JP2010184512A - 車両のサスペンション制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アプローチアングルを十分に設定できない場合や大きい段差の場合でも、乗り心地性を低減することなく、段差下り時にフロントバンパ等の擦りが生じないようにすること。
【解決手段】段差検出手段(カメラ15、段差判定部53)によって下り段差を検出し、下り段差が検出されれば、検出されていない場合に比して、左右前輪の減衰力可変ダンパ4fl、4frが伸びる時の減衰力を小さく、同減衰力可変ダンパ4fl、4frが縮む時の減衰力を大きくする。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両のサスペンション制御装置に関し、特に、減衰力を可変設定することができる減衰力可変ダンパを含む車両のサスペンション制御装置に関する。
自動車等の車両のサスペンション装置には、ダンパとして、MRF式減衰力可変ダンパ等、減衰力を可変設定することができる減衰力可変ダンパを用いたものが知られている(例えば、特許文献1)。
減衰力可変ダンパを装着した車両では、車両の走行状態に応じてダンパの減衰力を可変制御することにより、操縦安定性や乗り心地を向上することが図られている。例えば、車両の旋回走行時には、横方向運動に伴う慣性力(横加速度)によって車体が左右方向にロールすることを抑制すべく、横加速度の微分値に応じてダンパの目標減衰力を高くしたり、小さな凹凸が連続するような不整路を走行したりする際には、車輪の上下動の車体への伝達を抑制すべく、ダンパのストローク速度に応じてダンパの目標減衰力を低くすることが行われる(特許文献2参照)。
特開2007−187176号公報 特開2006−69527号公報
自動車が、歩道と車道との境界部や、車庫やガソリンスタンドの出入口等に生じる段差を、高い側から低い側に降りる時、つまり下り段差を通過する際に、車体前部のフロントバンパ等の底部が路面を擦らないよう、車両のアプローチアングルやサスペンション特性を設定する必要がある。
しかし、意匠的仕様等によってアプローチアングルを十分に設定できない自動車や段差が大きい場合には、段差を下り方向に通過する際に、車体前部のフロントバンパの底部が路面に当たるフロントバンパ擦りを生じる虞がある。このことに対して、前輪のサスペンションばねを硬く設定し、路面に対する車体前部の落ち込みを低減し、フロントバンパ擦りを回避することが考えられる。しかし、サスペンションばねを硬くすると、乗り心地性が悪化する原因になる。
本発明が解決しようとする課題は、アプローチアングルを十分に設定できない場合や大きい段差の場合でも、乗り心地性を悪化することなく、段差下り時にフロントバンパ等の擦りが生じないようにすることである。
本発明による車両のサスペンション制御装置は、サスペンションばねと、減衰力を可変設定することができる減衰力可変ダンパとを含む車両のサスペンション制御装置であって、車両前方の下り段差を検出する段差検出手段と、前記段差検出手段によって下り段差が検出された場合には、検出されていない場合に比して、左右前輪の前記減衰力可変ダンパが伸びる時の減衰力を小さく、同減衰力可変ダンパが縮む時の減衰力を大きくする段差通過時制御手段とを有する。
本発明による車両のサスペンション制御装置は、一つの好適実施例として、前記路面段差検出手段は、車両前方の路面を撮影するカメラと、前記カメラによって撮影された路面の撮像データより車両前方の下り段差を抽出する画像処理手段とを有する。
本発明による車両のサスペンション制御装置によれば、路面段差検出手段によって下り段差が検出されると、段差通過時制御手段によって左右前輪の減衰力可変ダンパが伸びる時には減衰力が小さく、同減衰力可変ダンパが縮む時には減衰力が大きく設定されることにより、減衰力可変ダンパは、伸び易く、縮み難くなる。これにより、下り段差で、前輪タイヤが一段高い側から一段低い側に接地するまで(落ち込み時)は、サスペンションばねのばね力によって減衰力可変ダンパが素早く伸びて、前輪タイヤに対して車体前部の位置が高くなる。そして、前輪タイヤが一段低い側に接地して減衰力可変ダンパに縮み側の荷重が作用すると、減衰力可変ダンパは縮み難い状態になり、車体前部が前輪タイヤに対して高い状態が維持される。
このようなダンパの減衰力制御により、アプローチアングルを十分に設定できない場合や大きい段差の場合でも、乗り心地性を低減することなく、段差下り時にフロントバンパ等が路面を擦すことを回避することができる。
