JP2010188912A - 車両用シートの帯状カバー - Google Patents

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【課題】車両用シートの帯状カバーにおいて、シートの意匠性に影響を及ぼす部分の意匠の自由度を確保するとともに、そのシートバック側への端部を別体形成された部品を用いずに見栄え良く固定可能とする。
【解決手段】シートバック20とシートクッション12との境界14を覆い隠すことのできる大きさの帯状本体部32と、帯状本体部32のシートバック20側への取付端部34に設けられるシートバック20側への固定部位40と、帯状本体部32のシートクッション12側への取付端部36に設けられるシートクッション12側へ掛止することのできる掛止手段50とを備え、シートバック20側への固定部位40は、シートバック20の背面10bに配設される熱可塑性樹脂製のバックボード22の裏面22bに熱溶着手段で一体的に取り付けられるものであり、熱により影響を受けにくい布状材料41で形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用シートのシートバックの背面下部に配設され、シートバックとシートクッションとの境界を覆い隠す車両用シートの帯状カバーに関する。
この種の車両用シートの帯状カバーは、例えば下記特許文献1に開示されている。下記特許文献1に開示される帯状カバーは、シートバックとシートクッションとの隙間を覆い隠すことができる帯状の本体部の上端がシートバックの下部に縫着されることによりシート背面側に吊り下げられている。
また、図7,8に示されるように、車両用シート100の帯状カバーをシートバック側への固定する他の方法としては、シートバック20の背面に配設された熱可塑性樹脂製のバックボード22に形成されたボスに帯状カバー90の上端92を貫通させ、ボス26の先端を加熱加圧して変形させる熱かしめにより固定する方法もある。熱かしめによる固定方法によれば、固定のために締結具や掛止具等の別体形成された部品を増やすことなく帯状カバー90をシートバック20に容易に固定することができる。
独国特許出願公開第102005005218号
しかし、帯状カバー90が合成皮革等の熱に対して不安定な材質であると、加熱によりその周囲にまで歪み生じ、該歪みによりその熱かしめ箇所の周辺のみならず、シート表面に露出する帯状カバー90の広範囲に亘って皺やうねりを生じ、シートの見栄えを損ねることが懸念される(図7参照)。したがって、帯状カバーは、それ自体の材質に基づく外観や質感によってもシート表面の意匠性に影響を及ぼすものであるにも拘らず、熱溶着手段により固定する場合にはその材質が限定され意匠の自由度が損なわれる。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、車両用シートの帯状カバーにおいて、シートの意匠性に影響を及ぼす部分の意匠の自由度を確保するとともに、そのシートバック側への端部を別体形成された部品を用いずに見栄え良く固定可能とすることにある。
上記課題を解決するために本発明は次の手段を採用する。
第1の発明は、車両用シートのシートバックの背面下部に配設され、シートバックとシートクッションとの境界を覆い隠す車両用シートの帯状カバーであって、前記シートバックとシートクッションとの境界を覆い隠すことのできる大きさの帯状本体部と、該帯状本体部の前記シートバック側への取付端部に設けられる前記シートバック側への固定部位と、該帯状本体部の前記シートクッション側への取付端部に設けられる前記シートクッション側へ掛止することのできる掛止手段とを備え、前記シートバック側への固定部位は、前記シートバックの背面に配設される熱可塑性樹脂製のバックボードの裏面に熱溶着手段で一体的に取り付けられるものであり、熱により影響を受けにくい布状材料で形成されていることを特徴とする車両用シートの帯状カバーである。
「熱により影響を受けにくい布状材料」とは、熱溶着手段によって加えられる熱により、少なくとも加熱された部分以外の布形状に変形を生じさせない布状材料であることを意味する。「熱により影響を受けにくい布状材料」には、不連続な繊維の集合体からなる不織布が含まれる。このような不織布は、加熱された部分においては構成繊維が夫々に熱の影響を受けたとしても、繊維が不連続であるため、その構造上、熱の影響を布の面方向へ伝播しにくく、加熱された部分以外の布形状には変形を生じさせにくい。また、「熱により影響を受けにくい布状材料」には、非熱可塑性の繊維よりなる布状材料が含まれる。このような布状材料によれば、加熱された部分を含む全体が熱により変形しにくい。
第1の発明の車両用シートの帯状カバーによれば、シートバック側への固定部位は、シートバックの背面に配設される熱可塑性樹脂製のバックボードの裏面に熱溶着手段で一体的に取り付けられるため、別体形成された部品を用いずに容易に固定可能である。そして、該シートバック側への固定部位は熱により影響を受けにくい布状材料で形成されているため、固定に際する加熱によって皺が生じるのを防ぐことができる。したがって、帯状本体部は、その材質に関わらずシートバック側への固定に際して見栄えが損なわれることはない。そのため、主に意匠性に影響を及ぼす帯状本体部の材質が限定されず、意匠の自由度を確保することができる。
