JP2010199731A - スイッチングボックス回路、スイッチングブロック回路、およびfpga回路 - Google Patents

スイッチングボックス回路、スイッチングブロック回路、およびfpga回路 Download PDF

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Abstract

【課題】高集積化および低消費電力化を可能にする。
【解決手段】第1乃至第4の方向にそれぞれ設けられた第1乃至第n(≧1)の信号線と、前記第1乃至第4の方向にそれぞれ設けられた第1乃至第nの入出力部であって、各方向における第i(1≦i≦n)の入出力部は、一端が対応する方向の第iの信号線に接続する第1乃至第nの入出力部と、第1乃至第2nの接続端子と、前記第1乃至第4の方向にそれぞれ設けられ、各方向において前記第1乃至第nの入出力部のそれぞれと、前記第1乃至第2nの接続端子のそれぞれを接続するためにそれらの間に1個ずつ設けられ、ゲートにクロック信号を受ける2n個のスピンMOSFETと、を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、スイッチングボックス回路、スイッチングブロック回路、およびFPGA回路に関する。
近年、電子のスピン自由度を利用したスピンエレクトロニクスデバイスの研究開発が盛んに行われている。トンネル磁気抵抗効果(TMR)を基礎とする研究開発が盛んに行われ、磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)やハードディスクドライブ(HDD)の再生ヘッドなどに応用されるに至っている。さらに、半導体と磁性体とを結合したスピントランジスタが注目されている。
現在の半導体技術を基にしたリコンフィギャラブル論理回路として、FPGA(Field Programmable Gate Array)と呼ばれる集積回路がある。FPGAは、内部のSRAMに情報を蓄え、このメモリに記憶された内容により、リコンフィギュラブル論理回路の論理と結線とを制御することができる。このように、ソフトウエアで論理を変更できるため、ハードウエアを作製後に回路の修正が可能となる。複雑化する集積回路を短納期で安価に実現する手段として、近年急速に伸びている。
スイッチングボックス回路は、4方向から来る信号線の結線方法を記憶させておき、信号線の入力と出力および信号線間の結線と断線を決定する回路である(例えば、非特許文献1参照)。このスイッチングボックス回路を有する回路は、メモリを書き換えることにより任意の結線方法を実現できる。
Vaugun Betz et al., "Architecture and CAD for Deep-submicron FPGAs", Kluwer Academic Publishers, 3rd Edition, 2002, pp 63-103 and 207-220
このスイッチングボックス回路を半導体のCMOS技術によって作製する場合、従来は、情報を記憶するメモリとしてSRAMが用いられている。このため、素子数が多くなってしまうという問題がある。また、大量のSRAMを使用しているため、動作をしていないときでもリーク電流による消費電力が大きくなってしまう。そのため、高集積化しにくい回路となっている。また、スイッチングボックス回路で多くのパストランジスタを使用するため回路規模は非常に大きくなってしまい、高集積化を妨げる要因の一つとなっている。更に、SRAMは電源を切ると情報が失われてしまう揮発性メモリであるため、電源投入をする毎に外部メモリに蓄えていた情報を書き込む必要がある。このため、電源投入時に手間と時間がかかるという課題がある。また、電源切断時に情報を蓄えておくための外部メモリを確保しておく必要があり、外部メモリのために消費電力および容積が必要になるという課題がある。このため、システム全体での高集積化および低消費電力化を妨げる要因の一つとなっている。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであって、高集積化および低消費電力化が可能なスイッチングボックス回路、スイッチングブロック回路、およびFPGA回路を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様によるスイッチングボックス回路は、第1乃至第4の方向にそれぞれ設けられた第1乃至第n(≧1)の信号線と、前記第1乃至第4の方向にそれぞれ設けられた第1乃至第nの入出力部であって、各方向における第i(1≦i≦n)の入出力部は、一端が対応する方向の第iの信号線に接続する第1乃至第nの入出力部と、第1乃至第2nの接続端子と、前記第1乃至第4の方向にそれぞれ設けられ、各方向において前記第1乃至第nの入出力部のそれぞれと、前記第1乃至第2nの接続端子のそれぞれを接続するためにそれらの間に1個ずつ設けられ、ゲートにクロック信号を受ける2n個のスピンMOSFETと、を備えていることを特徴とする。
