JP2010196576A - 燃料温度制御装置及び燃料温度制御方法 - Google Patents

燃料温度制御装置及び燃料温度制御方法 Download PDF

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貴文 福本
Hiroyuki Kaneko
洋之 金子
Norihiko Kiritani
範彦 桐谷
Ryuta Yamaguchi
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Abstract

【課題】燃料の温度制御において、燃料に与えるエネルギーを最適化する。
【解決手段】内燃機関の燃焼室に燃料を噴射する噴射口に連なる流路を加熱するヒータ21を加熱する際に、ヒータ21に供給される第1のエネルギーを算出し、ヒータの温度を、このヒータにより加熱される燃料が目標温度に達するときの制御温度まで昇温させるために必要な第3のエネルギーを算出し、第1のエネルギーと第2のエネルギーと第3のエネルギーとのエネルギー収支に基づいて第3のエネルギーを算出し、この第3のエネルギーからヒータ21の制御温度を求め、ヒータ21の温度が制御温度になったタイミングでヒータの加熱をオフするコントローラ10を有する燃料温度制御システム100を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関の燃焼室内に噴射される燃料の温度を制御する燃料温度制御装置及び燃料温度制御方法に関する。
燃料を超臨界状態にして内燃機関の燃焼室内に噴射するインジェクタが知られている(特許文献1参照)。
特開平10−141170号公報
しかしながら、従来の技術では、燃料を目標温度まで加熱するのに必要なエネルギーが運転状態や燃料の状態によって変動するにもかかわらず、この点が考慮されていないため、燃料の加熱条件を最適化することができないという問題があった。
本発明は、燃料を加熱するヒータに外部から供給される第1のエネルギーと、噴射する燃料を目標温度まで昇温させるために必要な第2のエネルギーと、ヒータの温度を、燃料が目標温度に達するときの制御温度まで昇温させるために必要な第3のエネルギーとのエネルギー収支に基づいてヒータの加熱時間を制御することにより上記課題を解決する。
本発明によれば、燃料の加熱に係るエネルギー収支に基づいて燃料を目標温度まで昇温させるために必要なエネルギーを導くことができるので、余分なエネルギーを消費することなく、燃料の加熱条件を最適化することができる。
図1は、本実施形態の燃料温度制御システム100のブロック構成図である。 図2は、本実施形態の燃料温度制御システム100が燃料温度の制御を行うヒータ21を備える燃料噴射装置20の先端部の構成を説明するための図である。 図3は、図2に示す燃料噴射装置20の領域Aを拡大して示す図である。 図4は、燃料の加熱に係るエネルギー収支を説明するための図である。外部から供給される第1のエネルギーと、燃料及びヒータ21の昇温のために消費される第2のエネルギー及び第3のエネルギーの収支を示す。 図5は、本実施形態のヒータ21に外部から供給される第1のエネルギーの変化を示す図である。 図6は、本実施形態のヒータ21の加熱パルス信号と、燃料温度と、ヒータ21の温度との関係を示す図である。 図7は、圧力・温度状態図に示す、本実施形態の燃料温度の昇温パターンの一例を示す図である。 図8は、本実施形態の燃料温度の制御処理を説明するためのフローチャート図である。 図9は、本実施形態の燃料温度制御システム100による温度制御のタイムチャート図であり、噴射パルスと、加熱パルスと、燃料温度と、ヒータ21の温度との関係を示す図である。
以下、図面に基づいて、本実施形態に係る燃料温度制御システム10
0について説明する。本実施形態の燃料温度制御システム100は、内燃機関に燃料を供給する燃料噴射装置20に関する装置であり、燃料噴射装置20内の燃料を加熱するヒータ21の動作を制御して、燃料を所望の温度まで昇温させる装置である。
図1は、本実施形態の燃料温度制御システム100のブロック構成図である。図1に示すように、本実施形態の燃料温度制御システム100は、燃料噴射装置20とコントローラ10とを有する。燃料噴射装置20は、噴射する燃料を加熱するヒータ21と噴射する燃料の圧力を検出する燃料圧力センサ22とを備える。
