JP2010185394A - 内燃機関 - Google Patents

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Kenji Oshima
健司 大島
Hisanori Ito
寿記 伊藤
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Nippon Soken Inc
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Abstract

【課題】内燃機関において、吸気ポート及び排気ポートの径の大きさを確保しつつ、シリンダヘッド側に燃焼室を形成する。
【解決手段】シリンダヘッド5に形成されピストン3に向かって開口する燃焼室11を備えた内燃機関1において、シリンダヘッド5と吸気弁7と排気弁9とにより燃焼室11を形成し、燃焼室11の壁面112のうち気筒2の径方向の最も外側にある部位である最外部113の一部を吸気弁7及び排気弁9の傘部71,91を凹ませることにより形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関に関する。
シリンダヘッドに凹部からなる燃焼室を形成し、該燃焼室内に燃料を噴射する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。しかし、燃焼室の上面に吸気ポート及び排気ポートが開口しているため、燃焼室の大きさによっては吸気ポート及び排気ポートの開口部の大きさが制限されてしまう。そうすると、吸気及び排気が円滑に行われなくなり、機関出力が低下したり排気性能が低下したりする虞がある。また、吸気ポート及び排気ポートの開口部の大きさを確保しようとすると、燃焼室の形状が制限される虞もある。
特開平09−217625号公報
本発明は、上記したような問題点に鑑みてなされたものであり、内燃機関において、吸気ポート及び排気ポートの径の大きさを確保しつつ、シリンダヘッド側に燃焼室を形成することができる技術の提供を目的とする。
上記課題を達成するために本発明による内燃機関は、以下の手段を採用した。すなわち、本発明による内燃機関は、
シリンダヘッドに形成されピストンに向かって開口する燃焼室を備えた内燃機関において、
シリンダヘッドと吸気弁と排気弁とにより燃焼室を形成し、
前記燃焼室の壁面のうち気筒の径方向の最も外側にある部位である最外部の一部を吸気弁及び排気弁の傘部を凹ませることにより形成することを特徴とする。
つまり、吸気弁及び排気弁を凹形状として燃焼室壁面の一部を形成している。最外部は、気筒の中心軸に直交する面で切断した断面のなかで、燃焼室の外周の径が最も大きくなる箇所である。この一部が吸気弁及び排気弁により形成されている。燃焼室はピストンに向かって開口している。この開口部の径は、最外部の径より小さくても良い。
このように燃焼室がシリンダヘッドに形成されていると、シリンダヘッドに取り付けられている燃料噴射弁と燃焼室との位置関係は変化しない。そのため、ピストンが上死点以外に位置する場合に燃料噴射を行っても、燃焼室内に燃料が噴射される。これにより、スモークの発生を抑制したり、燃料がシリンダ壁面に付着して潤滑油を希釈させること抑制したりできる。また、吸気弁及び排気弁を凹ませて燃焼室を形成しているため、燃焼室の形状が吸気ポートや排気ポートの開口部により制限されることもない。逆に、吸気ポート及び排気ポートの径の大きさを確保しつつ、シリンダヘッド側に燃焼室を形成することができる。
なお、燃焼室と対向するピストン上面を平面としても良い。こうすると、ガスの流れの乱れが小さくなるため、燃焼室内のガスを有効に利用することができる。
本発明に係る内燃機関によれば、吸気ポート及び排気ポートの径の大きさを確保しつつ、シリンダヘッド側に燃焼室を形成することができる。
