JP2010199451A - 搭載データ作成支援装置および部品実装装置 - Google Patents

搭載データ作成支援装置および部品実装装置 Download PDF

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Abstract

【課題】不適切に作成された搭載データを把握しやすい。
【解決手段】本発明の搭載データ作成支援装置100は、基板表面の画像情報23cを読み取る入力手段3と、搭載データ23aおよび基板表面の画像40B1が表示される出力手段4と、出力手段4に表示された基板表面の画像40B1に、搭載データ23aに基づいて、部品の種類に応じた輪郭を示す部品形状画像40B2をオーバーレイ表示させて、表示に不具合が生じているか否かを検査する制御手段2とを有する。そして、制御手段2は、部品形状画像40B2が基板表面の画像40B1上に不適切に表示されている場合に、出力手段4に表示された搭載データ23aのうち、不適切に表示された部品形状画像40B2に対応するデータを、他のデータと区別可能に表示させる警告表示処理部22dを含む。
【選択図】図5

Description

本発明は、電子部品の種類を特定して、基板上の所定の位置に所定の向きで電子部品を実装する際に用いられる搭載データを作成する搭載データ作成支援装置および該搭載データ作成支援装置を備えた部品実装装置に関する。
従来、基板上に電子部品を搬送して実装する実装機が知られている。このような実装機を制御する際には、実装部品ごとに電子部品の種類、電子部品の実装位置の座標、および、実装時の電子部品の向きなどの情報を含む搭載データが用いられる。
たとえば、搭載データの作成作業において、電子部品の実装位置を設定する場合には、モニタに基板表面の画像を表示させて、オペレータが、表示された基板表面の画像を見ながら、基板表面に形成されたパッド部の中心の座標を検出する。これによって検出された座標値が、電子部品の実装位置を示す搭載データとして入力される。オペレータは、このような作業を繰り返し行い、基板上に実装される予定の全ての実装部品に関して各々搭載データを作成する。
特許文献1では、プリント基板に形成されたパッド部の形状や大きさを画像認識処理して、従来、オペレータによって行われていた搭載データの作成作業を自動化した技術が開示されている。
特許第3963975号公報
しかしながら、特許文献1のように搭載データの作成作業を自動化したとしても、作成された搭載データが必ずしも適切に作成されているとは限らない。そのため、最終的には、オペレータが、不適切に作成された搭載データがあるか否かを確認するチェック作業を行っていた。
そして、このような搭載データのチェック作業では、一枚の基板上に実装される部品の数が多くなる程、不適切に作成されてしまう搭載データの発生する可能性が高まるとともに、不適切に作成されてしまった搭載データを把握し難くなる傾向がある。
本発明は上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、不適切に作成された搭載データを把握しやすい搭載データ作成支援装置および該搭載データ作成支援装置を備えた部品実装装置を提供することを目的としている。
本発明の搭載データ作成支援装置は、部品の種類を特定して、基板上の所定の位置に所定の向きで部品を実装するときに用いられる情報である搭載データを作成するための搭載データ作成支援装置であって、基板表面の画像情報を読み取る入力手段と、前記搭載データおよび前記基板表面の画像が表示される出力手段と、前記出力手段に表示された前記基板表面の画像に、前記搭載データに基づいて、部品の種類に応じた輪郭を示す部品形状画像をオーバーレイ表示させて、表示に不具合が生じているか否かを検査する制御手段とを有し、該制御手段は、部品形状画像が前記基板表面の画像上に不適切に表示されている場合に、前記出力手段に表示された搭載データのうち、不適切に表示された部品形状画像に対応するデータを、他のデータと区別可能に表示させる警告表示処理部を含むことを特徴としている。
この発明によれば、部品形状画像が基板表面の画像上に不適切に表示されている場合に、警告表示処理部は、出力手段に表示された搭載データのうち、不適切に表示された部品形状画像に対応するデータを、他のデータと区別可能に表示させ、搭載データの作成作業に従事するオペレータに、どのデータに修正が必要であるかを視覚的に認識させて注意を喚起する。したがって、オペレータは、たとえ搭載データが膨大な量であったとしても、搭載データの誤入力を速やかに把握することができる。これによって、搭載データの作成作業の効率が向上する。
また、前記制御手段は、前記出力手段に表示された前記基板表面の画像に、部品形状画像をオーバーレイ表示させた際に、前記オーバーレイ表示された部品形状画像が、互いに干渉しているか否かを判定する部品干渉チェック処理部を含むことが好ましい。
この発明によれば、部品干渉チェック処理部で、オーバーレイ表示された部品形状画像が、互いに干渉しているか否かの判定が自動的にできる。