この燃料噴射装置20の先端部の構成を図2及び図3に示す。図2は、燃料噴射装置20の燃料噴射弁200を示す図であり、図3は、図2に示す破線領域Aを拡大して示す図である。
図2及び図3に示すように、本実施形態の燃料噴射装置20は、燃料噴射弁200は筐体101で覆われており、その先端にはテーパ状の噴霧口106が設けられている。また、噴霧口106を開閉する針弁105と筐体101の間には燃料用流路104を設け、この燃料用流路104と接触するように、燃料加熱用のヒータ21を設置する。ヒータ21は、燃料用流路104を通過する燃料を過渡加熱する。ヒータ21は、この過渡加熱において、燃料の噴射直前における数msec間という短時間内で燃料を目標温度(例えば超臨界温度)まで急速加熱をする。
また、本実施形態のヒータ21は、面状ヒータであり、燃料用流路104の外側を覆う。ヒータ21の位置は特定されず、燃料用流路104の全体を囲むように設置してもよいし、燃料用流路104の一部を囲むように設置してもよい。さらに、ヒータ21と筐体101の間に第1断熱材102を介設する。また、針弁105の表面を第2断熱材107で覆う。具体的に、本実施形態の燃料噴射弁200では、筐体101の内壁側に断熱材102を配し、この断熱材102を介して、薄膜状のヒータ21を配設する。つまり、ヒータ21と燃料用流路104とは外部から断熱されており、外部からヒータ21に供給されたエネルギーはヒータ21の昇温と燃料の昇温に消費される。また、ヒータ21と燃料用流路104を通過する燃料は相互に熱交換をする。
本実施形態において、ヒータ21は薄膜状の面状ヒータとする。これにより、ヒータ21の抵抗値を配線抵抗値よりも大きくすることができるので、通電時における配線からの発熱を低減させることができる。また、ヒータ21を薄膜状にすると、ヒータ21の熱容量を小さくすることができるので、ヒータ21の加熱の応答性をよくすることができる。
また、ヒータ21の抵抗材料は加熱通電できる材料を用いる。本実施形態においては、抵抗温度係数(TCR: Temperature Coefficient of Resistance)が正の温度特性を示す材料を、ヒータ21の抵抗材料とする。具体的に、本実施形態のヒータ21の抵抗材料としては、Pt、Niなどの単体金属を用いる。
なお、ヒータ21の形成手法は特に限定されないが、本実施形態のヒータ21は、断熱材102の上から部分メッキをして形成するか、又はすでに薄膜として形成された金属を断熱材102と接合させて形成する。
さらに、ヒータ21は、このヒータ21の温度を測定する温度センサ211と、ヒータ21の電圧を測定する電圧センサ212と、ヒータ21の抵抗値を測定する抵抗センサ213とを備える。本実施形態の温度センサ211は、抵抗温度係数 (TCR:Temperature Coefficient of Resistance)を用いて温度を検出するTCR温度センサである。
また、図2に示すスプリング130は、針弁105を噴霧口106方向(図中下方向)に付勢する。この状態で、針弁105の先端は噴霧口106に当接し、燃料の流れを遮断する。また、アクチュエータ120は、針弁105をその軸線方向に往復運動させる。アクチュエータ120に通電が行われると、針弁105はスプリング130の付勢に抗して図の上方向(噴霧口106の反対側)へ移動し、燃料の流れの遮断を解除する。
そして、燃料噴射弁200の上流側で加圧された燃料は、この燃料用流路104を通り、噴霧口106を介して内燃機関の燃焼室に噴射される。燃料は、燃料用流路104を通過するときに、ヒータ21により加熱され所望の目標温度に昇温される。
次に、コントローラ10について説明する。本実施形態のコントローラ10は、燃料を加熱するヒータ21の動作を制御する。
