JP2000217014A - 選択方法および電子撮像装置 - Google Patents

選択方法および電子撮像装置

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JP2000217014A JP11016828A JP1682899A JP2000217014A JP 2000217014 A JP2000217014 A JP 2000217014A JP 11016828 A JP11016828 A JP 11016828A JP 1682899 A JP1682899 A JP 1682899A JP 2000217014 A JP2000217014 A JP 2000217014A
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隆俊 原口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 選択操作用のスイッチやボタンなしで容易に
モード選択操作や画像選択操作等を可能とする選択方法
およびそのような選択方法を実現し得る電子撮像装置の
提供。 【解決手段】機能(モード)選択用のメニュー(或い
は、画像)を液晶画面40’に表示し、ユーザが撮像部
110を回動させるとその回転角度に追従してメニュー
(或いは画像等)の表示位置にカーソルを移動させる。
ユーザがカーソルが所望のメニュー上(或いは、画像
上)にあるとき選択決定キー(実施例ではシャッターボ
タン37)を操作すると、モード(或いは画像)の選択
が行われ、そのモードに対応した処理に移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルカメラ等の
電子撮像装置におけるモード(機能)の選択時や画像の
選択時の選択操作技術に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラ等の電子撮像装置で、撮
像を行うと共に撮像画像を保存記録する撮像モード(撮
像モードは、更に、通常撮影、連写、速写、ムービー撮
影、接写、ズーム、ストロボ撮影等のモードを有してい
る場合がある)や、記録画像を再生して表示する再生モ
ード、記録画像を外部装置に送信(転送)する送信(転
送)モードや、記録画像の編集等を行う編集モード、記
録画像の中から所望の画像を検索する検索モード等の処
理モードと、所望の処理モードの選択を可能にしたモー
ド選択機能を備えたものがある。
【0003】このようなモード選択の方法として、従来
は、 各モードに対応させてスイッチ(ダイヤル型スイッ
チまたはジョグダイヤルやオン/オフスイッチ等)やボ
タン等を設け、ユーザはそれらスイッチやボタンを操作
して所望の処理を選択するようにしたもの、 各モードを階層化して、階層毎に選択用メニュー、
或いはアイコンを表示し、 ユーザはカーソルキーや+
/−キー等を操作して所望のメニューを選択するように
したものがある。
【0004】また、図1の例に示すようにデジタルカメ
ラ等の電子撮像装置100で、撮像レンズ111を含む
撮像部110と液晶画面(液晶ファインダ)40’を含
む本体120で構成し、撮像部110と本体120とを
互いに回動可能に接続(連結)したものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のモード選択機能
付き電子撮像装置では、上述したとおり、スイッチやボ
タン或いはメニュー(アイコン)選択操作用キー等が必
要であるが、電子撮像装置、特に、デジタルカメラを小
型化しようとする場合に、スイッチやボタン等の大きさ
が従来のままでは設計上、小型化に限界があるという問
題点があった。また、小型化を進めるために、スイッチ
やボタン等(例えば、+/−キー)の大きさを制限する
(すなわち、サイズを小さくする)と操作しにくくなる
といった問題点があった。本発明は、選択操作用のスイ
ッチやボタンなしで容易にモード選択操作や画像選択操
作等を可能とする選択方法およびそのような選択方法を
実現し得る電子撮像装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の発明の選択方法は、撮像レンズを含む撮像部
と表示部を含む本体部とが互いに回動可能に接続された
電子撮像装置において、選択可能に表現された前記電子
撮像装置の実行可能な複数の機能を前記表示部に表示
し、ユーザによる撮像部の回動操作に基づいて選択可能
な機能を択一的に差別表示することにより、択一的に差
別的表示される機能を選択可能にしたことを特徴とす
る。
【0007】また、第2の発明の選択方法は、撮像レン
ズを含む撮像部と撮像画像を保存記録すると共に再生さ
れた記録画像を表示する表示部を含む本体部とが互いに
回動可能に接続された電子撮像装置において、表示部に
前記記録画像を再生して表示し、ユーザによる前記撮像
部の回動操作に基づいて現在表示されている画像の前画
像或いは次画像を再生して表示することにより記録画像
の中から所望の画像を表示可能にしたことを特徴とす
る。
【0008】また、第3の発明の選択方法は、撮像レン
ズを含む撮像部と撮像画像を保存記録すると共に再生さ
れた記録画像を表示する表示部を含む本体部とが互いに
回動可能に接続された電子撮像装置において、表示部に
複数の記録画像を表示し、ユーザによる撮像部の回動操
作に基づいて複数の記録画像のうちの所望の1つ或いは
複数の画像を差別表示することにより、差別的に表示さ
れた画像を選択可能にしたことを特徴とする。
【0009】また、第4の発明の電子撮像装置は、撮像
レンズを含む撮像部と表示部を含む本体部とが互いに回
動可能に接続された電子撮像装置において、電子撮像装
置の実行可能な機能を表現した複数の機能選択用情報を
表示部に表示する表示手段と、撮像部の回動状態を検出
する回動状態検出手段と、回動状態検出手段によって撮
像部の回動状態が検出されたとき、表示部に表示された
機能選択用情報を択一的に差別表示する表示制御手段
と、択一的に差別的表示される機能を選択指示する機能
選択指示手段を備えることを特徴とする。
【0010】また、第5の発明の電子撮像装置は、撮像
レンズを含む撮像部と撮像画像を保存記録すると共に再
生された記録画像を表示する表示部を含む本体部とが互
いに回動可能に接続された電子撮像装置において、撮像
部の回動状態を検出する回動状態検出手段と、記録画像
を再生して表示部に表示する画像再生手段と、回動状態
検出手段によって撮像部の回動状態が検出されたとき、
画像再生手段により現在表示されている画像の次画像又
は前画像を再生させ、表示部に表示させる表示選択指示
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】また、第6の発明の電子撮像装置は、撮像
レンズを含む撮像部と撮像画像を保存記録すると共に再
生された記録画像を表示する表示部を含む本体部とが互
いに回動可能に接続された電子撮像装置において、撮像
部の回動状態を検出する回動状態検出手段と、保存記録
画像を複数個再生して表示部に同時に表示する画像再生
手段と、回動状態検出手段により検出された撮像部の回
動状態に基づいて表示部に表示される複数の記録画像の
うち、所望の1つの画像或いは複数の画像を差別表示す
る表示制御手段と、表示部に差別表示された記録画像の
選択を指示する選択指示手段を備えたことを特徴とす
る。
【0012】また、第7の発明は上記台4乃至第6のい
ずれかの発明の電子撮像装置において、表示制御手段
は、回動状態検出手段により検出された撮像部の回動回
数、回動時間または回動角度に応じて表示制御を行うこ
とを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の選択方法を適用可
能なレンズ部回動型デジタルカメラの外部構成の概要説
明図であり、(a)はデジタルカメラ100の正面図で
ある。デジタルカメラ100は撮像部110と本体部1
20とを互いに回動可能に構成した回動型デジタルカメ
ラであり、デジタルカメラ100の撮像部110には撮
像レンズ111が設けられている。また、(b)は背面
図であり、背部には液晶画面40’が設けられ、上部に
はシャッターボタン37が設けられている。また、
(c)は撮像部110を左手で反時計回りに回動させた
状態(つまり、向こう側に撮像部110を回した状態)
を示す図である。また、(d)は撮像部を左手で時計回
りに回動させた状態(つまり、撮像部110を手前側に
回した状態)を示す図である。
【0014】本発明の選択方法では後述するように機能
(モード)選択用のメニュー(或いはアイコン)(図
3)や画像(図8)を液晶画面40’に表示し、ユーザ
が撮像部110を回動させるとその回転角度を基にメニ
ュー或いは画像等を差別的に表示し、選択決定キー(実
施例ではシャッターボタン37)が操作されるとモード
或いは画像の選択が行われる。また、モード或いは画像
の選択後は選択した処理に移行する。なお、メニュー又
は画像の差別表示は以下の実施例ではカーソル表示、ま
たはマークの付加表示で行っているが、これらに限定さ
れず、対象となるメニュー又は画像の一部分または全部
の強調表示、反転表示、色違い表示、等、対象となるメ
ニュー又は画像を差別的に表示できる方法であればよ
い。
【0015】このように構成することにより、機能や画
像の選択用のスイッチやボタンを少なくすることができ
る(従来、少なくとも、+/−キーを用いていた操作は
撮像部110の回動で代えることができる)ので、デジ
タルカメラのより一層の小型化を実現できる。また、通
常のスイッチに比べてサイズの大きい撮像部110の回
動操作でメニューや画像等の選択ができるので、カメラ
が小型化されても選択操作がしやすい。なお、本実施例
では図1(a)に示すようにデジタルカメラ100の前
側から見て撮像部110を本体部120の右側になるよ
うにしたが、撮像部110を本体部120の左側に配置
するようにしてもよい。
【0016】[回路構成例]図2は本発明を適用した撮
像装置の一実施例としてのデジタルカメラの回路構成例
を示すブロック図であり、図2でデジタルカメラ100
は、光学系11、信号変換部12、信号処理部13、D
RAM14、回転検出部15、制御部20、操作部3
0、表示部40、フラッシュメモリ50および電源90
を備えている。また、光学系11および信号変換部12
は図2に示すように撮像部110に収容され、信号処理
部13〜電源90を含む本体部120と互いに回動可能
に構成されている。また、撮像部110と本体部120
の位置関係の変化を検出して検出信号を制御部20に送
出する回転検出部(例えば、マイクロスイッチ)15が
本体120側(或いは、撮像部110側)に設けられて
いる。
