基板Wの各辺に沿って規則的に形成された凹部15aと凸部15bとの配置方向を所定の角度θで傾斜させて搬送される。
ここで、角度θは、基板WのX方向への搬送中に1つのノズルNiから吐出されて基板W上に塗布されるドット状の溶液の列が、隣接して配置される2つ以上の凸部15bに跨る角度θに設定することが望ましい。この角度θは、基板Wの設計データから得られる透明電極等の凸部15bの配置間隔dと塗布領域RのX方向の寸法Rxとから、例えば、{tanθ>(d/Rx)}の関係から求めることが可能である。
この第1塗布工程によれば、塗布ヘッド22の各ノズルNiをY方向に沿って配列し、基板WのエッジEをX方向に対し斜交させるものになり、塗布ヘッド22のノズルNiから基板Wの内側塗布領域Riに向けて吐出される液滴は、その配列方向が基板Wに規則的に形成された凹凸パターン15における凹部15aや凸部15bの配置方向に対して傾いた塗布パターンで塗布される。それによって、液滴は、基板WのエッジEに平行ないし直交するように規則的に形成された凹凸パターン15のうちの凹部15aに偏ることなく、凹部15aと凸部15bとの両方の部分に塗布されることになるから、塗布された液滴の流動が凸部15bによって邪魔されることが防止される。そのため、塗布後には溶液が塗布領域Rの概ね全体を占める内側塗布領域Riに渡って流動して一体化し、乾燥後には、ムラの発生が防止された機能性薄膜を形成することが可能となる。図8(B)に示す内側塗布領域Ri内の斜線は、内側塗布領域Riに塗布された液滴の流動により一体化された状態の溶液膜を示す。
(2)第2塗布工程(図8(B)、(C))
第2塗布工程では、塗布ヘッド22と基板Wとの相対移動方向(X方向)を基板WのエッジEに対して平行に相対移動させながら、塗布ヘッド22の同一のノズルNi、例えばN1(又はN1及びN2、もしくはN1〜N3等)から基板Wのエッジ側塗布領域Reに溶液を以下の如くに吐出塗布する。
即ち、載置テーブル13のX方向の往動端で、θ駆動源12を作動させ、載置テーブル13とともに基板WをX方向に対して前述(1)の回転角度θ分だけ戻し回転させ、基板WのX方向に沿うエッジEをX方向に対して平行に配置する。
載置テーブル13と基板Wを戻し回転させたならば、X駆動源7を作動させて載置テーブル13をX方向に復動する。つまり、基板WのX方向に沿うエッジEをX方向に対し平行に配置させた状態で図8(B)に矢印で示すX方向(図8(A)の逆方向)に駆動する。
基板WがX方向に駆動されてその基板Wの溶液が塗布されるエッジ側塗布領域Re(図8(B))が塗布ヘッド22の下方に到達したならば、そのエッジ側塗布領域Reに対応位置する塗布ヘッド22の同一のノズルN1(又はN1及びN2、もしくはN1〜N3等)から液滴Lを基板Wに向けて吐出させる。この第2塗布工程は、X駆動源7の作動により載置テーブル13がX方向の基板受け渡し位置に到達するまで、基板Wの全塗布領域Rのエッジ側塗布領域Reに対して行なわれる。
この第2塗布工程によれば、塗布ヘッド22の各ノズルNiをY方向に沿って配列し、基板WのエッジEをX方向に対し平行に配置させるものになり、基板WのX方向に沿うエッジEに沿うエッジ側塗布領域Reの真直状の目標外縁Faは塗布ヘッド22の同一のノズルNi(例えばN1)の直下を通過するものになる。従って、当該同一のノズルNiが一定の滴下ピッチA(但し、滴下ピッチを定める当該ノズルNiの吐出タイミングは従来と同等の精度で可)で吐出する各液滴は必然的に塗布ヘッド22に対する基板Wの移動方向たるX方向に沿う真直状の目標外縁Faに合致して滴下するものになる。図8(C)に示すエッジ側塗布領域Re内の斜線は、エッジ側塗布領域Re及び内側塗布領域Riに塗布された溶液の流動により一体化された溶液膜を示す。これにより、塗布領域R(エッジ側塗布領域Re)に形成される機能性薄膜Dの外縁Fは乾燥後に図8(C)に示す如くの真直状をなし、塗布領域Rの全域にわたって均一な厚さの膜が形成されることとなる。この結果、塗布領域Rに対する機能性薄膜Dの有効面積率を向上させることができるから、塗布領域Rの設定領域を、例えば、表示領域に対して極力狭めることが可能となり、塗布領域R外周と表示領域外周との間の余白領域を極力小さくすることができ、ひいては、液晶表示パネルの小型化を図ることが可能となる。