本実施形態のコントローラ100は、ヒータ21の動作制御を実行するためのプログラムが格納されたROM(Read Only Memory )12と、このROM12に格納されたプログラムを実行することで、燃料温度制御システム100として機能する動作回路としてのCPU(Central Processing Unit)11と、アクセス可能な記憶装置として機能するRAM(Random Access Memory)13と、を備える。なお、動作回路としては、CPU(Central Processing Unit)11に代えて又はこれとともに、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などを用いることができる。
このコントローラ10は、加熱時においてヒータ21に供給される第1のエネルギー(Ein)を算出する機能と、燃焼室に噴射する燃料を目標温度まで昇温させるために必要な第2のエネルギー(Ef)を算出する機能と、ヒータ21の温度を燃料が目標温度に達するときの制御温度まで昇温させるために必要な第3のエネルギー(Eh)を算出する機能と、第1のエネルギーと第2のエネルギーと第3のエネルギーとのエネルギー収支に基づいてヒータ21の動作を制御する機能とを有する。コントローラ10は、機能を実現するためのソフトウェアと、上述したハードウェアの協働により各機能を実行する。
ここで、本実施形態の燃料温度の制御に用いられる、第1のエネルギー(Ein)と、第2のエネルギー(Ef)と、第3のエネルギー(Eh)の収支について説明する。
図2、図3に基づいて説明したように、ヒータ21と燃料用流路104は、その筐体101側の周囲を断熱材102に覆われ、その針弁105側を断熱材107により覆われている。このため、ヒータ21と燃料用流路104のエネルギーロスはほとんど無視できる。
すなわち、加熱時においてヒータ21に外部から供給される第1のエネルギー(Ein)は、燃焼室に噴射する燃料を目標温度まで昇温させるために必要な第2のエネルギー(Ef)と、ヒータ21の温度を燃料が目標温度に達するときの制御温度まで昇温させるために必要な第3のエネルギー(Eh)として消費される。
つまり、第1のエネルギー(Ein)と、第2のエネルギー(Ef)と、第3のエネルギー(Eh)の収支は、Ein =Eh +Ef と表現することができる。このエネルギー収支の概要を図4に示す。図4に示すように、外部から供給された第1のエネルギー(Ein)は、ヒータ21自身の温度を昇温させるとともに、燃料用流路104を通過する燃料の温度を昇温させるために消費される。
ところで、実際の車両等の駆動時において、エンジン始動時にヒータ21に運ばれる燃料温度は低いが、暖機運転後や高回転時では、燃料配管や燃料噴射弁からの放熱で予熱さる為、ある程度加熱された温かい燃料がヒータの加熱ゾーン(燃料用流路)に運ばれる。つまり、運転状態によって加熱対象となる燃料の初期温度が変動するため、燃料を目標温度まで加熱するのに必要なエネルギーは、常に変動する。燃料の加熱時において、この燃料の初期温度を考慮しなければ、燃料を過加熱し、エネルギーを無駄に消費してしまう。また、燃料圧力は常に一定ではなく、エンジンをスタートさせてから徐々に加圧される。燃料の比熱や密度は温度依存性及び圧力依存性を有する為、燃料を目標温度まで加熱するのに必要なエネルギーは噴射ごとに変動する。燃料の加熱時において、この燃料の物性の変動を考慮しなければ、燃料に適切なエネルギーを与えることができない。
本実施形態の燃料温度制御システム100では、供給に係る第1のエネルギー(Ein)と、消費に係る第2のエネルギー(Ef)及び第3のエネルギー(Eh)との収支(Ein =Eh +Ef)に基づいて、ヒータ21の加熱時間を制御するので、燃料の加熱条件を最適化することができる。
以下、本実施形態の燃料温度制御システム100のコントローラ10の各機能を説明する。
まず、燃料温度制御システム100の第1のエネルギー(Ein)を算出する機能について説明する。第1のエネルギー(Ein)は、加熱時においてヒータ21に外部から供給されるエネルギーの総量である。
図5は、ヒータ21に供給される第1のエネルギーの変化を示す図である。本実施形態では、コンデンサを用いて加熱を行う。このコンデンサ電圧Vcは一定である。しかし、ヒータ21自身が通電加熱可能な金属から形成されているため、抵抗が正の温度特性を有し、その抵抗値は温度により変化する。また、ヒータ21の温度は、その温度特性を利用するTCRセンサ(温度センサ)211により検知できる。しかし、一定電圧でヒータ21を加熱すると、温度上昇(加熱時間の時間経過)と共に、ヒータ21の抵抗値が上昇し、それにつれて印加電力が下がる。このため、図5に示すように、温度上昇(加熱時間の時間経過)と共に、ヒータ21に外部から供給される第1のエネルギー(Ein)の量が変化する。
