JP2010187765A - 美容装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ミストノズルとイオンノズルとの位置関係を好適とし、対象物により多くのイオンを到達させることができる美容装置を提供する。
【解決手段】スチーム(温ミスト)の同時同量放出を行う2つのスチームノズル(温ミストノズル)21,22が備えられ、その2つのスチームノズル21,22間の中間位置上にイオンノズル24が配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ミスト放出とイオン放出とを行う美容装置に関するものである。
この種の美容装置としては、例えば特許文献1にて示されているスチーム式美顔器が知られている。同美顔器は、顔表面に対してスチーム発生装置(ミスト発生装置)にて生成したスチーム(温ミスト)をスチームノズルから放出しつつ、イオン発生装置にて生成したマイナスイオンをイオンノズルから放出し、美容効果を得ようとするものである。
特開2004−24897号公報
ところで、マイナスイオンの推進力はそれほど大きいものではないため、特許文献1にて示される美顔器のように、スチームノズル(温ミストノズル)の上側にイオンノズルを近接配置して流速の速いスチーム流にマイナスイオンを乗せて、対象物に多くのマイナスイオンを到達させる工夫がなされている。しかしながら、マイナスイオンの対象物への到達量の更なる増加が望まれており、この点での改良が検討されている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ミストノズルとイオンノズルとの位置関係を好適とし、より多くのイオンを対象物に到達させることができる美容装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、液体からミストを生成しその生成したミストをミストノズルから外部に向けて放出するミスト発生装置と、高電圧印加に基づき放電極にて放電を生じさせてイオンを生成しその生成したイオンをイオンノズルから外部に向けて放出するイオン発生装置とを備えてなる美容装置であって、前記ミストノズルを複数備え、前記ミストの同時放出を行う2つのミストノズル間に前記イオンノズルが配置されていることをその要旨とする。
この発明では、複数のミストノズルを備えることとし、ミストの同時放出を行う2つのミストノズル間にイオンノズルが配置される。つまり、対となるミストノズル間では、放出ミストの相互作用(重なり)によって単体のミスト流の最大流速より大となる流速の合成ミスト流が生成可能なため、この対となるミストノズル間にイオンノズルを配置することで、流速が増大した推進力の大きい合成ミスト流にイオンを乗せて、より多くのイオンを対象物に到達させることが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の美容装置において、前記イオンノズルは、前記ミストの同時同量放出を行う2つのミストノズル間の中間位置上に配置されていることをその要旨とする。
この発明では、対となるミストノズルがミストの同時同量放出を行うものの場合、イオンノズルは、その2つのミストノズル間の中間位置上に配置される。これにより、2つのミストノズル間の中間位置上が合成ミスト流の流速が最大となるため、その中間位置上にて放出されるイオンをより多くより確実に対象物に到達させることが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の美容装置において、前記イオン発生装置における前記放電極周りの空間と美容装置本体内の空間とが仕切られてなることをその要旨とする。
この発明では、イオン発生装置における放電極周りの空間と美容装置本体内の空間とが仕切られることから、美容装置本体内の加熱装置とシリコン素材を使用した部材とで生じる浮遊シリコンや本体内部に存在する埃等の異物がその本体側から放電極周りの空間に侵入することが防止され、経年劣化の進行を早める放電極への異物の付着が未然に防止される。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の美容装置において、前記ミスト発生装置は、前記ミストノズルから温ミストとしてスチームを放出するものであって、前記イオンノズルは、前記ミストノズルの上側に位置していることをその要旨とする。
