JP2010191214A - ズームレンズ及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 広角端における焦点距離の広角化及び高変倍化を図り、広角端から望遠端及び無限遠から近距離撮影時に至る全域における良好な結像性能を確保し、薄型化を図る。
【解決手段】 負の屈折力を有する第1レンズ群GR1と正の屈折力を有する第2レンズ群GR2と正の屈折力を有する第3レンズ群GR3とが物体側より像側へ順に配置されて構成され、第1レンズ群は1枚の負レンズG1と1枚の正レンズG2が像側から物体側へ順に配置されて成り、第3レンズ群は1枚の正レンズG6から成り、第1レンズ群の負レンズは両面が非球面に形成され、第3レンズ群の正レンズは両面が非球面に形成されるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明はズームレンズ及び撮像装置に関する。詳しくは、広角端の焦点距離が広角かつ高変倍比であり、像面湾曲を補正する能力が高く、奥行き方向の薄型化に優れたデジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等に用いられるズームレンズ及び該ズームレンズを備えた撮像装置の技術分野に関する。
近年、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等の高画素数の固体撮像素子を用いた撮像装置の普及が進み、撮像装置の一層の高画質化及び薄型化が求められている。このような状況により、特に、撮像装置に備えられたズームレンズにおいては、広角端における焦点距離がより広角であること、高変倍比であること、広角端から望遠端及び無限遠から近距離撮影時に至る全域において優れた結像性能を有すること、奥行き方向における薄型化がされていることが求められている。
近年、撮像装置の薄型化を図るために、撮影時に光学系が装置本体から突出され非撮影時には光学系が装置本体に収納される所謂沈胴式を採用することが主流であるが、沈胴式においてはレンズ構成によって収納時の厚みが大きく異なる。
小型のデジタルスチルカメラに適したズームレンズとして、例えば、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とが物体側から像側へ順に配置されて成る3群構成のタイプが多く提案されている。
このような3群構成のズームレンズには、高画素数の撮像素子に適し、高変倍化され、広角端から望遠端及び無限遠から近距離撮影時に至る全域において優れた結像性能を確保することが可能なものがある(例えば、特許文献1乃至特許文献3参照)。
また、固体撮像素子で撮像した画像データを電気的に画像処理することにより、ズームレンズをより小型化できる可能性を有するものもある(例えば、特許文献4参照)。
特開平11−194274号公報 特開2002−90624号公報 特開平11−287953号公報 特開2006−284790号公報
ところが、特許文献1に記載されたズームレンズにあっては、第2レンズ群を4枚構成とすることにより第2レンズ群において発生する収差を良好に補正して高変倍化を図っているが、レンズが4枚と多いため、第2レンズ群の厚みが大きくなり収納時における薄型化を図ることができない。
また、特許文献2に記載されたズームレンズにあっては、従来の3群構成のタイプに軸外収差の補正に有効となる固定群である第4レンズ群を付加することにより高変倍化を図っているが、レンズの枚数が増加してしまうため収納時における薄型化を図ることができない。
さらに、特許文献3に記載されたズームレンズにあっては、最も物体側に位置する第1レンズ群を光軸方向へ移動させて近距離撮影時の合焦を行っているが、第1レンズ群はレンズ径が大きくその駆動機構も大型化してしまうため、十分な小型化を図ることができない。また、第1レンズ群を3枚構成としているため、特に、収納時における薄型化に支障を来たしてしまう。
加えて、特許文献4に記載されたズームレンズにあっては、画像データを電気的に画像処理し第1レンズ群の負の屈折力を強めることにより小型化を図っているが、特に、望遠端側において被写体距離が変動したときに非点収差や像面湾曲等の軸外収差の変動が大きくなり光学性能の低下を来たしてしまう。
そこで、本発明ズームレンズ及び撮像装置は、上記した問題点を克服し、広角端における焦点距離の広角化及び高変倍化を図り、広角端から望遠端及び無限遠から近距離撮影時に至る全域における良好な結像性能を確保し、薄型化を図ることを課題とする。
ズームレンズは、上記した課題を解決するために、負の屈折力を有する第1レンズ群と正の屈折力を有する第2レンズ群と正の屈折力を有する第3レンズ群とが物体側より像側へ順に配置されて構成され、広角端状態から望遠端状態までレンズの位置状態が変化する際に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が減少し前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が増大するように、前記第2レンズ群が光軸方向における物体側へ移動すると共に前記第1レンズ群及び前記第3レンズ群が前記光軸方向へ移動し、被写体位置が変化する際に前記第3レンズ群の前記光軸方向への移動により近距離合焦を行い、前記第1レンズ群は1枚の負レンズと1枚の正レンズが像側から物体側へ順に配置されて成り、前記第3レンズ群は1枚の正レンズから成り、前記第1レンズ群の負レンズは両面が非球面に形成され、前記第3レンズ群の正レンズは両面が非球面に形成されるようにしたものである。
従って、ズームレンズにあっては、第1レンズ群が2枚のレンズによって構成され第3レンズ群が1枚のレンズによって構成される。
上記したズームレンズにあっては、第2レンズ群が2枚の正レンズと1枚の負レンズによって構成することが望ましい。
第2レンズ群を2枚の正レンズと1枚の負レンズによって構成することにより、少ないレンズ枚数で球面収差、非点収差、色収差等が補正される。
上記したズームレンズにあっては、第2レンズ群が少なくとも1面の非球面を有することが望ましい。
第2レンズ群が少なくとも1面の非球面を有するようにすることにより、当該非球面によって球面収差、非点収差、色収差等の収差補正機能が発揮される。
上記したズームレンズにあっては、第2レンズ群を光軸に略垂直な方向へシフトさせて像のシフトを行うようにすることが望ましい。
第2レンズ群を光軸に略垂直な方向へシフトさせて像のシフトを行うようにすることにより、レンズ径が小さく軽量な第2レンズ群によって像のシフトが行われる。
本発明撮像装置は、ズームレンズと該ズームレンズによって形成された光学像を電気的信号に変換する撮像素子とを備え、前記ズームレンズは、負の屈折力を有する第1レンズ群と正の屈折力を有する第2レンズ群と正の屈折力を有する第3レンズ群とが物体側より像側へ順に配置されて構成され、広角端状態から望遠端状態までレンズの位置状態が変化する際に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が減少し前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が増大するように、前記第2レンズ群が光軸方向における物体側へ移動すると共に前記第1レンズ群及び前記第3レンズ群が前記光軸方向へ移動し、被写体位置が変化する際に前記第3レンズ群の前記光軸方向への移動により近距離合焦を行い、前記第1レンズ群は1枚の負レンズと1枚の正レンズが像側から物体側へ順に配置されて成り、前記第3レンズ群は1枚の正レンズから成り、前記第1レンズ群の負レンズは両面が非球面に形成され、前記第3レンズ群の正レンズは両面が非球面に形成されるようにしたものである。
従って、撮像装置にあっては、ズームレンズの第1レンズ群が2枚のレンズによって構成され第3レンズ群が1枚のレンズによって構成される。