本実施形態では、図5に示すように変化する第1のエネルギー(Ein)を、式(1)により算出する。
Figure 2010196576
ただし、Vc(一定)はコンデンサ電圧、R(T)はヒータ抵抗値とする。
ヒータ抵抗値R(T)と時間tの関係は、燃料温度等の環境によって異なるため定式化できないが、ヒータ抵抗値R(T)を常時モニタすることにより、加熱時(T=0→T=t)における第1のエネルギー(Ein(t))を算出することができる。つまり、コントローラ10は、ヒータ21の抵抗値R(T)に基づいて第1のエネルギー(Ein(t))を算出することができる。
次に、燃料温度制御システム100の第2のエネルギー(Ef)を算出する機能について説明する。第2のエネルギー(Ef)は、燃焼室に噴射する燃料を目標温度まで昇温させるために必要なエネルギーである。
第2のエネルギー(Ef)は、燃料体積に密度・比熱の圧力・温度依存性を考慮して加熱開始温度から目標温度までを積分することにより求めることができる。本実施形態において、燃料の目標温度は、その圧力における臨界温度より高い超臨界温度である。具体的に、第2のエネルギー(Ef)は、式(2)により求めることができる。
Figure 2010196576
ただし、Vf はヒータが加熱される量の燃料体積、ρ(T,P1)は燃料密度、Cf(T,P1)は燃料の比熱であり、P1は加熱開始時点のタイミング(後述する図9に示す加熱パルスが立ち上がるタイミング)における燃料圧力とする。
また、上述したように、燃料の加熱開始温度は運転状態によって異なるため、加熱開始時における燃料の加熱開始温度を検知することが好ましい。燃料圧力が超臨界圧以上か以下かに関わらず、加熱を開始するタイミングは噴射開始点よりもtmax前に設定する。ここでtmaxは、燃料温度が低い場合でも予熱を経た後に、本加熱(本実施形態の燃料温度制御の下における加熱)することにより、燃料温度が目標温度(超臨界温度)まで昇温させるために必要な時間である。tmaxの時間の長さは、噴射タイミング間の時間(噴射周期)未満とする。余分な供給エネルギーを減らす観点から、tmaxは可能な限り短く設定し、加熱パルスが終わったタイミングで同時に噴射するのが理想的である。
本実施形態では、加熱開始時におけるヒータ21の温度を加熱開始時における燃料の温度(加熱開始温度)として検出し、検出された加熱開始時における燃料の温度から超臨界温度などの目標温度まで昇温するために必要なエネルギーを第2のエネルギーとして算出する。
ちなみに、ヒータ21を通電加熱するときに、ヒータ21の抵抗値を抵抗センサ213によりモニタすることで、ヒータ21の温度センサ211(TCRセンサ)からヒータ21の温度をリアルタイムに検出することができる。先述したように互いに接する燃料用流路104とヒータ21とは断熱材102及び107に覆われているため、両者の温度はほぼ等しいと考えることができる。つまり、ヒータ21の温度は、燃料用流路104において加熱される燃料の温度として扱うことができる。
また、燃料の加熱は噴射ごとに繰り返されるので、前回の加熱による余熱が次回の噴射対象となる燃料を加熱する。本実施形態では、前回噴射した後のヒータ21の余熱と今回噴射する燃料が持つ熱を熱交換させた後、加熱開始前の燃料の温度を検知する。このため、熱交換後におけるヒータ21の温度を温度センサ211(TCRセンサ)から検知し、このヒータ21の温度を加熱開始時の燃料の温度として扱う。これにより、燃料を加熱開始温度から目標温度まで昇温させるために必要なエネルギーを算出することができる。
続いて、燃料温度制御システム100の第3のエネルギー(Eh)を算出する機能について説明する。第3のエネルギー(Eh)は、ヒータ21の温度を燃料が目標温度に達するときの制御温度まで昇温させるために必要なエネルギーである。