【0017】光学系11は、撮像レンズ111および絞
り機構、シャッター機構、ストロボ装置等(図示せず)
を含み、撮像レンズ111を介して集光された被写体画
像の光束を後段の撮像素子(CCD)上に結像させる。
【0018】信号変換部12は、CCDとCCD駆動用
回路および信号変換回路等を含み、前段の光学系11を
介してCCDに結像した画像を電気信号に変換し、デジ
タルデータに変換して一定の周期で出力する。
【0019】信号処理部13は、撮像モード時には信号
変換部12からの出力をカラープロセス処理して、デジ
タルの輝度信号および色差マルチプレクス信号(Y、C
b、Crデータ)等の信号成分を得て、Y、Cb、Cr
データ(以下、画像データ)をDRAM14にDMA
(ダイレクトメモリーアクセス)転送し、展開する。ま
た、スルー画像(動画)表示するために、取込んだ画像
データを間引いて表示部40に送る。また、信号処理部
13は記録保存の際にDRAM14に書込まれている画
像データを読み出してJPEG圧縮処理を施す。また、
再生モード下でフラッシュメモリ50に保存記録されて
いた圧縮画像データに伸張処理を施してDRAM14に
書込む。
【0020】DRAM14は作業用メモリとして用いら
れ、撮像画像を一時的に記憶する画像バッファ領域やJ
PEG圧縮/伸張時の作業用領域および設定値等を記憶
する領域等が確保される。
【0021】回転検出部15は撮像部110と本体部1
20の位置関係の変化(例えば、撮像部110の回転角
θ)を検出して検出信号を制御部20に送出する制御部
20はCPU、RAM、プログラム格納用ROMおよび
タイマ等を有したマイクロプロセッサ構成を有してお
り、CPUは上述の各回路および図示しない電源切換え
スイッチ等にバスラインを介して接続し、プログラム格
納用ROMに格納されている制御プログラムによりデジ
タルカメラ100全体の制御を行なうと共に、操作部3
0からの状態信号に対応してプログラム格納用ROMに
格納されている各モードに対応の処理プログラムやメニ
ューデータを取り出して、デジタルカメラ100の各機
能の実行制御、例えば、撮像や記録画像の再生機能の実
行等を行なう他、機能選択(実施例1(図3,図4))
や画像選択(実施例2(図6,図7))時に機能選択メ
ニューの表示或いは画像の表示および撮像部110の回
動に対応する選択カーソルの移動制御やカーソル等で指
定された選択機能メニューや画像の選択決定等をおこな
う。なお、実施例ではプログラム格納用ROMにメニュ
ーデータを格納するようにしたがメニューデータ(或い
は、アイコン)格納用のROMを別に設けてもよく、ま
た、プログラムの内部定数としてメニューデータを設定
するようにしてもよい。
【0022】操作部30はメインスイッチ(主電源スイ
ッチ)や撮像/再生選択キー(REC/PLAYキー)
36、シャッターボタン37の他、調整スイッチ等のス
イッチやボタンを構成部分としており、これらのスイッ
チ或いはボタンが操作されると状態信号が制御部20に
送出される。
【0023】表示部40はビデオエンコーダ、VRAM
および液晶画面(以下、液晶ファインダ40’)等から
構成されており、制御部20の表示制御により、処理選
択時の機能選択用メニューやガイド(或いはアイコン)
や、撮像時のスルー画像および再生時の再生画像等を液
晶画面40’に表示する。また、フラッシュメモリ50
はJPEG圧縮された画像データを保存記録する。
【0024】<実施例1>図3は撮像部の回動による機
能選択の一実施例の説明図であり、再生モードで機能選
択用のメニュー71,72,73,・・・(図3の例で
は、削除(DELETE),特殊効果(EFFEC
T),プロテクト(PROTECT)),・・・を表示
し、ユーザは撮像部110を回動させることにより所望
の機能を選択できるようにした例である。
【0025】図4は回動型デジタルカメラ100による
機能選択時の制御動作の一実施例(図3の場合の例)を
示すフローチャートである。
【0026】ステップS0:(再生モードの選択) ユーザが撮像/再生選択キー36を操作して再生モード
を選択すると制御部20に状態信号が送られ、制御部2
0は制御をS1に移す。
【0027】ステップS1:(機能選択メニュー表示) 制御部20は、プログラム格納用ROMから図3に示す
ような機能選択用メニューを取り出して表示部40に送
って表示画面40’に表示させる。実施例ではカーソル
70の初期位置を最初に表示されるメニューのうちのほ
ぼ中央に位置するメニュー(例えば、図3(a)に示す
ように1画面にメニューが3個表示される場合には2番
目のメニュー)の位置に表示している。
【0028】ステップS2:(撮像部の回動操作) ユーザは表示された機能選択メニューを見てどの機能を
選択するかを決定し、撮像部110を回動させる。そし
て、ユーザが撮像部110を回動させると回転検出部1
5から回転検出信号(回転角度データ)が制御部20に
送られる。制御部20は回転検出信号を受け取ると制御
をS3に遷移する。
【0029】ステップS3:(カーソル位置決定.、カ
ーソル移動) また、制御部20は回転検出部15から送られた回転検
出信号から表示画面40’上でのカーソル位置を決定
し、カーソル70を移動させる。すなわち、回転角θの
変化量(増分)Δθが正(Δθ>0)の場合、すなわ
ち、撮像部110が向こう側に回されている場合には図
