JP2010188944A - 空調風吹き出し装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型化やコスト増を招くことなく、各取り付け位置の乗員の好みに応じた温度の空調空気を操作性よく吹き出せるようにした空調風吹き出し装置を提供すること。
【解決手段】車室Rのインストルメントパネルと、空調ユニット13から延びる流路frをインストルメントパネルの吹き出し口m1まで連通させるダクトd1と、ダクトd1の一部の管壁に形成され同管壁内の流路に負圧領域E0を生じさせる負圧領域生成部80と、負圧領域生成部に形成され流路の負圧領域E0に車室内の空気を流入させる吸い込み通路r0と、手動操作可能な操作部材331を有すると共に同操作部材が吸い込み通路の通路面積を増減させて車室空気の吸入量を可変調整するスライドドア(吸入空気量調装部材)53とを備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は自動車などに搭載された空調装置で用いられ、空調空気を所定の車室対向位置に配備した吹き出し口より車内に吹き出し供給する空調風吹き出し装置に関する。
自動車は車内温度を乗員の好みに応じて調整するための空調装置を備える。この空調装置は空調ユニット等の空調空気供給源からの空調空気を空調風吹き出し装置を用いて所定の車室対向位置に配備した吹き出し口より車内に吹き出し供給する。
このような空調風吹き出し装置は、車室内や車外の空気を選択的に吸入し、それを空調空気供給源の冷却器やヒーターにより適正温度に調整した上で、複数のダクトに分岐して、車室対向壁に取り付けられた複数の吹き出し口より車内に吹き出し供給している。
例えば、各吹き出し口のうち運転席用の空調風吹き出し装置は運転者に操作されやすい位置に配備されて、適正な向きに空調空気を吹き出し可能に形成され、助手席の空調風吹き出し装置は助手席乗員に操作されて助手席乗員の好む向きに空調空気を吹き出すことができる。なお、このような空調風吹き出し装置の一例が特許文献1(特開平11−034561号公報)に開示される。
ところで、これら各空調風吹き出し装置から吹き出される空調空気は空調ユニット等の空調空気供給源より適宜の温度に調整された上で分岐されて供給されるので、いずれの吹き出し口の空調空気も同一温度を保持する。このため、運転席の乗員と助手席の乗員とで要求する温度が異なるとしても、これを個々に調整することはできない。そこで、空調風吹き出し装置内の冷却器から出た空気を予め2系統の空調空気の調整路に分岐し、各分岐調整路毎にヒーターを配備し、各分岐調整路毎に空調空気の昇温量を調整することで、運転席の乗員と助手席の乗員との各要求を満たした温度の空調空気を吹き出すようにしてもよい。このような左右独立温調空気調和装置の一例が特許文献2(特開平10−119545号公報)に開示される。
なお、特許文献3(実公昭51−41321号公報)に開示のデフロスタ用空気吹き出し装置は、空調風吹き出し装置の途中にあるダクトと空気吹き出しノズルとの接続部近傍に設けた吸入口により、ダクトの周りの空気を吸い込むことで、送風機能力を上げることなく風量を増加できるようにしたものが開示される。
特開平11−034561号公報 特開平10−119545号公報 実公昭51−41321号公報
しかし、特許文献1に開示の空調風吹き出し装置では、適正な向きに空調空気を吹き出すのみで、運転席の乗員と助手席の乗員との各要求を満たした温度の空調空気を吹き出すことはできない。更に特許文献2に開示の空調風吹き出し装置では、2系統の空調空気の調整路にヒーターをそれぞれ配備する等の装置の複雑化、大型化とコスト増を招くという問題が生じてしまう。更に、特許文献3に開示の空調風吹き出し装置では、単に空調風吹き出し装置空調空気の吹き出し量を常に増やすのみであり、運転席の乗員と助手席の乗員との各要求を満たした温度調整を個々に行うことはできない。
本発明は以上のような課題に基づきなされたもので、目的とするところは、大型化やコスト増を招くことなく、各取り付け位置の乗員の好みに応じた温度の空調空気を操作性よく吹き出せるようにした空調風吹き出し装置を提供することにある。
ここでの本願の請求項1の発明は、車室に配備されたインストルメントパネルと、空調空気の供給源から延びる流路を前記インストルメントパネルに設けられた空調空気の吹き出し口まで連通させる流路形成部材と、前記流路形成部材の長手方向における一部の管壁に形成され同管壁内の流路に負圧領域を生じさせる負圧領域生成部と、前記管壁の負圧領域生成部に形成され前記流路の負圧領域に車室内の空気を流入させる吸い込み通路と、手動操作可能な操作部材を有すると共に同操作部材が前記吸い込み通路の通路面積を増減させて車室空気の吸入量を可変調整する吸入空気量調整部材と、を備えたことを特徴とする。
