JP2010184464A - 液体吐出ヘッドユニット - Google Patents

液体吐出ヘッドユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2010184464A
JP2010184464A JP2009031066A JP2009031066A JP2010184464A JP 2010184464 A JP2010184464 A JP 2010184464A JP 2009031066 A JP2009031066 A JP 2009031066A JP 2009031066 A JP2009031066 A JP 2009031066A JP 2010184464 A JP2010184464 A JP 2010184464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat sink
drive
discharge head
liquid discharge
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009031066A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Yamada
高弘 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2009031066A priority Critical patent/JP2010184464A/ja
Publication of JP2010184464A publication Critical patent/JP2010184464A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】液体吐出ヘッドとヒートシンクとを連結する連結部材の、ヒートシンクに係合する係合部が他の部材に接触しないようにする。
【解決手段】インクジェットヘッド4とヒートシンク29とは、間にドライバIC25及びその下方に配置されたスポンジ28を挟んだ状態で、連結部材26により連結されている。連結部材26は、圧電アクチュエータ23の上面に配置された略矩形の基部31と基部31の4隅近傍に設けられた4つの係合部32とを有する。ヒートシンク29は、U字状に構成されており、折り曲げ部29aを介して繋がった、互いに対向する下側部29bと上側部29cとが上下方向に配列されている。上側部29cには、上側部29cを厚み方向に貫通する切り欠き29dが形成されており、下側部29bは切り欠き29dと対向する部分が、上側部29cに対して露出している。そして、係合部32が、下側部29bにおける上記露出した部分に係合している。
【選択図】図3

Description

本発明は、ノズルから液体を吐出する液体吐出ヘッド、液体吐出ヘッドを駆動する駆動IC、及び、駆動ICにおいて発生した熱を外部に逃がすためのヒートシンクを有する液体吐出ヘッドユニットに関する。
液体吐出ヘッド、液体吐出ヘッドを駆動する駆動IC、及び、駆動ICにおいて発生した熱を外部に逃がすためのヒートシンクを有する液体吐出ヘッドユニットを含む装置として、特許文献1に記載のインクジェット記録装置においては、インクジェットヘッドを構成する圧電アクチュエータの上面に接続されたFFCが上方に引き出されており、その引き出された部分の上面に駆動ICチップが実装されている。そして、駆動ICチップは、インクジェットヘッドの上方に配置されたバッファタンクの下面に接合されたヒートシンクに接触しており、これにより、駆動ICチップにおいて発生した熱が、ヒートシンクを介して外部に逃がされる。
また、特許文献2に記載の液体吐出装置では、インクジェットヘッドの上方に、インクジェットヘッドにインクを供給するためのサブタンクが配置されており、サブタンクに設けられた液体貯留室(ダンパ室)の壁を構成するダンパ膜とインクジェットヘッドとが互いに対向している。そして、ダンパ膜が変形することにより液体貯留室内のインクの圧力変動が抑制される。その結果、インクジェットヘッドに供給されるインクの圧力変動が抑制され、インクジェットヘッドにおけるインクの吐出特性が変動してしまうのが防止される。
特開2007−168311号公報 特開2008−246889号公報