また、前記制御手段は、前記基板表面の画像を画像処理して、基板上に形成されたパッド部を認識し、該パッド部上に前記オーバーレイ表示された部品形状画像のリード部が対応しているか否かを判定する対応状態チェック処理部を含むことが好ましい。
この発明によれば、対応状態チェック処理部で、パッド部上にオーバーレイ表示された部品形状画像のリード部が対応しているか否かの判定が自動的にできる。
また、前記制御手段は、前記基板表面の画像を画像処理して、基板上に形成されたパッド部を認識し、該パッド部に対し前記オーバーレイ表示された部品形状画像が所定の向きで表示されているか否かを判定する対応状態チェック処理部を含むことが好ましい。
この発明によれば、対応状態チェック処理部で、オーバーレイ表示された部品形状画像の向きが正しいか否かの判定が自動的にできる。
また、前記基板表面の画像にオーバーレイ表示された部品形状画像毎に、搭載データの対応するデータに関連づけられた符号が表示されるように構成されていることが好ましい。
この発明によれば、部品形状画像毎に搭載データの対応するデータに関連づけられた符号が表示されているので、オーバーレイ表示された符号から搭載データの対応するデータへ容易にアクセスすることができる。
また、前記符号が、部品の実装順序を示す搭載番号であることが好ましい。
この発明によれば、部品の実装順序を示す搭載番号を活用して、搭載番号を符号として基板表面の画像にオーバーレイ表示させているので、別途、実装部品毎に符号のデータを作成する必要がない。
本発明の部品実装装置は、移動可能なヘッドユニットで部品を搬送し、基板上の所定の位置に実装する部品実装装置であって、上記のいずれかに記載の搭載データ作成支援装置を備えている。
この発明によれば、部品実装装置に搭載データ作成支援装置が備えられている。したがって、部品実装装置で搭載データの作成およびチェックを行うことができる。
本発明によれば、不適切に作成された搭載データを把握しやすくできる。
搭載データ作成支援装置が備えられた部品実装装置を説明するための概念図である。 搭載データ作成支援装置のブロック図である。 各種データ記憶手段に記憶された被検査データを説明するための図である。 各種データ記憶手段に記憶された部品データベースを説明するための図である。 モニタの表示画面の表示状態を説明するための図である。 搭載データの作成の全体を説明するためのフローチャートであって、搭載データを新規に作成する場合を説明するためのフローチャートである。 搭載データの作成の全体を説明するためのフローチャートであって、既存の搭載データを編集する場合を説明するためのフローチャートである。 搭載データ作成支援処理を説明するためのフローチャートである。
以下で、本実施の形態の搭載データ作成支援装置について、図面を用いて詳細に説明する。
本実施の形態の搭載データ作成支援装置は、プリント基板上に電子部品を自動的に実装する部品実装装置を制御する際に用いられる搭載データの作成作業を支援するものである。ここで、搭載データとは、プリント基板上に実装される電子部品の実装情報、すなわち、プリント基板上のどの位置に、どの電子部品を、どのような向きで実装すればよいかが示された情報群である。具体的には、オペレータが、搭載データ作成支援装置100を用いて、実装部品の実装順序を示す搭載番号、電子部品の種類、電子部品の中心が配置されるプリント基板上のX座標、Y座標、電子部品の回転角度等の情報を入力することによって、搭載データは作成される。
図1は、搭載データ作成支援装置が備えられた部品実装装置を説明するための概念図である。
搭載データ作成支援装置は、図1に示されるような、部品実装装置10に備えられている。部品実装装置10は、主に、プリント基板Pを基台10a上の所定の位置に搬入・搬出する基板搬送コンベア10bと、電子部品を供給する部品供給部10eと、部品供給部10eで供給された電子部品を、搬入されたプリント基板P上の所定の位置に搬送するヘッドユニット10dと、ヘッドユニット10dを水平方向のX方向およびY方向にそれぞれ移動可能に支持する水平方向移動手段10cとを備えている。
このほか、部品実装装置10には、実装制御を行うとともに搭載データ作成支援を行う制御装置2(図2参照)、制御装置2に接続されたモニタ41、マウス32、キーボード31などが配備されており、これらが搭載データ作成支援装置100(図2参照)を構成している。また、ヘッドユニット10dには、プリント基板Pの表面を撮像する基板撮像カメラ34が備えられている。
図2は、搭載データ作成支援装置100のブロック図である。
本実施の形態の搭載データ作成支援装置100は、図2に示されるように、搭載データ作成支援装置100の制御に必要な情報を入力するための入力装置(入力手段)4と、オペレータが搭載データを作成する上で必要な各種情報を表示するための出力装置(出力手段)3と、入力装置4および出力装置3を制御するための制御装置(制御手段)2とを備えている。