図6は、本実施形態のヒータ21の加熱パルス信号と、燃料温度とヒータ21の温度の関係を示す図である。ここで燃料温度は混合平均温度とする。図6に示すように、まずヒータ21の加熱パルスがONになるとヒータ21の温度が上昇し、それに伴い燃料温度も上昇する。ここで、ヒータ21の温度は、先述したようにヒータ21が備えるTCRセンサ211により検知することができる。ヒータ21の温度変化を観察することにより、ヒータ21の昇温に使われたエネルギーを求めることができる。ヒータ21に使われた第3のエネルギー(Eh)はヒータ21の熱容量をヒータ21の温度で積分して、式3により算出することができる。
Figure 2010196576
ただし、Mhはヒータ質量、Ch(T)はヒータ比熱とする。
ここで、T2は、燃料を目標温度(例えば超臨界温度)に昇温させたときのヒータ21の温度である。言い換えると、T2は、燃料を目標温度(例えば超臨界温度)に昇温させるためのヒータ21の制御温度である。
次に、ヒータ21の動作の制御機能について説明する。
コントローラ10は、算出された第1のエネルギーと第2のエネルギーと第3エネルギーの収支に基づいて、ヒータ21の動作を制御する。
上述したとおり、コントローラ10は、ヒータ抵抗値R(T)を常時モニタすることにより第1のエネルギー(Ein)と第3のエネルギー(Eh)を算出することができ、加熱開始時の燃料圧力、燃料温度を検知することにより第2のエネルギー(Ef)を算出することができる。
本実施形態のコントローラ10は、第1のエネルギーから第3のエネルギーを差し引いた値が第2のエネルギー以上となるときの第3のエネルギーを算出し、つまり、Ein −Eh≧Ef の関係にある第3のエネルギーとなる温度を制御温度とし、ヒータ21の温度がこの制御温度になったタイミングでヒータの加熱をオフする。
コントローラ10は、TCRセンサ211により検出されるヒータ21の温度が制御温度T2になったタイミングでヒータ21の加熱をオフすれば、燃料を目標温度に昇温させたタイミングで加熱を停止することができる。つまり、燃料を目標温度の昇温後に必要以上のエネルギーを投入することを防止することができる。
また、本実施形態のコントローラ10は、加熱開始時における燃料の圧力が超臨界圧力未満である場合は、燃料の目標温度を、燃料の圧力におけるこの燃料の飽和温度未満、すなわち沸点未満とする。つまり、燃料の圧力が超臨界圧に満たない場合、その圧力時の飽和温度未満で燃料の加熱を停止させる。これにより、燃料を気化させないようにし、ヒータ21の異常昇温を回避する。その結果、ヒータ21の面の損傷を防ぐことができる。また、燃料を飽和温度(沸点)未満とすることにより、エンジン始動時等の排気中のNOxを低減することができる。
図7は、P-T線を示す状態図内における燃料の状態の変動を示す。図7の(A)で示す点は超臨界圧Pc未満の状態であり、一定圧の下で昇温させ、気体になる直前で加熱をやめる。気化をさせないようにするのは、気化することによるヒータ21の異常昇温を避けるためである。排気性能がある程度良好な燃料温度レベルであり、気化の発生に対応できる場合は、気化開始の前後所定時間内に燃料の加熱を停止すればよい。また、図7の(B)で示す点は超臨界圧Pc以上の状態であり、一定圧の下で昇温させ、超臨界状態に遷移したタイミングで加熱をストップさせる。
続いて、図8及び図9に基づいて、本実施形態の燃料温度制御システム100の制御手順を説明する。図9は、本実施形態の燃料温度の制御処理を説明するためのフローチャート図であり、図8は、本実施形態の燃料温度制御システム100による温度制御のタイムチャート図である。
以下、フローチャート図とタイムチャート図に基づいて、燃料制御の手順を説明する。
まず、ステップS101において、コントローラ10は、新しい燃料が投入されたことを検知する。
ステップ102において、投入された新しい燃料は、前回投入された燃料を加熱したヒータ21の余熱と熱交換する。これにより、燃料は加熱前に予熱される。
続く、ステップS103において、コントローラ10は、ヒータ21の温度センサ(TCRセンサ)211から、図9のタイミングCにおけるヒータ21の温度を取得する。このヒータ21の温度は余熱された燃料の加熱開始時における温度T1として扱う。また、コントローラ10は、同じタイミング(図9のC)において燃料圧力センサ22から加熱開始時における燃料の圧力を取得する。
