JP2010197461A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、中空状の導光体を備える画像読取装置を提供することを目的とする。
【解決手段】画像読取装置は、原稿Gに光を照射させるためのLEDユニット500と、LEDユニット500と原稿Gとの間に配置され、LEDユニット500側に配置される入射口411、421と、原稿G側に配置される出射口412、422と、入射口411、421と出射口412、422とをつなぐ中空部であって一端側から入光されたLEDユニット500からの光を他端側から出光させる中空部(上部導光空間410S、下部導光空間420S)と、を有する中空状の導光部400と、を備える。導光部400は、複数の部材により構成される。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像読取装置及び、画像読取装置を備える画像形成装置に関する。
従来、原稿の画像を読み取る画像読取装置として、原稿に光を照射する照明部と、原稿からの光を反射させて光路を形成するミラーと、原稿からの光束を結像させる結像レンズと、結像レンズにより結像された原稿の画像を読み取るCCD(Charge―Coupled Device)と、を備える画像読取装置が知られている。
例えば、発光部からの光を有効に利用するため、発光部からの光を原稿側に導く導光体を有する画像読取装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−35036号公報
しかし、特許文献1の画像読取装置において用いられる導光体(集光体)は、画像読取装置の重量を増加させる要因や、コストを上昇させる要因となる。
特に、導光体が中実状の場合、画像読取装置の重量が大幅に増加し、コストが大幅に上昇する要因となる。
また、導光体が中実状の場合、導光性の精度等を後から調整できない場合が多い。更には、導光体が中実状の場合、導光体の内部における光反射率を反射する面によって異なるように製造することが困難である。
本発明は、中空状の導光体を備える画像読取装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、上記画像読取装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、原稿に光を照射させるための発光部と、前記発光部と前記原稿との間に配置され、前記発光部側に配置される入光部と、前記原稿側に配置される出光部と、前記入光部と前記出光部とをつなぎ一端側から入光された前記発光部からの光を他端側から出光させる中空部と、を有する中空状の導光体と、前記原稿からの光束を反射させて光路を形成する1又は複数のミラーと、前記1又は複数のミラーにより反射された光束を結像させる結像レンズと、前記結像レンズの結像位置に配置され、前記結像レンズによる結像に基づいて前記原稿の画像を読み取る読取部と、を備える画像読取装置に関する。
また、前記導光体は、複数の部材を組み合わせて構成されることが好ましい。
また、前記複数の部材における前記中空部を形成する部分には、光反射率を向上させるための処理、又は、光反射率を向上させるためのシート状部材が配置されることが好ましい。
また、前記複数の部材における所定の部材は、他の部材とは異なる材料により構成されることが好ましい。
また、前記複数の部材のうち、前記中空部を形成する所定の部材は、該画像読取装置において他の用途にも用いられている部材であることが好ましい。
また、前記中空部は、第1中空部と、前記第1中空部とは異なる第2中空部とを有し、前記第1中空部と前記第2中空部とは、一つの仕切り部材により仕切られていることが好ましい。
また、前記第1中空部は、第1入光部と、第1出光部と、前記第1入光部と前記第1出光部との間に形成される屈曲部と、前記第1入光部から前記屈曲部まで副走査方向に延びる第1水平中空部と、前記屈曲部から前記第1出光部まで原稿側に傾斜して延びる第1傾斜中空部と、を有することが好ましい。
また、前記第1水平中空部を形成する第1平板部と、前記第1傾斜中空部を形成する第1傾斜板部と、を有する第1部材と、を備え、前記仕切り部材は、前記第1水平中空部を形成する第2平板部と、前記第1傾斜中空部を形成する第2傾斜板部と、を有することが好ましい。
また、前記第2中空部は、第2入光部と、第2出光部とを有し、前記第2入光部と前記第2出光部とをつなぎ副走査方向に延びるように形成されることが好ましい。
また、前記第2中空部を形成する平板状の第2部材と、を備え、
前記仕切り部材は、前記第2中空部の一部を形成する第2平板部と、前記第2中空部の一部を形成する第3平板部と、を有することが好ましい。
また、前記第1中空部における第1出光部又は前記第2中空部における前記第2出光部に対応して配置され、前記第1出光部又は前記第2出光部からの光を前記原稿側に反射させる反射部材と、を備えることが好ましい。
また、前記仕切り部材は、前記第1中空部側の光反射率と前記第2中空部側の光反射率とが異なることが好ましい。
本発明は、画像読取装置と、前記画像読取装置より読み取られた前記原稿の画像に関する画像情報に基づいて、表面に静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体に形成された静電潜像にトナー画像を現像する現像器と、前記像担持体に形成されたトナー画像を直接的又は間接的に所定の用紙に転写する転写部と、前記転写部により前記所定の用紙に転写されたトナー画像を定着させる定着部と、を備える画像形成装置に関する。
本発明によれば、中空状の導光体を備える画像読取装置を提供することができる。
また、本発明によれば、上記画像読取装置を備える画像形成装置を提供することができる。
コピー機の各構成要素の配置を説明するための図である。 画像読取装置の読取部の内部構造を示す概略平面図である。 図2に示す画像読取装置の矢印S方向から見た図である。 照明ユニットの断面図である。 照明部の周辺部位の部分拡大図である。 導光部の分解斜視図である。 LEDユニットの斜視図である。 LEDユニットの発光を制御する発光制御部を含むブロック図である。 第2実施形態における照明ユニットの断面図である。 図9における照明部の周辺部位の部分拡大図である。 第2実施形態における導光部の分解斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
まず、図1から図8により、本発明の第1実施形態について説明する。
図1により、本実施形態における画像形成装置としてのコピー機1における全体構造を説明する。図1は、コピー機1の各構成要素の配置を説明するための図である。
図1に示すように、画像形成装置としてのコピー機1は、コピー機1における上方側に配置される画像読取装置300と、コピー機1における下方側に配置され画像読取装置300からの画像情報に基づいてシート状の被転写材としての用紙Tにトナー画像を形成する装置本体Mと、を備える。
画像読取装置300について説明する。
図1に示すように、画像読取装置300は、蓋部材70と、原稿Gの画像を読み込む読取部301と、を備える。
蓋部材70は、読取部301に対して不図示の連結部により開閉可能に連結される。蓋部材70は、後述する読取面302Aを保護する機能を有する。
読取部301は、読取面302Aと、内部空間304に配置される光源としての照明部340と、複数のミラー321、322及び323と、読取面302Aと平行な方向に移動する第1枠体311及び第2枠体312と、結像レンズ357と、読取手段としてのCCD358と、CCD358により読み取られた画像データに対して所定の処理をすると共に該画像データを装置本体M側に出力させるCCD基板361と、を備える。
読取面302Aは、原稿Gが載置されるコンタクトガラス335の垂直方向上面に沿って形成される。
上述の照明部340及びミラー321は、第1枠体311に収容される。また、ミラー322及び323は、第2枠体312に収容される。
読取部301の内部空間304において、複数のミラー321、322及び323は、原稿Gからの光を結像レンズ357に入光させるための光路Hを形成する。また、第1枠体311が副走査方向Xに一定速度Aで移動すると共に、第2枠体312が副走査方向Xに一定速度A/2で移動するため、画像読み取り動作時においても、光路Hの長さは一定に維持される。これにより、読取面302Aに載置された原稿Gの画像が読み取られる。
