JP2010189036A - 包装袋及び包装体 - Google Patents
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Abstract
【課題】異物等の侵入を有効に防止可能な包装袋及び包装体を提供する。
【解決手段】被包装物を収容する本体部と前記本体部の上端側に持手部を備え、前記持手部は、チューブ状フィルムの左右両側にガセットが折り込まれて平面状に折り畳まれ固定された扁平形状であり、前記持手部には、指を挿通できる指掛け用開口部が設けられており、前記持手部と前記本体部との境界および前記持手部の上端部にはシールラインが設けられており、前記持手部と前記本体部との境界および前記持手部の上端部のシールラインには、抜気用不連続部が設けられている包装袋であって、前記持手部と前記本体部との境界のシールラインの抜気用不連続部の位置と前記持手部の上端部のシールラインの抜気用不連続部の位置とは前記持手部の側端からの距離が異なっている包装袋。
【選択図】図1
【解決手段】被包装物を収容する本体部と前記本体部の上端側に持手部を備え、前記持手部は、チューブ状フィルムの左右両側にガセットが折り込まれて平面状に折り畳まれ固定された扁平形状であり、前記持手部には、指を挿通できる指掛け用開口部が設けられており、前記持手部と前記本体部との境界および前記持手部の上端部にはシールラインが設けられており、前記持手部と前記本体部との境界および前記持手部の上端部のシールラインには、抜気用不連続部が設けられている包装袋であって、前記持手部と前記本体部との境界のシールラインの抜気用不連続部の位置と前記持手部の上端部のシールラインの抜気用不連続部の位置とは前記持手部の側端からの距離が異なっている包装袋。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば、ロール状衛生用紙、生理用ナプキン、使い捨ておむつ等の使い捨て紙製品を被包装物とし、これらの被包装物を包装する包装袋およびこの包装袋により包装された包装体に関するものである。
例えば、ロール状衛生用紙(トイレットペーパー、キッチンペーパー、タオルペーパー、クッキングシート等)、袋入り衛生用紙(ポケットティシュ等)、生理用ナプキン、使い捨ておむつ等の使い捨て紙製品は、包装フィルムによって包装された包装体の状態で市販されている。このような包装体は、使い捨て紙製品に限らず、様々な製品に用いられている。
このような包装体用の包装袋としては、包装体を持ち運ぶ際の便宜のために、運搬用の持手が形成されたものが一般的である。例えば、図4に示す包装袋1は、その上端縁側に形成された持手部7に、予め、手指を差し込むための開口部9が形成された包装袋である(例えば、特許文献1参照)。
このような包装袋、例えば、トイレットロール包装袋では、包装フィルムを折り畳むときや、被包装物、例えば、トイレットロールの包装工程において包装フィルムを膨らませたとき、あるいは被包装物、例えば、トイレットロール3の包装状態での抜気用として、袋の内外を連通する空気孔21が形成されている(特許文献1)。
この空気孔21は、埃や異物等が侵入しないように持手部7に設けられている。トイレットロール等の包装状態では、図5に示すように、持手部7は、通常、包装袋本体部5の上面において、前後いずれかの方向に倒れており、空気孔21が塞がれて空気孔21からの異物等の進入が防止されるようになっている。
しかしながら、持手部7には指抜き用開口部9の周囲に補強用として機能するシールライン23が形成され、このシールライン23の剛性によって持手部7が折り重ねられず立ち上がったままとなることがあり、このような場合、空気孔21を通して異物等が侵入するおそれがあった。
本発明は、前記の従来技術の課題を解決するためになされたものであって、異物等の侵入を有効に防止できる包装袋を提供することを目的とする。
本発明者は、前記のような従来技術の課題を解決するために鋭意検討した結果、以下に示す包装袋等によって、上記課題が解決されることに想到し、本発明を完成させた。具体的には、本発明により、以下の包装袋及び包装体が提供される。
