JP2010195122A - 制動用電動アクチュエータ制御装置および制動用電動アクチュエータ制御方法 - Google Patents

制動用電動アクチュエータ制御装置および制動用電動アクチュエータ制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】制動機構の駆動に電動アクチュエータを適用した車両における無用な警報の発報を抑止可能にした制動用電動アクチュエータ制御装置および制動用電動アクチュエータ制御方法を提供する。
【解決手段】車両の制動用電動アクチュエータ10に対する主電源11からの給電量が低下したことに伴い主電源11の状態を異常と判定して給電態様を補助電源12からの給電に切替える。この切替えに際して、当該給電態様の切替えの発生を第の1条件とし且つ車両が走行中であることを第の2条件として、これら第1の条件および第2の条件を共に充足する状態にあることを一つの警報出力条件RQ1とする。警報出力条件判定部140がこの警報出力条件RQ1を充足する状態のときに主電源の異常を報知する警報を発報させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は車両の制動機構の駆動に適用する電動アクチュエータの制御装置および制御方法に関し、特に、当該制動用電動アクチュエータの作動用の主電源に異常を来たして補助電源に切替える際の警報の発報条件の改善に関する。
近年、電動アクチュエータの駆動力でブレーキパッドをブレーキロータに押圧し、該押圧による摩擦抵抗により制動力を得る電動式制動装置や電動式制動ブースタが既に実用の域に達している。電動アクチュエータを利用した制動機構では、電動アクチュエータへの給電が不足した場合制動力が不十分になるといった問題がある。既に、この問題に対処する技術提案もある(例えば、特許文献1参照)。この提案では、電動アクチュエータへの主電源からの給電量が不足したときには、正常時に充電したキャパシタの蓄積電荷を放電させて電動アクチュエータに給電し、ある程度の期間は所要の制動力を維持する。同時に、主電源たる直流電源からの電力供給が不足した状態になっていることを報知する警報を発報するようにしている。
特開2005−140165号公報
特許文献1の提案では、主電源たる直流電源からの電力供給が不足した状態になると一律に警報を発報する。このため他のアクチュエータの使用による一時的な給電量の低下に応じて主電源から補助電源へと電力の給電源が切替る場合でも警報を発報する。したがって、主電源の給電余力は未だ十分な水準を維持しているにもかかわらず、しばしば警告が発せられるためドライバに違和感を与える。また、車両が走行状態にない場合など、必ずしも警報を発することが必要でない場合にも警報を発することになる。このように警報を発することが妥当でない場合にも一律に警報を発してしまうことはドライバの混乱を招来してしまうことになる。
本発明は上述のような状況に着目してなされたものであり、制動機構の駆動に電動アクチュエータを適用した車両における無用な警報の発報を抑止可能にした制動用電動アクチュエータ制御装置および制動用電動アクチュエータ制御方法を提供することを目的としている。
本発明の制動用電動アクチュエータ制御装置では、主電源状態監視部で、車両の制動用電動アクチュエータに給電する主電源の状態に対し既知の相関を有する状態量を監視して主電源状態信号を発する。
また、給電態様切替え制御部で、前記主電源給電状態監視部からの該主電源状態信号に応じて異常状態に至ったことを判定したときには、前記制動用電動アクチュエータに対し前記主電源に替えて補助電源から給電するように給電態様を切替えるための給電態様切替え制御信号を出力する。
一方、走行検出部で、車両の走行状態を検出する。
前記給電態様切替え制御部が当該異常状態にあることを判定したことを第の1条件とし且つ前記走行検出部が前記車両は走行状態にあることを検出していることを第の2条件として、前記第1の条件および第2の条件を共に充足する状態にあることを一つの警報出力条件として、警報出力条件判定部が、前記主電源の異常を報知する警報を発報させる警報発報信号を出力する。
制動機構の駆動に電動アクチュエータを適用した車両において無用な警報の発報を抑止可能にした制動用電動アクチュエータ制御装置および制動用電動アクチュエータ制御方法を実現することができる。