装置本体Mについて説明する。
装置本体Mは、所定の画像情報に基づいて用紙Tに所定のトナー画像を形成する画像形成部と、用紙Tを画像形成部に給紙すると共にトナー画像が形成された用紙Tを排紙する給排紙部とを有する。
図1に示すように、画像形成部は、像担持体(感光体)としての感光体ドラム2a、2b、2c、2dと、帯電部10a、10b、10c、10dと、露光ユニットとしてのレーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dと、現像器16a、16b、16c、16dと、トナーカートリッジ5a、5b、5c、5dと、トナー供給部6a、6b、6c、6dと、ドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dと、除電器12a、12b、12c、12dと、中間転写ベルト7と、1次転写ローラ37a、37b、37c、37dと、2次転写ローラ8と、対抗ローラ18と、定着部9と、を備える。
図1に示すように、給排紙部は、給紙カセット52と、手差し給紙部64と、用紙Tの搬送路Lと、レジストローラ対80と、第1排紙部50aと、第2排紙部50bとを備える。なお、搬送路Lは、後述するように、第1搬送路L1と、第2搬送路L2と、第3搬送路L3と、手差し搬送路Laと、戻り搬送路Lbと、後処理搬送路Lcとの集合体である。
以下、画像形成部及び給排紙部の各構成について詳細に説明する。
まず、画像形成部について説明する。
画像形成部においては、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に対して、上流側から下流側に順に、帯電部10a、10b、10c、10dによる帯電、レーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dによる露光、現像器16a、16b、16c、16dによる現像、中間転写ベルト7及び1次転写ローラ37a、37b、37c、37dによる1次転写、除電器12a、12b、12c、12dによる除電、及びドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dによるクリーニングが行われる。
また、画像形成部においては、中間転写ベルト7、2次転写ローラ8及び対抗ローラ18による2次転写、並びに定着部9による定着が行われる。
感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれは、円筒形状の部材からなり、感光体又は像担持体として機能する。感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれは、中間転写ベルト7の進行方向に対して直交する方向に延びる機軸を中心に矢印の方向に回転可能に配置される。感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれにおける表面には、静電潜像が形成される。
帯電部10a、10b、10c、10dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に対向して配置される。帯電部10a、10b、10c、10dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面を一様に負(マイナス極性)又は正(プラス極性)に帯電させる。
レーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dは、露光ユニットとして機能するものであり、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面から離間して配置される。レーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dそれぞれは、不図示のレーザ光源、ポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動用モータ等を有して構成される。
レーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dそれぞれは、読取部301により読み込まれた画像に関する画像情報に基づいて感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面を走査露光する。レーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dそれぞれにより走査露光されることで、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に帯電した電荷が除去される。これにより、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に静電潜像が形成される。
現像器16a、16b、16c、16dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dにそれぞれ対応して設けられ、感光体ドラム2a、2b、2c、2dの表面に対向して配置される。現像器16a、16b、16c、16dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dに形成された静電潜像に各色のトナーを付着させて、カラーのトナー画像を現像する(感光体ドラムの表面にトナー画像を形成する)。現像器16a、16b、16c、16dそれぞれは、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つのトナー色に対応する。現像器16a、16b、16c、16dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dの表面に対向配置可能な現像ローラ、トナー攪拌用の攪拌ローラ等を有して構成される。
トナーカートリッジ5a、5b、5c、5dそれぞれは、現像器16a、16b、16c、16dそれぞれに対応して設けられており、現像器16a、16b、16c、16dそれぞれに対して供給される各色のトナーを収容する。トナーカートリッジ5a、5b、5c、5dそれぞれは、イエローのトナー、シアンのトナー、マゼンタのトナー、ブラックのトナーを収容する。
トナー供給部6a、6b、6c、6dそれぞれは、トナーカートリッジ5a、5b、5c、5d及び現像器16a、16b、16c、16dにそれぞれ対応して設けられており、トナーカートリッジ5a、5b、5c、5dそれぞれに収容された各色のトナーを、現像器16a、16b、16c、16dそれぞれに対して供給する。
中間転写ベルト7には、感光体ドラム2a、2b、2c、2dに現像された各色のトナー画像が順次転写される。中間転写ベルト7は、従動ローラ35、駆動ローラからなる対抗ローラ18、テンションローラ36等に掛け渡される。テンションローラ36が中間転写ベルト7を内側から外側に付勢するため、中間転写ベルト7には所定の張力が与えられる。
中間転写ベルト7を挟んで感光体ドラム2a、2b、2c、2dと反対の側には、1次転写ローラ37a、37b、37c、37dそれぞれが対向して配置される。
1次転写ローラ37a、37b、37c、37dそれぞれと、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれとの間で、中間転写ベルト7における所定部分が挟み込まれる。この挟み込まれた所定部分は、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれにおける表面に押し当てられる。感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれと1次転写ローラ37a、37b、37c、37dそれぞれとの間で、それぞれ1次転写ニップN1a、N1b、N1c、N1dが形成される。1次転写ニップN1a、N1b、N1c、N1dそれぞれにおいて、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれに現像された各色トナー画像が中間転写ベルト7に順次転写される。これにより、中間転写ベルト7には、フルカラーのトナー画像が形成される。