本発明によるサスペンション制御装置を適用される自動車の一つの実施例を示すシステム構成図。 本実施例に用いられる減衰力可変ダンパの断面図。 本発明による車両のサスペンション制御装置の一つの実施例を示す機能ブロック図である。 本実施例によるサスペンション制御装置の制御ルーチンを示すフローチャート。 本実施例によるサスペンション制御装置の段差通過時制御ルーチンを示すフローチャート。
以下に、本発明による車両のサスペンション制御装置の実施例を、図1、図2を参照して説明する。
図1に示されているように、自動車(車両)Vは、タイヤ2を装着された4つの車輪3を備えている。これら各車輪3は、サスペンションアーム5、サスペンションばね6、減衰力可変ダンパ4等からなるサスペンション装置によって車体1に懸架されている。
なお、以下の説明において、4つの車輪3やそれらに付随するタイヤ2や減衰力可変ダンパ4等については、それぞれ数字の符号に前後左右を示す添字を付して、例えば、車輪3fl(左前)、車輪3fr(右前)、車輪3rl(左後)、車輪3rr(右後)と表記し、それらを総称する場合には、例えば、車輪3と記す。
減衰力可変ダンパ4は、MRF(磁性流体)式のものであり、図2に示されているように、強磁性微粒子を含有したMRFを充填された円筒状のシリンダチューブ21と、シリンダチューブ21内に軸方向に摺動可能に設けられてシリンダチューブ21内を上部油室24と下部油室25とに区画するピストン26と、ピストン26に連結されたピストンロッド22と、シリンダチューブ21の下部に高圧ガス室27を画成するフリーピストン28と、ピストンロッド22等への塵埃の付着を防ぐカバー29と、フルバウンド時における緩衝を行うバンプストップ30とを主要構成要素としている。
シリンダチューブ21は、下端をアイピース21aに嵌挿されたボルト31によって車輪側部材であるトレーリングアーム35に連結されている。ピストンロッド22は、上端のスタッドねじ部22aを上下一対のブッシュ36とナット37によって車体側部材であるダンパベース(ホイールハウス上部)38に連結されている。
ピストン26には、上部油室24と下部油室25とを連通する連通路39が形成されている。ピストン26には連通路39に磁界を形成する電磁コイル40が組み込まれている。
電磁コイル40は、電流供給によって励磁し、環状連通路39に磁界を形成する。当該磁界によって環状連通路39を流れるMRFの強磁性微粒子が鎖状のクラスタを形成することにより、連通路39内を通過するMRFの見かけ上の粘度が上昇する。これにより、電磁コイル40の電流制御によって減衰力可変ダンパ4の減衰力が変化する。減衰力可変ダンパ4の減衰力は、伸び動作時と縮み動作時とで、電磁コイル40の電流値を変化させることにより、伸び側の減衰力と縮み側の減衰力とを個別に設定することができる。
カバー29はピストンロッド22に固定されており、カバー29とシリンダチューブ21とにスプリングシート41、42が取り付けられている。スプリングシート41と42との間にサスペンションばね6が取り付けられている。サスペンションばね6は、減衰力可変ダンパ4を伸長方向(伸び側)に付勢している。
減衰力可変ダンパ4の電磁コイル40に対する通電制御、すなわち、減衰力制御は、図1に示されている車載の電子制御ユニット(ECU)7により行われる。自動車Vには、車速を検出する車速センサ9、横加速度を検出する横加速度センサ(横Gセンサ)10、前後加速度を検出する前後加速度センサ(前後Gセンサ)11、ヨーレイトを検出するヨーレイトセンサ12が車体1の適所に設置されている。また、ダンパ4の変位(ダンパストローク)を検出するストロークセンサ13と、車体1におけるホイールハウス付近の上下加速度を検出する上下加速度センサ(上下Gセンサ)14とが各車輪3ごとに設置されている。
また、車体前部には、車体前方の路面を撮影するカメラ15が設置されている。カメラ15は、電気的な撮像信号を出力するものであれば、静止画像撮影を行うスチールカメラと動画撮影を行うビデオカメラの何れであってもよい。
ECU7は、マイクロコンピュータを含むものであり、車速センサ9より車速Vを示す信号を、横Gセンサ10より横加速度Gyを示す信号を、前後Gセンサ11より前後加速度Gxを示す信号を、ヨーレイトセンサ12よりヨーレイトγを示す信号を、ストロークセンサ13よりダンパストロークSdを示す信号を、上下Gセンサ14より上下加速度Gzを示す信号を、カメラ15より撮像信号Cを入力し、予め定められた制御則に従って減衰力可変ダンパ4の電磁コイル40の電流制御を行う。