入力装置3は、基板表面の情報の読み取りを行う装置や、オペレータによるデータ入力作業のインターフェースである。入力装置3としては、とくに限定されないが、たとえば、基板撮像カメラ34、キーボード31、マウス32、タッチパネル33、スキャナなどがあげられる。本実施の形態では、基板撮像カメラ34を用いてプリント基板の基板表面が撮像されて画像情報として読み取られ、また、キーボード31、マウス32およびタッチパネル33を用いてオペレータによる入力作業が行われる。
出力装置4は、既に作成された搭載データや作成途中の搭載データ、および、シミュレーション画像などを表示するためのものである。出力装置4としては、たとえば、ブラウン管や液晶ディスプレイなどのモニタ41を用いることができる。本実施の形態では、出力装置4として1台のモニタ41を備えている。そして、モニタ41の表示画面40には、搭載データの集合体である被検査データそのものを表形式で表示する被検査データ表示領域40Aと、部品が基板上に搭載された状態を模擬的に示すシミュレーション表示領域40Bとが区分けされた状態で表示される(図5参照)。
制御装置2は、入力装置3における各種データの読み込み動作や、出力装置4への出力動作を統括的に制御するためのものである。具体的には、制御装置2は、論理演算を実行するCPU、CPUを制御する種々のプログラムなどを記憶するROM、装置動作中に種々のデータを一時的に記憶するRAMおよびHDDなどから構成されている。
制御装置2の機能的な構成としては、入力装置2で読み取られ、または、オペレータによって入力された種々のデータを記憶する各種データ記憶手段23と、オペレータが作成した搭載データに誤りがあるか否かを検査する搭載データ検査手段21と、出力装置3に表示される内容を生成する表示処理手段22とを含む。
各種データ記憶手段23は、被検査データ23aと、部品データベース23bと、基板画像データ23cと、オペレータ入力データ23dと、仮搭載データ23eと、完成搭載データ23fとを記憶している。
図3は、各種データ記憶手段23に記憶された被検査データ23aを説明するための図である。
被検査データ23aは、既に全体が作成された搭載データの集合体または、新規に作成途中の搭載データの集合体であり、図3に示されるように、実装部品毎に、部品の種類(部品番号、部品名称など)を示す情報と、部品の搭載順序を示す搭載番号情報と、X座標値と、Y座標値と、回転角度とを一組とした搭載データの集合体である。たとえば、1枚のプリント基板上に35個の電子部品が実装される場合には、35組の搭載データが作成される。
図4は、各種データ記憶手段23に記憶された部品データベース23bを説明するための図である。
部品データベース23bは、部品番号、部品名称、部品形状、部品サイズなどを示す情報であり、たとえば、図4に示されるように、部品の種類を示す情報であり、部品番号に対応付けたアルファベットからなる符号と、電子部品の種類に応じた平面輪郭を示す部品形状画像40B2とを一組としたデータベースである。本実施の形態では、被検査データ23aの各搭載データに保存された、部品の種類を示すアルファベットからなる符号を基にして、部品データベース23bの対応する部品形状画像40B2が読み出される。また、部品形状画像40B2では、電子部品のパッケージ部分と、プリント基板との接続部であるリード部Lとが区別されて認識されている。
基板画像データ23cは、入力装置3の基板撮像カメラ34やスキャナなどによって基準あるいは標準となる基板の表面の情報を読み取って得たものである。被検査データ23aのチェック時には、基板画像データ23cを画像処理することにより、基板表面に形成されたパッド部P(図5参照)が認識される。具体的には、後述の対応状態チェック処理部21bによって、パッド部P特有の輝度などを手掛かりとして、パッド部Pの配置状態、大きさ、形状などが特定される。ここで、パッド部Pとは、プリント基板に形成された銅箔パターンの末端部分を意味しており、電子部品のリード部Lを接触させる部分である。
搭載データ検査手段21は、作成した被検査データ23aに基づいて各種電子部品を平面2次元的に並べた場合に、干渉している電子部品があるか否かをチェックする部品干渉チェック処理部21aと、プリント基板のパッド部Pと部品形状画像40B2のリード部Lとが対応しているか否かをチェックする対応状態チェック処理部21bとを含む。
部品干渉チェック処理部21aは、たとえば、シミュレーション表示領域40B2において、基板表面画像40B1に部品形状画像40B2がオーバーレイ表示されたシミュレーション画像を画像処理して実装部品に干渉が生じているか否かを判定する。
対応状態チェック処理部21bは、たとえば、シミュレーション表示領域40B2において、基板表面画像40B1に部品形状画像40B2がオーバーレイ表示されたシミュレーション画像を画像処理して、基板表面に形成されたパッド部Pと部品形状画像40B2のリード部Lとが対応しているか否かを、実装部品毎に判定する。