ちなみに、この燃料圧力と燃料温度(燃料温度とみなされるヒータ21の温度)を取得するタイミングC(図9のC)は、新しい燃料が投入されてから次の噴射パルスがオンとなるタイミングから時間tmax前のタイミングとする。このtmaxは数十msec 程度あり、予め定義される。このtmaxの間にヒータ21と燃料との熱交換が行われる。針弁105とヒータ21との距離すなわち燃料用流路104における燃料の流量が少なければ、tmax内に熱交換できる。このtmaxを設定し、新たな燃料が供給されてから所定時間が経過したときに燃料の温度と圧力を検知するので、熱交換後における燃料温度とヒータ21の温度を略等しい値とすることができる。
続いて、ステップS104において、コントローラ10は、加熱開始直前のタイミングC(図9のC)において検出された燃料の圧力が超臨界圧以上か否かを判断する。もし、燃料の圧力が超臨界圧以上である場合は、ステップS105へ進む。
ステップS105において、コントローラ10は、加熱開始直前のタイミングC(図9のC)における燃料の温度T1、燃料の圧力P1、予め記憶された燃料の物性及び状態値に基づいて、上述した式2を用いて燃料を超臨界温度Tcまで昇温させるために必要な第2のエネルギーEfを算出する。
そして、ステップS106において、コントローラ10は、ヒータ21の加熱動作をオンとし、燃料の加熱を開始する。ヒータ21の加熱が開始されることにより、ヒータ21の温度及び燃料の温度が上昇する。
ステップS107において、コントローラ10は、ヒータ21の温度センサ211の検出値、ヒータ21の抵抗値センサ213の検出値に基づいて、上述した式1を用いて加熱時においてヒータ21に供給される第1のエネルギーEinと、上述した式3を用いてヒータ21の温度をある温度にまで昇温させるために必要な第3のエネルギーEh を算出する。この時、加熱開始後、ヒータ21の温度Tをモニタしておくことで、供給される第1のエネルギーとヒータ21の昇温に消費される第3のエネルギーがリアルタイムで算出される。
続くステップS108において、コントローラ10は、第1のエネルギーEinからヒータ21の温度をある温度にまで昇温させるために必要な第3のエネルギーEh を差し引いた分、すなわちΔE=Ein −Eh が、燃料を超臨界温度に昇温させるのに必要な加熱分Ef 以上となった時点を判断する。コントローラ10は、第1のエネルギーEinから第3のエネルギーEh を差し引いた値(ΔE)が第2のエネルギーEf 以上となる収支が成立するときの第3のエネルギーEh を算出し、この第3のエネルギーEh が導出されるときの温度(制御温度)を求め、ヒータ21の温度がこの制御温度になったタイミングを求める。図9に示すタイミングDにおいて、ヒータ21の温度がT2であるとき、燃料の温度がTcとなる。このタイミングが、上記エネルギー収支の関係を満たすタイミングである。
ステップS109において、コントローラ10は、ステップS108でEin(t)-Eh(T)≧Ef のエネルギー収支が成立すると判断されたタイミングで、ヒータ21をオフ(加熱停止)とする。図9に示すように、加熱開始からタイミングDまでの時間taがヒータ21による加熱時間となる。
その後、ステップS110において、コントローラ10は、燃料の噴射のタイミングを取得する。
ステップS104に戻り、エンジン始動時など、燃料の圧力が超臨界圧より低い場合は、ステップS111へ進む。
ステップS111において、コントローラ10は、加熱開始直前のタイミングC(図9のC)における燃料の温度T1、燃料の圧力P1、予め記憶された燃料の物性及び状態値に基づいて、燃料を飽和温度未満(沸点未満)まで昇温させるために必要な第2のエネルギーEf´を算出する。この場合は、燃料を気化させないように、その時の燃料圧力における飽和温度まで加熱させる。
そして、ステップS112において、コントローラ10は、ヒータ21の加熱動作をオンとし、燃料の加熱を開始する。ヒータ21の加熱が開始されることにより、ヒータ21の温度及び燃料の温度が上昇する。