[1] 被包装物を収容する本体部と前記本体部の上端側に持手部を備え、前記持手部は、チューブ状フィルムの左右両側にガセットが折り込まれて平面状に折り畳まれ固定された扁平形状であり、前記持手部には、指を挿通できる指掛け用開口部が設けられており、前記持手部と前記本体部との境界および前記持手部の上端部にはシールラインが設けられており、前記持手部と前記本体部との境界および前記持手部の上端部のシールラインには、抜気用不連続部が設けられている包装袋であって、前記持手部と前記本体部との境界のシールラインの抜気用不連続部の位置と前記持手部の上端部のシールラインの抜気用不連続部の位置とは前記持手部の側端からの距離が異なっている包装袋。
[2] 前記持手部と前記本体部との境界のシールラインの抜気用不連続部の開口幅をW1、前記持手部の上端部のシールラインの抜気用不連続部の開口幅をW2とすると、W1およびW2は下記式(1)の関係を満足する上記[1]に記載の包装袋。
W2>W1 (1)
[3] 前記持手部と前記本体部との境界のシールラインの抜気用不連続部の開口幅をW1、前記持手部の上端部のシールラインの抜気用不連続部の開口幅をW2、前記持手部と前記本体部との境界のシールラインの抜気用不連続部の数をl、前記持手部の上端部のシールラインの抜気用不連続部の数をmとすると、W1、W2、lおよびmは下記式(2)および式(3)の関係を満足する上記[1]に記載の包装袋。
W1>W2 (2)
l×W1<m×W2 (3)
(ただし、lは自然数、mは2以上の自然数であり、W1およびW2が複数存在する場合にはそれらは各々互いに等しい。)
[4] 前記持手部と前記本体部との境界のシールラインの抜気用不連続部が前記持手部の両側部に各1つずつ配置されており、前記持手部の上端部のシールラインの抜気用不連続部が前記持手部の両側部に各n個ずつ配置されており、W1、W2およびnは下記式(2)および式(3)’の関係を満足する上記[3]に記載の包装袋。
W1>W2 (2)
W1<n×W2 (3)’
(ただし、nは2以上の自然数であり、複数存在するW2は互いに等しい。)
[5] 被包装物と、上記[1]〜[4]のいずれかに記載の包装袋とを備え、前記被包装物が前記包装袋に封入されている包装体。
本発明の包装袋及び包装体は、被包装物の包装工程や被包装物の包装状態において適宜抜気できるとともに、異物等の侵入を有効に防止できる。
以下、本発明の包装袋及び包装体を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。但し、本発明はその発明特定事項を備える包装袋及び包装体を広く包含するものであり、以下の実施形態に限定されるものではない。
[1]本発明の構成:
図1および図2を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る包装袋および包装体を説明する。図1は、本発明の包装袋の一実施形態を示す平面図であり、持手部付近の部分拡大図である。図2は、本発明の包装袋および包装体の一実施形態を示す斜視図であり、包装袋及び包装体を示す斜視図である。
図1および図2を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る包装袋および包装体を説明する。図1は、本発明の包装袋の一実施形態を示す平面図であり、持手部付近の部分拡大図である。図2は、本発明の包装袋および包装体の一実施形態を示す斜視図であり、包装袋及び包装体を示す斜視図である。
図1および図2に示すように、本発明の包装袋1は、被包装物3を収容する本体部5と前記本体部5の上端側に持手部7を備え、前記持手部7は、チューブ状フィルムの左右両側にガセットが折り込まれて平面状に折り畳まれ固定された扁平形状であり、前記持手部7には、指を挿通できる指掛け用開口部9が設けられており、前記持手部7と前記本体部5との境界および前記持手部7の上端部にはシールライン11、13が設けられており、前記持手部7と前記本体部5との境界および前記持手部7の上端部のシールライン11、13には、抜気用不連続部15、17が設けられていて、前記持手部と前記本体部との境界のシールライン11の抜気用不連続部15の位置と前記持手部の上端部のシールライン13の抜気用不連続部17の位置とは前記持手部7の側端7L,7Rからの距離が異なっている。
本実施形態においては、このように構成することにより、包装袋中を適宜抜気しつつ、異物等の侵入を有効に防止できるという効果を奏する。
ここで、シールラインとは、本体部5および持手部7を形成するチューブ状フィルムがヒートシールまたは接着等されている部位を指す。この部位はヒートシールまたは接着等により剛性が増強されている。したがって、チューブ状フィルムの他の部位よりも折れ曲がりにくくなっている。