表示処理手段22は、基板画像データ23cを、基板表面画像40B1として出力装置4の表示画面40のシミュレーション表示領域40Bに表示させる基板画像表示処理部22aと、作成済みの被検査データ23aまたは作成途中の被検査データ23aを、表形式で、出力装置4の表示画面40の被検査データ表示領域40Aに表示させる被検査データ表示処理部22bと、シミュレーション表示領域40Bにおいて、基板表面画像40B1上に部品データベース23bから読み取った部品形状画像40B2をオーバーレイ表示させる部品形状オーバーレイ表示処理部22cと、部品形状画像40B2が基板表面画像40B1上に不適切に表示されている場合に、モニタ41の表示画面40に表示された被検査データ23aのうち、不適切に表示された部品形状画像40B1に対応する搭載データを、他の搭載データと区別可能な異なる色で表示させる警告表示処理部22dと、シミュレーション表示領域40Bに表示された情報を被検査データ表示領域40Aに表示された情報に関連付けるリンク設定部22eとを含む。
このうち、部品形状オーバーレイ表示処理部22cは、基板表面画像40B1に重ねるように部品形状画像40B2、部品中心マークC、搭載番号などの各種情報を基板表面画像40B1上の対応箇所に重ねて表示するように処理する。ここで、部品中心マークCとは、電子部品の平面視における中心位置を示すマークである。この部品中心マークCが、搭載データに示されたX座標値、Y座標値に一致するように、部品形状画像40b2は基板表面画像40B1上に表示される。
また、警告表示処理部22dは、具体的には、部品干渉チェック処理部21aおよび対応状態チェック処理部21bによる検査で、不具合(つまり、部品の干渉、位置ずれ、方向ずれ)が検出された場合に、被検査データ表示領域40Aに表示された被検査データ23aのうち、不具合を含む搭載データを、赤い色などの目立つ色で表示して、オペレータに対して視覚的に注意を促す。たとえば、干渉ならば搭載番号、X座標値、Y座標値、回転角度および部品種類の全ての表示欄を、位置ずれならば搭載番号、X座標値、およびY座標値の表示欄を、方向ずれならば、搭載番号および回転角度の表示欄を、それぞれ目立つ色で表示する。たとえば、不具合のない他の搭載データと異なる色で表示したり、点滅表示したり、太字で表示したり、文字の大きさを大きく表示したりすることで、不具合を含む搭載データを目立たせる。
図5は、モニタ41の表示画面40の表示状態を説明するための図である。たとえば、図5に示されるように、搭載番号131の電子部品と搭載番号132の電子部品とが干渉している不具合の場合や、パッド部Pとリード部Lとが対応していないことにより分かる部品の位置ずれや部品の方向ずれのような不具合の場合には、被検査データ表示領域40Aでは、搭載番号131の搭載データと、搭載番号132の搭載データとの双方が、他のデータと区別可能な異なる色で表示される。
このように、警告表示処理部22dによって、不適切に作成された搭載データが、適切に作成された搭載データと区別可能に表示されることで、オペレータは、修正が必要な搭載データを一目瞭然に把握でき、搭載データ群全体の修正にどの程度の時間を要するか、といった見通しを立て易くなる。
また、リンク設定部22eは、基板表面画像40B1上に、部品形状画像40B2とともにオーバーレイ表示された搭載番号と、この搭載番号に対応する搭載データとを関連付けるものである。ここで、搭載番号情報とは、電子部品の実装順序を示す情報であり、実装部品ごとに固有の情報である。たとえば、オペレータが基板表面画像40B1上にオーバーレイ表示された搭載番号を、マウスを用いてクリックすると、クリックされた搭載番号に対応する搭載データ(すなわち、リンク設定部22eによって関連付けられた搭載データ)が、被検査データ表示領域40Aに表示されるように構成してもよい。このような構成では、搭載データが膨大な量であるため、その全体を被検査データ表示領域40Aに表示できない場合に、不適切に作成されてしまった搭載データへ、オペレータがアクセスするのを容易にする。
また、クリックされた搭載番号に対応する搭載データ(すなわち、リンク設定部22eによって関連付けられた搭載データ)が、被検査データ表示領域40Aにおいて、他のデータと区別可能な異なる色で表示されるように構成してもよい。このような構成では、被検査データ表示領域40Aに表示された搭載データのうち、該当した搭載データをオペレータが把握し易い。したがって、搭載データの修正作業を効率よく行うことができる。
なお、制御装置2は、モニタ41の表示画面40に被検査データ23a(図3参照)が表示された状態で、搭載番号の所定の範囲、たとえば、1〜20、あるいは、2、3、7、8とマウスで複数の搭載番号が指定された場合、これらに対応する部品のオーバーレイ画面が基板表面画像40B上に表示されるように表示処理手段22を制御してもよい。あるいは、モニタ41の表示画面40のシミュレーション表示領域40Bに基板全体に関するオーバーレイ画像が表示された状態で、マウスにより範囲が指定されると、指定された範囲が拡大表示されるように表示処理手段22を制御してもよい。この場合、指定された範囲にある部品形状画像40B2、および、指定された範囲内に一部が含まれる部品形状画像40B2に対応する搭載データを、選択的に被検査データ表示領域40Aに表示させる。