本発明ズームレンズは、負の屈折力を有する第1レンズ群と正の屈折力を有する第2レンズ群と正の屈折力を有する第3レンズ群とが物体側より像側へ順に配置されて構成され、広角端状態から望遠端状態までレンズの位置状態が変化する際に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が減少し前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が増大するように、前記第2レンズ群が光軸方向における物体側へ移動すると共に前記第1レンズ群及び前記第3レンズ群が前記光軸方向へ移動し、被写体位置が変化する際に前記第3レンズ群の前記光軸方向への移動により近距離合焦を行い、前記第1レンズ群は1枚の負レンズと1枚の正レンズが像側から物体側へ順に配置されて成り、前記第3レンズ群は1枚の正レンズから成り、前記第1レンズ群の負レンズは両面が非球面に形成され、前記第3レンズ群の正レンズは両面が非球面に形成され、以下の条件式(1)、条件式(2)、条件式(3)及び条件式(4)を満足する。
(1) 0.10<ASPa1< 0.36
(2)−0.05<ASPa2<−0.02
(3) 0<ASPb1< 0.20
(4) 0.04<ASPb2< 0.15
但し、
ASPa1=(ZAa1−ZRa1)/{Ca1・(Na−1)・f1}
ASPa2=(ZAa2−ZRa2)/{Ca2・(1−Na)・f1}
ASPb1=(ZAb1−ZRb1)/{Cb1・(Nb−1)・f3}
ASPb2=(ZAb2−ZRb2)/{Cb2・(1−Nb)・f3}
Da:第1レンズ群における負レンズの光軸上の厚さ
Db:第1レンズ群における正レンズの光軸上の厚さ
Ya=4Da
Yb=2Db
ZRa1:第1レンズ群における負レンズの物体側近軸曲率面の光軸からのYaに相当する高さにおける光軸方向の座標
ZRa2:第1レンズ群における負レンズの像側近軸曲率面の光軸からのYaに相当する高さにおける光軸方向の座標
ZAa1:第1レンズ群における負レンズの物体側非球面の光軸からのYaに相当する高さにおける光軸方向の座標
ZAa2:第1レンズ群における負レンズの像側非球面の光軸からのYaに相当する高さにおける光軸方向の座標
Ca1:第1レンズ群における負レンズの物体側非球面の近軸曲率
Ca2:第1レンズ群における負レンズの像側非球面の近軸曲率
Na:第1レンズ群における負レンズのe線に対する屈折率
f1:第1レンズ群の焦点距離
ZRb1:第1レンズ群における正レンズの物体側近軸曲率面の光軸からのYbに相当する高さにおける光軸方向の座標
ZRb2:第1レンズ群における正レンズの像側近軸曲率面の光軸からのYbに相当する高さにおける光軸方向の座標
ZAb1:第1レンズ群における正レンズの物体側非球面の光軸からのYbに相当する高さにおける光軸方向の座標
ZAb2:第1レンズ群における正レンズの像側非球面の光軸からのYbに相当する高さにおける光軸方向の座標
Cb1:第1レンズ群における正レンズの物体側非球面の近軸曲率
Cb2:第1レンズ群における正レンズの像側非球面の近軸曲率
Nb:第1レンズ群における正レンズのe線に対する屈折率
f3:第3レンズ群の焦点距離
とする。
従って、広角端における焦点距離の広角化及び高変倍化を図り、広角端から望遠端及び無限遠から近距離撮影時に至る全域における良好な結像性能を確保し、薄型化を図ることができる。
請求項2に記載した発明にあっては、前記第2レンズ群は2枚の正レンズと1枚の負レンズとから成るようにしている。
従って、少ないレンズ枚数で球面収差、非点収差、色収差等を良好に補正することができると共にズームレンズの薄型化を図ることができる。
請求項3及び請求項4に記載した発明にあっては、前記第2レンズ群が少なくとも1面の非球面を有するようにしている。
従って、少ないレンズ枚数で球面収差、非点収差、色収差等を一層良好に補正することができると共に高画質化を図ることができる。
請求項5乃至請求項8に記載した発明にあっては、前記第2レンズ群を光軸に略垂直な方向へシフトさせることにより像のシフトを行うようにしている。
従って、第2レンズ群はレンズ径が小さく軽量であるため、防振のための駆動機構を小型に構成することができる。
本発明撮像装置は、ズームレンズと該ズームレンズによって形成された光学像を電気的信号に変換する撮像素子とを備え、前記ズームレンズは、負の屈折力を有する第1レンズ群と正の屈折力を有する第2レンズ群と正の屈折力を有する第3レンズ群とが物体側より像側へ順に配置されて構成され、広角端状態から望遠端状態までレンズの位置状態が変化する際に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が減少し前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が増大するように、前記第2レンズ群が光軸方向における物体側へ移動すると共に前記第1レンズ群及び前記第3レンズ群が前記光軸方向へ移動し、被写体位置が変化する際に前記第3レンズ群の前記光軸方向への移動により近距離合焦を行い、前記第1レンズ群は1枚の負レンズと1枚の正レンズが像側から物体側へ順に配置されて成り、前記第3レンズ群は1枚の正レンズから成り、前記第1レンズ群の負レンズは両面が非球面に形成され、前記第3レンズ群の正レンズは両面が非球面に形成され、以下の条件式(1)、条件式(2)、条件式(3)及び条件式(4)を満足する。
(1) 0.10<ASPa1< 0.36
(2)−0.05<ASPa2<−0.02
(3) 0<ASPb1< 0.20
(4) 0.04<ASPb2< 0.15
但し、
ASPa1=(ZAa1−ZRa1)/{Ca1・(Na−1)・f1}
ASPa2=(ZAa2−ZRa2)/{Ca2・(1−Na)・f1}
ASPb1=(ZAb1−ZRb1)/{Cb1・(Nb−1)・f3}
ASPb2=(ZAb2−ZRb2)/{Cb2・(1−Nb)・f3}
Da:第1レンズ群における負レンズの光軸上の厚さ
Db:第1レンズ群における正レンズの光軸上の厚さ
Ya=4Da
Yb=2Db
ZRa1:第1レンズ群における負レンズの物体側近軸曲率面の光軸からのYaに相当する高さにおける光軸方向の座標
ZRa2:第1レンズ群における負レンズの像側近軸曲率面の光軸からのYaに相当する高さにおける光軸方向の座標
ZAa1:第1レンズ群における負レンズの物体側非球面の光軸からのYaに相当する高さにおける光軸方向の座標
ZAa2:第1レンズ群における負レンズの像側非球面の光軸からのYaに相当する高さにおける光軸方向の座標
Ca1:第1レンズ群における負レンズの物体側非球面の近軸曲率
Ca2:第1レンズ群における負レンズの像側非球面の近軸曲率
Na:第1レンズ群における負レンズのe線に対する屈折率
f1:第1レンズ群の焦点距離
ZRb1:第1レンズ群における正レンズの物体側近軸曲率面の光軸からのYbに相当する高さにおける光軸方向の座標
ZRb2:第1レンズ群における正レンズの像側近軸曲率面の光軸からのYbに相当する高さにおける光軸方向の座標
ZAb1:第1レンズ群における正レンズの物体側非球面の光軸からのYbに相当する高さにおける光軸方向の座標
ZAb2:第1レンズ群における正レンズの像側非球面の光軸からのYbに相当する高さにおける光軸方向の座標
Cb1:第1レンズ群における正レンズの物体側非球面の近軸曲率
Cb2:第1レンズ群における正レンズの像側非球面の近軸曲率
Nb:第1レンズ群における正レンズのe線に対する屈折率
f3:第3レンズ群の焦点距離
とする。
従って、広角端における焦点距離の広角化及び高変倍化を図り、広角端から望遠端及び無限遠から近距離撮影時に至る全域における良好な結像性能を確保し、薄型化を図ることができる。
特に、光学系が装置本体に対して突出及び収納される沈胴式の撮像装置に用いた場合の光学系の収納時の薄型化を図ることができる。
以下に、本発明ズームレンズ及び撮像装置を実施するための最良の形態について説明する。
[ズームレンズの構成]
先ず、本発明ズームレンズについて説明する。
本発明ズームレンズは、負の屈折力を有する第1レンズ群と正の屈折力を有する第2レンズ群と正の屈折力を有する第3レンズ群とが物体側より像側へ順に配置されて構成されている。
また、本発明ズームレンズは、広角端状態から望遠端状態までレンズの位置状態が変化する際に、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が減少し第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が増大するように、第2レンズ群が光軸方向における物体側へ移動すると共に第1レンズ群及び第3レンズ群が光軸方向へ移動する。
