JP2010191878A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】メニューアイコンを、操作ボタンやタッチパネルを使用せず、直感的な操作で選択可能とするデジタルカメラの提供。
【解決手段】レリーズボタンを所定時間以上継続して押下した時に(全押し状態の継続)、撮像した第1の画像データに対するメニューアイコンを表示する。アイコンが表示された状態でカメラを傾けると、第2の画像データを取得し、第1の画像データとの相関によりカメラの姿勢の変化を検知する。姿勢変化の検知結果に対応するアイコンを選択し、第1の画像データに対して処理を行うよう制御する。
【選択図】図4

Description

本願発明は、画像処理装置に関し、画像と項目とが同一画面内に表示されていて、装置の姿勢の変化によって選択された項目に基づいた処理を画像に対して行う画像処理装置、および、画像処理方法に関する発明である。
従来のデジタルカメラ等の画像処理装置は、筐体にレリーズボタンやズームレバー等の操作部を有し、この操作部を操作することで各種動作をさせることができる。また、液晶表示器等の表示部が設けられ、該表示部に撮影画像を表示することができるものも広く知られている。また、近年ではデジタルカメラの画像を表示する表示画面の前面にタッチパネルを設け、タッチパネルのタッチ操作によってデジタルカメラを制御するシステムが提案されている。
特許文献1ではデジタルカメラで撮影した映像を表示する表示装置にデジタルカメラの操作項目を重ねて表示するとともに画像表示部にタッチパネルを設け、操作項目を指で触ってデジタルカメラを操作する方法が提案されている。
一方、画像処理装置の姿勢の変化を利用し、画像に対して処理を行うといったシステムも提案されている。特許文献2ではデジタルカメラの傾きを検知し、その検知結果に基づいて画像をスライドさせることにより、直感的なスライドショーやコマ送りといった画像の閲覧方法が提案されている。
特開平11−146317号公報 特開2007−49484号公報
しかしながら、従来までは画像に対して色や明るさの補正を行う作業や画像を削除するといった処理をおこなうためには、操作ボタンやタッチパネルを手やタッチペン等の補助具を使用して決定していたため、直感的でなく操作が煩わしいという問題点があった。また、直感的な操作を用いた画像処理装置においても、その用途は画像の閲覧に使用されており、可能な処理に制限があった。画像に対する記録メディアの容量が大きくなっていき、撮影画像の枚数はどんどん増えていく中で、撮影後の画像に対する処理を簡単な動作で行えることが求められている。
本願発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、処理対象である画像と処理内容を示した項目を同一画面内に表示することで画像に対して直感的に処理をおこなうことができる画像処理装置、および、画像処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、画像を表示し、前記画像の画像データに対して処理を行う画像処理装置において、第1の画像データを基に生成された画像と第1の画像データに対する処理内容を示した項目とを画面に表示し、第1の画像データとこの第1の画像データよりも後に生成された第2の画像データの相関より、画像処理装置の姿勢の変化を検知し、第1の画像データに対して姿勢の変化の検知結果に応じた処理を行うよう制御することを特徴とする。
本願発明によれば、画像に対する様々な処理を直感的かつ簡単な操作により選択することが可能な画像処理装置、および、画像処理方法を提供することができる。
本願発明に適用される画像処理装置の背面図である。 本願発明に適用される画像処理装置のブロック図である。 本願発明の実施形態に適用される画像処理装置の処理手順を示す図である。 図3により示される手順を実際の装置の動きで示す図である。 サムネイル画像の大きさを複数のアイコンと重ならないように制御した図である。 図4の変形例を示す図である。 図4の他の変形例を示す図である。 図4の更に他の変形例を示す図である。 図4の更に他の変形例を示す図である。
次に、添付図面を参照しながら本願発明に適用される画像処理装置の実施の形態について説明する。図1は本願発明に適用される画像処理装置の実施形態の背面図である。以下の説明では、本願発明の画像処理装置をデジタルカメラに適用した例について説明する。
図1において、100は画像処理装置であり本実施例では具体的にはデジタルカメラを表している。
