JP2010185473A - 管継手 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】管継手は、ケース1及び押輪5を軸方向に嵌挿するときには、押輪5の外周膨出部6’の抜け出し方向側に配置されている介在部βと、介在部βの位置を調整する調整部29と、を備え、介在部βは、ケース1及び押輪5を軸方向に嵌挿することで、ケース1の隣接する内周膨出部4’,4”の間に位置することになり、ケース1及び押輪5が一方向の周方向に相対回動することで、ケース1とともに押輪5に対して相対移動し、調整部29は、ケース1及び押輪5が一方向の周方向に相対回動した後に、介在部βを、押輪5における隣接する外周膨出部6’,6”の間と、ケース1における隣接する内周膨出部4’,4”の間と、に架けた係合位置に調整する。
【選択図】図6
Description
内周面に内径方向に膨出する内周膨出部が周方向に沿って所定間隔おきに形成された受口部材と、外周面に外径方向に膨出する外周膨出部が周方向に沿って所定間隔おきに形成された挿口部材と、を備え、前記両膨出部が周方向に互いに異なる位置で前記両部材を軸方向に嵌挿した後に、前記両部材を周方向に相対回動し、前記両膨出部が軸方向に互いに係合することで、前記両部材の軸方向の抜け出しが規制された状態で接続される管継手であって、
前記両部材を軸方向に嵌挿するときには、いずれか一方の前記部材の前記膨出部の抜け出し方向側に配置されている介在部と、
前記介在部の位置を調整する調整部と、を少なくとも備え、
前記介在部は、前記両部材を軸方向に嵌挿することで、前記一方の部材と異なる他方の前記部材の隣接する前記膨出部の間に位置することになり、前記両部材が一方向の周方向に相対回動することで、前記他方の部材とともに前記一方の部材に対して相対移動し、
前記調整部は、前記両部材が一方向の周方向に相対回動した後に、前記介在部を、前記一方の部材における隣接する前記膨出部の間と、前記他方の部材における隣接する前記膨出部の間と、に架けた係合位置に調整することを特徴としている。
この特徴によれば、内周膨出部が形成された受口部材と、外周膨出部が形成された挿口部材とが、一方向の周方向に相対回動して接続された後に、地震等の不測の外力が生じて、両部材に周方向に力が加わっても、両部材が一方向の周方向に相対回動することにより他方の部材とともに一方の部材に対して相対移動する介在部が、該相対回動の後に調整部により、一方の部材における隣接する膨出部の間と、他方の部材における隣接する膨出部の間と、に架けた係合位置に位置することで、介在部と、一方向の周方向に相対回動する前面側の内周膨出部及び外周膨出部と、が対向して周方向に係合し、接続された両部材の逆方向の相対回動が規制されるとともに、介在部と、一方向の周方向に相対回動する背面側の内周膨出部及び外周膨出部と、が対向して周方向に係合し、接続された両部材の一方向の周方向の更なる相対回動が規制される。よって、両部材の両方向の周方向の相対回動が規制され、両膨出部の軸方向の係合が維持され、両部材の抜け出しを防止できる。
前記一方の部材には、前記介在部が配置される前記膨出部の抜け出し方向側に凹溝が周方向に沿って形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、一方の部材における介在部が配置される膨出部の抜け出し方向側に凹溝が周方向に沿って形成されることで、両部材が一方向の周方向に相対回動する際に、介在部が軸方向に移動することなく凹溝内を周方向に沿って案内されて移動するため、介在部が他方の部材とともに一方の部材に対して確実に相対移動することができる。
前記両部材を軸方向に嵌挿するときには、前記他方の部材の前記膨出部の抜け出し方向側に配置されている規制部を、更に備え、
前記規制部は、前記両部材を軸方向に嵌挿することで、前記一方の部材の隣接する前記膨出部の間に位置することになり、前記両部材が一方向の周方向に相対回動することで、前記一方の部材とともに前記他方の部材に対して相対移動して前記介在部と軸方向に対向し、
前記介在部は、前記調整部により軸方向に移動して前記規制部と当接することを特徴としている。
この特徴によれば、介在部が、両部材が一方向の周方向に相対回動した後に、調整部により、両部材が一方向の周方向に相対回動することで介在部と軸方向に対向する規制部と当接するため、介在部を位置決めして配置することができる。
前記他方の部材の周面には、前記係合位置における前記介在部との間で前記規制部を軸方向に挟む箇所に径方向に延び出た延出部が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、延出部が係合位置における介在部との間で規制部を軸方向に挟む箇所に形成されることで、介在部と当接した規制部の軸方向の過度の移動を規制するため、介在部を係合位置に確実に配置することができる。
前記延出部は、前記係合位置における前記介在部との間で前記規制部を軸方向に挟む箇所から、前記両部材を軸方向に嵌挿するときには前記規制部が配置されている前記膨出部の抜け出し方向側まで周方向に連続して形成されており、
