JP2010186228A - 通信制御装置及び通信制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】出来る限り、装置を再起動せずにサービスの提供を継続することができるようにする。
【解決手段】遠隔制御装置1からサービスの提供中にシステムデータがダウンロードされた場合、そのシステムデータが、システムデータメモリ17に反映させると再起動を必要とするシステムデータであるか否かを判定する再起動判定部20と、再起動判定部20の判定結果が再起動を必要としないシステムデータである旨を示していれば、サービスの提供中に上記システムデータをシステムデータメモリ17に反映して、装置を再起動せずにサービスの提供を継続させるシステムデータ変更部21とを設ける。
【選択図】図1

Description

この発明は、遠隔制御装置から提供されるシステムデータを受信し、そのシステムデータを読み込んでアプリケーションを実行する通信制御装置と、その遠隔制御装置と通信制御装置からなる通信制御システムとに関するものである。
遠隔制御装置から提供されるシステムデータを受信すると、そのシステムデータをハードディスクに記録し、装置の起動時に、そのシステムデータに記録されているシステムデータをシステムデータメモリに展開し、そのシステムデータメモリからシステムデータを読み込んでアプリケーションを実行する通信制御装置が、例えば、以下の特許文献1に開示されている。
この通信制御装置の場合、遠隔制御装置から提供されるシステムデータをサービスの提供中に受信すると、そのシステムデータをハードディスクに記録し、装置を再起動することで、そのシステムデータが反映されるようにしている。
特開2004−326323号公報(段落番号[0028]から[0031]、図3)
従来の通信制御装置は以上のように構成されているので、遠隔制御装置から提供されるシステムデータをサービスの提供中に受信すると、そのシステムデータをハードディスクに記録し、そのシステムデータが、装置を再起動することなく反映可能なシステムデータであっても、常に、装置を再起動するようにしている。このため、高い頻度でサービスの提供が中断されてしまうなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、遠隔制御装置からサービスの提供中にシステムデータを受信しても、出来る限り、装置を再起動せずにサービスの提供を継続することができる通信制御装置及び通信制御システムを得ることを目的とする。
この発明に係る通信制御装置は、システムデータ受信手段によりサービスの提供中にシステムデータが受信された場合、そのシステムデータが、システムデータメモリに反映させると再起動を必要とするシステムデータであるか否かを判定する判定手段と、判定手段の判定結果が再起動を必要としないシステムデータである旨を示していれば、サービスの提供中に上記システムデータをシステムデータメモリに反映して、装置を再起動せずにサービスの提供を継続させるシステムデータ変更手段とを設けたものである。
この発明によれば、システムデータ受信手段によりサービスの提供中にシステムデータが受信された場合、そのシステムデータが、システムデータメモリに反映させると再起動を必要とするシステムデータであるか否かを判定する判定手段と、判定手段の判定結果が再起動を必要としないシステムデータである旨を示していれば、サービスの提供中に上記システムデータをシステムデータメモリに反映して、装置を再起動せずにサービスの提供を継続させるシステムデータ変更手段とを設けるように構成したので、遠隔制御装置からサービスの提供中にシステムデータを受信しても、出来る限り、装置を再起動せずにサービスの提供を継続することができる効果がある。
この発明の実施の形態1による通信制御システムを示す構成図である。 通信制御システムにおけるシステムデータファイルのダウンロードを示すシーケンス図である。 システムデータメモリ17のメモリ構成を示す説明図である。 ハードディスク15の格納領域を示す説明図である。 通信制御システムにおけるシステムデータの変更処理を示すシーケンス図である。 通信制御装置2における再起動判定部20及びシステムデータ変更部21のシステムデータ変更処理を示すフローチャートである。 再起動せずに変更することが可能なデータ(システムデータの差分)を示す説明図である。 システムデータメモリ17におけるシステムデータの変更処理を示す説明図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による通信制御システムを示す構成図である。
