JP2010197498A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トナー収容室18aのトナーが重力に抗して搬送され隔壁26に設けられた開口部18cを介して現像室18bに供給される現像装置4において、開口部18cと供給ローラ20との間に回転可能に設けられ開口部18cを介して供給されたトナーを撹拌しながら搬送する撹拌部材25を有し、供給ローラ20の回転領域上端T1は、開口部18cの下端T2を通る水平面よりも上方に位置し、撹拌部材25の回転領域上端T3は、開口部18cの下端T2を通る水平面よりも下方に位置し、かつ、供給ローラ20の回転領域下端T4を通る水平面よりも上方に設けられ、撹拌部材25の回転方向が、開口部18c側において下方から上方へと向かう方向である。
【選択図】図3
Description
る現像剤収容室から搬送された現像剤を一時貯留しつつ、現像剤供給部材に現像剤を供給している。
現像剤が収容される現像剤収容室と、
前記現像剤収容室の上方に設けられ、前記現像剤収容室から現像剤が供給される現像室と、
を有し、前記現像剤収容室に収容された現像剤が、重力に抗して搬送され、前記現像剤収容室と前記現像室との間を隔てる隔壁に設けられた開口部を介して前記現像室に供給される現像装置であって、
回転可能に設けられ、前記現像室内の現像剤を担持搬送する現像剤担持体と、
前記現像室内に回転可能に設けられ、前記開口部を介して供給された現像剤を前記現像剤担持体に供給する現像剤供給部材と、
を有する現像装置において、
前記現像室内に回転可能に設けられ、前記開口部を介して供給された現像剤を撹拌しながら搬送する現像剤撹拌部材を有し、
前記現像剤撹拌部材は、前記現像室内のうち前記開口部と前記現像剤供給部材との間に回転可能に設けられ、
前記現像剤供給部材が回転した場合に前記現像剤供給部材の軌跡によって形成される第1回転領域の上端が、前記開口部のうち前記現像剤撹拌部材の下方に位置する前記隔壁の部分に対して最も近い位置に位置する開口端縁を含む水平面よりも上方に位置し、
前記現像剤撹拌部材が回転した場合に前記現像剤撹拌部材の軌跡によって形成される第2回転領域の上端が、前記開口端縁を含む水平面よりも下方、かつ、前記第1回転領域の下端を含む水平面よりも上方に位置し、
前記現像剤撹拌部材の回転方向が、前記開口部側において下方から上方へと向かう方向であることを特徴とする。
にし、画像白抜けの発生を抑制することが可能となる。
合、いずれかの色用に設けられた要素であることを表すために符号に与えた添え字Y,M,C,Kは省略して、総括的に説明する。
、図示しない一次転写バイアス印加手段としての一次転写バイアス電源から、トナーの正規帯電極性とは逆極性の電圧が印加される。これによって、感光体ドラム1上のトナー像が中間転写ベルト5上に転写(一次転写)される。
されている。ここで、現像側板19(19R,19L)は、現像枠体18の両端部にそれぞれ取り付けられている。尚、本実施例では、現像ローラ17は感光体ドラム1に接触して配置されているが、これに限定されるものではなく、例えば、現像ローラ17が感光体ドラム1に対して所定の間隔を保って近接配置される構成等であってもよい。
明する。図3は、本実施例に係る現像装置4の概略構成を示す断面(主断面)図である。図4は、本実施例に係る現像装置4における撹拌部材25の概略構成を示す斜視図である。図5(a),(b)は、本実施例に係る現像装置4の概略構成の部分断面図であり、現像室18bに一時貯留されるトナーの剤面を説明するための図である。
接線と水平面とのなす傾斜角αは、現像室18bの外側で水平面と形成される角の大きさとしている。
比較例1は、基本的には実施例1に準ずるが、次の点が異なる。本比較例では、現像室18b内に撹拌部材25が設けられていないことが異なる。
比較例2は、基本的には実施例1に準ずるが、次の点が異なる。本比較例では、撹拌部材25の回転領域上端T3は、開口部18cの下端T2を通る水平面よりも上方に設けられていることが異なる。
比較例3は、基本的には実施例1に準ずるが、次の点が異なる。本比較例では、撹拌部材25の回転方向が異なる。
6bの最下点c3と境界点c1との間において、第2の隔壁面26bと接触する部分を有する。これにより、撹拌部材25と、第2の隔壁面26bの最下点c3から開口部18cの下端T2までの連続する隔壁との間に存在するトナーを、供給ローラ20付近に効率良く運ぶことができる。よって、供給ローラ20の表面とトナーとの接触面積が増加し、供給ローラ20へのトナー供給が向上する効果が得られる。又、撹拌部材25と当接部材27との当接による供給ローラ20へのトナー供給を向上させることができる。
本画像評価では、まず、トナー収容室18aに、画像比率5%のA4サイズの画像8000枚相当である200gのトナーを充填する。そして、画像比率1%のA4サイズの横線画像(具体的には、1ドットライン印字後に99ドットライン非印字を繰り返す画像)を100枚連続的に出力した後、全面黒画像を3枚連続出力した。そして、3枚目の全面黒画像について、目視により画像白抜けの評価を行った。ここで、横線画像及び全面黒画像は、全て同一の単色で出力した。