この発明では、ミスト発生装置はミストノズルからスチーム(温ミスト)を放出するものを含み、イオンノズルはスチームが放出されるミストノズルの上側に位置する。これにより、スチームは放出方向に加え上方に向かうため、イオンノズルから放出されるイオンをスチームに乗せ易い合理的な配置とされ、対象物へのイオンの到達量の増加に寄与できる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の美容装置において、前記イオンノズルの開口部は、前記ミストノズルの開口部よりも後方側に位置していることをその要旨とする。
この発明では、イオンノズルの開口部はスチームが放出されるミストノズルの開口部よりも後方側に位置するため、スチームのイオンノズル内への浸入が抑制される。これにより、イオンノズル内へのスチームの浸入によるイオン生成の妨げとなることが防止され、またそのスチーム及び結露により生じた液体等によるイオン発生装置の破損の誘発が防止される。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の美容装置において、前記イオンノズルの開口部には、該開口部内への液体の浸入を抑制する凸部が設けられていることをその要旨とする。
この発明では、イオンノズルの開口部には該開口部内への液体の浸入を抑制する凸部が設けられるため、スチームの結露にて生じる液体等のイオンノズル内への浸入が抑制される。これにより、イオンノズル内へのその液体等の浸入によるイオン生成の妨げとなることが防止され、またその液体等によるイオン発生装置の破損の誘発が防止される。
本発明によれば、ミストノズルとイオンノズルとの位置関係を好適とし、より多くのイオンを対象物に到達させることができる美容装置を提供することができる。
本実施形態における美顔器を示す斜視図である。 同美顔器を前後方向で切断し右側から見た断面図である。 同美顔器を左右方向で切断し背面側から見た断面図である。 同美顔器のマイナスイオン生成部部分の拡大断面図である。 同美顔器の機能の概略構成を示すブロック図である。 (a)〜(c)は同美顔器のスチーム流とマイナスイオンの放出量とを説明するための説明図であり、(d)は別態様のスチームノズルからのスチーム流を示す説明図である。 同美顔器のスチームノズル間距離とマイナスイオンの放出態様とを説明するための説明図である。 (a)〜(g)は別態様におけるスチームノズルとイオンノズルとの位置関係を示す説明図である。 (a)(b)は別態様におけるイオンノズル周りの構成を示す説明図である。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態のイオン発生装置を備える美容装置としての美顔器10を示す。有底略円筒状の本体ケース11には美顔器本体12が収容されて固定され、その本体ケース11の開口部と面一をなす美顔器本体12の上面にはノズル部13及びスイッチ部14が設置されている。ノズル部13及びスイッチ部14を有する美顔器本体12の上面は、本体ケース11に対し開閉可能(傾動可能)に取り付けられたメインカバー15にて露出・隠蔽が可能とされている。
ノズル部13は、美顔器本体12の上面中央に設けられており、スチーム(温ミスト)を放出する一対のスチームノズル(温ミストノズル)21,22、冷ミストを放出するミストノズル(冷ミストノズル)23、及びマイナスイオンを放出するイオンノズル24を有し、ミストノズル23が左右方向中央位置に、スチームノズル21,22がその左右両側に、イオンノズル24がミストノズル23の上側にそれぞれ配置されている。スチームノズル21,22、ミストノズル23、及びイオンノズル24の各放出方向は前側斜め上方の同一方向に向くように設定され、美顔器10の前側と使用者と対向するように使用した時のその使用者の顔表面に向けて放出方向が向くように設定されている。尚、ノズル部13は傾動調整可能な構成となっており、各ノズル21〜24の放出角度の一体的な調整が可能である。また、このノズル部13にもノズルカバー16が開閉可能(傾動可能)に取り付けられ、その開閉にて各ノズル21〜24の露出・隠蔽が可能とされている。
また、ノズル部13の手前右側には、スイッチ部14として、それぞれ押しボタンスイッチにて構成される電源スイッチ25、運転制御スイッチ26、及びコース選択スイッチ27が設けられている。電源スイッチ25は、美顔器10のオンオフ操作を行うものであり、運転制御スイッチ26及びコース選択スイッチ27は、その操作にて、スチームと冷ミストとを組み合わせて対象体に向けて放出するコースやスチームのみを放出するコースといった各種のコースの選択、及びその決定(動作開始)を行うものである。
