JP2010196440A - 床支持吸振具、及び、床構造 - Google Patents

床支持吸振具、及び、床構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2010196440A
JP2010196440A JP2009045898A JP2009045898A JP2010196440A JP 2010196440 A JP2010196440 A JP 2010196440A JP 2009045898 A JP2009045898 A JP 2009045898A JP 2009045898 A JP2009045898 A JP 2009045898A JP 2010196440 A JP2010196440 A JP 2010196440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
beam member
support
mass body
flooring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009045898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5399096B2 (ja
Inventor
Kenji Inaba
健司 稲葉
Satoru Akutsu
悟 阿久津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP2009045898A priority Critical patent/JP5399096B2/ja
Publication of JP2010196440A publication Critical patent/JP2010196440A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5399096B2 publication Critical patent/JP5399096B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

【課題】床衝撃音の遮断性能が良好となると共に、低床に適用することの可能な床支持吸振具、及び、床構造を提供する。
【解決手段】動吸振器30は、梁部材32、取付部材34、及び、質量体40を備えている。梁部材32は、長尺板状とされ、弾性変形可能とされ、下地パネル14Aと距離δをもって、下地パネル14Aの下面に沿った方向に配置されている。梁部材32の先端部32Aには、質量体40が取り付けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、二重床の床材を支持する床支持吸振具、この床支持吸振具を用いた床構造に関する。
床構造においては、床衝撃音の遮断性能を向上させるために、支持部材を介して床基盤上から所定の高さに床を設ける二重床構造とする場合がある。このような二重床構造では、例えば、特許文献1、2に記載のように、弾性体と質量体を用いて床からの振動を減衰させる技術が開示されている。
特許文献1、2に記載の床構造によれば、床からの振動を効果的に減衰させることができる。しかしながら、特許文献1の床支持具は、第1弾性部材と第2弾性部材とが直列に配置されているため、床支持具の高さが高くなり、低床への対応には限界がある。また、特許文献2の動吸振器では、質量体を支持するゴム体の厚みが必要となり、低床への対応には限界がある。
特開2007−040093号公報 特開2008−180073号公報
本発明は、上記事実を考慮してなされたものであり、床衝撃音の遮断性能が良好になると共に、低床に適用することの可能な床支持吸振具、及び、床構造を提供することを課題とする。
請求項1に記載する本発明の床支持吸振具は、床スラブ上に配置され、弾性変形可能であって振動を減衰させる第1弾性部材と、前記第1弾性部材上に支持され、前記床スラブとの間に間隔をもって配置される床材を支持する支持部材と、前記支持部材と離間した位置で前記床材の下面側に固定され、前記床材から前記床スラブへ向かう方向に延びる取付部材と、前記床材と間隔をあけて前記床材の下面に沿って配置され、前記取付部材に支持された弾性変形可能な梁部材と、前記梁部材の先端部に取り付けられ、前記梁部材の弾性変形によって変位して振動を減衰させる質量体と、を備えている。