ここで、特許文献2に記載の液体吐出装置においても、引用文献1に記載されているようなインクジェットヘッドを駆動するための駆動ICが必要となるが、特許文献2に記載の液体吐出装置において、特許文献1に記載されているようにインクジェットヘッドの上方に駆動ICを引き出し、その上にヒートシンクを配置しようとする場合、ヒートシンクがダンパ膜と対向することとなるため、ヒートシンクをサブタンクの下面に接合することはできない。また、駆動ICにおいて発生した熱を効率よくヒートシンクに伝達するためには、駆動ICとヒートシンクとを十分に密着させる必要がある。
そこで、このような場合に、例えば、インクジェットヘッドとヒートシンクとを、かしめによって接合することで、両者の間に挟まれた駆動ICをヒートシンクに押し付けて、駆動ICとヒートシンクとを密着させることや、圧入によってドライバICをヒートシンクに対して固定することで駆動ICとヒートシンクとを密着させることなどが考えられる。
しかしながら、上述したような、かしめや圧入によって駆動ICとヒートシンクとを密着させる場合には、かしめや圧入を行うための専用の設備が必要となる。また、製造の際にかしめや圧入の工程が正常に行われなかった場合には、駆動ICとヒートシンクとが十分に密着せず、駆動ICにおいて発生した熱を十分に外部に逃がすことができない虞があるが、かしめや圧入の工程の後、これらの工程が正常に行われたかどうかを確認するのは困難である。
そこで、本発明の発明者は、インクジェットヘッドに対して固定される基部と、基部から立設するとともにヒートシンクに係合する係合部とを有する連結部材により、インクジェットヘッドとヒートシンクとを、これらの間に駆動ICを挟みこんだ状態で連結させることにより、駆動ICとヒートシンクとを密着させることを考えた。
そして、このように、係合部を有する係合部材を用いてインクジェットヘッドとヒートシンクとを連結させた場合には、係合部が正常にヒートシンクに係合しているか否かを確認することにより、インクジェットヘッドとヒートシンクが正常に連結されているかどうか、つまり、駆動ICとヒートシンクとが密着しているかどうかを確認することができる。
しかしながら、この場合には、ヒートシンクに係合される係合部の先端は、ヒートシンクよりも上方に位置することとなるため、係合部がヒートシンクの上方に位置するダンパ膜に接触してしまい、ダンパ膜の変形を阻害してしまう虞がある。また、ヒートシンクの上方にダンパ膜以外の部材が配置されている場合であっても、係合部が当該部材に接触してしまうと、当該部材に対して何らかの影響を与えてしまう虞がある。
ここで、ヒートシンクとヒートシンクの上方に配置された部材との間の間隔を大きくすれば、係合部と当該部材とが接触してしまうのを防止することができるが、この場合には、装置が大型化してしまう。
本発明の目的は、液体吐出ヘッドとヒートシンクとを連結する連結部材の係合部が他の部材に接触せず、小型化が可能な液体吐出ヘッドユニットを提供することである。
第1の発明に係る液体吐出ヘッドユニットは、液体を吐出する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドを駆動する駆動ICと、前記駆動ICの前記液体吐出ヘッドと反対側に配置されており、前記駆動ICにおいて発生した熱を外部に逃がすヒートシンクと、前記ヘッドに対して固定される基部と、前記基部から立設するとともに前記ヒートシンクに係合する係合部とを有するもので、前記係合部に係合された前記ヒートシンクを前記液体吐出ヘッドと連結させる連結部材とを備えており、前記ヒートシンクは、互いに向かい合う2つの部分を含み、全体がU字状に構成されており、前記互いに向かい合う2つの部分が、前記液体吐出ヘッド、前記駆動IC及び前記ヒートシンクの配列方向に並んで配置されており、前記係合部は、前記ヒートシンクの前記2つの部分のうち、前記駆動IC側の部分に係合していることを特徴とするものである。
これによると、ヒートシンクが、互いに向かい合う2つの部分を含み、全体がU字状に構成されているとともに、これら2つの部分が液体吐出ヘッド、駆動IC及びヒートシンクの配列方向に並んで配置されており、液体吐出ヘッドに固定された基部から立設した係合部がこれら2つ部分のうち駆動IC側の部分に係合することにより、ヒートシンクが液体吐出ヘッドに連結されているため、係合部がこれら2つの部分のうち駆動ICと反対側の部分に係合するように構成した場合と比べて、係合部が、配列方向に関してヒートシンクの駆動ICと反対側に大きく突出しない。したがって、係合部が、ヒートシンクの駆動ICと反対側に配置された部材と接触してしまうのを防止することができる。さらに、係合部が当該部材に接触してしまうのを防止するために、ヒートシンクと当該部材との間隔を大きくする必要がないので、装置を小型化することができる。
