JP2010195924A - 印刷インキおよびそれを用いた物品 - Google Patents
印刷インキおよびそれを用いた物品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010195924A JP2010195924A JP2009042039A JP2009042039A JP2010195924A JP 2010195924 A JP2010195924 A JP 2010195924A JP 2009042039 A JP2009042039 A JP 2009042039A JP 2009042039 A JP2009042039 A JP 2009042039A JP 2010195924 A JP2010195924 A JP 2010195924A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- article
- printing ink
- ink
- tableware
- printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Printing Methods (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
【課題】 この発明は、従来の印刷に比べて、光輝感、透明感、高彩度の印刷インキを提供することとそのインキを用いた物品、詳しくはガラス製、陶器製の食器、容器を提供するものである。この印刷を用いた物品は、見る角度によって色が変化するカラートラベル効果が得られ、それにより、意匠性の幅が広がり、消費者の満足する商品が得られる。
【解決手段】 透明インキに光輝性顔料を混合したことを特徴とする印刷用インキ及びそれを用いた食器、容器に代表される物品に関するものである。特には、ガラス製、陶器製のものが好ましい。
【選択図】なし
【解決手段】 透明インキに光輝性顔料を混合したことを特徴とする印刷用インキ及びそれを用いた食器、容器に代表される物品に関するものである。特には、ガラス製、陶器製のものが好ましい。
【選択図】なし
Description
この発明は、透明インキにパール顔料、エフェクト顔料に代表される光揮性顔料を混合した印刷インキと、その印刷インキを用いて表面に印刷した物品に関するものである。
壜あるいは、食器は、多くは無地の製品の表面に印刷などを施して商品化している。しかしながら、従来の印刷は単色あるいは少ない色の数の印刷に限られ、意匠性に乏しかった。
化粧壜や飲料壜では、高分子樹脂に光揮性顔料を混合し、浸漬または静電塗装法により、壜に光輝性を付与するコーティングをしたものもあるが、浸漬または静電塗装法では、文字や絵のような図柄の部分的なコーティングは難しく意匠性としては不十分であった。
また、上記のような高分子樹脂被膜では、耐アルカリ性能が不足しており、食器のように食器洗浄機で繰り返し洗浄されるものには、被膜が剥がれてしまうために使用することができなかった。
食器や壜に文字や絵のような図柄を入れ、光輝性を付与するためには、印刷が望ましく、より光輝感、透明感、高彩度の印刷インキが望まれていた。
食器や壜に文字や絵のような図柄を入れ、光輝性を付与するためには、印刷が望ましく、より光輝感、透明感、高彩度の印刷インキが望まれていた。
この発明は、従来の印刷に比べて、光輝感、透明感、高彩度の印刷インキを提供することとそのインキを用いた物品、詳しくは食器、容器を提供するものである。特には、ガラス製あるいは陶器製の食器、容器を提供するものである。
すなわち、請求項1に係る印刷インキは、透明インキに光輝性顔料を混合したことを特徴とするものである。
請求項2の発明は、さらに前記発明の印刷インキを用いた物品で、壜または食器表面に印刷したことを特徴とするものである。さらに望ましくは物品がガラス製、陶器製がよい。
この印刷を用いた物品は、光輝感、透明感、高彩度、見る角度によって色が変化するカラートラベル効果が得られ、それにより、意匠性の幅が広がり、消費者の満足する商品が得られる。
透明インキに光輝性顔料を混合して、印刷インキを作成する。ここでもちいられる光輝性顔料に特に限定はないが、得たい色によって、種々のものが利用できる。そのインキを用いて物品に印刷して、焼付けする。印刷で用いられるスクリーンは165メッシュ程度のものが用いられ、通常の焼付け条件で硬化される。
透明インキに混合する光輝性顔料の量は、透明インキ100重量部に対し、0.1から100重量部が加えられるが、光輝性顔料のカラーを発現し、かつ、透明インキの透明性を維持するためには、透明インキ100重量部に対し、光輝性顔料1〜20重量部を混合することが望ましい。
ここで用いられる物品は、表面に印刷が可能な物品で、耐熱的に印刷インキの焼付け温度で変化しない物品であれば、何でもよく、例えば、ガラス製、陶器製の壜あるいは食器等が挙げられる。特に望ましくは意匠性の面からガラス製のものがよい。
(実施例1)
容器用透明印刷用インキ100に対して、2の割合で、カラーストリームT20−01およびT20−03(メルク株式会社製)をそれぞれ混合したものを用意し、薄め液で印刷に適当な粘度に希釈した。
一般的なガラスタンブラーに、通常の方法により、印刷を行い、通常の焼付け条件で硬化させた。その結果、透明性があり、表面がキラキラし、見る角度により色が変わって見える意匠性の高い商品を得られることができた。
容器用透明印刷用インキ100に対して、2の割合で、カラーストリームT20−01およびT20−03(メルク株式会社製)をそれぞれ混合したものを用意し、薄め液で印刷に適当な粘度に希釈した。
一般的なガラスタンブラーに、通常の方法により、印刷を行い、通常の焼付け条件で硬化させた。その結果、透明性があり、表面がキラキラし、見る角度により色が変わって見える意匠性の高い商品を得られることができた。
(実施例2)
壜用透明印刷用インキ100に対して、3の割合で、カラーストリームT20−1およびT20−03(メルク株式会社製)をそれぞれ混合したものを用意し、薄め液で印刷に適当な粘度に希釈した。
ガラスびん(300ml:当社製品)に、通常の方法により、印刷を行い、通常の焼付け条件で硬化させた。その結果、透明性があり、表面がキラキラし、見る角度により色が変わって見える意匠性の高い商品を得られることができた。
壜用透明印刷用インキ100に対して、3の割合で、カラーストリームT20−1およびT20−03(メルク株式会社製)をそれぞれ混合したものを用意し、薄め液で印刷に適当な粘度に希釈した。
ガラスびん(300ml:当社製品)に、通常の方法により、印刷を行い、通常の焼付け条件で硬化させた。その結果、透明性があり、表面がキラキラし、見る角度により色が変わって見える意匠性の高い商品を得られることができた。
Claims (3)
- 透明インキに光輝性顔料を混合したことを特徴とする印刷インキ。
- 請求項1の印刷インキを用いて壜または食器表面に印刷したことを特徴とする物品。