請求項1に記載する床支持吸振具によれば、床材に振動が加わった場合、この振動は、梁部材へ伝わる。これによって、梁部材が弾性変形して質量体が振動を吸収するように上下動することで、床材の振動が減衰し、その結果床スラブへの振動を減衰する。減衰された振動は、さらに第1弾性部材によって減衰されて床スラブへ伝わるので、床衝撃音が良好に遮断される。
また、梁部材が、支持部材と離間した位置で床材の下面に取り付けられているので、梁部材と第1弾性部材とを並列的に配置することができ、床支持吸振具の高さを低くすることができる。
また、梁部材を用いているので、梁部材の厚さ、幅及び支持スパンなどを変えることにより、容易にバネ定数を調整することができる。
また、梁部材の先端部に質量体が取り付けられているので、入力振動に対する梁部材の動きが規制されにくく、より効果的に振動を減衰させることができる。
請求項2に記載する床支持吸振具は、前記梁部材は中間部で前記取付部材に支持され、前記中間部から両側に延びる先端部の各々に前記質量体が取り付けられていること、を特徴とする
上記構成とすることにより、1本の梁部材に2つの質量体を取り付けることができ、床材の固有振動周波数にあわせて、質量体の質量を容易に調整することができる。
請求項2に記載する床支持吸振具は、記梁部材の前記取付部材に支持された支持部と前記先端部との間に、粘弾性変形可能な減衰部材が配置されていること、を特徴とする。
このように、減衰部材を配置することにより、質量体の変位による梁部材の振動を早く減衰させることができると共に、共振ピークがなだらかになり床材の振動周波数の対象範囲を拡張することができる。
請求項4に記載する床構造は、床スラブと、前記床スラブと間隔をもって配置される床材と、請求項1〜3のいずれか1項に記載の床支持吸振具と、を備えている。
本発明の床構造によれば、床スラブと床材との間の距離が短い場合であっても、床支持吸振具によって、床衝撃音を良好に遮断することができる。
以上説明したように、本発明の床支持吸振具、及び、床構造によれば、床衝撃音の遮断性能が良好となると共に、低床に適用することができる。
本実施形態に係る床構造及び床支持具の縦断面を示す断面図である。 本実施形態に係る床構造の下地パネル及び床支持動吸振器の配置を示す平面図である。 本実施形態に係る床支持具及び動吸振器の断面図である。 本実施形態に係る動吸振器の分解斜視図である。 本実施形態に係る動吸振器の動作説明図である。 本実施形態に係る動吸振器の変形例の断面図である。 本実施形態に係る動吸振器の他の変形例の断面図である。 本実施形態に係る動吸振器の他の変形例の断面図である。 本実施形態に係る動吸振器の他の変形例の断面図である。 本実施形態に係る動吸振器の他の変形例の断面図である。 本実施形態に係る動吸振器の他の変形例の断面図である。 本実施形態に係る動吸振器の他の変形例の断面図である。 本実施形態に係る動吸振器の他の変形例の断面図である。 床材の固有振動周波数特性と動吸振器を設置した場合の振動周波数特性を示すグラフである。 本実施形態に係る床構造へ異なる吸振特性を有する動吸振器を取り付けた例を示す図である。 本実施形態に係る床構造へ異なる吸振特性を有する動吸振器を取り付けた例を示す図である。
本発明における床支持吸振具、及び、この床支持吸振具が適用される床構造の実施形態を図面に基づき説明する。なお、図中の矢印UPは床構造における上方向を示す。
図1に示される床構造10は、主に集合住宅に用いられる二重床(乾式遮音二重床)の構造であり、上階で発せられて階下に伝播する床衝撃音(歩行音、物の落下音、子供の飛び跳ね等)を低減させるための構造である。
(床構造及び床支持吸振具の構成)
図1に示されるように、床構造10は、躯体床となるコンクリート製の床スラブ12と上床材14との間に、所定の間隔で複数本並べられた床支持具16、及び、動吸振器30を介在させており、床支持具16、及び、動吸振器30で構成される床支持動吸振器28の介在によって床スラブ12と上床材14との間に空間を形成して遮音効果を得る状態としている。
なお、本実施形態の上床材14は、下地パネル14Aを備えると共に、下地パネル14A上に捨張材14Bを設け、その上にさらに仕上げ材14Cを設けた積層構造となっている。ここで、仕上げ材14Cを除いた上床材14(下地パネル14A及び捨張材14B)、及び、床支持具16、動吸振器30が床下地材である。
なお、捨張材14Bは、必ずしも必要ではなく、捨張材14Bを除いた構成とすることもできる。