また、基板Wは基板受け渡し位置から往復動して必ず基板受け渡し位置に戻るから、この戻り工程となる復動過程を利用して第2塗布工程を行なうことにより、生産性を向上できる。
次に、上記塗布装置の制御装置41により、駆動源7、12、21、駆動部36等を制御し、塗布ヘッド22の各ノズルNiから吐出される溶液を、基板Wの透明導電膜14が設けられた凹凸パターン15を有する表面に定めた塗布領域Rに塗布する変形例について説明する。この変形例は、図8に示した第1塗布工程と第2塗布工程の工程順を入れ替えたものである。
(1)第1塗布工程(図9(A))
第1塗布工程では、塗布ヘッド22と基板Wとの相対移動方向(X方向)を基板WのエッジEに対して平行に相対移動させながら、塗布ヘッド22の同一のノズルNi、例えばN1(又はN1及びN2、もしくはN1〜N3等)から基板Wのエッジ側塗布領域Reに溶液を以下の如くに吐出塗布する。
即ち、載置テーブル13のX方向の基板受け渡し位置で、θ駆動源12を作動させ、載置テーブル13とともに基板Wの回転位置を調整し、基板WのX方向に沿うエッジEをX方向に対して平行に配置する。
載置テーブル13と基板Wを回転調整させたならば、X駆動源7を作動させて載置テーブル13をX方向に往動する。つまり、基板WのX方向に沿うエッジEをX方向に対し平行に配置させた状態で図9(A)に矢印で示すX方向に駆動する。
基板WがX方向に駆動されてその基板Wの溶液が塗布されるエッジ側塗布領域Re(図9(A))が塗布ヘッド22の下方に到達したならば、そのエッジ側塗布領域Reに対応位置する塗布ヘッド22の同一のノズルN1(又はN1及びN2、もしくはN1〜N3等)から液滴Lを基板Wに向けて吐出させる。この第1塗布工程は、X駆動源7の作動により載置テーブル13がX方向の往動端に到達するまで、基板Wの全塗布領域Rのエッジ側塗布領域Reに対して行なわれる。
この第1塗布工程によれば、塗布ヘッド22の各ノズルNiをY方向に沿って配列し、基板WのエッジEをX方向に対し平行に配置させるものになり、基板WのエッジEに沿うエッジ側塗布領域Reの真直状の目標外縁Faは塗布ヘッド22の同一のノズルNi(例えばN1)の直下を通過するものにある。従って、当該同一のノズルNiが一定の滴下ピッチA(但し、滴下ピッチを定める当該ノズルNiの吐出タイミングは従来と同等の精度で可)で吐出する各液滴は必然的に塗布ヘッド22に対する基板Wの移動方向たるX方向に沿う真直状の目標外縁Faに合致して滴下するものになる。図9(C)に示すエッジ側塗布領域Re内の斜線は、エッジ側塗布領域Re及び内側塗布領域Riに塗布された溶液の流動により一体化された溶液膜を示す。これにより、後述する第2塗布工程の後に、塗布領域R(エッジ側塗布領域Re)に形成される機能性薄膜Dの外縁Fは乾燥後に図9(C)に示す如くの真直状をなし、塗布領域Rの全域にわたって均一な厚さの膜が形成されることとなる。
(2)第2塗布工程(図9(B)、(C))
第2塗布工程では、塗布ヘッド22と基板Wとの相対移動方向(X方向)を基板WのエッジEに対して斜交させて相対移動させながら、塗布ヘッド22の複数のノズルNiから基板Wのエッジ側塗布領域Reを除く内側塗布領域Riに溶液を以下の如くに吐出塗布する。