ステップS113において、コントローラ10は、ヒータ21の温度センサ211の検出値、ヒータ21の抵抗値センサ213の検出値に基づいて、上述した式1を用いて加熱時においてヒータ21に供給される第1のエネルギーEinと、上述した式3を用いてヒータ21の温度をある温度にまで昇温させるために必要な第3のエネルギーEh を算出する。この時、加熱開始後、ヒータ21の温度Tをモニタしておくことで、第1のエネルギー、ヒータ21の温度をある温度にまで昇温させるために必要な第3のエネルギーがリアルタイムで算出できる。
続くステップS114において、コントローラ10は、第1のエネルギーEinからヒータ21の温度をある温度にまで昇温させるために必要な第3のエネルギーEh を差し引いた分、すなわちΔE=Ein −Eh が、燃料を飽和温度(沸点)に昇温させるのに必要な加熱分Ef´以上となった時点を判断する。コントローラ10は、第1のエネルギーEinから第3のエネルギーEh を差し引いた値(ΔE)が第2のエネルギーEf´以上となる収支が成立するときの第3のエネルギーEh を算出し、この第3のエネルギーEh が導出されるときの温度(制御温度)を求め、ヒータ21の温度がこの制御温度になったタイミングを求める。
続くステップS109において、コントローラ10は、ステップS114でEin(t)-Eh(T)≧Ef´のエネルギー収支が成立すると判断されたタイミングで、ヒータ21をオフ(加熱停止)とする。
その後、ステップS110において、コントローラ10は、燃料の噴射のタイミングを取得する。
噴射が終わると、次の燃料がヒータ21近傍に流入し、ヒータ21の余熱との熱交換がされる。以上のように、運転中における燃料の温度は継続的に制御される。
なお、本実施形態では、内燃機関の圧縮工程時に噴射するケースを使って説明したが、ここは吸気工程時に噴射するケースでも、加熱の時期が早くなるだけで制御手法は共通する。
本発明は以上のように構成され、以上のように作用するので、以下の効果を奏する。
本実施形態の燃料温度制御システム100によれば、余分なエネルギーを消費することなく、燃料の加熱条件を最適化することができる。
すなわち、本実施形態の燃料温度制御システム100は、内燃機関の燃焼室に燃料を噴射する噴射口に連なる燃料用流路を加熱するヒータ21に供給される第1のエネルギーと、燃焼室に噴射する燃料を目標温度まで昇温させるために必要な第2のエネルギーと、ヒータの温度を制御温度まで昇温させるために必要な第3のエネルギーとのエネルギー収支に基づいてヒータ21の動作を制御するので、余分なエネルギーを消費することなく、燃料の加熱条件を最適化することができる。
ところで、燃料噴射装置20内の燃料は高圧状態であり、スペースがほとんどないため、温度センサ等を用いて燃料温度を直接測定する事は困難である。たとえ温度センサを設置できたとしても、燃料を過渡昇温させるので燃料の温度に勾配ができるため、燃料噴射装置20の燃料の混合平均温度を測定することは困難である。このように、噴射される燃料の温度を高い精度で管理することは困難であったため、従来は、燃料を所望の温度に昇温させるために必要なエネルギーを正確に把握することができず、過剰なエネルギーを与えていた。
しかし、本実施形態の燃料温度制御システム100によれば、エネルギー収支の関係を用いることで、燃料を所望の温度に昇温するために必要なエネルギーを高い精度で予測することできるので、必要なエネルギーを過不足なく与えることができる。しかも、噴射毎という非常に短い時間内において必要エネルギーを過不足なく与える事ができる。
さらに、運転状態や運転開始からの時間によって変化する燃料の圧力、燃料の圧力や燃料温度によって変化する燃料の密度や比熱の影響を排除して、燃料の加熱条件を最適化することができる。つまり、運転状態や運転開始からの時間に応じた、適切な加熱条件(加熱時間)を求めることができる。
また、本実施形態の燃料温度制御システム100は、第1のエネルギーから第3のエネルギーを差し引いた値が第2のエネルギー以上となるときの第3のエネルギーを算出し、この第3のエネルギーから制御温度を求め、ヒータ21の温度が制御温度になったタイミングでヒータ21の加熱をオフするので、上述の効果を奏する。
また、本実施形態の燃料温度制御システム100は、加熱開始時におけるヒータ21の温度を加熱開始時における燃料の温度として第2のエネルギーを算出するため、実際に計測することが困難な燃料の温度に代えてヒータ21の温度から第2のエネルギー求めることができる。