1次転写ローラ37a、37b、37c、37dそれぞれには、不図示の電圧印加手段により、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれに現像された各色トナー画像を中間転写ベルト7に転写させるための1次転写バイアスが印加される。
除電器12a、12b、12c、12dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に対向して配置される。除電器12a、12b、12c、12dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に光を照射することにより、1次転写が行われた後の感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面を除電する(電荷を除去する)。
ドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に対向して配置される。ドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に残存したトナーや付着物を除去すると共に、除去されたトナーを所定の回収機構へ搬送させて、回収させる。
2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7に1次転写されたトナー画像を用紙Tに2次転写させる。2次転写ローラ8には、不図示の電圧印加手段により、中間転写ベルト7に形成されたトナー画像を用紙Tに転写させるための2次転写バイアスが印加される。
2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7に対して接離される。具体的には、2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7に当接される当接位置と中間転写ベルト7から離間する離間位置とに移動可能に構成される。詳細には、2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7の表面に1次転写されたトナー画像を用紙Tに2次転写させる場合には当接位置に移動され、他の場合には離間位置に移動される。
中間転写ベルト7における2次転写ローラ8に対向する側には、対抗ローラ18が配置される。中間転写ベルト7における所定部分は、2次転写ローラ8と対抗ローラ18とによって挟み込まれる。そして、用紙Tは中間転写ベルト7の外面(トナー画像が1次転写された面)に押し当てられる。2次転写ローラ8と対抗ローラ18との間で2次転写ニップN2が形成される。2次転写ニップN2において、中間転写ベルト7に1次転写されたトナー画像が用紙Tに2次転写される。
定着部9は、用紙Tに2次転写されたトナー画像を構成する各色トナーを溶融して用紙Tに定着させる。定着部9は、ヒータにより加熱される加熱ローラ9aと、加熱ローラ9aに圧接される加圧ローラ9bと、を備える。加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとは、トナー画像が2次転写された用紙Tを挟持するようにして搬送する。加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとの間に挟持されるように用紙Tが搬送されることで、用紙Tに転写されたトナーは、溶融し、用紙Tに定着される。
次に、給排紙部について説明する。
図1に示すように、装置本体Mの下部には、用紙Tを収容する2個の給紙カセット52が上下に配列されて配置される。給紙カセット52は、装置本体Mの筐体から水平方向に引き出し可能に構成される。給紙カセット52には、用紙Tが載置される載置板60が配置される。給紙カセット52には、用紙Tが載置板60の上に積層された状態で収容される。載置板60に載置された用紙Tは、給紙カセット52における用紙送り出し側の端部(図1において左側の端部)に配置されるカセット給紙部51により搬送路Lに送り出される。カセット給紙部51は、載置板60上の用紙Tを取り出すための前送りコロ61と、用紙Tを1枚ずつ搬送路Lに送り出すための給紙ローラ対63からなる重送防止機構を備える。
装置本体Mの右側面(図1において右側)には、手差し給紙部64が設けられる。手差し給紙部64は、給紙カセット52にセットされる用紙Tとは異なる大きさや種類の用紙Tを装置本体Mに供給することを主目的として設けられる。手差し給紙部64は、閉状態において装置本体Mの一部を構成する手差しトレイ65と、給紙コロ66とを備える。手差しトレイ65は、その下端が給紙コロ66の近傍に回動自在(開閉自在)に取り付けられる。開状態の手差しトレイ65には、用紙Tが載置される。手差し給紙部64は、開状態の手差しトレイ65に載置された用紙Tを手差し搬送路Laに給紙する。
装置本体Mにおける上方側には、第1排紙部50a及び第2排紙部50bが設けられる。第1排紙部50a及び第2排紙部50bは、用紙Tを装置本体Mの外部に排紙する。第1排紙部50a及び第2排紙部50bの詳細については後述する。
用紙Tを搬送する搬送路Lは、カセット給紙部51から2次転写ローラ8までの第1搬送路L1と、2次転写ローラ8から定着部9までの第2搬送路L2と、定着部9から第1排紙部50aまでの第3搬送路L3と、手差し給紙部64から供給される用紙を第1搬送路L1に合流させる手差し搬送路Laと、第3搬送路L3を上流側から下流側へ搬送する用紙を表裏反転させて第1搬送路L1に戻す戻り搬送路Lbと、第3搬送路L3を上流側から下流側へ搬送する用紙を後処理装置(図示せず)に搬送する後処理搬送路Lcとを備える。
また、第1搬送路L1の途中には、第1合流部P1及び第2合流部P2が設けられている。第3搬送路L3の途中には、第1分岐部Q1が設けられている。
第1合流部P1は、手差し搬送路Laが第1搬送路L1に合流する合流部である。第2合流部P2は、戻り搬送路Lbが第1搬送路L1に合流する合流部である。
第1分岐部Q1は、後処理搬送路Lcが第3搬送路L3から分岐する分岐部である。第1分岐部Q1には、整流部材58が設けられている。整流部材58は、定着部9から搬出された用紙Tの搬送方向を、第1排紙部50aに向かう第3搬送路L3又は第2排紙部50bに向かう後処理搬送路Lcに整流させる(切り換える)。
第1搬送路L1の途中(詳細には、第2合流部P2と2次転写ローラ8との間)には、用紙Tを検出するためのセンサと、用紙Tのスキュー(斜め給紙)補正やトナー画像とのタイミングを合わせるためのレジストローラ対80が配置される。センサは、用紙Tの搬送方向におけるレジストローラ対80の直前(上流側)に配置される。レジストローラ対80は、センサからの検出信情報に基づいて上述の補正やタイミング調整をして用紙Tを搬送する。
戻し搬送路Lbは、用紙Tの両面印刷を行う際に、既に印刷されている面とは反対面(非印刷面)を感光体ドラム2に対向させるために設けられる搬送路である。戻し搬送路Lbによれば、第1分岐部Q1から排紙部50側に搬送された用紙Tを表裏反転させて第1搬送路L1に戻して、2次転写ローラ8の上流側に配置されたレジストローラ対80の上流側に搬送させることができる。戻し搬送路Lbにより表裏反転された用紙Tには、感光体ドラム2により非印刷面に対して所定のトナー画像が転写される。
第3搬送路L3における端部には、第1排紙部50aが形成される。第1排紙部50aは、装置本体Mにおける上方側に配置される。第1排紙部50aは、装置本体Mの右側面側(図1において右側、手差し給紙部64側)に向けて開口している。第1排紙部50aは、第3搬送路L3を搬送される用紙Tを装置本体Mの外部に排紙する。
第1排紙部50aにおける開口側には、排紙集積部M1が形成される。排紙集積部M1は、装置本体Mにおける上面(外面)に形成される。排紙集積部M1は、装置本体Mにおける上面が下方に窪んで形成された部分である。排紙集積部M1の底面は、装置本体Mにおける上面の一部を構成する。排紙集積部M1には、所定のトナー画像が転写され第1排紙部50aから排紙された用紙Tが積層して集積される。