図1において、遠隔制御装置1はシステムデータを含むシステムデータファイルを通信制御装置2にダウンロードする装置である。
なお、システムデータファイルのダウンロードは、例えば、FTP(File Transfer Protocol)によって実施し、通信制御装置2のFTPディレクトリ12にファイルを転送する形式を適用する。
通信制御装置2は遠隔制御装置1からシステムデータファイルをダウンロードし、そのシステムデータファイルに含まれているシステムデータを読み込んでアプリケーションを実行する装置である。
ダウンロード処理部11は遠隔制御装置1からシステムデータファイルのダウンロード準備制御要求を受信すると、システムデータファイルのダウンロードに必要なリソースの確保や、他のFTP処理の受付を禁止するなどのダウンロード準備処理を実施し、また、通信制御装置2との間にFTPの接続を確立する処理などを実施する。
FTPディレクトリ12は遠隔制御装置1からFTPによってシステムデータファイルのダウンロードを受けて、そのシステムデータファイルを一時的に格納する処理を実施する。
なお、ダウンロード処理部11及びFTPディレクトリ12からシステムデータ受信手段が構成されている。
ファイルチェック部13はFTPディレクトリ12に一時的に格納されているシステムデータファイルが正常であるか否かをチェックする処理を実施する。
ファイル格納部14はファイルチェック部13によるファイルチェックの結果が正常である旨を示す場合、そのFTPディレクトリ12に一時的に格納されているシステムデータファイルをハードディスク15に移動する処理を実施する。
ハードディスク15はシステムデータファイルを記録する記憶装置である。
システムデータ展開部16は装置の起動時に、ハードディスク15からシステムデータファイルに含まれているシステムデータを読み込み、そのシステムデータをシステムデータメモリ17に展開する処理を実施する。なお、システムデータ展開部16はシステムデータ展開手段を構成している。
システムデータメモリ17はアプリケーション実行部18がアクセス可能な内部メモリである。
アプリケーション実行部18はシステムデータメモリ17に展開されているシステムデータを読み込んでアプリケーションを実行する処理を実施する。なお、アプリケーション実行部18はアプリ実行手段を構成している。
テーブル保持部19は再起動せずに変更することが可能なシステムデータが定義されているテーブルを保持している。
再起動判定部20はサービスの提供中に、遠隔制御装置1から新たなシステムデータファイルがFTPディレクトリ12に転送された場合、テーブル保持部19に保持されているテーブルを参照して、そのシステムデータファイルに含まれているシステムデータが、システムデータメモリ17に反映させると再起動を必要とするシステムデータであるか否かを判定する処理を実施する。
なお、テーブル保持部19及び再起動判定部20から判定手段が構成されている。
システムデータ変更部21は再起動判定部20の判定結果が再起動を必要としないシステムデータである旨を示していれば、サービスの提供中に、そのシステムデータファイルに含まれているシステムデータをシステムデータメモリ17に反映して、装置を再起動せずにサービスの提供を継続させる処理を実施する。なお、システムデータ変更部21はシステムデータ変更手段を構成している。
図1の例では、通信制御装置2の構成要素であるダウンロード処理部11、FTPディレクトリ12、ファイルチェック部13、ファイル格納部14、システムデータ展開部16、アプリケーション実行部18、テーブル保持部19、再起動判定部20及びシステムデータ変更部21のそれぞれが専用のハードウェア(例えば、CPUを実装している半導体集積回路)で構成されているものを想定しているが、通信制御装置2がコンピュータで構成される場合、ファイルチェック部13、ファイル格納部14、システムデータ展開部16、アプリケーション実行部18、テーブル保持部19、再起動判定部20及びシステムデータ変更部21の処理内容を記述しているプログラムを当該コンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにしてもよい。