本願の請求項2の発明は、請求項1記載の空調風吹き出し装置において、前記空調空気の供給源から複数分岐して前記流路形成部材がそれぞれ延出すると共に各流路形成部材は前記インストルメントパネルに設けられそれぞれ対向する位置に配備された各空調空気の吹き出し口に連通するように形成された、ことを特徴とする。
本願の請求項3の発明は、請求項1又は2記載の空調風吹き出し装置において、前記負圧領域生成部が前記流路を長手方向に沿って湾曲するよう形成されることで前記管壁の湾曲部下流側に負圧領域を形成した、ことを特徴とする。
本願の請求項4の発明は、請求項1又は2記載の空調風吹き出し装置において、前記流路を形成する管壁の一部に、前記流路の流路断面積を絞るよう可変調整する可動絞り部材が配備され、同可動絞り部材の下流側に負圧領域が形成される、ことを特徴とする。
本願の請求項5の発明は、請求項1又は2に記載の空調風吹き出し装置において、前記流路形成部材の一部を成すと共に前記インストルメントパネルに形成された取り付け穴に嵌合する主筒部を備え、同主筒部の先端部に前記吹き出し口が形成されたリテーナと、前記主筒部の内周壁に沿うように支持され前記負圧領域生成部として前記流路を絞る環状絞り部が形成されたセンターリングと、前記センターリング内に支持されると共に前記吹き出し口からの空気の吹き出し方向を複数の導風板によって調整するバレルと、を具備し、前記吸い込み通路は前記主筒部とセンターリングの環状絞り部とに形成した各貫通孔を通して前記負圧領域に車室内の空気を流入させるよう形成され、前記吸入空気量調整部材は、前記主筒部に外嵌され手動操作可能な筒状の操作部材と同操作部材の端部に形成された把持部とを有すると共に同操作部材が前記主筒部の貫通孔の面積である通路面積を増減させるアウターリングとして形成される、ことを特徴とする。
本願の請求項6の発明は、請求項5記載の空調風吹き出し装置において、前記アウターリングの把持部は前記取り付け穴より突き出す端部に鍔状に形成された、ことを特徴とする。
請求項1の発明は、吸入空気量調整部材の操作部材を手動変位させることで、吸い込み通路の通路面積を増減させて、空調空気の供給源からの空調空気に対する車室空気の混入量を可変調整することで、空調空気の温度を吹き出し口に向かい合う位置に着座する乗員の好みに応じて手動でより好ましい状態に調整することができる。
請求項2の発明は、前記複数のダクトに連通る各吹き出し口にそれぞれ向かい合う位置に着座する各乗員が各乗員個々の好みに応じて空調空気の温度調整を手動でそれぞれ容易に行うことができる。
請求項3の発明は、流路を形成する管壁がその長手方向に沿って湾曲することで負圧領域生成部が形成され、その負圧領域生成部の下流側に負圧領域が生成されることで、同負圧領域において供給源からの空調空気に車室空気を容易に混入でき、これにより、吹き出し口に向かい合う位置の乗員の好みに応じた温度調整を容易に行える。
請求項4の発明は、管壁の内壁面が流路の流路断面積を絞るよう流路中央側に突き出すことで負圧領域生成部が形成され、その負圧領域生成部の下流側に負圧領域が形成されることで、同負圧領域において供給源からの空調空気に車室空気を容易に混入でき、これにより、吹き出し口に向かい合う位置の乗員の好みに応じた温度調整を容易に行える。
請求項5の発明は、把持部を介して筒状の操作部材を変位させることで吸い込み通路をなす貫通口の流路断面積を増減させ、これにより通風隙間への空気の吸い込み量を操作することで、供給源からの空調空気に対するインストルメントパネルの下部空間の空気の混入量を調整して、空調空気の温度調整を容易に行え、特に、空調空気の温度調整を個々の吹き出し口毎に単独で行え、各乗員の好みの温度に容易に調整できる。
請求項6の発明は、把持部が鍔状に形成されるので、アウターリングの操作筒部を容易に回動操作でき、容易に操作筒部が主筒部の貫通口を開閉操作でき、空調空気の温度調整を操作性よく容易に行える。