本発明の第1の実施の形態としての制動用電動アクチュエータ制御装置を表す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態としての制動用電動アクチュエータ制御装置を含む制動用電動アクチュエータ駆動回路を表す回路図である。 図1および図2における制動用電動アクチュエータ制御装置の動作条件を説明するための図である。 図1および図2における制動用電動アクチュエータ制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態の動作の一部分について詳細に説明するためのフローチャートである。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態としての制動用電動アクチュエータ制御装置を表す機能ブロック図である。
図1の制動用電動アクチュエータ制御装置100は、車両の制動機構部を構成する電動アクチュエータ10を制御する電動アクチュエータ制動ECU(Electronic Control Unit)としての実体を有する。この電動アクチュエータ制動ECUは本案発明の第1の実施の形態の構成要素としての次のような各機能部を備えている。即ち、主電源状態監視部110、給電態様切替え制御部120、走行検出部130、警報出力条件判定部140、起動状態判定部150、および、走行可能状態判定部160を備えている。
一方、電動アクチュエータ10は平常時は主電源11としてのDC電源から作動用の電力を受ける。しかし、電源電圧の低下等この主電源11に異常を来たした場合等においては、制動用電動アクチュエータ制御装置100による制御下で、この主電源11に替えて補助電源から作動用の電力を受けるように給電態様が切替わる。
ここに、主電源11は発電機による電力をバッテリに蓄積し、該バッテリからDC電源を供給する方式を採る。この主電源11における発電機は、発電機制御ECU13による制御下で既定のとおり作動する。発電機制御ECU13による主電源11の制御によって、当該車両はドライバの意思を反映した制動状態に到る。発電機制御ECU13は、また、車両が走行可能状態にあることを表す走行可能状態信号REDAYを制動用電動アクチュエータ制御装置100供給する。
また、イグニッションキーの操作ポジションに応答して操作信号を発する操作スイッチ14を設け、その出力である操作信号を電動アクチュエータ制動ECU100に供給するようにしている。
次に、制動用電動アクチュエータ制御装置100の上述の各機能部について説明する。
主電源状態監視部110は、車両の制動用電動アクチュエータ10に給電する主電源11の状態に対し、例えば、主電源11から電動アクチュエータ10への負荷電流等主電源11の状態と既知の相関を有する状態量を監視して主電源状態信号P1を発する。
給電態様切替え制御部120は、主電源給電状態監視部110からの主電源状態信号P1に応じて主電源11が異常状態にあることを検出したときには電動アクチュエータ10に対し主電源11に換えて補助電源12から給電するように給電態様を切換えるための給電態様切替え制御信号P2を出力する。
一方、走行検出部130は、この車両に備えてある車輪速検出装置15からの車輪速検出信号を受けて、この車両の走行状態を表す走行状態検出信号P3を出力する。
警報出力条件判定部140は、次のような一つの警報出力条件RQ1を充足する状態にあるときに主電源11の異常を報知する警報を警報装置16に発報させる警報発報信号P4を出力する。
一つの警報出力条件RQ1とは、次の第1の条件と第2の条件とを共に充足する状態にあることである。
ここに、第1の条件とは、給電態様切替え制御部120が給電態様切替え制御信号P2を出力する状態にあることである。即ち、主電源状態信号P1に応じて主電源11が異常状態にあることを検出したときであり、従って、給電態様切替え制御部120が給電態様切替え制御信号P2を出力する場合がこの状態に該当する。また、主電源状態信号P1が主電源11の異常を意味するものである場合もこの状態に該当する。即ち、これら何れの場合も第1の条件を充足する。
また、第2の条件とは、走行検出部130が車両が走行状態にある旨の走行状態検出信号P3を出力している状態にあることである。
以上により、本実施の形態の制動用電動アクチュエータ制御装置では、本来警報の発報を要しない車両停止中の状態では、制動用電動アクチュエータへの給電が補助電源から給電するように給電態様の切換えが生じても、無用な発報がなされない。従って、警報を発報することが妥当でない場合にも一律に警報を発報してしまうことによってドライバの混乱を招来してしまうような懸念が解消する。
上述においては、警報出力条件RQ1を充足する状態にあるときに警報出力条件判定部140が警報発報信号P4を出力する作動態様に関係する各部とそれらの作用について説明した。次いで、後述する警報出力条件RQ2を充足する状態にあるときにも警報出力条件判定部140が警報発報信号P4を出力する作動態様に関係する各部とそれらの作用について説明する。