また、表示処理手段22により、シミュレーション表示領域40Bにおいて、既に作成された搭載データに対応する部品形状画像40B2を基板表面画像40B1に、逐一オーバーレイ表示させることで、順次データ入力する新規に搭載データを作成する作業の効率を向上させることもできる。
この搭載データ作成支援装置100の動作について、以下で詳しく説明する。
図6および図7は、搭載データの作成の全体を説明するためのフローチャートであって、図6は、搭載データを新規に作成する場合を説明するためのフローチャートであり、図7は、既存の搭載データを編集する場合を説明するためのフローチャートである。図8は、搭載データ作成支援処理を説明するためのフローチャートである。
図6に示されるように、搭載データの新規作成では、まず、入力装置3の基板撮像カメラ34で基板表面を撮像し、基板画像データ23cを制御装置2の各種データ記憶手段23に記憶させる(ステップS11)。
つぎに、ステップS12へ進み、ステップS12では、基板画像表示処理部22aが、ステップS11で入力された基板画像データ23cを処理して、表示画面40のシミュレーション表示領域40Bに、基板表面画像40B1として表示する。また、先に入力された搭載データがある場合(後記ステップS16でNOと選択されてステップS12からの処理が繰り返される場合)には、部品形状オーバーレイ表示処理部22cが、シミュレーション表示領域40B2に、先に入力された搭載データに基づいた部品形状画像40B2を基板表面画像40B1にオーバーレイ表示する。また、先に入力された搭載データがある場合(後記ステップS16でNOと選択されてステップS12からの処理が繰り返される場合)には、被検査データ表示処理部22bが、被検査データ23aを処理して、表形式で、被検査データ23aの全体または一部を表示画面40の被検査データ表示領域40Aに表示する。
つぎに、ステップS13へ進み、オペレータは、シミュレーション表示領域40Bに表示された画像を目視で確認しながら入力装置3から搭載データを入力する。各種記憶手段23は、オペレータが入力したデータを、オペレータ入力データ23dとして記憶する。
つぎに、搭載データ検査手段21は、各種データ記憶手段23に記憶された部品データベース23b、基板画像データ23cを用いて被検査データ23aに不具合(すなわち、基板表面に形成されたパッド部Pと新規に入力された搭載データに基づいて表示された部品形状画像40B2のリード部Lとが対応していないことにより分かる部品の位置ずれや部品の方向ずれのような不具合、先に入力された搭載データに基づく部品形状画像40B2群と、新規に入力された搭載データに基づく部品形状画像40B2とを基板表面画像40B1にオーバーレイ表示させて、そのシミュレーション画像を画像処理して検査される、先に入力された搭載データに対応する部品形状画像40B2と新規に入力された搭載データに対応する部品形状画像40B2との干渉という不具合)があるか否かを検査する(ステップS14)。搭載データ検査手段21は、この検査を、搭載データを一組作成(入力)するごとに行う。
そして、検査で不具合が検出された場合には、ステップS15で修正有りと判断され、ステップS17へ進む。
ステップS17では、警告表示処理部22dは、表示画面40の被検査データ表示領域40Aに表示されている被検査データ23aのうち、不具合が検出された搭載データを他の搭載データとは異なる赤色で表示するとともに、シミュレーション表示領域40Bの不具合が検出された搭載データに対応する部品形状画像40B2を他の部品形状画像40B2とは異なる赤色で表示してステップS18へ進む。
ステップS18では、オペレータが、入力装置3を用いて、シミュレーション表示領域40Bの画像を適宜拡大・縮小表示させて、目視で確認しながら、不具合が検出された搭載データを改める。各種記憶手段23は、ステップS18で入力されたデータを、オペレータ入力データ23dとして上書き記憶する。そして、ステップS14へ戻る。
ステップS14で搭載データ作成支援処理を終えて、不具合が検出されない場合には、ステップS15へ進み、作成されたデータに修正必要無しと判断され、各種記憶手段23は、オペレータ入力データ23dを仮搭載データ23eとして追加的に記憶するとともに、ステップS16へ進む。
ステップS16では、オペレータが、モニタ41の表示画面40に表示された文字列などを読んで、搭載データの作成作業を終了するか否かを入力装置3で入力し、選択する。
ステップS16で、オペレータが搭載データの作成作業を続行すると選択した場合、ステップS12〜ステップS15、ステップS17、ステップS18を繰り返す。
ステップS16で、オペレータが搭載データの作成作業を終了すると選択した場合、各種データ記憶手段23は、累積保存されたチェック済みの仮搭載データ23e群を完成搭載データ23fとして保存する(ステップS19)。
また、既存の搭載データの編集の場合には、図7に示されるように、まず、入力装置3を構成する基板撮像カメラ34が基板表面を撮像し、撮像により得られた情報を各種データ記憶手段23が基板画像データ23cとして記憶する(ステップS21)。
つぎに、ステップS22へ進み、既に全体が作成された搭載データの集合物を、入力装置3から入力し、各種データ記憶手段23は、これを被検査データ23aとして保存する。そして、ステップS23へ進む。