後処理搬送路Lcにおける端部には、第2排紙部50bが形成される。第2排紙部50bは、装置本体Mにおける上方側に配置される。第2排紙部50bは、装置本体Mの左側面側(図1において左側、後処理装置が連結される側)に向けて開口している。第2排紙部50bは、後処理搬送路Lcを搬送される用紙Tを装置本体Mの外部に排紙する。
第2排紙部50bにおける開口側には、後処理装置(図示せず)が連結される。後処理装置は、画像形成装置(コピー機1)から排出される用紙の後処理(ステープル、パンチ等)を行うものである。
なお、各搬送路の所定位置には用紙検出用のセンサが配置される。
次に、主搬送路L1〜L3(第1搬送路L1、第2搬送路L2及び第3搬送路L3を合わせて以下「主搬送路」ともいう)及び戻り搬送路Lbにおける紙詰まり(JAM)を解消するための構造について簡単に説明する。
図1に示すように、装置本体Mの左側面側(図1において左側)には、主搬送路L1〜L3及び戻り搬送路Lbが主に上下方向に延びるように並列している。装置本体Mの左側面側(図1において左側)には、装置本体Mの側面の一部を形成するように、カバー体40が設けられている。カバー体40は、その下端部において、支点軸43を介して装置本体Mに連結されている。支点軸43は、その軸方向が主搬送路L1〜L3及び戻り搬送路Lbを横断する方向に沿って配設されている。カバー体40は、支点軸43を中心として閉位置(図1に示す位置)と開位置(図示せず)との間を回動自在に構成されている。
カバー体40は、支点軸43によって装置本体Mに回動自在に連結された第1のカバー部41と、同じ支点軸43によって装置本体Mに回動自在に連結された第2のカバー部42とから構成されている。第1のカバー部41は、第2のカバー部42よりも装置本体Mの外側(側面側)に位置する。なお、図1において、左下がりの破線でハッチングされた部分が第1のカバー部41であり、右下がりの破線でハッチングされた部分が第2のカバー部42である。
カバー体40が閉位置に位置する状態において、第1のカバー部41は、その外面側が装置本体Mの外面(側面)の一部を形成している。
また、カバー体40が閉位置に位置する状態において、第2のカバー部42は、その内面側(装置本体M側)が主搬送路L1〜L3の一部を形成している。
更に、カバー体40が閉位置に位置する状態において、第1のカバー部41の内面側と第2のカバー部42の外面側とが、戻り搬送路Lbの少なくとも一部を形成している。つまり、戻り搬送路Lbは、第1のカバー部41と第2のカバー部42との間に形成されている。
本実施形態のコピー機1は、このような構成のカバー体40を備えることにより、主搬送路L1〜L3で紙詰まり(JAM)が発生した際には、カバー体40を図1に示す閉位置から、開位置(図示せず)に回動して主搬送路L1〜L3を開放することにより、主搬送路L1〜L3に詰まった用紙を処理することができる。一方、戻り搬送路Lbで紙詰まりが発生した際には、カバー体40を開位置に回動した後、支点軸43を中心に第2のカバー部42を装置本体M側(図1において右側)に回動させて戻り搬送路Lbを開放することにより、戻り搬送路Lbに詰まった用紙を処理することができる。
次いで、図2から図8により、画像読取装置300を構成する読取部301について説明する。
図2は、画像読取装置300の読取部301の内部構造を示す概略平面図である。図3は、図2に示す画像読取装置300の矢印S方向から見た図である。図4は、照明ユニット347の断面図である。図5は、図4における照明部340の周辺部位の部分拡大図である。図6は、導光部400の分解斜視図である。図7は、LEDユニット500の斜視図である。図8は、LEDユニット500の発光を制御する発光制御部450を含むブロック図である。
図2及び図3に示すように、読取部301は、原稿Gが載置されるコンタクトガラス335と、一対の案内レール345と、駆動プーリ351が取り付けられた駆動軸350と、従動プーリ352が取り付けられた支軸353と、照明手段としての照明ユニット347と、ミラーユニット349と、結像レンズ357と、読取手段としてのCCD358と、光学センサ362と、を備える。
図2に示すように、読取部301は、上面(図2における手前側)に配置され原稿Gが載置されるコンタクトガラス335を有する。コンタクトガラス335は、コピー機1が通常の状態で配置された場合、水平面と略平行に配置される。
図2に示すように、一対の案内レール345は、読取部301における側面306a、306b(図2における左右)同士の間に配置される。一対の案内レール345は、上述のコンタクトガラス335(図3参照)と平行に設置される。一対の案内レール345上には、照明ユニット347及びミラーユニット349が移動可能に載置される。
図2に示すように、駆動軸350は、側面306a側に案内レール345と直交するように配置される。駆動軸350は、不図示の駆動モータにより正転、又は逆転駆動される。駆動軸350の両端であって案内レール345よりも主走査方向Yの外側には、大径部及び小径部を有する駆動プーリ351が取り付けられる。
図2に示すように、支軸353は、側面306b側に案内レール345と直交するように配置される。支軸353の両端であって案内レール345よりも主走査方向Yの外側には、駆動プーリ351と同一径の従動プーリ352が取り付けられる。
駆動プーリ351及び従動プーリ352の大径部には、駆動用ワイヤー354aが掛け渡される。そして、駆動用ワイヤー354aには、照明ユニット347が固定される。
また、駆動プーリ351及び従動プーリ352の小径部には、駆動用ワイヤー354bが掛け渡される。そして、駆動用ワイヤー354bには、ミラーユニット349が固定される。
駆動軸350が駆動モータによって回転されることで、駆動用ワイヤー354a、354bは回動される。駆動用ワイヤー354a、354bが回動されることで、照明ユニット347及びミラーユニット349は、案内レール345に沿って副走査方向X(図の左右方向)に移動される。駆動プーリ351及び従動プーリ352における大径部と小径部との径比は2:1である。そのため、照明ユニット347とミラーユニット349との移動距離の比は2:1となる。
なお、本実施形態においては、大径部及び小径部を有する駆動プーリ351及び従動プーリ352を利用して、照明ユニット347とミラーユニット349との移動距離の比が2:1となる構成を実現しているが、これに制限されない。例えば、ミラーユニット349に動滑車を設け、照明ユニット347を駆動用ワイヤーなどに固定して設けることにより、動滑車の原理を利用して、照明ユニット347とミラーユニット349との移動距離の比が2:1となる構成を実現することもできる。
ここで、照明ユニット347及びミラーユニット349における案内レール345の上面と接する部分には、接触子355がそれぞれ2個ずつ設けられる。各接触子355の案内レール345との接触面は球面状となっている。これにより、照明ユニット347及びミラーユニット349は、副走査方向Xへスムーズに移動される。
図2に示すように、読取部301の底面における側面306a側には、支持部材であるISUベース356が取り付けられる。ISUベース356の上面には、結像レンズ357と、読取手段としてのCCD358が所定の位置関係で取り付けられる。
図2に示すように、結像レンズ357は、ISUベース356に固定されるレンズ支持台359上に設置される。レンズ支持台359は、CCD358側に配置されるガイド部材360により位置が調整可能に配置される。結像レンズ357は、読取部301の副走査方向Xにおける略中央に配置される。結像レンズ357は、光路H(図3参照)における原稿G側と反対の端部側に配置される。結像レンズ357は、入射された光束H4(図3参照)を所定位置において結像させる。つまり、結像レンズ357は、原稿Gの画像を所定位置において結像させる。
図2に示すように、CCD358は、ガイド部材360の背面に配置されるCCD基板361に実装される。CCD358は、結像レンズ357における結像位置に配置される。結像レンズ357からの光束は、ガイド部材360の中央付近に形成される開口窓360aを通ってCCD358に入射される。CCD358に入射される光束における光軸は、ガイド部材360の位置を微調整することにより補正される。