本発明の一実施形態としての空調風吹き出し装置を備えた車両の概略構成図である。 図1の車両のインストルメントパネルの斜視図である。 図1の空調風吹き出し装置の要部拡大断面図である。 図1の空調風吹き出し装置の変形例を示し、(a)は要部拡大断面図、(b)は吸入空気量調整装置の拡大側面図である。 図1の空調風吹き出し装置の側面構成図である。 図1の空調風吹き出し装置の変形例を示し、(a)は要部拡大断面図、(b)は吸入空気量調整装置の部分切欠断面図である。 本発明の他の実施形態としての空調風吹き出し装置の側面構成図である。 図7の空調風吹き出し装置に用いる吹き出し口装置の概略正面図である。 図8の吹き出し口装置の分解斜視図で、(a)から(e)には各部材の個々の斜視図を示した。 図7の空調風吹き出し装置の概略機能説明図である。 図10の空調風吹き出し装置における気流の流動状態を説明する図である。
図1にはこの発明の一実施形態としての空調風吹き出し装置W1を備えた空調装置ACの車室内概略構成図を示す。
ここで、空調装置ACは不図示の車両の車室Rの前部に配備される。この車室Rの前部にはインストルメントパネル1が配備され、その下部空間2にフロントデッキクロスメンバ3が車幅方向Y(図1で紙面垂直方向)に向けて延設され、不図示の車体側方縦壁に固着されている。
車室Rとダッシュパネル4を介して配設されたエンジンルーム5には車両に搭載されたエンジン6側の主冷却水循環路7やラジエータ8が配備され、主冷却水循環路7より分岐して延びるバイパス路9を経て車室R内のヒータユニット11に温水が循環供給されている。
車室R内に装備された空調装置ACは、ブロアユニット12と、空調空気の供給源を成す空調ユニット13と、それら熱源で温度調整された空気を車内に吹き出す空調風吹き出し装置W1とで構成される。
ブロアユニット12には車室R内からの内気取入れ口14と、車外からの外気取入れ口15と、内外気切換え弁16と、ブロア17と、ブロア17の作動の有無を検出するセンサ18と、外気温を検出する温度センサ19とが設けられている。このため、ブロア17の作動により、ブロアユニット12から空調ユニット13へ内気または外気が送給される。
空調空気の供給源を成す空調ユニット13にはヒータユニット11と、冷却器(エバポレータ)21と、エアミックスダンパ22と、ヒータユニット11の温度を検出する温度センサ22と、エアミックスダンパ22が開いていることを検出するヒ−タ作動センサ24とが設けられている。
ここで、図示しないエアコンスイッチがオンされると、冷媒コンプレッサ等の冷媒源から冷却器21へ冷媒が供給され、空気の冷却処理が成される。更に、エンジン1から流出したエンジン冷却水は、通常はヒータユニット11を経由するバイパス路9を循環する。また、バイパス路9の上流部分に開閉弁25が設置され、空気温度が過度に高いと開閉弁25を閉じて冷却水の流通を停止させるよう制御装置26が制御する。
空調ユニット13のケーシング131には複数の空気吹き出し筒p1〜p4が形成され、これら空気吹き出し筒に後述する空調風吹き出し装置が接続される。
第1の実施形態例としての空調風吹き出し装置W1は、流路形成部材としてのダクトd1〜d4と、同ダクトd1〜d4の各下流端側に連結された吹き出し口装置Gとを備える。
ここで、空調ユニット13のケーシング131の複数の空気吹き出し筒p1〜p4に流路形成部材としてのダクトd1〜d4が連結される。各ダクトd1〜d4はその下流端側がインストルメントパネル1の車室対向壁に設けられた各吹き出し口m1〜m4(m2、m4は不図示)に連通する。
図1に示すように、各ダクトd1〜d4はその長手方向の途中に複数の直状部aとその途中の一部に形成された湾曲部c1〜c4とを有する。
各ダクトd1〜d4の湾曲部c1〜c4はその下流側に負圧領域E0(図3参照)を生じさせる負圧領域形成部として形成される。ここで、負圧領域生成部を成す各湾曲部c1〜c4はそれぞれ同一構成を採ることより、ここでは、第1のダクトd1及び第1の負圧領域生成部である第1の湾曲部c1を代表して説明する。
図3に示すように、第1の負圧領域生成部である湾曲部c1は一部の管壁50をほぼ90°湾曲して形成され、空気流を偏向するよう形成される。即ち、流路frの長手方向での上流側である空調ユニット13の空気吹き出し筒p1から流動してきた空気の流動方向をほぼ90°偏向し、下流側の吹き出し口m1を有する吹き出し口装置Gに向けて流動させる。
図3に示すように、湾曲部c1において流路frの上流側からの空気流はその慣性で湾曲部c1の下流側において曲率の小さい外側(図3で左側)に流動する。この慣性力に起因する空気流の流動特性により、湾曲部c1の下流側直下においては、流路frの内側(図3で右側)において負圧化(静圧の低下)が生じ、下流側直下に負圧領域E0が生成される。