ECU7の詳細を、図3を参照して説明する。ECU7は、上述の各センサ9〜14より信号を入力する入力インタフェース51と、各車輪3の減衰力可変ダンパ4の目標減衰力を演算する減衰力演算部52と、段差判定部53と、減衰力演算部52によって演算された目標減衰力とストロークセンサ13のダンパストローク信号Sdとに応じて各減衰力可変ダンパ4の電磁コイル40への駆動電流を生成する駆動電流生成部54と、駆動電流生成部54が生成した駆動電流を各減衰力可変ダンパ4に出力する出力インタフェース55とを有する。
段差判定部53は、画像処理手段であり、カメラ15が出力する撮像信号Cをフレームメモリに取り込み、フレームメモリのデータ、つまり、カメラ15によって撮影された路面の撮像データより車両前方の下り段差を抽出する画像処理を行い、前進走行している車両前方に下り段差がある否かを判別する。
これにより、本実施例では、路面段差検出手段は、カメラ15と、段差判定部53とにより構成される。カメラ15は、前方監視用の車載カメラを援用することができる。路面段差検出手段は、これに限られることはなく、レーダ等によるものであってもよい。
減衰力演算部52は、スカイフック制御部57と、ロール制御部58と、ピッチ制御部59と、段差通過時制御部60を有する。
スカイフック制御部57は、車速センサ9により検出される車速Vと、上下Gセンサ14により検出される上下加速度Gzと、ストロークセンサ13により検出されるダンパストロークSdに応じてスカイフック制御目標値を演算する。
ロール制御部58は、車速センサ9により検出される車速Vと、横Gセンサ10により検出される横加速度Gyと、ヨーレイトセンサ12により検出されるヨーレイトγに応じてロール制御目標値を演算する。
ピッチ制御部59は、車速センサ9により検出される車速Vと、前後Gセンサ11により検出される前後加速度Gxと、ストロークセンサ13により検出されるダンパストロークSdに応じてピッチ制御目標値を演算する。
減衰力演算部52は、段差判定部53が車両前方に下り段差があることを検出していない時には、通常時制御として、ダンパ伸び動作時には、スカイフック制御部57により演算されたスカイフック制御目標値、ロール制御部58により演算されたロール制御目標値、ピッチ制御部59により演算されたピッチ制御目標値のうち、最も大きい値のものを最終制御目標値とし、ダンパ縮み動作時には、スカイフック制御部57により演算されたスカイフック制御目標値、ロール制御部58により演算されたロール制御目標値、ピッチ制御部59により演算されたピッチ制御目標値のうち、最も小さい値のものを駆動電流設定部54へ出力する。この通常時制御について、より詳細な説明が必要ならば、特開2008−238922号公報を参照されたい。なお、通常時制御は、必ずしも、これに限られるものでない。
段差通過時制御部60は、段差判定部53が車両前方に下り段差があることを検出した時に起動され、下り段差があることが検出されていない場合に比して、左右前輪3fl、3frの減衰力可変ダンパ4fl、4frが伸びる時の減衰力を小さく、同減衰力可変ダンパ4fl、4frが縮む時の減衰力を大きくする制御目標値を演算し、上述の通常時制御を凌駕して、当該制御目標値を最終制御目標値として駆動電流設定部54へ出力する。
減衰力可変ダンパ4fl、4frが伸びる方向に動作しているか、縮む方向に動作しているかは、例えば、ストロークセンサ13により検出されるダンパストロークSdの変化(微分値)により判別することができ、ダンパストロークSdが増大する時には、減衰力可変ダンパ4fl、4frが伸長する時として、減衰力を小さくし、ストロークセンサ13により検出されるダンパストロークSdが減少する時には、減衰力可変ダンパ4fl、4frが縮小する時として、減衰力を大きくすればよい。
本実施例によるサスペンション制御装置の制御ルーチンを、図4に示されているフローチャートを参照して説明する。
本制御ルーチンは、所定時間毎に繰り返し実行されるものであり、まず、前進走行している自動車Vの車両前方に、下り段差があるか否かを、段差判定部53の判定結果に基づいて判別する(ステップS10)。下り段差がない場合には、通常制御時制御ルーチンを呼び出し、スカイフック制御部57により演算されたスカイフック制御目標値、ロール制御部58により演算されたロール制御目標値、ピッチ制御部59により演算されたピッチ制御目標値のうち、最も大きい値のものを最終制御目標値として駆動電流設定部54へ出力する通常制御を行う(ステップS20)。
これに対し、下り段差がある場合には、段差通過時制御ルーチンを呼び出し、段差通過時制御を行う(ステップS30)。
段差通過時制御ルーチンを、図5に示されているフローチャートを参照して説明する。
段差通過時制御ルーチンが呼び出されると、まず、ストロークセンサ13fl、13frにより検出されるダンパストロークSdの変化より、左右前輪3fl、3frの減衰力可変ダンパ4fl、4frの伸び動作が始まることを監視する(ステップS31)。減衰力可変ダンパ4fl、4frの伸び動作が始まると、減衰力可変ダンパ4fl、4frの減衰力を通常値(現状値)より低減する制御を行う(ステップS32)。この時の減衰力可変ダンパ4fl、4frの減衰力は、最小値であってよい。
この減衰力低減制御は、次に、減衰力可変ダンパ4fl、4frの縮み動作が検出するまで行われる(ステップS33)。これにより、段差通過時において、左右前輪3fl、3frのタイヤ2fl、2frが下り段差の低い側に接地するまで、左右前輪3fl、3frの減衰力可変ダンパ4fl、4frの減衰力が通常値より小さくなる。
その後、ストロークセンサ13fl、13frにより検出されるダンパストロークSdの変化より、左右前輪3fl、3frの縮み動作が検出されると、減衰力可変ダンパ4fl、4frの減衰力を通常値(現状値)より増大する制御を行う(ステップS34)。この時の減衰力可変ダンパ4fl、4frの減衰力は、最大値であってよい。
この減衰力増大制御は、当該減衰力増大制御の開始時より所定時間が経過するまで行われる(ステップS35)。この所定時間は、左右前輪3fl、3frが下り段差を下ってタイヤ2fl、2frが段差下側の路面に接地してから、車両のピッチ動作が安定するのに要する時間に基づいて定められればよく、下り段差の大きさに応じて最適値に可変設定されてもよい。
減衰力増大制御の開始時より所定時間が経過すれば、減衰力を通常値(たとえば、段差通過時制御開始時の減衰力)に戻す制御を行い(ステップS36)、段差通過時制御を終了する。
上述の制御により、下り段差が検出されると、左右前輪3fl、3frのタイヤ2fl、2frが下り段差の高い側から低い側へ落ちる行程(落ち込み時)では、サスペンションばね6fl、6frのばね力、タイヤ側荷重によって減衰力可変ダンパ4fl、4frが伸び側に動作する。このとき、減衰力可変ダンパ4fl、4frの減衰力が小さい値に設定されることにより、減衰力可変ダンパ4fl、4frは伸び易い状態、つまり柔らかい状態になる。
これにより、下り段差で、左右前輪3fl、3frのタイヤ2fl、2frが高い側から低い側に接地するまでは、サスペンションばね6fl、6frのばね力によって減衰力可変ダンパ4fl、4frが素早く伸びて、タイヤ2fl、2frに対して車体前部の位置が高くなる。
そして、左右前輪3fl、3frのタイヤ2fl、2frが下り段差の低い側に接地して減衰力可変ダンパ4fl、4frに縮み側の荷重が作用すると、減衰力可変ダンパfl、4frの減衰力が大きい値に設定されることにより、減衰力可変ダンパ4fl、4frは縮み難い状態になる。
これにより、下り段差で、左右前輪3fl、3frのタイヤ2fl、2frが一段低い側に接地すると、減衰力可変ダンパ4fl、4frが硬い状態になり、車体前部がタイヤ2fl、2frに対して高い状態が維持される。
このようなダンパの減衰力制御によって、アプローチアングルを十分に設定できない場合や大きい段差の場合でも、乗り心地、操安性を低減することなく、段差下り時にフロントバンパが路面を擦ることを回避することができる。
1 車体
3 車輪
4 減衰力可変ダンパ
6 サスペンションばね
7 電子制御ユニット(ECU)
9 車速センサ
10 横Gセンサ
11 前後Gセンサ
12 ヨーレイトセンサ
13 ストロークセンサ
14 上下Gセンサ
15 カメラ
21 シリンダチューブ
26 ピストン
24 上部油室
25 下部油室
39 連通路
40 電磁コイル
52 減衰力演算部
53 段差判定部
57 スカイフック制御部
58 ロール制御部
59 ピッチ制御部
60 段差通過時制御部

Claims (2)

  1. サスペンションばねと、減衰力を可変設定することができる減衰力可変ダンパとを含む車両のサスペンション制御装置であって、
    車両前方の下り段差を検出する段差検出手段と、
    前記段差検出手段によって下り段差が検出された場合には、検出されていない場合に比して、左右前輪の前記減衰力可変ダンパが伸びる時の減衰力を小さく、同減衰力可変ダンパが縮む時の減衰力を大きくする段差通過時制御手段と、
    を有する車両のサスペンション制御装置。
  2. 前記路面段差検出手段は、車両前方の路面を撮影するカメラと、前記カメラによって撮影された路面の撮像データより車両前方の下り段差を抽出する画像処理手段とを有する請求項1に記載の車両のサスペンション制御装置。
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