また、抜気用不連続部とは、前記シールラインを形成するヒートシールまたは接着等されている部位が不連続となっている部位を指し、この部位は通気が可能となっている。抜気用不連続部の幅は、通気可能な幅であれば良いが、小さ過ぎると、空気が抜けにくく、大き過ぎると、虫等の異物が入り易くなり、好ましくは1mm〜2mmである。
持手部7の上端部とは、持手部7の上端付近のことを指し、具体的には、指掛け用開口部9よりも上端側の部分であり、例えば、持手部の上端から4cm以内の範囲である。
本発明において、持手部と本体部との境界のシールライン11の抜気用不連続部15の位置と持手部の上端のシールライン13の抜気用不連続部17の位置とは持手部7の側端7L,7Rからの距離が異なるとは、図1に示すように、チューブ状フィルムの持手部7と本体部5との境界のシールライン11の抜気用不連続部15の位置と持手部7の上端のシールライン13の抜気用不連続部17の位置とが持手部7の側端7L,7Rからの垂直距離が異なることをいう。
本発明においては、さらに、両者の抜気用不連続部の位置が完全に重ならないのが好ましい。具体的には、図1中左側部分を参照すれば、抜気用不連続部15、17のいずれか一方のうち、持手部7の左側端7Lに近い方の抜気用不連続部(図1の場合、持手部7の上端部のシールライン13の抜気用不連続部17)の持手部7の側端7Lからの最遠端(図1の場合、抜気用不連続部17の右端17R)と持手部7の側端7Lまでの距離L1と、持手部7の側端7Lから遠い方の抜気用不連続部(図1の場合、持手部7と本体部5との境界のシールライン11の抜気用不連続部15)の持手部7の側端7Lからの最近端(図1の場合、抜気用不連続部15の左端15L)と持手部7の側端7Lまでの距離L2とが次の関係を満たすのが好ましい。
L1<L2
このように構成することにより、包装袋1中への異物の侵入がより確実に防止できる。
なお、図1中、太矢印に示したように包装袋1中の空気は包装袋1外へ適宜抜気される。
図1に示すように、本発明の包装袋1においては、前記持手部と前記本体部との境界のシールライン11の抜気用不連続部15の開口幅をW1、前記持手部の上端部のシールライン13の抜気用不連続部17の開口幅をW2とすると、W1およびW2は下記式(1)の関係を満足するのが好ましい。
W2>W1 (1)
このように構成することにより、円滑に抜気できるという効果を奏する。
図3は、本発明の他の実施形態に係る包装袋1を示す平面図である。図3に示すように、本発明の包装袋1はまた、前記持手部と前記本体部との境界のシールライン11の抜気用不連続部15の開口幅をW1、前記持手部の上端部のシールライン13の抜気用不連続部17の開口幅をW2、前記持手部と前記本体部との境界のシールラインの抜気用不連続部の数をl、前記持手部の上端部のシールラインの抜気用不連続部の数をmとすると、W1、W2、lおよびmは下記式(2)および式(3)の関係を満足するのも好ましい。
W1>W2 (2)
l×W1<m×W2 (3)
(ただし、lは自然数、mは2以上の自然数であり、W1およびW2が複数存在する場合にはそれらは各々互いに等しい。)
図3において、包装袋1から包装袋1外部への空気の流路は太矢印で示されている。本実施形態においては、太矢印で示した流路により、円滑に包装袋中の空気が適宜抜気される。
本発明の包装袋はさらに、前記持手部と前記本体部との境界のシールラインの抜気用不連続部が前記持手部の両側部に各1つずつ配置されており、前記持手部の上端部のシールラインの抜気用不連続部が前記持手部の両側部に各n個ずつ配置されており、W1、W2およびnは下記式(2)および式(3)’の関係を満足するのが好ましい。
W1>W2 (2)
W1<n×W2 (3)’
(ただし、nは2以上の自然数であり、複数存在するW2は互いに等しい。)
このように構成することにより、異物等の侵入をより有効に防止でき、しかも円滑に抜気できるという効果を奏する。
[2−1]チューブ状フィルム:
「チューブ状フィルム」とは、フィルム状の包装材料をチューブ状に形成したものであり、通常、樹脂製のものが用いられる。チューブ状フィルムを構成する樹脂について特に制限はないが、リサイクルに適した熱可塑性樹脂(いわゆるプラスチック)であることが好ましい。具体的には、ポリオレフィン(ポリエチレンやポリプロピレン等)、ポリエステル(PET等)、ポリアミド(ナイロン等)、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等、従来公知の熱可塑性樹脂を挙げることができる。中でも、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンが好ましく、延伸性や強度の面で、ポリエチレンが更に好ましい。但し、トイレットペーパーのようなロール状衛生用紙の包装にはガセットチューブが利用されることが多い。この場合には、フィルムの厚さを50〜110μmとすることが好ましく、65〜90μmとすることが更に好ましい。
「チューブ状フィルム」とは、フィルム状の包装材料をチューブ状に形成したものであり、通常、樹脂製のものが用いられる。チューブ状フィルムを構成する樹脂について特に制限はないが、リサイクルに適した熱可塑性樹脂(いわゆるプラスチック)であることが好ましい。具体的には、ポリオレフィン(ポリエチレンやポリプロピレン等)、ポリエステル(PET等)、ポリアミド(ナイロン等)、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等、従来公知の熱可塑性樹脂を挙げることができる。中でも、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンが好ましく、延伸性や強度の面で、ポリエチレンが更に好ましい。但し、トイレットペーパーのようなロール状衛生用紙の包装にはガセットチューブが利用されることが多い。この場合には、フィルムの厚さを50〜110μmとすることが好ましく、65〜90μmとすることが更に好ましい。
[2−2]シールライン:
シールラインは複数のフィルムを重ねて接合した際に形成される接合線である。具体的には、重ね合わせた複数のフィルムをヒートシール、接着、圧着、超音波溶着等により接合した際に形成される。
シールラインは複数のフィルムを重ねて接合した際に形成される接合線である。具体的には、重ね合わせた複数のフィルムをヒートシール、接着、圧着、超音波溶着等により接合した際に形成される。
[2−3]被包装物:
本発明の第一の実施形態における被包装物は、使い捨て紙製品である。「使い捨て紙製品」とは、ロール状衛生用紙(トイレットペーパー、キッチンペーパー、タオルペーパー、クッキングシート等)、袋入り衛生用紙(ポケットティシュ等)等の衛生用紙の他、生理用ナプキン、使い捨ておむつ等を挙げることができる。
本発明の第一の実施形態における被包装物は、使い捨て紙製品である。「使い捨て紙製品」とは、ロール状衛生用紙(トイレットペーパー、キッチンペーパー、タオルペーパー、クッキングシート等)、袋入り衛生用紙(ポケットティシュ等)等の衛生用紙の他、生理用ナプキン、使い捨ておむつ等を挙げることができる。
[2−4]包装形態:
包装形態は、特に限定されるものではなく、従来公知の包装形態により、包装体を形成すればよい。ロール状衛生用紙の場合、ガセットチューブを用いたガセット包装等の包装形態が好適に用いられる。
包装形態は、特に限定されるものではなく、従来公知の包装形態により、包装体を形成すればよい。ロール状衛生用紙の場合、ガセットチューブを用いたガセット包装等の包装形態が好適に用いられる。
以下、ガセットチューブを用いて本発明の包装袋及び包装体を製造する方法の一例を、図2に示す包装袋1及び包装体101を製造する場合の例により説明する。
図2に示す包装袋1及び包装体101は、以下に示すような方法で製造することができる。まず、両側縁に襠部が形成されたガセットチューブを用意する。次いで、このガセットチューブの一方の端縁開口をヒートシールによって封着し、下端縁側が開放された袋状とする。封着は、ガセットチューブの上端縁に沿って、直線状の2箇所のシールラインを形成することにより行う。この2箇所のシールラインの間が持手部となる。このシールラインには、所定の位置に抜気用不連続部を形成しておく。
更に、持手部に、把手の形状に沿って、開口部を形成する。この開口部は、所定の形状を有するカッターで打ち抜くことにより形成することができる。
この包装袋の下端縁側の開口から、被包装物(例えば、折り畳まれた使い捨ておむつの束等)を挿入し、下端縁側の開口をヒートシールによって封着して、上端縁側と同様に封着部を形成することにより、図2に示す包装体101を製造することができる。