このような第1のダクトd1の管壁50であって、湾曲部c1の下流側直下で曲率の大きい内側(図3で右側)の部分に第1の吸入口n0が形成される。この吸入口n0は車室Rの空気を流路fr内の負圧領域E0に流入させる吸い込み通路r0の一部を成し、同管壁50の外側壁面に車室側空気の吸入量を可変調整する吸入空気量調整装置51が装備される。
吸入空気量調装置51は左右のガイドレール52と、両ガイドレール52に支持され所定操作力を受けて摺動する吸入空気量調装部材であるスライドドア53と、スライドドア53の端部に突設された把持可能なノブ54とを備える。
スライドドア53はノブ54を把持する操作者が所定操作力以上の操作力を加えることで両ガイドレール52に対して相対移動できるよう、適宜の摺動抵抗が付与されるよう形成される。これにより吸い込み通路r0の通路面積を増減操作でき、全閉位置s1と全開位置s2との間の所定開度、即ち、所定の吸い込み量を保持できるよう切換え操作できる。
このように、第1のダクトd1は第1の負圧領域生成部である湾曲部c1の下流側直下に負圧領域E0を形成し、吸入空気量調装部材であるスライドドア53をノブ54を介して手動で変位させることで吸い込み通路r0の吸い込み量を調整できる。
図5に示すように、第1のダクトd1の下流端に連結された吹き出し口装置Gは、インストルメントパネル1の車室対向壁wrに装備され、空調ユニット13から延びる流路frを連続形成する筒状のリテーナ31と、リテーナ31の主筒部312の先端部に形成される空気吹き出し口m1と、流路fr内であって吹き出し口m1の近傍に配備されたセンターリング30と、同センターリング30を介して主筒部312の吹き出し口m1に支持されたバレル32と、主筒部312の空気吹き出し口m1の近傍に外嵌される基筒部41とを備える。
図5に示すように、リテーナ31はその一端の端側筒部311に取り付けバンド313が固着され、これより延びる延出片314がフロントデッキクロスメンバ3にブラケット29を介し取り付けられている。
なお、リテーナ31の端側筒部311には環状基枠291を介してダクトd1が接続され、これによって空調ユニット13から延びる流路frを連続形成している。リテーナ31の端側筒部311は主筒部312を延出し、主筒部312の先端がインストルメントパネル1の取り付け穴h1に基筒部41を介して嵌合する。
図5に示すように、バレル32は主筒部312の流路frに配備され、互いに導風隙間gを介して配備された複数の導風板35を一体的に取り付けた可動枠36を有する。可動枠36の両側端からは回転中心線Lbに沿うように一対の枢支ピン37が突出形成され、一対の枢支ピン37はセンターリング30に回転中心線Lb回りに回動可能に枢支される。センターリング30は主筒部312の吹き出し口近傍の内周壁に沿うように嵌着され、しかも、3本の枝枠301を介して枢支ボス部302を一体形成する。この枢支ボス部302はリテーナ31の端側筒部311に一体的に取り付けられた格子枠311上の枢支ボス312にピン37で結合され、これにより流路frの中心線Lr回りにセンターリング30が回動可能に支持されている。
なお、可動枠36と主筒部312の間には回転規制用のスペーサー38が配備され、これによって可動枠36が所定以上の操作力を受ける場合に回転中心線Lb回りに回動可能なように形成されている。
このような吹き出し口装置Gは、センターリング30をリテーナ31に対して回転中心線Lr回りに回動し、バレル32をセンターリング30に対して回転中心線Lb回りに回動することで、バレル32の導風板35の向きを上下左右に手動操作し、好みの吹き出し方向に空調空気を吹き出すことができる。
上述したような第1のダクトd1と同様に第2〜第4ダクトd1〜d4が形成され、同様に操作可能である。
次に、第1の実施形態例としての空調風吹き出し装置W1の作動を説明する。第1〜第4ダクトd1〜d4は各負圧領域生成部である湾曲部c1の下流側直下に負圧領域E0を形成し、吸入空気量調整部材51の操作部材を手動変位させることで、吸い込み通路r0の吸い込み量を調整することができる。ここで、基準の状態において、第1〜第4ダクトd1〜d4の吸い込み通路r0は各スライドドア53に閉じられ、吹き出し口m1〜m4には空調ユニット13からの空調空気がそのまま吹き出される。
これに対し、例えば、吹き出し口m1に対向する助手席の乗員が、スライドドア53をノブ54を介して手動変位させることで吸い込み通路r0を所定量開くと負圧領域E0の負圧化(静圧の低下)が生じる。