図2には、下地パネル14Aと、床支持具16及び動吸振器30の配置図が示されている。下地パネル14Aは、各々、所定間隔の隙間(以下「目地Mという」)が構成されるように敷設されている。目地Mは、下地パネル14A同士の接触による軋み音などを防止するために、10mm〜20mm程度の間隔が設けられている。床支持具16は、目地Mを跨ぐようにして配置されている。動吸振器30は、図2(A)に示すように、下地パネル14Aの短手方向の中央部で床支持具16の中間部に所定間隔で配置してもよいし、図2(B)に示すように、短手方向の両端部で床支持具16の近傍に所定間隔で配置してもよい。
図3に示されるように、床支持具16は、第1弾性部材としてのクッションゴム18、支持部材としての支持ボルト22、及び、支持パネル15を備えている。
クッションゴム18は、床スラブ12上に配置されている。クッションゴム18は、円筒状とされており、上床材14からの振動を減衰させるために、床スラブ12上に支持されるものであり、弾性変形可能とされる。
クッションゴム18上には、中間受け部としての中間受け部材20を介して支持ボルト22が直立状態で支持されている。中間受け部材20は、円筒状とされて中間部にフランジ部20Aを備え、円筒部の一方側がクッションゴム18の筒内側に挿入されると共にフランジ部20Aの下面(クッションゴム18側へ向けられた面)がクッションゴム18の上面(床スラブ12側の面と反対側の面)に固着されている。中間受け部材20の円筒部内周面には、雌ネジ部20Bが形成され、この雌ネジ部20Bには、支持ボルト22の軸部に形成された雄ネジ部22Aが螺合される。これにより、中間受け部材20が支持ボルト22に一体化される。
下地パネル14Aの下側には、下地パネル14Aを支持するように、所定間隔で目地Mを跨いで支持パネル15が配置されている。支持パネル15は正方形板状とされ、中央部に調整孔15Aが構成されている。
支持ボルト22は、クッションゴム18と反対側、すなわち、床スラブ12と反対方向へ延びて、上端部が支持パネル15の調整孔15Aに取り付けられている。支持ボルト22は、支持パネル15を介して上床材14を支持するようになっている。パネル受け部材24は、円筒状の円筒部24Bと、円筒部24Bの一方の開口部から外側へ向けて突き出した鍔部24Aを備える。パネル受け部材24の円筒部24Bは、支持パネル15の調整孔15A内に挿入されて固着され、鍔部24Aの上面(上床材14側へ向けられた面)が支持パネル15の下面(床スラブ12と対向する側の面)に固着される。パネル受け部材24の円筒部内周面には、雌ネジ部24Cが形成され、この雌ネジ部24Cには、支持ボルト22の軸部に形成された雄ネジ部22Bが螺合される。これらにより、上床材14は、床スラブ12との間に間隔をもって配置される。
支持ボルト22の先端部には、マイナスドライバを差し込むための凹部(図示省略)が形成されており、上床材14の下地パネル14Aに捨張材14B、仕上げ材14Cが敷設される前の状態において、マイナスドライバを支持ボルト22の凹部(図示省略)に差し込んで支持ボルト22を回転させることによって、床スラブ12からの下地パネル14Aの高さを調節することができるようになっている。
図3及び図4に示すように、動吸振器30は、梁部材32、取付部材34、及び、質量体40を備えている。
取付部材34は、床下取付部34A、下延出部34B、及び、梁支持部34Cを有している。床下取付部34Aは、板状とされ、ねじ35によって下地パネル14Aに固定されている。下延出部34Bは床下取付部34Aの下面に固定され、床下取付部34Aから床スラブ12へ向かって下側に延びている。梁支持部34Cは、下延出部34Bの先端部に固定され、水平方向に梁部材32を挟み込む挟持部32Dが構成されている。
梁部材32は、長尺板状とされ、弾性変形可能とされている。梁部材32としては、バネ鋼、FRP、CFRP、等のばね部材を用いることができる。また、本実施形態では、梁部材32の断面は長方形板状のものを用いているが、他の断面、例えば、円形断面、円筒断面、方形断面のものも用いることができる。
梁部材32は、取付部材34の挟持部32Dに挿入されて挟み込まれた状態で接着され、中間部32Mで取付部材34に支持されている。梁部材32は、下地パネル14Aと距離δをもって、下地パネル14Aの下面に沿った方向に配置されている。距離δは、質量体40の上下変形量と質量体40の上側厚みS(梁部材32の上面から質量体40の上面までの厚み)以上の寸法とされている。この距離δは、下延出部34Bにより、確保されている。梁部材32の両方の先端部32Aには、取付孔32Hが構成されている。
梁部材32の先端部32Aには、質量体40が取り付けられている。質量体40は、直方体状とされ、挿通穴40Hが構成されている。また、質量体40には、挿通穴40Hの中央部と連通すると共に質量体40を貫通するねじ穴40Nが構成されている。ねじ穴40Nには、ねじ42が挿通され、ねじ42が挿通出口側に突出された部分にナット43で締結されている。