また、ノズル部13の左側には、美顔器本体12の上面から凹設されてなるタンク収容部17が設けられており、該タンク収容部17内には、開口部と面一となるように給水タンク18が着脱可能に収容されている。給水タンク18は、使用者が美顔器10から取り外しての給水が可能となっており、貯留した水からスチームや冷ミストのそれぞれの生成が行われる。
美顔器本体12には、図2に示すように、スチーム生成部(温ミスト生成部)31、ミスト生成部(冷ミスト生成部)32、及びマイナスイオン生成部33が備えられている。
スチーム生成部(温ミスト生成部)31は、美顔器本体12の前側に備えられており、スチーム(温ミスト)を生成する。スチーム生成部31は、駆動電流の供給に基づいて発熱しその発熱の自己制御機能を有するPTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータ35,36を前側と後側にそれぞれ備え、給水タンク18から給水管路19を介してPTCヒータ35,36内側のボイラ室37内に供給された水を沸騰させてスチームの生成を行っている。因みに、前側のPTCヒータ35の外側面には、給水タンク18から延びる給水管路19の一部が当接させて配置されており、ボイラ室37への流入の前に温められ該ボイラ室37内で効率良くスチームが生成されるようになっている。尚、給水管路19は、排水管路38(図5参照)を介して美顔器10の排水口38aに接続されており、排水スイッチの操作によって制御される排水管路38上の止水弁39にて美顔器10内の排水を行うことが可能となっている。
ボイラ室37の上部には、図2及び図3に示すように、生成したスチームを一対のスチームノズル21,22まで案内させるためのスチーム案内管路41が接続されている。スチーム案内管路41は、途中に分岐部42を有しその分岐部42から各スチームノズル21,22に向けて等距離で二股に分かれ、ボイラ室37にて生成したスチームを各スチームノズル21,22までそれぞれ案内する。そして、ボイラ室37やスチーム案内管路41内は高圧となるため、各スチームノズル21,22の放出孔からはある程度の勢いを以てスチームが放出されるようになっている。
また、スチーム案内管路41の分岐部42の若干手前位置には、放電電極43aを有するスチーム用放電部43が備えられている。スチーム用放電部43は、自身の放電により、該放電部43を通過するスチームをより微細化するものである。また、このスチーム用放電部43では、抗酸化作用があり肌に良いとされる金属(例えば白金)を用い、放電を利用してその金属微粒子を発生させることも行っており、スチームの微細化と金属微粒子の含有とが行われている。スチーム用放電部43の下流側で分岐部42の直前位置には、該放電部43にて微細化したスチームを分岐部42から先の各スチームノズル21,22に同量が分岐するように整流する整流部44が備えられている(図3及び図5参照)。
ミスト生成部(冷ミスト生成部)32は、前記スチーム生成部31よりも後側に備えられており、ベンチュリー効果を用いて冷ミストを生成する。給水タンク18から延びる給水管路19内の水は前記スチーム生成として利用される他に冷ミストとしても利用され、その給水管路19からの水の一部をミストノズル23まで送水する送水管路51が備えられている。送水管路51の一部は、後側のPTCヒータ36の放熱面(垂直面)36aの平面方向に蛇行して該放熱面36aに当接させて配置されており、前記スチーム生成時の後側のPTCヒータ36の加熱で送水管路51内の冷ミスト用の水の殺菌をも行われるようになっている。尚、送水管路51のミストノズル23の直前位置にはその管内にフィルタ52が装着され、通過する水の除塵等が行われている。
また、ミスト生成部32として、美顔器本体12内には空気圧送路53が設けられており、該空気圧送路53内には電動モータを駆動源としたポンプ54の動作により空気の圧送が行われる。この圧送空気はミストノズル23の放出孔に向けて供給され、放出孔手前で送水管路51内の水と合流させることでベンチュリー効果が生じ、圧送空気とともに送水管路51内の水が吸い出されて冷ミストが生成されて放出されるようになっている。
マイナスイオン生成部33は、図2及び図4に示すようにノズル部13内に備えられており、コロナ放電を発生させてマイナスイオンを生成する。イオン生成部33は、ノズル部13のイオンノズル24に形成される収容凹部24aに、ユニット化されたマイナスイオン放電部61が収容保持されてなる。イオン放電部61は、その収容凹部24aに収容保持されるべく所定形状をなす電極ホルダ62に対して針電極63が支持されるとともに、針電極63の先端側においてその針電極63の軸線上に円環状の中心が位置するように円環状の対向電極64が支持されて構成されている。針電極63及び対向電極64にはそれぞれリード線65がその針電極63の先端よりも後方側にて接続されており、各リード線65は、電極ホルダ62の後部(針電極63の先端よりも後方側)に一体に備えられる弾性装着部材66にて弾性保持されて美顔器本体12側に導出されて、美顔器本体12の上面近傍の制御回路基板71に接続されている。
