JP2010194694A - 平面研削盤の反転テーブル案内装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】反転テーブルの往復移動を案内する案内装置の潤滑を確実に行えるようにして、反転テーブルの高速化に対応できるようにする。
【解決手段】平面研削盤の反転テーブル装置100に一方向に往復移動するよう備えられる反転テーブル21の移動を案内するための平面研削盤の反転テーブル案内装置であって、反転テーブル装置100の固定架台1と反転テーブル21との間に、LMレール19とLMブロック20が案内面18を介して摺動するようにしたLMガイド17を設け、LMレール19に、案内面18に潤滑油を吹き出して供給する吹出口33を形成する。
【選択図】図1
【解決手段】平面研削盤の反転テーブル装置100に一方向に往復移動するよう備えられる反転テーブル21の移動を案内するための平面研削盤の反転テーブル案内装置であって、反転テーブル装置100の固定架台1と反転テーブル21との間に、LMレール19とLMブロック20が案内面18を介して摺動するようにしたLMガイド17を設け、LMレール19に、案内面18に潤滑油を吹き出して供給する吹出口33を形成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、平面研削盤の反転テーブル案内装置に関するものである。
平面研削盤とは、研削すべきワークを搭載した反転テーブルを水平な一方向へ往復移動させるようにした反転テーブル装置を有し、回転している砥石を下降させることによって往復移動している反転テーブル上のワークを研削するようにしたものである。
従来の平面研削盤の反転テーブル装置としては、反転テーブルとカウンタテーブルをベルトにより接続することにより相互に近接・離反するよう一方向に往復移動可能に備え、前記反転テーブルを直動型の油圧シリンダの伸縮によって往復移動させるようにしたものがある(特許文献1参照)。
又、前記したような反転テーブル装置としては、モータによりベルトを介して回転される回転体に偏心ピンを設け、該偏心ピンに長孔を嵌合させた反転テーブルを設け、前記回転体の回転により偏心ピン及び長孔を介して反転テーブルを一方向に往復移動させるようにしたものもある。
特開2002−316552号公報
上記平面研削盤の反転テーブル装置においては、反転テーブルの往復移動を支持して案内するための案内装置を設ける必要があり、このために従来よりLMレールとLMブロックとからなるLMガイドを設けることが行われている。ここで、反転テーブルの往復移動を安定して行わせるためには前記LMガイドを潤滑する必要がある。
このようなLMガイドを潤滑する方法としては、グリースによる潤滑、二硫化モリブデン等の固体潤滑剤による潤滑、オイル(潤滑油)による潤滑等が一般に実施される。
しかし、グリースによる潤滑の場合には、反転テーブルの移動ストローク端部にグリース溜まりができるためにメンテナンス性が悪いという問題があり、また、LMレール及びLMブロックの一方に備えられるボールと該ボールに当たる当接面とからなる案内面に均一にグリースが行き渡らない部分が生じる、即ち、潤滑切れを起こす箇所が生じるため、想定寿命が短縮されてしまうという問題がある。
又、固体潤滑剤による潤滑の場合には、反転テーブルの移動が高速化した場合や往復移動ストロークが短い場合にLMガイドに固体潤滑剤が行き渡らない部分が生じる問題があり、更に、固体潤滑剤が外部に漏出しないようにシール材を設ける必要があるが、このシール材の設置によって摺動抵抗が増加してしまうという問題がある。
又、LMガイドの案内面に外部からオイルを注入して潤滑するようにした場合には、オイルが外部に漏出しないようにシールするためのシール材を設置する必要があるが、このシール材の設置が構造的に難しく、更に、LMガイドの案内面に研削液やその他の異物等が侵入するような事態が発生した場合には案内面に異物が入り込むことより潤滑性能が著しく低下してしまう問題がある。
上記したように、従来の方法では、反転テーブルの往復移動を案内するという厳しい環境にあるLMガイドを確実に潤滑することが困難であるために、潤滑の不備により振動が発生してワークの加工精度に悪影響を与える問題が生じたり、或いは、潤滑の不備によってLMガイドが損耗して装置の寿命が著しく短縮するといった問題があり、このために反転テーブルの往復移動を高速化することが困難となっていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなしたものであり、その目的は、反転テーブルの往復移動を案内する案内装置の潤滑を確実に行えるようにして、反転テーブルの高速化に対応できるようにした平面研削盤の反転テーブル案内装置を提供することにある。