さらに、本発明ズームレンズは、被写体位置が変化する際に第3レンズ群の光軸方向への移動により近距離合焦を行う。
加えて、本発明ズームレンズは、第1レンズ群は1枚の負レンズと1枚の正レンズが像側から物体側へ順に配置されて成り、第3レンズ群は1枚の正レンズから成り、第1レンズ群の負レンズは両面が非球面に形成され、第3レンズ群の正レンズは両面が非球面に形成されている。
本発明ズームレンズにあっては、上記したように、第1レンズ群は両面が非球面に形成された1枚の負レンズと1枚の正レンズから成り、第3レンズ群は両面が非球面に形成された1枚の正レンズから成るように構成されている。
従って、各レンズ群のレンズの枚数が球面収差、非点収差、色収差等が良好に補正される最小限の枚数にされており、薄型化、特に、光学系が装置本体に対して突出及び収納される沈胴式の撮像装置において光学系の収納時の薄型化を図ることができる。
本発明ズームレンズは、以下の条件式(1)、条件式(2)、条件式(3)及び条件式(4)を満足するように構成されている。
(1) 0.10<ASPa1< 0.36
(2)−0.05<ASPa2<−0.02
(3) 0<ASPb1< 0.20
(4) 0.04<ASPb2< 0.15
但し、
ASPa1=(ZAa1−ZRa1)/{Ca1・(Na−1)・f1}
ASPa2=(ZAa2−ZRa2)/{Ca2・(1−Na)・f1}
ASPb1=(ZAb1−ZRb1)/{Cb1・(Nb−1)・f3}
ASPb2=(ZAb2−ZRb2)/{Cb2・(1−Nb)・f3}
Da:第1レンズ群における負レンズの光軸上の厚さ
Db:第1レンズ群における正レンズの光軸上の厚さ
Ya=4Da
Yb=2Db
ZRa1:第1レンズ群における負レンズの物体側近軸曲率面の光軸からのYaに相当する高さにおける光軸方向の座標
ZRa2:第1レンズ群における負レンズの像側近軸曲率面の光軸からのYaに相当する高さにおける光軸方向の座標
ZAa1:第1レンズ群における負レンズの物体側非球面の光軸からのYaに相当する高さにおける光軸方向の座標
ZAa2:第1レンズ群における負レンズの像側非球面の光軸からのYaに相当する高さにおける光軸方向の座標
Ca1:第1レンズ群における負レンズの物体側非球面の近軸曲率
Ca2:第1レンズ群における負レンズの像側非球面の近軸曲率
Na:第1レンズ群における負レンズのe線に対する屈折率
f1:第1レンズ群の焦点距離
ZRb1:第1レンズ群における正レンズの物体側近軸曲率面の光軸からのYbに相当する高さにおける光軸方向の座標
ZRb2:第1レンズ群における正レンズの像側近軸曲率面の光軸からのYbに相当する高さにおける光軸方向の座標
ZAb1:第1レンズ群における正レンズの物体側非球面の光軸からのYbに相当する高さにおける光軸方向の座標
ZAb2:第1レンズ群における正レンズの像側非球面の光軸からのYbに相当する高さにおける光軸方向の座標
Cb1:第1レンズ群における正レンズの物体側非球面の近軸曲率
Cb2:第1レンズ群における正レンズの像側非球面の近軸曲率
Nb:第1レンズ群における正レンズのe線に対する屈折率
f3:第3レンズ群の焦点距離
とする。
尚、上記e線の波長は546.07nmである。
条件式(1)の下限値を下回ると、非球面の効果がほとんど得られなくなり、広角側において像面がアンダー側に倒れて収差を良好に補正することが困難になる。特に、第1レンズ群における負レンズの物体側の面の負の屈折力を強くしていくと、第1レンズ群の負レンズにおいて発生する軸外収差を第3レンズ群の正レンズで補正する関係において広角側と望遠側におけるバランスを図ることが困難になり、望遠端側において被写体距離が変わったときの像面湾曲の変動が大きくなってしまう。
一方、条件式(1)の上限値を上回ると、非球面の効果が強くなり過ぎるため、広角側において像面がオーバー側に倒れて収差を良好に補正することが困難になる。
従って、ズームレンズが条件式(1)を満足することにより、非球面の効果が適正に発揮され、良好な収差補正が行われ光学性能の向上を図ることができる。
条件式(2)の下限値を下回ると、非球面の効果が強くなり過ぎるため、広角側において像面がアンダー側に倒れて収差を良好に補正することが困難になる。
一方、条件式(2)の上限値を上回ると、非球面の効果がほとんど得られなくなり、広角側において像面がオーバー側に倒れて収差を良好に補正することが困難になる。特に、第1レンズ群における負レンズの像面側の負の屈折力を強くしていくと、レンズの周縁部における曲率が大きくなるため、第1レンズ群における負レンズの成形の難易度が上がってしまう。
従って、ズームレンズが条件式(2)を満足することにより、非球面の効果が適正に発揮され、良好な収差補正が行われ光学性能の向上及び第1レンズ群における負レンズの成形の容易化を図ることができる。
条件式(3)の下限値を下回ると、非球面の効果がほとんど得られなくなり、望遠側において像面がオーバー側に倒れて収差を良好に補正することが困難になる。
一方、条件式(3)の上限値を上回ると、非球面の効果が強くなり過ぎるため、望遠側において像面がアンダー側に倒れ易く、また、非球面による像面湾曲の補正効果が強くなり過ぎるため、望遠端側において被写体距離が変わったときの像面湾曲の変動が大きくなってしまう。
従って、ズームレンズが条件式(3)を満足することにより、非球面の効果が適正に発揮され、良好な収差補正が行われ光学性能の向上を図ることができる。
条件式(4)の下限値を下回ると、非球面の効果がほとんど得られなくなり、望遠側において像面がアンダー側に倒れて収差を良好に補正することが困難になる。
一方、条件式(4)の上限値を上回ると、非球面の効果が強くなり過ぎるため、望遠側において像面がオーバー側に倒れ易く、また、非球面による像面湾曲の補正効果が強くなり過ぎるため、望遠端側において被写体距離が変わったときの像面湾曲の変動が大きくなってしまう。
従って、ズームレンズが条件式(4)を満足することにより、非球面の効果が適正に発揮され、良好な収差補正が行われ光学性能の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態のズームレンズにあっては、第2レンズ群を2枚の正レンズと1枚の負レンズによって構成することが望ましい。
第2レンズ群を2枚の正レンズと1枚の負レンズによって構成することにより、少ないレンズ枚数で球面収差、非点収差、色収差等を良好に補正することができると共にズームレンズの薄型化を図ることができる。
本発明の一実施形態のズームレンズにあっては、第2レンズ群が少なくとも1面の非球面を有するように構成することが望ましい。
第2レンズ群が少なくとも1面の非球面を有することにより、少ないレンズ枚数で球面収差、非点収差、色収差等を一層良好に補正することができると共に高画質化を図ることができる。
本発明の一実施形態のズームレンズにあっては、第2レンズ群を光軸に略垂直な方向へシフトさせることにより像のシフトを行うようにすることが望ましい。
第2レンズ群を光軸に略垂直な方向へシフトさせて像のシフトを行うことにより、第2レンズ群はレンズ径が小さく軽量であるため、防振のための駆動機構を小型に構成することができる。
また、光量の調整のために絞り径を変化させる代わりに、ND(Neutral Density)フィルターや液晶調光素子を用いることが小型化及び小絞り回折の劣化防止のためには好ましい。
さらに、電気的な画像処理を行うことにより、第1レンズ群のレンズ径を小型化し、ズームレンズをさらに小型化することができる。
[各実施の形態]
次に、本発明ズームレンズの具体的な実施の形態及び該実施の形態に具体的な数値を適用した数値実施例について、図面及び表を参照して説明する。
尚、以下の各表や説明において示した記号の意味等については、下記に示す通りである。
「si」は物体側から数えて第i番目の面、「ri」は物体側から数えて第i番目の面の曲率半径、「di」は第i番目の面と第i+1番目の面との間の軸上面間隔、「ni」は第i番目の面を有するレンズの材質のd線(波長587.6nm)における屈折率、「νi」は第i番目の面を有するレンズの材質のd線におけるアッベ数を示す。
「si」に関し「ASP」は当該面が非球面であることを示し、「ri」に関し「INFINITY」は当該面が平面であることを示し、「di」に関し「可変」は当該間隔が可変間隔であることを示す。
「Fno」はFナンバー、「ω」は半画角を示す。
