JP2010190105A - 高圧ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】 プランジャが補助的なポンプ機能を果たす高圧ポンプにおいて、当該ポンプ機能が適切に発揮されるようプランジャ囲繞部の精度の高い位置決めを実現する。
【解決手段】 プランジャストッパ324は環状部材であり、外周部324aと内周部324bとを有している。外周部324aは、その上面に、円周方向に亘って等間隔に立設された複数の規制部324cを有している。また、規制部324cの間に燃料の流路となる上述の燃料流路326が形成される。また、内周部324bの中央には、プランジャが挿通可能な穴部324eが形成されている。プランジャストッパ324を、プランジャの小径部に挿通し、その後、オイルシールホルダを、ハウジングに圧入することで取り付ける。
【選択図】 図6

Description

本発明は、内燃機関(以下「エンジン」という)に用いられる高圧ポンプに関する。
従来、エンジンへ燃料を供給する燃料供給装置は、高圧燃料を圧送する高圧ポンプを備える。高圧ポンプは、カムシャフトの回転によって往復移動するプランジャを備えるのが一般的である。燃料を加圧する行程は、具体的に、プランジャが上死点から下死点へ移動するときにポンプ内の燃料ギャラリから加圧室へ燃料を吸入する吸入行程、プランジャが下死点から上死点へ向かうときに一部の低圧の燃料を燃料ギャラリへ戻す調量行程、及び、吸入弁を閉じてからさらに上死点へ向かうプランジャによって燃料が加圧される加圧行程に大別される。
ところで、燃料ギャラリへは通常インレットから燃料が供給されるが、この供給量は、高圧ポンプ上流側の低圧ポンプのポンプ性能によって決まってくる。このとき、エンジン回転数が大きくなり、カムシャフトの回転数が大きくなると、プランジャが高速で往復移動することになるため、インレットから供給される燃料だけでは、吸入行程において加圧室を満たすだけの燃料が吸入できなくなる虞がある。
このような問題を解決するための技術として、プランジャが補助的なポンプ機能を果たし、インレットからの燃料とは別に燃料ギャラリへ燃料を送り出す高圧ポンプが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2006−200407号公報 特表2008−525713号公報
ところで、上記特許文献1の例えば図1に示されるような連通路310は、上記特許文献2の図3に示されるような構成群58を、ケーシング28に組み付けることで形成される。つまり、構成群58等として具現化されるプランジャ囲繞部のハウジングに対する圧入によって、プランジャ囲繞部とハウジングとの間に燃料通路が形成されるのである。したがって、プランジャ囲繞部の圧入位置を精度高く決定し、圧入位置のバラツキを抑える必要が生じる。結果として、従来は、製造コストが大きくなってしまうという問題があった。
本発明は上述した問題を解決するためになされたものであり、その目的は、プランジャが補助的なポンプ機能を果たす高圧ポンプにおいて、当該ポンプ機能が適切に発揮されるようプランジャ囲繞部の精度の高い位置決めを実現することにある。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の高圧ポンプでは、インレットから燃料が供給されると、当該燃料が、供給通路、燃料ギャラリ、吸入通路、及び、加圧室を順に経由してアウトレットから吐出される。
供給通路は、インレットから燃料ギャラリまでを接続する。また、吸入通路は、燃料ギャラリから加圧室までを接続する。この加圧室にて燃料が加圧されるのであるが、この加圧室の容積変化を作出するのが、プランジャの大径部である。このプランジャは、大径部と、大径部と一体に加圧室の反対側に形成された小径部とを、有している。プランジャの大径部は、ハウジングのシリンダによって支持される。そして、加圧室にて加圧された燃料は、アウトレットから吐出される。
本発明では、プランジャ囲繞部が、ハウジングに対し圧入されて取り付けられている。このプランジャ囲繞部の圧入によって、プランジャの小径部の周囲に可変容積室が形成される。可変容積室は、容積室通路によって、燃料ギャラリまで接続されている。これにより、プランジャの移動によって、加圧室の容積が減少すると、可変容積室の容積が増加し、燃料ギャラリから可変容積室へ燃料が供給される。一方、プランジャの移動によって、加圧室の容積が増加すると、可変容積室の容積が減少し、可変容積室から燃料ギャラリへ燃料が供給される。
ここで特に、本発明では、圧入量規制部材が、ハウジングとプランジャ囲繞部との間に挟持され、ハウジングに対するプランジャ囲繞部の圧入量を規制する。これによって、プランジャ囲繞部の精度の高い位置決めが実現される。