3(b)に示すように現在のカーソル位置より上方にカ
ーソル70が移動される。また、回転角θの変化量(増
分)Δθが負(Δθ<0)の場合、すなわち、撮像部1
10が手前側に回されている場合には図3(c)に示す
ように現在のカーソル位置より下方にカーソル70が移
動される。また、図示していないが、撮像部110を更
に手前(或いは、向こう側)に回すと、メニューをスク
ロールアップ(或いは、スクロールダウン)させること
ができる。
【0030】ステップS4:(機能選択操作の有無判
定) 撮像部110の回動操作により、カーソル70が所望の
メニュー上に位置したとき、ユーザは選択決定キー(実
施例ではシャッターボタン37)を押してカーソル70
によって示される機能処理を選択することができる。制
御部20は操作部30からの状態信号を調べ、ユーザが
シャッターボタン37を押したか否かを判定し、ユーザ
がシャッターボタン37を押した場合にはS5に遷移す
る。
【0031】ステップS5:(対応する機能(処理)へ
の遷移) 上記ステップS4でユーザがシャッターボタン37を押
すと、制御部20はカーソル70の位置(または、撮像
部110の基準位置を0゜とする回転角度に対応させて
算出した位置)を基に選択された機能メニューに対応す
る処理に遷移する。
【0032】すなわち、図3(b)の例のように撮像部
110を向こう側に回してカーソルを上方に移動させて
「DELETE」を指定しシャッターボタン37を押す
と記録画像の削除処理に遷移する。また、図3(c)の
例のように撮像部110を手前側に回して「PROTE
CT」を指定してシャッターボタン37を押すと記録画
像のプロテクト処理に遷移する。また、図3(a)の例
のように撮像部110を回転させることなく「EFFE
CT」指定のままでシャッターボタン37を押すと記録
画像の特殊効果処理に遷移する。
【0033】なお、上記実施例ではメニューの上下スク
ロール(スクロールアップ又はスクロールダウン)を行
うようにしたが、左右にスクロールするようにしてもよ
い。
【0034】なお、本実施例では回動された角度(基準
位置からの角度)に対応させてカーソル70の位置を決
定するようにしたが(ステップS5)、これに限定され
ず、上記ステップS5で図5に示すようなメニューの位
置と撮像部110の回転角度を予め対応付けた回転角度
/メニュー対応テーブル60を設けておき、撮像部11
0が所定の角度範囲に回転されたときに対応するメニュ
ー上にカーソル70を移動(表示)するようにしてもよ
い。また、撮像部110の1回動のピッチ(又は、角
度)を決めておき、回動回数に応じてカーソルを移動さ
せるようにしてもよい。また、撮像部110の回動の時
間(間隔)に応じてカーソルを移動させるようにしても
よい。また、撮像部110と本体120の間に回転ギア
機構(図示せず)を設け、ギアのピッチにメニューを対
応させるようにしてもよい。
【0035】また、上記実施例では再生時に表示する機
能選択メニューの選択(モード選択)を撮像部110の
回動操作によって行う場合を例としたが、これに限定さ
れず、撮像時等のモード選択を撮像部110の回動操作
によって行うこともできる。
【0036】上記構成により、本体部と撮像部が回動可
能に接続されているデジタルカメラ等の電子撮像装置
で、装置を小型化してもモード選択を撮像部の回動操作
で行うことができるので操作がしやすい。また、モード
選択用のスイッチ(或いはボタン)を省略できるので、
より一層の小型化を実現することができる。また、従来
の撮像部回動型のデジタルカメラでは本体部上に設けら
れていた機能(モード)選択用キーや決定キー等の各種
キーを専ら片手(通常は右手)で操作していたが、本実
施例では撮像部側も選択用に用いるので、両手をほぼ均
等に使用することができ、従来は片方の手に頼っていた
煩雑な操作を軽減することができる。
【0037】<実施例2>図6は撮像部の回動による画
像選択の一実施例の説明図であり、撮像部110の回動
に追従させて再生画像を1画像ずつスクロールアップま
たはスクロールダウンさせて選択するようにした例であ
る。また、図7は撮像部回動型デジタルカメラにおける
画像選択時の制御動作の一実施例(図6の例)を示すフ
ローチャートであり、再生画像から所望の画像を選択
し、予め選択された特定の処理(例えば、外部装置への
送信)を行う場合の例である。
【0038】ステップT0:(再生モードの選択) ユーザが撮像/再生選択キー36を操作して再生モード
を選択すると制御部20に状態信号が送られ、制御部2
0は制御をT1に移す。
【0039】ステップT1:(画像再生) 制御部20はフラッシュメモリ50に保存記録している
画像(圧縮画像データ)を取り出して伸長処理を施して
再生しDRAM14に記憶すると共に、表示部40に送
って表示画面40’上に表示させる(図6(a))。
【0040】ステップT2:(画像選択(決定)の有無
判定) ユーザは表示された再生画像を見てその画像を選択する
か否かを決定し、選択する場合には選択決定キー(シャ
ッターボタン37)を押す。制御部20は操作部30か
らの状態信号を調べ、ユーザがシャッターボタン37を
押したか否かを判定し、ユーザがシャッターボタン37
を押した場合には予め選択された特定の処理(例えば、
外部装置への送信処理)に遷移する。
【0041】ステップT3:(撮像部の回動操作) ユーザは表示された画像を見て他の画像を選択しようと