また、ヒートシンクをU字状に構成することにより、ヒートシンクの表面積を大きくすることができ、駆動ICからヒートシンクに伝達された熱を効率よく外部に逃がすことができる。
第2の発明に係る液体吐出ヘッドユニットは、第1の発明に係る液体吐出ヘッドユニットであって、前記駆動ICの前記ヒートシンクと反対側に、前記駆動ICを前記ヒートシンクに向かって付勢する弾性部材が配置されていることを特徴とするものである。
これによると、駆動IC及びヒートシンクが、係合部と弾性部材とによって、互いに近づく方向に付勢されることになるため、駆動ICとヒートシンクとの密着性が高くなり、駆動ICにおいて発生した熱を効率よくヒートシンクに逃がすことができる。
第3の発明に係る液体吐出ヘッドユニットは、第1又は第2の発明に係る液体吐出ヘッドユニットであって、前記ヒートシンクは、前記配列方向における前記駆動ICと反対側から見て、前記2つの部分のうち前記駆動IC側の部分の少なくとも一部が、前記駆動ICと反対側の部分に対して露出しており、前記係合部が、この露出した部分に係合していることを特徴とするものである。
これによると、配列方向における駆動ICと反対側から見て、ヒートシンクの上記2つの部分のうち、駆動IC側の部分の少なくとも一部が、駆動ICと反対側の部分に対して露出しているとともに、係合部がこの露出した部分に係合されているため、ヒートシンクにおける上記2つの部分の間隔の大きさに関わらず、係合部をヒートシンクの上記2つの部分のうち駆動IC側の部分に係合させることができる。したがって、ヒートシンクの上記2つの部分の間の隙間を小さくすることにより、配列方向に関するヒートシンクの長さを小さくすることができる。
第4の発明に係る液体吐出ヘッドユニットは、第3の発明に係る液体吐出ヘッドユニットであって、前記ヒートシンクの前記2つの部分のうち前記駆動ICと反対側の部分の少なくとも一部には、前記配列方向に貫通する切り欠きが形成されており、
前記係合部が、前記切り欠きが形成された領域と重なる部分に係合していることを特徴とするものである。
これによると、ヒートシンクの上記2つの部分のうち駆動IC側と反対側の部分に、配列方向に貫通した切り欠きを形成することにより、駆動IC側の部分を、駆動ICと反対側の部分に対して容易に露出させることができる。
第5の発明に係る液体吐出ヘッドユニットは、第1〜第4のいずれかの発明に係る液体吐出ヘッドユニットであって、前記液体吐出ヘッドに形成される供給口に接続されており、前記液体吐出ヘッドに液体を供給するための液体供給流路をさらに備えており、前記液体供給流路は、前記配列方向と直交する方向に関して前記ヒートシンクと隣接して配置されているとともに、前記配列方向に沿って延びており、前記ヒートシンクは、前記配列方向と直交する方向に関する、前記液体供給流路と反対側の一端に、前記2つの部分を繋ぐ折り曲げ部を有していることを特徴とするものである。
これによると、ヒートシンクの折り曲げ部が、配列方向と直交する方向に関して液体供給流路と反対側に位置しているため、折り曲げ部が液体供給流路に接触してしまうのを防止することができる。
第6の発明に係る液体吐出ヘッドユニットは、第1〜第5のいずれかの発明に係る液体吐出ヘッドユニットであって、前記ヒートシンクの、前記配列方向に関する前記駆動ICと反対側に、前記液体吐出ヘッドに接続されているとともに、前記ヒートシンクと対向して配置された変形可能なダンパ膜によってその壁面の一部が画定されており、前記ダンパ膜が変形してその容積が変化することにより、前記液体吐出ヘッドに供給される液体の圧力変動を抑制するダンパ室が配置されていることを特徴とするものである。
これによると、ヒートシンクの駆動ICと反対側に、ヒートシンクと対向するダンパ膜によってその壁面の一部が確定されたダンパ室が配置されている場合でも、係合部が、配列方向に関して、ヒートシンクの駆動ICと反対側に大きく突出しないので、ダンパ膜が変形したときに係合部に接触してダンパ膜の変形が阻害されてしまうのを防止することができる。さらに、係合部がダンパ膜に接触してしまうのを防止するために、ヒートシンクとダンパ室との間隔を大きくする必要がないため、装置を小型化することができる。