質量体40は、挿通穴40Hに、梁部材32の先端部32Aが挿入され、取付孔32Hにねじ42を挿入して逆側からナット43を締結することにより、梁部材32の先端部32Aに取り付けられる。
ここで、中間部32Mと質量体40との距離Lは、動吸振器30が上床材14の固有振動周波数に対応するように調整されている。すなわち、梁部材32のヤング率、幅、厚み、質量体40の質量、及び、距離Lに依存する設計固有値により決定される。梁部材32は、梁部材32のヤング率、厚み、幅、距離Lを変えることにより、バネ定数を容易に変えることができる。
また、質量体40としては、比重の高い材料を用いると、質量体40をコンパクトに構成することができる。質量体40は、鋼材、金属、水、砂、セラミック、樹脂などの材料で構成することができる。
質量体40は、図5に示すように。梁部材32からの振動を吸収するように上下動することで、上床材14から床スラブへの振動を減衰する。動吸振器30と床スラブ12との間には、所定のクリアランスCが構成され、これにより、質量体40が上下に振動する場合でも、その下端が床スラブ12と接触しないようになっている。
(作用)
次に、上記の実施形態の作用を説明する。
上階で発せられた床衝撃音(例えば、歩行音等)の振動は、上床材14から、支持パネル15、支持ボルト22、中間受け部材20を介してクッションゴム18へ伝わり、クッションゴム18で減衰されながら床スラブ12へ伝わる。このとき、動吸振器30の質量体40が、梁部材32を介して上床材14の振動を打ち消すように上下方向に振動する(図4参照)。これにより、クッションゴム18へ伝わる振動が減衰され、上床材14から床スラブ12へ伝わる振動を低減させることができる。
本実施形態では、動吸振器30が床支持具16と分離して配置されているので、動吸振器30が床支持具16と直列的に配置されている場合と比較して、床支持動吸振器28の高さを低くすることができる。したがって、上床材14の下面と床スラブ12との間の距離が短い低床にも設置することができる。
また、本実施形態では、質量体40を梁部材32の先端部32Aに取り付けているので、梁部材32の動きを無駄に規制することなく効率よく自由振動をさせることができる、また、容易に質量体40の取り付け、取り外しを行うことができる。したがって、動吸振器30を上床材14へ取り付けた後に、質量の異なる質量体40に取り替えて、上床材14の固有振動数に対応させることもできる。
なお、図3で示されている動吸振器30では、梁部材32の中間部32Mから質量体40までの距離Lは、左右で同距離となっているが、距離Lは、図6に示すように、左右で異なる距離L1、L2としてもよい。また、質量体40についても、左右で異なる質量にしてもよい。異なる距離L1、L2としたり、異なる質量としたりすることにより、複数の固有振動周波数に対応した動吸振器30を構成することができる。
また、本実施形態では、梁部材32に取付孔32Hを構成し、質量体40のねじ穴40Nに挿通されたねじ42を取付穴32にも挿通させて、質量体40を梁部材32へ取り付けたが、質量体40は、他の手段により梁部材32に取り付けてもよい。
例えば、図7に示すように、ねじ穴40Nを構成せず、単に挿通穴40Hに梁部材32を挿入して、接着剤などで固定することもできる。また、図8に示すように、質量体40の挿通穴40Hを貫通穴とし、ねじ穴40Nを挿通穴40Hよりも上側のみに構成すると共に、ねじ穴40Nの内壁にねじ43と螺合可能な雌ネジを構成する。そして、ねじ43をねじ穴40Nにねじ込んで、ねじ43の先端で梁部材32を押さえることにより、取り付けることができる。この構成によれば、質量体40を梁部材32に沿ってスライド移動させて、容易に距離Lを変えることができる。
また、本実施形態では、梁部材32の中間部Mを取付部材34に固定して、梁部材32の両端に質量体40を取り付けたが、図9に示すように、梁部材32の一端を取付部材34に固定して、一方の先端部32Aにのみ質量体40を取り付けてもよい。
また、梁部材32の一端を構成する先端部32Aに質量体40を取り付け、他端を梁支持部34Cに取り付けて、図10に示すように梁部材32を3本とすることも、図11に示すように梁部材32を4本とすることもできる。この場合にも、取付部材34から各々の質量体40までの距離L1〜L4や、各質量体40の質量を上床材14の固定振動周波数に応じで設定することができる。