する場合には撮像部110を回動させる。ユーザが撮像
部110を回動させると回転検出部15から回転検出信
号(回転角度データ)が制御部20に送られる。制御部
20は回転検出信号を受け取ると制御をT4に遷移す
る。
【0042】ステップT4:(回転方向の判定) また、制御部20は回転検出部15から送られた回転検
出信号を調べ、ユーザーが撮像部110をどの方向に回
転させたかを判定し、ユーザが正の方向(反時計回り:
すなわち、向こう側)に回転させた時にはT5に遷移
し、負の方向(時計回り、すなわち、手前側)に回転さ
せたときにはT7に遷移する。
【0043】ステップT5:(スクロールアップの可否
判定) 上記ステップT4で、撮像部110が正の方向に回され
た時に回転角度θ≧Pの場合にはT6に遷移し、θ<P
の場合にはT2に戻る。すなわち、ユーザが撮像部11
0を向こう側に回転させたとき回転角度がPを越えると
スクロールアップとしてT6に遷移し、Pを越えないう
ちはT2に戻る。
【0044】ステップT6:(前画像再生) 上記ステップT5でスクロールアップ判定がなされる
と、制御部20はフラッシュメモリ50に保存記録して
いる画像(圧縮画像データ)を回転角度θがPを越える
毎に1画像分ずつ遡って(つまり、回動回数に応じて)
取り出して伸長処理を施して再生しDRAM14に記憶
すると共に、表示部40に送って表示画面40’上に表
示させ(図6(b)、(c))、T2に戻る。
【0045】ステップT7:(スクロールダウンの可否
判定) 上記ステップT4で、撮像部110が負の方向に回され
た時に回転角度θ≧Pの場合にはT8に遷移し、θ<P
の場合にはT2に戻る。すなわち、ユーザが撮像部11
0を手前側に回転させたとき回転角度がPを越えるとス
クロールダウンとしてT8に遷移し、Pを越えないうち
はT2に戻る。
【0046】ステップT8:(次画像再生) 上記ステップT7でスクロールダウン判定がなされる
と、制御部20はフラッシュメモリ50に保存記録して
いる画像(圧縮画像データ)を回転角度θがPを越える
毎に1画像分づつ取り出して伸長処理を施して再生しD
RAM14に記憶すると共に、表示部40に送って表示
画面40’上に表示させ(図6(d)、(e))、T2
に戻る。
【0047】なお、上記実施例では再生画像の上下スク
ロール(スクロールアップ又はスクロールダウン)を行
うようにしたが、左右にスクロールするようにしてもよ
い。
【0048】また、上記ステップT5,T7で回転検出
部15からの回転検出信号を基に撮像部110の回転角
度を調べ、撮像部110が角度P回転するとスクロール
アップ又はスクロールダウンするようにしたが、撮像部
110と本体120の間に回転ギア機構(図示せず)を
設け、ギアのピッチに画像のスクロールを対応させるよ
うにしてもよい。
【0049】また、本実施例では 回動回数に応じてカ
ーソルを移動させるようにしたが(T5,T8)、撮像
部110の回動の時間(間隔)に応じてカーソルを移動
させるようにしてもよい。また、回動された角度(基準
位置からの角度)に対応させてカーソル70の位置を決
定するようにしてもよく、また、図5に示すようなメニ
ューの位置と撮像部110の回転角度を予め対応付けた
回転角度/メニュー対応テーブル60を設けておき、撮
像部110が所定の角度範囲に回転されたときに対応す
るメニュー上にカーソル70を移動(表示)するように
してもよい。
【0050】上記構成により、再生画像の選択或いはチ
ェック時等に撮像部110を回動するだけで前後の画像
をスクロールさせて見ることができ、スイッチ或いはボ
タン操作によるスクロールアップより操作が簡単にな
る。また、小型化しても画像選択操作が簡単にできる。 <実施例3>図8は撮像部の回動による画像選択の概要
説明図であり黒塗りの部分は選択された画像を示す。図
8の例で、(a)は液晶画面40’上に複数(この例で
は4つ)の画像を同時に表示し、そのうちの2画像4
1,42を選択画像とした例であり、(b)は撮像部1
10を正の方向に回転させて画像42の選択を取り消
し、画像41だけを選択するようにした例である。ま
た、(c)は撮像部110を負の方向に回転させてさら
に画像43にカーソルを移動してからシャッターボタン
37を押して更に画像43を追加選択した例である。
【0051】また、図9は複数の画像を同時に表示した
場合の1つまたは任意の組み合わせの複数の画像の選択
方法の説明図である。また、図10は撮像部回動型デジ
タルカメラにおける画像選択時の制御動作の一実施例
(図8、図9の例)を示すフローチャートであり、再生
画像から所望の画像を選択し、予め選択した特定の処理
(例えば、削除(取消)や、外部装置への送信等)を行
う場合の例である。なお、本実施例ではシャッターボタ
ン37を2段シャッターとし、撮像部110の回動によ
る画像選択時にはシャッターボタン37を1段押すと画
像の選択(または、選択の取り消し)が行われ、2段押
すと予め選択された特定の処理への遷移が行われる。
【0052】図9の例で、(a)は液晶画面40’に表
示された4つの画像を示し、この時点では撮像部110
は回動操作されていないのでカーソルは表示されていな
い。また、(b1)〜(b4)は4画像中1画像を選択
した例であり、(b1)は撮像部110を負の方向に所
定角度回転させて1番目の画像の上にカーソル表示がさ
れた時にシャッターボタン37を1段押しして1番目の