各数値実施例において用いられたレンズには、レンズ面が非球面に形成されたものがある。
非球面形状は、面の頂点を原点とし、光軸方向をX軸とし、光軸に垂直な方向の高さをhとすると、以下の数式で表せる。
Figure 2010191214
但し、
Ai:第i次の非球面係数
R:曲率半径
K:円錐定数
とする。
以下に示す第1の実施の形態乃至第3の実施の形態におけるズームレンズ1、2、3は、何れも負の屈折力を有する第1レンズ群GR1と、正の屈折力を有する第2レンズ群GR2と、正の屈折力を有する第3レンズ群GR3とが物体側から像側へ順に配置されて構成されている。
また、ズームレンズ1、2、3は、広角端状態から望遠端状態までレンズの位置状態が変化する際に、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間隔が減少し第2レンズ群GR2と第3レンズ群GR3との間隔が増大するように、第2レンズ群GR2が光軸方向における物体側へ移動すると共に第1レンズ群GR1及び第3レンズ群GR3が光軸方向へ移動する。
さらに、ズームレンズ1、2、3は、被写体位置が変化する際に第3レンズ群GR3の光軸方向への移動により近距離合焦を行う。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるズームレンズ1のレンズ構成を示しており、該ズームレンズ1は6枚のレンズを有している。
第1レンズ群GR1は、両面が非球面に形成された負レンズG1と、正レンズG2とが物体側から像側へ順に配置されて構成されている。
第2レンズ群GR2は、両面が非球面に形成された正レンズG3と、正レンズG4と負レンズG5が接合されて成る接合レンズとが物体側から像側へ順に配置されて構成されている。第2レンズ群GR2は光軸に略垂直な方向へ移動可能とされ、第2レンズ群GR2が光軸に略垂直な方向へ移動されることにより像のシフトが行われる。
第3レンズ群GR3は、両面が非球面に形成された正レンズG6によって構成されている。
第2レンズ群GR2の物体側には第2レンズ群GR2に近接した位置に開口絞りIR(絞り面s5)が配置されている。開口絞りIRは、変倍時に第2レンズ群GR2と一体で光軸方向へ移動される。
第3レンズ群GR3と像面IMGとの間にはローパスフィルターLPFが配置されている。
表1に、第1の実施の形態におけるズームレンズ1に具体的数値を適用した数値実施例1のレンズデーターを示す。
Figure 2010191214
ズームレンズ1において、第1レンズ群GR1の負レンズG1の物体側の面(s1)、第1レンズ群GR1の負レンズG1の像側の面(s2)、第2レンズ群GR2の正レンズG3の物体側の面(s6)、第2レンズ群GR2の正レンズG3の像側の面(s7)、第3レンズ群GR3の正レンズG6の物体側の面(s11)及び第3レンズ群GR3の正レンズG6の像側の面(s12)は非球面に形成されている。数値実施例1における非球面の4次、6次、8次及び10次の非球面係数A4、A6、A8、A10を円錐定数Kとともに表2に示す。
尚、表2及び後述する非球面係数を示す各表において、「E−i」は10を底とする指数表現、即ち、「10−i」を表しており、例えば、「0.12345E−05」は「0.12345×10−5」を表している。
Figure 2010191214
ズームレンズ1において、広角端状態と望遠端状態の間の変倍に際して、第1レンズ群GR1と開口絞りIRの間の面間隔d4、第2レンズ群GR2と第3レンズ群GR3の間の面間隔d10及び第3レンズ群GR3とローパスフィルターLPFの間の面間隔d12が変化する。数値実施例1における各面間隔の広角端状態(焦点距離=5.15)、中間焦点位置状態(焦点距離=10.01)及び望遠端状態(焦点距離=19.49)における可変間隔を、FナンバーFno及び半画角ωとともに表3に示す。
Figure 2010191214
図2乃至図5に数値実施例1の諸収差図を示す。図2は広角端状態(焦点距離=5.15)における無限遠合焦時、図3は中間焦点位置状態(焦点距離=10.01)における無限遠合焦時、図4は望遠端状態(焦点距離=19.49)における無限遠合焦時、図5は望遠端状態における物体距離が2mでの合焦時の諸収差図である。
図2乃至図5には、球面収差図において、縦軸が開放F値との割合を示し、横軸がデフォーカスを示し、実線でd線(波長587.6nm)、一点鎖線でg線(波長435.8nm)、点線でC線(波長656.3nm)における値をそれぞれ示す。非点収差図において、縦軸が画角を示し、横軸がデフォーカスを示し、実線でサジタル像面における値を示し、破線でメリディオナル像面における値を示す。歪曲収差図において、縦軸が画角を示し、横軸が%を示す。
各収差図から、数値実施例1は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<第2の実施の形態>
図6は、本発明の第2の実施の形態におけるズームレンズ2のレンズ構成を示しており、該ズームレンズ2は6枚のレンズを有している。
第1レンズ群GR1は、両面が非球面に形成された負レンズG1と、正レンズG2とが物体側から像側へ順に配置されて構成されている。
第2レンズ群GR2は、両面が非球面に形成された正レンズG3と、正レンズG4と負レンズG5が接合されて成る接合レンズとが物体側から像側へ順に配置されて構成されている。第2レンズ群GR2は光軸に略垂直な方向へ移動可能とされ、第2レンズ群GR2が光軸に略垂直な方向へ移動されることにより像のシフトが行われる。
第3レンズ群GR3は、両面が非球面に形成された正レンズG6によって構成されている。
第2レンズ群GR2の物体側には第2レンズ群GR2に近接した位置に開口絞りIR(絞り面s5)が配置されている。開口絞りIRは、変倍時に第2レンズ群GR2と一体で光軸方向へ移動される。
第3レンズ群GR3と像面IMGとの間にはローパスフィルターLPFが配置されている。
表4に、第2の実施の形態におけるズームレンズ2に具体的数値を適用した数値実施例2のレンズデーターを示す。
Figure 2010191214
ズームレンズ2において、第1レンズ群GR1の負レンズG1の物体側の面(s1)、第1レンズ群GR1の負レンズG1の像側の面(s2)、第2レンズ群GR2の正レンズG3の物体側の面(s6)、第2レンズ群GR2の正レンズG3の像側の面(s7)、第3レンズ群GR3の正レンズG6の物体側の面(s11)及び第3レンズ群GR3の正レンズG6の像側の面(s12)は非球面に形成されている。数値実施例2における非球面の4次、6次、8次及び10次の非球面係数A4、A6、A8、A10を円錐定数Kとともに表5に示す。
Figure 2010191214
ズームレンズ2において、広角端状態と望遠端状態の間の変倍に際して、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2の間の面間隔d4、第2レンズ群GR2と第3レンズ群GR3の間の面間隔d10及び第3レンズ群GR3とローパスフィルターLPFの間の面間隔d12が変化する。数値実施例2における各面間隔の広角端状態(焦点距離=4.79)、中間焦点位置状態(焦点距離=9.07)及び望遠端状態(焦点距離=18.11)における可変間隔を、FナンバーFno及び半画角ωとともに表6に示す。
Figure 2010191214
図7乃至図10に数値実施例2の諸収差図を示す。図7は広角端状態(焦点距離=4.79)における無限遠合焦時、図8は中間焦点位置状態(焦点距離=9.07)における無限遠合焦時、図9は望遠端状態(焦点距離=18.11)における無限遠合焦時、図10は望遠端状態における物体距離が2mでの合焦時の諸収差図である。
図7乃至図10には、球面収差図において、縦軸が開放F値との割合を示し、横軸がデフォーカスを示し、実線でd線(波長587.6nm)、一点鎖線でg線(波長435.8nm)、点線でC線(波長656.3nm)における値をそれぞれ示す。非点収差図において、縦軸が画角を示し、横軸がデフォーカスを示し、実線でサジタル像面における値を示し、破線でメリディオナル像面における値を示す。歪曲収差図において、縦軸が画角を示し、横軸が%を示す。
各収差図から、数値実施例2は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<第3の実施の形態>