例えば、請求項2に示すように、プランジャ囲繞部が、ハウジングに取り付けられることで、容積室通路の一部をハウジングと共に形成する構成が考えられる。このような構成では特に、プランジャ囲繞部の位置決め精度を向上させることで容積室通路の通路面積等のバラツキが抑えられるため、上述した効果が際立つ。
ところで、プランジャ囲繞部がシール部を有し、このシール部によって、可変容積室を液密に保持する構成が考えられる。このような構成においては、請求項3に示すように、圧入量規制部材が、小径部に挿通され、シール部に隣接して加圧室側に配設される構成が例示される。さらに、このような構成を前提とし、請求項4に示すように、圧入量規制部材を、シール部の加圧室側の面を覆うようにシール部に接触させて配置することが考えられる。このようにすれば、圧入規制部材がシール部の可変容積室側の蓋の役目を果たし、シール部によるシール機能を補助することになり、可変容積室の液密性を向上させることができる。
また、請求項5に示すように、圧入量規制部材が、容積室通路の一部を構成する燃料流路を有することとしてもよい。すなわち、圧入量規制部材はプランジャ囲繞部とハウジングとで挟持されるのであるが、この挟持部分を容積室通路の一部として利用する。このようにすれば、可変容積室からの流路を簡単に構成することができる。
さらにまた、請求項6に示すように、圧入量規制部材が、加圧室から離れる方向へのプランジャの移動を規制するボトム決定部を有することとしてもよい。このようにすれば、高圧ポンプを単体で搬送する場合等、プランジャの抜けを防止できる。
本発明の高圧ポンプの実施形態における基本構成を説明するための断面図である。 インレットからの供給通路及び可変容積室からの戻り通路を示す断面図である。 図2のIII−III線断面を模式的に示す説明図である。 プランジャが上死点に移動した状態を示す高圧ポンプの断面図である。 プランジャが下死点に移動した状態を示す高圧ポンプの断面図である。 (a)は第1実施形態のプランジャストッパを示す斜視図であり、(b)は平面図であり、(c)は(b)のVIc−VIc線概略断面図である。 (a)は第2実施形態のプランジャストッパを示す平面図であり、(b)は(a)のVIIb−VIIb線概略断面図である。 (a)は第3実施形態のプランジャストッパを示す平面図であり、(b)は、(a)のVIIIb−VIIIb線概略断面図である。 (a)は第4実施形態のプランジャストッパを示す平面図であり、(b)は、(a)のIXb−IXb線概略断面図である。 (a)は第5実施形態のプランジャストッパを示す平面図であり、(b)は、(a)のXb−Xb線概略断面図である。 (a)は第6実施形態のプランジャストッパを示す平面図であり、(b)は、(a)のXIb−XIb線概略断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、ここでは最初に高圧ポンプの基本構成について説明し、その後、第1〜第6実施形態を説明する。
(基本構成)
本構成の高圧ポンプは、図1に示すごとくである。高圧ポンプ1は、図示しないインレットから供給される燃料を加圧し、吐出弁部70から図示しない燃料レールへ吐出する。なお、インレットの上流側には、低圧燃料ポンプからの配管が接続される。
高圧ポンプ1は、外郭を構成している本体部10、プランジャ部30、吸入弁部50、及び、吐出弁部70を備えている。
本体部10は、外郭を構成するハウジング11を備えている。ハウジング11の一方向(図1中では上方)にカバー12が取り付けられており、カバー12とハウジング11とで囲まれる空間が燃料ギャラリ13となっている。燃料ギャラリ13は、その内部に、パルセーションダンパ131を有している。パルセーションダンパ131は、その端部を挟持されて配置されている。
また、プランジャ部30は、カバー12のちょうど反対側(図1中の下方)に設けられている。そして、プランジャ部30と燃料ギャラリ13との中間付近に、燃料を加圧可能な加圧室14が形成されている。
さらにまた、カバー12及びプランジャ部30の配列方向に直交する方向に、吸入弁部50(図1中の左方)及び吐出弁部70(図1中の右方)が設けられている。
このような構成により、燃料ギャラリ13に供給された燃料は、吸入弁部50を経由し、加圧室14を経由して、吐出弁部70から吐出される。
次に、プランジャ部30、吸入弁部50、及び、吐出弁部70の構成について、詳細に説明する。
最初にプランジャ部30について説明する。
プランジャ部30は、プランジャ31、オイルシールホルダ32、スプリングシート33、及び、プランジャスプリング34などを備えている。
プランジャ31は、ハウジング11の内部に形成されたシリンダ15に支持される大径部311と、オイルシールホルダ32に支持される大径部311よりも径の小さな小径部312とを有している。これら大径部311及び小径部312は、一体となっており、同位相で軸方向に往復移動する。