本発明によれば、ヒートシンクが、互いに向かい合う2つの部分を含み、全体がU字状に構成されているとともに、これら2つの部分が液体吐出ヘッド、駆動IC及びヒートシンクの配列方向に並んで配置されており、液体吐出ヘッドに固定された基部から立設した係合部がこれら2つ部分のうち駆動IC側の部分に係合することにより、ヒートシンクが液体吐出ヘッドに連結されているため、係合部がこれら2つの部分のうち駆動ICと反対側の部分に係合するように構成した場合とは異なり、係合部が、配列方向に関してヒートシンクの駆動ICと反対側に大きく突出しない。その結果、係合部が、ヒートシンクの駆動ICと反対側に配置された部材と接触してしまうのを防止することができる。さらに、係合部が当該部材に接触してしまうのを防止するために、ヒートシンクと当該部材との間隔を大きくする必要がないので、装置を小型化することができる。
また、ヒートシンクをU字状に構成することにより、ヒートシンクの表面積を大きくすることができ、駆動ICからヒートシンクに伝達された熱を効率よく外部に逃がすことができる。
本発明における実施の形態に係るプリンタの概略構成図である。 図1のインクジェットヘッド及びサブタンクの構成を示す斜視図である。 図2を矢印IIIの方向から見た図である。 図3を矢印IVの方向から見た図である。 図4のV−V線断面図である。 変形例1の図4相当の図である。 変形例1の図5相当の図である。 変形例2の図3相当の図である。 変形例2の図4相当の図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態に係るプリンタの概略構成図である。図1に示すように、プリンタ1は、キャリッジ2、サブタンク3、インクジェットヘッド4、4本のチューブ5、4つのインクカートリッジ6などを有している。
キャリッジ2は、図1の左右方向(走査方向)に往復移動する。サブタンク3はキャリッジ2に取り付けられており、その下面にインクジェットヘッド4(液体吐出ヘッド)が取り付けられている。インクジェットヘッド4には、サブタンク3から、例えば、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタのインクが供給され、インクジェットヘッド4は、その下面に形成された複数のノズル10からインクを吐出する。
4本のチューブ5は、合成樹脂など可撓性を有する材料からなり、一端がそれぞれサブタンク3に接続されているとともに、他端がそれぞれインクカートリッジ6に接続されている。4つのインクカートリッジ6には、それぞれ、前述したブラック、イエロー、シアン、マゼンタのインクが充填されており、インクカートリッジ6内のインクがチューブ5を介してサブタンク3に供給される。
そして、プリンタ1においては、図示しない搬送ローラなどにより、図1の下方(紙送り方向)に搬送される記録用紙Pに、キャリッジ2とともに走査方向に往復移動するインクジェットヘッド4のノズル10からインクを吐出することにより、記録用紙Pに印刷を行う。
次に、サブタンク3及びインクジェットヘッド4について説明する。図2は図1のサブタンク3及びインクジェットヘッド4の構成を示す斜視図である。図3は図2を矢印IIIの方向から見たときの図である。図4は図3を矢印IVの方向から見た図である。図5は図4のV−V線断面図である。
図2、図3に示すように、サブタンク3は、4つのチューブ接続口11、4つのダンパ室12、4つのインク供給流路13などを有している。
4つのチューブ接続口11は、サブタンク3における図2の右側の端部に形成されており、紙送り方向に沿って配列されている。チューブ接続口11には、それぞれ、チューブ5が接続されており、チューブ接続口11からサブタンク3にインクが供給される。
4つのダンパ室12は、サブタンク3に形成された図示しないインク流路を介してチューブ接続口11に接続されており、上下方向に沿って配列されている。これにより、チューブ接続口11から供給されたインクがダンパ室12に流れ込む。