そして、マイナスイオン生成時において、針電極63に高電圧が印加されると、対向電極64との電位差によって針電極63の先端周囲にコロナ放電が発生し、マイナスイオンが発生する。発生したマイナスイオンは、針電極63よりも低電位の対向電極64に引き寄せられ、対向電極64に付着しない分がイオンノズル24の外部、即ち使用者の顔表面等に向けて放出されるようになっている。
因みに、このイオン生成部33(イオン放電部61)では、針電極63周りの空間X2は外部への開放のみで、その針電極63周りの空間X2と美顔器本体12内の空間X1とが仕切られている。針電極63周りの空間X2の仕切りは、電極ホルダ62の後部に設けられる弾性装着部材66が収容凹部24aの内周面に環状に密着(弾性装着部材66は各リード線65とも密着)することでなされている。ここで、美顔器本体12内の空間X1に設けられるシリコン素材を使用した部材(例えば送水管路51の一部等)がPTCヒータ35,36といった熱源にて加熱されるとその空間X1内にシリコンが浮遊し、この浮遊シリコンが温められた美顔器本体12内の空気に乗って針電極63に付着することでコロナ放電を妨げマイナスイオンの発生量が減少してしまう事象が生じる。また、同空気に乗って美顔器本体12内の埃も針電極63に付着し易い。そこで、針電極63周りの空間X2と美顔器本体12内の空間X1とを仕切ることで、美顔器本体12内で生じる浮遊シリコンや埃等の異物が針電極63周りの空間X2への侵入が防止され、針電極63への異物の付着が未然に防止されている。
制御回路基板71は、電源コード70(図1参照)にて外部から電源供給を受け、基板71上に搭載される各種の回路部品よりなる制御回路72の制御に基づいて、スチーム生成部31、ミスト生成部32、及びイオン生成部33のそれぞれに動作電源を供給する。図5に示すように、制御回路72は、電源スイッチ25のオンオフ操作に基づいて美顔器10の動作可能状態と及び停止状態との切り替えを行い、動作可能状態において運転制御スイッチ26及びコース選択スイッチ27の組み合わせ操作による各種使用コースの設定に基づいて、スチーム生成部31(PTCヒータ35,36、スチーム用放電部43等)と、ミスト生成部32(ポンプ54等)との動作を制御し、またイオン生成部33(イオン放電部61)を先の各生成部31,32の動作と合わせて動作させている。因みに、本実施形態の美顔器10の各種使用コースには、スチームのみの放出コースと、スチーム・冷ミストの組み合わせ放出コース(所定時間毎のスチーム・冷ミストの交互の放出コース)とがあり、これらの放出と同時にマイナスイオンの放出が行われるようになっている。
ところで、この美顔器10においては、左右方向に並ぶスチームノズル(温ミストノズル)21,22が2つ備えられており、各スチームノズル21,22から同時に略同量のスチームが平行に放出されるようになっている。このように対をなすスチームノズル21,22に対し、ミストノズル(冷ミストノズル)23は各スチームノズル21,22の並ぶ直線上の中間位置に配置され、イオンノズル24はミストノズル23の若干上側(各スチームノズル21,22間の中間位置上)に配置されている。そして、ミストノズル23からの冷ミスト放出時には、イオンノズル24から放出されるマイナスイオンが推進力の大きい冷ミスト流に乗ってその多くが顔表面等の対象物に到達する。
また、各スチームノズル21,22からのスチーム放出時においても、イオンノズル24からのマイナスイオンが推進力の大きいスチーム流に乗ってその多くが対象物に到達する。このとき、対をなすスチームノズル21,22とイオンノズル24の配置関係から、マイナスイオンの放出方向上では左右の放出スチームの相互作用(重なり)にて生成される合成スチーム流が単体のスチーム流の最大流速よりも大きくなるため、スチーム放出時においては流速の増大した合成スチーム流に乗ってより多くのマイナスイオンが対象物に到達するようになっている。
ここで、図6(a)は、各スチームノズル21,22とイオンノズル24との位置関係を放出方向に向いて(背面側から見て)描いた模式的な図であり(便宜上、スチームノズル21,22とイオンノズル24とを横並び一列に図示)、図6(b)は、各スチームノズル21,22間の中間位置P1からイオンノズル24を左右方向にずらした場合の放出マイナスイオン数を測定したものであり、図6(c)は、スチームの流速分布を示している。
