JP2010185259A - 場所打ち杭の構築方法、掘削システム - Google Patents

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Abstract

【課題】施工性が良く、本節構造物としての支持力性能を確保できる場所打ち杭の構築方法を提供する。
【解決手段】循環切換装置30の閉止弁36、37を閉鎖するとともに、第2の配管系統120の閉止弁135、144、145を閉鎖することにより、掘削ビット43の先端から安定液を排出するとともにピット12から泥水を回収しながら、地盤を掘削して掘削孔11を形成するステップと、循環切換装置30の閉止弁35、37を閉鎖するとともに、第2の配管系統120の閉止弁134、143を閉鎖することにより、掘削ビット43の先端から掘削孔11内の安定液を回収するとともにピット12内に安定液を供給するステップと、掘削孔11内に鉄筋かごを挿入するステップと、を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、場所打ち杭の構築方法及びこの方法に用いられる掘削システムに関する。
従来より、掘削孔内を安定液により満たして孔壁を保護しながら、掘削機により地盤を削孔し、掘削孔内に鉄筋かごを建て込んだ後、掘削孔内にコンクリートを打設することにより場所打ち杭を構築する方法が用いられている。この際、地盤を掘削することにより安定液に土砂が混じった泥水を掘削孔内から回収するとともに、その回収分に相当する量の安定液を掘削孔内に供給し、安定液を循環させる必要がある。
このように安定液を循環させる方式としては、図4(A)に示すように、安定液を掘削機240のロッド241内の配管242を通して掘削孔11の底部に排出するととともに、掘削孔11からピット12に溢れ出した泥水をポンプ236により回収し、泥水から土砂を分離したものを再度安定液として掘削孔11内に供給する正循環方式と、図4(B)に示すように、掘削機240のビット243の先端から泥水を回収し、回収した泥水から土砂を分離したものを安定液として地表部から掘削孔11内に供給する逆循環方式とが知られている。
また、例えば、特許文献1には、このような正循環方式と逆循環方式を切換え可能な循環式掘削機が記載されている。かかる循環式掘削機によれば、逆循環方式により掘削孔内の土砂をロッドを通して排出している際に、ロッド内に土砂が詰まった場合に、正循環方式に切り替えることで、ロッド内を安定液が逆流するため、詰まった土砂をロッドを引き上げることなく撤去することができる。
特開2008―75287号公報
ところで、正循環方式と逆循環方式とを比較すると、以下のような利点と欠点がある。
<逆循環方式の利点>
・スライム浮遊に起因する、孔壁へのマッドケーキの堆積が少ないため、正循環方式と比べて杭の支持力が高くなる。
・掘削孔の底部において、掘削により発生した土砂を回収するため、スライムを確実に除去できる。
<逆循環方式の欠点>
・ポンプの不具合などにより安定液の供給が停止しても、泥水の排出が続けられるため、掘削孔内の安定液が不足して、孔壁の崩壊の虞がある。
・マッドケーキの堆積が少なく、掘削時に安定液が逸泥する虞があるため、予備の安定液を大量に確保しておく必要があり、安定液処理プラントが大型化してしまう。
・孔の底部から地表まで土砂を含む泥水を吸い上げる必要があるため、吸引力の大きなポンプが必要となり、装置が大型化してしまう。
<正循環方式の利点>
・ポンプの不具合などにより安定液の供給が止まると、泥水の掘削孔からの溢れ出しも止まるため、安定液の供給が止まっても、掘削孔内は安定液で満たされており、崩壊の虞がない。
・安定液の供給が止まると、泥水の掘削孔からの溢れ出しも止まるため、安定液の供給が止まっても、掘削孔内は安定液で満たされるため、孔壁の安定性が確保されるため、安定液の製造が停止した場合に備えて貯蔵する予備の安定液の貯蔵量が少なくてすみ、安定液処理プラントを小型化することができる。