図11は、本発明の第3の実施の形態におけるズームレンズ3のレンズ構成を示しており、該ズームレンズ3は6枚のレンズを有している。
第1レンズ群GR1は、両面が非球面に形成された負レンズG1と、正レンズG2とが物体側から像側へ順に配置されて構成されている。
第2レンズ群GR2は、両面が非球面に形成された正レンズG3と、正レンズG4と負レンズG5が接合されて成る接合レンズとが物体側から像側へ順に配置されて構成されている。第2レンズ群GR2は光軸に略垂直な方向へ移動可能とされ、第2レンズ群GR2が光軸に略垂直な方向へ移動されることにより像のシフトが行われる。
第3レンズ群GR3は、両面が非球面に形成された正レンズG6によって構成されている。
第2レンズ群GR2の物体側には第2レンズ群GR2に近接した位置に開口絞りIR(絞り面s5)が配置されている。開口絞りIRは、変倍時に第2レンズ群GR2と一体で光軸方向へ移動される。
第3レンズ群GR3と像面IMGとの間にはローパスフィルターLPFが配置されている。
表7に、第3の実施の形態におけるズームレンズ3に具体的数値を適用した数値実施例3のレンズデーターを示す。
Figure 2010191214
ズームレンズ3において、第1レンズ群GR1の負レンズG1の物体側の面(s1)、第1レンズ群GR1の負レンズG1の像側の面(s2)、第2レンズ群GR2の正レンズG3の物体側の面(s6)、第2レンズ群GR2の正レンズG3の像側の面(s7)、第3レンズ群GR3の正レンズG6の物体側の面(s11)及び第3レンズ群GR3の正レンズG6の像側の面(s12)は非球面に形成されている。数値実施例3における非球面の4次、6次、8次及び10次の非球面係数A4、A6、A8、A10を円錐定数Kとともに表8に示す。
Figure 2010191214
ズームレンズ3において、広角端状態と望遠端状態の間の変倍に際して、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2の間の面間隔d4、第2レンズ群GR2と第3レンズ群GR3の間の面間隔d10及び第3レンズ群GR3とローパスフィルターLPFの間の面間隔d12が変化する。数値実施例3における各面間隔の広角端状態(焦点距離=4.69)、中間焦点位置状態(焦点距離=8.78)及び望遠端状態(焦点距離=17.72)における可変間隔を、FナンバーFno及び半画角ωとともに表9に示す。
Figure 2010191214
図12乃至図15に数値実施例3の諸収差図を示す。図12は広角端状態(焦点距離=4.69)における無限遠合焦時、図13は中間焦点位置状態(焦点距離=8.78)における無限遠合焦時、図14は望遠端状態(焦点距離=17.72)における無限遠合焦時、図15は望遠端状態における物体距離が2mでの合焦時の諸収差図である。
図12乃至図15には、球面収差図において、縦軸が開放F値との割合を示し、横軸がデフォーカスを示し、実線でd線(波長587.6nm)、一点鎖線でg線(波長435.8nm)、点線でC線(波長656.3nm)における値をそれぞれ示す。非点収差図において、縦軸が画角を示し、横軸がデフォーカスを示し、実線でサジタル像面における値を示し、破線でメリディオナル像面における値を示す。歪曲収差図において、縦軸が画角を示し、横軸が%を示す。
各収差図から、数値実施例3は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<第4の実施の形態>
図16は、本発明の第4の実施の形態におけるズームレンズ4のレンズ構成を示しており、該ズームレンズ4は6枚のレンズを有している。
第1レンズ群GR1は、両面が非球面に形成された負レンズG1と、正レンズG2とが物体側から像側へ順に配置されて構成されている。
第2レンズ群GR2は、両面が非球面に形成された正レンズG3と、正レンズG4と負レンズG5が接合されて成る接合レンズとが物体側から像側へ順に配置されて構成されている。第2レンズ群GR2は光軸に略垂直な方向へ移動可能とされ、第2レンズ群GR2が光軸に略垂直な方向へ移動されることにより像のシフトが行われる。
第3レンズ群GR3は、両面が非球面に形成された正レンズG6によって構成されている。
第2レンズ群GR2の物体側には第2レンズ群GR2に近接した位置に開口絞りIR(絞り面s5)が配置されている。開口絞りIRは、変倍時に第2レンズ群GR2と一体で光軸方向へ移動される。
第3レンズ群GR3と像面IMGとの間にはローパスフィルターLPFが配置されている。
表10に、第4の実施の形態におけるズームレンズ4に具体的数値を適用した数値実施例4のレンズデーターを示す。
Figure 2010191214
ズームレンズ4において、第1レンズ群GR1の負レンズG1の物体側の面(s1)、第1レンズ群GR1の負レンズG1の像側の面(s2)、第2レンズ群GR2の正レンズG3の物体側の面(s6)、第2レンズ群GR2の正レンズG3の像側の面(s7)、第3レンズ群GR3の正レンズG6の物体側の面(s11)及び第3レンズ群GR3の正レンズG6の像側の面(s12)は非球面に形成されている。数値実施例4における非球面の4次、6次、8次及び10次の非球面係数A4、A6、A8、A10を円錐定数Kとともに表11に示す。
Figure 2010191214
ズームレンズ4において、広角端状態と望遠端状態の間の変倍に際して、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2の間の面間隔d4、第2レンズ群GR2と第3レンズ群GR3の間の面間隔d10及び第3レンズ群GR3とローパスフィルターLPFの間の面間隔d12が変化する。数値実施例4における各面間隔の広角端状態(焦点距離=4.84)、中間焦点位置状態(焦点距離=10.15)及び望遠端状態(焦点距離=22.91)における可変間隔を、FナンバーFno及び半画角ωとともに表11に示す。
Figure 2010191214
図17乃至図20に数値実施例4の諸収差図を示す。図17は広角端状態(焦点距離=4.84)における無限遠合焦時、図18は中間焦点位置状態(焦点距離=10.15)における無限遠合焦時、図19は望遠端状態(焦点距離=22.91)における無限遠合焦時、図20は望遠端状態における物体距離が2mでの合焦時の諸収差図である。
図17乃至図20には、球面収差図において、縦軸が開放F値との割合を示し、横軸がデフォーカスを示し、実線でd線(波長587.6nm)、一点鎖線でg線(波長435.8nm)、点線でC線(波長656.3nm)における値をそれぞれ示す。非点収差図において、縦軸が画角を示し、横軸がデフォーカスを示し、実線でサジタル像面における値を示し、破線でメリディオナル像面における値を示す。歪曲収差図において、縦軸が画角を示し、横軸が%を示す。
各収差図から、数値実施例4は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<第5の実施の形態>
図21は、本発明の第5の実施の形態におけるズームレンズ5のレンズ構成を示しており、該ズームレンズ5は6枚のレンズを有している。
第1レンズ群GR1は、両面が非球面に形成された負レンズG1と、正レンズG2とが物体側から像側へ順に配置されて構成されている。
第2レンズ群GR2は、一方の面が非球面に形成された正レンズG3と負レンズG4が接合されて成る接合レンズと、一方の面が非球面に形成された正レンズG5とが物体側から像側へ順に配置されて構成されている。第2レンズ群GR2は光軸に略垂直な方向へ移動可能とされ、第2レンズ群GR2が光軸に略垂直な方向へ移動されることにより像のシフトが行われる。
第3レンズ群GR3は、両面が非球面に形成された正レンズG6によって構成されている。
第2レンズ群GR2の物体側には第2レンズ群GR2に近接した位置に開口絞りIR(絞り面s5)が配置されている。開口絞りIRは、変倍時に第2レンズ群GR2と一体で光軸方向へ移動される。
第3レンズ群GR3と像面IMGとの間にはローパスフィルターLPFが配置されている。
表13に、第5の実施の形態におけるズームレンズ5に具体的数値を適用した数値実施例5のレンズデーターを示す。
Figure 2010191214