本発明は、平面研削盤の反転テーブル装置に一方向に往復移動するよう備えられる反転テーブルの移動を案内するための平面研削盤の反転テーブル案内装置であって、反転テーブル装置の固定架台と前記反転テーブルとの間に、LMレールとLMブロックが案内面を介して摺動するようにしたLMガイドを設け、前記LMレールに、前記案内面に潤滑油を吹き出して供給する吹出口を形成したことを特徴とする平面研削盤の反転テーブル案内装置、に係るものである。
上記平面研削盤の反転テーブル案内装置において、前記吹出口は、LMブロックが往復移動してもLMブロックの端部から外れることなくLMブロックの案内面に対応する位置に設けられていることが好ましい。
本発明の平面研削盤の反転テーブル案内装置によれば、反転テーブル装置の固定架台と前記反転テーブルとの間に、LMレールとLMブロックが案内面を介して摺動するようにしたLMガイドを設け、前記LMレールに、前記案内面に潤滑油を吹き出して供給する吹出口を形成したので、LMガイドの案内面は吹出口から吹き出される潤滑油により確実に潤滑することができ、よって反転テーブルの往復移動の高速化に対応できるという優れた効果を奏し得る。
又、吹出口が、LMブロックの移動範囲内に設けられて常にLMブロックにより覆われているので、LMガイドの案内面は吹出口から吹き出される潤滑油によって常に満たされ且つ潤滑油が押し出されるようになるため、外部から案内面に向かって異物が侵入しようとする問題を防止できる効果がある。更に、吹出口がLMブロックにより常に覆われて開放されることがないために潤滑油が無駄に噴出する問題も防止できる効果がある。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図3、図4は本発明を適用する平面研削盤の一例を示すもので、この平面研削盤は、研削すべきワークWを搭載した反転テーブル21が、固定架台1に備えられた図示しない往復移動機構によって固定架台1上に水平な一方向へ往復移動されるようにした反転テーブル装置100を有しており、回転している砥石Tが下降することによって往復移動している反転テーブル21上のワークWを研削するようになっている。Sは砥石Tによる切削性を高めるために切削部に吹き掛けるようにしている切削剤である。
図5は、前記反転テーブル装置100の一例を示す切断正面図、図6は反転テーブル装置100の斜視図、図7は図5をVII−VII方向から見たLMガイドの平面図、図8は図5をVIII−VIIIから見たカバーを取り外した状態の反転テーブルの平面図である。
図5に示すように、反転テーブル装置を構成する固定架台1の内底部には、駆動軸2が水平になるように横置きにしたサーボモータ或いは油圧モータ等からなる駆動モータ3が設置されている。この駆動モータ3の駆動軸2には、該駆動軸2に対して鉛直な回転軸5が歯車伝達機構4を介して接続されており、該回転軸5の上端には偏心した偏心ピン6が一体に備えられており、該偏心ピン6にはカムフォロア6aが回転自在に取り付けられている。図5中、6bはカムフォロア6aを支持する蓋部材である。前記回転軸5は、上下部に設けた軸受7,8により固定架台1に対して回転可能に支持されている。この時、例えば軸受7は円錐コロ、テーパローラ等によってスラスト荷重、およびラジアル荷重を受けるようになっており、又、軸受8はコロ軸受、ローラベアリング等によってラジアル荷重を受けるようになっている。
更に、図5に示す前記歯車伝達機構4では鉛直な減速軸9を設けて減速を行うようにしている。減速軸9は上下部に設けた軸受10,11により固定架台1に対して回転可能に支持されている。この時、例えば軸受10は玉軸受等によってラジアル荷重を受けるようになっており、又、軸受11は円錐コロ、テーパローラ等によってスラスト荷重、およびラジアル荷重を受けるようになっている。