・地表高さにおいて溢れ出した泥水を回収するため、吸引力の小さなポンプでの作業が可能となり、装置を小型化することができる。
<正循環方式の欠点>
・地盤を掘削して発生した土砂を安定液とともに地表面で回収しているが、地表面高さまで上昇しない土砂を回収することができない。
・スライム浮遊に起因して、孔壁にマッドケーキが堆積しやすい。
上記のように、正循環方式は、掘削時の安全性を確保できる、装置を小型化することができる、など施工性に優れるという利点があるものの、土砂が掘削孔内に残存しやすい、マッドケーキが孔面に堆積しやすいという、杭の構造性能上の欠点がある。これに対して、逆循環方式は、マッドケーキが孔面に堆積しにくい、土砂が掘削孔に残存しにくいという施行上の利点があるものの、掘削時にポンプが停止すると孔の崩壊の虞がある、安定液処理プラントや装置が大型化してしまうという欠点がある。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は、正循環方式及び逆循環方式の利点を兼ね備えた場所打ち杭の構築方法を提供することである。
本発明の場所打ち杭の構築方法は、場所打ち杭を構築する方法であって、掘削ビットの先端から安定液を注入しながら、地盤を掘削して掘削孔を形成する掘削ステップと、 掘削後、掘削ビットの先端から掘削孔内の安定液を外部へ排出するとともに、前記掘削孔の上部から安定液を供給する逆循環ステップと、を備えることを特徴とする。
また、本発明の掘削システムは、場所打ち杭を構築するための掘削システムであって、 先端に掘削ビットが接続され、内部を配管が挿通する配管を備えたロッドと、当該ロッドを回転させる回転機構とを備えた掘削機と、回収された泥水を処理して安定液を精製する安定液処理プラントと、前記安定液処理プラントから安定液が送られるプラント側送泥配管と、前記安定液処理プラントへ泥水を送るプラント側排泥配管と、地表面に前記場所打ち杭を形成する位置の近傍に形成されたピットとの間を結ぶ第1の装置側配管と、前記掘削機の前記配管との間を結ぶ第2の装置側配管とが接続され、前記プラント側送泥配管と前記第1の装置側配管とが接続されるとともに、前記プラント側排泥配管と第2の装置側配管とが接続された状態と、前記プラント側送泥配管と前記第2の装置側配管とが接続されるとともに、前記プラント側排泥配管と第1の装置側配管とが接続された状態と、を切り替え可能な循環切換装置と、を備え、前記第1の装置側配管は、前記ピット側へ向かって一対の配管に分岐しており、当該一対の配管には夫々閉止弁が設けられるとともに、一方の配管にはサンドポンプが取り付けられており、前記第2の装置側配管は、その中間部が一対の配管に分岐し、再度、合流しており、一方の配管には閉止弁が設けられるとともに、他方の配管にはサクションポンプと当該サクションポンプの上流及び下流に閉止弁が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、地盤を掘削する際には安定液を正循環させるため、装置や安定液処理プラントが小型で済み、また、掘削孔の孔壁の安定性を確保できる。また、掘削後、安定液を逆循環させることにより、掘削孔内のスライムを確実に除去することができるため、杭の支持力を確保できる。
本実施形態の構築方法において用いられる掘削システムの構成を示す図である。 安定液を正循環させる場合の掘削システムを示す図である。 安定液を逆循環させる場合の掘削システムを示す図である。 (A)は正循環方式による掘削方法を示し、(B)は逆循環方式による掘削方法を示す図である。
以下、本発明の場所打ち杭の構築方法の一実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態の掘削システム10は、掘削機40と、安定液処理プラント20と、掘削機40と安定液処理プラント20との間を結ぶ配管系統100と、により構成される。杭を構築する箇所には、予め、周囲の地盤よりも低くなるように掘削されたピット12が形成されている。