この場合、吸い込み通路r0の開度に応じた吸い込み量の車室空気が第1のダクトd1の負圧領域E0に吸入される。これにより空調ユニット13からの空調空気の温度を吹き出し口m1と向かい合う位置に着座している乗員の好みに応じて、手動により好ましい状態に容易に調整することができる。この場合、他の乗員に向けて吹き出す空調風の温度を変えることがないので、気軽に空調風の温度調整を行えるという利点がある。
図4(a)、(b)には第2の実施形態例としての空調風吹き出し装置W2を示す。
この第2の実施形態例としての空調風吹き出し装置W2は第1実施形態例の空調風吹き出し装置W1と比較し、吸入空気量調整装置51と異なる吸入空気量調整装置51aを使用する点でのみ異なり、その他の構成は同一であり、重複する構成部分の説明を略す。
吸入空気量調装置51aにおいて、第1のダクトd1の管壁50aには、湾曲部c1の下流側の直下部分に第1の吸入口n0が形成され、その管壁50aの外側壁面に吸入空気量調整装置51aが装備される。
図4(b)に示すように、吸入空気量調整装置51aは吸入口n0の縁部を覆う枠体56と、枠体56の左右壁に枢支ピン58を介して枢支される吸入空気量調装部材である4つのダンパー57と、ダンパー57の回動端と反対側の基端に突設された係止ピン59と、4つのダンパー57の各係止ピン59にそれぞれ係止長穴60が係合されるよう形成された操作長板61と、操作長板61の一端に突設された把持可能なノブ62とを備える。 操作長板61は枠体56に形成されたガイドレール63に支持されると共に所定操作力を受けて枠体56に対して相対移動し、4つのダンパー57により吸入口n0を開閉操作できるよう、適宜の摺動抵抗が付与されている。
4つのダンパー57はノブ62を把持する操作者が所定操作力以上の操作力を加えることで枠体56に対して相対移動し、全閉位置s3と全開位置s4との間の所定開度に切換えできる。この場合、4つのダンパー57を開閉操作することで、吸い込み通路r0の開度を切換えて吸い込み量を調整し、同吸い込み量の車室空気を第1のダクトd1の負圧領域E0に吸入させる。これにより、空調ユニット13からの空調空気の温度を吹き出し口m1と向かい合う位置に着座している乗員の好みに応じて、手動により好ましい状態に容易に調整することができる。しかも、他の乗員に向けて吹き出す空調風の温度を変えることがないので、気軽に空調風の温度調整を行える。なお、他の吹き出し口m2〜m4(図1参照)の乗員もそれぞれ、好みに応じて空調空気の温度を適量だけ高めて吹き出し口m2〜m4より助手席側に吹き出すことができる。
次に、図6(a)、(b)には第3の実施形態例としての空調風吹き出し装置W3を示す。
第3の実施形態例としての空調風吹き出し装置W3は空調風吹き出し装置W1と比較し、第1のダクトd1より湾曲部を排除した点で異なり、更に、直状部aの管路の一部に第1の吸入口n0が形成され、その吸入口n0の上流側の縁部に吸い込み通路r0を開閉する吸入空気量調整装置51と異なる吸入空気量調整装置51bを使用する点で異なり、その他の構成は同一であり、重複する構成部分の説明を略す。
図6(a)、(b)に示すように、第1のダクトd1の直状部aの一部の管壁50bには第1の吸入口n0が形成され、吸入口n0の上流側の管壁50bに吸い込み通路r0を開閉する吸入空気量調整装置51bが装備される。吸入空気量調整装置51bは吸入口n0を内側より覆う吸入空気量調装部材としての板状弁63と、板状弁63の基端631と一体結合されたピン64と、同ピン64を介して板状弁63を枢支すると共に管壁50bの縁部内側に一体結合された枢支部65と、ピン64を介して板状弁63と一体結合されると共に管壁50bの外側で揺動可能な突状操作片66と、管壁50bの外側に突設され、突状操作片66の回動規制を行う回動規制部67とを備えている。
突状操作片66はその回動端にノブ661を突設すると共に係止孔662をノブ661の内部に形成する。係止孔662は回動規制部67と対向する側が開口し、孔の底部側にコイルバネ663を嵌着し、コイルバネ663の突き出し端側にピン664を配し、同ピンを回動規制部67側に突き出し付勢している。
