JP2010199279A - 半導体装置及び半導体装置の電流測定方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体装置の電流測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体装置の設計上の大きな制約となることなく、雰囲気温度に対する半導体装置の電流センス比の変動を抑制する。
【解決手段】半導体装置は、複数個の機能セルを備えているメイン素子領域と、メイン素子領域内の機能セル数よりも少ない数の機能セルを備えているセンス素子領域を有している。メイン素子領域の表面には第2電極85が設けられている。第2電極85の抵抗温度係数は、機能セルの抵抗温度係数よりも小さくされている。第2電極85には、メイン配線85aとケルビン配線が接続されている。ケルビン配線は、メイン配線85aが接続された位置85bから最も離れた端辺部86に接続されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、電流センシング機能を有する半導体装置に関する。
この種の半導体装置では、同一の半導体基板上に複数個の機能セル(例えば、スイッチング機能を有するトランジスタ等)が形成されている。半導体装置は、メイン素子領域とセンス素子領域に区画されている。メイン素子領域には、多数のセル群が配置されている。センス素子領域には、複数(メイン素子領域内のセル数に比べれば遥かに少ない)のセル群が配置されている。半導体装置に流れる電流は、メイン素子領域内のセル群を流れるメイン電流と、センス素子領域内のセル群を流れるセンス電流に分流され、センス素子領域内を流れるセンス電流が測定される。メイン電流とセンス電流の分流比が既知であれば、測定されたセンス電流値からメイン電流値を計算することができる。以下では、メイン電流値をセンス電流値で除した値を電流センス比と称する。
上述した説明から明らかなように、測定されたセンス電流値からメイン電流値を計算するためには、電流センス比を知っていなければならない。半導体基板上に形成された全てのセルのオン抵抗が同一であれば、メイン素子領域内のセル数とセンス素子領域内のセル数の比に電流センス比が一致するはずである。また、セルのオン抵抗が半導体装置の温度によって変動したとしても、全てのセルの温度が一様に変動すれば、電流センス比は一定の値に維持されるはずである。
しかしながら、メイン素子領域に形成されるセル数とセンス素子領域に形成されるセル数とが大きく異なることから、メイン素子領域のサイズとセンス素子領域のサイズも大きく異なる。このため、メイン素子領域のセル群とセンス素子領域のセル群とでは温度が一様に変動せず、電流センス比が半導体装置の温度によって変化してしまう。すなわち、半導体装置の温度が上昇すると、電流センス比が大きくなる特性を有している(すなわち、メイン素子領域に対してセンス素子領域では電流が流れ難くなる特性を有している)。
そこで、電流センス比の温度依存性を低減するための技術が提案されている(特許文献1)。特許文献1の技術では、(1)メイン素子領域の半導体基板の厚みとセンス素子領域の半導体基板の厚みを相違させたり、あるいは、(2)メイン素子領域内のセル群とセンス素子領域内のセル群のレイアウトを調整したりすることで、メイン素子領域内のセル群の抵抗温度係数とセンス素子領域内のセル群の抵抗温度係数をほぼ同一にしている。これにより、電流センス比の温度による変化を小さくしている。
特開2005−50913号公報
特許文献1の技術では、メイン素子領域とセンス素子領域とで半導体基板の厚みを変える必要があり、また、メイン素子領域のセル群のレイアウトとセンス素子領域のセル群のレイアウトを特定のレイアウトとしなければならない。このため、これらが半導体装置を設計する上での制約となり、半導体装置を自由に設計することができないという問題がある。
本発明は、上記した実情に鑑みてなされたものであり、半導体装置を設計する上での大きな制約となることなく、電流センス比の温度変化を小さくすることができる半導体装置を提供する。