掘削機40は、地表に設置された掘削機本体41と、先端に掘削ビット43を備え、内部を配管44が挿通するロッド42と、ロッド42を回転させる回転機構45と、を備えてなる。掘削機40は、掘削機本体41をピット12上に配置し、回転機構45によってロッド42を回転させることにより、ロッド42の先端に取り付けられた掘削ビット43が地盤を掘削する。また、配管44の上部にはスイベルジョイント(不図示)が取り付けられている。
安定液処理プラント20は、掘削孔11内から回収された泥水が配管系統100を通じて供給され、泥水から土砂を取り除いたものを安定液として、再度、配管系統100を通じて掘削孔11へ供給する。
配管系統100は、その中間部に循環切換装置30を備え、安定液処理プラント20と循環切換装置30の間を結ぶ第1の配管系統110と、循環切換装置30と掘削機40の間を結ぶ第2の配管系統120とにより構成される。
第1の配管系統110は、安定液処理プラント20において土砂が取り除かれた安定液を循環切換装置30へ送るプラント側送泥配管112と、循環切換装置30から土砂が含まれた安定液を安定液処理プラント20へ送るプラント側排泥配管111とにより構成される。プラント側送泥配管112の安定液処理プラント20側端部には安定液を圧送するためのサンドポンプ113が取り付けられている。
第2の配管系統120は、循環切換装置30とピット12との間を結ぶように設けられた第1の装置側配管130と、循環切換装置30と掘削機40との間を結ぶように設けられた第2の装置側配管140とにより構成される。
第1の装置側配管130は、循環切換装置30から延びる配管131が中間部において分岐しており、分岐した配管132、133には夫々閉止弁134、135が取り付けられている。また、分岐した一方の配管132の先端には、サンドポンプ136が取り付けられている。
第2の装置側配管140は、循環切換装置30から延びる配管147が中間部において分岐しており、分岐した配管141、142は、再度、合流して掘削機40に接続されている。分岐した一方の配管142には閉止弁143が取り付けられており、他方の配管141にはサクションポンプ146と、サクションポンプ146の上流及び下流に閉止弁144、145とが取り付けられている。
循環切換装置30は、プラント側排泥配管111と第1の装置側配管130との間を結ぶ配管31と、プラント側送泥配管112と第2の装置側配管140とを結ぶ配管32と、これら配管31、32の間を結ぶように設けられた一対の切換配管33、34により構成される。一方の切換配管33は、一端が配管31の他方の切換配管34が接続された位置よりも安定液処理プラント20側の位置に接続され、他端が配管32の他方の切換配管34が接続された位置よりも掘削機40側の位置に接続されている。また、これら一対の切換配管33、34の中間部と、配管31及び配管32の一対の切換配管33、34の接続位置の間には夫々閉止弁36、37、35、38が取り付けられている。
以下、上記の掘削システム10を用いて場所打ち杭を構築する方法を説明する。
まず、安定液を正循環させながら、地盤を掘削して掘削孔を形成する。図2に示すように、安定液を正循環させる場合には、循環切換装置30の切換配管33、34に取り付けられた閉止弁36,37を閉鎖するとともに、配管31、32に取り付けられた閉止弁35、38を開放し、サンドポンプ113を起動させる。また、第2の配管系統120の閉止弁134、143を開放するとともに、閉止弁135、144、145を閉鎖し、第2の装置側配管140のサクションポンプ146を停止させる。
これにより、安定液処理プラント20のサンドポンプ113により圧送された安定液は、プラント側送泥配管112を通じて、循環切換装置30へ供給される。循環切換装置30へ供給された安定液は、切換配管33、34に取り付けられた閉止弁36、37が閉鎖されているため、第2の装置側配管140へと排出される。第2の装置側配管140へ排出された安定液は、配管142を通じて、掘削機40の配管44へと供給される。