また、本発明の第2の態様によるスイッチングブロック回路は、第1乃至第4の方向にそれぞれ設けられ、それぞれがn本の信号線を含む第1乃至第m(≧2)の信号線群と、第1の態様の第1乃至第m(≧2)のスイッチングボックス回路と、を備え、前記第1乃至第4の方向における第i(1≦i≦m)の信号線群は第iのスイッチングボックス回路に接続されていることを特徴とする。
また、本発明の第3の態様によるFPGA回路は、第2の態様のスイッチングブロック回路と、ルックアップテーブルを含むクラスターロジックブロック回路と、前記スイッチングブロック回路と前記クラスターロジックブロック回路とを接続するコネクションブロック回路とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、高集積化および低消費電力化が可能となる。
第1実施形態によるスイッチングボックス回路の回路図。 第1実施形態のスイッチングボックス回路における、結線と断線の例を示す回路図。 第1実施形態のスイッチングボックス回路における入出力部を示す回路図。 第1実施形態のスイッチングボックス回路における入力部を示す回路図。 第1実施形態のスイッチングボックス回路における出力部を示す回路図。 第1実施形態のスイッチングボックス回路におけるメモリ部を示す回路図。 第1実施形態のスイッチングボックス回路における書き換え回路を示す回路図。 第1実施形態のスイッチングボックス回路における書き換えを行う場合の電流パスの例を示す図。 第1実施形態のスイッチングボックス回路を用いて構成したスイッチングブロック回路の一具体例を示す図。 図9に示すスイッチングブロック回路を用いて構成したFPGA回路の一具体例を示す図。 第2実施形態のスイッチングボックス回路における出力部を示す回路図。 第2実施形態のスイッチングボックス回路におけるメモリ部を示す回路図。 第3実施形態によるスイッチングボックス回路の回路図。 第3実施形態のスイッチングボックス回路を用いて構成したスイッチングブロック回路の一具体例を示す図。 スピンMOSFETを用いてスイッチングボックス回路を構成した場合と、CMOSだけでスイッチングボックス回路を構成した場合における信号線の本数nと、素子数との関係を示す図。 第4実施形態のスイッチングボックス回路を用いて構成したスイッチングブロック回路の一具体例を示す図。
以下に、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。ただし、図面は模式的なものであり、各部分の大きさ、各電圧の高さおよび各時間の長さ、部分間の大きさの比
率、電圧間の比率、時間の間隔などは現実のものとは異なる。また、図面の相互間においても、同じ部分を指す場合であっても、互いの寸法や比率が異なって示されている部分もある。
また、信号の電圧において、高電圧をHレベル、低電圧をLレベルとする。Hレベルは、電源電圧Vddの半分より高い電圧を表し、Lレベルは、電源電圧Vddの半分より低い電圧を表す。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態によるスイッチングボックス回路を図1に示す。一般に、スイッチングボックス回路は、4方向からの信号線が合流する領域において、結線と断線を決定する回路である。この実施形態のスイッチングボックス回路1は、4本の信号線SL、SL、SL、SLの結線と断線を決定するものであって、2個の接続端子10、10と、4個の入出力部12〜12と、8個のn型スピンMOSFET14〜14とを有している。
4本の信号線SL、SL、SL、SLは、4方向に1本ずつ配置される構成となっている。図1においては、上方には信号線SLが、左方には信号線SLが、下方には信号線SLが、右方には信号線SLが配置される。各信号線SL(i=1,・・・4)に入出部12が接続される。各入出力部12(i=1,・・・4)に2個のスピンMOSFET142i−1、142iのそれぞれの一端が接続される。4個のスピンMOSFET142i−1(i=1,・・・4)の他端は接続端子10に接続され、4個のスピンMOSFET142i(i=1,・・・4)の他端は接続端子10に接続される。したがって、任意の一つの信号線は、入出力部、スピンMOSFET、接続端子、スピンMOSFET、入出力部を通して他の任意の信号線と接続することができる。例えば、信号線SLは、入出力部12、スピンMOSFET14、接続端子10、スピンMOSFET14、入出力部12からなるルートを通して信号線SLと接続される。なお、信号線SLと信号線SLは、入出力部12、スピンMOSFET14、接続端子10、スピンMOSFET14、入出力部12からなるもう一つの経路を通しても接続される。このように、任意の信号線は、本実施形態のスイッチングボックス回路1において、接続端子を通して、他の信号線と接続され、その接続の経路は2通りある。そして、各経路においては、接続端子を挟んで2個のスピンMOSFETが直列に接続された構成となっている。