起動状態判定部150は、車両の電気系統に対する設定状態が走行加速操作を受けても走行可能に至らない範囲でこの電気系統が起動している起動状態にあるか否かを判定して該判定結果を表す起動状態判定信号P5を発する。電気モータによる走行駆動手段を備えた多くの車両の場合、この起動状態とは、イグニッションキーをオン(一段目)にした状態がこれに該当する。この起動状態にあるとき、車両は、仮にドライバがアクセルペダルを操作する等の走行加速操作を行っても走行し始めるには至らないが、ダッシュボードの計器類、および、ラジオやナビゲーションシステムは作動状態ないし作動可能状態になるような仕様を採り得る。
走行可能状態判定部160は、車両が走行加速操作に応答して走行可能な走行可能状態にあるか否かを判定して該判定結果を表す走行可能状態判定信号P6を発する。電気モータによる走行駆動手段を備えた多くの車両の場合、この走行可能状態とは、所謂READY状態がこれに該当する。この走行可能状態にあるとき、車両は、ドライバがアクセルペダルを操作する等の走行操作を行ったことに応答して走行し始める。
上述の警報出力条件判定部140は、次のような警報出力条件RQ2を充足する状態にあるときにも、主電源11の異常を報知する警報を警報装置16に発報させる警報発報信号P4を出力する。
警報出力条件RQ2とは、以下の第1の条件、第3の条件、第4の条件、および、第5の条件を全て充足する状態が一定期間持続している状態にあることである。
ここに、第1の条件とは、既述のとおり、給電態様切替え制御部120が給電態様切替え制御信号P2を出力する状態にあることである。また、第3の条件とは、走行検出部130が車両は走行状態になく停止していることを検出している状態にあることである。更に、第4の条件とは、起動状態判定部150が車両の電気系統が起動状態にあると判定している旨の起動状態判定信号P5を発している状態にあることである。また、第5の条件とは、走行可能状態判定部160が車両が走行可能状態にあると判定している旨の走行可能状態判定信号P6を発している状態にあることである。
以上により、本実施の形態の制動用電動アクチュエータ制御装置では、車両が停止状態にあっても、車両が走行可能状態にあるときには、制動用電動アクチュエータへの給電が補助電源から給電するように切換えが生じたときには、警報の発報が必要である。従って、発報することが妥当でない場合には警報の発報を抑制してドライバを混乱させないようにしつつ、車両が停止状態にあっても、警報の発報が必要であるときには、確実に警報を発報させることができる。
図2は、本発明の実施の形態としての制動用電動アクチュエータ制御装置を含む電動アクチュエータ駆動回路を表す回路図である。
図2において、図1との対応部は同一の参照符号を附してある。図中、CPU101とインターフェース回路102,103,104、および、スイッチマトリクス回路MC1を含む回路部が、図1の電動アクチュエータ制動ECU100に相当する。CPU101はパワートランジスタQ1,Q2,Q3,Q4とそれらに各対応した付設したダイオードD1,D2,D3,D4によるスイッチマトリクス回路MC1に制御信号を供給する。スイッチマトリクス回路MC1は、この制御信号に応じて、主電源11または補助電源12から電動アクチュエータ10に供給する電圧の極性(従って、電流の方向)を反転させる。この反転により、電動アクチュエータ10はその正転および逆転の作動状態を切替える。上述のように作動する電動アクチュエータ10は、その駆動力を減速機構10dを通してブレーキシステム10bに伝達する。
尚、CPU101は、インターフェース回路102を介して、警報装置(図1)としての警告灯およびブザー16に警報発報信号P4を供給する。また、車輪速検出装置(図1)としての車速センサ15から車両の走行状態を検出するための検出信号S1を受ける。更に、CPU101は、ブレーキペダルの作動状態に応動する作動スイッチ17が発する操作信号M1をインターフェース回路104を介して受ける。
主電源11は発電機11gとこの発電機11gによって生成した電力を蓄積するバッテリ11bとを含む。この発電機11gは上述の操作信号M1に応答して制御信号を発する発電制御ECU13からの制御信号に応じて作動する。バッテリ11bの電源電圧を検出する電圧センサ11sを設け、その検出出力S2をCPU101に供給する。
一方、補助電源12は不図示の回路により常時充電するように設けたキャパシタ12cを有する。このキャパシタ12cの電圧を検出する電圧センサ12sを設け、その検出出力S3をCPU101に供給する。
主電源11および、補助電源12の各正極側の電源電圧を、切替えスイッチSW1により選択的に切替えて、スイッチマトリクス回路MC1を介して、電動アクチュエータ10に供給するように作動電源供給系統を構成している。
