JP2010186563A - 電子制御装置 - Google Patents
電子制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010186563A JP2010186563A JP2009027975A JP2009027975A JP2010186563A JP 2010186563 A JP2010186563 A JP 2010186563A JP 2009027975 A JP2009027975 A JP 2009027975A JP 2009027975 A JP2009027975 A JP 2009027975A JP 2010186563 A JP2010186563 A JP 2010186563A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- control device
- cover
- electronic control
- circuit board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
【課題】筐体の接着方法において、シール剤に接着と封止の両方の機能をもつ電子制御装置を提供する。
【解決手段】電子部品5が実装された回路基板4と、回路基板4に実装された外部に電気的に接続するためのコネクタ1,回路基板4を取付けるベース3,ベース3を取付けるカバー2をシール剤7a,7bで接着し、筐体(ベース3,カバー2)内の密封構造を備えた電子制御装置において、端子ピン6が貫通されたコネクタ1貫通壁の内壁面と、外部に接続される外部との間に、端子ピン6方向に対して垂直に端子ピン6全面が露出するようにコネクタ1凹部を設け、さらにコネクタ1とカバー2をシール剤7bで接着する部位を同じ位置にしてシール剤7bを塗布し充満させる。そして、コネクタ1とカバー2の接着と、コネクタ1と端子ピン6の隙間を同じシール剤7bで同時に接着させる。
【選択図】 図1
【解決手段】電子部品5が実装された回路基板4と、回路基板4に実装された外部に電気的に接続するためのコネクタ1,回路基板4を取付けるベース3,ベース3を取付けるカバー2をシール剤7a,7bで接着し、筐体(ベース3,カバー2)内の密封構造を備えた電子制御装置において、端子ピン6が貫通されたコネクタ1貫通壁の内壁面と、外部に接続される外部との間に、端子ピン6方向に対して垂直に端子ピン6全面が露出するようにコネクタ1凹部を設け、さらにコネクタ1とカバー2をシール剤7bで接着する部位を同じ位置にしてシール剤7bを塗布し充満させる。そして、コネクタ1とカバー2の接着と、コネクタ1と端子ピン6の隙間を同じシール剤7bで同時に接着させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電子部品を搭載した電子制御装置に係り、特に車両のエンジンを制御するための電子制御装置に関する。
従来、電子部品が実装された回路基板と、回路基板に実装された外部に電気的に接続するためのコネクタと、それらを収容する筐体の電子制御装置として、特許文献1に示すコネクタの端子ピンが貫通された貫通壁の内壁面に、貫通壁と端子ピンとの間を封止するためのシール剤を貯留可能な貯留部が設けられており、密封性を確保しているシール構造であった。
本発明の課題は、ケース,カバー、及びコネクタを組立て、接着する工数を減らすことである。
前述の課題を解決するために、ベースと、ベースに搭載された回路基板と外部とを端子ピンを介して電気的に接続するためのコネクタと、回路基板をカバーするカバーと、を接着剤で接着する電子制御装置において、コネクタには、カバーとコネクタとの接着部位に、片側又は両側開口の空隙が設けられ、該空隙は、コネクタの端子ピンと交わるように形成されることを特徴とする電子制御装置を提案する。
本発明によれば、ケース,カバー、及びコネクタを組立て、接着する工数を減らすことができる。
以下、本発明について実施例に基づき具体的に説明する。
図1は、本実施例における電子制御装置の断面図である。電子制御装置は電子部品5が実装された回路基板4と、回路基板4に実装された外部に電気的に接続するためのコネクタ1と、回路基板4を搭載するベース3と、ベース3を取付けるカバー2で筐体は構成されており、ベース3とカバー2、及びベース3とコネクタ1とをシール剤7a,7bで接着する。
コネクタ1には、カバーとコネクタとの接着部位に片側開口の空隙が凹部としてもうけられている。そして、端子ピンは、この空隙を通過して回路基板に接続される。さらに、コネクタ1凹部にシール剤7bを流し込むことにより、カバーとコネクタとを接着することができる。コネクタ1凹部の内部では、端子ピン6が露出しており、シール剤7bを充満させることで、コネクタ1と端子ピン6との隙間と、コネクタ1とカバー2と、をシール剤7bで接着し硬化させる。さらに、シール剤7bの塗布工程の向きを変えずにシール剤7bを塗布し、コネクタ1凹部を充満させてコネクタ1とカバー2を接着することができ、外部に電気的に接続されるコネクタ1の部位から、筐体内部の電子部品5が実装された回路基板4へ、水浸入を防ぐことができる。
なお、コネクタに設ける空隙はコネクタを貫通していても良い。この場合、充填する接着剤が外部にこぼれないようにコネクタとベースとが接着される部位の構造を工夫する必要がある。
図2は、図1に対してシール剤7a,7bを除いた電子制御装置の断面図であり、図3は、コネクタ1凹部にシール剤7bを充満させる前の状態の斜視図である。
実施例1において、コネクタ1凹部へコネクタ1と端子ピン6の隙間を埋めるシール剤7bと、コネクタ1とカバー2を接着するシール剤7bを同じシール剤7bで接着することにより、コネクタ1と端子ピン6の隙間を埋める封止用シール剤8を廃止することができる。
図4は、本実施例における電子制御装置断面図である。実施例1において、コネクタ1凹部へコネクタ1と端子ピン6の隙間を埋める封止用シール剤8と、コネクタ1とカバー2を接着するシール剤7bを同じ位置で接着することができる。
1 コネクタ
2 カバー
3 ベース
4 回路基板
5 電子部品
6 端子ピン
7a シール剤(ベース側)
7b シール剤(カバー側)
8 封止用シール剤
2 カバー
3 ベース
4 回路基板
5 電子部品
6 端子ピン
7a シール剤(ベース側)
7b シール剤(カバー側)
8 封止用シール剤
Claims (5)
- ベースと、
前記ベースに搭載された回路基板と外部とを端子ピンを介して電気的に接続するためのコネクタと、
前記回路基板をカバーするカバーと、を接着剤で接着する電子制御装置において、