オイルシールホルダ32は、シリンダ15の端部に配置されており、プランジャ31を支持する基部321と、ハウジング11に圧入される圧入部322とを有している。
基部321は、略円筒状であり、プランジャ31の小径部312を支持する。基部321は、その内部に、リング状のシール323を有している。シール323は、内周のテフロンリング(「テフロン」は登録商標)と外周のOリングとからなる。このシール323により、プランジャ31の小径部312周囲の燃料油膜の厚さが調整され、エンジンへの燃料のリークが抑制される。このシール323に隣接して、加圧室14側に、プランジャストッパ324が配設されている。また、基部321は、その先端部分に、オイルシール325を有している。このオイルシール325によって、プランジャ31の小径部312の周囲のオイル油膜の厚さが規制され、オイルのリークが抑制される。
圧入部322は、基部321の周囲に円筒状に張り出す部分であり、断面コ字状となっている。一方、ハウジング11には、圧入部322に対応する凹部16が形成されている。これにより、オイルシールホルダ32は、圧入部322が凹部16の径外方向の内壁に圧接する態様で圧入される。
プランジャ31の小径部312の先端部は、図示しないタペットに当接し、タペットが図示しないカムシャフトに取り付けられたカムの回転運動をプランジャ31に伝達することにより、カムプロフィールに応じてプランジャ31が軸方向に往復移動する。
プランジャスプリング34は、スプリングシート33に一端を係止され、他端をオイルシールホルダ32の圧入部322の深部に係止されている。これにより、プランジャスプリング34は、プランジャ31の戻しバネとして機能し、プランジャ31をタペット面に当接させるよう付勢する。スプリングシート33は、プランジャスプリング34をセット位置に係止する役割を持つ。
かかる構成により、カムシャフトの回転に応じたプランジャ31の往復移動が実現される。このとき、プランジャ31の大径部311によって、加圧室14の容積変化が作出される。
また、本構成では特に、プランジャ31の小径部312の周囲に、可変容積室35が形成されている。ここでは、ハウジング11のシリンダ15、プランジャ31の大径部311の基端面(小径部312との段差面)、小径部312の外周壁、及び、オイルシールホルダ32のシール323に囲まれた領域が、可変容積室35である。シール323が燃料のリークを抑制することは上述したが、シール323は、可変容積室35を液密にシールし、可変容積室35からエンジンへの燃料のリークを防止する。また、シール323は、エンジン内から可変容積室35へのオイルのリークを防止する。
可変容積室35は、プランジャストッパ324の燃料流路326、圧入部322の径内方向において凹部16との間に形成される円筒状の円筒流路327、凹部16の深部に形成される環状の環状流路328、及び、ハウジング11内部に形成された戻し流路17(図中に破線で示す流路)を経由して、燃料ギャラリ13に接続する。
次に、吸入弁部50について説明する。
吸入弁部50は、図1に示すように、ハウジング11によって形成される筒部51、筒部51の開口を覆う弁部カバー52、及び、コネクタ53等を備えている。
筒部51は、略円筒状に形成され、内部に燃料通路55を有している。燃料通路55には、略円筒状のシートボディ56が配置されている。シートボディ56の内部には、吸入弁57が配置されている。この吸入弁57の内部には、スプリング58が収容配置されている。
また、吸入弁57には、ニードル59が当接している。このニードル59は、上述した弁部カバー52を貫通し、コネクタ53の内部まで延びている。コネクタ53は、コイル531と当該コイル531へ通電するための端子532とを有している。コイル531の内側には、所定位置に保持される固定コア533、可動コア534、及び、固定コア533と可動コア534との間に介在するスプリング535が配置されている。ここで、可動コア534に固定されるのが、上述したニードル59である。つまり、可動コア534とニードル59とは一体になっている。
かかる構成により、コネクタ53の端子532を介して通電が行われると、コイル531にて発生する磁束によって固定コア533と可動コア534との間に磁気吸引力が発生する。その結果、可動コア534が固定コア533側へ移動し、これに伴ってニードル59が、加圧室14から離れる方向へ移動する。このときは、吸入弁57の移動がニードル59にて規制されない。したがって、吸入弁57がシートボディ56に着座可能となり、吸入弁57の着座により、燃料通路55と加圧室14とが遮断される。
