JP2010197889A - 電子楽器、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 鍵盤5が2分割された状態でその分割位置を変える場合、鍵盤上の分割位置に対応する位置にある鍵を押鍵する。
また3分割した状態に変更する場合、今までの分割位置にある鍵を囲むように2つの鍵を同時押しするか、あるいは同時押鍵すべき鍵の一方が、この分割位置を表わす鍵とする。このようにすれば、新たに押鍵された2つの鍵が分割位置となる。
【選択図】 図12
Description
近年になっては、この鍵域分割を上下2分割にするだけでなく、上鍵域、中鍵域及び下鍵域の3分割をも可能とする電子楽器も提案されている(特許文献1参照)
この鍵域の分割数、各分割位置を設定する操作は、例えば特許文献1の場合では、ロータリーエンコーダ等の特別な操作子を用いて行なうことが一般的である。しかしながら、このような操作子を用い、かつ表示部に表示された鍵盤画像を見ながら、分割数、複数の分割位置をひとつひとつ設定することは操作が煩雑に感じることがある。
これが鍵域分割を設定する操作が煩雑に感じる原因のひとつである、と認められる。
ここにおいて、前記鍵盤の各鍵域に対応して音色が割り当てられ、前記発音指示手段は、前期鍵域分割手段にて検出された鍵域に割り当てられた音色で楽音の発音を指示する、ことが望ましい。
また、前記第2の記憶制御手段は、前記一致していないと判別された場合に、前記押鍵された複数の鍵の位置の平均値を前記第2の分割位置とする、ことが望ましい。
また3分割しようとすれば、今までの分割位置にある鍵を囲むように2つの鍵を同時押しするか、あるいは同時押鍵すべき鍵の一方が、この分割位置を表わす鍵とするようにすれば、新たに押鍵された2つの鍵が分割位置となる。
このような操作は感覚的に非常にわかり易い操作であり、誰もが煩雑さを感じることなく操作を行なうことが可能になる。
音源7は、鍵盤5の健の押鍵により指定された音高と、押鍵された健が含まれる鍵域に割当てられた音色とに基づいた楽音信号を生成するものであり、発音部8は、アンプ、スピーカ等からなり、この生成された楽音信号を発音するものである。
TONE(1)は、鍵域が分割されていない場合の音色番号、鍵域が分割されている場合は下鍵域に割当てられる音色の音色番号をストアするエリアである。TONE(2)は、鍵盤5が2分割されている場合は上鍵域、3分割されている場合は中鍵域に割当てられる音色の音色番号をストアするエリアである。TONE(3)は鍵盤5が3分割されている場合に、上鍵域に音色を割当てられた音色を示す音色番号をストアするエリアである。NOTEは、通常演奏モードのときに鍵盤5上の健の押鍵により指定される音高(鍵盤号)をストアするエリアである。SPLIT(1)及びSPLIT(2)は、鍵盤5上の分割位置を示す鍵盤号をストアするエリアである。NOTE(1)及びNOTE(2)は、鍵域指定モードのときに鍵盤5上の健の押鍵により指定される音高(鍵盤号)をストアするエリアである。N及びnは、インデックスをストアするエリアである。
図3は、メインフローである。まず、電源がオンされると、CPU1の内部レジスタ及びワークRAM3の記憶内容をクリアするイニシャライズ処理を行なう(ステップS1)。続いてスイッチ処理(ステップS2)、鍵盤処理(ステップS3)、その他の処理(ステップS4)の順番で処理を行なう。ステップS2〜S4の処理は、電源がオフされるまで繰り返し、行なわれる。
図5は、図4のモードスイッチ処理(ステップS5)の詳細なフローチャートである。
まず、モードスイッチがオン操作されたか否か判別し(ステップS8)、オン操作されたと判別されたなら、MODEFを反転させて(ステップS8)、この処理を終了させる。オン操作されていなければ、何もせずにこの処理を終了する。
このように、モードスイッチが操作される毎にMODEFは反転し、通常演奏モードと鍵域設定モードが交互に設定されることになる。
まず、音色スイッチがオン操作されたか否か判別する(ステップS10)。ここでオン操作が判別されなければこの処理を終了する。
オン操作されているならば、この音色スイッチにて指定された音色番号をTONEにストアする(ステップS10)。続いて、TONEF1、TONEF2及びTONEF3にストアされているフラグのいずれかが「1」となっているか判別する(ステップS12〜S14)。ここでもしTONEF1にストアされたフラグが「1」であるなら、ステップS15に進み、TONEにストアされた音色番号をTONE(1)にストアし、TONEF1を「0」に戻して(ステップS16)、この処理を終了する。また、TONEF2にストアされたフラグが「1」であるなら、ステップS17に進み、TONEにストアされた音色番号をTONE(2)にストアし、TONEF2を「0」に戻して(ステップS18)、この処理を終了する。また、TONEF3にストアされたフラグが「1」であるなら、ステップS19に進み、TONEにストアされた音色番号をTONE(3)にストアし、TONEF3を「0」に戻して(ステップS20)、この処理を終了する。
このように、音色スイッチにより音色が指定されると、この指定された音色の音色番号が、TONEF1〜3にストアされたフラグの状態に応じて、TONE(1)〜(3)のいずれかにストアされる。
まず、MODEFにストアされたフラグが「0」、つまり通常演奏モードであるか否か判別する(ステップS21)。ここで「0」でないと判別されたなら、この処理を終了する。「0」と判別されたなら、ステップS22に進み、鍵域指定スイッチがオン操作されたか否か判別する。もしオン操作されていないと判別された場合も、この処理を終了する。スイッチがオンされていると判別されたなら、続いてSPLITFに記憶されたデータの値が「0」、「1」及び「2」のいずれであるか判別する(ステップS23〜S25)。ここで、「0」と判別されたなら、つまり鍵盤5上を鍵域分割しないならば、TONEF1にストアされたフラグを「1」として(ステップS26)、この処理を終了する。
また、「1」と判別されたなら、つまり鍵盤5上を上鍵域と下鍵域の2分割にしている場合は、まずステップS27に進み、上下いずれの鍵域を鍵域指定スイッチにて指定したのかを判別する。ここで上鍵域が指定されていた場合はステップS28に進んでTONEF2にストアされたフラグを「1」とし、下鍵域が指定されていた場合はステップS26に進んでTONEF1にストアされたフラグを「1」とし、この処理を終了する。
そして上鍵域が指定されていた場合はステップS28に進んでTONEF2にストアされたフラグを「1」とし、下鍵域が指定されていた場合はステップS26に進んでTONEF1にストアされたフラグを「1」とし、中鍵域が指定されていた場合はステップS30に進んでTONEF3にストアされたフラグを「1」としこの処理を終了する。
このように、通常演奏モードにおいて、鍵域指定スイッチによりいずれかの鍵域が指定されると、それに対応してTONEF1〜TONEF3にストアされたフラグのいずれかが「1」となる。
まず、図8において、MODEFにストアされたフラグが「0」、つまり通常演奏モードであるか否か判別する(ステップS31)。ここで「0」と判別されると、ステップS32に進み、鍵盤5上の鍵を所定方向から順に走査し、鍵毎に変化があったか否かを判別する(ステップS33)。もし、鍵の変化なしと判別されたなら、この処理を終了する。鍵がオフ操作、つまり離鍵されたと判別されたなら、離鍵された鍵の鍵番号をNOTEにストアし(ステップS34)、このNOTEにストアされた鍵番号に基づいてノートオフイベントを作成する(ステップS35)。そしてこの作成されたノートオフイベントを音源7に送付して(ステップS36)、この処理を終了する。
このように、いずれかの鍵が離鍵されると、この離鍵された鍵に対応するノートオフイベントが音源7に送付されて消音処理が行なわれる。
ここで、「0」と判別されたなら、TONE(1)にストアされた音色番号に基づき、発音すべき楽音の音色を指定する音色イベントを作成する(ステップS40)。そしてこの音色イベントと先に作成したノートオンイベントの両方を音源7に送付して(ステップS41)この処理を終了する。
このように、いずれかの鍵が押鍵され、かつ鍵域分割の状態でない場合は、鍵盤5上のいずれの鍵を押鍵しても、TONE(1)にストアされた音色番号で指定される音色の楽音が発音される。
ここで、「1」と判別されたなら、SPLIT(1)にストアされている分割位置を表わす鍵盤号が、NOTEにストアされている押鍵された鍵の鍵番号より大きいか否かを判別する(ステップS43)。もし、鍵分割位置を表わす鍵盤号の方が大きいと判別されたなら、これは押鍵が下鍵域でなされたことを意味するので、TONE(1)にストアされた音色番号に基づき、発音すべき楽音の音色を指定する音色イベントを作成する(ステップS44)。逆の場合であれば、これは押鍵が上鍵域でなされたことを意味するので、TONE(2)にストアされた音色番号に基づき、発音すべき楽音の音色を指定する音色イベントを作成する(ステップS45)。このステップS44あるいはS45の処理の後ステップS41に進む。
このように、いずれかの鍵が押鍵され、かつ鍵盤5が上下鍵域に分割されている状態では、上鍵域に含まれる鍵を押鍵した場合は、TONE(2)にストアされた音色番号で指定される音色の楽音が発音されるが、下鍵域に含まれる鍵を押鍵した場合は、TONE(1)にストアされた音色番号で指定される音色の楽音が発音される。
もし「2」と判別されたなら、ステップS48に進む。これはSPLIT(2)にストアされた鍵盤号が上鍵域と中鍵域との分割位置を表わし、SPLIT(1)にストアされた鍵盤号が中鍵域と下鍵域との分割位置を表わすことを意味する。従って、ステップS48にて、SPLIT(2)とNOTEにストアされた鍵盤号との関係がSPLIT(2)≧NOTEであるか否か判別し、これがYESであれば、ステップS49に進んで、SPLIT(1)とNOTEの関係が、SPLIT(1)≧NOTEであるか否か判別する。
ここで、ステップS48においてNOと判別された場合は、上鍵域にて押鍵がなされたことを意味し、TONE(3)にストアされた音色番号に基づいて音色イベントを作成して(ステップS50)、ステップS41に進む。
さらに、ステップS49にてNOと判別された場合は、中鍵域にて押鍵がなされたことを意味し、TONE(2)にストアされた音色番号に基づいて音色イベントを作成して(ステップS52)、ステップS41に進む。
このように、鍵盤5が3分割されている場合は、押鍵された鍵が上鍵域に属するならTONE(3)にストアされた音色番号で示される音色の楽音が、中鍵域に属するならTONE(2)にストアされた音色番号で示される音色の楽音が、下鍵域に属するならTONE(1)にストアされた音色番号で示される音色の楽音が、発音されることになる。
そして鍵盤号Nの鍵が押鍵されているか否かを判別する(ステップS57)。ここで押鍵されていると判別されると、nにストアされた押鍵数をインクリメントし(ステップS58)、このnにストアされた押鍵数が「3」であるか判別して(ステップS59)、「3」であるならnにストアされた押鍵数を「2」に戻すとともに、NOTE(2)にストアされた鍵盤号をNOTE(1)に移す(ステップS60)。
そして、このnを引数としたNOTE(n)に、Nの鍵盤号がストアされる(ステップS61)。この後、Nにストアされた値をインクリメントし(ステップS62)、このNの値が鍵盤5にある鍵数を越えたか否か判別する(ステップS63)。ここでこの鍵数を越えていないと判別されたなら、再びステップS57に戻る。