次に動作について説明する。
最初に、遠隔制御装置1からシステムデータファイルがダウンロードされる際の処理を説明する
図2は通信制御システムにおけるシステムデータファイルのダウンロードを示すシーケンス図である。
まず、遠隔制御装置1は、システムデータファイルをダウンロードするに際して、システムデータファイルのダウンロード準備制御要求を通信制御装置2に送信する(ステップST1)。
通信制御装置2のダウンロード処理部11は、遠隔制御装置1からシステムデータファイルのダウンロード準備制御要求を受信すると、システムデータファイルのダウンロードに必要なリソースの確保や、他のFTP処理の受付を禁止するなどのダウンロード準備処理を実施する(ステップST2)。
ダウンロード処理部11は、ダウンロード準備処理が完了すると、システムデータファイルのダウンロード準備制御応答を遠隔制御装置1に送信する(ステップST3)。
遠隔制御装置1は、通信制御装置2からシステムデータファイルのダウンロード準備制御応答を受信すると、例えば、通信制御装置2のダウンロード処理部11と所定の情報を交換するなどの処理を実施して、通信制御装置2との間にFTPの接続を確立する(ステップST4)。
遠隔制御装置1は、FTPの接続を確立すると、システムデータファイルのダウンロードを開始して、そのシステムデータファイルを通信制御装置2のFTPディレクトリ12に転送する(ステップST5)。
遠隔制御装置1は、システムデータファイルのダウンロードが完了すると、通信制御装置2との間のFTPを切断し(ステップST6)、そのシステムデータファイルのファイル名とチェックサム値を含むシステムデータファイルのダウンロード終了制御要求を通信制御装置2に送信する(ステップST7)。
通信制御装置2のダウンロード処理部11は、遠隔制御装置1からシステムデータファイルのダウンロード終了制御要求を受信すると、そのダウンロード終了制御要求に含まれているシステムデータファイルのファイル名とチェックサム値をファイルチェック部13に出力する。
ファイルチェック部13は、ダウンロード処理部11からシステムデータファイルのファイル名とチェックサム値を受けると、そのファイル名とチェックサム値を参照して、遠隔制御装置1からFTPディレクトリ12に転送されているシステムデータファイルが正常であるか否かをチェックする(ステップST9)。
ファイル格納部14は、ファイルチェック部13によるファイルチェックの結果が正常である旨を示す場合、そのFTPディレクトリ12に格納されているシステムデータファイルをハードディスク15に移動する(ステップST10)。
ダウンロード処理部11は、ファイルチェック部13によるファイルチェックの結果が正常である旨を示す場合、システムデータファイルのダウンロード完了通知を遠隔制御装置1に送信して(ステップST11)、システムデータファイルのダウンロード処理を完了とする。
通信制御装置2のシステムデータ展開部16は、システムデータファイルのダウンロード処理が完了したのち、装置を起動して、サービスの提供を開始する際、ハードディスク15からシステムデータファイルに含まれているシステムデータを読み込み、そのシステムデータをシステムデータメモリ17に展開する。
アプリケーション実行部18は、システムデータ展開部16がシステムデータをシステムデータメモリ17に展開すると、そのシステムデータメモリ17に展開されているシステムデータを読み込んでアプリケーションを実行して、サービスを提供する。
ここで、図3はシステムデータメモリ17のメモリ構成を示す説明図である。
システムデータメモリ17は2面構成であり、一方が運用面で、他方が待機面である。
アプリケーション実行部18は、システムデータメモリ17の運用面に展開されているシステムデータ読み込んでアプリケーションを実行する。
図3の例では、A面17aが運用面で、B面17bが待機面であり、起動面の切替が実行された場合、B面17bが運用面になり、A面17aが待機面になる。
また、図4はハードディスク15の格納領域を示す説明図である。
ハードディスク15もシステムデータメモリ17と同様に2面構成であり、一方が運用面で、他方が待機面である。
遠隔制御装置1からFTPディレクトリ12にダウンロードされたシステムデータファイルは、ハードディスク15の待機面に格納される。