ステップS23では、搭載データ検査手段21が、被検査データ23aに対して、各搭載データに対して干渉が生じていないか、各搭載データに対してパッド部Pとリード部Lとが対応しているかを検査する(搭載データ作成支援処理)。
そして、ステップS24で、ステップS23の搭載データ作成支援処理の結果から、修正入力が必要か否かを判定する。
ステップS24で修正入力が必要なしと判定された場合には、被検査データ23aを完成搭載データ23fとして保存して(ステップS31)終了する。
ステップS24で、修正入力が必要であると判定された場合には、ステップS25へ進み、表示処理手段22の警告表示処理部22dが、被検査データ表示領域40Aに表示された搭載データのうち、干渉が検出された搭載データ、パッド部Pとリード部Lとが対応していないことにより分かる部品の位置ずれが検出された搭載データ、回転角度が部品方向と許容角度以下で対応していない搭載データを赤色で表示する。また、警告表示処理部22dが、シミュレーション表示領域40Bに表示された部品形状画像40B2のうち、干渉が検出された搭載データに対応する部品形状画像40B2、パッド部Pとリード部Lとが対応していない搭載データ、および、回転角度が部品方向と許容角度以下で対応していない搭載データに対応する部品形状画像40B2を赤色で表示する。
つぎに、ステップS26へ進み、オペレータが、シミュレーション表示領域40Aに表示された基板表面画像40B1と部品形状画像40B2のシミュレーション画像を目視しながら、入力装置3を用いて改めて搭載データを入力する。各種データ記憶手段23は、ステップS26でオペレータによって修正が施された搭載データ群を、オペレータ入力データ23dとして記憶する。
つぎに、ステップS27へ進み、再び、搭載データ検査手段21が、オペレータ入力データ23dに対して、各搭載データに対して干渉が生じていないか、各搭載データに対してパッド部Pとリード部Lとが対応しているか、これにより分かる位置ずれや部品の方向ずれが生じているかを検査する(搭載データ作成支援処理)。
そして、ステップS28で、ステップS27の搭載データ作成支援処理の結果から、修正入力が必要か否かを判定する。
ステップS28で修正入力が必要であると判定された場合には、ステップS29へ進み、表示処理手段22の警告表示処理部22dが、被検査データ表示領域40Aに表示された搭載データのうち、干渉が検出された搭載データ、パッド部Pとリード部Lとが対応していないことにより分かる位置ずれが検出された搭載データ、および、回転角度が部品方向と許容角度以下で対応していないことが検出された搭載データを赤色で表示する。また、警告表示処理部22dが、シミュレーション表示領域40Bに表示された部品形状画像40B2のうち、干渉が検出された搭載データに対応する部品形状画像40B2、および、パッド部Pとリード部Lとが対応していないことにより分かる位置ずれが検出された搭載データ、および、回転角度が部品方向と許容角度以下で対応していないことが検出された搭載データに対応する部品形状画像40B2を赤色で表示する。
そして、ステップS30へ進み、オペレータが、シミュレーション表示領域40Aに表示された基板表面画像40B1と部品形状画像40B2のシミュレーション画像を目視しながら、主に、ステップS26での修正入力した搭載データについて、あるいは、他の修正の必要な搭載データについて、入力装置3を用いて改めて搭載データを入力する。各種データ記憶手段23は、ステップS30でオペレータによって修正が施された搭載データ群を、オペレータ入力データ23dとして上書き記憶して、ステップS27の搭載データ作成支援処理へ戻る。
こうして、オペレータ入力データ23dに、修正が必要なくなるまで、繰り返し搭載データ作成支援処理が繰り返される。
そして、ステップS28で修正入力が必要無しと判定された場合には、各種データ記憶手段23が、被検査データ23aのうち、オペレータ入力データ23dとして記憶された修正搭載データの搭載番号に対応する搭載データを、オペレータ入力データ23dに書き換え保存し、その後ステップS24へ戻り、ステップS24で、他に修正要の搭載データが残っていないか改めて搭載データの修正の要否を判断し、修正が必要無しと判定された後、ステップS31へ進み、各種データ記憶手段23が、被検査データ23aを完成搭載データ23fとして保存して、終了する。
ここで、図6のステップS14、図7のステップS23、ステップS27の搭載データ作成支援処理について、図8のフローチャートを用いて詳しく説明する。
搭載データ作成支援処理が開始されると、まず、ステップSS1で、部品形状オーバーレイ表示処理部22cが、入力された搭載データに基づいて部品形状画像40B2を図5のステップS5で表示画面40に表示された基板表面画像40B1にオーバーレイ表示する。
そして、ステップSS2で、部品干渉チェック処理部21aが、オーバーレイ表示されたシミュレーション画像に対して、部品の干渉が生じているか否かを判定するための画像処理を行って、ステップSS3へ進む。