図6(a)に示すように、本実施形態ではイオンノズル24と各スチームノズル21,22と距離L1がそれぞれ等距離に設定され、イオンノズル24がスチームノズル21,22間の中間位置P1上に配置されており、スチーム放出能力(スチーム生成部31のスチーム生成能力、スチーム案内管路41の内径、スチームノズル21,22の放出孔径等)や、スチームノズル21,22間距離等が好適な設定(図7を用いて後述)とされて、図6(c)に示すように、マイナスイオンの放出方向上では、左右の放出スチームの相互作用(重なり)によって、単体のスチーム流の最大流速よりも大きく且つ流速分布のうちで最大となる合成スチーム流が生成される構成とされている。従って、図6(b)に示すように、各スチームノズル21,22間の中間位置P1に配置したイオンノズル24からは、より多くのマイナスイオンが流速の増大した推進力の大きい合成スチーム流に乗って対象物に放出されていることがわかる。本実施形態では、真の中間位置P1にはミストノズル23が配置され、イオンノズル24はその若干上側に位置しているが、このような効果が十分得られるものとなっている。
ここで、本実施形態の上記設定について、スチーム放出能力としてスチームノズル21,22の各放出孔径が約3.6[mm]、スチームノズル21,22の1個当たりのスチーム放出量が4〜8[ml/分]に設定され、スチームノズル21,22間距離(L1+L1=2L1)が7[cm]に設定されている。
図7に示すように、スチーム放出能力を同能力とした場合のスチームノズル21,22間距離を変更してマイナスイオンの放出量を測定してみると、スチームノズル21,22間距離を6[cm]に設定すると、イオンノズル24の配置される中間位置P1から遠ざかるほどマイナスイオンの放出量の減少幅が大きいが、その中間位置P1上ではより多くのマイナスイオンが放出されるため好ましい。
スチームノズル21,22間距離を7[cm]とした本実施形態の設定では、中間位置P1上で多くのマイナスイオンの放出がなされるとともに、中間位置P1から遠ざかってもマイナスイオンの放出量の減少幅も小さく、広範囲に亘って安定したイオン放出がなされるためより好ましい。
スチームノズル21,22間距離を8[cm]に設定すると、中間位置P1から遠ざかるほどマイナスイオンの放出量の減少幅が大きいが、中間位置P1付近では比較的広範囲に安定してマイナスイオンが放出されるため好ましい。
スチームノズル21,22間距離を9[cm]に設定すると、中間位置P1から遠ざかるほどマイナスイオンの放出量の減少幅も大きく、中間位置P1付近においてもマイナスイオンの放出量が全体的に減少し、しかもその中間位置P1を挟んで二極化して中間位置P1上が大きく減少する。これは、スチームノズル21,22間の離間が大きく、中間位置P1上での各スチーム流の重なりが小さくなり、合成スチーム流の流速がさほど上がらないためと考えられる。
従って、上記のスチーム放出能力とした本実施形態のような場合、スチームノズル21,22間距離を8[cm]以下とするのが望ましく、その中でも本実施形態ではスチームノズル21,22間距離を7[cm]に設定している。
尚、前記図6(b)にて示されるように、本実施形態の上記設定においては、イオンノズル24を中間位置P1から各スチームノズル21,22までの距離L1に対して左右に約45%の範囲Lx内でずらしても放出マイナスイオン数の増加が見られた。従って、イオンノズル24がスチームノズル21,22間の中間位置P1からその範囲を目処に左右にずらして配置しても、上記の効果が得られると言える。
因みに、図6(c)に示すように各スチームノズル21,22の放出方向を平行とする態様から、図6(d)に示すように各スチームノズル21,22の放出方向がその先で互いに近接するように同角度θ1だけ傾ける態様とすれば、マイナスイオンの放出方向上の合流スチーム流の流速を大きくすることも可能である。
また本実施形態では図4に示すように、上記事項に加えて、イオンノズル24がミストノズル(冷ミストノズル)23の上側に位置、即ち該ミストノズル23と同高さにあるスチームノズル21,22に対しても上側に位置している(図1参照)。つまり、スチームは放出方向に加え上方に向かうため、イオンノズル24から放出されるマイナスイオンをスチームに乗せ易い合理的な配置とされ、対象物へのイオンの到達量の増加に寄与している。