また、4つのダンパ室12のうち、最も上に配置されたもの及び上から3番目に配置されたものの上側の壁面、並びに、上から2番目に配置されたもの及び最も下に配置されたものの下側の壁面(ダンパ室12の壁面の一部)は、それぞれ、ダンパ膜14によって画定されている。ダンパ膜14は弾性材料からなり、ダンパ膜14が変形することにより、ダンパ室12内のインクに圧力変動が抑制される。これにより、後述するように、ダンパ室12からインク供給流路13に流れ込み、さらにインクジェットヘッド4に供給されるインクの圧力変動が抑制され、インクジェットヘッド4におけるインクの吐出特性が変動してしまうのを防止することができる。
なお、最も上に配置されたダンパ室12と上から2番目に配置されたダンパ室12との間、及び、上から3番目に配置されたダンパ室12と最も下に配置されたダンパ室12との間は、それぞれ、隔壁15により仕切られている。また、ダンパ膜14が変形できるように、上から2番目に配置されたダンパ室12と上から3番目に配置されたダンパ室12との間には隙間が形成されている。
4つのインク供給流路13は、サブタンク3の図2における左側の端部に、走査方向に沿って配列されており、サブタンク3に形成された図示しないインク流路を介して4つのダンパ室12に接続されている。また、4つのインク供給流路13は、それぞれ、鉛直方向に延びており、その下端がインクジェットヘッド4の後述するインク供給口21aに接続されている。これにより、ダンパ室12内のインクがインク供給流路13に流れ込み、さらに、インク供給流路13内のインクがインクジェットヘッド4に供給される。
ここで、インク供給流路13が鉛直方向に延びているため、インク供給流路13においてはインク中の空気が上方移動してその上端部に溜まる。これにより、インク中の空気がインクから分離され、インクだけがインクジェットヘッド4に供給される。なお、詳細な説明は省略するが、インク供給流路13の上端部に溜まった空気は図示しない排気流路から外部に排出される。
インクジェットヘッド4は、フレーム21、流路ユニット22、圧電アクチュエータ23を有している。なお、本実施の形態では、インクジェットヘッド4と、インクジェットヘッド4上に配置された、後述するCOF(Chip On Film)24、ドライバIC25、連結部材26、支持部材27、スポンジ28及びヒートシンク29とをあわせたものが、本発明に係る液体吐出ヘッドユニットに相当する。
フレーム21は、略矩形の板状体であり、サブタンク3の下方にインク供給流路13及びダンパ室12と対向するように配置されている。フレーム21には、図2の左側の端部における、4つのインク供給流路13と対向する部分に4つのインク供給口21aが形成されており、4つのインク供給流路13の下端が4つのインク供給流路21aに接続されている。また、フレーム21には、ダンパ室12と対向する部分に、略矩形の貫通孔21bが形成されている。
流路ユニット22は、フレーム21とほぼ同じ大きさの略矩形の板状体であり、フレーム21の下面に接合されている。流路ユニット22には、複数のノズル10や、複数のノズル10に連通する図示しない複数の圧力室を含むインク流路が形成されており、インク供給口21aから供給されたインクがインク流路に流れ込む。なお、インク流路の構成は、従来のインクジェットヘッドと同様であるので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
圧電アクチュエータ23は、流路ユニット22の上面における、貫通孔21bから露出した部分に配置されている。圧電アクチュエータ23は、図示しない圧力室内のインクに圧力を付与するものであり、インクジェットヘッド4においては、圧電アクチュエータ23により圧力室内のインクに圧力が付与されることにより、圧力室に連通するノズル10からインクが吐出される。なお、圧電アクチュエータ23の構成は、従来のインクジェットヘッドと同様であるので、ここではその詳細な説明を省略する。
また、圧電アクチュエータ23の上面には、COF24が配置されている。COF24は、圧電アクチュエータ23の上面における両端部(図3の右側及び左側の端部)から、それぞれ上方に引き出されており、引き出されたその上端部近傍の部分における上面には、それぞれ、圧電アクチュエータ23を駆動するドライバIC25(駆動IC)が実装されている。