本発明の包装袋及び包装体は、使い捨ておむつ、生理用ナプキン、トイレットペーパー、ティシュペーパー等の包装用途に利用することが可能である。そして、本発明の包装袋及び包装体は、把手の強度や耐久性が高く、包装体を運搬する際に、把手が破断され難いので、大量かつ重量のある被包装物の包装用途、例えば、トイレットペーパー、使い捨ておむつ等の包装用途に特に好適に用いることができる。
1:包装袋、3:被包装物、5:本体部、7:持手部、7E,7L,7R:側端、9:開口部、11,13,23:シールライン、15,17,21:抜気用不連続部(空気孔)、15L,17L:抜気用不連続部の左端、15R,17R:抜気用不連続部の右端、101:包装体。
Claims (5)
- 被包装物を収容する本体部と前記本体部の上端側に持手部を備え、
前記持手部は、チューブ状フィルムの左右両側にガセットが折り込まれて平面状に折り畳まれ固定された扁平形状であり、
前記持手部には、指を挿通できる指掛け用開口部が設けられており、
前記持手部と前記本体部との境界および前記持手部の上端部にはシールラインが設けられており、
前記持手部と前記本体部との境界および前記持手部の上端部のシールラインには、抜気用不連続部が設けられている包装袋であって、
前記持手部と前記本体部との境界のシールラインの抜気用不連続部の位置と前記持手部の上端部のシールラインの抜気用不連続部の位置とは前記持手部の側端からの距離が異なっている包装袋。 - 前記持手部と前記本体部との境界のシールラインの抜気用不連続部の開口幅をW1、前記持手部の上端部のシールラインの抜気用不連続部の開口幅をW2とすると、W1およびW2は下記式(1)の関係を満足する請求項1に記載の包装袋。
W2>W1 (1) - 前記持手部と前記本体部との境界のシールラインの抜気用不連続部の開口幅をW1、前記持手部の上端部のシールラインの抜気用不連続部の開口幅をW2、前記持手部と前記本体部との境界のシールラインの抜気用不連続部の数をl、前記持手部の上端部のシールラインの抜気用不連続部の数をmとすると、W1、W2、lおよびmは下記式(2)および式(3)の関係を満足する請求項1に記載の包装袋。
W1>W2 (2)
l×W1<m×W2 (3)
(ただし、lは自然数、mは2以上の自然数であり、W1およびW2が複数存在する場合にはそれらは各々互いに等しい。) - 前記持手部と前記本体部との境界のシールラインの抜気用不連続部が前記持手部の両側部に各1つずつ配置されており、前記持手部の上端部のシールラインの抜気用不連続部が前記持手部の両側部に各n個ずつ配置されており、W1、W2およびnは下記式(2)および式(3)’の関係を満足する請求項3に記載の包装袋。
W1>W2 (2)
W1<n×W2 (3)’
(ただし、nは2以上の自然数であり、複数存在するW2は互いに等しい。) - 被包装物と、請求項1〜4のいずれか一項に記載の包装袋とを備え、
前記被包装物が前記包装袋に封入されている包装体。
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Cited By (6)
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JP2018100109A (ja) * | 2016-12-20 | 2018-06-28 | 日本製紙クレシア株式会社 | トイレットロールパッケージ |
JP2018199530A (ja) * | 2018-09-18 | 2018-12-20 | 大王製紙株式会社 | トイレットロール包装体 |
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EP3842361A1 (de) * | 2019-12-23 | 2021-06-30 | Paul Hartmann AG | Quaderförmige beutelpackung umfassend einen beutel und eine mehrzahl von darin aufgenommenen hygieneartikeln oder krankenunterlagen oder opartikeln |
-
2009
- 2009-02-18 JP JP2009035523A patent/JP2010189036A/ja not_active Withdrawn
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