また、イオンノズル24の開口部24bがミストノズル(冷ミストノズル)23の開口部23aよりも距離L2だけ後方側に位置、即ち該ミストノズル23と前後方向にも同位置にあるスチームノズル21,22の開口部21a,22aよりも後方側に位置させることで(図1参照)、スチームのイオンノズル24内への浸入の抑制が図られている。また、イオンノズル24の開口部24bには、該開口部24b内への水等の浸入を抑制すべく周囲から長さL3だけ突出する環状凸部24cが設けられている。これらにより、スチーム及びスチームの結露にて生じる水等のイオンノズル24内への浸入が抑制され、イオンノズル24内へのスチームや水等の浸入によるイオン生成の妨げとなることが防止され、またそのスチームや水等によるイオン生成部33(イオン放電部61)の破損の誘発が防止されている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態では、スチーム(温ミスト)の同時同量放出を行う2つのスチームノズル(温ミストノズル)21,22が備えられており、その2つのスチームノズル21,22間の中間位置P1上にイオンノズル24が配置されている。つまり、対となるスチームノズル21,22間では、放出スチームの相互作用(重なり)によって単体のスチーム流の最大流速より大となる流速の合成スチーム流が生成され、その中でも合成スチーム流の流速が最大となる中間位置P1上にイオンノズル24が配置されているため、流速が増大した推進力の大きい合成スチーム流にマイナスイオンを乗せて、より多くのマイナスイオンを対象物により確実に到達させることができる。これにより、より高い美容効果を得ることが期待できる。
(2)本実施形態では、イオン生成部33(イオン放電部61)における針電極63周りの空間X2と美顔器本体12内の空間X1とが仕切り部材としても機能する弾性装着部材66にて仕切られている。これにより、美顔器本体12内の加熱装置(ヒータ35,36)とシリコン素材を使用した部材とで生じる浮遊シリコンや本体12内部に存在する埃等の異物がその本体12側から針電極63周りの空間X2に侵入することを防止でき、経年劣化の進行を早める針電極63への異物の付着を未然に防止できるため、イオン放出を長期に亘り良好に行うことができる。
(3)本実施形態では、イオンノズル24は、ミストノズル(冷ミストノズル)23の上側に位置、即ち該ミストノズル23と同高さにあるスチームノズル21,22に対しても上側に位置している。これにより、スチームは放出方向に加え上方に向かうため、イオンノズル24から放出されるマイナスイオンをスチームに乗せ易い合理的な配置とされ、対象物へのイオンの到達量の増加に寄与することができる。
(4)本実施形態では、イオンノズル24の開口部24bは、ミストノズル(冷ミストノズル)23の開口部23aよりも後方側に位置、即ち該ミストノズル23の開口部23aと前後方向にも同位置にあるスチームノズル21,22の開口部21a,22aよりも後方側に位置している。そのため、スチームのイオンノズル24内への浸入が抑制される。これにより、イオンノズル24内へのスチームの浸入によるイオン生成の妨げとなることを防止でき、またそのスチーム及び結露により生じた水等によるイオン生成部33(イオン放電部61)の破損の誘発を防止することができる。
(5)本実施形態では、イオンノズル24の開口部24bには、該開口部24b内への液体の浸入を抑制する環状凸部24cが設けられている。そのため、スチームの結露にて生じる水等の周囲からのイオンノズル24内への浸入が抑制される。このことによっても、イオンノズル24内へのその水等の浸入によるイオン生成の妨げとなることを防止でき、またその水等によるイオン生成部33(イオン放電部61)の破損の誘発を防止することができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態の美顔器10の構成を適宜変更してもよく、またイオン発生装置(イオン生成部33)においてプラスイオンを生成する構成としてもよい。また、ヒータ35,36にて水(他の液体でも可)を沸騰させスチーム(温ミスト)を生成し、ベンチュリー効果を用いて冷ミストを生成する構成としたが、超音波振動にて液体をミスト化する装置や静電霧化装置を用いてミスト化する装置等を用い、温・冷ミストを生成してもよい。また、温ミストと冷ミストとの両者を放出させる構成としたが、いずれか一方のミストを放出する構成としてもよい。
また、例えば図8(a)〜(g)に示すように、温又は冷ミストを放出するミストノズル101とイオンを放出するイオンノズル102それぞれの数や相互の位置関係を適宜変更してもよい。
図8(a)では、左右方向に並ぶ2つのミストノズル101間の中間位置から若干上側と下側にずらした位置にそれぞれイオンノズル102が配置される構成である。