回動規制部67は突状操作片66との対向壁面に凹部671を複数形成する。各凹部671は突状操作片66側のピン664と対向可能な位置に配備される。ここで板状弁63が吸入口n0を内側より覆う閉鎖位置s5にあると、板状弁63と一体の突状操作片66のピン664が凹部671−1に係合し、板状弁63が吸入口n0を全開し傾斜角θを保持する開放位置s6にあると、板状弁63と一体の突状操作片66のピン664が凹部671−2に係合し、傾斜角のずれを規制できる。なお、ピン664が凹部671−1〜671−2のいずれかに選択的に切換え操作されて係合することで、吸入空気量調装部材と負圧領域生成部との両機能を兼ねた板状弁63が適宜の傾斜角を保持できるように構成してもよい。
板状弁63が吸入口n0を開放し傾斜角θを保持すると、板状弁63により流路frが絞られ、板状弁63の下流側の流路frにおいて、上流側からの空気流はその慣性で吸入口n0より離れた図6(a)で上側に流動する。これによって、板状弁63の流路frに沿った下流側に静圧が比較的低下した状態の負圧領域E0が生成される。
この負圧領域E0の上流側の吸入口n0は車室R内の空気を流路fr内の負圧領域E0に流入させる吸い込み通路r0の一部を成し、板状弁63の傾斜角θの大きさに応じた負圧領域E0の負圧化(静圧の低下)に応じた吸入量の車室側の空気を吸入する。
この場合、吸入空気量調装部材と負圧領域生成部との両機能を兼ねた板状弁63を突状操作片66を介して開閉操作することで、板状弁63の傾斜角θと吸い込み通路r0の開度を切換え、吸い込み量を調整し、同吸い込み量の車室空気を第1のダクトd1の負圧領域E0に吸入させる。これにより空調ユニット13からの空調空気の温度を吹き出し口m1と向かい合う位置に着座している乗員の好みに応じて、手動により好ましい状態に容易に調整することができ、しかも、他の乗員に向けて吹き出す空調風の温度を変えることがないので、気軽に空調風の温度調整を行える。なお、他の吹き出し口m2〜m4の乗員もそれぞれ、好みに応じて空調空気の温度を適量だけ高めて吹き出し口m2〜m4より助手席側に吹き出すことができる。さらに、吸入空気量調装部材と負圧領域生成部との両機能を兼ねた板状弁63を用いるので、構成の簡素化を図れる。
次に、図7、図8には第4の実施形態例としての空調風吹き出し装置W4を示す。
図1に示す空調風吹き出し装置W1と同様に空調風吹き出し装置W4は、流路形成部材としての複数のダクトd1〜d4を備える。更に、ダクトd1〜d4の各下流端側に連結された同一の各吹き出し口装置G1を備える。
吹き出し口装置G1は空気吹き出し口m1を有し、インストルメントパネル1の助手席側に対向配備され、空気吹き出し口m2を有する吹き出し口装置G1はインストルメントパネル1の運転席側に対向配備される。なお、空気吹き出し口m3、m4は不図示のフロントウインドウと対向するデフロスタグリル29、29に接続されている。
ここで各ダクトd1〜d4の吹き出し口装置G1はその内部に負圧領域E0を生じさせる負圧領域形成部が形成され、それぞれ同一構成を採ることより、ここでは、第1のダクトd1の吹き出し口装置G1を代表して説明する。なお、この吹き出し口装置G1を備えた空調風吹き出し装置W4は、第1の実施形態例としての空調風吹き出し装置W1と比較し、同一部材を多く含み、同一部材には同一符号を付し、重複説明を簡略化する。
図7、8及び図9(a)〜(e)に示すように、空調風吹き出し装置W4の要部を成す吹き出し口装置G1は、空調ユニット13から延びる流路frを連続形成すると共にフロントデッキクロスメンバ3の一部にブラケット29を介して支持された流路形成部材の一部である筒状のリテーナ31と、リテーナ31の主筒部312の先端部に形成される空気吹き出し口m1と、流路fr内であって吹き出し口m1の近傍に配備されたバレル支持部を成すセンターリング30と、同センターリング30を介して主筒部の空気吹き出し口m1に支持されたバレル32と、主筒部の空気吹き出し口m1の近傍に外嵌されるアウターリング33とを備える。
筒状のリテーナ31は流路形成部材の一部を成し、図1に示した空調ユニット13からダクトd2を介して延びる流路frに端側筒部311を介して接続され、端側筒部311と一体の主筒部312の先端がインストルメントパネル1の取り付け穴h1に嵌合すると共に、取り付け穴h1に固着の基筒部41内にアウターリング33を介して嵌着される。
図7、8に示すように、バレル32は互いに通風隙間g1を介して配備される複数の導風板35を一体的に取り付けた可動枠36を有する。可動枠36の両側端からは回転中心線Lbに沿うように一対の枢支ピン37が突出形成され、一対の枢支ピン37はセンターリング30に回転中心線Lb回りに回動可能に枢支される。センターリング30は主筒部312の吹き出し口近傍の内周壁に沿うように嵌着され、しかも、3本の枝枠55を介して枢支ボス部56を一体的に取り付ける。枢支ボス部56はリテーナ31の端側筒部311に一体的に取り付けられた格子枠57上の枢支ボス58にピン37により結合され、これにより流路frの中心線Lr回りにセンターリング30側が回動可能に支持されている。