光学センサ362は、ISUベース356上に配置される。光学センサ362は、コンタクトガラス335上に載置された原稿Gからの反射光を受光するか否かによって原稿のサイズ(図2の左右方向)を検知する。
図3に示すように、照明ユニット347は、照明部340と、第1ミラー321と、照明部340を支持すると共に第1ミラー321を収容する第1枠体311と、を備える。
照明部340は、複数のLED501,502を備える発光部としてのLEDユニット500(図5参照)と、LEDユニット500に近接して配置された導光部400とを備える。この照明部340については、後に詳述する。
第1ミラー321は、照明ユニット347における厚さ方向Zにおける下方側に配置される。第1ミラー321は、反射面が原稿G及び第2ミラー322側に向くように配置される。第1ミラー321は、原稿からの光束H1を第2ミラー322に反射させる。
第1枠体311は、駆動プーリ351及び従動プーリ352(図2参照)の大径部に掛け渡される駆動用ワイヤー354a(図2参照)に固定される。駆動用ワイヤー354a、354bが回動されることで、第1枠体311は、案内レール345(図2参照)に沿って副走査方向Xに移動される。
図3に示すように、ミラーユニット349は、第2ミラー322と、第3ミラー323と、第2ミラー322と第3ミラー323とを収容する第2枠体312と、を備える。
第2ミラー322は、第2枠体312の厚さ方向Zにおける上方側に配置される。第2ミラー322は、反射面が第1ミラー321及び第3ミラー323側を向くように配置される。第2ミラー322は、第1ミラー321からの光束H2を第3ミラー323側に反射させる。
第3ミラー323は、第2枠体312の厚さ方向Zにおける下方側に配置される。第3ミラー323は、反射面が第2ミラー322及び結像レンズ357側を向くように配置される。第3ミラー323は、第2ミラー322からの光束H3を結像レンズ357側に反射させる。
ここで、図4から図8により、照明部340について詳細に説明する。
図4に示すように、照明部340は、発光部としてのLEDユニット500と、LEDユニット500から出射された照射光を所定経路で導く導光体としての導光部400と、導光部400によって導かれた照射光の光路を更に原稿Gにおける被読み取り部Rに向けて偏向させる反射ミラー541と、を備える。これらLEDユニット500、導光部400、及び反射ミラー541は、取り付け部材510に装着されている。
図7に示すように、LEDユニット500は、基板部材503と、基板部材503における一方の面に実装される2列のLED列を備えている。2列のLED列は、複数のLED501が主走査方向Yに一定間隔で並んで配置されて成る第1LED列551と、複数のLED502が主走査方向Yに一定間隔で並んで配置されて成る第2LED列552とである。第1LED列551と第2LED列552とは、主走査方向Yと直交する副走査方向X方向に、所定間隔を有して平行に配設されている。
LEDユニット500における各LED501、502は、それぞれ発光(光を出射)する。
図5に示すように、LEDユニット500は、第1LED列551を垂直方向上側として、各LED501,502の出射光軸と、LED501,502の配列方向とをそれぞれコンタクトガラス335と略平行とした姿勢で、ブラケット504を介して取り付け部材510に取り付けられている。
取り付け部材510は、金属等の材料によって、所定の剛性を有して形成されている。取り付け部材510は、第1枠体311における上方(図4において上方)に配置される。取り付け部材510には、LEDユニット500と、導光部400と、反射ミラー541とが取り付けられる。
図5に示すように、導光部400は、垂直方向において重なる上下二層の導光路(上部導光路410,下部導光路420)を備えている。導光部400は、主走査方向Yにおいて、LEDユニット500に対応する長さを有している。
なお、以下の導光部400に関する説明において、照射光の出射側(図2から図5における左側)を「前方側」、これとは逆側を「後方側」と称する。
上部導光路410は、上部上面413と、上部下面414と、主走査方向Y両側の側面415、415とによって囲まれて形成された第1中空部としての上部導光空間410Sを有して構成されている。上部導光路410のLEDユニット500と対向する側(後方側)の端には、開口形状の入射口411が形成されている。また、上部導光路410の他方(前方側)の端には、開口形状の出射口412が形成されている。
上部導光空間410Sは、第1入光部としての入射口411と、第1出光部としての出射口412と、入射口411と出射口412との間に形成される屈曲部431と、入射口411から屈曲部431まで副走査方向Xに延びる第1水平中空部432と、屈曲部431から出射口412まで原稿側に傾斜して延びる第1傾斜中空部433と、を有する。
上部上面413は、入射口411から前方側に略水平に延びる上部上面水平部413Aと、出射口412側において水平面に対して所定角度で上向きに形成された上部上面傾斜部413Bとを有する。
また、上部下面414は、入射口411から前方側に略水平に延びる上部下面水平部414Aと、出射口412側において水平面に対して所定角度で上向きに形成された上部下面傾斜部414Bとを有する。ここで、水平方向に対する上部下面傾斜部414Bのなす角度は、水平方向に対する上部上面傾斜部413Bのなる角度よりも小さい。
上部導光路410は、入射口411から前方に向かって一定の断面形状を維持した状態で水平方向に延びると共に、出射口412側の所定位置において水平方向に対して所定角度をなすように上向きに延びるように形成される。
下部導光路420は、下部上面423と、下部下面424と、主走査方向Y両側の側面425、425とに囲まれて形成された第2中空部としての下部導光空間420Sとを有して構成されている。下部導光路420のLEDユニット500と対向する側の端には、開口形状の入射口421が形成されている。また、下部導光路420の他方(前方側)の端には、開口形状の出射口422が形成されている。
下部導光空間420Sは、入射口421と、出射口422とを有する。下部導光空間420Sは、入射口421と出射口422とをつなぎ副走査方向Xに延びるように形成される。
下部上面423は、入射口421から前方側に略水平に延びるように形成される。また、下部下面424は、入射口421から前方側に略水平に延びるように形成される。
下部導光路420は、一定の断面形状を維持した状態で入射口421から前方側に出射口422に向かって水平方向に沿って延びるように形成される。
図6に示すように、導光部400は、複数の部材により構成される。具体的には、導光部400は、仕切り部材としての中間構成部材141と、第1部材としての上部構成部材142と、第2部材としての下部構成部材143とにより構成される。導光部400は、中間構成部材141と、上部構成部材142と、下部構成部材143と組み合わせることにより形成される各構成部材141,142,143それぞれは、金属又は合成樹脂等の素材による薄板状の部材によって形成されている。
中間基板141Aの前方部には、中間基板141Aの後方部に対して所定角度をなすように(図6において)前方側が上向きとなる傾斜板部141Cが形成される。
また、中間基板141Aの前方部には、傾斜板部141Cの根元部分から分岐するように形成され、中間基板141Aと同じ方向に延びる平板部141Dが形成される(図5参照)。
中間基板141Aは、第1水平中空部432を形成する第2平板部としての中間基板141Aと、第1傾斜中空部を形成する第2傾斜板部としての傾斜板部141Cと、を有する。
また、中間基板141Aは、下部導光空間420Sの一部を形成する第2平板部としての中間基板141Aと、下部導光空間420Sの一部を形成する第3平板部としての平板部141Dと、を有する。
中間構成部材141は、平板状の中間基板141Aの主走査方向Yにおける両端それぞれに接合される側板141B、141Bを有する。141B、141Bそれぞれは、中間基板141Aの両端において中間基板141Aと直交した状態で接合されている。側板141Bは、導光部400の側面と対応する形状に形成されている。
上部構成部材142は、第1水平中空部432を形成する第1平板部としての平板部142Aと、第1傾斜中空部433を形成する第1傾斜板部としての傾斜部143Bとを有する。