各スピンMOSFET14〜14は、通常のMOSFETのソース電極とドレイン電極に強磁性体を用いた構成、もしくは通常のMOSFETのソース電極とドレイン電極上に強磁性体を付加した構成、を有しており、強磁性体と半導体を組み合わせた構造を持つ。ソース電極とドレイン電極の強磁性体の磁化の向き、もしくはソース電極とドレイン電極上に付加された強磁性体の磁化の向きによりスピンMOSFETの特性、例えば、2つの強磁性体間の抵抗値が異なるため、ロジックの中に不揮発メモリを内蔵することができる。このように、スピンMOSFETは素子内部にメモリ機能を有しているため、小面積でスイッチングボックス回路を構成できる。また、強磁性体を用いてメモリ機能を実現しているため、メモリは不揮発であり、電源投入する毎にスイッチングボックス回路のメモリへの書き込みをしなくて済む。また、内部に不揮発メモリを有しているため、動作していない場合は電源を切断することが可能になり、低消費電力なスイッチングボックス回路を構築できる。
スピンMOSFETのソース電極およびドレイン電極の強磁性体の磁化の向き、もしくはソース電極上およびドレイン電極上の強磁性体の磁化の向きは略平行か略反平行のいずれかになっており、2つの強磁性体間の抵抗も低抵抗と高抵抗のいずれかの状態になっている。ソース電極およびドレイン電極の強磁性体間の抵抗値において、低抵抗の場合を低抵抗状態、高抵抗の場合を高抵抗状態と呼ぶ。本発明の各実施形態においては、スピンMOSFETが高抵抗状態のときに信号線間は断線と判断され、低抵抗状態の時に信号線間は導通と判断される。
上述したように、本実施形態では、信号線の接続が4方向全てに接続されている。そして、信号線間には、直列接続された2個のスピンMOSFETが設けられている。直列接続されたスピンMOSFETが2個とも低抵抗状態であれば、結線状態と判定される。また、直列接続された2個のスピンMOSFETのうち、1個以上が高抵抗状態であれば、電流が流れにくいため断線状態と判定される。本実施形態においては、各スピンMOSFETのゲートには共通のCLOCK信号(クロック信号)が印加される。すなわち、各スピンMOSFETのゲートに同時にCLOCK信号(クロック信号)が印加される。本実施形態では各スピンMOSFETはn型スピンMOSFETであるので、CLOCK信号(クロック信号)がHレベルの時に、スピンMOSFETが導通し、スイッチングボックス回路の動作を行い、出力を決定する。したがって、スピンMOSFETが導通状態であっても、信号線間は、この信号線間にある少なくとも1個のスピンMOSFETが高抵抗状態のときに断線状態と判断され、直列に接続された2つのスピンMOSFETがともに低抵抗状態との時に結線状態と判断される。
次に、本実施形態のスイッチングボックス回路1の結線状態の一例を図2に示す。この例においては、左方の信号線SLと上方の信号線SLとを結線するとともに下方の信号線SLと右方向の信号線SLとを結線した場合を示す。それ以外の経路は断線を表す。図2において、点線で示すスピンMOSFET14、14、14、14は低抵抗状態を示し、実線で示すスピンMOSFET14、14、14、14は高抵抗状態を示す。信号線間の直列にあるすべてのスピンMOSFETが低抵抗状態である場合に、その信号線間が結線となる。信号線間にある2つのスピンMOSFETうちのいずれかが高抵抗状態である場合に、その信号線間は断線となる。
次に、本実施形態のスイッチングボックス回路1の入出力部12の一具体例を図3に示す。この具体例の入出力部12は、入力部12a、メモリ部12b、および出力部12cを備えている。メモリ部12bは、ENABLE信号とENABLE信号に相補的なNOT−ENABLE信号を出力する。ENABLE信号とNOT−ENABLE信号は入力部12aおよび出力部12cに出力され、入力部12aと出力部12cのいずれか一方だけが導通となるように接続される。
次に、入力部12aの一具体例を図4に示す。この具体例の入力部12aは、通常のp型MOSFET12aと、通常のn型MOSFET12aからなるトランスファーゲートである。p型MOSFET12aのゲートにENABLE信号が入力され、n型MOSFET12aのゲートにはNOT−ENABLE信号が入力される。したがって、この入力部12aは、ENABLE信号がLレベルで、NOT−ENABLE信号がHレベルの時に導通状態となるが、ENABLEがHレベルで、NOT−ENABLEがLレベルのときに断線状態となる。
次に、出力部12cの一具体例を図5に示す。この具体例の出力部12cは、p型MOSFET12cと、センスアンプ12cと、バッファ12cと、p型MOSFET12cおよびn型MOSFET12cからなるトランスファーゲートと、を備えている。p型MOSFET12cは、ゲートにENABLE信号を受け、ソースに電源電圧Vddが印加されドレインがスピンMOSFETに接続される。センスアンプ12cは、NOT−ENABLE信号に基づいて動作し、参照電圧と比較することにより、スピンMOSFETからの出力を検出する。バッファ12cは、センスアンプ12cの出力を安定化してトランスファーゲートに送出する。トランスファーゲートのp型MOSFET12cおよびn型MOSFET12cのゲートにはNOT−ENABLE信号およびENABLE信号がそれぞれ印加される。