即ち、載置テーブル13のX方向の往動端で、θ駆動源12を作動させ、載置テーブル13とともに基板WをX方向に対して所定角度θで回転させ、基板WのX方向に沿うエッジEをX方向に対して角度θで斜交させる。
載置テーブル13と基板Wを回転させたならば、X駆動源7を作動させて載置テーブル13をX方向に復動する。つまり、基板WのエッジEを回転角度θで回転させた状態で、図9(B)に矢印で示すX方向(図9(A)の逆方向)に駆動する。
基板WがX方向に駆動されてその基板Wの溶液が塗布される内側塗布領域Ri(図9(B))が塗布ヘッド22の下方に到達したならば、その内側塗布領域Riに対応位置する複数の塗布ヘッド22の複数のノズルNiから液滴Lを基板Wに向けて吐出させる。この第2塗布工程は、X駆動源7の作動により載置テーブル13のX方向の基板受け渡し位置に到達するまで、基板Wの全塗布領域Rの内側塗布領域Riに対して行なわれる。
このとき、塗布ヘッド22の複数のノズルNiから基板Wに向けて吐出される液滴は、塗布領域Rの真直状の目標外縁Faよりわずかに内側を狙い、もしくは塗布領域Rの真直状の目標外縁Faを狙ってその液滴の大きさを小液滴とする等により、内側塗布領域Riに塗布されるように制御される。
この第2塗布工程によれば、塗布ヘッド22の各ノズルNiをY方向に沿って配列し、基板WのエッジEをX方向に対し斜交させるものになり、塗布ヘッド22のノズルNiから基板Wの内側塗布領域Riに向けて吐出される液滴は、その配列方向が基板Wに規則的に形成された凹凸パターン15における凹部15aや凸部15bの配置方向に対して傾いた塗布パターンで塗布される。それによって、液滴は、基板WのエッジEに平行ないし直交するように規則的に形成された凹凸パターン15のうちの凹部15aに偏ることなく、凹部15aと凸部15bとの両方の部分に塗布されることになるから、塗布された液滴の流動が凸部15bによって邪魔されることが防止される。そのため、塗布後には溶液が塗布領域Rの概ね全体を占める内側塗布領域Riに渡って流動して一体化し、乾燥後には、ムラの発生が防止された機能性薄膜を形成することが可能となる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、上記実施の形態において、塗布領域Rのエッジ側塗布領域Reに対して1つのノズルNiを用いて溶液を塗布する例で説明したが、これに限られるものではなく、2つ以上のノズルNiを用いて溶液を塗布するようにしても良い。すなわち、エッジ側塗布領域Reに対する溶液の塗布に用いるノズルNiの数は、エッジ側塗布領域ReのY方向寸法と塗布ヘッド22のノズルNiのピッチに基づいて決定すれば良い。また、エッジ側塗布領域ReのY方向寸法は、凹凸パターン15におけるX方向に沿って形成された凸部15bのY方向の配置間隔d以下であることが好ましい。さらに、エッジ側塗布領域Reと内側塗布領域Riの一部をオーバーラップさせて設定しても良い。この場合には、オーバーラップ領域に対して塗布する塗布液の一滴の量を、他のエッジ側塗布領域Re、内側塗布領域に塗布する塗布液の一滴の量よりも少なくすると良い。
また、塗布領域Rへの溶液の塗布を基板Wの往復移動によって行うものとした。これに限られるものではなく、例えば、内側塗布領域Riに対する溶液の塗布を複数回の往動、復動で行なうようにする等、2往復以上の移動によって行うようにしても良い。
本発明は、塗布ヘッドの複数のノズルから基板の塗布領域に吐出塗布された溶液によって形成される膜の品質を向上することができる。
7 X駆動源(駆動手段)
11 θテーブル(駆動手段)
15 凹凸パターン
21 Y駆動源(駆動手段)
22 塗布ヘッド
36 駆動部
41 制御装置(制御手段)
E エッジ
R 塗布領域
Re エッジ側塗布領域
Ri 内側塗布領域
Ni、N1、N2、N3 ノズル
W 基板

Claims (6)