図8(b)では、左右方向に並ぶ2つのミストノズル101間の中間位置から若干左側と右側にずらした位置にそれぞれイオンノズル102が配置される構成である。
図8(c)では、左右方向に2つが並び残りの1つが上側となるように正三角形の頂点位置にそれぞれミストノズル101が配置され、その三角形の中心位置(隣り合う2つのミストノズル101間の中間位置上の交点)に1つのイオンノズル102が配置される構成である。
図8(d)では、図8(c)の態様と同様に正三角形の頂点位置にそれぞれミストノズル101が配置され、隣り合う2つのミストノズル101間の中間位置のそれぞれにイオンノズル102が配置される構成である。
図8(e)では、左右方向に並ぶ2つのミストノズル101間の中間位置に1つのイオンノズル102が配置される構成である。つまり、上記実施形態において、冷ミストを放出するミストノズル23の位置にイオンノズル24を配置する構成である。
図8(f)では、左右方向に並ぶ2つのミストノズル101間の中間位置から若干上側にずらした位置に1つのイオンノズル102が配置される構成である。つまり、上記実施形態と略同様で、冷ミストを放出するミストノズル23を省略した構成である。
図8(g)では、左右方向に並ぶ2つのミストノズル101間の中間位置から若干下側にずらした位置に1つのイオンノズル102が配置される構成である。
これら図8(a)〜(g)の各構成においても上記実施形態と同様に、複数のミストノズル101から放出されるミストの合成ミスト流に乗って、1つ又は複数のイオンノズル102から放出されるイオンが対象物に向けてより多く放出される。尚、上記に限定されず、これ以外でミストノズルとイオンノズルそれぞれの数や相互の位置関係を適宜変更してもよい。
また、図9(a)(b)に示すように、2つのミストノズル101間に配置されるイオンノズル102の開口部の両側(各ミストノズル101との間)にそれぞれ凸部103を設け、図9(a)のように各凸部103の先端側が互いに近接するように傾ける凸部103として、また図9(b)のように各凸部103の先端側が互いに離間するように傾ける凸部103として設けてもよい。
・上記実施形態では、イオン発生装置(イオン生成部33)及びミスト発生装置(スチーム生成部31、(冷)ミスト生成部32)を搭載した美顔器10に適用したが、空気清浄機等の他の美容装置に適用してもよい。
10…美顔器(美容装置)、12…美顔器本体(美容装置本体)、21,22…スチームノズル((温)ミストノズル)、21a,22a…開口部、24…イオンノズル、24b…開口部、24c…環状凸部(凸部)、31…スチーム生成部(ミスト発生装置)、33…イオン生成部(イオン発生装置)、63…針電極(放電極)、101…ミストノズル、102…イオンノズル、103…凸部、P1…中間位置、X1,X2…空間。

Claims (6)

  1. 液体からミストを生成しその生成したミストをミストノズルから外部に向けて放出するミスト発生装置と、高電圧印加に基づき放電極にて放電を生じさせてイオンを生成しその生成したイオンをイオンノズルから外部に向けて放出するイオン発生装置とを備えてなる美容装置であって、
    前記ミストノズルを複数備え、前記ミストの同時放出を行う2つのミストノズル間に前記イオンノズルが配置されていることを特徴とする美容装置。
  2. 請求項1に記載の美容装置において、
    前記イオンノズルは、前記ミストの同時同量放出を行う2つのミストノズル間の中間位置上に配置されていることを特徴とする美容装置。
  3. 請求項1又は2に記載の美容装置において、
    前記イオン発生装置における前記放電極周りの空間と美容装置本体内の空間とが仕切られてなることを特徴とする美容装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の美容装置において、
    前記ミスト発生装置は、前記ミストノズルから温ミストとしてスチームを放出するものであって、
    前記イオンノズルは、前記ミストノズルの上側に位置していることを特徴とする美容装置。
  5. 請求項4に記載の美容装置において、
    前記イオンノズルの開口部は、前記ミストノズルの開口部よりも後方側に位置していることを特徴とする美容装置。
  6. 請求項4又は5に記載の美容装置において、
    前記イオンノズルの開口部には、該開口部内への液体の浸入を抑制する凸部が設けられていることを特徴とする美容装置。
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