掘削機40は、供給された安定液を、配管44を通じてビット43の先端から排出しながら、ビット43を回転させて地盤を掘削する。地盤を掘削することにより発生した土砂は、泥水とともに掘削孔11からピット12へとあふれ出る。
掘削孔11からピット12へと溢れ出した泥水は、サンドポンプ136により圧送され、配管132、131を通じて循環切換装置30へ送られる。循環切換装置30へ送られた泥水は、切換配管33、34に取り付けられた閉止弁36、37が閉鎖されているため、プラント側排泥配管111を通じて安定液処理プラント20へ送られる。そして、安定液処理プラント20において泥水から土砂を除去し、再度、安定液としてプラント側送泥配管112へと送られる。
このように安定液を正循環させながら、場所打ち杭の下端に相当する深さまで掘削孔11の掘削を行う。
安定液を正循環させながら掘削を行うため、ポンプの不具合などにより安定液の供給が止まったとしても、泥水の掘削孔11からの溢れ出しが止まる。このため、安定液の供給が停止しても、掘削孔11内は安定液で満たされた状態が保たれるため、孔壁の安定性を確保することができる。
また、このように安定液の供給が停止しても、孔壁の安定性を確保できるため、安定液の製造が停止した場合に備えて貯蔵する予備の安定液の貯蔵量が少なくて済み、安定液処理プラント20を小型化することができる。
また、本実施形態では、第1の装置側配管130に接続されたサンドポンプ136によりピット12内の泥水を排出する。配管の途中部に設けられたサクションポンプによりピット12内の泥水を吸い上げる場合には、配管内に空気が混入してしまうと、吸い上げがストップしてしまうが、本実施形態ではサンドポンプ136により、泥水を圧送しているため、配管内に空気が混入しても、泥水の搬送がストップすることはない。
このようにして場所打ち杭の下端に相当する深さまで掘削孔11を削孔が完了したら、掘削機40のビット43の回転を停止し、安定液を逆循環させる。
図3に示すように、安定液を逆循環させる際には、循環切換装置30の切換配管33、34に取り付けられた閉止弁36、37を開放するとともに、配管31、32に取り付けられた閉止弁35、38を閉鎖し、サンドポンプ113を起動させる。また、第2の装置側配管140において、第1の装置側配管130の閉止弁134を閉鎖し、第1の装置側配管130のサンドポンプ136を停止させる。また、第2の装置側配管140の閉止弁143を閉鎖し、閉止弁144、145を開放して、第2の装置側配管140のサクションポンプ146を起動させる。
これにより、安定液処理プラント20からサンドポンプ113により圧送された安定液は、プラント側送泥配管112を通じて、循環切換装置30へ供給される。循環切換装置30へ供給された安定液は、切換配管33、34に取り付けられた閉止弁36、37が開放され、配管31、32の閉止弁35、38が閉鎖されているため、第1の装置側配管130へと排出される。第2の装置側配管130へ排出された安定液は、配管133を通じて、ピット12内へ供給される。
また、第2の装置側配管140のサクションポンプ146を起動することにより、掘削機40のビット43の先端より掘削孔11の底部の泥水を吸引し、配管44を通じて排出される。掘削機40から排出された泥水は、第2の装置側配管140のサクションポンプ146が設けられた配管141を通り、循環切換装置30へと送り込まれる。
循環切換装置30へ送り込まれた泥水は、切換配管33,34に取り付けられた閉止弁36が開放され、配管32に取り付けられた閉止弁38が閉鎖されているため、切換配管33を通り、プラント側排泥配管111を通じて安定液処理プラント20へ送られる。
このようにして、安定液を逆循環させることにより、掘削孔11の底部に溜まったスライムを除去することができる。
上記のように、所定の期間、逆循環を行った後、掘削機40を撤去し、掘削孔11内へ鉄筋かごを挿入する。そして、掘削孔11内にトレミー管を通してコンクリートを打設する。打設したコンクリートが硬化することで場所打ち杭の構築が完了する。なお、逆循環方式による掘削がないため、逸泥の可能性が少なく、逆循環方式のように予備の安定液を確保する必要はない。