本発明の半導体装置は、複数個の機能セルを備えているメイン素子領域と、メイン素子領域内の機能セル数よりも少ない数の機能セルを備えているセンス素子領域と、メイン素子領域に設けられている第1電極と第2電極と、センス素子領域に設けられている第3電極と第4電極を有している。この半導体装置は、メイン素子領域及びセンス素子領域がオンすると、メイン素子領域では第1電極から第2電極に電流が流れ、センス素子領域では第3電極から第4電極に電流が流れる。第2電極の抵抗温度係数は、機能セルの抵抗温度係数より小さくされている。第2電極上には、メイン配線とケルビン配線が接続されている。そして、ケルビン配線は、メイン配線が接続された位置から最も離れた第2電極の端辺部に接続されている。
この半導体装置では、半導体装置がオンすると、メイン素子領域では、第1電極からメイン素子領域内のセル群を通って第2電極に向かって電流が流れ、第2電極内を通ってメイン配線に電流が流れる。メイン配線とケルビン配線は第2電極上の異なる位置に接続されているため、第2電極のうちケルビン配線が接続された部位に流れた電流は、第2電極内を通ってメイン配線に流れる。
ここで、この半導体装置では、メイン配線が接続された位置から最も離れた第2電極の端辺部にケルビン配線が接続される。このため、ケルビン配線の電位Vは、第2電極の抵抗成分の影響を強く受け、その分だけ温度変化が小さくなる。すなわち、第2電極の抵抗成分の影響が殆ど無い場合(例えば、メイン配線とケルビン配線が第2電極上の同一の位置に接続されている場合)は、ケルビン配線の電位Vの温度特性は、機能セルの抵抗成分のみで決まる(図6に示す比較例に相当)。一方、第2電極の抵抗成分の影響を強く受ける場合は、機能セルの抵抗成分と第2電極の抵抗成分の両者によって、ケルビン配線の電位Vの温度特性が決まる。ここで、第2電極の抵抗温度係数は機能セルの抵抗温度係数より小さい。このため、第2電極の抵抗成分の影響を強く受けると、その分だけケルビン配線の電位Vが低く出力される(図6に示す本発明例に相当)。なお、図6では、ケルビン配線の電位Vの絶対値ではなく、温度に対する電位変化量ΔVを示している。
この半導体装置では、ケルビン配線の電位Vが低くなるとセンス素子領域に流れる電流Iが増加し、ケルビン配線の電位Vが高くなるとセンス素子領域に流れる電流Iが減少する(図7参照)。したがって、半導体装置の温度が上昇したときに、ケルビン配線の電位Vが低く出力されると、その分だけセンス素子領域に多くの電流が流れる。このため、半導体装置の温度上昇によるセンス電流の低下が、ケルビン配線の電位Vが低く出力されることによるセンス電流の増加により相殺されることとなる。このため、この半導体装置によると、電流センス比の温度変化を小さくすることができる。
なお、この半導体装置では、第2電極上におけるメイン配線とケルビン配線の接続位置を調整するだけなので、機能セルは自由に設計することができる。このため、半導体装置の設計上の大きな制約となることはない。
上記の半導体装置では、例えば、メイン配線が接続された位置から最も離れた第2電極の角部にケルビン配線を接続することができる。このような構成によると、メイン配線が接続された位置からケルビン配線が接続された位置までの距離が長くなり、ケルビン配線の電位Vに対する第2電極の抵抗成分の影響を大きくすることができる。これによって、電流センス比の温度変化を好適に小さくすることができる。
また、メイン配線は第2電極の略中央に接続することが好ましい。メイン配線を第2電極の略中央に接続することで、メイン素子領域を流れるメイン電流がメイン配線に良好に流れることができ、半導体装置のオン抵抗を低減することができる。
また、上記の半導体装置では、第2電極の一の端辺部にメイン配線を接続する一方で、メイン配線が接続された端辺部と対向する端辺部にケルビン配線を接続することもできる。このような構成によっても、メイン配線が接続される位置からケルビン配線が接続される位置までの距離を長くすることができ、ケルビン配線の電位Vに対する第2電極の抵抗成分の影響を大きくすることができる。これによって、電流センス比の温度変化を小さくすることができる。