上記減速軸9を備えた歯車伝達機構4を具体的に説明すると、前記駆動軸2はダブルアンギュラ等からなる軸受2aによって固定架台1に回転可能に支持されており、前記駆動軸2には傘歯歯車12が取り付けられており、前記減速軸9には前記傘歯歯車12より大きい径を有して噛合する傘歯歯車13が取り付けられて動力が90゜向きを変えて伝達されるようになっており、更に、減速軸9に備えた小径の平歯車14に前記回転軸5に設けた大径の平歯車15が噛合して減速機構を構成している。
前記固定架台1の外周には、上端が前記偏心ピン6の上端近傍まで延びたシールプレート16が設けてあり、該シールプレート16の内側における前記固定架台1上には、図7に示すように固定架台1の長手方向(左右方向)に長い一組のLMガイド17が設けられており、LMガイド17は固定架台1に固定したLMレール19と該LMレール19上に沿って左右に移動可能なLMブロック20とにより構成されている。
上記LMブロック20の上部には、図8に示す反転テーブル21が固定されており、反転テーブル21はLMブロック20と一体に左右に往復移動するようになっている。この反転テーブル21は、例えばセラミックのような軽量で高い強度を有する材料によって形成されている。反転テーブル21の中央部には、矩形形状を有して上方に突出したワーク設置部23が形成してあり、このワーク設置部23には図5のワークWを固定具を介して固定するための固定具取付孔22が規則的に複数個形成されている。
前記反転テーブル21の底面には、前記偏心ピン6のカムフォロア6aに嵌合しLMガイド17の長手方向と直交する方向に延びた長孔24が形成されており、従って、前記回転軸5の回転によって偏心ピン6のカムフォロア6aが長孔24に沿って移動することにより、反転テーブル21は偏心ピン6の偏心長さPの2倍のストロークでLMガイド17に沿って往復移動するようになっている。この時、前記LMガイド17は反転テーブル21の移動ストロークをカバーできる長さを有している。更に、前記長孔24におけるカムフォロア6aが転動する部分には、図5に示すように耐摩耗性を有する案内部材25が交換可能に取り付けられている。
前記反転テーブル21は、偏心ピン6が図8の状態からA方向に回転すると、偏心ピン6のカムフォロア6aは長孔24に沿って下方に移動しながら反転テーブル21を左側に引っ張って移動させるように作用し、偏心ピンが90゜回転した状態では偏心長さPと同じ距離だけ反転テーブル21を移動させる。更に、偏心ピンがA方向に90゜回転すると、反転テーブル21は更に偏心長さPと同じ距離だけ移動され、図8の状態から偏心ピン6の偏心長さの2倍(P+P)のストロークだけ反転テーブル21は移動される。
前記反転テーブル21には、図5、図6に示すように、前記ワーク設置部23を除く反転テーブル21の上面を覆うようにしたカバー26が気密に一体に固定されており、カバー26は反転テーブル21と一緒に移動するようになっている。反転テーブル21の上部には、図5に示すように回転しながら上下に移動してワークWの研削を行う砥石Tが設けられており、該砥石Tには切削性を高めるための切削剤が吹き掛けられているため、この切削剤が反転テーブル装置内に侵入するのを防止するために前記カバー26は設置されている。従って、前記カバー26は、反転テーブル21と共に往復移動しても、前記固定架台1に備えられた前記シールプレート16の上端部外周を常に包囲する大きさを有しており、更にカバー26の外周部には下方に折り曲げた折曲部27を形成して、切削剤が反転テーブル装置内へ侵入するのを防止している。
図5に示すように、前記回転軸5の中心部には前記偏心ピン6の中心部を通って蓋部材6bの上面に開口28'を備えた給油孔28が形成してあり、更に、前記固定架台1の外部に備えられた給油管(図示せず)により供給される潤滑油を、下部の導孔28a及びオイルシール28bを介して給油管29の下端に供給するようにしてなる潤滑装置30を構成している。ここで、前記偏心ピン6の上端に対向する蓋部材6bの下面には径方向に延びる油溝6cが形成してあり、前記給油孔28からの潤滑油は、前記油溝6cを介してカムフォロア6a内部に供給されると共に、開口28'から吹き出した潤滑油は蓋部材6bの上面と固定架台1との間の隙間6dを通ってカムフォロア6aと長孔24との間に供給されて潤滑するようになっている。
又、図5に点を付して示すように、前記固定架台1内には、前記歯車伝達機構4が潤滑油に浸漬されるように潤滑油が充填されたオイルバス部34と、前記カムフォロア6aやLMガイド18を潤滑した潤滑油が流入する上部オイルバス部35とを形成している。前記オイルバス部34には、固定架台1の外部に備えた給油管37(図1及び図6参照)から潤滑油を供給し、該オイルバス部34内の潤滑油、並びに前記上部オイルバス部35内の潤滑油はそれぞれ、前記固定架台1の外部に備えられたドレン配管(図示せず)により回収されるようにしてある。
尚、前記固定架台1は、該固定架台1を前記反転テーブル21の移動方向と直交する水平方向に位置を調整可能に支持するようにした図示しない固定台上に設けられている。
上記構成の反転テーブル装置100において、図1、図2に示すように、前記LMガイド17には、給油管31を介して潤滑油を供給するようにした潤滑装置32を設けている。更に、前記潤滑装置32は、レール19の幅方向中心位置において鉛直方向に延設されてレール19の上面に開口した吹出口33を有しており、該吹出口33は前記給油管31に連通している。そして、前記給油管31から供給された潤滑油は、LMレール19に形成した吹出口33から吹き出されて、LMレール19とLMブロック20の一方に備えられるボールと該ボールに当たる当接面とからなる案内面18を潤滑するようになっている。この吹出口33は、反転テーブル21と一緒に移動するLMブロック20が移動する移動範囲内の位置に設けられている。
即ち、図7のLMガイド17を構成するLMブロック20は、LMレール19の長手方向に3つに分割された部材からなっており、この分割された各LMブロック20は前記反転テーブル21が反転移動するストローク長よりも長い長さを有している。そして、前記吹出口33は前記3つのLMブロック20の夫々に対応して3つ形成されている。この時、反転テーブル21と共に各LMブロック20が往復移動しても、LMブロック20に対応する各吹出口33は、各LMブロック20の端部から外れることがない位置に設けられており、従って、前記各吹出口33は常に各LMブロック20の案内面に潤滑油を供給するようになっている。
次に、上記図示例の作動を説明する。
図5の駆動モータ3により駆動軸2を回転すると、傘歯歯車12,13を介して減速軸9が回転し、減速軸9の回転に伴って小径の平歯車14と大径の平歯車15を介して回転軸5は減速回転される。
回転軸5が回転すると、回転軸5の上端に備えた偏心ピン6に長孔24が嵌合している反転テーブル21はLMガイド17からなる直動案内部17に沿って偏心ピン6の偏心長さPの2倍のストロークで往復移動する。
従って、反転テーブル21の固定具取付孔22に固定した固定具により中央のワーク設置部23に固定されたワークWは、図1に示すように回転しながら下降し研削液が掛けられた砥石Tによって高速で往復移動しながら研削される。
上記ワークWの研削時に砥石Tに掛けられる切削剤Sは、反転テーブル21に固定されたカバー26によって前記固定架台1の内部に侵入することが防止され、カバー26の上面及び折曲部27に沿って下部に流下するようになる。
又、駆動モータ3は駆動軸2が反転テーブルの移動方向と平行になるように横置きとしているので、反転テーブル装置の高さ寸法を小さく抑えることができる。
図5に示すように、前記固定架台1の外部の給油管(図示せず)から下部の給油ブロック36に穿設した導孔28aに供給される潤滑油が、回転軸5の中心部を通る給油孔28により蓋部材6b下面の油溝6cに供給され、更に、蓋部材6b上面の開口28´から吹き出されるようにした潤滑装置30を設けているので、カムフォロア6a内部、及び、カムフォロア6aと長孔24との間は効果的に潤滑されるようになる。前記カムフォロア6a内部等を潤滑した潤滑油は上部オイルバス部35に流入し、外部に設けられたドレン配管(図示せず)により回収される。
更に、図5に点を付して示すように、オイルバス部34には、固定架台1の外部の給油管37(図1及び図6参照)から潤滑油が供給されているため、この固定架台1内に形成したオイルバス部34の潤滑油によって、前記歯車伝達機構4は効果的に潤滑されるようになる。尚、前記歯車伝達機構4を潤滑油したオイルバス部34内の潤滑油は、図示していないドレン配管により外部に回収される。
上記したように、回転軸5の給油孔28を通してカムフォロア6a内部、及び、カムフォロア6aと長孔24との間に潤滑油を供給する潤滑装置30と、歯車伝達機構4を潤滑油に浸漬するようにしたオイルバス34とを備えているので、潤滑された動力伝達部によって駆動モータ3の動力は回転軸5及び反転テーブル21に安定して確実に伝達されるようになり、更にこれらの動力伝達部の寿命を大幅に延長させることができる。
更に、往復移動を行う反転テーブル21を支持するLMガイド17には、図1、図2に示すように、潤滑装置32の給油管31から供給される潤滑油をLMガイド17のLMレール19に設けた吹出口33から吹き出して供給するようにしており、この時、反転テーブル21と共に各LMブロック20が往復移動しても、LMブロック20に対応する各吹出口33は、各LMブロック20の端部から外れることがない位置に設けられているので、LMガイドの案内面18は吹出口33から吹き出される潤滑油によって常に確実に潤滑されるようになり、よって反転テーブル21の往復移動の高速化に対応できるようになる。
更に、前記吹出口33はLMブロック20の移動範囲内に設けられているので、LMガイド17の案内面18は吹出口33から吹き出される潤滑油によって常に満たされていて潤滑油を案内面18から押し出すように作用しているため、案内面18に向かって外部から異物が侵入する問題を防止することができる。更に、吹出口33がLMブロック20によって常に覆われており開放されることがないために潤滑油が無駄に噴出する問題も防止することができる。
このように、反転テーブル21の往復移動を支持する厳しい環境にあるLMガイド17の案内面18を確実に潤滑することが可能になったことにより、反転テーブル21の往復移動を安定した状態で飛躍的に高速化することができ、よって、平面研削盤によってワークWを研削する際の生産性を従来に比して大幅に向上させることができる。
図9は前記LMガイド17の案内面18を潤滑する他の例を示したもので、前記構成の反転テーブル装置100において、固定架台1の外周に設けられたシールプレート16の内側に、前記LMガイド17の案内面18が浸漬されるように潤滑油を充填したオイルバス35を形成している。
又、図9に示したように左右のLMガイド17の案内面18が潤滑油に浸漬されるようにシールプレート16の内側全体にオイルバス35を形成する方式に代えて、図10に示すように、左右のLMガイド17に対応して設けた左右のオイルバス36によって、各LMガイド17の案内面18を専用のオイルバス36の潤滑油で潤滑するようにしてもよい。
上記図9、図10に示すように、オイルバス35,36を備えるようにしても、LMガイド17の案内面18を潤滑油によって確実に潤滑することができる。
なお、本発明は上記形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 固定架台
17 LMガイド
18 案内面
19 LMレール
20 LMブロック
21 反転テーブル
100 反転テーブル装置
17 LMガイド
18 案内面
19 LMレール
20 LMブロック
21 反転テーブル
100 反転テーブル装置
Claims (2)
- 平面研削盤の反転テーブル装置に一方向に往復移動するよう備えられる反転テーブルの移動を案内するための平面研削盤の反転テーブル案内装置であって、反転テーブル装置の固定架台と前記反転テーブルとの間に、LMレールとLMブロックが案内面を介して摺動するようにしたLMガイドを設け、前記LMレールに、前記案内面に潤滑油を吹き出して供給する吹出口を形成したことを特徴とする平面研削盤の反転テーブル案内装置。
- 前記吹出口は、LMブロックが往復移動してもLMブロックの端部から外れることなくLMブロックの案内面に対応する位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の平面研削盤の反転テーブル案内装置。
Priority Applications (1)
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JP2009045452A JP2010194694A (ja) | 2009-02-27 | 2009-02-27 | 平面研削盤の反転テーブル案内装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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2009
- 2009-02-27 JP JP2009045452A patent/JP2010194694A/ja active Pending
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