101は撮影画像や再生画像、各種のデータ、操作メニュー、アイコン等を表示するための表示部であり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等である。また表示部を複数用意し、複数の表示部間を1つの画面のように使用するといったことも可能である。102は電源のON/OFFを切り替えるパワーボタンである。103は記録装置から画像を読み出す再生モードに切り替える再生ボタンである。104はメニュー等の選択において上下左右にカーソルを移動させるための四方向キーである。
105はメニューの内容などを決定するOKボタンである。106は表示部101の画面の表示内容を切り替えて処理モードのアイコンの表示・非表示を行う表示ボタンである。107は装置の各種設定を変更するためのメニューボタンである。108は撮影動作開始の指示入力をするレリーズボタンであり、半押しと全押しとからなる2段ストローク式の2段スイッチで構成される。このレリーズボタン108の半押しで第一のスイッチがオン状態となってカメラはAE/AFが作動し、全押しで第二のスイッチがオン状態となって被写体の撮影が行なわれる。109はアイコンの切替ボタンである。
表示部101には、撮影画像のサムネイル画像201が表示されている。サムネイル画像201は、保存用の画像データに対して、画素数を減少させるリサイズ処理を行うことで生成される。サムネイル画像201と同一画面内に表示されている202〜209は、サムネイル画像201の元となる保存用の画像データに対する処理の内容を表す項目としてのアイコンである。
202は画像をフォルダに保存する保存アイコンである。203は画像をメールにて送信するメールアイコンである。204は画像に対してプロテクトをかけるプロテクトアイコンである。205は画像を削除する処理を実施するごみ箱アイコンである。206は保存用の画像データから人物の顔を検出し、検出した顔の明るさや色が最適な値となるよう、保存用の画像データに対して輝度補正および色補正を行う顔優先補正アイコンである。207は保存用の画像データから人物の顔を検出し、検出した顔の部分の画像データを拡大表示する顔拡大表示アイコンである。208は保存用の画像データから人物の赤目を検出し、この赤目を自然な色に補正する赤目補正アイコンである。209は予め設定しておいた補正モードに沿って、保存用の画像データの色を補正するカスタム色処理アイコンである。
図1においては各種アイコン202〜209が全てに表示されているが、切替ボタン109により用途別、種類別に分類したカテゴリごとにアイコンを切り替えてもよい。例えば画像データに対して局所的な補正を行うカテゴリ、画像データに対して削除・プロテクトといった全体的な処理を行うカテゴリにアイコンを分類し、切り替えるといったことも可能である。尚、本願発明に用いる項目はその形状に関わらず、処理内容、命令を示すものであればよく、例えば上記の処理以外にもその他一般的に画像に対して行う処理全般に対応した項目を使用してもよい。また、項目の形状の例としては上記のアイコンに限らず、幾何学模様、図形などのマーク、その他文字または色によって処理内容を分類したものも、本願発明の項目として使用可能である。
次に、本願発明に適用される画像処理装置100のブロック図を図2に示す。まず構成について説明する。
301はレンズ302の制御を行うレンズ制御部である。302はズームレンズやフォーカスレンズを含むレンズである。303はレンズ302を透過した被写体光を受け、被写体光の光量に応じた電荷を蓄積することで画像データを生成し、出力する撮像素子としてのCCDである。撮像素子としては、CCDの代わりにCMOSセンサーを用いてもよい。304は信号処理を行う映像エンジンである。306は画像及び属性や撮影日時など画像に関する付加情報が記録される記録装置である。307は映像信号を出力するVIDEO OUT端子である。308は音声信号を主力するAUDIO OUT端子である。309は音声を入力するためのマイクである。310はアナログからデジタルへの変換を行うA/D変換器である。311はCPUであり内部にモード切換え部315、制御部319、アイコン表示指示部320が内蔵されている。
312はデジタルからアナログへの変換を行うD/A変換器である。313は音声信号を音声として出力するスピーカである。314は外部との転送を行う通信端子である。315は各種モードの切り換えを行うモード切換え部である。316は操作部であり、内部に前述の各種ボタンが含まれる。317はCCD303により連続的に取得される画像データのフレーム間の相関から、画像データの特定領域の動きベクトルを検知する動きベクトル検知部である。319はメモリー321に記録されているプログラムに基づいて画像処理装置100の制御を行う制御部である。320はアイコン表示指示部である。321はメモリーであり図3の流れを示すプログラムが記録されている。