実施例1に係る内燃機関の概略構成を表す断面図である。 図1のA−Aで示す切断線で切断したときの断面図である。 実施例2に係る内燃機関の概略構成を表す断面図である。
以下、本発明に係る内燃機関の具体的な実施態様について図面に基づいて説明する。
図1は、本実施例に係る内燃機関1の概略構成を表す断面図である。また、図2は、図1のA−Aで示す切断線で切断したときの断面図である。なお、内燃機関1は複数の気筒2を有しているが、本実施例においては内燃機関1を簡潔に表示するため、一部の構成要素の表示を省略している。また、本実施例に係る内燃機関1は、ディーゼル機関である。
内燃機関1は、内部にピストン3を有するシリンダブロック4を備えている。ピストン3の上面は平面となるように形成されている。シリンダブロック4の上部にはシリンダヘッド5が組み付けられている。シリンダヘッド5には、気筒2に通じる吸気ポート6が形成されている。この吸気ポート6と気筒2との接続部には吸気弁7の傘部71が設けられている。傘部71の外径は吸気ポート6の外径よりも若干大きく、該傘部71により吸気ポート6を塞ぐことができる。本実施例1のシステムは、気筒2毎に設けられた2つの吸気ポート6に対応して2つの吸気弁7を備えている。図1には、吸気ポート6と吸気弁7とをそれぞれ1つずつ示している。
また、シリンダヘッド5は、気筒2に通じる排気ポート8を備えている。排気ポート8と気筒2との接続部には排気弁9の傘部91が設けられている。傘部91の外径は排気ポート8の外径よりも若干大きく、該傘部91により排気ポート8を塞ぐことができる。本実施例1のシステムは、気筒2毎に設けられた2つの排気ポート8に対応して2つの排気弁9を備えている。図1には、排気ポート8と排気弁9とをそれぞれ1つずつ示している。
また、シリンダヘッド5には、燃料を噴射する燃料噴射弁10が取り付けられている。この燃料噴射弁10は、気筒2の中心軸上に設けられている。
そして本実施例1では、いわゆるリエントラント形の燃焼室11がシリンダヘッド5、吸気弁7の傘部71、及び排気弁9の傘部91によって形成されている。この燃焼室11は、シリンダヘッド5の下面(シリンダブロック4との合わせ面)にて開口しており、且つシリンダヘッド5の上側(シリンダブロック4から遠ざかる側)に向けて凹んでいる。
吸気弁7及び排気弁9の傘部71,91は、その先端の面711,911がシリンダヘッド5の下面と同一平面上にある。そして、吸気弁7及び排気弁9が閉じた状態で、燃焼室11は形成されている。
吸気弁7及び排気弁9の傘部71,91は、軸方向の長さ(厚さ)が、燃焼室11の該軸方向の深さよりも長い。そして、燃焼室11の開口部111は気筒2の中心軸を中心とする円形であり、その半径は、気筒2から吸気弁7の中心軸及び排気弁9の中心軸までの距離と略等しい。また、燃焼室11の開口部111の径は、気筒2の径に比べて小さい。
なお、燃焼室11の断面は円形でなくても良い。例えば楕円であっても良い。
燃焼室11の形状を規定する壁面であるキャビティ壁112は、開口部111からシリンダヘッド5の上側に向かうにしたがって、気筒2の中心軸から遠ざかるように形成されている。すなわち、燃焼室11は、開口部111からシリンダヘッド5の上側に向かうに従って、気筒2の径方向に拡大している。キャビティ壁112のうち最も気筒2の径方向外側にある部位を、以下、「最外部」と記して符号113で示す。この最外部113の一部は、吸気弁7及び排気弁9の傘部71,91を凹ませることにより形成されている。図2に示すように、燃焼室11を気筒2の中心軸に直交する任意の面で切断したときの断面形状は、気筒2の中心軸を中心とする円となる。なお、燃焼室11の中心軸は、気筒2の中心軸からずれていても良い。また、燃料噴射弁10も、気筒2の中心軸からずれて設けられていても良い。