ズームレンズ5において、第1レンズ群GR1の負レンズG1の物体側の面(s1)、第1レンズ群GR1の負レンズG1の像側の面(s2)、第2レンズ群GR2の正レンズG3の物体側の面(s6)、第2レンズ群GR2の正レンズG5の物体側の面(s9)、第3レンズ群GR3の正レンズG6の物体側の面(s11)及び第3レンズ群GR3の正レンズG6の像側の面(s12)は非球面に形成されている。数値実施例5における非球面の4次、6次、8次及び10次の非球面係数A4、A6、A8、A10を円錐定数Kとともに表14に示す。
Figure 2010191214
ズームレンズ5において、広角端状態と望遠端状態の間の変倍に際して、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2の間の面間隔d4、第2レンズ群GR2と第3レンズ群GR3の間の面間隔d10及び第3レンズ群GR3とローパスフィルターLPFの間の面間隔d12が変化する。数値実施例5における各面間隔の広角端状態(焦点距離=4.84)、中間焦点位置状態(焦点距離=9.84)及び望遠端状態(焦点距離=20.59)における可変間隔を、FナンバーFno及び半画角ωとともに表15に示す。
Figure 2010191214
図22乃至図25に数値実施例5の諸収差図を示す。図22は広角端状態(焦点距離=4.84)における無限遠合焦時、図23は中間焦点位置状態(焦点距離=9.84)における無限遠合焦時、図24は望遠端状態(焦点距離=20.59)における無限遠合焦時、図25は望遠端状態における物体距離が2mでの合焦時の諸収差図である。
図22乃至図25には、球面収差図において、縦軸が開放F値との割合を示し、横軸がデフォーカスを示し、実線でd線(波長587.6nm)、一点鎖線でg線(波長435.8nm)、点線でC線(波長656.3nm)における値をそれぞれ示す。非点収差図において、縦軸が画角を示し、横軸がデフォーカスを示し、実線でサジタル像面における値を示し、破線でメリディオナル像面における値を示す。歪曲収差図において、縦軸が画角を示し、横軸が%を示す。
各収差図から、数値実施例5は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
[条件式のまとめ]
表16にズームレンズ1、2、3、4、5における上記条件式(1)乃至条件式(4)の各値を示す。
即ち、条件式(1)乃至条件式(4)のDa、Db、Ya、Yb、ZAa1−ZRa1、ZAa2−ZRa2、Ca1、Ca2、Na、f1、ZAb1−ZRb1、ZAb2−ZRb2、Cb1、Cb2、Nb、f3、ASPa1、ASPa2、ASPb1、ASPb2を示す。
Figure 2010191214
表16から明らかなように、ズームレンズ1、2、3、4、5は条件式(1)乃至条件式(4)を満足するようにされている。
[撮像装置の構成]
次に、本発明撮像装置について説明する。
本発明撮像装置は、ズームレンズと該ズームレンズによって形成された光学像を電気的信号に変換する撮像素子とを備えた装置である。
本発明撮像装置は、ズームレンズが、負の屈折力を有する第1レンズ群と正の屈折力を有する第2レンズ群と正の屈折力を有する第3レンズ群とが物体側より像側へ順に配置されて構成されている。
また、本発明撮像装置は、ズームレンズが、広角端状態から望遠端状態までレンズの位置状態が変化する際に、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が減少し第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が増大するように、第2レンズ群が光軸方向における物体側へ移動すると共に第1レンズ群及び第3レンズ群が光軸方向へ移動する。
さらに、本発明撮像装置は、ズームレンズが、被写体位置が変化する際に第3レンズ群の光軸方向への移動により近距離合焦を行う。
加えて、本発明撮像装置は、ズームレンズが、第1レンズ群は1枚の負レンズと1枚の正レンズが像側から物体側へ順に配置されて成り、第3レンズ群は1枚の正レンズから成り、第1レンズ群の負レンズは両面が非球面に形成され、第3レンズ群の正レンズは両面が非球面に形成されている。
本発明撮像装置にあっては、上記したように、ズームレンズの第1レンズ群は両面が非球面に形成された1枚の負レンズと1枚の正レンズから成り、第3レンズ群は両面が非球面に形成された1枚の正レンズから成るように構成されている。
従って、各レンズ群のレンズの枚数が球面収差、非点収差、色収差等が良好に補正される最小限の枚数にされており、薄型化、特に、沈胴式のタイプの撮像装置において光学系の収納時の薄型化を図ることができる。
本発明ズームレンズは、以下の条件式(1)、条件式(2)、条件式(3)及び条件式(4)を満足するように構成されている。
(1) 0.10<ASPa1< 0.36
(2)−0.05<ASPa2<−0.02
(3) 0<ASPb1< 0.20
(4) 0.04<ASPb2< 0.15
但し、
ASPa1=(ZAa1−ZRa1)/{Ca1・(Na−1)・f1}
ASPa2=(ZAa2−ZRa2)/{Ca2・(1−Na)・f1}
ASPb1=(ZAb1−ZRb1)/{Cb1・(Nb−1)・f3}
ASPb2=(ZAb2−ZRb2)/{Cb2・(1−Nb)・f3}
Da:第1レンズ群における負レンズの光軸上の厚さ
Db:第1レンズ群における正レンズの光軸上の厚さ
Ya=4Da
Yb=2Db
ZRa1:第1レンズ群における負レンズの物体側近軸曲率面の光軸からのYaに相当する高さにおける光軸方向の座標
ZRa2:第1レンズ群における負レンズの像側近軸曲率面の光軸からのYaに相当する高さにおける光軸方向の座標
ZAa1:第1レンズ群における負レンズの物体側非球面の光軸からのYaに相当する高さにおける光軸方向の座標
ZAa2:第1レンズ群における負レンズの像側非球面の光軸からのYaに相当する高さにおける光軸方向の座標
Ca1:第1レンズ群における負レンズの物体側非球面の近軸曲率
Ca2:第1レンズ群における負レンズの像側非球面の近軸曲率
Na:第1レンズ群における負レンズのe線に対する屈折率
f1:第1レンズ群の焦点距離
ZRb1:第1レンズ群における正レンズの物体側近軸曲率面の光軸からのYbに相当する高さにおける光軸方向の座標
ZRb2:第1レンズ群における正レンズの像側近軸曲率面の光軸からのYbに相当する高さにおける光軸方向の座標
ZAb1:第1レンズ群における正レンズの物体側非球面の光軸からのYbに相当する高さにおける光軸方向の座標
ZAb2:第1レンズ群における正レンズの像側非球面の光軸からのYbに相当する高さにおける光軸方向の座標
Cb1:第1レンズ群における正レンズの物体側非球面の近軸曲率
Cb2:第1レンズ群における正レンズの像側非球面の近軸曲率
Nb:第1レンズ群における正レンズのe線に対する屈折率
f3:第3レンズ群の焦点距離
とする。
撮像装置が条件式(1)を満足することにより、非球面の効果が適正に発揮され、良好な収差補正が行われ光学性能の向上を図ることができる。
また、撮像装置が条件式(2)を満足することにより、非球面の効果が適正に発揮され、良好な収差補正が行われ光学性能の向上及び第1レンズ群における負レンズの成形の容易化を図ることができる。
さらに、撮像装置が条件式(3)を満足することにより、非球面の効果が適正に発揮され、良好な収差補正が行われ光学性能の向上を図ることができる。
加えて、撮像装置が条件式(4)を満足することにより、非球面の効果が適正に発揮され、良好な収差補正が行われ光学性能の向上を図ることができる。
図16に、本発明撮像装置の一実施形態によるデジタルスチルカメラのブロック図を示す。
撮像装置(デジタルスチルカメラ)100は、撮像機能を担うカメラブロック10と、撮影された画像信号のアナログ−デジタル変換等の信号処理を行うカメラ信号処理部20と、画像信号の記録再生処理を行う画像処理部30と、撮影された画像等を表示するLCD(Liquid Crystal Display)40と、メモリーカード1000への画像信号の書込及び読出を行うR/W(リーダ/ライタ)50と、撮像装置の全体を制御するCPU(Central Processing Unit)60と、ユーザーによって所要の操作が行われる各種のスイッチ等から成る入力部70と、カメラブロック10に配置されたレンズの駆動を制御するレンズ駆動制御部80とを備えている。