また、本発明の他の半導体装置は、複数個の機能セルを備えているメイン素子領域と、メイン素子領域内の機能セル数よりも少ない数の機能セルを備えているセンス素子領域と、メイン素子領域に設けられている第1電極と第2電極と、センス素子領域に設けられている第3電極と第4電極と、を有している。この半導体装置では、メイン素子領域及びセンス素子領域がオンすると、メイン素子領域では第1電極から第2電極に電流が流れ、センス素子領域では第3電極から第4電極に電流が流れる。第2電極の抵抗温度係数は、機能セルの抵抗温度係数より小さくされている。そして、第2電極上の略中央にメイン配線が接続される一方で、第2電極上の端辺部にケルビン配線が接続されている。
この半導体装置でも、メイン配線が接続される位置からケルビン配線が接続される位置までの距離が長くなり、ケルビン配線の電位Vに対する第2電極の抵抗成分の影響を大きくすることができる。これによって、電流センス比の温度変化を小さくすることができる。
また、本発明は、上述した半導体装置においてメイン素子領域を流れる電流を精度良く測定する方法を提供する。本発明の測定方法では、メイン素子領域にメイン電流を流す第1工程と、センス素子領域にケルビン配線の電位に応じたセンス電流を流す第2工程と、第2工程によってセンス素子領域に流れるセンス電流を測定する第3工程と、第3工程で測定されたセンス電流の電流値からメイン素子領域を流れるメイン電流を算出する第4工程と、を有している。
この測定方法が実施される半導体装置では、メイン配線が接続される位置からケルビン配線が接続される位置までの距離が長くされている。このため、ケルビン配線の電位Vに対する第2電極の抵抗成分の影響が大きくなっており、電流センス比の温度変化を小さくすることができる。このため、半導体装置に流れる電流を精度良く測定することができる。
第1実施例の半導体装置の要部断面図である。 第1実施例の半導体装置のMOSFETの断面図である。 第1実施例のソースパッドの平面図である。 第1実施例のオペアンプとメイン素子領域とセンス素子領域の回路図である。 メイン素子領域を流れるメイン電流Iの流れと、センス素子領域を流れるセンス電流Isの流れを模式的に表した図である。 ケルビン端子部の電位変化量と温度の関係を示す図である。 センス電流Isとケルビン端子部の電位の関係を示す図である。 電流センス比と温度の関係を示す図である。 本発明の他の実施例に係るソースパッドの平面図である。 本発明のさらに他の実施例に係るソースパッドの平面図である。
下記に詳細に説明する実施例の主要な特徴を最初に列記する。
(形態1)機能セルは、スイッチング素子である。
(形態2)複数の縦型電界効果トランジスタが形成されている。トランジスタ群はメイン素子領域とセンス素子領域に区画されている。ドレイン電極はメイン素子領域とセンス素子領域に共通であり、ソース電極はメイン素子領域とセンス素子領域で分離されている。
(形態3)ケルビン配線の電位が高くなるとセンス素子領域に流れる電流が減少し、ケルビン配線の電位が低くなるとセンス素子領域に流れる電流が増加する。
(第1実施例) 図1は、第1実施例の半導体装置の要部断面図と、半導体装置に接続される電流検出回路を示している。図1に示すように、半導体装置は、半導体基板(シリコン基板)100を有している。半導体基板100は、メイン素子領域1とセンス素子領域2に区画されている。メイン素子領域1内には、多数の縦型の電界効果型トランジスタ(以下、MOSFETという)が形成されている。メイン素子領域1内のMOSFET群をメイン電流が流れる。センス素子領域2内には、複数の縦型のMOSFETが形成されている。センス素子領域2内のMOSFET群をセンス電流が流れる。メイン素子領域1内に形成されているMOSFETの数は、センス素子領域2内に形成されているMOSFETの数よりも遥かに多い。このため、メイン素子領域1とセンス素子領域2とでは、そのサイズが大きく異なる。