また、燃料の目標温度を燃料の超臨界温度とするので、噴射時に完全に気化する事ができ、NOxを低減させるなど排気性能を向上さることができる。
さらに、加熱開始時における燃料の圧力が超臨界圧力未満である場合は、燃料の目標温度を、燃料の圧力におけるその燃料の飽和温度未満とするので、燃料の気化を起こさせないようにし、ヒータ21の異常昇温を回避し、ヒータ21の面が損傷することができる。また、燃料を飽和温度(沸点)まで加熱することにより、エンジン始動時等のNOxを低減させるなど排気を改善することができる。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
すなわち、本明細書では、本発明に係る燃料温度制御装置の制御手段の一態様として燃料温度制御システム100のコントローラ10を例にして説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、本明細書では、本発明に係る燃料温度制御装置の制御手段の一態様として、CPU11、ROM12、RAM13を含むコントローラ10を一例として説明するが、これに限定されるものではない。
また、本明細書では、本発明に係るヒータの一態様として、ヒータ21を一例として説明するが、これに限定されるものではない。
100…燃料温度制御システム
10…コントローラ
11…CPU
12…ROM
13…RAM
20…燃料噴射装置
21…ヒータ
211…温度センサ,TCRセンサ
212…電圧センサ
213…抵抗センサ
22…燃料圧力センサ
101…筐体
102…第1断熱材
104…流路
105…針弁
106…噴霧口
107…第2断熱材

Claims (6)

  1. 内燃機関の燃焼室に燃料を噴射する噴射口に連なる燃料用流路を加熱するヒータに外部から供給される第1のエネルギーを算出し、前記噴射する燃料を目標温度まで昇温させるために必要な第2のエネルギーを算出し、前記ヒータの温度を、前記燃料が目標温度に達するときの制御温度まで昇温させるために必要な第3のエネルギーを算出し、前記第1のエネルギーと第2のエネルギーと第3のエネルギーとのエネルギー収支に基づいて、前記ヒータの動作を制御する制御手段を備える燃料温度制御装置。
  2. 請求項1に記載の燃料温度制御装置において、
    前記制御手段は、前記第1のエネルギーから前記第3のエネルギーを差し引いた値が前記第2のエネルギー以上となるときの第3のエネルギーを算出し、前記第3のエネルギーから前記制御温度を求め、前記ヒータの温度が前記制御温度になったタイミングでヒータの加熱をオフする燃料温度制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の燃料温度制御装置において、
    前記制御手段は、前記加熱開始時におけるヒータの温度を前記加熱開始時における燃料の温度として検出し、前記検出された加熱開始時における燃料の温度から前記目標温度まで昇温するために必要なエネルギーを前記第2のエネルギーとして算出する燃料温度制御装置。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の燃料温度制御装置において、
    前記燃料の目標温度は、前記燃料の超臨界温度である燃料温度制御装置。
  5. 請求項4に記載の燃料温度制御装置において、
    前記加熱開始時における燃料の圧力が超臨界圧力未満である場合は、前記燃料の目標温度を、前記燃料の圧力における当該燃料の飽和温度未満とする燃料温度制御装置。
  6. 内燃機関の燃焼室に噴射される燃料をヒータで加熱する際の燃料温度制御方法であって、
    前記ヒータによる加熱を開始した後、
    前記加熱時において前記ヒータに外部から供給される第1のエネルギーと、前記噴射する燃料を目標温度まで昇温させるために必要な第2のエネルギーと、前記ヒータの温度を、前記燃料が目標温度に達するときの制御温度まで昇温させるために必要な第3のエネルギーとのエネルギー収支に基づいて、前記ヒータの動作を制御する燃料温度制御方法。
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