さらに、COF24が配置された圧電アクチュエータ23の上面には、連結部材26が配置されている。連結部材26は、インクジェットヘッド4と後述するヒートシンク29とを連結するためのものであって、基部31及び4つの係合部32を有している。基部31は、略矩形の平面形状を有しており、COF24が配置された圧電アクチュエータ23の上面に接合されている。これにより、基部31は、インクジェットヘッド4に対して固定される。
4つの係合部32は、基部31の4隅近傍の部分に配置されており、それぞれ、立設部32a及び係合ツメ32bを有している。立設部32aは、基部31の4隅近傍の部分から立設しており、ドライバIC25よりも上方まで延びている。係合ツメ32bは、立設部32aの上端部近傍の部分における内側の側面に、当該側面から突出するように形成されている。
また、基部31の上面の略中央部には、紙送り方向に並んだ2つの支持部材27が配置されている。支持部材27は、COF24の上端部を下方から支持している。
さらに、基部31の上面のドライバIC25と対向する部分には、スポンジ28(弾性部材)が配置されている。スポンジ28は、ドライバIC25を下方から支持している。
また、ドライバIC25の上方(インクジェットヘッド4と反対側)には、ドライバIC25と密着してヒートシンク29が配置されている。ヒートシンク29は、金属など熱導電性の高い材料からなる、折り曲げ部29aにおいて折り曲げられることで全体としてU字状に構成された板状体であり、折り曲げ部29aを介して繋がった、互いに対向する2つの部分(下側部29b、上側部29c)が、上下方向(インクジェットヘッド4、ドライバIC25及びヒートシンク29の配列方向)に配列されている。なお、上記互いに対向する2つの部分のうち、下側(ドライバIC25側)に配置されている部分が下側部29bであり、上側(ドライバIC25と反対側)に配置されている部分が上側部29cである。
また、ヒートシンク29は、紙送り方向(配列方向と直交する方向)に関してインク供給流路13に隣接して配置されている。そして、下側部29bと上側部29cとを繋ぐ折り曲げ部29aは、紙送り方向に関して、ヒートシンク29におけるインク供給流路13と反対側(図3の右側)の端に位置している。
ここで、本実施の形態とは逆に、折り曲げ部29aが、紙送り方向に関して、ヒートシンク29におけるインク供給流路13側(図3の左側)の端に位置していると、折り曲げ部29aがインク供給流路13に接触してしまい、ヒートシンク29を取り付けることができなくなる虞がある。あるいは、折り曲げ部29aを配置するためのスペースを確保するため、紙送り方向に関するインクジェットヘッド4の長さを長くする必要がある。
しかしながら、本実施の形態では、折り曲げ部29aが、紙送り方向に関して、ヒートシンク29におけるインク供給流路13と反対側の端に位置しているため、折り曲げ部29aがインク供給流路13に接触してしまうことがない。また、紙送り方向に関してインクジェットヘッド4を長くする必要もない。
また、ヒートシンク29は、折り曲げ部29a近傍を除いた部分においてその幅(走査方向に関する長さ)が短くなっている。これにより、この幅が短くなった部分に立設部32aを配置することで、係合部32を、走査方向に関してヒートシンク29が配置されている範囲内に収めることが可能となり、連結部材26の走査方向に関する長さを短くすることができる。
また、ヒートシンク29の上側部29cには、平面視で係合ツメ32bと対向する領域に、上側部29cをその厚み方向(積層方向)に貫通する4つの切り欠き29dが形成されている。そして、これにより、上方(配列方向における駆動ICと反対側)から見て、ヒートシンク29の下側部29bにおける切り欠き29dと対向する部分が、上側部29cに対して露出している。
そして、係合ツメ32bが、ヒートシンク29の下側部29bの上面における、上側部29cに対して露出した部分に配置されることで、係合部32がヒートシンク29の下側部29bに係合し、これにより、ヒートシンク29が、連結部材26によりインクジェットヘッド4に連結されている。
このとき、ヒートシンク29は、係合ツメ32bにより下方に押し付けられ、これに伴って、ヒートシンク29の下方に配置されたドライバIC25及びスポンジ28が下方に押し付けられることになる。一方、下方に押し付けられたスポンジ28には上向きの反発力が生じ、スポンジ28は、この反発力によりドライバIC25を上方に(ヒートシンク29に向かって)付勢する。