半導体基板100の裏面にはドレイン電極10が形成されている。ドレイン電極10は、アルミニウムによって形成されている。ドレイン電極10は、メイン素子領域1内のMOSFETとセンス素子領域2内のMOSFETに共通とされている。
半導体基板100の表面には、メイン素子領域1上に形成されたメインソース電極81と、センス素子領域2上に形成されたセンスソース電極82が配置されている。メインソース電極81とセンスソース電極82は、アルミニウムによって形成されている。メインソース電極81とセンスソース電極82とは、デッドゾーン83によって電気的に絶縁されている。デットゾーン83では、後述するソース領域61とボディコンタクト領域62が形成されていない。
センスソース電極82上には、センスパッド84が形成されている。センスパッド84は、配線84aを介してオペアンプ90に結線されている。メインソース電極81上には、ソースパッド85が形成されている。ソースパッド85には、メイン配線85aを介して図示しない負荷(例えば、モータ等)が接続されている。また、ソースパッド85には、ケルビン配線86aを介してオペアンプ90に結線されている。配線84a、メイン配線85a、及びケルビン配線86aは、アルミニウムによって形成されている。なお、配線84a、メイン配線85a及びケルビン配線85aの各電極82,81への接続には、ワイヤボンディングが用いられている。
次に、メイン素子領域1とセンス素子領域2に形成されるMOSFETについて説明する。なお、メイン素子領域1に形成されるMOSFETとセンス素子領域2に形成されるMOSFETとは同一構造であるため、ここではメイン素子領域1に形成されるMOSFETについて説明する。
図2は、メイン素子領域1に形成されるMOSFETの断面図を示している。図2に示すように、半導体基板の裏面にはドレイン電極10が形成されている。半導体基板の裏面に臨む範囲(すなわち、ドレイン電極10の上面)には、n型のドレイン領域20が形成されている。n型のドレイン領域20上には、n型のドリフト領域30が形成されている。n型のドリフト領域30上には、p型のボディ領域40が形成されている。p型のボディ領域40の上部に、n型のソース領域61とp型のボディコンタクト領域62が形成されている。n型のソース領域61とp型のボディ領域40を貫通するように、トレンチゲート電極50が形成されている。トレンチゲート電極50の下端は、ドリフト領域30に達している。トレンチゲート電極50の両サイドは、ゲート絶縁膜51を介して、ソース領域61とボディ領域40に対向している。なお、メイン素子領域1内のMOSFETのトレンチゲート電極50と、センス素子領域2内のMOSFETのトレンチゲート電極50は、共通の駆動回路(図示省略)に接続されており、同一のタイミングでオン/オフされる。
型のソース領域61とp型のボディコンタクト領域62の表面に、メインソース電極81が形成されている。メインソース電極81は、絶縁膜70によってトレンチゲート電極50から電気的に絶縁されている。
図3は、メインソース電極81上に形成されるソースパッド85の平面図を示している。図3に示すように、ソースパッド85は平面視が矩形状となっている。ソースパッド85の中央には、メイン端子部85bが形成されている。メイン端子部85bにはメイン配線85aが接続されている。ソースパッド85の一つの角部にはケルビン端子部86が形成されている。ケルビン端子部86にはケルビン配線86aが接続されている。メイン端子部85bがソースパッド85の中央に位置していることから、メイン端子部85bから最も遠い位置にケルビン端子部86が形成されていることになる。なお、メイン端子部85bから他の角部87,87,87への距離も、メイン端子部85bからケルビン端子部86までの距離と同一である。このため、他の角部87をケルビン端子部とすることもできる。
ここで、センス電流を検出する検出回路の一例であるオペアンプ90の機能について説明しておく。なお、本実施例では、オペアンプ90によってセンス電流を検出しているが、本発明はこのような形態に限られず、電流を検出する機能を有する種々の回路構成を採用することができる。
