JP2010193853A - 折板屋根緑化構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】植栽管理の手間を低減することが可能な折板屋根緑化構造を提供すること。
【解決手段】本発明の折板屋根緑化構造10は、谷部1aと山部1bとが交互に複数連設してなる折板屋根1上に設けられる折板屋根緑化構造であって、折板屋根1の谷部1aに沿って設けられ該谷部1aを覆う谷部2aと、折板屋根1の山部1bに沿って設けられ該山部1bを覆う山部2bを有する繊維強化プラスチック製の下部成形板2と、下部成形板2の谷部2a内に設けられた培地Bと、下部成形板2上で培地Bを覆うように設けられており、複数の孔3cを有する繊維強化プラスチック製の上部成形板3と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、折板屋根緑化構造に関するものである。
従来から、屋上や屋根などの緑化構造について、様々な提案がなされている。緑化構造の一つとして、折板屋根の谷部内に培地を設置して緑化を行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、折板屋根の谷部と培地との間に耐根シートを敷くことにより、植物の根が折板屋根へ侵入することを防ぐ旨が開示されている。
特開2004−89090号公報
しかしながら、特許文献1に記載の緑化構造では、折板屋根の谷部内に設けられた培地は、外部環境に剥き出しの状態であるため、直射日光、霜、風などに曝される恐れや雑草種子が飛来してくる恐れがあった。また、培地が劣化し、風化して飛散することなどが懸念されていた。従って、日よけ、灌水、除雪、除草などの植栽管理に手間がかかるといった問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、植栽管理の手間を低減することが可能な折板屋根緑化構造を提供することを課題とする。
上述の課題を解決するため、本発明の折板屋根緑化構造は、山部と谷部とが交互に複数連設してなる折板屋根上に設けられる折板屋根緑化構造であって、折板屋根の谷部に沿って設けられ該谷部を覆う谷部と、折板屋根の山部に沿って設けられ該山部を覆う山部とを有する繊維強化プラスチック製の下部成形板と、下部成形板の該谷部内に設けられた培地と、下部成形板上で培地を覆うように設けられており、複数の孔を有する繊維強化プラスチック製の上部成形板と、を備えることを特徴とする。
本発明の折板屋根緑化構造では、折板屋根上に設けられる下部成形板が、繊維強化プラスチック製である。このため、下部成形板の谷部内に設けられる培地などによる圧力に対する耐性を向上することが可能となる。また、複数の孔を有する上部成形板が、下部成形板上で培地を覆うように設けられていることにより、培地が外部環境に剥き出しの状態となることを抑制できる。よって、培地が直射日光、霜、風などに曝される恐れ、雑草種子の飛来の恐れ、培地が劣化して風化し飛散する恐れなどが少なくなる。従って、植栽管理の手間を低減することが可能となる。また、上部成形板も繊維強化プラスチック製であるため、折板屋根緑化構造における耐圧特性をより向上することが可能となる。
また、複数の孔は、上部成形板における下部成形板の山部と対向する領域以外に設けられていることが好ましい。これにより、培地に設けられる植物が、上部成形板の孔を通って生育することができる。そして、上部成形板の培地と対向しない領域には孔を設けないことにより、培地に設けられる植物の生育を妨げることなく、上部成形板の強度の低下を抑制することができる。
また、下部成形板は、山部と谷部とが交互に複数連設して一体成形されてなり、上部成形板は、下部成形板の複数の山部と谷部とを一体に覆うように設けられていることが好ましい。これにより、一連の下部成形板及び上部成形板を、山部と谷部とが交互に複数連設してなる折板屋根上に容易に設置することができる。
また、上部成形板は、下部成形板の谷部上の培地に沿って設けられ該培地を覆う谷部と、下部成形板の山部に沿って設けられ該山部を覆う山部とを有することが好ましい。このように、上部成形板が谷部と山部とを有することにより、上部成形板の耐屈曲強度を向上することができる。また、上部成形板を下部成形板上に設置する際の位置決めを容易に行うことができる。また、上部成形板の谷部と培地との間の空間が減ることにより、培地に含まれる水の蒸散が抑制できる。
本発明によれば、植栽管理の手間を低減することが可能な折板屋根緑化構造を提供することができる。
本発明の実施形態に係る折板屋根緑化構造を示す斜視図である。 図1におけるII−II線に沿った断面図である。 (a)上部成形板の谷部において、孔がX方向に2列に配列された状態を示す上面図である。(b)上部成形板の谷部において、孔が千鳥状に配列された状態を示す上面図である。 (a)本発明の実施形態に係る折板屋根緑化構造の変形例を示す断面図である。(b)本発明の実施形態に係る折板屋根緑化構造の変形例を示す断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る折板屋根緑化構造10を示す斜視図である。図2は、図1におけるII−II線に沿った断面図である。なお、互いに直角をなすようにX軸及びY軸を設定し、XY面に鉛直な方向にZ軸を定めて3次元直交座標系を設定し、以下必要な場合にXYZ座標系を用いて説明する。
図1に示すように、折板屋根緑化構造10は、折板屋根1上に設けられる下部成形板2と、下部成形板2上に設けられた上部成形板3とを備えている。
折板屋根1は、断面凹凸型の屋根である。折板屋根1は、例えば、工場や駅舎などの屋根として採用されているものである。折板屋根1の素材としては、特に限定されず、例えば、化粧剛板、トタン、スレートなどが挙げられる。図1に示すように、折板屋根1は、X軸方向に谷部1aと山部1bとが交互に複数連設してなる。折板屋根1の谷部1a及び山部1bの長手方向は、それぞれY軸方向に延びて配置されている。折板屋根1の山部1bは、Z軸方向に張り出されている。
下部成形板2は、断面凹凸型の成形板であり、少なくとも1以上の谷部2aと山部2bとを有している。図1に示す例では、下部成形板2は、谷部2aと山部2bとが交互に複数連設して一体成形されてなる。谷部2aは、折板屋根1の谷部1aに沿って設けられ該谷部1aを覆っている。山部2bは、折板屋根1の山部1bに沿って設けられ該山部1bを覆っている。好ましくは、下部成形板2は、折板屋根1の凹凸形状と同様の凹凸形状を有している。
図2に示すように、下部成形板2における隣り合う山部2b同士は、折板屋根1のサイズに応じて、所定の間隔D1(例えば、200mm〜500mm)を置いて配置されている。また、下部成形板2の谷部2aの底部の幅D2は、30mm〜450mmであり、好ましくは、150mm〜300mmである。また、下部成形板2は所定の厚さT1(例えば、1mm〜2mm、好ましくは、1.2mmまたは1.5mm)を有している。
下部成形板2は、繊維強化樹脂(Fiber Reinforced Plastics:FRP)製である。FRPは、ガラス繊維や炭素繊維などの繊維と、樹脂との複合材料である。FRPは、軽量であり、衝撃や曲げに強い特長を有する。また、FRPは、様々な形状の製作に対応でき、着色が自由である。下部成形板2のFRPに用いられる樹脂材料として、例えば、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ−(メタ)アクリレート樹脂、ウレタン−(メタ)アクリレート樹脂、(メタ)アクリレート樹脂などが挙げられる。これらの樹脂は、FRPとして好適な材料であり、下部成形板2に良好な耐圧特性、断熱特性などを持たせることができる。
下部成形板2の谷部2a内には、培地Bが設けられている。培地Bとして、例えば、土、ロックウール成形板、ロックウール粒状綿、グラスウール成形板、尿素樹脂成形板などが挙げられる。培地Bの厚さは、下部成形板2の谷部2aの形状や植栽する植物Pなどにより適宜選択されるが、例えば、10mm〜100mmである。培地Bに植栽する植物Pは特に限定されないが、例えば、ヘデラなどのツタ植物、花卉類、苔、芝などが挙げられる。植栽管理の観点から、植物Pとして、ツタ植物が好ましい。
上部成形板3は、断面凹凸型の成形板であり、少なくとも1以上の谷部3aと山部3bとを有している。上部成形板3の谷部3aは、なだらかに培地Bに向かって窪んだ形状を有している。図1に示す例では、上部成形板3は、谷部3aと山部3bとが交互に複数連設して一体成形してなる。谷部3aは培地Bを覆い、山部3bは山部2bを覆っている。よって、上部成形板3は、下部成形板2の複数の山部2bと谷部2aとを一体に覆っている。図2に示すように、谷部3aの底部と培地Bの上面との距離Hは、植物Pに合わせて調整されるが、培地Bや植物Pの手入れの観点や、培地Bに含まれる水の蒸散を防ぐ観点から、好ましくは、0〜20mmである。
図2に示すように、上部成形板3における隣り合う山部3b同士は、所定の間隔D1(例えば、200mm〜500mm)を置いて配置されている。また、上部成形板3は所定の厚さT2(例えば、1mm〜2mm、好ましくは、1.2mmまたは1.5mm)を有する。
上部成形板3は、複数の孔3cを有している。この孔3cから種を蒔くことができる。また、予め育苗ポットなどにより育てた苗を、孔3cを介して、培地Bへ植え付けることもできる。そして、培地Bに植栽された植物Pは、孔3cを通って成育することができる。図1では、上部成形板3の谷部3aにおいて、孔3cは、互い違いに(千鳥状に)X方向に3列に配置されている。孔3cの形状は、特に限定されないが、好ましくは正方形、長方形であり、より好ましくは円形である。植栽管理の手間を低減する観点から、孔3cが正方形または長方形の場合には、一辺30mm〜100mmが好ましく、孔3cが円形の場合には、直径30mm〜100mmが好ましい。
上部成形板3の谷部3aにおける複数の孔3cの総面積よりも、当該谷部3aの孔3c以外の部分の面積の方が大きいことが好ましい。これにより、培地Bに含まれる水の蒸散を低減することが可能となる。また、複数の孔3cは、上部成形板3における下部成形板2の山部2bと対向する領域以外に設けられていることが好ましい。これにより、培地Bに設けられる植物Pが、上部成形板3の孔3cを通って生育することができる。そして、上部成形板3の培地Bと対向しない領域には孔3cを設けないことにより、培地Bに設けられる植物Pの生育を妨げることなく、上部成形板3の強度の低下を抑制することができる。
上部成形板3は、FRP製である。上部成形板3のFRPに用いられる樹脂材料として、例えば、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ−(メタ)アクリレート樹脂、ウレタン−(メタ)アクリレート樹脂、(メタ)アクリレート樹脂などが挙げられる。これらの樹脂は、FRPとして好適な材料であり、上部成形板3に良好な耐圧特性や断熱特性などを持たせることができる。
上部成形板3は、耐候性を有する保護膜を有することが好ましい。例えば、保護膜として、アクリル−ウレタン共重合樹脂が挙げられる。または、上部成形板3を構成する樹脂材料に紫外線吸収剤を含ませて、耐候性を与えてもよい。
図1に示すように、折板屋根1の山部1b、下部成形板2の山部2b、及び上部成形板3の山部3bにおいて、ビス留めなどの固定具4によって、折板屋根1、下部成形板2、及び上部成形板3を固定してもよい。
図2に示すように、折板屋根1の谷部1a上に重なるように、下部成形板2の谷部2aが設けられており、下部成形板2の谷部2a上に重なるように、上部成形板3の谷部3aが設けられている。また、折板屋根1の山部1b上に重なるように、下部成形板2の山部2bが設けられている。また、下部成形板2の山部2bに重なるように、上部成形板3の山部3bが設けられている。
折板屋根緑化構造10における、下部成形板2、培地B、及び上部成形板3の具体的組み合わせを以下に示す。例えば、下部成形板2には、不飽和ポリエステル樹脂からなり、山部2b間隔D1が200mm、谷部2aの底部の幅D2が35mm、厚さ1.2mmの成形版を用いる。また、培地Bとして、厚さ100mmのロックウール成形板を用いる。また、上部成形板3として、不飽和ポリエステル樹脂からなり、山部3b間隔D1が200mm、厚さ1.2mmの成形板に、耐候性の保護層であるアクリル−ウレタン共重合樹脂を塗布したものを用いる。
以上のような折板屋根緑化構造10によれば、下部成形板2がFRPから構成されていることによって、下部成形板上に設けられる培地などによる圧力に対する耐性を向上することができる。また、植物Pの成長により根が折板屋根の継ぎ目から建物内に侵入することや、金属などからなる折板屋根1の腐食を抑制することができる。また、上部成形板3が下部成形板2上に設けられていることによって、谷部2a内の培地Bに蓋をしている状態となるため、培地Bが外部環境に曝される部分を低減することができる。これにより、例えば、培地Bは直射日光に晒される恐れがなくなり、培地Bに含まれる水の蒸散を低減することが可能となる。また、培地Bが霜、風などに曝される恐れや、雑草種子の飛来などの恐れが低減される。また、培地が劣化し、風化して飛散することも抑制できる。従って、灌水、除雪、除草などの植栽管理の手間を低減することができる。さらに、上部成形板3もFRPから構成されていることによって、耐圧特性をより良好にすることが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、孔3cの配置は、図1に示したものに限られない。例えば、図3(a)に示すように、上部成形板3の谷部3aにおいて、複数の孔3cをX方向に2列に配置することができる。また、例えば、図3(b)に示すように、上部成形板3の谷部3aにおいて、複数の孔3cを、互い違いに(千鳥状に)X方向に2列に配置することもできる。なお、孔3cの配置は、谷部3aの大きさによって適宜調整される。
また、上部成形板3の形状は、図1及び図2に示したものに限定されない。図4(a)及び(b)に、上部成形板3の形状の変形例を示す。図4(a)に示す上部成形板3は、谷部3dと山部3bとを有しており、谷部3d内に孔3cが設けられている。上部成形板3の谷部3dは、下部成形板2の谷部2aの凹形状と同様の凹形状を有している。上部成形板3の谷部3dと培地Bとの間の空間が減ることにより、培地Bに含まれる水の蒸散が抑制できる。さらに、上部成形版3の谷部3dと培地Bの上面とを接触させることにより、培地Bに含まれる水の蒸散を抑制できるとともに、培地Bを押さえ外力などによる培地Bの移動を抑制できる。また、培地Bに含まれる水の蒸散を低減する観点から、上部成形板3の谷部3dにおける複数の孔3cの総面積よりも、当該谷部3dの孔3c以外の部分の面積の方が大きいことが好ましい。
また、図4(b)に示す上部成形板3は、平板形状を有しており、平板部3eと孔3cとを有している。上部成形板3を平板形状とすることにより、上部成形板3の作製が容易となる。また、図4(b)に示すように、培地Bを下部成形板2の山部2bの上面近くまで、設置することができる。また、培地Bに含まれる水の蒸散を低減する観点から、上部成形板3における複数の孔3cの総面積よりも、上部成形板3における孔3c以外の部分の面積の方が大きいことが好ましい。また、平板部3eにおける山部2bと対向する領域以外に、孔3cが設けられていることが好ましい。これにより、培地Bに設けられる植物Pが、上部成形板3の孔3cを通って生育することができる。また、上部成形板3における下部成形板2の山部2bと対向する領域の強度を向上させることができる。
また、下部成形板2は、谷部2aと山部2bとが交互に複数連設して一体成形されてなる例を示したが、例えば、下部成形板2は、1つの谷部2aと当該谷部2aの両端に設けられた2つの山部2bとから構成されてもよい。また、1つの谷部2aと当該谷部2aの両端に設けられた2つの山部2bとから構成される下部成形板2を複数配置して、固定具などで固定し、連設させてもよい。
また、上部成形板3は、谷部3a,3dと山部3bとが交互に複数連設してなる例を示したが、例えば、上部成形板3は、1つの谷部3a,3dと当該谷部3a,3dの両端に設けられた2つの山部3bとから構成されても良い。また、1つの谷部3a,3dと当該谷部3a,3dの両端に設けられた2つの山部3bとから構成される上部成形板3を複数配置して、固定具などで固定し、連設させてもよい。
また、平板形状の上部成形板3において、図4(b)では、一枚の平板部3eが下部成形板2の複数の谷部2aを覆う形状を示したが、一枚の平板部3eが、下部成形板2の1つの谷部2aと当該谷部2aの両端に設けられた2つの山部2bとを少なくとも覆う大きさを有するようにしてもよい。
折板屋根1の大きさ等に応じて、それぞれ複数枚からなる下部成形板2及び上部成形板3を固定具4によって繋ぎ合わせてもよい。なお、折板屋根緑化構造が設置される建築物に合わせて、折板屋根1、下部成形板2、及び上部成形板3の山部や谷部の数は適宜変更されうる。
また、培地Bには、植物Pや種を植えるための孔が設けられていても良い。また、培地Bには、排水機構を設けてもよく、例えば、培地Bの下部に溝やスノコを設けても良い。また、図1に示すように、培地Bの下部に孔5cを有する通水管5を設けても良い。さらに、培地Bの下に濾過膜を敷くことにより、浄化した水を排水することもできる。
1…折板屋根、2…下部成形板、3…上部成形板、1a,2a,3a,3d…谷部、1b,2b,3b…山部、3c…孔、10…折板屋根緑化構造、B…培地。

Claims (4)

  1. 山部と谷部とが交互に複数連設してなる折板屋根上に設けられる折板屋根緑化構造であって、
    前記折板屋根の前記谷部に沿って設けられ該谷部を覆う谷部と、前記折板屋根の前記山部に沿って設けられ該山部を覆う山部とを有する繊維強化プラスチック製の下部成形板と、
    前記下部成形板の前記谷部内に設けられた培地と、
    前記下部成形板上で前記培地を覆うように設けられており、複数の孔を有する繊維強化プラスチック製の上部成形板と、
    を備える折板屋根緑化構造。
  2. 前記複数の孔は、前記上部成形板における前記下部成形板の前記山部と対向する領域以外に設けられている請求項1に記載の折板屋根緑化構造。
  3. 前記下部成形板は、前記山部と前記谷部とが交互に複数連設して一体成形されており、前記上部成形板は、前記下部成形板の複数の前記山部と前記谷部とを一体に覆うように設けられている請求項1または2に記載の折板屋根緑化構造。
  4. 前記上部成形板は、前記下部成形板の前記谷部上に設けられた前記培地に沿って設けられ該培地を覆う谷部と、前記下部成形板の前記山部に沿って設けられ該山部を覆う山部とを有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の折板屋根緑化構造。
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