また、図12に示すように、1本の梁部材32を、複数の取付部材34(図12では2つの取付部材34)で支持する構成とすることもできる。
また、図13に示すように、梁部材32の上下面に、減衰部材50を接着してもよい。減衰部材50としては、粘弾性変形するものであれば、あらゆる部材を用いることができる、例えば、ゴム部材や、発泡体を用いることができる。減衰部材50を設けることにより、梁部材32の弾性変形時に減衰部材50が粘弾性変形し、振動が吸収される。これにより、対象周波数範囲を拡大することができる。すなわち、例えば、図14に示すように、上床材14の固有振動周波数特性がグラフ中のF0で表されるとした場合、この固有振動周波数特性に対応した梁部材32及び質量体40(減衰部材なし)を設置すると、グラフ中のF1のように周波数ピークが分散する。そして、さらに減衰部材50を設けることにより、グラフ中のF2に示すように、F1のピークが削られる特性となり、効果的に振動を減衰させることができる。
また、異なる固有振動特性の動吸振器30を、同一の上床材14に取り付けてもよい。例えば、図15には、距離Lを異にする(L1<L2)動吸振器30が取り付けられた例が示され、図16には、質量体40の質量Wが異なる(W1<W2)動吸振器30が取り付けられた例が示されている。このように、異なる固有振動特性の動吸振器30を、同一の上床材14に取り付けることにより、上床材14の有する異なる周波数帯域の振動を減衰させることができる。
10 床構造
12 床スラブ
14 上床材
16 床支持具
18 クッションゴム
22 支持ボルト
28 床支持動吸振器
30 動吸振器
32A 先端部
32M 中間部
32 梁部材
34 取付部材
40 質量体
40H 挿通穴
L 距離

Claims (4)

  1. 床スラブ上に配置され、弾性変形可能であって振動を減衰させる第1弾性部材と、
    前記第1弾性部材上に支持され、前記床スラブとの間に間隔をもって配置される床材を支持する支持部材と、
    前記支持部材と離間した位置で前記床材の下面側に固定され、前記床材から前記床スラブへ向かう方向に延びる取付部材と、
    前記床材と間隔をあけて前記床材の下面に沿って配置され、前記取付部材に支持された弾性変形可能な梁部材と、
    前記梁部材の先端部に取り付けられ、前記梁部材の弾性変形によって変位して振動を減衰させる質量体と、
    を備えた床支持吸振具。
  2. 前記梁部材は中間部で前記取付部材に支持され、前記中間部から両側に延びる先端部の各々に前記質量体が取り付けられていること、を特徴とする請求項1に記載の床支持吸振具。
  3. 前記梁部材の前記取付部材に支持された支持部と前記先端部との間に、粘弾性変形可能な減衰部材が配置されていること、を特徴とする請求項1または請求項2に記載の床支持吸振具。
  4. 床スラブと、
    前記床スラブと間隔をもって配置される床材と、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の床支持吸振具と、
    を備えた床構造。
JP2009045898A 2009-02-27 2009-02-27 床支持吸振具、及び、床構造 Expired - Fee Related JP5399096B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009045898A JP5399096B2 (ja) 2009-02-27 2009-02-27 床支持吸振具、及び、床構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009045898A JP5399096B2 (ja) 2009-02-27 2009-02-27 床支持吸振具、及び、床構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010196440A true JP2010196440A (ja) 2010-09-09
JP5399096B2 JP5399096B2 (ja) 2014-01-29

Family

ID=42821422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009045898A Expired - Fee Related JP5399096B2 (ja) 2009-02-27 2009-02-27 床支持吸振具、及び、床構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5399096B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010209599A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Bridgestone Corp 床支持吸振具、及び、床構造