一方、ステップS63においてNにストアされている数値が鍵盤5の鍵数を越えた場合、この図10の処理は鍵盤5の鍵全てにおいて処理をし終えたと判断され、図11のステップS64に進む。ここにおいて、SPLITFにストアされたフラグが「0」であるか、つまり鍵盤5で鍵域分割が行なわれていない状態であるかどうか判別する。
ここで「0」であると判別されると、続いてnにストアされた値、つまり鍵盤5での押鍵数が「1」であるか、または「2」であるかを判別する(ステップS65、S66)。ここで「1」と判別されると、NOTE(1)にストアされている押鍵された鍵の鍵番号を、SPLIT(1)に分割位置を示す鍵番号としてストアする(ステップS67)。
そしてSPLITFに、鍵盤5を上下鍵域に分割することを示す「1」の数値をストアするとともに(ステップS68)、TONEF2にストアされているフラグを「1」としてこの処理を終了する(ステップS69)。
このように、鍵域指定モードにおいて、鍵盤5が鍵域分割されていない状態でいずれかひとつの鍵が押鍵されると、その押鍵位置を分割位置とし、上鍵域に割当てられるべき音色が指定可能となる。
このように、鍵域指定モードにおいて、鍵盤5が鍵域分割されていない状態でいずれかふたつの鍵が同時に押鍵されると、その押鍵位置を分割位置として鍵盤5は上鍵域、中鍵域及び下鍵域に分割され、中鍵域及び上鍵域に割当てられるべき音色が指定可能となる。
一方、ステップS64でSPLITFにストアされた値が「0」でないと判別されると、図12のステップS74に進み、今度は「1」であるか、つまり鍵盤5が上下鍵域に分割されている状態であるかを判別する。
このように、鍵盤5が上下鍵域に2分割されている状態で、いずれかひとつの鍵が押鍵されると、その押鍵位置に分割位置が変更する。
ここで、YESと判別されると、NOTE(1)にストアされている押鍵された鍵の鍵番号を、下鍵域と中鍵域との分割位置を示す鍵盤号としてSPLIT(1)にストアするとともに(ステップS79)、NOTE(2)にストアされている押鍵された鍵の鍵番号を、中鍵域と上鍵域との分割位置を示す鍵盤号としてSPLIT(2)にストアする(ステップS80)。そして、3つの鍵域に分割されたことを示す「2」をSPLITFにストアする(ステップS81)。
このように、鍵域が2分割されている状態において、この分割位置となる鍵を囲むように2つの鍵を同時押鍵した場合、あるいは同時押鍵された鍵の一方が、この分割位置を表わす鍵であった場合は、新たに押鍵された2つの鍵が分割位置となる。
これにより、今までの分割位置(SPLIT(1))は、下鍵域と中鍵域の分割位置となり、上鍵域で同時押鍵された2つの鍵の中間に位置する鍵盤号(SPLIT(2))は、中鍵域と上鍵域との分割位置となる。
これにより、今までの分割位置(SPLIT(2))は、上鍵域と中鍵域の分割位置となり、下鍵域で同時押鍵された2つの鍵の中間に位置する鍵盤号(SPLIT(1))は、中鍵域と下鍵域との分割位置となる。
また、2つの押鍵両方が分割されたひとつの鍵域で行なわれた場合は、今までの分割位置のほかに、この2つの押鍵位置に基づいて定まる位置、例えば2つの押鍵位置の中間位置を新たな分割位置として指定する。
また、中鍵域と上鍵域との分割位置を示す鍵を押鍵した場合は、ステップS92においてYESと判断され、SPLIT(2)にストアされた値をインクリメントする(ステップS94)。つまり中鍵域と上鍵域との分割位置を低音域に1鍵分ずらす。この後、分割位置にある鍵を押鍵する操作を続けると、2つの分割位置は次第に近づいてくることになる。そしてこの2つの分割位置が重なると、SPLIT(1)及びSPLIT(2)にストアされた値が一致するので、ステップS95においてYESと判断される。ここでYESと判断されるとSPLITFにストアされた値を、2つの鍵域に分割された状態を示す「1」とする(ステップS96)。
この結果、鍵域が3分割されている状態で、分割位置を示す鍵以外のいずれかひとつを押鍵した場合、この押鍵位置を上下鍵域の2分割位置とした状態に変更される。