この切替えスイッチSW1には、CPU101から切替え制動信号CL1を供給して、その切替え動作を行わせる。切替えスイッチSW1とスイッチマトリクス回路MC1との間には電流センサ10sを設け、その検出出力S4をCPU101に供給する。
上述の電流センサ10sで検出した電流値(S4)の低下により、または、電圧センサ11bで検出した電圧値(S2)の低下により、主電源11が異常であるとCPU101が判定したときには、給電態様切替え制御部120(図1)が給電態様を切替える。即ち、CPU101から切替えスイッチSW1に切替え制動信号CL1を供給して、切替えスイッチSW1の接続状態を切替え、電動アクチュエータ10への電力供給源を、主電源11から補助電源12へと切替える。
本発明の実施の形態としての制動用電動アクチュエータ制御装置100では、上述のように電動アクチュエータ10への電力供給態様を切替えるに到ったときには、既定の条件に該当する場合に限り、警報装置である警告灯およびブザー16から警報を発報させる。この警告灯およびブザー16は、例えば、車両のダッシュボード(その計器パネル)の適所に設けてある。
図3は、図1および図2を参照して説明した制動用電動アクチュエータ制御装置100の動作条件を説明するための図である。
(1)主電源11が正常である場合は、警報の発報を要する状態ではなく、警報は不作動であり、電動アクチュエータ10への電力供給も主電源11から行うモードにある。
(2)主電源11が異常であり(電圧低下の場合:第1の条件に該当)、車両が走行中である(第2の条件に該当)場合には、一つの警報出力条件RQ1を充足することとなり、警報を発報する。
(3)主電源11が異常(第1の条件に該当)で、車両が停止中であり(第3の条件に該当)、車両の電気系統に対する設定状態が既述の起動状態にない場合には(信号P5がオフ)、警報の発報を要する状態ではなく、警報は不作動である。
(4)主電源11が異常(第1の条件)で、車両が停止中であり(第3の条件)、電気系統が起動状態にあっても(第4の条件:P5がオン)、走行可能状態にない場合は(第5の条件:P6がオフ)、警報は不作動である。
(5)主電源11が異常(第1の条件)で、車両が停止中であり(第3の条件)、電気系統が起動状態にあり(第4の条件:P5がオン)、走行可能状態にある場合は(第5の条件:P6がオン)、この状態が既定の時間継続したとき警報を発報させる。
上述の(2)〜(5)の場合は、何れも、電動アクチュエータ10への電力供給は補助電源12から行うモードにある。
尚(5)の場合に、第1、第3、第4、および、第5の条件が各該当する状態に到っても、既定の時間継続的にこの状態が持続していることを待って警報を発報させるようにしているのは、結局走行しなかった場合における無用な警報の発報を防止するためである。
図4は、図1および図2を参照して説明した制動用電動アクチュエータ制御装置100の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS401では、車速の検出信号S1に基づく走行状態検出信号P3と、起動状態判定信号P5、および、走行可能状態判定信号P6の各値を周期的に不揮発性メモリに蓄積保持している。本実施の形態では、このため、作動電源に異常が生じても、実質的にこの異常が発生する直前の車両の状態に関する上述のP3、P5、および、P6のデータを維持できている。
ステップS402では、主電源11の異常の有無を判断し、正常である場合は(S402:No)そのままリターンする。また、主電源11が異常であると判断したときには(S402:Yes)、ステップS403に移行する。
ステップS403では、走行中であるか否かを判断する。そして、走行中であると判断したときには(S403:Yes)、ステップS404に移行する。
ステップS404では、電動アクチュエータ10の電源を主電源11から補助電源12へと切替える処理を実行する。この処理では、既述のとおり、切替えスイッチSW1にCPU101から切替え制動信号CL1を供給して、スイッチSW1の接続状態を切替える。次いでステップS405に移行する。
ステップS405では、電動アクチュエータ制御ECU100から警報発報信号P4を発して警報装置16に警報を発報させる。次いでステップS406に移行する。
ステップS406では、補助電源12の電圧が電動アクチュエータ10を作動させるに十分な電圧としてのしきい値以下の値に低下しているか否かを判断する。補助電源12の電圧がこのしきい値以下の値に低下していなければ(ステップS406:No)警報の発報を持続する(リターンする)。しかし、補助電源12の電圧がこのしきい値以下の値に低下していると判断したときには(ステップS406:Yes)次のステップS407に移行する。