これにより、ドライバIC25とヒートシンク29とは、係合ツメ32b及びスポンジ28により互いに近づく方向に付勢されることとなり、ドライバIC25とヒートシンク29との密着性が高くなる。したがって、ドライバIC25において発生した熱が、効率よくヒートシンク29に逃がされる。
また、ヒートシンク29は、その上方に配置されたダンパ室12(ダンパ膜14)と対向することとなるが、本実施の形態とは異なり、係合ツメ32bがヒートシンク29の上側部29cの上面に配置されることで、係合部32がヒートシンク29の上側部29cに係合されるように構成されている場合には、係合ツメ32bが上側部29cよりも上方に位置することになるため、係合部32がヒートシンク29から上方に大きく突出することとなる。その結果、ダンパ膜14が変形したときに、係合部32がダンパ膜14に接触して、ダンパ膜14の変形を阻害してしまう虞がある。ここで、係合部32がダンパ膜14と接触しないようにするために、ダンパ室12とヒートシンク29との間の間隔を大きくすることも考えられるが、その場合には、当該間隔を大きくした分、装置が大型化してしまう。
しかしながら、本実施の形態では、係合部32がヒートシンク29の下側部29bに係合しているため、係合部32のヒートシンク29から上方に大きく突出しない。したがって、ダンパ膜14が変形したときに、係合部32がダンパ膜14に接触してしまうのを防止することができる。さらに、係合部32がダンパ膜14に接触しないようにするために、ヒートシンク29とダンパ室12との間隔を大きくする必要がないため、装置を小型化することができる。
また、本実施の形態とは異なり、ヒートシンク29の下側部29bに、上側部29cに対して露出した部分がない場合には、係合ツメ32bをヒートシンク29の下側部29bの上面に配置させるために、ヒートシンク29の下側部29bと上側部29cとの隙間を、係合ツメ32bの高さよりも大きくする必要がある。その結果、ヒートシンク29の高さ(配列方向に関する長さ)が大きくなってしまい、装置が大型化してしまう虞がある。
しかしながら、本実施の形態では、切り欠き29dが形成されることで、ヒートシンク29の下側部29bが上側部29cに対して露出しているため、ヒートシンク29の下側部29bと下側部29cとの隙間の大きさに関係なく、係合ツメ32bをヒートシンク29の下側部29bの上面に配置させることができる。したがって、ヒートシンク29の下側部29bと上側部29cとの隙間を小さくすることができ、ヒートシンク29の高さを小さくすることができる。
また、ヒートシンク29の上側部29cにおける係合ツメ32bと対向する領域に上側部29cをその厚み方向に貫通する切り欠き29dを形成することにより、容易にヒートシンク29の下側部29bを上側部29cに対して露出させることができる。
また、本実施の形態とは異なり、ヒートシンクを、ヒートシンク29の下側部29bと上側部29cの厚みをあわせたのと同程度の厚みを有する、折り曲げられていないものとし、ヒートシンクの上面の係合ツメ32bと対向する部分に、ヒートシンクを貫通しない切り欠きを形成して、係合ツメ32bをこの切り欠きに係合することも考えられるが、この場合には、ヒートシンクを貫通しない切り欠きを形成するために切削加工などを行う必要があり、ヒートシンクの製造コストが高くなってしまう。
しかしながら、本実施の形態では、切り欠き29dが、ヒートシンク29の上側部29cを貫通するものであるので、プレス可能などにより容易に切り欠き29dを形成することができ、ヒートシンク29の製造コストが高くなってしまうことがない。
また、本実施の形態では、ヒートシンク29を折り曲げ部29aにおいて折り曲げられたものとなっているため、ヒートシンクが、上述したような折り曲げられていないヒートシンクと同程度の体積を有しており、ドライバIC25において発生した熱を十分にヒートシンク29に逃がすことができる。
さらに、本実施の形態では、ヒートシンク29を折り曲げ部29aにおいて折り曲げられたものとすることにより、上述したような折り曲げられていないヒートシンクと比較してその表面積が大きくなり、ドライバIC50からヒートシンク29に伝達された熱を効率よく外部に逃がすことができる。