前記延出部と、前記規制部が配置される前記他方の部材の前記膨出部と、の間で凹設溝が形成されることを特徴としている。
この特徴によれば、延出部と、規制部が配置される膨出部と、により凹設溝が形成されることで、両部材が一方向の周方向に相対回動する際に、規制部が軸方向に移動することなく凹設溝内を周方向に沿って案内されて移動するため、規制部が一方の部材とともに他方の部材に対して確実に相対移動することができる。
4,4’,4” 内周膨出部
5 押輪(挿口部材)
6,6’,6” 外周膨出部
17 外周凹溝(凹溝)
29 調整部
31 内周凹設溝(凹設溝)
34 延出部
α 規制部
β 介在部
Claims (5)
- 内周面に内径方向に膨出する内周膨出部が周方向に沿って所定間隔おきに形成された受口部材と、外周面に外径方向に膨出する外周膨出部が周方向に沿って所定間隔おきに形成された挿口部材と、を備え、前記両膨出部が周方向に互いに異なる位置で前記両部材を軸方向に嵌挿した後に、前記両部材を周方向に相対回動し、前記両膨出部が軸方向に互いに係合することで、前記両部材の軸方向の抜け出しが規制された状態で接続される管継手であって、
前記両部材を軸方向に嵌挿するときには、いずれか一方の前記部材の前記膨出部の抜け出し方向側に配置されている介在部と、
前記介在部の位置を調整する調整部と、を少なくとも備え、
前記介在部は、前記両部材を軸方向に嵌挿することで、前記一方の部材と異なる他方の前記部材の隣接する前記膨出部の間に位置することになり、前記両部材が一方向の周方向に相対回動することで、前記他方の部材とともに前記一方の部材に対して相対移動し、
前記調整部は、前記両部材が一方向の周方向に相対回動した後に、前記介在部を、前記一方の部材における隣接する前記膨出部の間と、前記他方の部材における隣接する前記膨出部の間と、に架けた係合位置に調整することを特徴とする管継手。 - 前記一方の部材には、前記介在部が配置される前記膨出部の抜け出し方向側に凹溝が周方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1に記載の管継手。
- 前記両部材を軸方向に嵌挿するときには、前記他方の部材の前記膨出部の抜け出し方向側に配置されている規制部を、更に備え、
前記規制部は、前記両部材を軸方向に嵌挿することで、前記一方の部材の隣接する前記膨出部の間に位置することになり、前記両部材が一方向の周方向に相対回動することで、前記一方の部材とともに前記他方の部材に対して相対移動して前記介在部と軸方向に対向し、
前記介在部は、前記調整部により軸方向に移動して前記規制部と当接することを特徴とする請求項1または2に記載の管継手。 - 前記他方の部材の周面には、前記係合位置における前記介在部との間で前記規制部を軸方向に挟む箇所に径方向に延び出た延出部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の管継手。
- 前記延出部は、前記係合位置における前記介在部との間で前記規制部を軸方向に挟む箇所から、前記両部材を軸方向に嵌挿するときには前記規制部が配置されている前記膨出部の抜け出し方向側まで周方向に連続して形成されており、
前記延出部と、前記規制部が配置される前記他方の部材の前記膨出部と、の間で凹設溝が形成されることを特徴とする請求項4に記載の管継手。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014162527A1 (ja) * | 2013-04-03 | 2014-10-09 | 寧波瀛震机械部件有限公司 | ホース継手 |
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JPS63128386U (ja) * | 1987-02-16 | 1988-08-22 | ||
JPH03199796A (ja) * | 1989-12-28 | 1991-08-30 | Kubota Corp | 可撓管 |
JP2002260783A (ja) * | 2001-03-02 | 2002-09-13 | Nanahoshi Kagaku Kenkyusho:Kk | 電線コネクタのロック機構 |
JP2007187184A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Victaulic Co Of Japan Ltd | ボールジョイント |
-
2009
- 2009-02-10 JP JP2009028189A patent/JP5275839B2/ja active Active
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JP5275839B2 (ja) | 2013-08-28 |
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