前記コネクタには、前記カバーとコネクタとの接着部位に、片側又は両側開口の空隙が設けられ、前記空隙は、前記端子ピンと交わるように形成されることを特徴とする電子制御装置。 - 前記空隙にシール剤を充填させることを特徴とする請求項1記載の制御装置。
- 前記カバーに、前記空隙と勘合する凸部を形成することを特徴とする請求項1,2記載の電子制御装置。
- 前記シール剤と前記接着剤とが同じ材料であることを特徴とする請求項2記載の電子制御装置。
- 前記シール剤と前記接着剤とが異なる材料であることを特徴とする請求項2記載の電子制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009027975A JP2010186563A (ja) | 2009-02-10 | 2009-02-10 | 電子制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009027975A JP2010186563A (ja) | 2009-02-10 | 2009-02-10 | 電子制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010186563A true JP2010186563A (ja) | 2010-08-26 |
Family
ID=42767106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009027975A Pending JP2010186563A (ja) | 2009-02-10 | 2009-02-10 | 電子制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010186563A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015133224A (ja) * | 2014-01-14 | 2015-07-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 車両用スイッチ |
DE102016201110A1 (de) | 2015-02-05 | 2016-08-11 | Denso Corporation | Elektronische vorrichtung |
JP2021068704A (ja) * | 2019-10-22 | 2021-04-30 | 東莞立徳精密工業有限公司Dongguan Leader Precision Industry Co.,Ltd. | 防水コネクタ |
-
2009
- 2009-02-10 JP JP2009027975A patent/JP2010186563A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015133224A (ja) * | 2014-01-14 | 2015-07-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 車両用スイッチ |
DE102016201110A1 (de) | 2015-02-05 | 2016-08-11 | Denso Corporation | Elektronische vorrichtung |
DE102016201110B4 (de) | 2015-02-05 | 2018-06-07 | Denso Corporation | Elektronische vorrichtung |
JP2021068704A (ja) * | 2019-10-22 | 2021-04-30 | 東莞立徳精密工業有限公司Dongguan Leader Precision Industry Co.,Ltd. | 防水コネクタ |
US11228137B2 (en) | 2019-10-22 | 2022-01-18 | Dongguan Leader Precision Industry Co., Ltd | Waterproof connector |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005080370A (ja) | 回路構成体及び防水処理された回路構成体の製造方法 | |
JP4729525B2 (ja) | 防水型電子制御装置およびその製造方法 | |
EP2061292A1 (en) | Electronic control apparatus | |
US20080266821A1 (en) | Housing for an Electronic Circuit and Method for Sealing the Housing | |
JPH06500205A (ja) | 機能デバイスを囲うための配置と同配置の生産プロセス | |
JP6750416B2 (ja) | 半導体モジュールおよび半導体モジュールの製造方法 | |
CN108695671A (zh) | 用于窗户电气连接装置的流体密封的外壳 | |
JP2010258360A (ja) | 箱形電子モジュール | |
JP2019046842A (ja) | シール構造 | |
JP5187065B2 (ja) | 電子制御装置の製造方法及び電子制御装置 | |
CN102572666A (zh) | 麦克风封装及其制造方法 | |
JP2010186563A (ja) | 電子制御装置 | |
WO2018100600A1 (ja) | 半導体装置、制御装置および半導体装置の製造方法 | |
JP2008160062A (ja) | 表面実装型電解コンデンサおよびその製造方法 | |
JP2008186955A (ja) | モジュール装置 | |
JP2003318568A (ja) | 電子部品装置 | |
JPH11307658A (ja) | 半導体装置のパッケージ | |
JP3755540B2 (ja) | 電子回路容器 | |
JP2008130908A (ja) | コンデンサを備える回路装置 | |
JP2007019117A (ja) | 光学デバイスおよびその製造方法 | |
JP2015160482A (ja) | ブレーキ液圧制御用アクチュエータ | |
JP2018037603A (ja) | 駆動回路装置 | |
JP7105061B2 (ja) | 電子制御装置 | |
JP2016152369A (ja) | 電子制御ユニット | |
JP2008177610A (ja) | 電子素子パッケージ |