次に、上記の構成の簡単な流れについて説明する。
レンズ制御部301により駆動されるレンズ302を通した被写体の光がCCD303の撮像面上に結像する。その光がCCD303により光電変換され、その出力が信号処理部である映像エンジン304により信号処理され、かつ、保存用の画像データと、この画像データから生成されたサムネイル画像データに分けられて記録装置306に出力される。
また、撮影時と再生時に、映像エンジン304から表示部101やVIDEO OUT端子307に映像信号が出力され、音声信号はAUDIO OUT端子308に出力される。
また、動画撮影時やアノテーションのためにマイク309が装備されており、A/D変換器310を通してマイク309により入力された音声がA/D変換されてデジタル信号となり、CPU311に入力されて記録装置306に記録される。再生時には、記録装置306からCPU311が読み取った信号を、D/A変換器312に送り、その先につながるスピーカー313を鳴らすことにより音声を再生できる。
この他、CPU311と通信するための通信端子314があり、USB等により外部機器と通信することができるようになっている。前述のように、記録装置306に記録された映像や音声のデジタルデータをCPU311が読み込んで、通信端子314を通してパソコンに転送できる。モード切換え部315は操作部316の操作に応じて、画像処理装置の撮影モードや再生モード、画像データに対して各種処理を行う、また属性を付加させるといった処理モードなどの各種モードの切り換えを行い、CPU311に接続されている。
画像処理装置100の姿勢の変化を検知するための手段として、映像エンジン304は、動きベクトル検知部317を備えている。この動きベクトル検知部317は、複数の画像データのフレーム間の相関から、画像データの特定領域の動きベクトルを検知し、制御部319はこの結果を基に画像処理装置100の傾きを判断する。例えば、動きベクトル検知部317が画像データ中の特定領域が右側に移動したと判断したのであれば、制御部319はユーザーよって画像処理装置100の右側が奥に倒されたと判断する。画像データ中の特定領域が上に移動したと判断したならば、画像処理装置100は上側が、画像データ中の特定領域が左上に移動したと判断したならば、画像処理装置100は左上側が奥に倒されたと制御部319は判断する。
ここで、被写体に動体が含まれていると、この動体から検知された動きベクトルによって、画像処理装置100が傾いていないにも関わらずに、傾いたと判断してしまうおそれがある。そのため、動きベクトル検知部317は、画像データを複数の領域に分割して、それぞれの領域毎に動きベクトルを求め、動きベクトルが類似した領域を同じグループとしてまとめる。そして、画面の端部を占める割合の高いグループに背景が多く含まれているものとして、このグループに属する領域を特定領域とし、この特定領域から得られた動きベクトルを制御部319に出力する。制御部319はこの動きベクトルを基に画像処理装置100の傾きを判断する。なお、画像データから動きベクトルを検出する方法としては様々なものが公知であり、画像データの動きベクトルを求める方法が上述のものに限定されないことは言うまでもない。
そして、制御部319は動きベクトル検知部317が検知した動きベクトルの方向に、検知した動きベクトルの大きさに応じた速度で、表示部101に表示されている表示物であるサムネイル画像201を表示部101上で移動させる。
操作部316によりアイコン決定の操作が行われたときに、表示部101上でサムネイル画像201が設定されているアイコンに対応した処理の実施及び属性の関連付けを行い、作成された画像データを記録装置306に記録させる。
さらに、画像処理装置100は撮像を指示するレリーズボタン108、表示ボタン106、再生ボタン103、OKボタン105、四方向キー104、パワーボタン102、メニューボタン107からなる操作部316を有している。この操作部316の操作結果に応じて制御部319は検知結果に応じた位置に存在するアイコンに応じた処理を行う。
また、操作部316はアイコンを表示することを指示するためのアイコン表示指示部320に接続されており、操作部316の操作に応じてアイコン表示指示部320はアイコン202〜209を表示や切り替えを行う。
図3は本願発明の実施形態において、撮影モードで撮影した画像に対して画像処理装置100の傾きの変化を動きベクトル検知部317により検知し、その検知結果に応じて選択されたアイコンが示す処理を行う手順の例を示す図である。この図3に示す手順は、メモリー321から読み出された制御プログラムに基づいて、制御部319によって制御される。
また、図4は図3により示される手順を実際の装置の動きで示す図である。なお、図1における画像処理装置100に対して左右方向をX軸、上下方向をY軸と定義する。
以下に制御部319による制御の流れをステップごとに詳細に説明する。レリーズボタン108が半押しされることによって、図3に示される手順が開始されるものとする。
ステップS401では、レリーズボタン108が半押し状態となり第一のスイッチがオン状態となったことが確認される。
ステップS402では、レンズ制御部301によってAF(オートフォーカス)、AE(自動露出)、AWB(オートホワイトバランス)が設定され画像処理装置100が撮影準備状態になる。
ステップS403では、レリーズボタン108が全押し状態となり第二のスイッチがオン状態となったことが確認される。レリーズボタン108が全押し状態にならなければ、ステップS401とS402を繰り返し、レリーズボタン108が全押し状態となるとステップS404に進む。
ステップS404では、レンズ302を透過した被写体像がCCD303により光電変換され、その出力が信号処理部である映像エンジン304により信号処理されて保存用の画像データが出力される。
ステップS405では、映像エンジン304により、保存用の画像データをリサイズすることで表示部101全画面大の大きさの画像が作成され、表示部101に表示される(図4の上図を参照)。
ステップS406では、映像エンジン304において保存用の画像データをリサイズしてサムネイル画像201が生成される。
ステップS407では、レリーズボタン108の第二のスイッチが一定時間以上全押し状態にあるか否かを制御部319が判定する。第二のスイッチが一定時間以上全押し状態でなければ、ステップS404で出力された保存用の画像データを記録装置306に記録させてこのフローチャートを終了する。第二のスイッチが一定時間以上全押し状態であればステップS408に進む。
ステップS408では、モード切換え部315において画像処理装置のモードを、保存用の画像データに画像処理行う、あるいは、保存用の画像データに属性を付加させるといった処理モードに移行する。
ステップS409では、保存用の画像データに対する処理内容を示すアイコン202〜209を表示部101に表示する。
ステップS410では、映像エンジン304により表示部101にサムネイル画像201を表示する(図4の中図を参照)。
ステップS411では、制御部319が、動きベクトル検知部317にて得られた動きベクトルから画像処理装置100の傾きを判断する。このステップS411では、まずCCD303が時系列に連続して画像データを生成する。これらの画像データは表示部101での表示に用いられずに、動きベクトル検知部317に出力される。動きベクトル検知部317は、ステップS404で出力された保存用の画像データと、これらの連続した複数フレームの画像データの相関を求め、保存用の画像データに対して、それぞれのフレームの画像データがどの方向に移動しているかを検知する。すなわち、動きベクトル検知部317はCCD303が生成した最新の第2の画像データと保存用の第1の画像データの相関から、最新の第2の画像データが保存用の第1の画像データに対してどの方向に移動しているかを示す動きベクトルを検知する。この動きベクトルは、CCD303にて新たな画像データが生成されるたびに更新され、制御部319は画像処理装置100がどのように傾いているかをリアルタイムで判断することができる。
ステップS412では、映像エンジン304において、画像処理装置100が傾けられた方向にサムネイル画像201を動かし、サムネイル画像201をアイコン202から209のいずれかの位置に移動させる(図4の下図を参照)。例えば、画像処理装置100の上部を奥に倒せば、動きベクトル検知部317によって画像データが上側に移動したことが検知され、サムネイル画像201が表示部101の上方側に移動する。また、右部を奥に倒した場合には、動きベクトル検知部317によって画像データが右側に移動したことが検知され、右方向に移動する。また、サムネイル画像201を動きベクトル検知部317で検知された方向と全く同じ方向に移動させるのではなく、アイコンの配置に合わせて、動きベクトル検知部317が検知した傾きの方向に最も適するアイコンに向かって移動させてもよい。
尚、図4にはアイコンとサムネイル画像201が重なった際に、アイコンを前面に表示しているが、サムネイル画像201を前面に表示してもよい。または一方を透過させ両方を見ることが出来るように表示してもよく、それらの表示方法を任意で選択できるようにしてもよい。
ステップS413では、レリーズボタン108の第二のスイッチがオフ状態にあるか否かを制御部319が判定し、第二のスイッチがオフ状態になっていなければS411に移行し、画像処理装置100の傾きを検知し続ける。すなわち、第二のスイッチがオンされている間は、画像処理装置100を傾けることで何度でもサムネイル画像201を表示部101内で移動させる方向を変更することができる。そして、第二のスイッチがオフ状態となったと判定されると、ステップS414に進む。
ステップS414では、レリーズボタン108の第二のスイッチががオフ状態になったときに、サムネイル画像201が重なっているアイコンを1つ選択し、そのアイコンに対応する処理を保存用の画像データに対して行う。例えば、サムネイル画像201がごみ箱アイコン205に重畳していたのであれば、制御部319の制御によりごみ箱アイコン205の位置に設定されているサムネイル画像201に対応した保存用の画像データが削除される。またサムネイル画像201が顔拡大表示アイコン207に重畳していたのであれば保存用の画像データから人物の顔を検出し、検出した顔の部分の画像データが拡大表示される。このアイコンの処理を行うことで撮影した画像に含まれる顔の詳細な表情やピント状態を確認することができる。このとき処理を行う前に保存用の画像データに対してアイコンが示す処理を本当に実行するかどうかをユーザに選択させてもよい。
ステップS415では、処理モードを終了する。
このように処理対象である保存用の画像データに対応するサムネイル画像201と、この保存用の画像データに対する処理内容を示すアイコンとを共に表示させ、サムネイル画像201を画像処理装置100の姿勢の変化に応じて移動させる。そして移動した後の位置にあるアイコンに基づき処理を行うことで、タッチパネルや装置に付随されているボタンを操作するといった煩わしい操作をすることなく、直感的な操作により画像に対して処理を行うことができる。
次に、図4のステップS413において、サムネイル画像201が複数のアイコン上に位置していた場合にどのように対処するかについて説明する。この場合例えばサムネイル画像201がアイコンと重なっている面積をそれぞれのアイコンで映像エンジン304の情報を基にCPU311によって算出し、重なっている面積がより大きいほうのアイコンに基づいた処理を行うといった方法が考えられる。その他、面積ではなくサムネイル画像201及びアイコンの重心間距離をCPU311によって算出し、重心間距離のが短いアイコンが優先的に処理されるようにしてもよい。また、サムネイル画像201と重なっているアイコン全ての処理を行ってもよい。さらに以上説明した複数の方法を任意に切り替え使用状況に適した処理を行うことも可能である。
また、はじめからアイコンもしくはサムネイル画像201の大きさをアイコン表示指示部によって制御することで、サムネイル画像201が複数のアイコンに重ならないようにしてもよい。この場合、図5に示すようにサムネイル画像のX軸方向の長さをX軸方向のアイコンの間隔より小さく、Y軸方向の長さをY軸方向のアイコンの間隔より小さくすることで、サムネイル画像201と複数のアイコンが重なるのを防ぐことが可能である。このようにアイコンの大きさを制御することで、常に一意のアイコンが選択され処理を行うことができる。
本実施形態ではレリーズボタン108の第二のスイッチがオフ状態にあるか否かが制御部319に確認されることにより、処理モードを終了し処理を行った。しかし、処理モードの開始後、サムネイル画像201が移動し、アイコンに重なったことが制御部319に確認された時点で処理モードを終了し最初に重なったアイコンが示す処理を保存用の画像データに対して行うような仕様でもかまわない。
なお、上記実施形態では、動きベクトル検知部317の検知結果に応じてサムネイル画像201を移動させていたが、これに限られるものではない。
図6は、図4の変形例であり、動きベクトル検知部317の検知結果に応じて、サムネイル画像201は動かさずに、カーソルを動かす例を示す図である。図6では、画像処理装置の左部を奥に倒すことで、サムネイル画像201とは別に生成されたカーソルが左側に動き、メールアイコンを重畳する例を示している。
図7も、図4の変形例であり、動画撮影後に、動きベクトル検知部317の検知結果に応じて、保存用の画像データが動画であることを表すアイコンを動かす例を示す図である。図8も、図4の変形例であり、連写撮影後に、動きベクトル検知部317の検知結果に応じて、保存用の画像データが連写撮影にて得られた複数の静止画であることを表すアイコンを動かす例を示す図である。このように、動きベクトル検知部317の検知結果に応じて、撮影された保存用の画像データの特性を示すアイコンを移動させる構成としても構わない。
図9も、図4の変形例であり、静止画撮影後に、動きベクトル検知部317の検知結果に応じて、保存用の画像データを表示部101にあわせてリサイズした画像を動かす例を示す図である。このように、撮影画像の確認用に用いられる画像自体を移動させる構成としても構わない。
上記した実施形態においては本願発明に適用する画像処理装置としてデジタルカメラを例に挙げて説明した。しかし、デジタルカメラのほか、例えばDVD再生装置(DVDデッキ、ポータブルテレビ)や、携帯情報端末(PDA)、携帯電話等の画像再生機能を有する装置一般に適用することができる。
また本願発明のその他の実施形態として、処理内容を示す項目を表示しの選択を行う部分と選択された処理を実行する部分が分離されていてもよい。例えばアイコンを表示する表示部と動きベクトル検知部といった姿勢の変化を検知する機能が画像処理装置とは別体の可搬装置内にあり、可搬装置で選択された処理を画像処理装置において行うといった構成が考えられる。その場合、可搬装置の姿勢の変化の検知または可搬装置の操作部の操作によって保存用の画像データに対する処理内容を示す項目の選択を行う。そして可搬装置において選択された情報が画像処理装置へ送信され、制御部の制御により画像処理装置において保存用の画像データに対して可搬装置で選択された処理が行われる。
また、前述の実施例において、プログラムで発明を実現する例を示したが、プログラムで実現する機能の一部又は全部をハードウエアに置き換えることも容易に考えられる。
100 画像処理装置
101 表示部
201 サムネイル画像
202 保存アイコン
203 メールアイコン
204 プロテクトアイコン
205 ごみ箱アイコン
206 顔優先補正アイコン
207 顔拡大表示アイコン
208 赤目補正アイコン
209 カスタム色処理アイコン
304 映像エンジン
306 記録装置
311 CPU
317 動きベクトル検知部
319 制御部
320 アイコン表示指示部
321 メモリー

Claims (7)

  1. 画像を表示する画像処理装置において、
    第1の画像データを基に生成された前記画像と前記第1の画像データに対する処理内容を示した項目とを表示する表示手段と、
    前記第1の画像データと前記第1の画像データよりも後に生成された第2の画像データの相関より、該画像処理装置の姿勢の変化を検知する検知手段と、
    前記項目の示す処理内容を前記第1の画像データに対して行う処理手段と、
    前記検知手段の検知結果に応じて前記第1の画像データに対して前記項目が示す処理を行うよう処理手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記表示手段により表示されている表示物を移動させる移動手段を有し、
    前記移動手段は前記検知手段の検知結果に応じて前記表示手段に表示された前記表示物を画面内で移動させ、
    前記制御手段は、前記移動手段によって移動した前記表示物の位置に存在する前記項目の示す処理内容に基づいて前記第1の画像データに対して処理を行うよう前記処理手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記移動手段により移動される表示物は前記画像であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記表示手段はさらに前記項目を選択するためのカーソルまたはアイコンを表示し、前記移動手段により移動される表示物は前記カーソルまたはアイコンであることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記表示手段が表示する前記表示物が2つ以上の前記項目に重ならない大きさであることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 被写体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された前記画像データを記録する記録手段とを有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. 画像を表示する画像処理装置の画像処理方法において、
    第1の画像データを基に生成された前記画像と前記第1の画像データに対する処理内容を示した項目とを表示する表示ステップと、
    前記第1の画像データと前記第1の画像データよりも後に生成された第2の画像データの相関より、該画像処理装置の姿勢の変化を検知する検知ステップと、
    前記検知ステップでの検知結果に応じて前記第1の画像データに対して前記項目が示す処理を行う処理ステップとを有することを特徴とする画像処理方法。
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