一方、コネクタ53の端子532を介した通電が行われないと、磁気吸引力は発生しないため、スプリング535によって、可動コア534が加圧室14へ近づく方向へ移動する。これにより、ニードル59が加圧室14側へ移動する。その結果、ニードル59によって吸入弁57の移動が規制され、吸入弁57が加圧室14側に保持される。このときは、吸入弁57がシートボディ56から離座することとなり、燃料通路55と加圧室14とが連通する。
次に、吐出弁部70について説明する。
吐出弁部70は、図1に示すように、ハウジング11にて形成される円筒状の収容部71を有している。この収容部71にて形成される収容室711に、吐出弁72、スプリング73、及び、係止部74が収容されている。また、収容室711の開口部分が、吐出口75となっている。吐出口75とは反対側の収容室711の深部には、弁座712が形成されている。
吐出弁72は、スプリング73の付勢力と図示しない燃料レール側からの圧力とにより、弁座712に当接する。これにより、吐出弁72は、加圧室14の燃料の圧力が低いうちは、燃料の吐出を停止する。一方、加圧室14の燃料の圧力が大きくなってスプリング73の付勢力と燃料レール側からの圧力とに打ち勝つと、吐出弁72が吐出口75の方向へ移動する。これにより、収容室711へ流入した燃料は、吐出口75から吐出される。
次に、燃料ギャラリ13への燃料供給等について説明する。図2は、図1に示した高圧ポンプ1の断面の一部を切り欠き、可変容積室35からの戻し流路17及び、インレットからの供給通路18を示している。また、図3は、図2のIII−III線断面を模式的に示す説明図である。図3では、燃料ギャラリ13の部分のみを示している。
図3に示すように、ハウジング11で構成される燃料ギャラリ13の底面には、容積室開口部132及びインレット開口部133が形成されている。そして、上述した戻し流路17(図2参照)が容積室開口部132へ接続されている。また、上述した供給通路18(図2参照)が、インレット開口部133に接続されている。供給通路18には、フィルタ19が配設されている。これにより、図示しない低圧燃料ポンプを経由してインレットへ供給された燃料が燃料ギャラリ13へ供給されることになる。また、燃料ギャラリ13には、吸入部134が形成されている。この吸入部134から吸入される燃料が、吸入弁部50から加圧室14へ送られる。
次に、高圧ポンプ1の作動について説明する。なお、図4はプランジャ部30のプランジャ31が上死点にある状態を示し、図5はプランジャ部30のプランジャ31が下死点にあることを示している。
高圧ポンプ1は、吸入行程、調量行程、及び、加圧行程を繰り返すことで動作する。
吸入行程は、燃料ギャラリ13から加圧室14へ燃料を吸入する行程である。このとき、プランジャ31は、上死点(図4参照)から下死点(図5参照)へ向かって移動し、吸入弁57は開弁状態となっている。
調量行程は、加圧室14から燃料ギャラリ13へ燃料を戻す行程である。このとき、プランジャ31は、下死点(図5参照)から上死点(図4参照)へ向かって移動し、吸入弁57は開弁状態となっている。
加圧行程は、加圧室14から吐出弁部70を経由して燃料を吐出する行程である。このとき、プランジャ31は、上死点(図4参照)へ向かって移動し、吸入弁57は閉弁状態となっている。
なお、図4及び図5では、吸入弁57は、便宜上、すべて開弁状態で示している。
ここで可変容積室35の機能を説明する。
上記吸入行程では、プランジャ31の移動により加圧室14の容積が増加する。一方、可変容積室35の容積は減少する。したがって、可変容積室35に蓄えられた燃料が燃料ギャラリ13へ供給されることになる。
上記調量行程では、プランジャ31の移動により加圧室14の容積が減少する。一方、可変容積室35の容積は増加する。したがって、加圧室14から燃料ギャラリ13へ戻される燃料の一部は、可変容積室35へ送られる。
ここで、可変容積室35の容積変化は、加圧室14と同様に、プランジャ31の大径部311によって生じる。つまり、加圧室14の容積変化と可変容積室35の容積変化とは、いわば同位相で生じる。
なお、加圧行程においては、吸入弁57が閉弁状態となることで、加圧室14から燃料ギャラリ13への燃料の戻りは問題にならない。
このような可変容積室35の機能により、以下のような効果が得られる。
吸入行程において、可変容積室35の容積の減少が「60」であるとすると、可変容積室35から燃料ギャラリ13へ「60」の燃料が供給される。ここで加圧室14の容積の増加が「100」であるとすると、インレット開口部133からの燃料の供給量は、「40」で賄えることになる。
一方、調量行程において問題となるのは、燃料の脈動である。加圧室14の容積の減少が「100」であるとすると、100に相応する脈動が燃料ギャラリ13に発生する。この脈動がインレット開口部133から供給通路18へ伝播すると、振動などが生じ騒音や異音を発生させる要因となる。ところが、可変容積室35の容積の増加が「60」である場合、燃料ギャラリ13に発生する脈動は、「40」に相応するものに抑えられる。