このような構成の出力部12cにおいては、NOT−ENABLE信号がLレベルで、ENABLE信号がHレベルのときに、低抵抗状態のスピンMOSFETに接続された入力部12aの電圧を、センスアンプ12cで検出し、バッファで電圧を安定化し、トランスファーゲートを介して信号線側に出力する。出力部12cは、NOT−ENABLE信号がHレベルで、ENABLE信号がLレベルのときに、断線となる。なお、図5に示す参照電圧はVdd/2程度の電圧であり、動作マージンが最も高くなるように決められる。
次に、メモリ部12bの一具体例を図6に示す。この具体例のメモリ部12bは、p型MOSFET12b、12bと、n型スピンMOSFET12bと、n型MOSFET12bと、インバータ12bと、を備えている。p型MOSFET12b、12bと、n型スピンMOSFET12bと、n型MOSFET12bとは、この順番で直列に接続される。p型MOSFET12bのソースには電源電圧Vddが印加され、n型MOSFET12bのソースは接地される。そして、p型MOSFET12bのゲートにはNOT−READ信号が印加され、n型MOSFET12bのゲートにはREAD信号が印加される。また、p型MOSFET12bと、n型スピンMOSFET12bとは、ゲートが共通の1/2端子に接続され、p型MOSFET12bのドレインと、n型スピンMOSFET12bのドレインの接続ノードからENABLE信号が出力され、このENABLE信号をインバータ12bによって反転することにより、NOT−ENABLE信号を得ている。
スピンMOSFET12bのゲートに接続される1/2端子には、電源電圧Vddの半分Vdd/2程度の電圧が印加されている。READ信号がHレベル、NOT−READ信号がLレベルのときに、スピンMOSFET12bに電源が供給され、トランジスタ動作を行う。このときに、スピンMOSFET12bが低抵抗状態であれば、ENABLE信号がLレベルになり、スピンMOSFET12bが高抵抗状態であれば、ENABLE信号がHレベルになる。
他方、READ信号がLレベル、NOT−READ信号がHレベルの時には、スピンMOSFET12bに電源が供給されないため、メモリ部12bの消費電力は極端に小さくなる。電源が供給されてなくても、スピンMOSFET12bは不揮発性の記憶であるため、記憶内容は保持されている。
なお、ENABLE信号線は電気的に浮遊しているので、スピンMOSFET12bに電源が供給されなくても、ENABLE信号の電圧は保持されている。そのため、READ信号がLレベル、NOT−READ信号がHレベルの時においても、ENABLE信号の出力は保持される。
次に、スピンMOSFETの抵抗状態を書き換える場合は、スピン注入磁化反転による反転電流以上の電流を流すことにより、磁化の向きを反転させることにより行う。磁化の向きの反転は、スピンMOSFETに流す電流の向きを変化させることによって行う。スピンMOSFETの抵抗状態の書き換えを、図7を参照して説明する。図7は、スピンMOSFETの抵抗状態の書き換え回路の一具体例を示す回路図である。
アドレス部40からの2本のアドレス線42、42はそれぞれ、接続端子10、10に接続している4つのスピンMOSFETのゲートに接続される。すなわち、アドレス線42は、接続端子10に接続している4つのスピンMOSFET14、14、14、14のゲートに接続され、アドレス線42は、接続端子10に接続している4つのスピンMOSFET14、14、14、14のゲートに接続される。ドライバー/シンカー部50からの2本の電流線52、52は、2個の接続端子10、10にそれぞれ接続される。ドライバー/シンカー部60からの4本の電流線62、62、62、62は、4つの入出力部12、12、12、12の、スピンMOSFET側の端子にそれぞれ接続される。
スピン注入磁化反転により書き込む場合は、アドレス部40によって、書き換えるスピンMOSFETに接続されているアドレス線に電圧(アドレス信号)を印加し、書き換えるスピンMOSFETを導通状態にする。そして、書き換えるスピンMOSFETに接続されている電流線にスピン注入磁化反転するための電流値以上の書き換え電流を流すことにより、書き換えを行う。ここで、ドライバー/シンカー部50からドライバー/シンカー部60の向き、もしくはドライバー/シンカー部60からドライバー/シンカー部50の向きに、1個のスピンMOSFETだけに電流を流す。具体的な電流経路を図8に示す。図8は、書き換えるスピンMOSFETを、スピンMOSFET14とした電流経路の一例を示す。図8においては、アドレス線42を選択することにより、スピンMOSFET14、14、14、14が導通し、ドライバー/シンカー部50から接続端子102を通してドライバー/シンカー部60に電流を流すことにより、書き換え電流が、書き換えるMOSFET14に流れる。このような書き換えの動作により、任意のスピンMOSFETの抵抗状態を書き換えることができる。
本実施形態のスイッチングボックス回路1では、MOSFETとスピンMOSFETを合わせた素子数は、80個となる。これに対して、CMOSだけで構成した従来のスイッチングボックス回路の素子数は、104個となる。したがって、スピンMOSFETを用いた本実施形態のスイッチングボックス回路1は、CMOSを用いた従来のスイッチングボックス回路に比べて、77%の素子数で構成することができる。そして、回路の面積は、おおよそ素子数に依存するため、素子数が少ないほど回路面積も小さい。スピンMOSFETを用いた本実施形態のスイッチングボックス回路1は、小面積のスイッチングボックス回路となる。