ステップSS3では、部品干渉チェック処理部21aが、ステップSS2の処理により得られた結果から、部品の干渉を生じさせている搭載データがあるか否かを判定する。ステップSS3の検査で、部品の干渉を生じさせている搭載データがある場合には、ステップSS6へ進み、警告表示処理部22dが、表示画面40の被検査データ表示領域40Aに表示された搭載データのうち、不具合のある搭載データを赤色で表示させて、搭載データ作成支援処理を終了する。
また、ステップSS3の検査で、部品の干渉を生じさせている搭載データがない場合には、ステップSS4へ進む。
ステップSS4では、対応状態チェック処理部21bが、オーバーレイ表示されたシミュレーション画像に対して、基板表面画像40B1のパッド部Pと部品形状画像40B2のリード部Lとの対応状態をチェックするための画像処理を行なって、ステップSS5へ進む。
ステップSS5では、対応状態チェック処理部21bが、ステップS64の処理により得られた結果から、基板表面画像40B1のパッド部Pの位置と部品形状画像40B2のリード部Lの位置との間にずれを生じさせていることにより分かる位置ずれが生じている搭載データ、さらには、回転角度が部品方向と許容角度以下で対応していないことが生じている搭載データがあるか否かを判定する。基板表面画像40B1のパッド部Pの位置と部品形状画像40B2のリード部Lの位置とにずれを生じさせている場合、位置ずれあるいは方向ずれ、あるいは両方に関わる搭載データがある場合には、ステップSS6へ進む。ステップSS6では、警告表示処理部22dが、表示画面40の被検査データ表示領域40Aに表示された搭載データのうち、不具合のある搭載データを赤色で表示したり、シミュレーション表示領域40Bに表示された部品形状画像40B2のうち、不具合を含む搭載データに対応する部品形状画像40B2を赤色で表示したりして、搭載データ作成支援処理を終了する。
また、ステップSS5の検査で、基板表面画像40B1のパッド部Pの位置と部品形状画像40B2のリード部Lの位置とにずれを生じさせている搭載データがない場合には、搭載データ作成支援処理を終了する。
以上の実施の形態によれば、部品形状画像40B2が基板表面画像40B1上に不適切に表示されている場合に、警告表示処理部22dは、出力装置4に表示された被検査データ23aのうち、不適切に表示された部品形状画像40B2に対応する搭載データを、他の搭載データと区別可能な異なる色で表示させる。これによって、搭載データの作成作業に従事するオペレータに対して、どの搭載データに修正が必要であるかを視覚的に認識させて注意を喚起する。したがって、オペレータは、たとえ被検査データ23aが膨大な量であったとしても、搭載データの誤入力を速やかに把握することができる。これによって、搭載データの作成作業の効率が向上する。
なお、上記実施の形態では、出力装置4として1つのモニタ41に被検査データ表示領域40Aとシミュレーション表示領域40Bとを表示させた形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、出力装置4として2つのモニタを備え、一方のモニタに被検査データ表示領域40Aを表示させ、他方のモニタにシミュレーション表示領域40Bを表示させる形態であってもよい。
また、上記実施の形態では、搭載データの対応するデータに関連付けられた符号として、搭載番号を部品形状画像とともにオーバーレイ表示させた形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。搭載データの対応するデータに関連付けられた符号としては、実装部品毎に異なる固有の記号であればよい。たとえば、五十音、アルファベット、いろは、ならびに、これらを組み合わせた符号等を、別途、実装部品毎に固有のデータとして保存して部品形状画像とともに表示させてもよい。
また、上記実施の形態では、オペレータが一組ずつ作成して得られた搭載データをチェックする形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、自動的に作成された搭載データをチェックする形態であってもよい。
また、上記実施の形態では、一組の搭載データが、搭載番号、X座標値、Y座標値、回転角度および部品種類情報から構成されている形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、上記実施の形態では、対応状態チェック処理部21bが、基板表面画像40B1のパッド部Pの位置と部品形状画像40B2のリード部Lの位置とにずれがある場合に、位置ずれを検出するとともに、方向ずれを検出する形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。たとえば、パッド部Pの位置とリード部Lの位置とにずれがない場合にも、方向ずれを検出する形態であってもよい。とくに、図4の部品種類cに示されるような、部品の向きを180°あるいは90°変えても部品外郭の形状は変化しないが、実装時に部品の向きは一方向に特定されるべき電子部品(以下、特定部品という)を識別できるように、部品データベース23bを構成し、搭載データ作成支援処理の、ステップSS5において、次のような処理が行なわれるようにしてもよい。