図4の例では、A面15aが運用面で、B面15bが待機面であり、起動面の切替が実行された場合、B面15bが運用面になり、A面15aが待機面になる。
ハードディスク15におけるA面15aとB面15bの状態は、システムデータメモリ17におけるA面17aとB面17bの状態と一致しており、ハードディスク15のA面15aが運用面で、B面15bが待機面であれば、システムデータメモリ17のA面17aが運用面で、B面17bが待機面になる。
なお、装置が起動される際には、システムデータ展開部16が、ハードディスク15のA面15aに格納されているシステムデータファイルからシステムデータを読み込み、そのシステムデータをシステムデータメモリ17のA面17aに展開する。また、ハードディスク15のB面15bに格納されているシステムデータファイルからシステムデータを読み込み、そのシステムデータをシステムデータメモリ17のB面17bに展開する。
次に、サービスの提供中に、遠隔制御装置から新たなシステムデータファイルを受信したとき、装置を再起動せずにサービスの提供を継続するために、そのシステムデータファイルに含まれているシステムデータをシステムデータメモリ17に反映させる場合の処理を説明する。
図5は通信制御システムにおけるシステムデータの変更処理を示すシーケンス図であり、図6は通信制御装置2における再起動判定部20及びシステムデータ変更部21のシステムデータ変更処理を示すフローチャートである。
遠隔制御装置1は、通信制御装置2がサービスを提供しているときに、システムデータファイルをダウンロードする場合も、図2の処理手順と同様に、通信制御装置2との間にFTPの接続を確立して、システムデータファイルを通信制御装置2のFTPディレクトリにダウンロードする(図5のステップST21)。
なお、遠隔制御装置1からFTPディレクトリ12にダウンロードされたシステムデータファイルは、図2の処理手順と同様に、ファイルチェック部13によってファイルチェックがなされ、そのシステムデータファイルが正常であれば、ファイル格納部14によってハードディスク15の現在の待機面であるB面15bに格納される。
遠隔制御装置1は、システムデータファイルのダウンロードが完了すると、システムデータの変更制御要求を通信制御装置2に送信する(ステップST22)。
通信制御装置2は、遠隔制御装置1からシステムデータの変更制御要求を受信すると、システムデータの変更処理を実施する。
以下、通信制御装置2における再起動判定部20及びシステムデータ変更部21のシステムデータ変更処理を具体的に説明する。
通信制御装置2のシステムデータ変更部21は、ファイルチェック部13によるファイルチェックの結果が正常である旨を示す場合、そのFTPディレクトリ12にダウンロードされたシステムデータファイルに含まれている新たなシステムデータを読み込み、新たなシステムデータと、システムデータメモリ17の現在の運用面であるA面17aに展開されているシステムデータとの差分(新たなシステムデータに設定されているデータの中で、現在展開されているシステムデータと相違しているデータ)を算出する(図6のステップST31)。
再起動判定部20は、システムデータ変更部21がシステムデータの差分を算出すると、テーブル保持部19のテーブルには、図7に示すように、再起動せずに変更することが可能なデータが定義されているので、テーブル保持部19のテーブルを参照して、そのシステムデータの差分の全てが、再起動せずに変更することが可能なデータであるか否かを判定する(ステップST32)。
再起動せずに変更することが可能なデータは、通信制御システム毎に異なるが、一般的には、リアルタイムに変化するデータなどが該当することが多い。
図7の例では、システムデータの差分の全てが、データA,データB,データC,・・・,データFのいずれかであれば、再起動せずに変更することが可能なデータであると判定される。
システムデータ変更部21は、再起動判定部20の判定結果が、システムデータの差分の全てが再起動せずに変更することが可能なデータである旨を示す場合、ハードディスク15における次回の起動面を、現在運用面であるA面15aから、現在待機面であるB面15bに変更する(ステップST33)。
これにより、通信制御装置2のサービスの提供が一旦終了して、次回、通信制御装置2が起動される際には、B面15bが起動面となって、B面15bに格納されているシステムデータファイルに含まれているシステムデータにしたがってアプリケーションが実行されることになる。