しかも、上述したように加圧室14の容積変化と可変容積室35の容積変化とは同位相で生じるため、エンジンの回転数によらず、常に効果が得られる。
また、可変容積室35を形成すべくプランジャ31に小径部312を設けているが、小径部312をシール323及びオイルシール325でシールする場合、大径の部分でシールする場合と比べ、円周が小さくなるため、効果的なシールが実現される。
さらにまた、小径部312の径はそのままとし、大径部311の径を大きくすれば、吐出量を増加させることができる。この場合、基本的に大径部311及び、大径部311が摺動するシリンダ15を設計するだけでよく、簡単な設計変更で吐出量をアップさせることができる。
なお、本構成における燃料ギャラリ13が「燃料ギャラリ」を構成し、供給通路18が「供給通路」を構成し、加圧室14が「加圧室」を構成し、燃料通路55が「吸入通路」を構成し、プランジャ31が「プランジャ」を構成し、吐出口75が「アウトレット」を構成し、シリンダ15が「シリンダ」を構成し、シリンダ15が形成されたハウジング11が「ハウジング」を構成し、オイルシールホルダ32が「プランジャ囲繞部」を構成し、燃料流路326、円筒流路327、環状流路328及び戻し流路17が「容積室通路」を構成する。
(第1実施形態)
上述したように、高圧ポンプ1には、プランジャ31の小径部312の周囲に、可変容積室35が形成されている。可変容積室35は、上述したように、ハウジング11のシリンダ15、プランジャ31の大径部311の基端面、小径部312の外周壁、及び、オイルシールホルダ32のシール323に囲まれた空間である。この可変容積室35は、オイルシールホルダ32を取り付けることで形成される。
本形態は、オイルシールホルダ32のシール323に隣接して設けられるプランジャストッパ324に特徴を有する。そこで、プランジャストッパ324の構成及び機能等について詳述する。
図6は、プランジャストッパ324を示す。なお、図6(a)はプランジャストッパ324の斜視図であり、図6(b)は平面図であり、図6(c)は、図6(b)のVIc−VIc線概略断面図である。
図6(a)〜(c)に示すように、プランジャストッパ324は環状部材であり、外周部324aと内周部324bとを有している。外周部324aは、その上面に、円周方向に亘って等間隔に立設された複数(本形態では8つ)の規制部324cを有している。また、規制部324cの間に燃料の流路となる上述の燃料流路326が形成される。内周部324bは、その上面が、外周部324aの上面よりも低くなっている。この内周部324bの上面が、加圧室14から離れる方向へのプランジャ31の移動を規制するボトム決定面324dとなっている。また、内周部324bの中央には、プランジャ31が挿通可能な穴部324eが形成されている。
このように構成されたプランジャストッパ324を、プランジャ31の小径部312に挿通し、その後、オイルシールホルダ32を、その圧入部322をハウジング11の凹部16に圧入することで取り付ける。このとき、規制部324cの上面がハウジング11の端部に当接し、シール323がプランジャストッパ324の下面に当接する(図1参照)。これにより、プランジャストッパ324は、ハウジング11とオイルシールホルダ32との間に挟持され、ハウジング11に対するオイルシールホルダ32の圧入量を規制する。その結果、オイルシールホルダ32の精度の高い位置決めが実現される。
また、上述したように、オイルシールホルダ32が取り付けられることで、ハウジング11の凹部16に、円筒流路327及び環状流路328が形成される。この場合、オイルシールホルダ32の位置決め精度を向上させることで流路327、328の通路面積等のバラツキが抑えられるため、上述した効果が際立つ。
さらにまた、プランジャストッパ324は、プランジャ31の小径部312に挿通され、シール323に隣接して配設されている。このとき、シール323の加圧室14側の面を覆うようにシール323に接触している。これにより、プランジャストッパ324がシール323の可変容積室35側の蓋の役目を果たし、シール323によるシール機能を補助することになり、可変容積室35の液密性を向上させることができる。
また、プランジャストッパ324は、燃料流路326を有している。これにより、可変容積室35からの流路を簡単に構成することができる。
さらにまた、プランジャストッパ324は、加圧室14から離れる方向へのプランジャ31の移動を規制するボトム決定面324dを有している。このボトム決定面324dは、高圧ポンプ1がエンジンに組み付けられた状態では機能しないのであるが、高圧ポンプ1を単体で搬送する場合や組み付け作業時において、プランジャ31の抜けを防止するという効果を奏する。