カメラブロック10は、ズームレンズ11(本発明が適用されるズームレンズ1、2、3)を含む光学系や、CCD(Charge Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の撮像素子12等とによって構成されている。
カメラ信号処理部20は、撮像素子12からの出力信号に対するデジタル信号への変換、ノイズ除去、画質補正、輝度・色差信号への変換等の各種の信号処理を行う。
画像処理部30は、所定の画像データフォーマットに基づく画像信号の圧縮符号化・伸張復号化処理や解像度等のデータ仕様の変換処理等を行う。
LCD40はユーザーの入力部70に対する操作状態や撮影した画像等の各種のデータを表示する機能を有している。
R/W50は、画像処理部30によって符号化された画像データのメモリーカード1000への書込及びメモリーカード1000に記録された画像データの読出を行う。
CPU60は、撮像装置100に設けられた各回路ブロックを制御する制御処理部として機能し、入力部70からの指示入力信号等に基づいて各回路ブロックを制御する。
入力部70は、例えば、シャッター操作を行うためのシャッターレリーズボタンや、動作モードを選択するための選択スイッチ等によって構成され、ユーザーによる操作に応じた指示入力信号をCPU60に対して出力する。
レンズ駆動制御部80は、CPU60からの制御信号に基づいてズームレンズ11の各レンズを駆動する図示しないモータ等を制御する。
メモリーカード1000は、例えば、R/W50に接続されたスロットに対して着脱可能な半導体メモリーである。
[撮像装置の動作]
以下に、撮像装置100における動作を説明する。
撮影の待機状態では、CPU60による制御の下で、カメラブロック10において撮影された画像信号が、カメラ信号処理部20を介してLCD40に出力され、カメラスルー画像として表示される。また、入力部70からのズーミングのための指示入力信号が入力されると、CPU60がレンズ駆動制御部80に制御信号を出力し、レンズ駆動制御部80の制御に基づいてズームレンズ11の所定のレンズが移動される。
入力部70からの指示入力信号によりカメラブロック10の図示しないシャッターが動作されると、撮影された画像信号がカメラ信号処理部20から画像処理部30に出力されて圧縮符号化処理され、所定のデータフォーマットのデジタルデータに変換される。変換されたデータはR/W50に出力され、メモリーカード1000に書き込まれる。
尚、フォーカシングは、例えば、入力部50のシャッターレリーズボタンが半押しされた場合や記録(撮影)のために全押しされた場合等に、CPU60からの制御信号に基づいてレンズ駆動制御部80がズームレンズ11の所定のレンズを移動させることにより行われる。
メモリーカード1000に記録された画像データを再生する場合には、入力部70に対する操作に応じて、R/W50によってメモリーカード1000から所定の画像データが読み出され、画像処理部30によって伸張復号化処理が行われた後、再生画像信号がLCD40に出力されて再生画像が表示される。
尚、上記した実施の形態においては、撮像装置をデジタルスチルカメラに適用した例を示したが、撮像装置の適用範囲はデジタルスチルカメラに限られることはなく、デジタルビデオカメラ、カメラが組み込まれた携帯電話、カメラが組み込まれたPDA(Personal Digital Assistant)等のデジタル入出力機器のカメラ部等として広く適用することができる。
上記した各実施の形態において示した各部の形状及び数値は、何れも本発明を実施するための具体化のほんの一例に過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図26と共に本発明撮像装置及びズームレンズを実施するための最良の形態を示すものであり、本図は、本発明ズームレンズの第1の実施の形態のレンズ構成を示す図である。 図3乃至図5と共に第1の実施の形態に具体的数値を適用した数値実施例の収差図を示し、本図は、広角端状態における無限遠合焦時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 中間焦点位置状態における無限遠合焦時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 望遠端状態における無限遠合焦時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 望遠端状態における物体距離が2mの合焦時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 本発明ズームレンズの第2の実施の形態のレンズ構成を示す図である。 図8乃至図10と共に第2の実施の形態に具体的数値を適用した数値実施例の収差図を示し、本図は、広角端状態における無限遠合焦時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 中間焦点位置状態における無限遠合焦時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 望遠端状態における無限遠合焦時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 望遠端状態における物体距離が2mの合焦時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 本発明ズームレンズの第3の実施の形態のレンズ構成を示す図である。 図13乃至図15と共に第3の実施の形態に具体的数値を適用した数値実施例の収差図を示し、本図は、広角端状態における無限遠合焦時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 中間焦点位置状態における無限遠合焦時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 望遠端状態における無限遠合焦時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 望遠端状態における物体距離が2mの合焦時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 本発明ズームレンズの第4の実施の形態のレンズ構成を示す図である。 図18乃至図20と共に第4の実施の形態に具体的数値を適用した数値実施例の収差図を示し、本図は、広角端状態における無限遠合焦時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 中間焦点位置状態における無限遠合焦時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 望遠端状態における無限遠合焦時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 望遠端状態における物体距離が2mの合焦時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 本発明ズームレンズの第5の実施の形態のレンズ構成を示す図である。 図23乃至図25と共に第5の実施の形態に具体的数値を適用した数値実施例の収差図を示し、本図は、広角端状態における無限遠合焦時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 中間焦点位置状態における無限遠合焦時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 望遠端状態における無限遠合焦時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 望遠端状態における物体距離が2mの合焦時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 本発明撮像装置の一実施形態を示すブロック図である。
1…ズームレンズ、2…ズームレンズ、3…ズームレンズ、4…ズームレンズ、5…ズームレンズ、GR1…第1レンズ群、GR2…第2レンズ群、GR3…第3レンズ群、G1…負レンズ、G2…正レンズ、G3…正レンズ、G4…正レンズ、G5…負レンズ、G6…正レンズ、100…撮像装置、11…ズームレンズ、12…撮像素子

Claims (9)