具体的には、部品データベース23bの部品形状画像40B2として、電子部品のパッケージ部分の上面の所定の位置にマークMを付し、また、基板表面画像40B1における特定部品の実装箇所の近傍にマークmを付す。そして、基板表面画像40B1上に部品形状画像40B2がオーバーレイ表示された状態で、マークMとマークmとの距離を算出し、算出された距離が所定範囲にあるか否かを判断する。マークMとマークmとの距離が所定の範囲を超えている場合には、回転角度のデータに誤りがあるとしてステップSS6へ進み、NGの搭載データ(とくに回転角度のデータを点滅させて)を赤色などの目立つ色で表示する。
また、上記実施の形態では、部品形状画像40B2として電子部品のリード部Lを含む部品外郭の形状を表示するとともに、干渉チェックにおいてこのリード部Lを含む部品外郭の形状を使用した形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。たとえば、電子部品の部品形状画像40B2としてリード部Lを含まない部品本体とリード部Lを中心船線の線分として表したリード部を組み合わせたものを表示するようにし、この部品形状画像を用いて部品の干渉、位置ずれ、部品の向きの各種チェックを行ってもよい。また、干渉チェックにおいて、部品形状画像40B2としてリード部Lを含まない部品本体のみを用いてもよい。
また、上記実施の形態では、部品実装装置に搭載データ作成支援装置が備えられた形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、搭載データ作成支援装置は、パーソナルコンピュータなどの独立したデータ処理装置に備えられた形態であってもよい。この場合、基板撮像カメラなどが備えられた他の装置で基板の表面を撮像し、DVDなどの記録媒体に基板画像データを保存し、DVDリーダなどの入力装置で基板画像データを読み込めばよい。
2 制御装置(制御手段)
21a 部品干渉チェック処理部
21b 対応状態チェック処理部
22d 警告表示処理部
23a 被検査データ
3 入力装置(入力手段)
4 出力装置(出力手段)
40B1 基板表面画像(基板表面の画像)
40B2 部品形状画像
40B3 搭載番号(符号)
100 搭載データ作成支援装置
P パッド部
L リード部


Claims (7)

  1. 部品の種類を特定して、基板上の所定の位置に所定の向きで部品を実装するときに用いられる情報である搭載データを作成するための搭載データ作成支援装置であって、
    基板表面の画像情報を読み取る入力手段と、
    前記搭載データおよび前記基板表面の画像が表示される出力手段と、
    前記出力手段に表示された前記基板表面の画像に、前記搭載データに基づいて、部品の種類に応じた輪郭を示す部品形状画像をオーバーレイ表示させて、表示に不具合が生じているか否かを検査する制御手段とを有し、
    該制御手段は、部品形状画像が前記基板表面の画像上に不適切に表示されている場合に、前記出力手段に表示された搭載データのうち、不適切に表示された部品形状画像に対応するデータを、他のデータと区別可能に表示させる警告表示処理部を含む搭載データ作成支援装置。
  2. 前記制御手段は、前記出力手段に表示された前記基板表面の画像に、部品形状画像をオーバーレイ表示させた際に、前記オーバーレイ表示された部品形状画像が、互いに干渉しているか否かを判定する部品干渉チェック処理部を含む請求項1に記載の搭載データ作成支援装置。
  3. 前記制御手段は、前記基板表面の画像を画像処理して、基板上に形成されたパッド部を認識し、該パッド部上に前記オーバーレイ表示された部品形状画像のリード部が対応しているか否かを判定する対応状態チェック処理部を含む請求項1または2に記載の搭載データ作成支援装置。
  4. 前記制御手段は、前記基板表面の画像を画像処理して、基板上に形成されたパッド部を認識し、該パッド部に対し前記オーバーレイ表示された部品形状画像が所定の向きで表示されているか否かを判定する対応状態チェック処理部を含む請求項1〜3のいずれか1項に記載の搭載データ作成支援装置。
  5. 前記基板表面の画像にオーバーレイ表示された部品形状画像毎に、搭載データの対応するデータに関連づけられた符号が表示されるように構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の搭載データ作成支援装置。
  6. 前記符号が、部品の実装順序を示す搭載番号である請求項5記載の搭載データ作成支援装置。
  7. 移動可能なヘッドユニットで部品を搬送し、基板上の所定の位置に実装する部品実装装置であって、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の搭載データ作成支援装置を備えた部品実装装置。
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