なお、可動枠36と主筒部312の間には回転規制用のスペーサー38が配備され、これによって可動枠36が所定以上の操作力を受ける場合に回転中心線Lb回りに回動可能なように、ピン結合されている。
このため、センターリング30がリテーナ31に対して回転中心線Lr回りに回動し、バレル32がセンターリング30に対して回転中心線Lb回りに回動できるので、バレル32の導風板35の向きを上下左右に手動操作し、好みの吹き出し方向に空調空気を吹き出すことができる。
なお、図8(a)に示すように、リテーナ31の端側筒部311には取り付けバンド313が固着され、これより延びる締結片314がフロントデッキクロスメンバ3にブラケット29を介し取り付けられている。
図7、図9(b)に示すように、アウターリング33は、バレル32を支持する主筒部312の外側に相対変位可能に外嵌されると共に基筒部41に相対変位可能に内嵌される操作部材としての操作筒部331を備える。この操作筒部331は吹き出し口m1との対向部位側に鍔状の把持部332が形成される。この把持部332は乗員に把持され吹き出し口m1の中心線Lr(図7参照)回りに操作筒部331を回転操作可能に形成される。 ところで、図7、図9(d)に示すように、主筒部の内周壁に沿うように支持されたセンターリング30はその一端側に流路を絞る負圧領域生成部としての環状絞り部80が形成され、その環状絞り部80の一部には貫通孔71が形成される。
図10、図11に示すように、環状絞り部80は上流側からの空気流の流路面積を絞るよう形成される。このため、空気流はその慣性で流路frの中央側に流動変位するように規制され、その上で環状絞り部80の下流側に流動する。この際、気流の慣性力に起因する流動特性により、環状絞り部80の直下の下流側では流路frの周縁部において負圧化(静圧の低下)が生じ、環状に負圧領域E1が生成される。
このようなセンターリング30の環状絞り部80を覆う主筒部の内周壁にも貫通孔72が形成される。更に、主筒部に外嵌するアウターリング33にも貫通孔73が形成される。
これらセンターリング30の環状絞り部80の貫通孔71と、主筒部の貫通孔72と、アウターリング33の貫通孔73とが連通することで、インストルメントパネル1の下部空間の車室空気を環状の負圧領域E1に導くことが可能な吸い込み通路r4が形成される。ここで、各貫通口71、72、73はそれぞれが車室空気を環状の負圧領域E1に導く吸い込み通路r4を連通可能に予め形成される。即ち、環状の負圧領域E1に対してセンターリング30の貫通孔71はいずれの変位位置でも連通可能な位置に形成され、センターリング30の貫通孔71の裏側の環状空間e1(図7、図10参照)に対して主筒部の貫通孔72はいずれの変位位置でも連通可能な位置に形成される。一方、アウターリング33の貫通孔73はその回転変位により主筒部の貫通孔72との対向面積を増減調整するよう形成される。
ここで、アウターリング30の操作筒部331の貫通孔73は主筒部312の貫通孔72に連通する全開位置s7(図8参照)と、完全に操作開口が主筒部312の貫通口72よりずれて操作筒部331の壁部に覆われる閉鎖位置s8との間で切換え操作される。即ち、操作筒部331の把持部332を回転操作することで、操作筒部331の貫通孔73との対向状態、即ち、吸い込み通路r4の面積である通路面積を増減切換えできる。
次に、このような吹き出し口装置G1を備えた空調風吹き出し装置W4の作動を説明する。
車室内の助手席乗員が比較的高温の空調空気を要望している場合、乗員は把持した操作筒部331の把持部332を介して操作筒部331を吹き出し口m1の中心線Lr(図3参照)回りに回転操作する。
これにより、吸い込み通路r4の流路断面積を増減させ、これにより環状の負圧領域E0への空気の吸い込み量を操作する。この際、図10に示すように、比較的大量の車室空気(図10に気流を2点差線で示した)を負圧領域E1に吸い込み、この負圧領域E1に空調ユニット13から達している空調空気に混入させる。これにより、温度が比較的高い車室空気で昇温された空調空気が主筒部312の空気吹き出し口m1より助手席に向けて吹き出され、比較的高温の空調空気を望んでいる助手席の乗員の要望に対処することができる。