上部構成部材142は、平板状の平板部142Aと、平板部142Aの前方側の端部に連続して形成され平板部142Aと所定の角度をなすように前方側が上向きとなる傾斜部142Bとを備える。
下部構成部材143は、下部導光空間420Sを形成する平板状の部材である。
下部構成部材143は、下部導光路420(図5参照)と対応する大きさの平板状に形成されている。
ここで、上部構成部材142は、中間構成部材141の上側に接着又は嵌め合わせ等の結合構造によって、一体に組み合わされる。これにより、中間構成部材141における左右の側板141B、141Bの上縁に、上部構成部材142の側縁がそれぞれ光漏れの無いようにして結合される。
また、下部構成部材143は、中間構成部材141の下側に接着又は嵌め合わせ等の結合構造によって、一体に組み合わされる。これにより、中間構成部材141における側板141B、141Bの下縁に、下部構成部材143の側縁がそれぞれ光漏れの無いようにして結合される。
そして、図5及び図6に示すように、中間構成部材141における中間基板141Aの上面は、上部導光路410における上部下面414の上部下面水平部414Aを形成する。また、中間構成部材141における傾斜板部141Cの上面は、上部導光路410における上部下面414の上部下面傾斜部414Bを形成する。さらに、中間構成部材141における中間基板141Aの下面は、下部導光路420における下部上面423を形成する。
また、上部構成部材142における平板部142Aの下面は、上部導光路410における上部上面水平部413Aを形成し、上部構成部材142における傾斜部142Bの下面は、上部導光路410における上部上面傾斜部413Bを形成する。
また、下部構成部材143の上面は、下部導光路420における下部下面424を形成する。
これにより、図5に示すように、中間構成部材141と上部構成部材142との間に上部導光空間410Sが形成されると共に、中間構成部材141と上部構成部材142との間に上部導光空間410Sが形成され、上部導光路410と下部導光路420とを備える導光部400が構成される。
ここで、導光部400における、上部導光路410及び下部導光路420の内壁面には、光反射率を向上させるための処理、又は、光反射率を向上させるためのシート状部材が配置される。すなわち、導光部400の内壁面は、鏡面研磨、メッキ、真空蒸着、スパッタリング、塗装又はテープの貼着等の表面処理又は加工によって、所望の光反射率を有するように形成されているものである。これらの処理又は加工は、導光部400の部位によって変えても良い。例えば、上部導光路410を形成する上部下面414と、下部導光路420を形成する下部上面423とで、光反射率を変えるものである。そうすることで、上部導光路410を介した光と下部導光路420を介した光の光量バランスを調整することができる。なお、素材のままで所定の光反射率を有するのであれば、そのままでも良いことは言うまでもない。
上記のように、導光部400は、中間構成部材141と、上部構成部材142と、下部構成部材143とを組み合わせて構成されることにより、前述した導光部400の内壁面(上部導光路410及び下部導光路420の内壁面)に対する処理又は加工が極めて容易に行える。また、各部材の素材を変えることで、光学特性(光反射率)を調整することも可能となる。
上記のように構成された導光部400は、第1枠体311(図4参照)の上面に固定された取り付け部材510の上面に、上部導光路410及び下部導光路420をコンタクトガラス335と略平行とした姿勢で配設されている。
導光部400における上部導光路410の入射口411は、LEDユニット500における第1LED列551に対応し、下部導光路420の入射口421はLEDユニット500における第2LED列552に対応している。
図5に示すように、導光部400において、第1LED列551を構成する複数のLED501が発した光は、入射口411から上部導光路410に入射し、上部導光路410の内部を通って出射口412から出射する。すなわち、第1LED列551を構成するLED501が発した光軸付近の光は、上部導光路410内を直進し、上部下面傾斜部414Bによって反射されて出射口412から出射する。
また、第1LED列551を構成するLED501が発した図5において上下方向に拡散板する不図示の周辺光は、上部上面水平部413Aと上部下面水平部414Aとの間で反射を繰り返して、最終的には上部下面傾斜部414Bによって反射されて出射口412から出射する。
更に、第1LED列551を構成するLED501が発した水平方向(主走査方向Y)に広がる周辺光は、上部上面水平部413Aと上部下面水平部414Aとの間で反射を繰り返しつつ副走査方向Xに対して角度をなす向に進み、出射口412から出射する。これにより、出射口412からは、主走査方向Yに略均一化された光(1次照射光束410H)が出射することとなる。従って、LED501が主走査方向Yに間欠的に配置されていることに起因する光度ムラを抑えることができる。
1次照射光束410Hは、前方斜め上側に向けて所定の角度で上部導光路410から出射し、その中心光軸は被読み取り部Rに向かうように設定されている。
これにより、出射口412から出射した1次照射光束410Hは、原稿Gにおける被読み取り部Rを、後方側から所定の角度で照射する。
一方、導光部400において、第2LED列552を構成する複数のLED502が発した光は、入射口421から下部導光路420に入射し、下部導光路420の内部を通って出射口422から出射する。すなわち、第2LED列552を構成するLED502が発した光軸付近の光は、下部導光路420内を直進して出射口422から前方側に向かって出射する。
また、第2LED列552を構成するLED502が発し図5において上下方向に拡散板する不図示の周辺光は、下部上面423と下部下面424との間で反射を繰り返して、最終的に出射口422から前方側に向かって出射する。
更に、第2LED列552を構成するLED502が発した水平方向(主走査方向Y)に広がる周辺光は、下部上面423と下部下面424との間で反射を繰り返しつつ副走査方向Xに対して角度をなす方向に進み、出射口422から前方側に向かって出射する。これにより、出射口422からは、主走査方向Yに略均一化された光(2次照射光束420H)が出射することとなる。従って、LED502が主走査方向Yに間欠的に配置されていることに起因する光度ムラを抑えることができる。
図4及び図5に示すように、導光部400における下部導光路420の前方側には、反射部材としての反射ミラー541が配設されている。
反射ミラー541は、第2出光部としての出射口422に対応して配置される。ここで、本実施形態において、反射ミラー541は出射口422に対応して配置されているが、導光部400の形状や構成によっては第1出光部としての出射口412に対応して配置されていてもよい。
反射ミラー541は、断面形状が略所定半径の凹面状の反射面541Aを備えている。
反射ミラー541は、反射面541Aの中心軸を、下部導光路420の出射口422側及び原稿Gにおける被読み取り部R側を向いた姿勢で、ミラー保持部511を介して取り付け部材510に設けられている。
反射ミラー541は、原稿Gにおける被読み取り部Rより前方側に配設されている。具体的には、反射ミラー541の副走査方向Xにおける位置は、原稿Gにおける被読み取り部Rを含む垂直面を挟んで、下部導光路420の出射口422と略対称となっている。
このように構成された反射ミラー541は、下部導光路420の出射口422から出射した2次照射光束420Hを、原稿Gにおける被読み取り部Rに集光するように反射偏向させる。これにより、2次照射光束420Hは、原稿Gにおける被読み取り部Rを、前方側(1次照射光束410Hとは反対側)から所定の角度で照射する。
ここで、図8に示すように、本実施形態における画像読取装置300は、第1LED列551を構成する複数のLED501と、第1LED列551を構成する複数のLED502それぞれにおける発光を別々に制御する発光量制御部としての発光制御部450を備える。
発光制御部450は、第1LED列551を構成する複数のLED501と、第1LED列551を構成する複数のLED502とのうちの一方を、発光しないように制御することができる。