画像だけを選択した例、(b2)は1番目の画像にカー
ソルが表示された場合には選択をせず、更に撮像部11
0を負の方向に回転させて2番目の画像にカーソルが移
動したときにシャッターボタン37を1段押しして選択
した例、(b3)は3番目の画像にカーソルが移動した
ときにシャッターボタン37を1段押しして選択した
例、(b4)は4番目の画像にカーソルが移動したとき
にシャッターボタン37を1段押しして選択した例であ
る。
【0053】また、(c1)〜(c6)は4画像中2画
像を選択した例であり、(c1)は撮像部110を負の
方向に所定角度回転させて1番目の画像にカーソル表示
がされているときにシャッターボタン37を1段押しし
て1番目の画像を選択した後、更に、撮像部110を回
転させてカーソルを移動し2番目の画像を選択した例、
(c2)は1番目の画像を選択した後、更に撮像部11
0を負の方向に回転させて3番目の画像を選択した例、
同様に(c3)は1番目と、4番目の画像を選択した
例、(c4)は2番目と3番目の画像を選択した例、
(c5)は2番目と4番目の画像を選択した例、(c
6)は3番目と4番目の画像を選択した例である。
【0054】また、(d1)〜(d4)は、4画像中3
画像を選択した例であり、(d1)は撮像部110を負
の方向に回転させて1番目、2番目、3番目の画像を選
択するようにした例、同様に(d2)は1番目、2番
目、4番目の画像を選択するようにした例、(d3)は
2番目、3番目、4番目の画像を選択するようにした
例、(d4)は1番目、3番目、4番目の画像を選択す
るようにした例である。また、(e)は撮像部110を
負の方向に回転させてカーソルを移動させ、4つの画像
全部を選択した例である。なお、撮像部110を正又は
負の方向に回転させるとカーソルが左方向又は右方向に
移動し、カーソルが選択された画像の上に表示されたと
き、シャッターボタン37を1段押しするとその画像の
選択は取り消される。また、選択されていない画像の上
にカーソルが表示されたときシャッターボタン37を1
段押しするとその画像が選択される。また、選択された
画像とされない画像を区別するために画像の一部に特定
のマークを表示するようにする。
【0055】ステップU0:(再生モードの選択) 図10で、ユーザが撮像/再生モード選択キー36を操
作して再生モードを選択すると制御部20に状態信号が
送られ、制御部20は制御をU1に移す。
【0056】ステップU1:(画像の再生) 制御部20はフラッシュメモリ50に保存記録している
4個の画像(圧縮画像データ)を順次取り出して伸長処
理を施して再生し、更に、1/4に縮小処理してそれぞ
れDRAM14に記憶すると共に、1フレーム分の画像
(1/4サイズの4画像)を表示部40に送って表示画
面40’上にマルチ画像表示させる(図8(a))。
【0057】ステップU2:(選択済みフラグの設定) また、再生画像の画像番号をそれぞれ選択済みフラグ
(初期値は全てオフ)と共に制御部20のRAMに(或
いはDRAM14)に保持(一時的に記憶)する。
【0058】ステップU3:(撮像部の回動操作) ユーザは表示された画像を見てカーソルを左右どちらに
移動させるかを決定し、撮像部110を正・負いずれか
の方向に回転させる(撮像部110を正の方向に回転さ
せるとカーソルが左方に移動し、負の方向に回転させる
とカーソルが右方に移動する)。また、カーソルが右
(左)端の画像の位置にある場合に撮像部110を負
(正)の方向に回転させた場合には、次下(上)段の左
(右)端の画像の位置にカーソルが移動する。ユーザが
撮像部110を回動させると回転検出部15から回転検
出信号が制御部20に送られる。制御部20は回転検出
信号を受け取ると制御をU4に遷移する。
【0059】ステップU4:(回転方向の判定) また、制御部20は回転検出部15から送られた回転検
出信号を調べ、ユーザーが撮像部110をどの方向に回
転させたかを判定し、ユーザが正の方向(反時計回り:
すなわち、向こう側)に回転させた時にはU5に遷移
し、負の方向(時計回り、すなわち、手前側)に回転さ
せたときにはU7に遷移する。
【0060】ステップU5:(カーソル左移動の可否判
定) 撮像部110が正の方向に回転された時に回転角度θ≧
Pである場合にはU5に遷移し、θ<Pの場合にはU3
に戻る。すなわち、ユーザが撮像部110を向こう側に
回転させたとき回転角度がPを越えるとカーソル左移動
としてU6に遷移し、Pを越えないうちはU3に戻る。
【0061】ステップU6:(カーソル左移動) 上記ステップU5でカーソル左移動判定がなされると、
制御部20はカーソルを左方に1画像分移動してU9に
遷移する。
【0062】ステップU7:(カーソル右移動の可否判
定) 撮像部110が負の方向に回された時に回転角度θ≧P
である場合にはU8に遷移し、θ<Pの場合にはU3に
戻る。すなわち、ユーザが撮像部110を手前側に回転
させたとき回転角度がPを越えるとカーソル右移動とし
てとしてU8に遷移し、Pを越えないうちはU3に戻
る。
【0063】ステップU8:(カーソル左移動) 上記ステップU7でカーソル右移動判定がなされると、
制御部20はカーソルを右方に1画像分移動する。
【0064】ステップU9:(選択済画像判定操作の有
無) 制御部20は操作部30から送られる状態信号を調べ、
シャッターボタン37が1段押しされた場合にはU10