一方、助手席乗員が比較的低温の空調空気を要望している場合には、操作筒部331が閉鎖位置s8(図8参照)に操作される。これにより、吸い込み通路r4を操作筒部331が遮断する。これにより、空調ユニット13からの比較的低温の空調空気をそのまま空気吹き出し口m1より助手席に向けて吹き出すことができ、助手席の乗員の要望に対処できる。
なお、操作筒部331が全開位置s7と閉鎖位置s8の間の所定の位置に切り換えられると、中間的な温度の空調空気を空気吹き出し口m1より吹き出すことができる。
以上の各操作は、運転席側に対向配備された空気吹き出し口m1の空調風吹き出し装置でも同様に成され、同様の温度調整を行え、同様の作用効果が得られる。
1 インストルメントパネル
2 下部空間
13 空調ユニット
30 センターリング
31 リテーナ
312 主筒部
32 バレル
33 アウターリング
331 操作筒部(操作部材)
332 把持部
35 導風板
36 枠部
51 吸入空気量調整装置
53 スライドドア(吸入空気量調装部材)
63 板状弁(吸入空気量調装部材及び負圧領域生成部)
71、72、73、74 貫通孔
80 環状絞り部(負圧領域生成部)
c1 湾曲部(負圧領域生成部)
d1〜d4 ダクト(流路形成部材)
r0、r1、r4 吸い込み通路
fr 流路
h1 取り付け穴
g1 通風隙間
m1、m2 吹き出し口
rf 流路
AC 空調装置
E0、E1 負圧領域
G、G1 吹き出し口装置
Y 車幅方向
W1〜W4 空調風吹き出し装置

Claims (6)

  1. 車室に配備されたインストルメントパネルと、
    空調空気の供給源から延びる流路を前記インストルメントパネルに設けられた空調空気の吹き出し口まで連通させる流路形成部材と、
    前記流路形成部材の長手方向における一部の管壁に形成され同管壁内の流路に負圧領域を生じさせる負圧領域生成部と、
    前記管壁の負圧領域生成部に形成され前記流路の負圧領域に車室内の空気を流入させる吸い込み通路と、
    手動操作可能な操作部材を有すると共に同操作部材が前記吸い込み通路の通路面積を増減させて車室空気の吸入量を可変調整する吸入空気量調整部材と、
    を備えたことを特徴とする空調風吹き出し装置。
  2. 請求項1記載の空調風吹き出し装置において、
    前記空調空気の供給源から複数分岐して前記流路形成部材がそれぞれ延出すると共に各流路形成部材は前記インストルメントパネルに設けられ、それぞれ対向する位置に配備された各空調空気の吹き出し口に連通するように形成された、ことを特徴とする空調風吹き出し装置。
  3. 請求項1又は2記載の空調風吹き出し装置において、
    前記流路を形成する管壁の一部にその長手方向に沿って湾曲する湾曲部が前記負圧領域生成部として形成され、同湾曲部の下流側に負圧領域が生成される、ことを特徴とする空調風吹き出し装置。
  4. 請求項1又は2記載の空調風吹き出し装置において、
    前記流路を形成する管壁の一部に、前記流路の流路断面積を絞るよう可変調整する可動絞り部材が配備され、同可動絞り部材の下流側に負圧領域が生成される、ことを特徴とする空調風吹き出し装置。
  5. 請求項1又は2に記載の空調風吹き出し装置において、
    前記流路形成部材の一部を成すと共に前記インストルメントパネルに形成された取り付け穴に嵌合する主筒部を備え、同主筒部の先端部に前記吹き出し口が形成されたリテーナと、
    前記主筒部の内周壁に沿うように支持され前記負圧領域生成部として前記流路を絞る環状絞り部が形成されたセンターリングと、
    前記センターリング内に支持されると共に前記吹き出し口からの空気の吹き出し方向を複数の導風板によって調整するバレルと、
    を具備し、
    前記吸い込み通路は前記主筒部とセンターリングの環状絞り部とに形成した各貫通孔を通して前記負圧領域に車室内の空気を流入させるよう形成され、
    前記吸入空気量調整部材は、前記主筒部に外嵌され手動操作可能な筒状の操作部材と同操作部材の端部に形成された把持部とを有すると共に同操作部材が前記主筒部の貫通孔の面積である通路面積を増減させるアウターリングとして形成される、
    ことを特徴とする空調風吹き出し装置。
  6. 請求項5記載の空調風吹き出し装置において、
    前記アウターリングの把持部は前記取り付け穴より突き出す端部に鍔状に形成された、ことを特徴とする空調風吹き出し装置。
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