本実施形態のスイッチングボックス回路1を用いて構成したスイッチングブロック回路100の一具体例の回路図を図9に示す。この具体例のスイッチングブロック回路100においては、4方向にそれぞれm本の信号線が設けられている。上方にはm本の信号線SL11〜SL1m、左方にはm本の信号線SL21〜SL2m、下方にはm本の信号線SL31〜SL3m、右方にはm本の信号線SL41〜SL4mが設けられている。そして、4本の信号線SL1i、SL2i、SL3i、SL4i(i=1,・・・,m)の交差領域には、本実施形態のスイッチングボックス回路1が設けられている。この具体例のスイッチングブロック回路100は、小面積のスイッチングボックス回路を用いているので、小面積のスイッチングブロック回路となる。
また、上記スイッチングブロック回路100を用いて構成したFPGA(Field Programmable Gate Array)回路200の一具体例を図10に示す。この具体例のFPGA回路200は、複数のスイッチングブロック(SB)回路100と、論理回路の役割を果たしルックアップテーブル等を含む複数のクラスターロジックブロック(CLB)回路120と、スイッチングブロック回路100とクラスターロジックブロック回路120とを接続する複数のコネクションボックス(CB)回路140とを備えている。すなわち、この具体例においては、各スイッチングブロック回路100は、一つのクラスターブロジックロック回路120と、少なくとも1つのコネクションボックス回路140を介して接続される。この具体例のFPGA回路も、小面積のFPGA回路となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、高集積化および低消費電力化が可能な、スイッチングボックス回路、スイッチングブロック回路、およびFPGA回路を得ることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態によるスイッチングボックス回路を説明する。第1実施形態のスイッチングボックス回路においては、スピンMOSFET14〜14はn型スピンMOSFETであった。本実施形態のスイッチングボックス回路は、第1実施形態のスイッチングボックス回路において、スピンMOSFET14〜14をp型スピンMOSFETとした構成となっている。
このため、第1実施形態のスイッチングボックス回路とは、各入出力部12(i=1,・・・,4)のメモリ部12bおよび出力部12cの構成が異なっている。
本実施形態に係る出力部12cの一具体例を図11に示す。この具体例の出力部12cは、図5に示す出力部12cにおいて、p型MOSFET12cをn型MOSFET12cAに置き換えた構成となっている。このn型MOSFET12cAは、ドレインがスピンMOSFETに接続され、ソースが接地され、ゲートにNOT−ENABLE信号を受ける。
また、本実施形態に係るメモリ部12bの一具体例を図12に示す。この具体例のメモリ部12は、図6に示すメモリ部12bのp型MOSFET12bおよびn型スピンMOSFET12bを、p型スピンMOSFET12bAおよびn型MOSFET12bAにそれぞれ置き換えた構成となっている。
この具体例のメモリ部12bにおいて、READ信号がHレベル、NOT−READ信号がLレベルのときに、スピンMOSFET12bAに電源が供給され、トランジスタ動作を行う。このときに、スピンMOSFET12bAが低抵抗状態であれば、ENABLE信号がHレベルになり、スピンMOSFET12bAが高抵抗状態であれば、ENABLE信号がLレベルになる。
なお、本実施形態においては、p型スピンMOSFET14〜14のゲートに印加されるCLOCK信号(クロック信号)のLレベルの時にp型スピンMOSFET14〜14が導通する以外は、第1実施形態と同様の動作をする。
本実施形態のスイッチングボックス回路も、第1実施形態と同様に、CMOSを用いた従来のスイッチングボックス回路の場合の77%の素子数で構成することができ、占有する回路面積も小さくことが可能となり、集積化することができる。また、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、低消費電力化が可能になる。
そして、第1実施形態と同様に、本実施形態のスイッチングボックス回路を用いることにより、スイッチングブロック回路を構成することも可能であり、このスイッチングブロック回路を用いることにより、FPGA回路を構成することもできる。