  1. 負の屈折力を有する第1レンズ群と正の屈折力を有する第2レンズ群と正の屈折力を有する第3レンズ群とが物体側より像側へ順に配置されて構成され、
    広角端状態から望遠端状態までレンズの位置状態が変化する際に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が減少し前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が増大するように、前記第2レンズ群が光軸方向における物体側へ移動すると共に前記第1レンズ群及び前記第3レンズ群が前記光軸方向へ移動し、
    被写体位置が変化する際に前記第3レンズ群の前記光軸方向への移動により近距離合焦を行い、
    前記第1レンズ群は1枚の負レンズと1枚の正レンズが像側から物体側へ順に配置されて成り、
    前記第3レンズ群は1枚の正レンズから成り、
    前記第1レンズ群の負レンズは両面が非球面に形成され、
    前記第3レンズ群の正レンズは両面が非球面に形成され、
    以下の条件式(1)、条件式(2)、条件式(3)及び条件式(4)を満足する
    ズームレンズ。
    (1) 0.10<ASPa1< 0.36
    (2)−0.05<ASPa2<−0.02
    (3) 0<ASPb1< 0.20
    (4) 0.04<ASPb2< 0.15
    但し、
    ASPa1=(ZAa1−ZRa1)/{Ca1・(Na−1)・f1}
    ASPa2=(ZAa2−ZRa2)/{Ca2・(1−Na)・f1}
    ASPb1=(ZAb1−ZRb1)/{Cb1・(Nb−1)・f3}
    ASPb2=(ZAb2−ZRb2)/{Cb2・(1−Nb)・f3}
    Da:第1レンズ群における負レンズの光軸上の厚さ
    Db:第1レンズ群における正レンズの光軸上の厚さ
    Ya=4Da
    Yb=2Db
    ZRa1:第1レンズ群における負レンズの物体側近軸曲率面の光軸からのYaに相当する高さにおける光軸方向の座標
    ZRa2:第1レンズ群における負レンズの像側近軸曲率面の光軸からのYaに相当する高さにおける光軸方向の座標
    ZAa1:第1レンズ群における負レンズの物体側非球面の光軸からのYaに相当する高さにおける光軸方向の座標
    ZAa2:第1レンズ群における負レンズの像側非球面の光軸からのYaに相当する高さにおける光軸方向の座標
    Ca1:第1レンズ群における負レンズの物体側非球面の近軸曲率
    Ca2:第1レンズ群における負レンズの像側非球面の近軸曲率
    Na:第1レンズ群における負レンズのe線に対する屈折率
    f1:第1レンズ群の焦点距離
    ZRb1:第1レンズ群における正レンズの物体側近軸曲率面の光軸からのYbに相当する高さにおける光軸方向の座標
    ZRb2:第1レンズ群における正レンズの像側近軸曲率面の光軸からのYbに相当する高さにおける光軸方向の座標
    ZAb1:第1レンズ群における正レンズの物体側非球面の光軸からのYbに相当する高さにおける光軸方向の座標
    ZAb2:第1レンズ群における正レンズの像側非球面の光軸からのYbに相当する高さにおける光軸方向の座標
    Cb1:第1レンズ群における正レンズの物体側非球面の近軸曲率
    Cb2:第1レンズ群における正レンズの像側非球面の近軸曲率
    Nb:第1レンズ群における正レンズのe線に対する屈折率
    f3:第3レンズ群の焦点距離
    とする。
  2. 前記第2レンズ群は2枚の正レンズと1枚の負レンズとから成る
    請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記第2レンズ群が少なくとも1面の非球面を有する
    請求項1に記載のズームレンズ。
  4. 前記第2レンズ群が少なくとも1面の非球面を有する
    請求項2に記載のズームレンズ。
  5. 前記第2レンズ群を光軸に略垂直な方向へシフトさせることにより像のシフトを行う
    請求項1に記載のズームレンズ。
  6. 前記第2レンズ群を光軸に略垂直な方向へシフトさせることにより像のシフトを行う
    請求項2に記載のズームレンズ。
  7. 前記第2レンズ群を光軸に略垂直な方向へシフトさせることにより像のシフトを行う
    請求項3に記載のズームレンズ。
  8. 前記第2レンズ群を光軸に略垂直な方向へシフトさせることにより像のシフトを行う
    請求項4に記載のズームレンズ。
  9. ズームレンズと該ズームレンズによって形成された光学像を電気的信号に変換する撮像素子とを備え、
    前記ズームレンズは、
    負の屈折力を有する第1レンズ群と正の屈折力を有する第2レンズ群と正の屈折力を有する第3レンズ群とが物体側より像側へ順に配置されて構成され、
    広角端状態から望遠端状態までレンズの位置状態が変化する際に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が減少し前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が増大するように、前記第2レンズ群が光軸方向における物体側へ移動すると共に前記第1レンズ群及び前記第3レンズ群が前記光軸方向へ移動し、
    被写体位置が変化する際に前記第3レンズ群の前記光軸方向への移動により近距離合焦を行い、
    前記第1レンズ群は1枚の負レンズと1枚の正レンズが像側から物体側へ順に配置されて成り、
    前記第3レンズ群は1枚の正レンズから成り、
    前記第1レンズ群の負レンズは両面が非球面に形成され、
    前記第3レンズ群の正レンズは両面が非球面に形成され、
    以下の条件式(1)、条件式(2)、条件式(3)及び条件式(4)を満足する
    撮像装置。
    (1) 0.10<ASPa1< 0.36
    (2)−0.05<ASPa2<−0.02
    (3) 0<ASPb1< 0.20
    (4) 0.04<ASPb2< 0.15
    但し、
    ASPa1=(ZAa1−ZRa1)/{Ca1・(Na−1)・f1}
    ASPa2=(ZAa2−ZRa2)/{Ca2・(1−Na)・f1}
    ASPb1=(ZAb1−ZRb1)/{Cb1・(Nb−1)・f3}
    ASPb2=(ZAb2−ZRb2)/{Cb2・(1−Nb)・f3}
    Da:第1レンズ群における負レンズの光軸上の厚さ
    Db:第1レンズ群における正レンズの光軸上の厚さ
    Ya=4Da
    Yb=2Db
    ZRa1:第1レンズ群における負レンズの物体側近軸曲率面の光軸からのYaに相当する高さにおける光軸方向の座標
    ZRa2:第1レンズ群における負レンズの像側近軸曲率面の光軸からのYaに相当する高さにおける光軸方向の座標
    ZAa1:第1レンズ群における負レンズの物体側非球面の光軸からのYaに相当する高さにおける光軸方向の座標
    ZAa2:第1レンズ群における負レンズの像側非球面の光軸からのYaに相当する高さにおける光軸方向の座標
    Ca1:第1レンズ群における負レンズの物体側非球面の近軸曲率
    Ca2:第1レンズ群における負レンズの像側非球面の近軸曲率
    Na:第1レンズ群における負レンズのe線に対する屈折率
    f1:第1レンズ群の焦点距離
    ZRb1:第1レンズ群における正レンズの物体側近軸曲率面の光軸からのYbに相当する高さにおける光軸方向の座標
    ZRb2:第1レンズ群における正レンズの像側近軸曲率面の光軸からのYbに相当する高さにおける光軸方向の座標
    ZAb1:第1レンズ群における正レンズの物体側非球面の光軸からのYbに相当する高さにおける光軸方向の座標
    ZAb2:第1レンズ群における正レンズの像側非球面の光軸からのYbに相当する高さにおける光軸方向の座標
    Cb1:第1レンズ群における正レンズの物体側非球面の近軸曲率
    Cb2:第1レンズ群における正レンズの像側非球面の近軸曲率
    Nb:第1レンズ群における正レンズのe線に対する屈折率
    f3:第3レンズ群の焦点距離
    とする。
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