ステップS407では、警報の発報を停止させ、リターンする。上述のように、補助電源12の電圧がこのしきい値以下の値に低下していると判断したときに警報の発報を停止させるのは次の理由による。即ち、この状態では補助電源12によって電動アクチュエータ10を作動させるに到れず、補助電源による動作に移行したことを知らせるという警報の趣旨を逸脱しているからである。このような状態に陥っている場合には、別途、その趣旨の警報を発報させ、ドライバの認識を誤らせないようにする前提の技術思想である。以下の説明においても、この技術思想は一貫している。
一方、ステップS403において車両が停止していると判断したときには、ステップS408に移行する。
ステップS408では、走行可能状態判定信号P6に基づいて車両が走行可能状態(READY状態)にあるか否かを判断する。走行可能状態にあると判断したときには(S408:Yes)、次いでステップS409に移行する。
ステップS409では、電動アクチュエータ10の電源を主電源11から補助電源12へと切替える処理を実行する。この処理では、既述のとおり、切替えスイッチSW1にCPU101から切替え制動信号CL1を供給して、スイッチSW1の接続状態を切替える。次いでステップS410に移行する。
ステップS410では、電動アクチュエータ制御ECU100から警報発報信号P4を発して警報装置16に警報を発報させる。次いでステップS411に移行する。
ステップS411では、補助電源12の電圧が既述のしきい値以下の値に低下しているか否かを判断する。補助電源12の電圧がこのしきい値以下の値に低下していなければ(ステップS411:No)警報の発報を持続する(リターンする)。しかし、補助電源12の電圧がこのしきい値以下の値に低下していると判断したときには(ステップS411:Yes)次のステップS412に移行する。
ステップS412では、警報の発報を停止させ、リターンする。
他方、ステップS408で、走行可能状態判定信号P6に基づいて車両が走行可能状態(READY状態)にないと判断したときには(S408:No)、次いでステップS413に移行する。
ステップS413では、起動状態判定信号P5基づいて車両の電気系統が既述の起動状態にあるか否かを判断する。ここで、電気系統が既述の起動状態にあると判断したときには(ステップS413:Yes)、電動アクチュエータ10の電源を主電源11から補助電源12へと切替える処理を実行してリターンする。
他方、ステップS413で、電気系統が既述の起動状態にないと判断したときには(ステップS413:No)、そのままリターンする。
図4のフローチャートを参照して説明した動作を行うことによって、図3を参照して説明した論理条件を充足する状態に該当することを警報出力条件として、主電源の異常を報知する警報を発報させることができる。しかし、図3を参照して説明した論理条件を充足する状態に該当する場合であっても、その状態に到ったタイミングで即座に警報を発報させることは控え、多少の遅延時間をもって警報を発報させることが望ましいという考え方もある。
即ち、車両の走行中に過渡的な負荷電流の増加等によって、一時的に主電源から補助電源に切替わっても、短時間のうちに主電源から給電できる状態に復帰することもある。このような場合にも逐一警報を発報させることはかえってドライバの混乱を招く惧れもある。
また、イグニッションキーの操作ポジションでは、ごく短時間だけ走行可能状態になっていても、結局走行し始めることなく電源をオフにすることも現実の使用状況では多々発生する。このような場合にも、補助電源から給電する状態になっていたからといって即座に警報を発報させることはドライバの混乱を招いたり不快感を与えてしまう惧れもある。
従って、本発明の実施の形態では、既定の論理条件を充足する状態にあることを警報出力条件としつつも、現実に警報を発報させるまでには適宜の遅延時間を持たせるようにしている。
図5は、上述のように既定の論理条件を充足する状態に到ってから現実に警報を発報させるまでに遅延時間を持たせるようにした本発明の実施の形態の動作の一部分について詳細に説明するためのフローチャートである。尚、この図5のフローチャートでは、主電源11に異常を生じたことを検出して、電源を主電源から補助電源へと切替える事態が発生していることを前提としている。
ステップS501では、電動アクチュエータ10作動電源を主電源から補助電源へと切替えるべき事態が発生したときに車両が走行中か否かを判断する。ここで走行中であると判断したときには(ステップS501:Yes)ステップS502に移行する。
ステップS502では、電動アクチュエータ10への給電態様を切替えるべき条件に該当した時点から警報発報までの遅延時間のしきい値とする時間をT1に設定して、次のステップS503に移行する。