以上説明したように、本実施形態によれば、高集積化および低消費電力化が可能な、スイッチングボックス回路、スイッチングブロック回路、およびFPGA回路を得ることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態によるスイッチングボックス回路1Aを、図13を参照して説明する。第1および第2実施形態のスイッチングボックス回路1Aは、4方向にそれぞれ1本の信号線が配置されていたが、本実施形態のスイッチングボックス回路は、4方向にそれぞれ2本の信号線が配置された構成となっている。すなわち、上方には2本の信号線SL11、SL12が配置され、左方には2本の信号線SL21、SL22が配置され、下方には2本の信号線SL31、SL32が配置され、右方には2本の信号線SL41、SL42が配置される。そして、本実施形態においては、各信号線SLij(i,j=1,2)に対応して1個の入出力部12ijが設けられている。また、本実施形態においては、4個の接続端子10〜10と、32個のn型スピンMOSFET14ijk(i=1,・・・,4、j=1,2、k=1,・・・,4)を備えている。
本実施形態においては、各入出力部12ij(i=1,・・・,4、j=1,2)は、接続端子10(k=1,・・・,4)に、スピンMOSFET14ijkを介して接続される。
このように構成された本実施形態においては、ある方向の任意の信号線は、各接続端子を通して、他の方向の任意の信号線と接続され、その接続の経路は4通りある。そして、各経路においては、接続端子を間に挟んで2個のスピンMOSFETが直列に接続された構成となっている。したがって、本実施形態のスイッチングボックス回路も第1実施形態のスイッチングボックス回路と同様に、任意の方向の、任意の信号線へ結線することができる。
本実施形態によるスイッチングボックス回路では、MOSFETとスピンMOSFETを合わせた素子数は、176個となる。CMOSだけで構成した従来のスイッチングボックス回路では、416個となる。このため、本実施形態のスイッチングボックス回路も、第1実施形態と同様に、CMOSを用いた従来のスイッチングボックス回路に比べて、42%の素子数で構成することができ、占有する回路面積も小さくことが可能となり、集積化することができる。また、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、低消費電力化が可能になる。
そして、第1実施形態と同様に、本実施形態のスイッチングボックス回路1Aを用いて、スイッチングブロック回路を構成することも可能であり、このスイッチングブロック回路を用いることにより、FPGA回路を構成することもできる。本実施形態のスイッチングボックス回路1Aを用いて構成したスイッチングブロック回路の一具体例を図14に示す。この具体例のスイッチングブロック回路は、4方向にそれぞれ2m本の信号線が配置される。上方には2m本の信号線SL1 i(i=1,・・・,2m)が配置され、左方には2m本の信号線SL2 i(i=1,・・・,2m)が配置され、下方には2m本の信号線SL3 i(i=1,・・・,2m)が配置され、右方には2m本の信号線SL4 i(i=1,・・・,2m)が配置される。また、この具体例のスイッチングブロック回路においては、本実施形態のm個のスイッチングボックス回路1A〜1Aが設けられている。2本の信号線SLi 2j−1、SLi 2j(i=1,・・・,4、j=1,・・・,m)が対となって、スイッチングボックス回路1Aに接続された構成となっている。この具体例のスイッチングブロック回路も小面積のスイッチングブロック回路となる。
また、第1実施形態で説明したと同様に、上記具体例のスイッチングブロック回路を用いてFPGA回路を構成することもできる。
なお、本実施形態においては、スピンMOSFETはn型スピンMOSFETであったが、第2実施形態で説明したように、p型スピンMOSFETを用いてスイッチングブロック回路、スイッチングブロック回路、およびFPGA回路を構成することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、高集積化および低消費電力化が可能な、スイッチングボックス回路、スイッチングブロック回路、およびFPGA回路を得ることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態によるスイッチングボックス回路を説明する。第3実施形態のスイッチングボックス回路においては、各方向に2本の信号線が配置されていた。本実施形態においては、各方向にn(>3)本の信号線が配置された構成となっている。
第3実施形態の説明からわかるように、本実施形態のスイッチングボックス回路においては、各方向の各信号線に対応して1個の入出力部が設けられるとともに、2n個の接続端子が設けられる。そして、各入出力部と各接続端子は、1個のスピンMOSFETを介して接続される構成となる。すなわち、各方向に対応して2n(=n×2n)個のスピンMOSFETが設けられる。
このように構成された本実施形態も、ある方向の任意の信号線は、各接続端子を通して、他の方向の任意の信号線と接続され、その接続の経路は2n通りある。そして、各経路においては、2個のスピンMOSFETが直列に接続された構成となっている。したがって、本実施形態のスイッチングボックス回路も第1実施形態のスイッチングボックス回路と同様に、任意の方向の、任意の信号線へ結線することができる。