第2の発明は、上記第1の発明の車両用シートの帯状カバーであって、前記固定部位を形成する布状材料の形成範囲は、前記バックボードに熱溶着される箇所を含む当該車両用シートの帯状カバーが前記バックボードに接触することのある範囲全体に亘って設定されており、該布状材料で形成された固定部位と前記帯状本体部との接合箇所が前記バックボードの端部から外の近傍位置とされることを特徴とする車両用シートの帯状カバーである。
第2の発明の車両用シートの帯状カバーによれば、バックボードに接触することのある範囲は布状材料で構成されており、バックボードと接触することにより摩擦音を生じにくい。そして、布状材料で形成された固定部位と帯状本体部との接合箇所がバックボードの端部の近傍位置とされているから、該布状材料はシートの意匠性に影響を及ぼす部分にまでは及ばず、意匠を損ねない。
上記第1の発明の車両用シートの帯状カバーによれば、シートバック側への固定部位は熱影響を受けにくい布状材料で形成されているため、帯状本体部の見栄えに影響を与えることなく熱溶着手段によりバックボードへ固定可能である。したがって、シートの意匠性に影響を及ぼす帯状本体部の材質を限定することなく、そのシートバック側への端部を別体形成された部品を用いずに見栄え良く固定することができる。
上記第2の発明の車両用シートの帯状カバーによれば、上記第1の発明の効果に加え、更に、帯状本体部とバックボードが接触することによる摩擦音の発生を考慮することなく帯状本体部の材質を選択可能であり、意匠の自由度を向上させることができる。
本発明の実施形態1に係る車両用シートの斜視図である。 図1に示される車両用シートの後部を拡大して示す側面図であって、一部透過して示すとともに一部断面で示す図である。 図2に示される車両用シートのIII部分を拡大して示す図であり、帯状カバーのシートバック側への固定部位を示す図である。 本発明の実施形態1に係る帯状カバーの平面図である。 本発明の変更例1を説明する図であり、図3に対応して帯状カバーのシートバック側への固定部位を示す図である。 本発明の変更例2を説明する図であり、図3に対応して帯状カバーのシートバック側への固定部位を示す図である。 従来の帯状カバーを備えた車両用シートの斜視図である。 図7に示される車両用シートのVIII−VIII線断面を拡大して示す図である。
[実施形態1]
以下、図1〜図4を参照しながら、本発明の一実施形態である実施形態1について説明する。図1に示されるように、本実施形態の帯状カバー30が装備される車両用シート10は、シートクッション12とシートバック20とを備えている。図2に示されるように、シートクッション12は、骨格を形成するクッションフレーム12fにクッションパッド12pが被せ付けられて座面12aが形作られている。シートバック20は、骨格を形成するバックフレーム20fにバックパッド20pが被せ付けられて背凭れ面20aが形作られている。この車両用シート10では、骨格を形成するクッションフレーム12fの後端部とバックフレーム20fの下端部とは連結されているが、外形形状を形作るクッションパッド12pとバックパッド20pとは連結されておらず、見かけ上、クッションパッド12pとバックパッド20pとの境界14がシートバック20とシートクッション12との境界14を構成している。帯状カバー30は、このシートバック20とシートクッション12との境界14を覆い隠すように車両用シート10の背面10bの下部に配設されている。背面とは、車両用シート10に通常の着座姿勢で着座した人からみて該車両用シート10の後ろ側の面のことである。なお、各図において矢印で示すF,Uは車両用シート10の前方,上方を示している。シートバック20の背面10bには、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂製の成形体であるバックボード22が配設されている。帯状カバー30はバックボード22の下部から垂れ下がり、シートバック20とシートクッション12との境界14を覆うとともにクッションパッド12pの後端面12bを覆い、シートクッション12の下部へ引き込まれている。
図4に示されるように、帯状カバー30は帯状本体部32を備える。帯状本体部32は、一連のシート状材料33と該シート状材料33の裏面に一体的に接合された芯材38(図3参照)とで構成されている。帯状本体部32を構成する素材は限定されない。本実施形態では、シート10の背面10bの形状に追従させやすいフレキシブルなシート状材料が好ましく用いられる。例えば、表面のシート状材料33は、合成皮革、人工皮革、天然皮革を含むレザー素材、織物や編み物等のファブリック素材、及びフェルトや不織布等の繊維の集合体からなる素材、あるいはこれらの素材にラミネートやコーティング等の加工を加えた素材等を適宜選択して適用することができる。また、これらの小片を接合して一続きのシート状としたものでもよい。裏面の芯材38は、型崩れを防ぐ等の目的で適宜設けられるものである。芯材38には、フレキシブルな薄板が好ましく用いられ、例えば、ポリプロピレン製の低発泡シートを用いることができる。