- 物品がガラス又は陶器であることを特徴とする請求項2に記載の物品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009042039A JP2010195924A (ja) | 2009-02-25 | 2009-02-25 | 印刷インキおよびそれを用いた物品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009042039A JP2010195924A (ja) | 2009-02-25 | 2009-02-25 | 印刷インキおよびそれを用いた物品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010195924A true JP2010195924A (ja) | 2010-09-09 |
Family
ID=42820970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009042039A Pending JP2010195924A (ja) | 2009-02-25 | 2009-02-25 | 印刷インキおよびそれを用いた物品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010195924A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59219306A (ja) * | 1983-05-17 | 1984-12-10 | メルク・パテント・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 放射線硬化性結合剤組成物 |
JP2001080300A (ja) * | 1999-09-09 | 2001-03-27 | Pilot Ink Co Ltd | 収容物により金属光沢像が現出する容器 |
JP2002114934A (ja) * | 2000-08-04 | 2002-04-16 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 印刷インキ、印刷方法及び印刷包装体 |
JP2004168619A (ja) * | 2002-11-21 | 2004-06-17 | Yushi Seihin Kk | ガラス又は陶磁器の絵付け用組成物、及びこれを用いた絵付け方法 |
-
2009
- 2009-02-25 JP JP2009042039A patent/JP2010195924A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59219306A (ja) * | 1983-05-17 | 1984-12-10 | メルク・パテント・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 放射線硬化性結合剤組成物 |
JP2001080300A (ja) * | 1999-09-09 | 2001-03-27 | Pilot Ink Co Ltd | 収容物により金属光沢像が現出する容器 |
JP2002114934A (ja) * | 2000-08-04 | 2002-04-16 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 印刷インキ、印刷方法及び印刷包装体 |
JP2004168619A (ja) * | 2002-11-21 | 2004-06-17 | Yushi Seihin Kk | ガラス又は陶磁器の絵付け用組成物、及びこれを用いた絵付け方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10611525B2 (en) | Drinking or eating vessel | |
CN104559086A (zh) | 一种高光功能色母粒及其制备方法和应用 | |
CN100410086C (zh) | 一种彩绘玻璃的制作工艺 | |
CN103937402A (zh) | 一种抗划伤聚氨酯木器亮光黑面漆的制备方法 | |
US10947011B2 (en) | Drinking or eating vessel | |
JP2010195924A (ja) | 印刷インキおよびそれを用いた物品 | |
CN116530631A (zh) | 粉状食品的制备和着色 | |
CN1956931A (zh) | 可承受高热负荷的以基于含效果颜料的硅酸盐熔体的色料装饰的玻璃陶瓷体或玻璃体 | |
CN104710927A (zh) | 一种无苯低净味型抗划伤聚氨酯木器亮光黑面漆的制备方法 | |
WO2007071331A3 (en) | A coating composition | |
US20140342170A1 (en) | Composition for surface decoration and the production of various objects, and preparation method thereof | |
KR101201395B1 (ko) | 시온도료를 이용한 타일 및 위생 도기의 제조방법 | |
CN101200150A (zh) | 一种中国结编织配套的仿岫玉雕 | |
KR200388496Y1 (ko) | 메시지용 스티커 | |
WO2018182553A2 (en) | A glass product which can change color depending on viewing angle | |
JP2001080300A (ja) | 収容物により金属光沢像が現出する容器 | |
JP2005119663A (ja) | 合成樹脂製化粧料用容器 | |
Klingenberg | DECORATIVE AND DIVERSE, FUNCTIONAL AND ECONOMICAL: THE FASCINATING WORLD OF GLASS COATINGS | |
JPS63258971A (ja) | 絹状光沢を有する絵具 | |
Mindrila et al. | Some approaches regarding the organic coatings based on colored powder dyes | |
KR20060104781A (ko) | 메시지용 스티커 | |
CN110483007A (zh) | 绞胎炻器及其制作方法 | |
CN108299946A (zh) | 一种新型包装印刷油墨 | |
JP2000052700A (ja) | 表面加飾品とその加飾方法 | |
CN1927601A (zh) | 一种在糖果上印制图案的转印方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110428 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130321 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130402 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130730 |