なお、本形態におけるプランジャストッパ324が「圧入量規制部材」を構成し、燃料流路326が「燃料流路」を構成し、ボトム決定面324dが「ボトム決定面」を構成する。
なお、上記形態のプランジャストッパ324は、いわゆる切削加工(フライス)によって製作することが考えられる。この場合、内周部324bのボトム決定面324dが外周部324aの上面(燃料流路326)よりも低くなっているため、燃料流路326の切削にあたりボトム決定面324dを傷付けることがない。
ところで、プランジャストッパは、このような形態に限定されるものではない。そこで次に、切削加工でなく、プレスや鍛造で製作されるプランジャストッパの例を別の実施形態として挙げる。
(第2実施形態)
図7は、本形態のプランジャストッパ91を示す。なお、図7(a)はプランジャストッパ91の平面図であり、図7(b)は、図7(a)のVIIb−VIIb線概略断面図である。
図7(a)及び(b)に示すように、プランジャストッパ91は環状部材であり、円板状の基部91aを有している。基部91aは、その外縁から折り曲げられた断面コ字状の複数(本形態では8つ)の規制部91bを有している。この規制部91bは、円周方向に亘って等間隔に設けられている。また、規制部91bの間に燃料の流路となる燃料流路91cが形成されている。さらにまた、基部91aの中央には、プランジャ31が挿通可能な穴部91dが形成されている。穴部91dに近い基部91aの上面は、加圧室14から離れる方向へのプランジャ31の移動を規制するボトム決定面91eとなっている。
このように構成されたプランジャストッパ91によっても、上記形態と同様の効果が奏される。本形態では、規制部91bの上面がハウジング11の端部に当接し、シール323がプランジャストッパ91の下面に当接する。これにより、プランジャストッパ91は、ハウジング11とオイルシールホルダ32との間に挟持され、ハウジング11に対するオイルシールホルダ32の圧入量を規制する。その結果、オイルシールホルダ32の精度の高い位置決めが実現される。また、本形態では、燃料流路91cとボトム決定面91eとの間に段差がなく、燃料流路91cがボトム決定面91eと同様の高さとなっている。このため、燃料流路91cの流路面積を容易に確保できるという点で有利である。
なお、本形態におけるプランジャストッパ91が「圧入量規制部材」を構成し、燃料流路91cが「燃料流路」を構成し、ボトム決定面91e「ボトム決定面」を構成する。
(第3実施形態)
図8は、本形態のプランジャストッパ92を示す。なお、図8(a)はプランジャストッパ92の平面図であり、図8(b)は、図8(a)のVIIIb−VIIIb線概略断面図である。
図8(a)及び(b)に示すように、プランジャストッパ92は環状部材であり、円板状の基部92aを有している。基部92aは、その外縁部に例えばプレス加工で作られる断面U字状の複数(本形態では8つ)の規制部92bを有している。この規制部92bは、円周方向に亘って等間隔に設けられている。また、規制部92bの間に燃料の流路となる燃料流路92cが形成されている。さらにまた、基部92aの中央には、プランジャ31が挿通可能な穴部92dが形成されている。穴部92dに近い基部92aの上面は、加圧室14から離れる方向へのプランジャ31の移動を規制するボトム決定面92eとなっている。
このように構成されたプランジャストッパ92によっても、上記形態と同様の効果が奏される。本形態では、規制部92bがハウジング11の端部に当接し、シール323がプランジャストッパ92の下面に当接する。これにより、プランジャストッパ92は、ハウジング11とオイルシールホルダ32との間に挟持され、ハウジング11に対するオイルシールホルダ32の圧入量を規制する。その結果、オイルシールホルダ32の精度の高い位置決めが実現される。また、本形態では、燃料流路92cとボトム決定面92eとの間に段差がなく、燃料流路92cがボトム決定面92eと同様の高さとなっている。このため、燃料流路92cの流路面積が容易に確保できるという点で有利である。
なお、本形態におけるプランジャストッパ92が「圧入量規制部材」を構成し、燃料流路92cが「燃料流路」を構成し、ボトム決定面92eが「ボトム決定面」を構成する。
(第4実施形態)
図9は、本形態のプランジャストッパ93を示す。なお、図9(a)はプランジャストッパ93の平面図であり、図9(b)は、図9(a)のIXb−IXb線概略断面図である。
図9(a)及び(b)に示すように、プランジャストッパ93は環状部材であり、円板状の基部93aを有している。基部93aは、その外縁部に例えば鍛造加工で作られる円柱状の複数(本形態では8つ)の規制部93bを有している。この規制部93bは、円周方向に亘って、等間隔に設けられている。また、規制部93bの間に燃料の流路となる燃料流路93cが形成されている。さらにまた、基部93aの中央には、プランジャ31が挿通可能な穴部93dが形成されている。穴部93dに近い基部93aの上面は、加圧室14から離れる方向へのプランジャ31の移動を規制するボトム決定面93eとなっている。