なお、以下の説明において、特に断りのない場合は、各部材の表裏について、表面とは、車両用シート10の外方へ向く面を意味し、裏面とは、該表面とは反対側の面を意味する。
図4に示されるように、帯状本体部32は、シートバック20の幅方向に対応する幅方向Wの寸法が相対的に幅広の幅広部32aと相対的に幅狭の幅狭部32bとが連続形成されてなる。幅広部32aがシートバック20側、幅狭部32bがシートクッション12側に固定される。すなわち、本実施形態では、帯状本体部32の幅広部32a側の端部34がシートバック20側への取付端部34を構成し、幅狭部32b側の端部36がシートクッション12側の取付端部36を構成する。幅広部32aは、幅方向Wの寸法がシートバック20の幅と略同じである。幅狭部32bは、シートクッション12の後端面12bにおいて両側部に配置されたリクライニング装置を覆うシールド16,16(図1参照)に緩衝しない程度に幅方向Wの長さが幅広部32aよりも少し短く形成されている。帯状本体部32のシートバック20の上下方向に対応する方向Lの寸法は、図2に示すバックボード22の下端部24からクッションパッド12pの後端面12bを覆うことのできる範囲に亘る長さよりも余裕を持った寸法である。すなわち、この帯状本体部32は、シートバック20とシートクッション12との境界14を覆い隠すことが可能であるとともにクッションパッド12pの後端面12bをも覆うことができる大きさに形成されている。
図4に示されるように、状本体部32のシートバック20側への取付端部34には、帯状本体部32とは別体形成された帯状の固定部位40が縫合により一体的に設けられている。固定部位40は、熱により影響を受けにくい布状材料41で形成されている。本実施形態では、該布状材料41としてポリエステルを主構成繊維とするニードルパンチ不織布(目付250g/cm2)が用いられている。固定部位40は、幅方向Wの寸法が帯状本体部32のシートバック20側への取付端部34と同じであり、該取付端部34をそのままシートバック20の上下方向に対応する方向Lへ延長した格好となっている。固定部位40には、幅方向Wに間隔をおいて複数の貫通孔42が形成されている。
図3に示されるように、固定部位40は、バックボード22の裏面22bの下部に熱かしめにより固定される。すなわち、バックボード22の裏面22bに突起形成されたボス26を固定部位40の貫通孔42に挿通させ、該ボス26の先端を加熱しながら加圧して塑性変形させることによりかしめられる。熱かしめに際しては、ボス26は勿論、固定部位40の貫通孔42およびその周囲にも熱が加わる。固定部位40を構成するニードルパンチ不織布の組織構造は、不連続な繊維を交絡させて形成した繊維の集合体である。かかる組織構造によれば、繊維が不連続であるため、各繊維が受けた熱を伝播しにくい。したがって、直接熱の加えられた部分においては、ポリエステルからなる各繊維は軟化・圧縮させられる場合があるが、その周囲の熱の加えられていない部分には熱が伝わりにくく、軟化・変形させられにくい。そのため、熱かしめ箇所44の周囲が伸縮して放射状の皺が生じる等の変形を生じることなく、固定部位40をバックボード22に固定することができる。
図3によく示されるように、本実施形態において、固定部位40のシートバック20の上下方向に対応する方向Lはバックボード22に隠れて車両用シート10の背面10bに露出しない寸法とされている。したがって、車両用シート10の外観上、バックボード22の下端部24から帯状本体部32が吊り下がっているように見える。
図4に示されるように、帯状本体部32のシートクッション12側の取付端部36にはシートクッション12側へ掛止することのできる掛止手段50が設けられている。掛止手段50は、ゴム紐52と該ゴム紐52の先端に備えられたフック54とで構成されており、ゴム紐52の基端が帯状本体部32、シートクッション12側の取付端部36に一体的に取り付けられている。図2に示されるように、フック54をクッションパッド12pの下面側においてクッションフレーム12fに架設されたワイヤ13に引っ掛けることで帯状本体部32のシートクッション12側の取付端部36はシートクッション12の下部へ引き込まれた状態でシートクッション12に固定されている。この帯状カバー30は、ゴム紐52の伸縮によりシートバック20の傾動の際に追従可能となっている。
以上の構成の帯状カバー30によれば、以下の作用効果を奏する。