図1に示すように、最外部113は、気筒2の径方向外側に凸となって湾曲する曲面となっている。キャビティ壁112は、最外部113から、シリンダヘッド5の上側に向かうにしたがって、気筒2の中心軸側に位置するよう形成されており、キャビティ壁112のうち最もピストン3から離間した部位114(以下、最深部114と記す)に連続している。この最深部114の一部は、吸気弁7及び排気弁9の傘部71,91を凹ませることにより形成されている。
最深部114は、シリンダヘッド5の上側に凸となって湾曲した曲面となっている。キャビティ壁112は、最深部114から気筒2の中心軸に向かうに従って、ピストン3側に位置するよう形成されている。キャビティ壁112のうち気筒2の中心軸が通る部位には、燃料噴射弁10が取り付けられている。燃料噴射弁10から、開口部111と最外部113との間のキャビティ壁112へ向けて燃料が噴射される。燃料噴射弁10の噴孔は等角度で8個備わり、燃料噴射弁10の中心軸、すなわち気筒2の中心軸を中心として放射状に燃料の噴霧12が形成される。燃料の噴霧12は、キャビティ壁112に沿って最外部113、最深部114へと回り込んで旋回する。
このように構成された燃焼室11では、燃料噴射時のピストン3の位置が変化しても、燃料噴射弁10と燃焼室11との位置関係が変化しない。つまり、燃料噴射時のピストン3の位置が変化しても、燃料は燃焼室11内の所望の位置に向けて噴射される。そのため、燃料の噴霧12は所望の状態(例えば所望の旋回流)となるため、所望の燃焼状態を得ることができる。これにより、排気性能を向上させることができる。
また、燃焼室11外に燃料が噴射されることが抑制されるため、燃料が気筒2の壁面に付着することを抑制できる。これにより、潤滑油が燃料で希釈されることを抑制できる。また、燃焼室11の径が吸気ポート6や排気ポート8、吸気弁7、排気弁9の形状に左右されないため、燃焼室11を所望の形状とすることができる。逆に、吸気ポート6や排気ポート8、吸気弁7、排気弁9の径が、燃焼室11の形状から影響を受けて小さくなることもない。このため、吸気の量や排気の量が制限されることもないため、出力の低下や排気性能の低下を抑制できる。さらに、燃焼室11の形状を変更しても、吸気ポート6及び排気ポート8の形状を変更する必要がないため、吸気の量や排気の量が制限されることもない。
図3は、本実施例に係る内燃機関100の概略構成を表す断面図である。本実施例では、実施例1と比較して、吸気弁70及び排気弁90の傘部72,92が薄肉化されている。つまり、吸気弁70の傘部72の吸気ポート60側及び排気弁90の傘部92の排気ポート80側を燃焼室11の形状に合わせて削っている。その他の構成については実施例1
と同じため説明を省略する。
このように構成された内燃機関100では、吸気弁7及び排気弁9の軽量化を図ることができるため、高回転時におけるバルブの追従性を高めることができる。また、シリンダヘッド50の薄肉化を図ることもできるため、内燃機関100の質量を低減することができる。
1 内燃機関
2 気筒
3 ピストン
4 シリンダブロック
5 シリンダヘッド
6 吸気ポート
7 吸気弁
8 排気ポート
9 排気弁
10 燃料噴射弁
11 燃焼室
12 噴霧
50 シリンダヘッド
60 吸気ポート
70 吸気弁
71 傘部
72 傘部
80 排気ポート
90 排気弁
91 傘部
92 傘部
100 内燃機関
111 開口部
112 キャビティ壁
113 最外部
114 最深部

Claims (1)

  1. シリンダヘッドに形成されピストンに向かって開口する燃焼室を備えた内燃機関において、
    シリンダヘッドと吸気弁と排気弁とにより燃焼室を形成し、
    前記燃焼室の壁面のうち気筒の径方向の最も外側にある部位である最外部の一部を吸気弁及び排気弁の傘部を凹ませることにより形成することを特徴とする内燃機関。
JP2009030804A 2009-02-13 2009-02-13 内燃機関 Withdrawn JP2010185394A (ja)

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