このように構成されたプランジャストッパ93によっても、上記形態と同様の効果が奏される。本形態では、規制部93bの上面がハウジング11の端部に当接し、シール323がプランジャストッパ93の下面に当接する。これにより、プランジャストッパ93は、ハウジング11とオイルシールホルダ32との間に挟持され、ハウジング11に対するオイルシールホルダ32の圧入量を規制する。その結果、オイルシールホルダ32の精度の高い位置決めが実現される。また、本形態では、燃料流路93cとボトム決定面93eとの間に段差がなく、燃料流路93cがボトム決定面93eと同様の高さとなっている。このため、燃料流路93cの流路面積が容易に確保できるという点で有利である。
なお、本形態におけるプランジャストッパ93が「圧入量規制部材」を構成し、燃料流路93cが「燃料流路」を構成し、ボトム決定面93eが「ボトム決定面」を構成する。
(第5実施形態)
図10は、本形態のプランジャストッパ94を示す。なお、図10(a)はプランジャストッパ94の平面図であり、図10(b)は、図10(a)のXb−Xb線概略断面図である。
図10(a)及び(b)に示すように、プランジャストッパ94は環状部材であり、円板状の基部94aと、基部94aの外縁部に配置される薄板環状の規制部94bとを有している。この規制部94bは、円周方向に亘って等間隔で上下方向に波打つ形状である(図10(b)参照)。図10(a)では、基部93aに当接する部分を破線で示した。これにより、規制部94bにて形成される隙間に燃料流路94cが形成されることになる。また、基部94aの中央には、プランジャ31が挿通可能な穴部94dが形成されている。穴部94dに近い基部94aの上面は、加圧室14から離れる方向へのプランジャ31の移動を規制するボトム決定面94eとなっている。
このように構成されたプランジャストッパ94によっても、上記形態と同様の効果が奏される。本形態では、規制部94bの頂上部がハウジング11の端部に当接し、シール323がプランジャストッパ94の下面に当接する。これにより、プランジャストッパ94は、ハウジング11とオイルシールホルダ32との間に挟持され、ハウジング11に対するオイルシールホルダ32の圧入量を規制する。その結果、オイルシールホルダ32の精度の高い位置決めが実現される。また、本形態では、薄板状の規制部94bの隙間に燃料流路94cが形成されるため、燃料流路94cの流路面積が一層容易に確保できるという点で有利である。さらにまた、プランジャストッパ94を2つの部材94a、94bで構成することにより、部品点数が増えるものの、加工が容易となる。
なお、本形態におけるプランジャストッパ94が「圧入量規制部材」を構成し、燃料流路94cが「燃料流路」を構成し、ボトム決定面94eが「ボトム決定面」を構成する。
(第6実施形態)
図11は、本形態のプランジャストッパ95を示す。なお、図11(a)はプランジャストッパ95の平面図であり、図11(b)は、図11(a)のXIb−XIb線概略断面図である。
図11(a)及び(b)に示すように、プランジャストッパ95は環状部材であり、薄板環状の基部95a(図11(b)参照)と、環状の流路構成部95bとを有している。流路構成部95bには、その外縁部に、例えばプレス加工などによって、複数(本形態では8つ)の規制部95cが設けられている。この規制部95cは円周方向に亘って等間隔に設けられ、規制部95cの端部は、流路構成部95bの下面から離間している。また、規制部95cの間に燃料の流路となる燃料流路95dが形成されている。基部95a及び流路構成部95bの中央には、プランジャ31が挿通可能な穴部95e、95fが形成されている。穴部95fに近い流路構成部95bの上面は、加圧室14から離れる方向へのプランジャ31の移動を規制するボトム決定面95gとなっている。
このように構成されたプランジャストッパ95によっても、上記形態と同様の効果が奏される。本形態では、流路構成部95bの規制部95cの上面がハウジング11の端部に当接し、シール323がプランジャストッパ95の基部95aの下面に当接する。これにより、プランジャストッパ95は、ハウジング11とオイルシールホルダ32との間に挟持され、ハウジング11に対するオイルシールホルダ32の圧入量を規制する。その結果、オイルシールホルダ32の精度の高い位置決めが実現される。また、本形態では、規制部95cの端部が流路構成部95bの下面から離間しているが、シール323には基部95aが当接するため、シール323のシール機能を補助することが可能である。さらにまた、プランジャストッパ95を2つの部材95a、95bで構成することにより、部品点数が増えるものの、加工が容易となる。
なお、本形態におけるプランジャストッパ95が「圧入量規制部材」を構成し、燃料流路95dが「燃料流路」を構成し、ボトム決定面95gが「ボトム決定面」を構成する。
以上、本発明は、上記実施形態に何等限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において、種々なる形態で実施可能である。
1:高圧ポンプ、10:本体部、11:ハウジング、12:カバー、13:燃料ギャラリ、131:パルセーションダンパ、132:容積室開口部、133:インレット開口部、134:吸入部、14:加圧室、15:シリンダ、16:凹部、17:戻し流路、18:供給通路、19:フィルタ、30:プランジャ部、31:プランジャ、311:大径部、312:小径部、32:オイルシールホルダ(プランジャ囲繞部)、321:基部、322:圧入部、323:シール(シール部)、324:プランジャストッパ(圧入量規制部材)、324a:外周部、324b:内周部、324c:突部、324d:ボトム決定面、324e:穴部、325:オイルシール、326:燃料流路、327:円筒流路、328:環状流路、33:スプリングシート、34:プランジャスプリング、35:可変容積室、50:吸入弁部、51:筒部、52:弁部カバー、53:コネクタ、531:コイル、532:端子、533:固定コア、534:可動コア、535:スプリング、55:燃料通路、56:シートボディ、57:吸入弁、58:スプリング、59:ニードル、70:吐出弁部、71:収容部、711:収容室、712:弁座、72:吐出弁、73:スプリング、74:係止部、75:吐出口(アウトレット)、91、92、93、94、95:プランジャストッパ(圧入量規制部材)、91a、92a、93a、94a、95a:基部、95b:流路構成部、91b、92b、93b、94b、95c:規制部、91c、92c、93c、94c、95d:燃料流路、91d、92d、93d、94d、95e、95f:穴部、91e、92e、93e、94e、95g:ボトム決定面

Claims (6)

  1. 燃料が供給されるインレットから燃料ギャラリまでを接続する供給通路と、
    前記燃料ギャラリから加圧室までを接続する吸入通路と、
    前記加圧室の容積変化を作出する大径部、及び、当該大径部と一体に前記加圧室の反対側に形成され前記大径部よりも小径の小径部を有するプランジャと、
    前記加圧室にて加圧された燃料を吐出するアウトレットと、
    前記プランジャの大径部を支持するシリンダを有するハウジングと、
    前記ハウジングに対し圧入されて取り付けられ、前記小径部の周囲に可変容積室を形成するプランジャ囲繞部と、
    前記可変容積室から前記燃料ギャラリまでを接続する容積室通路と、
    を備え、
    前記プランジャによって、前記加圧室の容積が減少すると前記可変容積室の容積が増加し前記燃料ギャラリから前記可変容積室へ燃料が供給され、一方、前記加圧室の容積が増加すると前記可変容積室の容積が減少し前記可変容積室から前記燃料ギャラリへ燃料が供給されるようになっており、
    さらに、前記ハウジングと前記プランジャ囲繞部との間に挟持され、前記ハウジングに対する前記プランジャ囲繞部の圧入量を規制する圧入量規制部材を備えること
    を特徴とする高圧ポンプ。
  2. 請求項1に記載の高圧ポンプにおいて、
    前記プランジャ囲繞部は、前記ハウジングに取り付けられることで、前記ハウジングと共に前記容積室通路の一部を形成することを特徴とする高圧ポンプ。
  3. 請求項1又は2に記載の高圧ポンプにおいて、
    前記プランジャ囲繞部は、前記プランジャの小径部の周囲をシールし、前記可変容積室を液密に保持するシール部を有しており、
    前記圧入量規制部材は、前記小径部に挿通され、前記シール部に隣接して前記加圧室側に配設されていることを特徴とする高圧ポンプ。
  4. 請求項3に記載の高圧ポンプにおいて、
    前記圧入量規制部材は、前記シール部の前記加圧室側の面を覆うようにシール部に接触して配置されることを特徴とする高圧ポンプ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の高圧ポンプにおいて、
    前記圧入量規制部材は、前記容積室通路の一部を構成する燃料流路を有することを特徴とする高圧ポンプ。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の高圧ポンプにおいて、
    前記圧入量規制部材は、前記加圧室から離れる方向への前記プランジャの移動を規制するボトム決定面を有していることを特徴とする高圧ポンプ。
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