本実施形態によるスイッチングボックス回路では、MOSFETとスピンMOSFETを合わせた素子数は、(8n+72n)個となる。従来のCMOSだけで構成したスイッチングボックス回路の場合は、素子数は、104n個となる。スピンMOSFETを用いてスイッチングボックス回路を構成した場合と、CMOSだけでスイッチングボックス回路を構成した場合における信号線の本数nと、素子数との関係を図15に示す。この図15からわかるように、スピンMOSFETを用いてスイッチングボックス回路を構成した場合は、CMOSだけでスイッチングボックス回路を構成した場合に比べて、信号線の本数nが増えるにつれて、素子数を大幅に減らすことが可能になる。
このように、本実施形態のスイッチングボックス回路は、CMOSだけを用いたスイッチングボックス回路に比べて、大幅に少ない素子数で構成することが可能となり、占有する回路面積も小さくことができ、集積化することが可能となる。また、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、低消費電力化が可能になる。
そして、第1実施形態と同様に、本実施形態のスイッチングボックス回路を用いて、スイッチングブロック回路を構成することも可能であり、このスイッチングブロック回路を用いることにより、FPGA回路を構成することもできる。本実施形態のスイッチングボックス回路を用いて構成したスイッチングブロック回路の一具体例を図16に示す。この具体例のスイッチングブロック回路は、4方向にそれぞれm組の信号線群が配置され、各信号線群はn本の信号線からなっている。上方にはm組の信号線群SLG1 i(i=1,・・・,m)が配置され、左方にはm組の信号線群SLG2 i(i=1,・・・,m)が配置され、下方にはm組の信号線群SLG3 i(i=1,・・・,m)が配置され、右方にはm組の信号線群SLG4 i(i=1,・・・,m)が配置される。各信号線群SLGi j(i=1,・・・,4、j=1,・・・,m)はn本の信号線からなっている。
また、この具体例のスイッチングブロック回路においては、本実施形態のm個のスイッチングボックス回路1B〜1Bが設けられている。各信号線群SLGi j(i=1,・・・,4、j=1,・・・,m)が、スイッチングボックス回路1Bに接続された構成となっている。この具体例のスイッチングブロック回路も小面積のスイッチングブロック回路となる。
また、第1実施形態で説明したと同様に、上記具体例のスイッチングブロック回路を用いてFPGA回路を構成することもできる。
なお、本実施形態においては、スピンMOSFETはn型スピンMOSFETであったが、第2実施形態で説明したように、p型スピンMOSFETを用いてスイッチングブロック回路、スイッチングブロック回路、およびFPGA回路を構成することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、高集積化および低消費電力化が可能な、スイッチングボックス回路、スイッチングブロック回路、およびFPGA回路を得ることができる。
なお、本明細書においては、MOSFETは、酸化物以外のゲート絶縁膜、例えば、窒化膜または高誘電体絶縁膜を用いた電界効果トランジスタを意味する。
本発明の各実施形態によれば、不揮発な磁性体メモリを有するスピンMOSFETを用いているために、電源を切る直前の状態を保持することが可能となるとともに電源を投入した直後から回路動作を始めることが可能となり、電源投入直後の待ち時間を解消することができるという効果、および回路動作を停止している待機時には電源を切ることによる低消費電力の効果を奏することができる。
また、本発明の各実施形態のスイッチングボックス回路をリコンフィギャラブル論理回路に用いることにより、高集積な回路を作製することができるという効果を奏することができる。
1 スイッチングボックス回路
1A スイッチングボックス回路
10〜10 接続端子
12〜12 入出力部
14〜14 スピンMOSFET
SL〜SL 信号線

Claims (9)

  1. 第1乃至第4の方向にそれぞれ設けられた第1乃至第n(≧1)の信号線と、
    前記第1乃至第4の方向にそれぞれ設けられた第1乃至第nの入出力部であって、各方向における第i(1≦i≦n)の入出力部は、一端が対応する方向の第iの信号線に接続する第1乃至第nの入出力部と、
    第1乃至第2nの接続端子と、
    前記第1乃至第4の方向にそれぞれ設けられ、各方向において前記第1乃至第nの入出力部のそれぞれと、前記第1乃至第2nの接続端子のそれぞれを接続するためにそれらの間に1個ずつ設けられ、ゲートにクロック信号を受ける2n個のスピンMOSFETと、
    を備えていることを特徴とするスイッチングボックス回路。
  2. 前記第1乃至第2nの接続端子のうちの一つの接続端子に接続している全てのスピンMOSFETのゲートに前記アドレス信号を送り導通状態にするアドレス部と、
    前記第1乃至第2nの接続端子に電気的に接続された第1のドライバー/シンカー部と、
    前記第1乃至第nの入出力部と前記スピンMOSFETとの間に電気的に接続された第2のドライバー/シンカー部と、
    を備え、