また、システムデータ変更部21は、再起動判定部20の判定結果が、システムデータの差分の全てが再起動せずに変更することが可能なデータである旨を示す場合、現在提供しているサービスを継続して提供するため、システムデータメモリ17の現在の運用面であるA面17aに展開されているシステムデータの値を、上記のシステムデータの差分の値に変更することで、システムデータメモリ17のA面17aに展開されているシステムデータを新たにダウンロードされたシステムデータに置き換えるようにする(ステップST34)。
これにより、アプリケーション実行部18は、システムデータメモリ17のA面17aに展開されている新たなシステムデータを読み込んでアプリケーションを実行して、サービスの提供を継続する。
システムデータ変更部21は、再起動判定部20の判定結果が、システムデータの差分の全てが再起動せずに変更することが可能なデータではない旨を示す場合、即ち、システムデータの差分のいずれか1つでも、再起動せずに変更することが可能なデータではない場合、システムデータメモリ17の現在の運用面であるA面17aに展開されているシステムデータの値を、上記のシステムデータの差分の値に変更する処理を実施しない。
したがって、この場合は、通信制御装置2のサービスの提供を一旦終了して、通信制御装置2を再起動する必要がある。
なお、通信制御装置2が起動される際には、新たなシステムデータファイルが格納されているハードディスク15のB面15b及びシステムデータメモリ17のB面17bが起動面となって、ハードディスクのB面15bに格納されている新たなシステムデータファイルに含まれているシステムデータがシステムデータメモリ17のB面17bに展開され、そのシステムデータにしたがってアプリケーションが実行されることになる。
通信制御装置2は、システムデータの変更処理が完了すると、システムデータの変更制御応答を遠隔制御装置1に送信する(図5のステップST24)。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、遠隔制御装置1からサービスの提供中にシステムデータがダウンロードされた場合、そのシステムデータが、システムデータメモリ17に反映させると再起動を必要とするシステムデータであるか否かを判定する再起動判定部20と、再起動判定部20の判定結果が再起動を必要としないシステムデータである旨を示していれば、サービスの提供中に上記システムデータをシステムデータメモリ17に反映して、装置を再起動せずにサービスの提供を継続させるシステムデータ変更部21とを設けるように構成したので、遠隔制御装置1からサービスの提供中にシステムデータをダウンロードしても、そのシステムデータの種類によっては、装置を再起動せずにサービスの提供を継続することができる効果を奏する。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、テーブル保持部19のテーブルに、再起動せずに変更することが可能なデータが定義されているものについて示したが、再起動せずに変更することが可能なデータが設定されているシステムデータ中のアドレスが定義されているようにしてもよい。
図8はシステムデータメモリ17におけるシステムデータの変更処理を示す説明図である。
現在の運用面であるA面17aにおいて、斜線が施されている領域17c1,17c2,17c3は、システムデータのうち、再起動せずに変更することが可能なデータが設定されている領域を表しており、領域17c1,17c2,17c3のアドレスがテーブル保持部19のテーブルに定義されている。
また、現在の待機面であるB面17bにおいて、斜線が施されている領域17d1,17d2,17d3は、システムデータのうち、再起動せずに変更することが可能なデータが設定されている領域を表しており、領域17d1,17d2,17d3のアドレスがテーブル保持部19のテーブルに定義されている。
なお、通信制御装置2を再起動せずとも変更可能なシステムデータは自明であるため、システムデータメモリ17において、変更対象のシステムデータのアドレスも予め特定することができる。
領域17c1,17c2,17c3及び領域17d1,17d2,17d3のアドレスは、A面17a又はB面17bの先頭アドレスからのオフセットと、当該領域のサイズとの組によって定義することが可能である。