JP2018204627A (ja) * 2017-05-30 2018-12-27 住友理工株式会社 制振装置
JP2020117895A (ja) * 2019-01-22 2020-08-06 住友理工株式会社 フローリング用遮音構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0442509U (ja) * 1990-08-09 1992-04-10
JP2008180073A (ja) * 2006-12-25 2008-08-07 Bridgestone Corp 床構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0442509U (ja) * 1990-08-09 1992-04-10
JP2008180073A (ja) * 2006-12-25 2008-08-07 Bridgestone Corp 床構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010209599A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Bridgestone Corp 床支持吸振具、及び、床構造
JP2018204627A (ja) * 2017-05-30 2018-12-27 住友理工株式会社 制振装置
JP2020117895A (ja) * 2019-01-22 2020-08-06 住友理工株式会社 フローリング用遮音構造
JP7291490B2 (ja) 2019-01-22 2023-06-15 住友理工株式会社 フローリング用遮音構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP5399096B2 (ja) 2014-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5102598B2 (ja) 床支持具及び床構造
JP4885624B2 (ja) 床構造
JP5128970B2 (ja) 床支持具及び床構造
JP5399096B2 (ja) 床支持吸振具、及び、床構造
JP5128969B2 (ja) 床支持吸振具、及び、床構造
JP5102577B2 (ja) 床支持具及び床構造
JP5507314B2 (ja) 床支持具及び床構造
JP2008280713A (ja) 鉛直振動用チューンドマスダンパー及びそれを用いた鉛直振動減衰システム
JP5227644B2 (ja) 床材用支持脚
JP2010163805A (ja) 床支持吸振具、及び、床構造
JP5128971B2 (ja) 床支持吸振具、及び、床構造
JP5133726B2 (ja) 床支持吸振具、及び、床構造
JP5307590B2 (ja) 床支持吸振具、及び、床構造
JP2010203145A (ja) 床支持吸振具、及び、床構造
JP2010163804A (ja) 床支持吸振具、及び、床構造
JP5878766B2 (ja) 遮音天井構造
JP2009191554A (ja) 床支持吸振具、及び、床構造
JP2011169026A (ja) 床構造
JP5026996B2 (ja) 床支持具、床構造、及び、床設置方法
KR101613567B1 (ko) 방진 마운트
JP2011099301A (ja) 床支持吸振具、及び、床構造
JP7424453B2 (ja) 床構造
JP5474378B2 (ja) 床支持具及び床構造
JP7401090B2 (ja) 二重床構造
KR101328639B1 (ko) 층간 소음 저감용 방진장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130409

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130924

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131023

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees