JP2000210740A - 板材加工機における潤滑装置 - Google Patents
板材加工機における潤滑装置Info
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- JP2000210740A JP2000210740A JP11012243A JP1224399A JP2000210740A JP 2000210740 A JP2000210740 A JP 2000210740A JP 11012243 A JP11012243 A JP 11012243A JP 1224399 A JP1224399 A JP 1224399A JP 2000210740 A JP2000210740 A JP 2000210740A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 潤滑油の注油を必要とせずメンテナンスフリ
ーとし生産性の向上を図ると共に環境の向上を図る。 【解決手段】 各回転軸11,13,21を支持する回
転軸用軸受31,33と、ストライカ41を案内するラ
ム43の内部両側面と、ワーク移動位置決め装置9に備
えたキャレッジベース67をY軸ナット部材89と、Y
軸ネジ部材69を支持するY軸用軸受73と、キャレッ
ジベース67に設けたY軸ガイド部材97と、キャレッ
ジ77に設けたX軸ガイド部材99と、キャレッジ77
に設けたX軸ナット部材91と、X軸ネジ部材81を支
持するX軸用軸受(図示省略)と、にそれぞれ隣接して
シール形状潤滑油含有多孔質樹脂で形成されたシール材
(図示省略)を設けた。而して、注油の必要なくメンテ
ナンスフリーとし、生産性と環境の向上を図る。
ーとし生産性の向上を図ると共に環境の向上を図る。 【解決手段】 各回転軸11,13,21を支持する回
転軸用軸受31,33と、ストライカ41を案内するラ
ム43の内部両側面と、ワーク移動位置決め装置9に備
えたキャレッジベース67をY軸ナット部材89と、Y
軸ネジ部材69を支持するY軸用軸受73と、キャレッ
ジベース67に設けたY軸ガイド部材97と、キャレッ
ジ77に設けたX軸ガイド部材99と、キャレッジ77
に設けたX軸ナット部材91と、X軸ネジ部材81を支
持するX軸用軸受(図示省略)と、にそれぞれ隣接して
シール形状潤滑油含有多孔質樹脂で形成されたシール材
(図示省略)を設けた。而して、注油の必要なくメンテ
ナンスフリーとし、生産性と環境の向上を図る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タレットパンチ
プレス、レーザ加工機、ブランキングシャーなどの板材
加工機の全ての摺動用部および回転支持部に潤滑油含有
多孔質樹脂のシール部材を設けた板材加工機における潤
滑装置に関する。
プレス、レーザ加工機、ブランキングシャーなどの板材
加工機の全ての摺動用部および回転支持部に潤滑油含有
多孔質樹脂のシール部材を設けた板材加工機における潤
滑装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板材加工機として例えばワーク移
動位置決め装置を備えたタレットパンチプレスでは、ワ
ーク移動位置決め装置に設けたX軸、Y軸方向へ移動す
る各機器は、摺動部にはリニアガイド、回転駆動部には
ボールねじ等が使用され、また、上、下部タレットを回
転せしめる駆動部には各種軸受(円錐コロ軸受等)が用
いられている。
動位置決め装置を備えたタレットパンチプレスでは、ワ
ーク移動位置決め装置に設けたX軸、Y軸方向へ移動す
る各機器は、摺動部にはリニアガイド、回転駆動部には
ボールねじ等が使用され、また、上、下部タレットを回
転せしめる駆動部には各種軸受(円錐コロ軸受等)が用
いられている。
【0003】そして、全てのボールねじ、リニアガイ
ド、軸受等は定期的に潤滑油(グリース等)を注入し、
軸や軸受の摩耗、カジリ等を防止している。
ド、軸受等は定期的に潤滑油(グリース等)を注入し、
軸や軸受の摩耗、カジリ等を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のワーク移動位置決め装置を備えたタレットパンチプ
レスでは、全てのボールねじ、リニアガイド、軸受等に
定期的に潤滑油の補給が必要であり、作業者の負担とな
っていると共に、注入したグリースによりすでに充填さ
れた古いグリースが押し出される。そして、押し出され
た古いグリースが機械での加工中に製品の上へ落ち、こ
の落ちたグリースは取り除く必要があり製品の生産性を
落としたり環境を悪化させるという問題があった。
来のワーク移動位置決め装置を備えたタレットパンチプ
レスでは、全てのボールねじ、リニアガイド、軸受等に
定期的に潤滑油の補給が必要であり、作業者の負担とな
っていると共に、注入したグリースによりすでに充填さ
れた古いグリースが押し出される。そして、押し出され
た古いグリースが機械での加工中に製品の上へ落ち、こ
の落ちたグリースは取り除く必要があり製品の生産性を
落としたり環境を悪化させるという問題があった。
【0005】この発明の目的は、潤滑油の注油を必要と
せずメンテナンスフリーとして生産性の向上を図ると共
に、環境の向上を図った板材加工機における潤滑装置を
提供することにある。
せずメンテナンスフリーとして生産性の向上を図ると共
に、環境の向上を図った板材加工機における潤滑装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の板材加工機における潤滑装
置は、門型形状のフレーム内に回転自在な上、下部タレ
ットとワーク移動位置決め装置とを備えたタレットパン
チプレスにして、前記上、下部タレットの上、下部回転
軸を回転せしめる駆動装置に設けた各回転軸を支持する
回転軸用軸受の上下両面部と、前記上部タレットに備え
たパンチを打撃するラム内を水平方向へ移動可能なスト
ライカを案内するラム内部両側面部と、前記ワーク移動
位置決め装置に備えたキャレッジベースをY軸方向へ移
動せしめるY軸ネジ部材に螺合した前記キャレッジベー
スに設けたY軸ナット部材の左右両側面部と、前記Y軸
ネジ部材を支持する複数のY軸用の軸受の左右両側面部
と、前記フレーム上にY軸方向へ延伸して設けた複数の
Y軸ガイドレール部材にそって移動する前記キャレッジ
ベースに設けた複数のY軸ガイド部材の左右両側面部
と、前記キャレッジベースにX軸方向へ延伸して設けた
複数のX軸ガイドレール部材にそって移動するキャレッ
ジに設けた複数のX軸ガイド部材の左右両側面部と、前
記キャレッジをX軸方向へ移動せしめるX軸ネジ部材に
螺合した前記キャレッジに設けたX軸ナット部材の左右
両側面部と、前記X軸ネジ部材を支持する複数のX軸用
軸受の左右両側面部とのうちの少なくとも一面部に隣接
してシール形状潤滑油含有多孔質樹脂で形成された複数
のシール部材を設けてなることを特徴とするものであ
る。
に請求項1によるこの発明の板材加工機における潤滑装
置は、門型形状のフレーム内に回転自在な上、下部タレ
ットとワーク移動位置決め装置とを備えたタレットパン
チプレスにして、前記上、下部タレットの上、下部回転
軸を回転せしめる駆動装置に設けた各回転軸を支持する
回転軸用軸受の上下両面部と、前記上部タレットに備え
たパンチを打撃するラム内を水平方向へ移動可能なスト
ライカを案内するラム内部両側面部と、前記ワーク移動
位置決め装置に備えたキャレッジベースをY軸方向へ移
動せしめるY軸ネジ部材に螺合した前記キャレッジベー
スに設けたY軸ナット部材の左右両側面部と、前記Y軸
ネジ部材を支持する複数のY軸用の軸受の左右両側面部
と、前記フレーム上にY軸方向へ延伸して設けた複数の
Y軸ガイドレール部材にそって移動する前記キャレッジ
ベースに設けた複数のY軸ガイド部材の左右両側面部
と、前記キャレッジベースにX軸方向へ延伸して設けた
複数のX軸ガイドレール部材にそって移動するキャレッ
ジに設けた複数のX軸ガイド部材の左右両側面部と、前
記キャレッジをX軸方向へ移動せしめるX軸ネジ部材に
螺合した前記キャレッジに設けたX軸ナット部材の左右
両側面部と、前記X軸ネジ部材を支持する複数のX軸用
軸受の左右両側面部とのうちの少なくとも一面部に隣接
してシール形状潤滑油含有多孔質樹脂で形成された複数
のシール部材を設けてなることを特徴とするものであ
る。
【0007】したがって、ワーク移動位置決め装置を備
えたタレットパンチプレスの上、下部タレットを駆動す
る各回転軸の軸受の上下両面部と、ストライカを案内す
るラム内部両側面部と、キャレッジベースに設けたY軸
ナット部材の左右両側面部と、Y軸ネジ部材を支持する
軸受の左右両側面部と、キャレッジベースに設けたY軸
ガイド部材の左右両側面部と、キャレッジに設けたX軸
ガイド部材の左右両側面部と、キャレッジに設けたX軸
ナット部材の左右両側面部と、X軸ネジ部材を支持する
軸受の左右両側面部とのうちの少なくとも一面部にシー
ル形状潤滑油含有多孔質樹脂で形成されたシール部材を
設けた。
えたタレットパンチプレスの上、下部タレットを駆動す
る各回転軸の軸受の上下両面部と、ストライカを案内す
るラム内部両側面部と、キャレッジベースに設けたY軸
ナット部材の左右両側面部と、Y軸ネジ部材を支持する
軸受の左右両側面部と、キャレッジベースに設けたY軸
ガイド部材の左右両側面部と、キャレッジに設けたX軸
ガイド部材の左右両側面部と、キャレッジに設けたX軸
ナット部材の左右両側面部と、X軸ネジ部材を支持する
軸受の左右両側面部とのうちの少なくとも一面部にシー
ル形状潤滑油含有多孔質樹脂で形成されたシール部材を
設けた。
【0008】而して、スライド部、回転部への注油をす
ることなくメンテナンスフリーとし、生産性と環境の向
上が図られる。
ることなくメンテナンスフリーとし、生産性と環境の向
上が図られる。
【0009】また、請求項2によるこの発明の板材加工
機における潤滑装置は、門型形状のフレーム内にX軸方
向へ移動可能なレーザ加工ヘッドとワーク移動位置決め
装置とを備えたレーザ加工機にして、前記レーザ加工ヘ
ッドをX軸方向へ移動せしめるX軸ネジ部材に螺合した
前記レーザ加工ヘッドに設けたX軸ナット部材の左右両
側面部と、前記X軸ネジ部材を支持する複数のX軸用軸
受の左右両側面部と、前記ワーク移動位置決め装置とし
てのワークテーブルをY軸方向へ移動せしめるY軸ネジ
部材に螺合した前記ワークテーブルの下面に設けたY軸
ナット部材の左右両側面部と、前記Y軸ネジ部材を支持
する複数のY軸用軸受の左右両側面部と、前記フレーム
上にY軸方向へ延伸して設けた複数のY軸ガイドレール
部材にそって移動する前記ワークテーブル下面に設けた
複数のY軸ガイド部材の左右両側面部とのうちの少なく
とも一面部に隣接してシール形状潤滑油含有多孔質樹脂
で形成された複数のシール部材を設けてなることを特徴
とするものである。
機における潤滑装置は、門型形状のフレーム内にX軸方
向へ移動可能なレーザ加工ヘッドとワーク移動位置決め
装置とを備えたレーザ加工機にして、前記レーザ加工ヘ
ッドをX軸方向へ移動せしめるX軸ネジ部材に螺合した
前記レーザ加工ヘッドに設けたX軸ナット部材の左右両
側面部と、前記X軸ネジ部材を支持する複数のX軸用軸
受の左右両側面部と、前記ワーク移動位置決め装置とし
てのワークテーブルをY軸方向へ移動せしめるY軸ネジ
部材に螺合した前記ワークテーブルの下面に設けたY軸
ナット部材の左右両側面部と、前記Y軸ネジ部材を支持
する複数のY軸用軸受の左右両側面部と、前記フレーム
上にY軸方向へ延伸して設けた複数のY軸ガイドレール
部材にそって移動する前記ワークテーブル下面に設けた
複数のY軸ガイド部材の左右両側面部とのうちの少なく
とも一面部に隣接してシール形状潤滑油含有多孔質樹脂
で形成された複数のシール部材を設けてなることを特徴
とするものである。
【0010】したがって、レーザ加工ヘッドに設けたX
軸ナット部材の左右両側面部と、X軸ネジ部材を支持す
る軸受の左右両側面部と、ワークテーブルに設けたY軸
ナット部材の左右両側面部と、Y軸ネジ部材を支持する
軸受の左右両側面部と、ワークテーブルに設けたY軸ガ
イド部材の左右両側面部とのうちの少なくとも一面部に
シール形状潤滑油含有多孔質樹脂で形成されたシール部
材を設けた。
軸ナット部材の左右両側面部と、X軸ネジ部材を支持す
る軸受の左右両側面部と、ワークテーブルに設けたY軸
ナット部材の左右両側面部と、Y軸ネジ部材を支持する
軸受の左右両側面部と、ワークテーブルに設けたY軸ガ
イド部材の左右両側面部とのうちの少なくとも一面部に
シール形状潤滑油含有多孔質樹脂で形成されたシール部
材を設けた。
【0011】而して、スライド部、回転部への注油をす
ることなくメンテナンスフリーとし、生産性と環境の向
上が図られる。
ることなくメンテナンスフリーとし、生産性と環境の向
上が図られる。
【0012】更に、請求項3によるこの発明の板材加工
機における潤滑装置は、C型形状のフレームに剪断装置
とワーククランパ移動位置決め装置とを備えたブランキ
ングシャーにして、前記フレーム上に前記ワーク移動位
置決め装置に備えたキャレッジベースをY軸方向へ移動
せしめるY軸ネジ部材に螺合した前記キャレッジベース
に設けたY軸ナット部材の左右両側面部と、前記Y軸ネ
ジ部材を支持する複数のY軸用軸受の左右両側面部と、
前記フレーム上にY軸方向へ延伸して設けた複数のY軸
ガイドレール部材にそって移動する前記キャレッジベー
スに設けた複数のY軸ガイド部材の左右両側面部と、前
記キャレッジベースにX軸方向へ延伸して設けた複数の
X軸ガイドレール部材にそって移動するキャレッジに設
けた複数のX軸ガイド部材の左右両側面部と、前記キャ
レッジをX軸方向へ移動せしめるX軸ネジ部材に螺合し
た前記キャレッジに設けたX軸ナット部材の左右両側面
部と、前記X軸ネジ部材を支持する複数のX軸用軸受の
左右両側面部とのうちの少なくとも一面部に隣接してシ
ール形状潤滑油含有多孔質樹脂で形成された複数のシー
ル部材を設けてなることを特徴とするものである。
機における潤滑装置は、C型形状のフレームに剪断装置
とワーククランパ移動位置決め装置とを備えたブランキ
ングシャーにして、前記フレーム上に前記ワーク移動位
置決め装置に備えたキャレッジベースをY軸方向へ移動
せしめるY軸ネジ部材に螺合した前記キャレッジベース
に設けたY軸ナット部材の左右両側面部と、前記Y軸ネ
ジ部材を支持する複数のY軸用軸受の左右両側面部と、
前記フレーム上にY軸方向へ延伸して設けた複数のY軸
ガイドレール部材にそって移動する前記キャレッジベー
スに設けた複数のY軸ガイド部材の左右両側面部と、前
記キャレッジベースにX軸方向へ延伸して設けた複数の
X軸ガイドレール部材にそって移動するキャレッジに設
けた複数のX軸ガイド部材の左右両側面部と、前記キャ
レッジをX軸方向へ移動せしめるX軸ネジ部材に螺合し
た前記キャレッジに設けたX軸ナット部材の左右両側面
部と、前記X軸ネジ部材を支持する複数のX軸用軸受の
左右両側面部とのうちの少なくとも一面部に隣接してシ
ール形状潤滑油含有多孔質樹脂で形成された複数のシー
ル部材を設けてなることを特徴とするものである。
【0013】したがって、キャレッジベースに設けたY
軸ナット部材の左右両側面部と、Y軸ネジ部材を支持す
る軸受の左右両側面部と、キャレッジベースに設けたY
軸ガイド部材の左右両側面部と、キャレッジベースに設
けたX軸ガイド部材の左右両側面部と、キャレッジに設
けたX軸ナット部材の左右両側面部と、X軸ネジ部材を
支持する軸受の左右両側面部とのうちの少なくとも一面
部にシール形状潤滑油含有多孔質樹脂で形成されたシー
ル部材を設けた。
軸ナット部材の左右両側面部と、Y軸ネジ部材を支持す
る軸受の左右両側面部と、キャレッジベースに設けたY
軸ガイド部材の左右両側面部と、キャレッジベースに設
けたX軸ガイド部材の左右両側面部と、キャレッジに設
けたX軸ナット部材の左右両側面部と、X軸ネジ部材を
支持する軸受の左右両側面部とのうちの少なくとも一面
部にシール形状潤滑油含有多孔質樹脂で形成されたシー
ル部材を設けた。
【0014】而して、スライド部、回転部への注油をす
ることなくメンテナンスフリーとし、生産性と環境の向
上が図られる。
ることなくメンテナンスフリーとし、生産性と環境の向
上が図られる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
面に基づいて詳細に説明する。
【0016】図1および図2を参照するに、第1の実施
の形態である板材加工機としての例えばタレットパンチ
プレス1は、立設された門型形状をしたフレーム3を備
えており、このフレーム3内に上部タレット5と下部タ
レット7を回転自在に設けると共に、ワークWの移動位
置決めを行なうワーク移動位置決め装置9を備えてい
る。なお、前記タレットパンチプレス1は既に公知の構
成であるため、詳細な図示と説明を省略する。
の形態である板材加工機としての例えばタレットパンチ
プレス1は、立設された門型形状をしたフレーム3を備
えており、このフレーム3内に上部タレット5と下部タ
レット7を回転自在に設けると共に、ワークWの移動位
置決めを行なうワーク移動位置決め装置9を備えてい
る。なお、前記タレットパンチプレス1は既に公知の構
成であるため、詳細な図示と説明を省略する。
【0017】前記上部タレット5には複数個のパンチP
が外周近傍に配設され、上部回転軸11により前記フレ
ーム3の上部より垂下して設けられている。また、下部
タレット7にも前記パンチPに相対向する位置に複数個
のダイDが配設され、下部回転軸13により前記フレー
ム3の下部より立設されている。
が外周近傍に配設され、上部回転軸11により前記フレ
ーム3の上部より垂下して設けられている。また、下部
タレット7にも前記パンチPに相対向する位置に複数個
のダイDが配設され、下部回転軸13により前記フレー
ム3の下部より立設されている。
【0018】前記上部回転軸11と下部回転軸13は駆
動装置15により回転され、この駆動装置15は、駆動
モータ17の出力軸に設けた駆動プーリ19より、中間
回転軸21に設けた従動プーリ23に回転を伝達する。
そして、前記中間回転軸21の上下側に設けた駆動プー
リ25より無端状のベルト27を介して前記上、下部回
転軸11,13に設けた従動プーリ29に回転を伝達
し、上、下部タレット5,7を同期して回転せしめるも
のである。
動装置15により回転され、この駆動装置15は、駆動
モータ17の出力軸に設けた駆動プーリ19より、中間
回転軸21に設けた従動プーリ23に回転を伝達する。
そして、前記中間回転軸21の上下側に設けた駆動プー
リ25より無端状のベルト27を介して前記上、下部回
転軸11,13に設けた従動プーリ29に回転を伝達
し、上、下部タレット5,7を同期して回転せしめるも
のである。
【0019】次に、本発明の主要部である前記上、下部
回転軸11,13と中間回転軸21とを支持する回転軸
用軸受31は、図3に詳細が示されている。なお、図3
には上部回転軸11の回転軸用軸受31を例にとって説
明するが、下部回転軸13の回転軸軸受31と中間回転
軸21の回転軸用軸受33は、まったく同一構成のもの
でありサイズのみ異にするため図示を省略する。
回転軸11,13と中間回転軸21とを支持する回転軸
用軸受31は、図3に詳細が示されている。なお、図3
には上部回転軸11の回転軸用軸受31を例にとって説
明するが、下部回転軸13の回転軸軸受31と中間回転
軸21の回転軸用軸受33は、まったく同一構成のもの
でありサイズのみ異にするため図示を省略する。
【0020】すなわち、上部回転軸11の軸端には回転
軸用軸受31として例えば円錐コロ軸受が装着され、こ
の回転軸用軸受31の上下両面部31A,31Bにシー
ル部材35が装着されている。このシール部材35は、
シール形状潤滑油含有多孔質樹脂で形成され、例えばN
SK社製のKIシールを用いたものであり、符号37は
リテーナであり、符号39は軸受ブロックである。
軸用軸受31として例えば円錐コロ軸受が装着され、こ
の回転軸用軸受31の上下両面部31A,31Bにシー
ル部材35が装着されている。このシール部材35は、
シール形状潤滑油含有多孔質樹脂で形成され、例えばN
SK社製のKIシールを用いたものであり、符号37は
リテーナであり、符号39は軸受ブロックである。
【0021】したがって、KIシールはポリオレフィン
に固定オイルを混合し固めたもので、油の無い面に浸透
圧により油のにじみ出してくるものであり、回転軸用軸
受31,33に注油することなくメンテナンスフリーと
なる。
に固定オイルを混合し固めたもので、油の無い面に浸透
圧により油のにじみ出してくるものであり、回転軸用軸
受31,33に注油することなくメンテナンスフリーと
なる。
【0022】前記上部タレット5に配設したパンチPの
パンチング加工位置Kの上方には、ストライカ41,ラ
ム43を介して流体圧シリンダ45が前記フレーム3に
内蔵されている。より詳細には、前記流体圧シリンダ4
5に内蔵されたピストン47に一体的に設けたピストン
ロッド49の上下動により、ラム43,ストライカ41
を介して所望のパンチPを打撃し、ダイDと協働してワ
ークWにパンチング加工が施される。
パンチング加工位置Kの上方には、ストライカ41,ラ
ム43を介して流体圧シリンダ45が前記フレーム3に
内蔵されている。より詳細には、前記流体圧シリンダ4
5に内蔵されたピストン47に一体的に設けたピストン
ロッド49の上下動により、ラム43,ストライカ41
を介して所望のパンチPを打撃し、ダイDと協働してワ
ークWにパンチング加工が施される。
【0023】前記ラム43に装着したストライカ41
は、上部タレット5に半径方向へ複数配設されたパンチ
Pのうち、いずれかのパンチPを選択使用するためラム
43の内部に形成したTスロット51内を、シリンダ5
3の作動により上部タレット5の半径方向にストライカ
41は移動可能となっている。
は、上部タレット5に半径方向へ複数配設されたパンチ
Pのうち、いずれかのパンチPを選択使用するためラム
43の内部に形成したTスロット51内を、シリンダ5
3の作動により上部タレット5の半径方向にストライカ
41は移動可能となっている。
【0024】次に、この発明の主要部であるラム43に
設けた摺動部は、図4に示されているごとく、ラム43
内に形成したTスロット51にストライカ41を構成す
るストライカパンチ55を下部に設けたパンチホルダ5
7がY軸方向(図4において図面に直交する方向)へ移
動自在に設けられている。そして、前記ラム43の内部
両側面部43A,43Bと前記パンチホルダ57との間
に逆L形状のシール部材59がラム43側に固着されて
挿入されている。このシール部材59は前述したシール
部材35と同様に、シール形状潤滑油含有多孔質樹脂で
形成され、例えばNSK社製のKIシールである。な
お、符号61は油溝である。
設けた摺動部は、図4に示されているごとく、ラム43
内に形成したTスロット51にストライカ41を構成す
るストライカパンチ55を下部に設けたパンチホルダ5
7がY軸方向(図4において図面に直交する方向)へ移
動自在に設けられている。そして、前記ラム43の内部
両側面部43A,43Bと前記パンチホルダ57との間
に逆L形状のシール部材59がラム43側に固着されて
挿入されている。このシール部材59は前述したシール
部材35と同様に、シール形状潤滑油含有多孔質樹脂で
形成され、例えばNSK社製のKIシールである。な
お、符号61は油溝である。
【0025】したがって、KIシールはポリオレフィン
に固形オイルを螺合し固めたもので、油の無い面に浸透
圧により油のにじみ出してくるものであり、スライド面
に注油することなくメンテナンスフリーとなる。
に固形オイルを螺合し固めたもので、油の無い面に浸透
圧により油のにじみ出してくるものであり、スライド面
に注油することなくメンテナンスフリーとなる。
【0026】前記ワーク移動位置決め装置9は、前記フ
レーム3内に設けられ、前記下部タレット7に隣接して
固定テーブル63が設けられ、この固定テーブル63の
両側に可動テーブル65が設けられている。この可動テ
ーブル65と一体的に前記固定テーブル65を跨いだ態
様でキャレッジベース67が設けられている。
レーム3内に設けられ、前記下部タレット7に隣接して
固定テーブル63が設けられ、この固定テーブル63の
両側に可動テーブル65が設けられている。この可動テ
ーブル65と一体的に前記固定テーブル65を跨いだ態
様でキャレッジベース67が設けられている。
【0027】キャレッジベース67はX軸方向(図1に
おいて図面に直交する方向、図2において上下方向)の
延伸して設けられ、Y軸方向(図1,図2において左右
方向)へ延伸したY軸ネジ部材69にY軸ナット部材
(図示省略)を介して移動自在となり、Y軸ネジ部材6
9は一端に連結されたY軸駆動モータ71により回転自
在となっている。また、Y軸ネジ部材69の両先端部に
はY軸用軸受73が設けられていて、このY軸用軸受7
3にてY軸ネジ部材69は支持され回転自在となってい
る。
おいて図面に直交する方向、図2において上下方向)の
延伸して設けられ、Y軸方向(図1,図2において左右
方向)へ延伸したY軸ネジ部材69にY軸ナット部材
(図示省略)を介して移動自在となり、Y軸ネジ部材6
9は一端に連結されたY軸駆動モータ71により回転自
在となっている。また、Y軸ネジ部材69の両先端部に
はY軸用軸受73が設けられていて、このY軸用軸受7
3にてY軸ネジ部材69は支持され回転自在となってい
る。
【0028】更に、前記キャレッジベース67の下部に
は、前記フレーム3内にY軸方向へ延伸した複数本のY
軸ガイドレール部材75(例えばリニアガイドレール)
上を摺動用するY軸ガイド部材(図示省略)として例え
ばリニアガイドが設けられている。
は、前記フレーム3内にY軸方向へ延伸した複数本のY
軸ガイドレール部材75(例えばリニアガイドレール)
上を摺動用するY軸ガイド部材(図示省略)として例え
ばリニアガイドが設けられている。
【0029】前記キャレッジベース67にはキャレッジ
77がX軸方向へ移動自在に装着されている。すなわ
ち、キャレッジベース67内にX軸方向へ延伸した複数
本のX軸ガイドレール部材79(例えばリニアガイドレ
ール)が設けられ、このX軸ガイドレール部材79上を
摺動用するX軸ガイド部材(図示省略)として例えばリ
ニアガイドが前記キャレッジ77側に設けられている。
77がX軸方向へ移動自在に装着されている。すなわ
ち、キャレッジベース67内にX軸方向へ延伸した複数
本のX軸ガイドレール部材79(例えばリニアガイドレ
ール)が設けられ、このX軸ガイドレール部材79上を
摺動用するX軸ガイド部材(図示省略)として例えばリ
ニアガイドが前記キャレッジ77側に設けられている。
【0030】また、前記キャレッジベース67にはX軸
方向へ延伸してX軸ネジ部材81が設けられ、このX軸
ネジ部材81にX軸ナット部材(図示省略)を介して前
記キャレッジ77が移動自在となり、X軸ネジ部材81
は一端に連結されたX軸駆動モータ83により回転自在
となっている。更に、前記X軸ネジ部材81の両先端側
にはX軸用軸受85が設けられていて、このX軸用軸受
85にてX軸ネジ部材81は支持され回転自在となって
いる。
方向へ延伸してX軸ネジ部材81が設けられ、このX軸
ネジ部材81にX軸ナット部材(図示省略)を介して前
記キャレッジ77が移動自在となり、X軸ネジ部材81
は一端に連結されたX軸駆動モータ83により回転自在
となっている。更に、前記X軸ネジ部材81の両先端側
にはX軸用軸受85が設けられていて、このX軸用軸受
85にてX軸ネジ部材81は支持され回転自在となって
いる。
【0031】そして、前記キャレッジ77には板状のワ
ークWの一側縁端を把持する複数のワーククランプ装置
87が設けられている。
ークWの一側縁端を把持する複数のワーククランプ装置
87が設けられている。
【0032】上記構成により、X軸駆動モータ83を駆
動せしめX軸ネジ部材81を回転させてキャレッジ77
をX軸方向へ移動せしめると共に、Y軸駆動モータ71
を駆動せしめY軸ネジ部材69を回転させてキャレッジ
77をX軸方向へ移動せしめると共に、Y軸駆動モータ
71を駆動せしめY軸ネジ部材69と回転させてキャレ
ッジベース67をY軸方向へ移動せしめて、ワーククラ
ンプ装置87にて把持したワークWをパンチング加工位
置Kへ位置決めして、所望のパンチング加工が施され
る。
動せしめX軸ネジ部材81を回転させてキャレッジ77
をX軸方向へ移動せしめると共に、Y軸駆動モータ71
を駆動せしめY軸ネジ部材69を回転させてキャレッジ
77をX軸方向へ移動せしめると共に、Y軸駆動モータ
71を駆動せしめY軸ネジ部材69と回転させてキャレ
ッジベース67をY軸方向へ移動せしめて、ワーククラ
ンプ装置87にて把持したワークWをパンチング加工位
置Kへ位置決めして、所望のパンチング加工が施され
る。
【0033】次に、この発明の主要部である前記Y軸、
X軸ネジ部材69,81に螺合したY軸、X軸ナット部
材の構成は、図5に示されているごとく、Y軸、X軸ナ
ット部材89,91の左右両側面部89A,91A,9
1Bにシール部材93が装着されている。このシール部
材93は、シール形状潤滑油含有多孔質樹脂で形成さ
れ、例えば、NSK社製のKIシールを用いたものであ
り、符号95はリテーナである。
X軸ネジ部材69,81に螺合したY軸、X軸ナット部
材の構成は、図5に示されているごとく、Y軸、X軸ナ
ット部材89,91の左右両側面部89A,91A,9
1Bにシール部材93が装着されている。このシール部
材93は、シール形状潤滑油含有多孔質樹脂で形成さ
れ、例えば、NSK社製のKIシールを用いたものであ
り、符号95はリテーナである。
【0034】したがって、KIシールはポリオレフィン
に固形オイルを混合し固めたもので、油の無い面に浸透
圧により油のにじみ出してくるものであり、Y軸、X軸
ナット部材89,91のネジ部に注油することなくメン
テナンスフリーとなる。
に固形オイルを混合し固めたもので、油の無い面に浸透
圧により油のにじみ出してくるものであり、Y軸、X軸
ナット部材89,91のネジ部に注油することなくメン
テナンスフリーとなる。
【0035】また、この発明の主要部であるY軸、X軸
ガイドレール部材75,79(例えばリニアガイドレー
ル)上を摺動用するY軸、X軸ガイド部材(例えばリニ
アガイド)は、図6に示されている。すなわち、前記フ
レーム3上あるいはキャレッジベース67にそれぞれY
軸、X軸方向へ延伸して敷設されたY軸、X軸ガイドレ
ール部材75,79上を、キャレッジベース67に設け
た複数個のY軸ガイド部材97と、キャレッジ77に設
けた複数個のX軸ガイド部材99が摺動用する。
ガイドレール部材75,79(例えばリニアガイドレー
ル)上を摺動用するY軸、X軸ガイド部材(例えばリニ
アガイド)は、図6に示されている。すなわち、前記フ
レーム3上あるいはキャレッジベース67にそれぞれY
軸、X軸方向へ延伸して敷設されたY軸、X軸ガイドレ
ール部材75,79上を、キャレッジベース67に設け
た複数個のY軸ガイド部材97と、キャレッジ77に設
けた複数個のX軸ガイド部材99が摺動用する。
【0036】そして、前記Y軸、X軸ガイド部材97,
99の左右両側面部97A,97B,99A,99Bに
は逆U字形状のシール部材101が隣接して設けられて
いる。このシール部材101は前述したシール部材59
と同様に、シール形状潤滑油含有多孔質樹脂で形成さ
れ、例えばNSK社製のKIシールである。なお、符号
103はスクレーパである。
99の左右両側面部97A,97B,99A,99Bに
は逆U字形状のシール部材101が隣接して設けられて
いる。このシール部材101は前述したシール部材59
と同様に、シール形状潤滑油含有多孔質樹脂で形成さ
れ、例えばNSK社製のKIシールである。なお、符号
103はスクレーパである。
【0037】したがって、KIシールはポリオレフィン
に固形オイルを混合し、固めたもので、油の無い面に浸
透圧により油のにじみ出してくるものであり、スライド
面に注油することなくメンテナンスフリーとなる。
に固形オイルを混合し、固めたもので、油の無い面に浸
透圧により油のにじみ出してくるものであり、スライド
面に注油することなくメンテナンスフリーとなる。
【0038】更に、この発明の主要部であるY軸ネジ部
材69とX軸ネジ部材81の両端を支持するY軸用軸受
73とX軸用軸受85の詳細構成は、図7に示されてい
る。すなわち、Y軸、X軸ネジ部材69,81の両側に
は複列ベアリング105が装着され、この複列ベアリン
グ105は軸受本体107,109内へ嵌挿されてい
る。そして、前記複列ベアリング105の左右両側面部
105A,105Bにはシール部材111が装着されて
いる。
材69とX軸ネジ部材81の両端を支持するY軸用軸受
73とX軸用軸受85の詳細構成は、図7に示されてい
る。すなわち、Y軸、X軸ネジ部材69,81の両側に
は複列ベアリング105が装着され、この複列ベアリン
グ105は軸受本体107,109内へ嵌挿されてい
る。そして、前記複列ベアリング105の左右両側面部
105A,105Bにはシール部材111が装着されて
いる。
【0039】このシール部材は、シール形状潤滑油含有
多孔質樹脂で形成され、例えばNSK社製のKIシール
を用いたものであり、符号113はリテーナであり、符
号115はエンドプレートである。
多孔質樹脂で形成され、例えばNSK社製のKIシール
を用いたものであり、符号113はリテーナであり、符
号115はエンドプレートである。
【0040】したがって、KIシールはポリオレフィン
に固形オイルを混合し固めたもので、油の無い面に浸透
圧により油のにじみ出してくるものであり、Y,X軸用
軸受73,85に注油することなくメンテナンスフリー
となる。
に固形オイルを混合し固めたもので、油の無い面に浸透
圧により油のにじみ出してくるものであり、Y,X軸用
軸受73,85に注油することなくメンテナンスフリー
となる。
【0041】而して、上述したごとく全てのスライド部
および回転支持部にシール形状潤滑油含有多孔質樹脂の
シール部材を使用することにより、注油する必要なくメ
ンテナンスフリーとし、生産性の向上と環境の向上を図
ることができる。
および回転支持部にシール形状潤滑油含有多孔質樹脂の
シール部材を使用することにより、注油する必要なくメ
ンテナンスフリーとし、生産性の向上と環境の向上を図
ることができる。
【0042】次に、第2の実施の形態である板材加工機
として例えばレーザ加工機117について説明する。
として例えばレーザ加工機117について説明する。
【0043】図8を参照するに、レーザ加工機117
は、門型形状のフレーム119を備え、このフレーム1
19の上部にX軸方向(図8において左右方向)へ移動
自在なレーザ加工ヘッド121が設けられている。そし
て、前記フレーム119の下部にはレーザ加工されるワ
ークWを移動位置決めするワーク移動位置決め装置12
3としてのワークテーブル125がY軸方向(図8にお
いて図面に直交する方向)へ移動自在に設けられてい
る。
は、門型形状のフレーム119を備え、このフレーム1
19の上部にX軸方向(図8において左右方向)へ移動
自在なレーザ加工ヘッド121が設けられている。そし
て、前記フレーム119の下部にはレーザ加工されるワ
ークWを移動位置決めするワーク移動位置決め装置12
3としてのワークテーブル125がY軸方向(図8にお
いて図面に直交する方向)へ移動自在に設けられてい
る。
【0044】より詳細には、前記レーザ加工ヘッド12
1は、前記フレーム119の上部にX軸方向へ延伸して
設けX軸ネジ部材127(例えばボールねじ)に螺合し
たX軸ナット部材129を介して設けられている。そし
て、前記X軸ネジ部材127の両端側にはX軸用軸受1
31により支持され回転自在となり、X軸ネジ部材12
7の片端にはX軸駆動モータ133が連結されている。
また、前記レーザ加工ヘッド125にはノズルヘッド1
35が交換自在に備えられ、レーザ加工ヘッド125内
には集光レンズ137とベンドミラー139が設けられ
ている。
1は、前記フレーム119の上部にX軸方向へ延伸して
設けX軸ネジ部材127(例えばボールねじ)に螺合し
たX軸ナット部材129を介して設けられている。そし
て、前記X軸ネジ部材127の両端側にはX軸用軸受1
31により支持され回転自在となり、X軸ネジ部材12
7の片端にはX軸駆動モータ133が連結されている。
また、前記レーザ加工ヘッド125にはノズルヘッド1
35が交換自在に備えられ、レーザ加工ヘッド125内
には集光レンズ137とベンドミラー139が設けられ
ている。
【0045】そして、機外に設けたレーザ発振器141
からのレーザビームLBを前記ベンドミラー139にて
屈曲させ集光レンズ137を経てノズルヘッド135よ
りレーザビームを発射してワークWにレーザ加工が施さ
れるものである。
からのレーザビームLBを前記ベンドミラー139にて
屈曲させ集光レンズ137を経てノズルヘッド135よ
りレーザビームを発射してワークWにレーザ加工が施さ
れるものである。
【0046】前記ワーク移動位置決め装置123として
のワークテーブル125は、前記フレーム119の下部
にY軸方向へ延伸した複数のY軸ガイドレール部材14
3(例えばリニアガイドレール)が敷設され、このY軸
ガイドレール部材143上を摺接するY軸ガイド部材1
45(例えばリニアガイド)を介して前記ワークテーブ
ル125が乗っている。なお、ワークテーブル125上
にはワークテーブルWを把持固定するため複数個のワー
ククランプ装置147が設けられている。
のワークテーブル125は、前記フレーム119の下部
にY軸方向へ延伸した複数のY軸ガイドレール部材14
3(例えばリニアガイドレール)が敷設され、このY軸
ガイドレール部材143上を摺接するY軸ガイド部材1
45(例えばリニアガイド)を介して前記ワークテーブ
ル125が乗っている。なお、ワークテーブル125上
にはワークテーブルWを把持固定するため複数個のワー
ククランプ装置147が設けられている。
【0047】前記ワークテーブル125をY軸方向へ移
動するため、前記フレーム119上に設けたY軸用軸受
149に支持されたY軸ネジ部材151がY軸方向へ延
伸して設けられ、このY軸ネジ部材151は回転伝達部
材153を介してY軸駆動モータ155が設けられてい
る。また、前記Y軸ネジ部材151にはY軸ナット部材
157が螺合され、このY軸ナット部材157は前記ワ
ークテーブル125の下面に設けたブロック体159に
支承されている。
動するため、前記フレーム119上に設けたY軸用軸受
149に支持されたY軸ネジ部材151がY軸方向へ延
伸して設けられ、このY軸ネジ部材151は回転伝達部
材153を介してY軸駆動モータ155が設けられてい
る。また、前記Y軸ネジ部材151にはY軸ナット部材
157が螺合され、このY軸ナット部材157は前記ワ
ークテーブル125の下面に設けたブロック体159に
支承されている。
【0048】上記構成により、Y軸駆動モータ155を
駆動せしめると、Y軸ネジ部材151は回転してY軸ナ
ット部材157を介してワークテーブル125はY軸方
向へ移動自在となり、ワークテーブル125上に固定さ
れたワークWもY軸方向へ移動自在となる。一方、レー
ザ加工ヘッド121もX軸駆動モータ133の駆動によ
り、X軸ネジ部材127は回転してX軸ネジ部材127
に螺合したX軸ナット部材129を介してレーザ加工ヘ
ッド121はX軸方向へ移動自在となる。
駆動せしめると、Y軸ネジ部材151は回転してY軸ナ
ット部材157を介してワークテーブル125はY軸方
向へ移動自在となり、ワークテーブル125上に固定さ
れたワークWもY軸方向へ移動自在となる。一方、レー
ザ加工ヘッド121もX軸駆動モータ133の駆動によ
り、X軸ネジ部材127は回転してX軸ネジ部材127
に螺合したX軸ナット部材129を介してレーザ加工ヘ
ッド121はX軸方向へ移動自在となる。
【0049】上述したごとく、レーザ加工ヘッド121
のX軸方向への移動とワークテーブル125のY軸方向
への移動により、ワークテーブル125上に固定したワ
ークWの所望位置にレーザ加工が施されるものである。
のX軸方向への移動とワークテーブル125のY軸方向
への移動により、ワークテーブル125上に固定したワ
ークWの所望位置にレーザ加工が施されるものである。
【0050】次に、この発明の主要部である各回転支持
およびスライド部に設けたシール部材は、前記第1の実
施の形態にて説明した図5,図6および図7に示した構
成のものとまったく同一の構成であるため詳細な説明を
省略する。
およびスライド部に設けたシール部材は、前記第1の実
施の形態にて説明した図5,図6および図7に示した構
成のものとまったく同一の構成であるため詳細な説明を
省略する。
【0051】すなわち、X軸ネジ部材127に螺合した
X軸ナット部材129には、図5に詳細が示されている
シール部材93がX軸ナット部材129の左右両側面部
に装着されている。また、Y軸ネジ部材151に螺合し
たY軸ナット部材157にも、図5に詳細が示されてい
るシール部材93がY軸ナット部材157の左右両側面
部に装着されている。
X軸ナット部材129には、図5に詳細が示されている
シール部材93がX軸ナット部材129の左右両側面部
に装着されている。また、Y軸ネジ部材151に螺合し
たY軸ナット部材157にも、図5に詳細が示されてい
るシール部材93がY軸ナット部材157の左右両側面
部に装着されている。
【0052】更に、Y軸ガイドレール部材143に摺接
するY軸ガイド部材145には、図6に詳細が示されて
いるシール部材101がY軸ガイド部材145の左右両
側面に装着されている。なお更に、X軸ネジ部材127
を支持するX軸用軸受131およびY軸ネジ部材151
を支持するY軸用軸受149には、図7に詳細が示され
ているシール部材111が複列ベアリング105の左右
両側面部に装着されている。
するY軸ガイド部材145には、図6に詳細が示されて
いるシール部材101がY軸ガイド部材145の左右両
側面に装着されている。なお更に、X軸ネジ部材127
を支持するX軸用軸受131およびY軸ネジ部材151
を支持するY軸用軸受149には、図7に詳細が示され
ているシール部材111が複列ベアリング105の左右
両側面部に装着されている。
【0053】而して、上述したごとく全てのスライド部
および回転支持部にシール形状潤滑油含有多孔質樹脂の
シール部材を使用することにより、注油する必要なくメ
ンテナンスフリーとし、生産性の向上と環境の向上を図
ることができる。
および回転支持部にシール形状潤滑油含有多孔質樹脂の
シール部材を使用することにより、注油する必要なくメ
ンテナンスフリーとし、生産性の向上と環境の向上を図
ることができる。
【0054】次に、第3の実施の形態である板材加工機
として例えばブランキングシャー161について説明す
る。
として例えばブランキングシャー161について説明す
る。
【0055】図9を参照するに、ブランキングシャー1
61は、C型形状のフレーム163にワーク剪断装置1
65とワーク移動位置決め装置167とが設けられてい
る。
61は、C型形状のフレーム163にワーク剪断装置1
65とワーク移動位置決め装置167とが設けられてい
る。
【0056】より詳細には、前記ワーク剪断装置165
は前記フレーム163に下刃169が装着され、この下
刃169に噛合う上刃171は前記フレーム163の上
方に支点軸173に揺動自在に装着されたラム175の
先端下部に設けられている。そしてラム175は流体圧
シリンダ177にて揺動自在となるものである。
は前記フレーム163に下刃169が装着され、この下
刃169に噛合う上刃171は前記フレーム163の上
方に支点軸173に揺動自在に装着されたラム175の
先端下部に設けられている。そしてラム175は流体圧
シリンダ177にて揺動自在となるものである。
【0057】上記構成により、流体圧シリンダ177を
作動せしめラム175を下方へ揺動させて上刃171と
下刃169の協働によりワークWを剪断するものであ
る。
作動せしめラム175を下方へ揺動させて上刃171と
下刃169の協働によりワークWを剪断するものであ
る。
【0058】また、前記ワーク移動位置決め装置167
は、前述した第1の実施の形態であるタレットパンチプ
レス1に採用したワーク移動位置決め装置9とほとんど
同一構成のものであり、異なる部分はワーク移動位置決
め装置9に設けたY軸ネジ部材69とY軸用軸受73と
の設置位置を異にするのみで、構成部材は同一であり同
一部材には同一符号を付して説明を省略する。
は、前述した第1の実施の形態であるタレットパンチプ
レス1に採用したワーク移動位置決め装置9とほとんど
同一構成のものであり、異なる部分はワーク移動位置決
め装置9に設けたY軸ネジ部材69とY軸用軸受73と
の設置位置を異にするのみで、構成部材は同一であり同
一部材には同一符号を付して説明を省略する。
【0059】すなわち、ワーク移動位置決め装置167
は、フレーム163上に設けられ、前記下刃169に隣
接して設けられている。キャレッジベース179はX軸
方向(図9において図面に直交する方向)へ延伸して設
けられ、Y軸方向(図9において左右方向)へ延伸した
Y軸ネジ部材181はY軸ナット部材(図示省略)を介
して移動自在となり、Y軸ネジ部材101は一端に連結
されたY軸駆動モータ71により回転自在となってい
る。また、Y軸ネジ部材181の両先端側にはY軸用軸
受183が設けられていて、このY軸用軸受183にて
Y軸ネジ部材181は支持され回転自在となっている。
は、フレーム163上に設けられ、前記下刃169に隣
接して設けられている。キャレッジベース179はX軸
方向(図9において図面に直交する方向)へ延伸して設
けられ、Y軸方向(図9において左右方向)へ延伸した
Y軸ネジ部材181はY軸ナット部材(図示省略)を介
して移動自在となり、Y軸ネジ部材101は一端に連結
されたY軸駆動モータ71により回転自在となってい
る。また、Y軸ネジ部材181の両先端側にはY軸用軸
受183が設けられていて、このY軸用軸受183にて
Y軸ネジ部材181は支持され回転自在となっている。
【0060】上述した構成部材のみ第1の実施の形態で
あるワーク移動位置決め装置9と異なり、その他の構成
部材は同一であるため説明を省略する。
あるワーク移動位置決め装置9と異なり、その他の構成
部材は同一であるため説明を省略する。
【0061】而して、この発明の主要部である前記Y
軸、X軸ネジ部材181,69に螺合したY軸、X軸ナ
ット部材の構成は、図5に示されている。すなわち、Y
軸、X軸ナット部材89,91の左右両側面部89A,
89B,91A,91Bにシール部材93が装着されて
いて、このシール部材93はシール形状潤滑油含有多孔
質樹脂で形成されている。
軸、X軸ネジ部材181,69に螺合したY軸、X軸ナ
ット部材の構成は、図5に示されている。すなわち、Y
軸、X軸ナット部材89,91の左右両側面部89A,
89B,91A,91Bにシール部材93が装着されて
いて、このシール部材93はシール形状潤滑油含有多孔
質樹脂で形成されている。
【0062】また、Y軸、X軸ガイドレール部材75,
79上を摺動用するY軸、X軸ガイド部材の構成は、図
6に示されている。すなわち、Y軸、X軸ガイド部材9
7,99の左右両側面部97A,97B,99A,99
Bに逆U字形状のシール部材101が装着されていて、
このシール部材101はシール形状潤滑油含有多孔質樹
脂で形成されている。
79上を摺動用するY軸、X軸ガイド部材の構成は、図
6に示されている。すなわち、Y軸、X軸ガイド部材9
7,99の左右両側面部97A,97B,99A,99
Bに逆U字形状のシール部材101が装着されていて、
このシール部材101はシール形状潤滑油含有多孔質樹
脂で形成されている。
【0063】更に、Y軸ネジ部材181とX軸ネジ部材
81の両端を支持するY軸用軸受183とX軸用軸受8
5の構成は、図7に示されている。すなわち、複列ベア
リング105の左右両側面部105A,105Bにはシ
ール部材111が装着されていて、このシール部材11
1はシール形状潤滑油含有多孔質樹脂で形成されてい
る。
81の両端を支持するY軸用軸受183とX軸用軸受8
5の構成は、図7に示されている。すなわち、複列ベア
リング105の左右両側面部105A,105Bにはシ
ール部材111が装着されていて、このシール部材11
1はシール形状潤滑油含有多孔質樹脂で形成されてい
る。
【0064】したがって、全てのスライド部および回転
支持部にシール形状潤滑油含有多孔質樹脂のシール部材
を使用することにより、注油する必要なくメンテナンス
フリーとし、生産性の向上と環境の向上を図ることがで
きる。
支持部にシール形状潤滑油含有多孔質樹脂のシール部材
を使用することにより、注油する必要なくメンテナンス
フリーとし、生産性の向上と環境の向上を図ることがで
きる。
【0065】なお、この発明は前述した各発明の実施の
形態に限定されることなく、適宜な変更を行なうことに
より、その他の態様で実施し得るものである。
形態に限定されることなく、適宜な変更を行なうことに
より、その他の態様で実施し得るものである。
【0066】
【発明の効果】以上のごとき実施例の形態の説明より理
解されるように、請求項1によるこの発明によれば、ワ
ーク移動位置決め装置を備えたタレットパンチプレスの
上、下部タレットを駆動する各回転軸の軸受の上下両面
部と、ストライカを案内するラム内部両側面部と、キャ
レッジベースに設けたY軸ナット部材の左右両側面部
と、Y軸ネジ部材を支持する軸受の左右両側面部と、キ
ャレッジベースに設けたY軸ガイド部材の左右両側面部
と、キャレッジに設けたX軸ガイド部材の左右両側面部
と、キャレッジに設けたX軸ナット部材の左右両側面部
と、X軸ネジ部材を支持する軸受の左右両側面部とのう
ちの少なくとも一面部にシール形状潤滑油含有多孔質樹
脂で形成されたシール部材を設けた。
解されるように、請求項1によるこの発明によれば、ワ
ーク移動位置決め装置を備えたタレットパンチプレスの
上、下部タレットを駆動する各回転軸の軸受の上下両面
部と、ストライカを案内するラム内部両側面部と、キャ
レッジベースに設けたY軸ナット部材の左右両側面部
と、Y軸ネジ部材を支持する軸受の左右両側面部と、キ
ャレッジベースに設けたY軸ガイド部材の左右両側面部
と、キャレッジに設けたX軸ガイド部材の左右両側面部
と、キャレッジに設けたX軸ナット部材の左右両側面部
と、X軸ネジ部材を支持する軸受の左右両側面部とのう
ちの少なくとも一面部にシール形状潤滑油含有多孔質樹
脂で形成されたシール部材を設けた。
【0067】而して、スライド部、回転部への注油をす
ることなくメンテナンスフリーとし、生産性と環境の向
上を図ることができる。
ることなくメンテナンスフリーとし、生産性と環境の向
上を図ることができる。
【0068】また、請求項2によるこの発明によれば、
レーザ加工ヘッドに設けたX軸ナット部材の左右両側面
部と、X軸ネジ部材を支持する軸受の左右両側面部と、
ワークテーブルに設けたY軸ナット部材の左右両側面部
と、Y軸ネジ部材を支持する軸受の左右両側面部と、ワ
ークテーブルに設けたY軸ガイド部材の左右両側面部と
のうちの少なくとも一面部にシール形状潤滑油含有多孔
質樹脂で形成されたシール部材を設けた。
レーザ加工ヘッドに設けたX軸ナット部材の左右両側面
部と、X軸ネジ部材を支持する軸受の左右両側面部と、
ワークテーブルに設けたY軸ナット部材の左右両側面部
と、Y軸ネジ部材を支持する軸受の左右両側面部と、ワ
ークテーブルに設けたY軸ガイド部材の左右両側面部と
のうちの少なくとも一面部にシール形状潤滑油含有多孔
質樹脂で形成されたシール部材を設けた。
【0069】而して、スライド部、回転部への注油をす
ることなくメンテナンスフリーとし、生産性と環境の向
上を図ることができる。
ることなくメンテナンスフリーとし、生産性と環境の向
上を図ることができる。
【0070】更に、請求項3によるこの発明によれば、
キャレッジベースに設けたY軸ナット部材の左右両側面
部と、Y軸ネジ部材を支持する軸受の左右両側面部と、
キャレッジベースに設けたY軸ガイド部材の左右両側面
部と、キャレッジベースに設けたX軸ガイド部材の左右
両側面部と、キャレッジに設けたX軸ナット部材の左右
両側面部と、X軸ネジ部材を支持する軸受の左右両側面
部とのうちの少なくとも一面部にシール形状潤滑油含有
多孔質樹脂で形成されたシール部材を設けた。
キャレッジベースに設けたY軸ナット部材の左右両側面
部と、Y軸ネジ部材を支持する軸受の左右両側面部と、
キャレッジベースに設けたY軸ガイド部材の左右両側面
部と、キャレッジベースに設けたX軸ガイド部材の左右
両側面部と、キャレッジに設けたX軸ナット部材の左右
両側面部と、X軸ネジ部材を支持する軸受の左右両側面
部とのうちの少なくとも一面部にシール形状潤滑油含有
多孔質樹脂で形成されたシール部材を設けた。
【0071】而して、スライド部、回転部への注油をす
ることなくメンテナンスフリーとし、生産性と環境の向
上を図ることができる。
ることなくメンテナンスフリーとし、生産性と環境の向
上を図ることができる。
【図1】この発明の第1の実施の形態を示し、タレット
パンチプレスの側面説明図である。
パンチプレスの側面説明図である。
【図2】図1における平面説明図である。
【図3】回転軸に装着した回転用軸受の拡大断面説明図
である。
である。
【図4】ストライカを備えたラムの拡大断面説明図であ
る。
る。
【図5】X,Y軸ナット部材の拡大断面説明図である。
【図6】X,Y軸ガイド部材の拡大断面説明図である。
【図7】X,Y軸ネジ部材を支持するX,Y軸用軸受の
拡大断面説明図である。
拡大断面説明図である。
【図8】この発明の第2の実施の形態を示し、レーザ加
工機の正面説明図である。
工機の正面説明図である。
【図9】この発明の第3の実施の形態を示し、ブランキ
ングシャーの側面説明図である。
ングシャーの側面説明図である。
1 タレットパンチプレス(板材加工機) 3,119,163 フレーム 5 上部タレット 7 下部タレット 9,123,167 ワーク移動位置決め装置 11 上部回転軸 13 下部回転軸 15 駆動装置 21 中間回転軸 31,33 回転軸用軸受 35,59,93,101,111 シール部材 41 ストライカ 43 ラム 67,179 キャレッジベース 69,151,181 Y軸ネジ部材 73,149,183 Y軸用軸受 75,143 Y軸ガイドレール部材 77 キャレッジ 79 X軸ガイドレール部材 81,127 X軸ネジ部材 85,131 X軸用軸受 89,157 Y軸ナット部材 91,129 X軸ナット部材 97,145 Y軸ガイド部材 99 X軸ガイド部材 117 レーザ加工機(板材加工機) 121 レーザ加工ヘッド 125 ワークテーブル 161 ブランキングシャー(板材加工機) 165 ワーク剪断装置 P パンチ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B23Q 11/12 B23Q 11/12 E F16N 1/00 F16N 1/00 31/00 31/00 Z
Claims (3)
- 【請求項1】 門型形状のフレーム内に回転自在な上、
下部タレットとワーク移動位置決め装置とを備えたタレ
ットパンチプレスにして、前記上、下部タレットの上、
下部回転軸を回転せしめる駆動装置に設けた各回転軸を
支持する回転軸用軸受の上下両面部と、前記上部タレッ
トに備えたパンチを打撃するラム内を水平方向へ移動可
能なストライカを案内するラム内部両側面部と、前記ワ
ーク移動位置決め装置に備えたキャレッジベースをY軸
方向へ移動せしめるY軸ネジ部材に螺合した前記キャレ
ッジベースに設けたY軸ナット部材の左右両側面部と、
前記Y軸ネジ部材を支持する複数のY軸用の軸受の左右
両側面部と、前記フレーム上にY軸方向へ延伸して設け
た複数のY軸ガイドレール部材にそって移動する前記キ
ャレッジベースに設けた複数のY軸ガイド部材の左右両
側面部と、前記キャレッジベースにX軸方向へ延伸して
設けた複数のX軸ガイドレール部材にそって移動するキ
ャレッジに設けた複数のX軸ガイド部材の左右両側面部
と、前記キャレッジをX軸方向へ移動せしめるX軸ネジ
部材に螺合した前記キャレッジに設けたX軸ナット部材
の左右両側面部と、前記X軸ネジ部材を支持する複数の
X軸用軸受の左右両側面部とのうちの少なくとも一面部
に隣接してシール形状潤滑油含有多孔質樹脂で形成され
た複数のシール部材を設けてなることを特徴とする板材
加工機における潤滑装置。 - 【請求項2】 門型形状のフレーム内にX軸方向へ移動
可能なレーザ加工ヘッドとワーク移動位置決め装置とを
備えたレーザ加工機にして、前記レーザ加工ヘッドをX
軸方向へ移動せしめるX軸ネジ部材に螺合した前記レー
ザ加工ヘッドに設けたX軸ナット部材の左右両側面部
と、前記X軸ネジ部材を支持する複数のX軸用軸受の左
右両側面部と、前記ワーク移動位置決め装置としてのワ
ークテーブルをY軸方向へ移動せしめるY軸ネジ部材に
螺合した前記ワークテーブルの下面に設けたY軸ナット
部材の左右両側面部と、前記Y軸ネジ部材を支持する複
数のY軸用軸受の左右両側面部と、前記フレーム上にY
軸方向へ延伸して設けた複数のY軸ガイドレール部材に
そって移動する前記ワークテーブル下面に設けた複数の
Y軸ガイド部材の左右両側面部とのうちの少なくとも一
面部に隣接してシール形状潤滑油含有多孔質樹脂で形成
された複数のシール部材を設けてなることを特徴とする
板材加工機における潤滑装置。 - 【請求項3】 C型形状のフレームに剪断装置とワーク
クランパ移動位置決め装置とを備えたブランキングシャ
ーにして、前記フレーム上に前記ワーク移動位置決め装
置に備えたキャレッジベースをY軸方向へ移動せしめる
Y軸ネジ部材に螺合した前記キャレッジベースに設けた
Y軸ナット部材の左右両側面部と、前記Y軸ネジ部材を
支持する複数のY軸用軸受の左右両側面部と、前記フレ
ーム上にY軸方向へ延伸して設けた複数のY軸ガイドレ
ール部材にそって移動する前記キャレッジベースに設け
た複数のY軸ガイド部材の左右両側面部と、前記キャレ
ッジベースにX軸方向へ延伸して設けた複数のX軸ガイ
ドレール部材にそって移動するキャレッジに設けた複数
のX軸ガイド部材の左右両側面部と、前記キャレッジを
X軸方向へ移動せしめるX軸ネジ部材に螺合した前記キ
ャレッジに設けたX軸ナット部材の左右両側面部と、前
記X軸ネジ部材を支持する複数のX軸用軸受の左右両側
面部とのうちの少なくとも一面部に隣接してシール形状
潤滑油含有多孔質樹脂で形成された複数のシール部材を
設けてなることを特徴とする板材加工機における潤滑装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11012243A JP2000210740A (ja) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | 板材加工機における潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11012243A JP2000210740A (ja) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | 板材加工機における潤滑装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000210740A true JP2000210740A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=11799937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11012243A Pending JP2000210740A (ja) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | 板材加工機における潤滑装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000210740A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104874850A (zh) * | 2015-06-08 | 2015-09-02 | 马鞍山新嘉机械制造有限公司 | 一种润滑剪板机 |
CN106392658A (zh) * | 2016-11-18 | 2017-02-15 | 遵义鑫航通科技发展有限公司 | 具有联动送料功能的冰箱下梁加工设备 |
CN108620895A (zh) * | 2018-05-29 | 2018-10-09 | 苏州市传福精密机械有限公司 | 一种数控机床加工工件固定台 |
CN108971850A (zh) * | 2018-08-07 | 2018-12-11 | 江苏艾威机械制造有限公司 | 一种车架焊接夹装设备 |
CN110722298A (zh) * | 2019-11-12 | 2020-01-24 | 平世粉 | 一种具有定位导向功能的焊接加工用自动化机械手 |
CN111185683A (zh) * | 2020-01-10 | 2020-05-22 | 蒋利佳 | 一种激光头运动调补激光切割机 |
CN111390002A (zh) * | 2020-03-11 | 2020-07-10 | 林晨 | 一种用于不锈钢板的浸液与冲压一体化装置 |
-
1999
- 1999-01-20 JP JP11012243A patent/JP2000210740A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104874850A (zh) * | 2015-06-08 | 2015-09-02 | 马鞍山新嘉机械制造有限公司 | 一种润滑剪板机 |
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CN108620895B (zh) * | 2018-05-29 | 2023-11-10 | 青阳县木镇镇企业集体资产经营公司 | 一种数控机床加工工件固定台 |
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