以上説明したように、本実施形態によれば、正循環方式により地盤を掘削するため、安定液の供給が停止しても、掘削孔11内は安定液で満たされているので孔壁の安定性を確保することができる。また、安定液の供給が停止しても、孔壁の安定性を確保できるため、安定液の製造が停止した場合に備えて貯蔵する予備の安定液の貯蔵量が少なくて済み、安定液処理プラント20を小型化することができる。
また、掘削孔11を掘削した後、所定の時間、逆循環を行うことにより、掘削孔11の底部に溜まったスライムを確実に除去することができるため、杭の支持力の低下を防止できる。
また、正循環させる場合に、第1の装置側配管130に接続されたサンドポンプ136によりピット12内の泥水を排出するため、配管内に空気が混入しても、泥水の搬送がストップすることはない。
なお、本実施形態では、循環切換装置30を配管31、32の間に、一対の切換配管33、34を交差するように設けて構成したが、これに限らず、プラント側排泥配管111と第1の装置側配管130が結ばれるとともに、プラント側送泥配管112と第2の装置側配管140とが結ばれた状態と、プラント側排泥配管111と第2の装置側配管140とが結ばれるとともに、プラント側送泥配管112と第1の装置側配管130とが結ばれた状態を切換え可能な構成であればよい。
10 掘削システム 11 掘削孔
12 ピット 20 安定液処理プラント
30 循環切換装置 31、32 配管
33、34 切換配管 35、36、37、38 閉止弁
40 掘削機 41 掘削機本体
42 ロッド 43 ビット
44 配管 45 回転機構
100 配管系統 110 第1の配管系統
111 プラント側排泥配管 112 プラント側送泥配管
113 サンドポンプ 120 第2の配管系統
130 第1の装置側配管 131、132、133 配管
134、135 調整弁 136 サンドポンプ
140 第2の装置側配管 141、142、147 配管
143、144 閉止弁 146 サクションポンプ

Claims (2)

  1. 場所打ち杭を構築する方法であって、
    掘削ビットの先端から安定液を注入しながら、地盤を掘削して掘削孔を形成する掘削ステップと、
    掘削後、掘削ビットの先端から掘削孔内の安定液を外部へ排出するとともに、前記掘削孔の上部から安定液を供給する逆循環ステップと、
    を備えることを特徴とする場所打ち杭の構築方法。
  2. 場所打ち杭を構築するための掘削システムであって、
    先端に掘削ビットが接続され、内部を配管が挿通する配管を備えたロッドと、当該ロッドを回転させる回転機構とを備えた掘削機と、
    回収された泥水を処理して安定液を精製する安定液処理プラントと、
    前記安定液処理プラントから安定液が送られるプラント側送泥配管と、前記安定液処理プラントへ泥水を送るプラント側排泥配管と、地表面に前記場所打ち杭を形成する位置の近傍に形成されたピットとの間を結ぶ第1の装置側配管と、前記掘削機の前記配管との間を結ぶ第2の装置側配管とが接続され、前記プラント側送泥配管と前記第1の装置側配管とが接続されるとともに、前記プラント側排泥配管と第2の装置側配管とが接続された状態と、前記プラント側送泥配管と前記第2の装置側配管とが接続されるとともに、前記プラント側排泥配管と第1の装置側配管とが接続された状態と、を切り替え可能な循環切換装置と、を備え、
    前記第1の装置側配管は、前記ピット側へ向かって一対の配管に分岐しており、当該一対の配管には夫々閉止弁が設けられるとともに、一方の配管にはサンドポンプが取り付けられており、
    前記第2の装置側配管は、その中間部が一対の配管に分岐し、再度、合流しており、一方の配管には閉止弁が設けられるとともに、他方の配管にはサクションポンプと当該サクションポンプの上流及び下流に閉止弁が設けられていることを特徴とする掘削システム。
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