図4は、オペアンプ90とメイン素子領域1及びセンス素子領域2の回路図を示している。なお、図4では、メイン素子領域1とセンス素子領域2にはそれぞれ1個のMOSFETのみを図示しているが、上述したように、メイン素子領域1とセンス素子領域2にはそれぞれ複数のMOSFETが配置されている。図4に示すように、オペアンプ90の反転入力端子にはセンスパッド84が接続されている。上述したように、センスパッド84にはセンス素子領域2のMOSFETが接続されている。オペアンプ90の非反転入力端子にはケルビン端子部86が接続されている。すなわち、ケルビン端子部86の電位が、基準電位として利用されている。上述したように、ケルビン端子部86にはメイン素子領域1のMOSFETが接続されている。また、オペアンプ90の出力端子は、抵抗Rを介してオペアンプ90の反転入力端子に接続されている。
半導体装置がオンすると、メイン素子領域1をメイン電流Iが流れ、センス素子領域2をセンス電流Iが流れる。ここで、オペアンプ90は、反転入力端子の電位が非反転入力端子の電位と等しくなるように動作する。このため、非反転入力端子の電位(即ち、ケルビン端子部86の電位V)が低くなると、反転入力端子の電位(即ち、センスパッド84の電位)も低くなる。一方、非反転入力端子の電位(即ち、ケルビン端子部86の電位V)が高くなると、反転入力端子の電位(即ち、センスパッド84の電位)も高くなる。このため、非反転入力端子の電位(即ち、ケルビン端子部86の電位V)が変化すると、センス素子領域2に印加される電圧(コレクタ電極10の電位V−V)が変化し、これによってセンス電流も変化する。すなわち、図7に示すように、ケルビン端子部86の電位Vが高くなると、センス素子領域2に印加される電圧が減少し、センス電流Iが減少する。一方、ケルビン端子部86の電位Vが低くなると、センス素子領域2に印加される電圧が増加し、センス電流Iが増加する。
また、オペアンプ90の入力インピーダンスは無限大であるため、センス素子領域2を流れるセンス電流Iは抵抗Rを流れる。このため、抵抗Rによる電圧降下を測定することで、センス電流Iを計算することができる。センス電流Iが計算できると、そのセンス電流Iと電流センス比から、メイン素子領域1を流れるメイン電流Iを計算することができる。
次に、上述した半導体装置の作用を説明する。上述した半導体装置を作動するには、メイン素子領域1のMOSFET群とセンス素子領域2のMOSFET群のそれぞれのトレンチゲート電極50にオン電位(すなわち、ボディ領域40にチャネルが形成される最小限の電位(ゲート閾値電位)以上の電位)を印加する。トレンチゲート電極50にオン電位が印加されると、絶縁膜51近傍のボディ領域40にチャネルが形成される。これによって、電子は、ソース領域61からボディ領域40に形成されるチャネルとドリフト領域30とドレイン領域20を経てドレイン電極10に流れる。すなわち、メイン素子領域1では、ドレイン電極10からメインソース電極81にメイン電流Iが流れる。センス素子領域2では、ドレイン電極10からセンスソース電極82にセンス電流Iが流れる。なお、デッドゾーン83ではソース領域61が形成されていないため、電流が流れない。
メイン素子領域1をメインソース電極81に流れたメイン電流Iは、ソースパッド85及びメイン配線85aを介して負荷(例えば、モータ等)に流れる。なお、メイン素子領域1を流れるメイン電流Iのうちケルビン端子部86に流れる電流は、ケルビン端子部86からソースパッド85内を通ってメイン端子部85bに流れ、メイン端子部85bからメイン配線85aを介して負荷に流れる。なお、ケルビン端子部86の電位は、ケルビン配線86aを介してオペアンプ90の非反転入力端子に入力される。
一方、センス素子領域2をセンスソース電極82に流れるセンス電流Iは、センスパッド84及び配線を介してオペアンプ90に向かって流れる。上述したように、オペアンプ90の入力インピーダンスは極めて大きい。このため、センス電流Iは抵抗Rを流れ、抵抗Rによる電圧降下が測定される。そして、抵抗Rの値と抵抗Rによる電圧降下からセンス電流Iが計算され、計算されたセンス電流Iと電流センス比から、メイン素子領域1を流れるメイン電流Iが計算される。
図5は、メイン素子領域1を流れるメイン電流Iの流れと、センス素子領域2を流れるセンス電流Isの流れを模式的に表した図である。図5に示すように、メイン素子領域1には多数のMOSFET(DM1〜DM4)が配置されており、センス素子領域2には少数のMOSFET(D)が配置されている。なお、抵抗R,R,Rは、MOSFET(DM4,DM3,DM2)のそれぞれからメイン端子部85bまでの間のソースパッド85(アルミニウム)の抵抗成分を表している。また、ケルビン端子部86は、MOSFET(DM4)の位置に設けられている。
メイン素子領域1では、MOSFET(DM1〜DM4)に電流IM1,IM2,IM3,IM4がそれぞれ流れる。MOSFET(DM1)を流れる電流IM1は、そのままメイン端子部85bから負荷に流れる。MOSFET(DM2)を流れる電流IM2は、抵抗Rを通ってメイン端子部85bから負荷に流れる。MOSFET(DM3)を流れる電流IM3は、抵抗R,Rを通ってメイン端子部85bから負荷に流れる。MOSFET(DM4)を流れる電流IM4は、抵抗R,R,Rを通ってメイン端子部85bから負荷に流れる。したがって、ケルビン端子部86の電位Vは、MOSFET(DM4)の抵抗成分とソースパッド85の抵抗成分R,R,R(アルミニウムの抵抗成分)によって決まる。なお、メイン端子部85bがソースパッド85の中央に位置し、ケルビン端子部86がソースパッド85の角部に位置している。このため、メイン端子部85bとケルビン端子部86の間の距離が長くなり、抵抗R,R,Rが大きな値となるように構成されている。
センス素子領域2では、MOSFET(D)をセンス電流Iが流れる。なお、センスパッド84の電位Vは、オペアンプ90によってケルビン端子部86の電位Vと同一の電位となる。このため、図7に示すように、ケルビン端子部86の電位Vが低くなると、MOSFET(D)の両端の電位差が増加し、センス電流Iが増加する。一方、ケルビン端子部86の電位Vが高くなると、MOSFET(D)の両端の電位差が減少し、センス電流Iも減少する。
上述した半導体装置が作動を開始すると、半導体装置の温度が上昇する。半導体装置の温度が上昇すると、メイン素子領域1内のMOSFET(DM1〜DM4)の電気抵抗が上昇し、センス素子領域2内のMOSFET(D)の電気抵抗も上昇する。ここで、メイン素子領域1のサイズは、センス素子領域2のサイズと比較して極めて大きい。このため、温度上昇によるセンス素子領域2内のMOSFET(D)の電気抵抗の増加率は、メイン素子領域1内のMOSFET(DM1〜DM4)の電気抵抗の増加率よりも大きい。このため、メイン素子領域1内のMOSFET(DM1〜DM4)と比較して、センス素子領域2内のMOSFET(D)には電流が流れ難くなる。
ここで、本実施例の半導体装置では、メイン端子部85bがソースパッド85の中央に配置され、ケルビン端子部86がソースパッド85の角部に配置されている。このため、メイン端子部85bとケルビン端子部86の間の距離が長くされ、抵抗R,R,Rが大きな値となるように構成されている。このため、ケルビン端子部86の電位Vは、メイン素子領域1内のMOSFET(DM4)の抵抗成分とソースパッド85の抵抗成分R,R,Rの影響を強く受ける。MOSFET(D)の抵抗温度係数が0.5〜0.7%/℃であるのに対して、ソースパッド85(アルミニウム)の抵抗温度係数は0.44%/℃となっている。このため、ケルビン端子部86の電位Vの温度による変化量は、MOSFET(D)の抵抗成分の影響のみを受ける場合(即ち、ケルビン端子部86とメイン端子部85bを同一位置に配置する場合)と比較して小さくなる。