ステップS503では、電動アクチュエータ10への給電態様を切替えるべき条件に該当した時点から遅延時間のしきい値時間T1まで待機し(ステップS503:No)、しきい値時間T1に到ったときに(ステップS503:Yes)、次のステップS504に移行する。
ステップS504では、警報の発報を開始し、次のステップS505に移行する。
ステップS505では、補助電源の電圧が既述のしきい値未満であるか否かを判断し、既述のしきい値未満であると判断したときには(ステップS505:Yes)、次のステップS506に移行し、既述のしきい値以上であるときにはそのままリターンする。
ステップS506では、警報の発報を停止してリターンする。
一方、ステップS501で、電動アクチュエータ10作動電源を主電源から補助電源へと給電態様を切替えるべき事態が発生したときに車両が停止中であると判断したときには(ステップS501:No)ステップS507に移行する。
ステップS507では、給電態様を切替えるべき事態の発生が、既述の走行可能状態判定信号P6によって検出可能な、走行可能状態にあるときに該当するか否かを判断する。ここで、走行可能状態にあるときに該当すると判断したときには(S507:Yes)、警報発報までの遅延時間のしきい値とする時間としてT1に係数kを掛けた値k*T1を設定して、次のステップS503に移行する。ステップS503以降は上述同様である。
k*T1の値は、例えば、車両が0.1〜0.15Gで加速する場合に40km/hに達するまでの時間を設定してもよい。また、種々の使用条件に関するデータベースから学習によって適切な値を選択するように構成することも可能である。
他方、ステップS507で、給電態様を切替えるべき事態の発生が、走行可能状態ではないときであると判断したときには(S507:No)、次いで、ステップS509に移行する。
ステップS509では、給電態様を切替えるべき事態の発生が、電気系統が既述の起動状態にあるときか否かを判断する。給電態様を切替えるべき事態の発生が、電気系統が既述の起動状態にあるときに該当すると判断したときには(ステップS509:Yes)、次のステップS510に移行する。
ステップS510では、給電態様を切替える処理を実行して、リターンする。
他方、ステップS509で、給電態様を切替えるべき事態の発生が、電気系統が既述の起動状態にないときに該当すると判断したときには(ステップS509:No)、そのままリターンする。
図5を参照して詳述したように、本実施の形態では、車両の走行中に過渡的な負荷電流の増加等によって、短時間に一時的に主電源から補助電源に切替わっても、逐一警報を発報させることがなくなり、徒に警報が発報してドライバの混乱を招く惧れが解消する。
更に、イグニッションキーの操作ポジションでは、ごく短時間だけ走行可能状態になっていても、結局走行し始めることなく(或いは、走行したとしても極めて短距離で)電源をオフにするような場合にも即座に警報を発報させてしまうことがない。このため、ドライバの混乱を招いたり不快感を与えてしまう不都合も回避できる。
(本発明の実施の形態における効果)
以上説明した本発明の実施の形態における制動用電動アクチュエータ制御装置による効果を構成との関連において次に列記する。
(1)給電態様切替え制御部120が、車両の制動用電動アクチュエータ10に対する主電源11からの給電量が低下したことに伴い主電源11の状態を異常と判定して給電態様を補助電源12からの給電に切替える。この切替えに際して、当該給電態様の切替えの発生を第の1条件とし且つ車両が走行中であることを第の2条件として、これら第1の条件および第2の条件を共に充足する状態にあることを一つの警報出力条件RQ1とする。警報出力条件判定部140がこの警報出力条件RQ1を充足する状態のときに主電源の異常を報知する警報を発報させる。
以上により、本来警報の発報を要しない車両停止中の状態では、制動用電動アクチュエータへの給電が補助電源から給電するように給電態様の切換えが生じても、無用な発報がなされない。従って、警報を発報することが妥当でない場合にも一律に警報を発報してしまうことによってドライバの混乱を招来してしまうような懸念が解消する。
(2)上記(1)において特に、上述の警報出力条件判定部140は、次のような警報出力条件RQ2を充足する状態にあるときにも、主電源11の異常を報知する警報を警報装置16に発報させる警報発報信号P4を出力する。
警報出力条件RQ2とは、以下の第1の条件、第3の条件、第4の条件、および、第5の条件を全て充足する状態が一定期間持続している状態にあることである。