2 プログラムROM
3 ワークRAM
4 表示部
5 鍵盤
6 スイッチ部
7 音源
8 発音部
Claims (4)
- 鍵盤と、
この鍵盤上でいずれかの鍵が押鍵されたか否か判別する押鍵検出手段と、
前記鍵盤を複数の鍵域に分割するための分割位置を記憶する分割位置記憶手段と、
第1及び第2のいずれかを指定するモード指定スイッチと、
このモード指定スイッチにより第1のモードが指定されていてかつ、前記鍵盤が前記分割位置記憶手段に記憶された第1の分割位置にて2つの鍵域に分割されている状態で、前記押鍵検出手段にて検出された押鍵が単一の鍵か、あるいは複数の鍵かを判別する第1の判別手段と、
この第1の判別手段により単一の鍵の押鍵と判別された場合に、当該押鍵位置を第2の分割位置として前記分割位置記憶手段に記憶する第1の記憶制御手段と、
前記第1の判別手段により複数の鍵の同時押鍵と判別された場合に、前記複数の押鍵位置のひとつが前記第1の分割位置と一致しているか否か判別する第2の判別手段と、
この第2の判別手段にて一致していると判別された場合、当該一致した押鍵位置以外の押鍵位置を第2の分割位置として前記分割位置記憶手段に記憶するとともに、一致していないと判別された場合は、前記押鍵された複数の鍵に基づいて決定された押鍵位置を第2の分割位置として前記分割位置記憶手段に記憶する第2の記憶制御手段と、
前記第2のモードが指定されている場合に、前記押鍵検出手段により検出された鍵が前記鍵盤のいずれかの鍵域に属するのかを判別する鍵域判別手段と、
前記押鍵された鍵に対応する音高でかつ、この鍵域判別手段にて検出された鍵域に対応した形態で楽音の発音を指示する発音指示手段と、
を有する電子楽器。 - 前記鍵盤の各鍵域に対応して音色が割り当てられ、前記発音指示手段は、前期鍵域分割手段にて検出された鍵域に割り当てられた音色で楽音の発音を指示する請求項1記載の電子楽器。
- 前記第2の記憶制御手段は、前記一致していないと判別された場合に、前記押鍵された複数の鍵の位置の平均値を前記第2の分割位置とする請求項1記載の電子楽器。
- 鍵盤と、前記鍵盤を複数の鍵域に分割するための分割位置を記憶する分割位置記憶手段と、第1及び第2のいずれかを指定するモード指定スイッチと、を有する電子楽器に用いるコンピュータに、
前記鍵盤上でいずれかの鍵が押鍵されたか否か判別する押鍵検出ステップと、
前記モード指定スイッチにより第1のモードが指定されていてかつ、前記鍵盤が前記分割位置記憶手段に記憶された第1の分割位置にて2つの鍵域に分割されている状態で、前記押鍵検出手段にて検出された押鍵が単一の鍵か、あるいは複数の鍵かを判別する第1の判別ステップと、
この第1の判別ステップにより単一の鍵の押鍵と判別された場合に、当該押鍵位置を第2の分割位置として前記分割位置記憶手段に記憶する第1の記憶制御ステップと、
前記第1の判別ステップにより複数の鍵の同時押鍵と判別された場合に、前記複数の押鍵位置のひとつが前記第1の分割位置と一致しているか否か判別する第2の判別ステップと、
この第2の判別ステップにて一致していると判別された場合、当該一致した押鍵位置以外の押鍵位置を第2の分割位置として前記分割位置記憶手段に記憶するとともに、一致していないと判別された場合は、前記押鍵された複数の鍵に基づいて決定された押鍵位置を第2の分割位置として前記分割位置記憶手段に記憶する第2の記憶制御ステップと、
前記第2のモードが指定されている場合に、前記押鍵検出手段により検出された鍵が前記鍵盤のいずれかの鍵域に属するのかを判別する鍵域判別ステップと、
前記押鍵された鍵に対応する音高でかつ、この鍵域判別ステップにて検出された鍵域に対応した形態で楽音の発音を指示する発音指示ステップと、
を実行させるプログラム。
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