に遷移し選択済みでない場合にはU3に遷移する。
【0065】ステップU10:(選択済み画像の有無判
定) 制御部20は画像毎に設定されている選択済みフラグ
(実施例では制御部20のRAMに画像番号と共に記憶
される)のオン/オフを調べ、カーソルが移動した位置
の画像が選択済みの画像(選択済み画像=オン)か否か
を判定し、選択済みの画像の場合にはU11に遷移し、
そうでない場合にはU12に遷移する。
【0066】ステップU11:(選択の取消し) 制御部20はその画像の選択済みフラグをオフにすると
共に、選択済みマークの表示を取り消してU13に遷移
する。
【0067】ステップU13:(特定処理への移行操作
の有無判定) 制御部20は操作部30からの状態フラグを調べ、シャ
ッターボタン37が2段押しされた場合にはU14に遷
移し、そうでない場合にはU3に遷移する。
【0068】ステップU14:(特定処理への移行) 制御部20はRAMに記憶されている画像番号のうち対
応する選択済みフラグがオフのものを削除し、選択済み
フラグがオンの画像番号だけをまとめて記憶し直してか
ら、予め選択されている特定の処理(例えば、削除処理
や、送信処理)に移行する。なお、特定処理が削除処理
の場合の削除対象の画像はRAMに記憶されている画像
番号の画像(選択画像)であり、移行後の削除処理プロ
グラムでRAMに記憶されている画像番号を用いて記憶
画像の削除処理を行うことができる。また、特定処理が
外部装置への記憶画像の送信処理の場合の削除対象の画
像はRAMに記憶されている画像番号の画像(選択画
像)であり、移行後の送信処理プログラムでRAMに記
憶されている画像番号を用いて記憶画像をフラッシュメ
モリ50から取り出して送信することができる。同様
に、予め選択される他の特定処理に選択画像を用いるこ
とができる。また、画像選択後に、複数の特定処理の中
から所望のものを選択するようにしてもよい。
【0069】なお、上記ステップU1ではフラッシュメ
モリ50から4画像を取り出して伸長処理を施した後に
1/4サイズに縮小してDRAM14に記憶し、1フレ
ーム分の画像として表示部40に送るようにしたが、フ
ラッシュメモリ50から4画像を取り出してそれぞれD
RAM14に記憶すると共に、それぞれの画像を表示部
40に送る際に1/4サイズに縮小処理して表示画面4
0’上にマルチ画像表示させるようにしてもよい。
【0070】また、上記ステップU5,U6で回転検出
部からの回転検出信号を基に撮像部110の回転角度を
調べ、撮像部110が角度Pだけ回転すると上下左右に
カーソルを移動するようにしたが、撮像部110と本体
120の間に回転ギア機構(図示せず)を設け、ギアの
ピッチでカーソルの移動を決定するようにしてもよい。
また、上記実施例では個々の画像の選択と、選択された
画像全体の確認を同一のキー(2段シャッター37)で
行ったが、個々の画像の確認をシャッターボタン37で
行い、選択された画像全体の確認を他のキーに割り当て
るようにしてもよい。また、上記実施例1,2,3で選
択決定キーをシャッターボタン37としたがこれに限定
されない(他のキーを用いるようにしてもよい)。
【0071】また、上記説明では画像数が2×2(4画
像)の場合を例としたが、n×mの場合にも適用できる
ことは明らかである。上記構成によれば、装置が小型化
してもK個の画像をマルチ画像表示して1個或いは複数
(q個(q<K))の画像を簡単な操作で選択し、一括
削除(取消)処理や一括送信処理等を行うことができ
る。
【0072】また、マルチ表示された画像の中からキー
操作で所望の画像を複数個任意に選択する場合には、本
体部上や液晶画面の近くに設けられているスイッチやボ
タン等にキーを片手で頻繁に操作しながら小さなマルチ
画像を見て操作しなければならないので時間がかかる
が、本実施例では撮像部の回動とシャッターボタン37
の操作、すなわち、右手と左手でそれぞれ1つの部材を
操作すればよいので操作が簡単であり、表示画面上の小
さなマルチ表示画像もよく見ることができる。
【0073】また、上記各実施例では撮像部110を向
こう側及び手前側に回動させた場合にカーソルが移動す
るようにしたが、どちらか一方にのみ回動させた場合に
カーソルが移動するように(例えば、循環的にカーソル
が移動するように)してもよい。
【0074】以上本発明のいくつかの実施例について説
明したが、本発明は上記各実施例に限定されるものでは
なく、種々の変形実施が可能であることはいうまでもな
い。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば撮
像部の回動操作で機能選択や画像の選択を行うことがで
きるので、それらに必要な選択キーをなくすことがで
き、撮像部回動型の電子撮像装置の小型化に寄与し得
る。
【0076】また、電子撮像装置が小型化してもキーに
比べサイズの大きい撮像部を回動させれば機能や画像を
容易に選択でき、小型化に伴って小さくなるボタンやス
イッチ等を用いる場合と比較すると特段に操作しやす
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の選択方法を適用可能なレンズ部回動型
デジタルカメラの外部構成の概要説明図である。
【図2】本発明を適用した撮像装置の一実施例としての
デジタルカメラの回路構成例を示すブロック図である。