ここに、第1の条件とは、既述のとおり、給電態様切替え制御部120が給電態様切替え制御信号P2を出力する状態にあることである。また、第3の条件とは、走行検出部130が車両は走行状態になく停止していることを検出している状態にあることである。更に、第4の条件とは、起動状態判定部150が車両の電気系統が起動状態にあると判定している旨の起動状態判定信号P5を発している状態にあることである。また、第5の条件とは、走行可能状態判定部160が車両が走行可能状態にあると判定している旨の走行可能状態判定信号P6を発している状態にあることである。
以上により、本実施の形態の制動用電動アクチュエータ制御装置では、車両が停止状態にあっても、車両が走行可能状態にあるときには、制動用電動アクチュエータへの給電が補助電源から給電するように切換えが生じたときには、警報の発報が必要である。従って、発報することが妥当でない場合には警報の発報を抑制してドライバを混乱させないようにしつつ、車両が停止状態にあっても、警報の発報が必要であるときには、確実に警報を発報させることができる。
10………電動アクチュエータ
11………主電源
12………補助電源
13………発電機制御ECU
14………操作スイッチ
15………車輪速検出装置
16………警報装置
17………作動スイッチ
100……制動用電動アクチュエータ制御装置
101……インターフェース回路
102……インターフェース回路
103……インターフェース回路
110……主電源給電状態監視部
120……給電態様切替え制御部
130……走行検出部
140……警報出力条件判定部
150……起動状態判定部
160……走行可能状態判定部

Claims (4)

  1. 車両の制動用電動アクチュエータに給電する主電源の状態に対し既知の相関を有する状態量を監視する主電源状態監視部と、
    前記主電源給電状態監視部の当該監視結果に応じて前記電動アクチュエータに対し前記主電源に替えて補助電源から給電するように給電態様を切替えるための制御を行う給電態様切替え制御部と、
    前記車両の走行状態を検出する走行検出部と、
    前記給電態様切替え制御部が当該給電態様切替え制御を行う状態にあることを第1の条件とし且つ前記走行検出部が前記車両は走行中の状態にあることを検出していることを第2の条件として、前記第1の条件および第2の条件を共に充足する状態にあることを一つの警報出力条件として前記主電源の異常を報知する警報を発報させる警報発報信号を出力する警報出力条件判定部と、
    を備えることを特徴とする制動用電動アクチュエータ制御装置。
  2. 前記車両の電気系統に対する設定状態が走行加速操作を受けても走行可能に至らない範囲で前記電気系統が起動している起動状態にあるか否かを判定する起動状態判定部と、
    前記車両が走行加速操作に応答して走行可能な走行可能状態にあるか否か判定する走行可能状態判定部と、
    を更に備え、
    前記警報出力条件判定部は、前記走行検出部が前記車両は停止中であることを検出していることを第3の条件とし、前記起動状態判定部が前記車両の電気系統が起動状態にあると判定していることを第4の条件とし、且つ、前記走行可能状態判定部が前記車両が前記走行可能状態にあると判定していることを第5の条件として、前記第1の条件、第3の条件、第4の条件、および、第5の条件を全て充足する状態が一定期間持続していることを他の一つの警報出力条件として前記主電源の異常を報知する警報を発報させる警報発報信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の制動用電動アクチュエータ制御装置。
  3. 車両の制動用電動アクチュエータに対する主電源からの給電量が低下したことに伴い前記主電源の状態を異常と判定して給電態様を補助電源からの給電に切替えるに際して、当該給電態様の切替えの発生を第の1条件とし且つ前記車両が走行中であることを第の2条件として、前記第1の条件および第2の条件を共に充足する状態にあることを一つの警報出力条件として、前記主電源の異常を報知する警報を発報させることを特徴とする制動用電動アクチュエータ制御方法。
  4. 前記車両が停止中であることを第3の条件とし、前記車両の電気系統に対する設定状態が走行加速操作を受けても走行可能に至らない範囲で前記電気系統が起動している起動状態にあることを第4の条件とし、且つ、前記車両が走行加速操作に応答して走行可能な走行可能状態にあることを第5の条件として、前記第の1条件、第3の条件、第4の条件、および、第5の条件を全て充足する状態が一定期間持続していることを他の一つの警報出力条件として、前記主電源の異常を報知する警報を発報させることを特徴とする請求項3に記載の制動用電動アクチュエータ制御方法。
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