すなわち、ケルビン端子部86の電位VがMOSFETの影響のみを受ける場合、ケルビン端子部86の電位Vは抵抗温度係数0.5〜0.7%/℃に基づいて変化する。(なお、MOSFETの抵抗温度係数は、ドリフト領域30の不純物濃度によって変化する。)一方、ケルビン端子部86の電位VがMOSFETとソースパッド85の影響を受ける場合、ケルビン端子部86の電位Vの温度変化率は、MOSFETの抵抗温度係数0.5〜0.7%/℃と、ソースパッド85の抵抗温度係数0.44%/℃の間の比率となる。したがって、図6に示すように、MOSFETの影響のみを受ける場合(比較例)と比較して、本実施例のケルビン端子部86の電位Vの温度変化による電位変化量は小さくなる。このため、ケルビン端子部86の電位Vが比較例よりも低く出力され、オペアンプ90の作用によってセンス素子領域1に流れるセンス電流Iが大きくなる。
上述したことから明らかなように、本実施例の半導体装置では、半導体装置の温度が上昇すると、メイン素子領域1と比較して、センス素子領域2に電流がより流れ難くなる。その一方で、ケルビン端子部86の電位Vが低く出力され、センス素子領域2に流れるセンス電流Iが大きくなる。したがって、半導体装置の温度上昇によってセンス素子領域2に電流が流れ難くなることが、ケルビン端子部86の電位Vが低く出力されることによるセンス電流Iの上昇により相殺されることとなる。これによって本実施例では、図8に示すように、MOSFETの抵抗成分の影響のみを強く受ける場合(比較例)に比較して、電流センス比の温度変動を低減することができる。
また、本実施例の半導体装置では、ソースパッド85へのメイン配線85a及びケルビン配線86aの接続位置を調整するだけなので、半導体装置を設計する上で大きな制約が発生することもない。
また、本実施例の半導体装置では、ソースパッド85の中央にメイン配線85aを接続しているため、メイン素子領域1内を流れるメイン電流Iがソースパッド85からメイン配線85aにスムーズに流れることができる。これによって、半導体装置のオン抵抗が小さくされている。また、ソースパッド85の角部にケルビン配線86aを接続しているため、半導体基板のうち機能セルが形成されない領域である角部が有効利用されている。
なお、上述した実施例では、ソースパッド85の中央にメイン配線85aを接続し、ソースパッド85の角部にケルビン配線86aを接続したが、本発明はこのような形態に限られない。例えば、図9に示すように、ソースパッド115の中央115aにメイン配線85aを接続し、ソースパッド115の端辺の中央117にケルビン配線86aを接続するようにしてもよい。かかる場合であっても、メイン配線85aが接続される位置とケルビン配線86aが接続される位置の間の距離を長くでき、電流センス比の温度変動を低減することができる。
また、上述した実施例では、ソースパッド85の中央にメイン配線85aを接続したが、メイン配線85aをソースパッド85の任意の位置に接続することができる。かかる場合、メイン配線85aが接続された位置から最も遠くなる端辺にケルビン配線86aを接続することが好ましく、さらには、その端辺の角部にケルビン配線86aを接続することが好ましい。このような位置にケルビン配線86aを接続することで、メイン配線85aが接続される位置とケルビン配線86aが接続される位置との間の距離をより長くでき、電流センス比の温度変動を低減することができる。
例えば、図10に示すように、ソースパッド125の一の端辺の中央125にメイン配線85aを接続することができる。そして、メイン配線85aが接続された端辺と対向する端辺127にケルビン配線86aを接続することができる。この場合、この端辺127の角部にケルビン配線86aを接続することが好ましい。端辺127の角部にケルビン配線86aを接続することで、ケルビン配線86aとメイン配線85aとの距離をより長くすることができる。
また、ソースパッドに接続されるメイン配線の本数も任意に設定することができる。例えば、ソースパッドの中央に2本のメイン配線を接続することもできる。
なお、上述した各実施例では、ソースパッドを介してメイン配線及びケルビン配線をメインソース電極に接続したが、メイン配線及びケルビン配線をメインソース電極上に直接接続することもできる。また、メイン配線及びケルビン配線を、異なるパッドを介してメインソース電極に接続するようにしてもよい。これらの場合も、上述した実施例と同様、メインソース電極に対するメイン配線の接続位置とケルビン配線の接続位置を調整することで、電流センス比の温度変動を低減することができる。
また、上述した実施例は、本発明をMOSFETに適用した例であったが、本発明はIGBTやダイオード等の他の半導体装置にも適用することができる。また、上述した実施例では、本発明を縦型の半導体装置に適用した例であったが、本発明は横型の半導体装置にも適用することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:ドレイン電極
20:ドレイン領域
30:ドリフト領域
40:ボディ領域
50:トレンチゲート電極
61:ソース領域
62:ボディコンタクト領域
81:メインソース電極
82:センスソース電極

Claims (6)

  1. 複数個の機能セルを備えているメイン素子領域と、
    メイン素子領域内の機能セル数よりも少ない数の機能セルを備えているセンス素子領域と、
    メイン素子領域に設けられている第1電極と第2電極と、
    センス素子領域に設けられている第3電極と第4電極と、を有しており、
    メイン素子領域及びセンス素子領域がオンすると、メイン素子領域では第1電極から第2電極に電流が流れ、センス素子領域では第3電極から第4電極に電流が流れる半導体装置において、
    第2電極の抵抗温度係数が機能セルの抵抗温度係数より小さくされており、
    第2電極上にはメイン配線とケルビン配線が接続されており、
    ケルビン配線が、メイン配線が接続された位置から最も離れた第2電極の端辺部に接続されていることを特徴とする半導体装置。
  2. ケルビン配線が、メイン配線が接続された位置から最も離れた第2電極の角部に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. メイン配線が、第2電極の略中央に接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. メイン配線が、第2電極の一の端辺部に接続されており、
    ケルビン配線が、メイン配線が接続された端辺部と対向する端辺部に接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  5. 複数個の機能セルを備えているメイン素子領域と、
    メイン素子領域内の機能セル数よりも少ない数の機能セルを備えているセンス素子領域と、
    メイン素子領域に設けられている第1電極と第2電極と、
    センス素子領域に設けられている第3電極と第4電極と、を有しており、
    メイン素子領域及びセンス素子領域がオンすると、メイン素子領域では第1電極から第2電極に電流が流れ、センス素子領域では第3電極から第4電極に電流が流れる半導体装置において、
    第2電極の抵抗温度係数が機能セルの抵抗温度係数より小さくされており、
    第2電極上の略中央にメイン配線が接続される一方で、第2電極上の端辺部にケルビン配線が接続されていることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の半導体装置においてメイン素子領域を流れる電流を測定する方法であり、
    メイン素子領域にメイン電流を流す第1工程と、
    センス素子領域にケルビン配線の電位に応じたセンス電流を流す第2工程と、
    第2工程によってセンス素子領域に流れるセンス電流を測定する第3工程と、
    第3工程で測定されたセンス電流の電流値からメイン素子領域を流れるメイン電流を算出する第4工程と、を有する半導体装置の電流測定方法。
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