【図3】撮像部の回動による機能選択の一実施例の説明
図である。
【図4】撮像部回動型デジタルカメラにおける機能選択
時の制御動作の一実施例を示すフローチャートである。
【図5】回転角度/メニュー対応テーブルの一実施例を
示す図である。
【図6】撮像部の回動による画像選択の一実施例の説明
図である。
【図7】撮像部回動型デジタルカメラにおける画像選択
時の制御動作の一実施例を示すフローチャートである。
【図8】撮像部の回動による画像選択の一実施例の説明
図である。
【図9】撮像部の回動による画像選択の詳細説明図であ
る。
【図10】撮像部回動型デジタルカメラにおける画像選
択時の制御動作の一実施例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
15 回転検出部(回動状態検出手段) 20 制御部(表示制御手段、差別表示制御手段、画像
再生制御手段) 37 シャッターボタン(機能選択指示手段、画像選択
指示手段)) 40 表示部 71,72,73 機能(モード)選択用メニュー(機
能選択用情報) 100 デジタルカメラ(電子撮像装置) 110 撮像部 120 本体部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像レンズを含む撮像部と表示部を含む
    本体部とが互いに回動可能に接続された電子撮像装置に
    おいて、 選択可能に表現された前記電子撮像装置の実行可能な複
    数の機能を前記表示部に表示し、ユーザによる前記撮像
    部の回動操作に基づいて前記選択可能な機能を択一的に
    差別表示することにより、前記択一的に差別的表示され
    る機能を選択可能にしたことを特徴とする選択方法。
  2. 【請求項2】 撮像レンズを含む撮像部と撮像画像を保
    存記録すると共に再生された記録画像を表示する表示部
    を含む本体部とが互いに回動可能に接続された電子撮像
    装置において、 前記表示部に前記記録画像を再生して表示し、ユーザに
    よる前記撮像部の回動操作に基づいて現在表示されてい
    る画像の前画像或いは次画像を再生して表示することに
    より、記録画像の中から所望の画像を表示可能にしたこ
    とを特徴とする選択方法。
  3. 【請求項3】 撮像レンズを含む撮像部と撮像画像を保
    存記録すると共に再生された記録画像を表示する表示部
    を含む本体部とが互いに回動可能に接続された電子撮像
    装置において、 前記表示部に複数の記録画像を表示し、ユーザによる前
    記撮像部の回動操作に基づいて前記複数の記録画像のう
    ちの所望の1つ或いは複数の画像を差別表示することに
    より、前記差別的に表示された画像を選択可能にしたこ
    とを特徴とする選択方法。
  4. 【請求項4】 撮像レンズを含む撮像部と表示部を含む
    本体部とが互いに回動可能に接続された電子撮像装置に
    おいて、 前記電子撮像装置の実行可能な機能を表現した複数の機
    能選択用情報を前記表示部に表示する表示手段と、 前記撮像部の回動状態を検出する回動状態検出手段と、 前記回動状態検出手段によって前記撮像部の回動状態が
    検出されたとき、前記表示部に表示された機能選択用情
    報を択一的に差別表示する表示制御手段と、 前記択一的に差別的表示される機能を選択指示する機能
    選択指示手段を備えることを特徴とする電子撮像装置。
  5. 【請求項5】 撮像レンズを含む撮像部と撮像画像を保
    存記録すると共に再生された記録画像を表示する表示部
    を含む本体部とが互いに回動可能に接続された電子撮像
    装置において、 前記撮像部の回動状態を検出する回動状態検出手段と、 前記記録画像を再生して前記表示部に表示する画像再生
    手段と、 前記回動状態検出手段によって前記撮像部の回動状態が
    検出されたとき、前記画像再生手段により現在表示され
    ている画像の次画像又は前画像を再生させ、前記表示部
    に表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とす
    る電子撮像装置。
  6. 【請求項6】 撮像レンズを含む撮像部と撮像画像を保
    存記録すると共に再生された記録画像を表示する表示部
    を含む本体部とが互いに回動可能に接続された電子撮像
    装置において、 前記撮像部の回動状態を検出する回動状態検出手段と、
    前記保存記録画像を複数個再生して前記表示部に同時に
    表示する画像再生手段と、 前記回動状態検出手段により検出された前記撮像部の回
    動状態に基づいて前記表示部に表示される複数の記録画
    像のうち、所望の1つの画像或いは複数の画像を差別表
    示する表示制御手段と、 前記表示部に差別表示された記録画像の選択を指示する
    画像選択指示手段を備えたことを特徴とする電子撮像装
    置。
  7. 【請求項7】 前記表示制御手段は、前記回動状態検出
    手段により検出された前記撮像部の回動回数、回動時間
    または回動角度に応じて表示制御を行うことを特徴とす
    る請求項4乃至6のいずれか1項に記載の電子撮像装
    置。
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