また、発光制御部450は、第1LED列551を構成する複数のLED501と、第1LED列551を構成する複数のLED502とにおける発光量を制御することができる。例えば、画像読取装置300における読み込みの速度や、原稿Gの厚さ等に応じてそれぞれにおける発光量を調整することができる。発光量の調整は、第1LED列551を構成する複数のLED501と、第1LED列551を構成する複数のLED502への供給電圧等を調整することにより行うことができる。
続けて、本実施形態における画像読取装置300の作用について説明する。
まず、蓋部材70(図1参照)を開状態にすると共に、読取面302A(図2参照)を構成する第2読取面304A(図3参照)に原稿Gを載置する。光学センサ362(図3参照)により第2読取面304Aに原稿が載置されたことが検知されることで、照明ユニット347及びミラーユニット349(図3参照)は、第2位置に配置される。
次いで、蓋部材70を閉状態にする。そして、不図示のスタートスイッチを押すことで、カラーコピー機1に対して、原稿Gの画像を複製することを指示する。スタートスイッチが押されることで、画像読取装置300による原稿Gの画像を読み取り動作が開始される。
具体的には、まず、LEDユニット500における複数のLED501、502(図3及び図4参照)が点灯される。点灯された第1LED列551における複数のLED501が発した光は、導光部400の上部導光路410を通って出射口412から1次照射光束410Hとなって出射し、原稿Gにおける被読み取り部Rを後方側から所定の角度で照射する。また、点灯された第2LED列552における複数のLED502が発した光は、導光部400の下部導光路420を通って出射口422から2次照射光束420Hとなって出射する。2次照射光束420Hは、反射ミラー541によって反射偏向され、原稿Gにおける被読み取り部Rを前方側から所定の角度で照射する。
従って、原稿Gにおける被読み取り部Rは、副走査方向Xにおける一方側から1次照射光束410Hに照射され、副走査方向Xにおける他方側から2次照射光束420Hに照射される。これにより、原稿Gにおける被読み取り部Rには、主走査方向Yに延びるような態様のライン状の光が、副走査方向X両側から照射される。
原稿Gにおける被読み取り部Rに光が照射された状態において、照明ユニット347及びミラーユニット349それぞれは、副走査方向Xに移動される。照明ユニット347及びミラーユニット349それぞれは、光路Hにおける光路長を一定に保持しながら移動する。
原稿Gからの像光束は、第1ミラー321、第2ミラー322及び第3ミラー323に反射された後、結像レンズ357に入射する(図3参照)。
結像レンズ357は、原稿Gの画像をCCD358の受光面に結像させる。CCD358は、受光面に結像された原稿Gにおける被読み取り部Rの画像情報を電気信号に変換して読み込む(図3参照)。
ここで、導光部400から出射された光が原稿Gに対して副走査方向Xにおける一方側と他方側との双方から光が照射されるので、読み取られた画像にエッジ影が発生することを抑制できる(図3及び図4参照)。
CCD358により読み込まれた画像情報は、CCD基板361に出力される。そして、CCD基板361に出力された画像情報は、所定の回路基板を介して装置本体Mに出力される(図3参照)。
装置本体Mにおいて、入力された画像情報は、不図示の画像形成制御部に入力される。画像形成制御部は、画像情報に基づいて、画像形成部を構成する像担持体としての感光体ドラム2、帯電部10、レーザスキャナユニット4や現像器16等を制御する。感光体ドラム2には、画像情報に基づいて、所定のトナー画像が形成される(図1参照)。
搬送路Lを介して感光体ドラム2により形成される転写ニップNに搬送された用紙Tには、画像情報に基づいて原稿Gの画像と同じ画像が転写される。画像が形成された用紙Tは、排紙部50から装置本体Mの外部に排紙される(図1参照)。
本実施形態によれば、LEDユニット500における複数のLED501、502により発光された光は、中空状に形成された導光部400における上部導光路410及び下部導光路420に導かれて原稿Gを照射する。このため、アクリル樹脂やガラスといった透光素材によって無垢(中実)に形成した導光体を用いるものに比較して、導光部400を軽量且つ低コストに構成することができる。また、必要な透明性を確保するといった面倒な品質管理も不要で、光反射率の変更等の光学的な調整も容易に行うことができる。
また、本実施形態によれば、導光部400は、複数の構成部材(中間構成部材141、上部構成部材142、下部構成部材143)を組み合わせて構成されるため、内面の光反射率等の光学特性を表面処理やシートの貼付等によって容易に調整することができる。また、必要に応じて構成部材ごとに異なる材料で構成することも可能となる。
また、本実施形態によれば、上部導光路410及び下部導光路420を構成する構成部材の内面に、光反射率を向上させるための処理や光反射率を向上させるためのシート状部材が配置されることにより、照明光の減衰を抑えた効率の良い照明が可能となる。
また、本実施形態によれば、導光部400は、中間基板141Aによって内部が上部導光路410と下部導光路420とに仕切られている。これにより、極めて簡単で低コストな構成で、2つの異なる光路(上部導光路410,下部導光路420)を構成することができる。これら異なる光路を介した光(1次照射光束410H、2次照射光束420H)で原稿Gを異なる角度から照射することで、読み取られた画像にエッジ影が発生することを抑制できる。
また、本実施形態によれば、中間基板141Aにおける上部導光路410を形成する面の光反射率と、下部導光路420を形成する面の光反射率とを異ならせることにより、光路の開口面積を変更する等の面倒な調整作業を要すること無く、上部導光路410と下部導光路420とからの光(1次照射光束410H、2次照射光束420H)の光量バランスを調整することが可能となる。
また、本実施形態によれば、上述の効果を有する画像読取装置300を備えるカラーコピー機1を提供することができる。
続けて、図9から図11により、第2実施形態におけるカラーコピー機について説明する。図9は、照明ユニット347Aの断面図である。図10は、図9における照明部340の周辺部位の部分拡大図である。図11は、導光部400Aの分解斜視図である。
なお、本第2実施形態におけるカラーコピー機は、照明ユニット347A(照明部340Aにおける導光部400A)を除いて第1実施形態におけるカラーコピー機1と同様の構成を有する。以下、第1実施形態におけるカラーコピー機1とは異なる照明部340Aにおける導光部400Aのみについて詳細に説明し、第1実施形態と共通の構成要素については同符号を付して説明は省略する。
図9から図11に示すように、照明ユニット347Aは、照明部340Aと、第1ミラー321と、照明部340Aを支持すると共に第1ミラー321を収容する第1枠体311と、を備えている。
照明部340Aは、LEDユニット500と、LEDユニット500から出射された照射光を所定経路で導く導光部400Aと、導光部400Aによって導かれた照射光の光路を更に原稿Gにおける被読み取り部Rに向けて偏向させる反射ミラー541とを備える。LEDユニット500と、導光部400Aと、及び反射ミラー541とは、取り付け部材510に装着されている。
導光部400Aは、上部導光路410と、下部導光路420とを備えている。
本第2実施形態では、下部導光路420の下面を形成する下部下面424が、取り付け部材510の上面部材510Aによって形成されている。
すなわち、図11に示すように、導光部400Aは、中間構成部材141と、上部構成部材142を組み合わせたものを、取り付け部材510(図10参照)に装着することで構成されている。
中間構成部材141は、第1実施形態と同様、平板状の仕切部材としての中間基板141Aの主走査方向Yにおける両端それぞれに接合される側板141B、141Bを有する。側板141B、141Bそれぞれは、中間基板141Aの両端において中間基板141Aと直交した状態で接合されている。側板141Bは、導光部400の側面と対応する形状に形成されている。