○ : 画像白抜けが見られない
△ : 軽微の画像白抜け発生(全面黒画像の一部が、軽微に白く抜けた状態)
× : 著しい画像白抜け発生(全面黒画像の一部又は全体が、著しく白く抜けた状態)
本画像評価は、基本的には(A)トナー充填量200gにおける画像白抜け評価に準ずるが、次の点が異なる。本画像評価では、トナー収容室18aにトナーを充填し、画像比率1%のA4サイズの横線画像を100枚連続的に出力した後、全面黒画像を400枚連続的に出力する。ここで、全面黒画像400枚出力後の現像装置4内のトナー重量を測定したところ80gであった。そして、全面黒画像を3枚連続出力し、3枚目の全面黒画像について、目視により画像白抜けの評価を行った。
まず、実施例1と比較例1〜3を比較することで、本発明の優位性を述べる。
ーを、開口部18cの方へ寄せるように回転する。そのため、図5(b)に示すように、現像室18bに一時貯留されるトナーの剤面(集合としてのトナーの表面)は、供給ローラ20から開口部18cに近づくにつれて、開口部18cの下端T2を通る水平面よりも上方になる。このため、開口部18cからトナー収容室18aへ落ちて戻るトナーの量が多くなる。さらに、開口部18cから落ちるトナーの量が多いため、それらのトナーに遮られて、トナー収容室18aから現像室18bへ重力に抗して搬送されるトナーの量が少なくなる。よって、現像室18bに、十分な量のトナーを一時貯留することが難しい。その結果、供給ローラ20へのトナー供給が不足し、画像白抜けが発生する。
次に、本発明の実施例2,3の有効性を説明するために、実施例1と比較する。
抜けが発生した。
17 現像ローラ
18a トナー収容室
18b 現像室
18c 開口部
20 供給ローラ
25 撹拌部材
26 隔壁
T1 供給ローラ20の回転領域上端
T2 開口部18cの下端
T3 撹拌部材25の回転領域上端
T4 供給ローラ20の回転領域下端
Claims (6)
- 現像剤が収容される現像剤収容室と、
前記現像剤収容室の上方に設けられ、前記現像剤収容室から現像剤が供給される現像室と、
を有し、前記現像剤収容室に収容された現像剤が、重力に抗して搬送され、前記現像剤収容室と前記現像室との間を隔てる隔壁に設けられた開口部を介して前記現像室に供給される現像装置であって、
回転可能に設けられ、前記現像室内の現像剤を担持搬送する現像剤担持体と、
前記現像室内に回転可能に設けられ、前記開口部を介して供給された現像剤を前記現像剤担持体に供給する現像剤供給部材と、
を有する現像装置において、
前記現像室内に回転可能に設けられ、前記開口部を介して供給された現像剤を撹拌しながら搬送する現像剤撹拌部材を有し、
前記現像剤撹拌部材は、前記現像室内のうち前記開口部と前記現像剤供給部材との間に回転可能に設けられ、
前記現像剤供給部材が回転した場合に前記現像剤供給部材の軌跡によって形成される第1回転領域の上端が、前記開口部のうち前記現像剤撹拌部材の下方に位置する前記隔壁の部分に対して最も近い位置に位置する開口端縁を含む水平面よりも上方に位置し、
前記現像剤撹拌部材が回転した場合に前記現像剤撹拌部材の軌跡によって形成される第2回転領域の上端が、前記開口端縁を含む水平面よりも下方、かつ、前記第1回転領域の下端を含む水平面よりも上方に位置し、
前記現像剤撹拌部材の回転方向が、前記開口部側において下方から上方へと向かう方向であることを特徴とする現像装置。 - 前記隔壁のうち前記現像剤撹拌部材の回転軸の下方の位置から前記開口端縁までの部分には、水平面に対する傾斜角であって前記現像室の外側で水平面と形成される角の大きさが90度を超える部分が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記現像剤撹拌部材のうち外径側の先端領域には、可撓性を有する可撓部が設けられ、
前記隔壁のうち前記現像剤撹拌部材と前記現像剤供給部材との間には、前記可撓部が当接し前記可撓部を撓ませる当接部と、前記可撓部により搬送された現像剤の一部を前記現像剤供給部材へ導く誘導部とを有する当接部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。 - 前記隔壁のうち前記現像剤撹拌部材の回転軸の下方の位置から前記開口端縁までの部分には、水平面に対する傾斜角であって前記現像室の外側で水平面と形成される角の大きさが、前記現像室に供給された現像剤の安息角よりも大きい部分が含まれていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の現像装置。
- 前記隔壁のうち前記現像剤撹拌部材の回転軸の下方の位置から前記開口端縁までの部分には、前記現像剤撹拌部材が当接する部分が含まれていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の現像装置。
- 像担持体と、
前記像担持体に現像作用を行う請求項1乃至5のいずれか1項に記載の現像装置と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
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