帯状本体部32のシートバック20側への取付端部34に延設された固定部位40が熱可塑性樹脂製のバックボード22の裏面22bに熱かしめにより一体的に取り付けられるため、部品点数を増やすことなくシートバック20に固定することができる。そして、この固定部位40は不連続な繊維の集合体であるニードルパンチ不織布で形成されているため、熱かしめ箇所44に加わる熱を周囲に伝えにくく、皺等の変形を生じることなくシートバック20に固定することができる。また、車両用シート10の表面に露出する帯状本体部32は、固定部位40とは別体形成されて固定部位40に一体的に接合されており、その材質は熱による影響を考慮することなく適宜選択可能であって、意匠の自由度を確保することができる。例えば、帯状本体部32には、表面の皮膜構造が加熱により変形しやすい合成皮革を用いることも可能である。
<変更例1>
図5は、上記実施形態1に係る固定部位40の一変更例を表している。
固定部位40は、熱かしめ箇所44において布状材料41の裏面41bに緩衝材46を一体的に備えている。緩衝材46は、例えば、厚さ1.5〜2mmのポリプロピレン製の低発泡シートを用いることができる。この変更例1に係る固定部位40の構成によれば、上記実施形態1の効果に加え、以下の作用効果を奏する。すなわち、熱かしめに際して布状材料41に加えられる熱及び圧力が緩衝材46により和らげられることでポリエステル繊維の損傷が抑制されて布状材料41の強度低下を抑制することができ、且つ緩衝材46の一部がボス26と溶け合うことでより強固に固定部位40をシートバック20に固定することができる。
<変更例2>
図6は、上記実施形態1に係る固定部位40の別の変更例を表している。
固定部位40を構成する布状材料41は、熱かしめ箇所44を含み、この帯状カバー30がシートバック20に接触することのある範囲全体に亘る寸法に形成されている。つまり、布状材料41は、バックボード22の裏面22bに沿って垂れ下がり、バックボード22の下端部24よりも外まで続いている。布状材料41の帯状本体部32への接合箇所41cは、バックボード22の下端部24の近傍位置であるが、バックボード22の下端部24よりは外側の位置とされている。言い換えれば、帯状本体部32は、バックボード22の下端部24よりは外側であるがバックボード22の下端部24の近傍位置から垂れ下がっており、帯状カバー30の車両用シート10の表面に露出する部分の概ね全範囲に亘って形成されている。この変更例2に係る固定部位40の構成によれば、上記実施形態1の効果に加え、以下の作用効果を奏する。すなわち、また、バックボード22には布状材料41が接触するため、帯状カバー30がバックボード22に接触することによる摩擦音は生じにくい。したがって、帯状本体部32にはバックボード22と接触することによって生じる摩擦音を懸念することなく、その材質を一層自在に選択することができる。そのため、この変形例2の構成は、例えば、表面に被膜構造を有しているため、バックボード22との接触により摩擦音が懸念される銀面タイプの合成皮革などで帯状本体部32の表面を形成する場合にも好ましく適用することができる。
なお、本発明は、上記実施形態及びその変更例に限らず、要旨を逸脱しない範囲内でその他種々の実施形態が考えられるものである。
例えば、固定部位40を構成する布状材料41として、ニードルパンチ製法に限らず、他の製法による不連続な繊維の集合体としての不織布を用いることもできる。
また、綿、麻、レーヨン、キュプラ等に代表されるセルロース繊維など非熱可塑性の繊維で構成される織物、編み物等のファブリック及び不織布を含む布状材料を用いることもできる。
10 車両用シート
10b 背面
14 境界
20 シートバック
22 バックボード
24 下端部
30 帯状カバー
32 帯状本体部
33 シート状材料
34 シートバック側への取付端部
36 シートクッション側への取付端部
40 固定部位
41 布状材料
42 貫通孔
44 熱かしめ箇所
46 緩衝材
50 掛止手段

Claims (2)

  1. 車両用シートのシートバックの背面下部に配設され、シートバックとシートクッションとの境界を覆い隠す車両用シートの帯状カバーであって、
    前記シートバックとシートクッションとの境界を覆い隠すことのできる大きさの帯状本体部と、該帯状本体部の前記シートバック側への取付端部に設けられる前記シートバック側への固定部位と、該帯状本体部の前記シートクッション側への取付端部に設けられる前記シートクッション側へ掛止することのできる掛止手段とを備え、前記シートバック側への固定部位は、前記シートバックの背面に配設される熱可塑性樹脂製のバックボードの裏面に熱溶着手段で一体的に取り付けられるものであり、熱により影響を受けにくい布状材料で形成されていることを特徴とする車両用シートの帯状カバー。
  2. 請求項1に記載の車両用シートの帯状カバーであって、
    前記固定部位を形成する布状材料の形成範囲は、前記バックボードに熱溶着される箇所を含む当該車両用シートの帯状カバーが前記バックボードに接触することのある範囲全体に亘って設定されており、該布状材料で形成された固定部位と前記帯状本体部との接合箇所が前記バックボードの端部から外の近傍位置とされることを特徴とする車両用シートの帯状カバー。
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