  1. 塗布ヘッドのノズルから吐出される溶液を、外縁に直線状のエッジを備えた基板上の、当該基板のエッジに沿って前記規則的に形成された凹凸パターンを含む塗布領域内に塗布する溶液の塗布方法において、
    塗布ヘッドと基板との相対移動方向を基板のエッジに対して斜交させて相対移動させながら、塗布ヘッドの複数のノズルから前記塗布領域内のエッジ側塗布領域を除く内側塗布領域に溶液を吐出塗布する第1塗布工程を行ない、その後、
    塗布ヘッドと基板との相対移動方向を基板の前記エッジに対して平行に相対移動させながら、塗布ヘッドの同一のノズルから前記塗布領域内のエッジ側塗布領域に溶液を吐出塗布する第2塗布工程を行なうことを特徴とする溶液の塗布方法。
  2. 塗布ヘッドのノズルから吐出される溶液を、外縁に直線状のエッジを備えた基板上の、当該基板のエッジに沿って前記規則的に形成された凹凸パターンを含む塗布領域内に塗布する溶液の塗布方法において、
    塗布ヘッドと基板との相対移動方向を基板のエッジに対して平行に相対移動させながら、塗布ヘッドの同一のノズルから前記塗布領域内のエッジ側塗布領域に溶液を吐出塗布する第1塗布工程を行ない、その後、
    塗布ヘッドと基板との相対移動方向を基板の前記エッジに対して斜交させて相対移動させながら、塗布ヘッドの複数のノズルから前記塗布領域内のエッジ側塗布領域を除く内側塗布領域に溶液を吐出塗布する第2塗布工程を行なうことを特徴とする溶液の塗布方法。
  3. 前記基板を基板受け渡し位置から塗布ヘッドに対し往復動させるに際し、往動過程で第1塗布工程を行ない、複動過程で第2塗布工程を行なう請求項1又は2に記載の溶液の塗布方法。
  4. 塗布ヘッドのノズルから吐出される溶液を、外縁に直線状のエッジを備えた基板上の、当該基板のエッジに沿って前記規則的に形成された凹凸パターンを含む塗布領域内に塗布する溶液の塗布装置において、
    複数のノズルを有する塗布ヘッドと、
    塗布ヘッドと基板とを相対的に移動させる駆動手段と、
    駆動手段により塗布ヘッドと基板との相対移動方向を基板のエッジに対して斜交させて相対移動させながら、塗布ヘッドの複数のノズルから前記塗布領域内のエッジ側塗布領域を除く内側塗布領域に溶液を吐出塗布する第1塗布工程を行ない、その後、駆動手段により塗布ヘッドと基板との相対移動方向を基板の前記エッジに対して平行に相対移動させながら、塗布ヘッドの同一のノズルから前記塗布領域内のエッジ側塗布領域に溶液を吐出塗布する第2塗布工程を行なうように制御する制御手段とを具備することを特徴とする溶液の塗布装置。
  5. 塗布ヘッドのノズルから吐出される溶液を、外縁に直線状のエッジを備えた基板上の、当該基板のエッジに沿って前記規則的に形成された凹凸パターンを含む塗布領域内に塗布する溶液の塗布装置において、
    複数のノズルを有する塗布ヘッドと、
    塗布ヘッドと基板とを相対的に移動させる駆動手段と、
    駆動手段により塗布ヘッドと基板との相対移動方向を基板のエッジに対して平行に相対移動させながら、塗布ヘッドの同一のノズルから前記塗布領域内のエッジ側塗布領域に溶液を吐出塗布する第1塗布工程を行ない、その後、駆動手段により塗布ヘッドと基板との相対移動方向を基板の前記エッジに対して斜交させて相対移動させながら、塗布ヘッドの複数のノズルから前記塗布領域内のエッジ側塗布領域を除く内側塗布領域に溶液を吐出塗布する第2塗布工程を行なうように制御する制御手段とを具備することを特徴とする溶液の塗布装置。
  6. 前記制御手段が駆動手段により基板を基板受け渡し位置から塗布ヘッドに対し往復動させるに際し、往動過程で第1塗布工程を行ない、複動過程で第2塗布工程を行なう請求項4又は5に記載の溶液の塗布装置。
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