    前記第1および第2のドライバー/シンカー部は、前記アドレス部によって導通状態にされたスピンMOSFETから一つのスピンMOSFETを選択して、この選択したスピンMOSFETに電流を流し、前記スピンMOSFETに書き込みを行うことを特徴とする請求項1記載のスイッチングボックス回路。
  3. 前記入出力部は、接続する信号線からの電気信号を受け、この電気信号を、接続するスピンMOSFETに送出する入力部と、接続するスピンMOSFETから送られてくる電気信号を、接続する信号線に送出する出力部と、メモリを有し、このメモリの記憶状態に応じて、前記入力部と前記出力部の一方を動作させるとともに他方を不動作とする制御信号を出力するメモリ部と、を備えていることを特徴とする請求項1または2記載のスイッチングボックス回路。
  4. 前記スピンMOSFETは全てn型スピンMOSFETであることを特徴とする請求項3記載のスイッチングボックス回路。
  5. 前記メモリ部は、ゲートに第1の制御信号を受けソースに電源電圧が印加される第1のp型MOSFETと、ゲートに所定の電圧が印加されソースが前記第1のp型MOSFETのドレインに接続される第2のp型MOSFETと、ゲートに前記所定の電圧が印加されドレインが前記第2のp型MOSFETのドレインに接続される第1のn型スピンMOSFETと、ゲートに前記第1の制御信号の反転信号を受けドレインが前記第1のn型スピンMOSFETのソースに接続されソースが接地される第1のn型MOSFETと、インバータとを備え、前記第2のp型MOSFETのドレインと前記第1のn型スピンMOSFETのドレインとの接続ノードから第2の制御信号を出力し、前記インバータは前記第2の制御信号を受け前記第2の制御信号の反転信号を出力し、
    前記入力部は、第3のp型MOSFETと、第2のn型MOSFETとを含み、前記第2の制御信号に基づいて前記電気信号を通過させるトランスファーゲートであり、
    前記出力部は、接続するスピンMOSFETからの電気信号を第1入力端子に受け参照電圧を第2入力端子に受けるセンスアンプと、前記第2の制御信号に基づいて動作し、ソースに電源電圧が印加されドレインが前記センスアンプの第1入力端子に接続される第4のp型MOSFETと、第5のp型MOSFETおよび第3のn型MOSFETを含み前記第2の制御信号に基づいて前記センスアンプの出力を通過させるトランスファーゲートと、
    を備えていることを特徴とする請求項4記載のスイッチングボックス回路。
  6. 前記スピンMOSFETは全てp型スピンMOSFETであることを特徴とする請求項3記載のスイッチングボックス回路。
  7. 前記メモリ部は、
    ゲートに第1の制御信号を受けソースに電源電圧が印加される第1のp型MOSFETと、
    ゲートに所定の電圧が印加されソースが前記第1のp型MOSFETのドレインに接続される第1のp型スピンMOSFETと、
    ゲートに前記所定の電圧が印加されドレインが前記第1のp型スピンMOSFETのドレインに接続される第1のn型MOSFETと、
    ゲートに前記第1の制御信号の反転信号を受けドレインが前記第1のn型MOSFETのソースに接続されソースが接地される第2のn型MOSFETと、
    インバータと、
    を備え、前記第1のp型スピンMOSFETのドレインと前記第1のn型MOSFETのドレインとの接続ノードから第2の制御信号を出力し、前記インバータは前記第2の制御信号を受け前記第2の制御信号の反転信号を出力し、
    前記入力部は、
    第2のp型MOSFETと、第3のn型MOSFETとを含み前記第2の制御信号に基づいて前記電気信号を通過させるトランスファーゲートであり、
    前記出力部は、
    接続するスピンMOSFETからの電気信号を第1入力端子に受け参照電圧を第2入力端子に受けるセンスアンプと、
    前記第2の制御信号に基づいて動作しソースが接地されドレインが前記センスアンプの第1入力端子に接続される第4のn型MOSFETと、
    第3のp型MOSFETと、第5のn型MOSFETとを含み、前記第2の制御信号に基づいて前記センスアンプの出力を通過させるトランスファーゲートと、
    を備えていることを特徴とする請求項6記載のスイッチングボックス回路。
  8. 第1乃至第4の方向にそれぞれ設けられ、それぞれがn本の信号線を含む第1乃至第m(≧2)の信号線群と、
    請求項1乃至7のいずれかに記載の第1乃至第m(≧2)のスイッチングボックス回路と、
    を備え、
    前記第1乃至第4の方向における第i(1≦i≦m)の信号線群は第iのスイッチングボックス回路に接続されていることを特徴とするスイッチングブロック回路。
  9. 請求項8記載のスイッチングブロック回路と、ルックアップテーブルを含むクラスターロジックブロック回路と、前記スイッチングブロック回路と前記クラスターロジックブロック回路とを接続するコネクションブロック回路とを備えていることを特徴とするFPGA回路。
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