中間構成部材141は、平板状の仕切部材としての中間基板141Aの主走査方向Yにおける両端それぞれに接合される側板141B、141Bを有する。側板141B、141Bそれぞれは、中間基板141Aの両端において中間基板141Aと直交した状態で接合されている。側板141Bは、導光部400の側面と対応する形状に形成されている。
ここで、上部構成部材142は、中間構成部材141の上側に接着又は嵌め合わせ等の結合構造によって、一体に組み合わされる。これにより、中間構成部材141における左右の側板141B、141Bの上縁に、上部構成部材142の側縁がそれぞれ光漏れの無いようにして結合される。
中間構成部材141と上部構成部材142とが組み立てられた状態で、取り付け部材510の上面部材510Aの上面に、中間構成部材141における側板141B、141Bの下縁がそれぞれ光漏れの無いように固定される。
これにより、図9から図11に示すように、中間構成部材141と上部構成部材142とによって上部導光空間410Sが形成されると共に、中間構成部材141と取り付け部材510の上面(上面部材510A)とによって下部導光空間420Sが形成され、上部導光路410と下部導光路420とを備える導光部400Aが構成される。
ここで、取り付け部材510の上面部材510Aは、上面が平坦に形成されると共に、その表面は、必要に応じて塗装やテープの貼着等によって所定の光反射率を有するように形成される。
本第2実施形態によれば、第1実施形態における効果を得ることができると共に以下に示す効果を得ることができる。
本第2実施形態によれば、導光部400Aを支持する取り付け部材510の上面(上面部材510A)が下部導光路420の一部を構成する。このため、部品点数と組立工数とを削減することができ、コスト低減が可能となる。
以上、好適な実施形態として第1実施形態及び第2実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。例えば、本実施形態において、画像形成装置としてカラーコピー機1につい説明しているが、これに限定されず、モノクロコピー機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの複合機等であってもよい。
また、第1実施形態及び第2実施形態において、画像読取装置300は、装置本体Mと一体的に形成されているが、これに限定されず、装置本体Mと別個の筐体により構成されていてもよい。例えば、画像読取装置300は、装置本体Mに対して着脱可能に構成されてもよい。
また、第1実施形態及び第2実施形態において、発光部としてLED501,502を備えるLEDユニット500について説明しているが、これに限定されない。例えば、発光部として、有機EL(Organic Electro−Luminescence)、光ファイバーを利用したものや各種ランプを用いることができる。
1……コピー機(画像形成装置)、2a、2b、2c、2d……感光体ドラム(像担持体)、16……現像器、141……中間構成部材(複数の部材)、141A……中間基板(仕切部材)、142……上部構成部材(第1部材)、143……下部構成部材(第2部材)、300……画像読取装置、321……第1ミラー(ミラー)、322……第2ミラー(ミラー)、323……第3ミラー(ミラー)、340……照明部、357……結像レンズ、358……CCD(読取手段)、400……導光部(導光体)、410S……上部導光空間(第1中空部)、411……入射口(入光部)、412……出射口(出光部)、413……上部上面(中空部を形成する部分)、414……上部下面(中空部を形成する部分)、420S……下部導光空間(第2中空部)、421……入射口(入光部)、422……出射口(出光部)、423……下部上面(中空部を形成する部分)、424……下部下面(中空部を形成する部分)、431……屈曲部、432……第1水平中空部、433……第1傾斜中空部、450……発光制御部(発光量制御部)、500……LEDユニット(発光部)、510……取り付け部材(他の用途にも用いられている部材)、G……原稿、H……光路、N……転写ニップ(転写部)、X……副走査方向、Y……主走査方向

Claims (13)

  1. 原稿に光を照射させるための発光部と、
    前記発光部と前記原稿との間に配置され、前記発光部側に配置される入光部と、前記原稿側に配置される出光部と、前記入光部と前記出光部とをつなぎ一端側から入光された前記発光部からの光を他端側から出光させる中空部と、を有する中空状の導光体と、
    前記原稿からの光束を反射させて光路を形成する1又は複数のミラーと、
    前記1又は複数のミラーにより反射された光束を結像させる結像レンズと、
    前記結像レンズの結像位置に配置され、前記結像レンズによる結像に基づいて前記原稿の画像を読み取る読取部と、を備える
    画像読取装置。
  2. 前記導光体は、複数の部材を組み合わせて構成される
    請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記複数の部材における前記中空部を形成する部分には、光反射率を向上させるための処理、又は、光反射率を向上させるためのシート状部材が配置される
    請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記複数の部材における所定の部材は、他の部材とは異なる材料により構成される
    請求項2又は3に記載の画像読取装置。
  5. 前記複数の部材のうち、前記中空部を形成する所定の部材は、該画像読取装置において他の用途にも用いられている部材である
    請求項2から4のいずれかに記載の画像読取装置。
  6. 前記中空部は、第1中空部と、前記第1中空部とは異なる第2中空部とを有し、
    前記第1中空部と前記第2中空部とは、一つの仕切り部材により仕切られている
    請求項2から5に記載の画像読取装置。
  7. 前記第1中空部は、
    第1入光部と、第1出光部と、前記第1入光部と前記第1出光部との間に形成される屈曲部と、前記第1入光部から前記屈曲部まで副走査方向に延びる第1水平中空部と、前記屈曲部から前記第1出光部まで原稿側に傾斜して延びる第1傾斜中空部と、を有する
    請求項6に記載の画像読取装置。
  8. 前記第1水平中空部を形成する第1平板部と、前記第1傾斜中空部を形成する第1傾斜板部と、を有する第1部材と、を備え、
    前記仕切り部材は、前記第1水平中空部を形成する第2平板部と、前記第1傾斜中空部を形成する第2傾斜板部と、を有する
    請求項7に記載の画像読取装置。
  9. 前記第2中空部は、
    第2入光部と、第2出光部とを有し、前記第2入光部と前記第2出光部とをつなぎ副走査方向に延びるように形成される
    請求項6から8のいずれかに記載の画像読取装置。
  10. 前記第2中空部を形成する平板状の第2部材と、を備え、
    前記仕切り部材は、前記第2中空部の一部を形成する第2平板部と、前記第2中空部の一部を形成する第3平板部と、を有する
    請求項9に記載の画像読取装置。
  11. 前記第1中空部における第1出光部又は前記第2中空部における前記第2出光部に対応して配置され、前記第1出光部又は前記第2出光部からの光を前記原稿側に反射させる反射部材と、を備える
    請求項6から10のいずれかに記載の画像読取装置。
  12. 前記仕切り部材は、前記第1中空部側の光反射率と前記第2中空部側の光反射率とが異なる
    請求項6から11のいずれかに記載の画像読取装置。
  13. 請求項1から12のいずれかに記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置より読み取られた前記原稿の画像に関する画像情報に基づいて、表面に静電潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に形成された静電潜像にトナー画像を現像する現像器と、
    前記像担持体に形成されたトナー画像を直接的又は間接的に所定の用紙に転写する転写部と、
    前記転写部により前記所定の用紙に転写されたトナー画像を定着させる定着部と、を備える
    画像形成装置。
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