なお、領域17c1におけるA面17aの先頭アドレスからのオフセット及びサイズは、領域17d1におけるB面17bの先頭アドレスからのオフセット及びサイズと等しく、領域17c2におけるA面17aの先頭アドレスからのオフセット及びサイズは、領域17d2におけるB面17bの先頭アドレスからのオフセット及びサイズと等しく、領域17c3におけるA面17aの先頭アドレスからのオフセット及びサイズは、領域17d3におけるB面17bの先頭アドレスからのオフセット及びサイズと等しい。
システムデータの変更時には、待機面の変更対象のアドレスに設定されている値(領域17d1,17d2,17d3に格納されているデータ)のすべてを、運用面の変更対象のアドレスに設定されている値(領域17c1,17c2,17c3に格納されているデータ)に上書きすることで行う。
なお、領域17c1,17c2,17c3に格納されているデータと、領域17d1,17d2,17d3に格納されているデータとが等しい場合も変更処理を行う。
この実施の形態2によれば、システムデータメモリ17において、通信制御装置2を再起動せずとも変更可能なシステムデータのみを全て上書きするため、上記実施の形態1で実施している図6のステップST31,ST32の処理を省略することができる。
1 遠隔制御装置、2 通信制御装置、11 ダウンロード処理部(システムデータ受信手段)、12 FTPディレクトリ(システムデータ受信手段)、13 ファイルチェック部、14 ファイル格納部、15 ハードディスク、15a A面、15b B面、16 システムデータ展開部(システムデータ展開手段)、17 システムデータメモリ、17a A面、17b B面、17c1,17c2,17c3,17d1,17d2,17d3 再起動せずに変更することが可能なデータが設定されている領域、18 アプリケーション実行部(アプリ実行手段)、19 テーブル保持部(判定手段)、20 再起動判定部(判定手段)、21 システムデータ変更部(システムデータ変更手段)。

Claims (2)

  1. 遠隔制御装置からシステムデータを受信するシステムデータ受信手段と、装置の起動時に、上記システムデータ受信手段により受信されたシステムデータをシステムデータメモリに展開するシステムデータ展開手段と、上記システムデータメモリに展開されているシステムデータを読み込んでアプリケーションを実行するアプリ実行手段とを備えた通信制御装置において、上記システムデータ受信手段によりサービスの提供中にシステムデータが受信された場合、上記システムデータが、上記システムデータメモリに反映させると再起動を必要とするシステムデータであるか否かを判定する判定手段と、上記判定手段の判定結果が再起動を必要としないシステムデータである旨を示していれば、サービスの提供中に上記システムデータを上記システムデータメモリに反映して、装置を再起動せずにサービスの提供を継続させるシステムデータ変更手段とを設けたことを特徴とする通信制御装置。
  2. システムデータを提供する遠隔制御装置と、上記遠隔制御装置から提供されるシステムデータを受信し、上記システムデータを読み込んでアプリケーションを実行する通信制御装置とから構成されている通信制御システムにおいて、
    上記通信制御装置が、上記遠隔制御装置からシステムデータを受信するシステムデータ受信手段と、装置の起動時に、上記システムデータ受信手段により受信されたシステムデータをシステムデータメモリに展開するシステムデータ展開手段と、上記システムデータメモリに展開されているシステムデータを読み込んでアプリケーションを実行するアプリ実行手段とを備え、
    さらに、上記システムデータ受信手段によりサービスの提供中にシステムデータが受信された場合、上記システムデータが、上記システムデータメモリに反映させると再起動を必要とするシステムデータであるか否かを判定する判定手段と、上記判定手段の判定結果が再起動を必要としないシステムデータである旨を示していれば、サービスの提供中に上記システムデータを上記システムデータメモリに反映して、装置を再起動せずにサービスの提供を継続させるシステムデータ変更手段とを備えていることを特徴とする通信制御システム。
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