また、ドライバIC25とヒートシンク29とを密着させるための方法としては、本実施の形態のもののほか、例えば、ヒートシンク29とインクジェットヘッド4との間にドライバIC25が配置された状態で、かしめによってヒートシンク29とインクジェットヘッド4とを連結させることで、ドライバIC25とヒートシンク29とを密着させる方法や、圧入によってドライバIC25をヒートシンク29に固定することで、ドライバIC25とヒートシンク29とを密着させる方法などが考えられる。
しかしながら、これらの方法によりドライバIC25とヒートシンク29とを密着させるためには、かしめや圧入を行うための専用の設備が必要となるとともに、かしめや圧入の工程を行った後、これらが正常に行われたか否か、つまり、ドライバIC25とヒートシンク29とが十分に密着しているかを確認するのが困難となる。そして、ドライバIC25とヒートシンク29とが十分に密着していないと、ドライバIC25において発生した熱を効率よくヒートシンク29に逃がすことができない虞がある。
これに対して、本実施の形態では、係合部32をヒートシンク29の下側部29bにおける切り欠き29dから露出した部分に係合させることにより、ヒートシンク29をインクジェットヘッド4に連結しているため、ヒートシンク29をインクジェットヘッド4と連結するために専用の設備などが不要である。また、インクジェットヘッド4とヒートシンク29とを連結した後、係合部32が下側部29bに係合しているか否かを確認することにより、ヒートシンク29がインクジェットヘッド4に正常に連結されているか否か、つまり、ドライバIC25とヒートシンク29とが十分に密着しているか否かを容易に確認することができる。
次に、本実施の形態に種々の変更を加えた変形例について説明する。ただし、本実施の形態と同様の構成を有するものについては同じ符号を付し、適宜その説明を省略する。
上述の実施の形態では、ヒートシンク29の上側部29cに切り欠き29dが形成されていることにより、ヒートシンク29の下側部29bが、上側部29cに対して露出していたが、これには限られない。
一変形例(変形例1)では、図6、図7に示すように、ヒートシンク49には切り欠きが形成されておらず、ヒートシンク49の折り曲げ部49aを介して繋がった2つの部分(下側部49b、上側部49c)のうち、下側部49bの係合ツメ32bと対向する4つの部分が、それぞれ、走査方向に突出した突出部49dとなっていることにより、下側部49bが、上側部49cに対して露出しており、係合ツメ32bが突出部49dの上面に配置されることで、係合部32が下側部49bに係合している。
この場合でも、上述の実施の形態と同様、係合部32がヒートシンク49の下側部49bに係合しているため、係合部32がヒートシンク29から上方に大きく突出しない。したがって、ダンパ膜14が変形したときに係合部32がダンパ膜14に接触してしまうのを防止することができる。さらに、係合部32がダンパ膜14に接触しないようにするために、ヒートシンク49とダンパ室12との間隔を大きくする必要がないので、装置を小型化することができる。
また、ヒートシンク49の下側部49bが、突出部49dにおいて上側部49cに対して露出しているため、ヒートシンク49の下側部49bと上側部49cとの隙間の大きさに関わらず、係合部32を下側部49b(突出部49d)に係合させることができる。したがって、下側部49bと上側部49cとの隙間を小さくすることにより、上下方向(配列方向)に関するヒートシンク49の大きさを小さくすることができる。
別の一変形例(変形例2)では、図8、図9に示すように、ヒートシンク59には切り欠きが形成されておらず、ヒートシンク59の折り曲げ部59aを介して繋がった下側部下側部59bと上側部59cとの隙間が、係合ツメ32bの高さよりも大きくなっており、係合ツメ32bが下側部59bの上面に配置されることで、係合部32が下側部59b係合している。
この場合でも、上述の実施の形態と同様、係合部32がヒートシンク59の下側部59bに係合しているため、係合部32がヒートシンク29から上方に大きく突出しない。したがって、ダンパ膜14が変形したときに係合部32がダンパ膜14に接触してしまうのを防止することができる。さらに、係合部32がダンパ膜14に接触しないようにするために、ヒートシンク59とダンパ室12との間隔を大きくする必要がないので、装置を小型化することができる。
また、上述の実施の形態では、ドライバIC25の下方にスポンジ28が配置されていたが、スポンジ28の代わりに他の弾性部材が配置されていてもよい。
また、インクジェットヘッド4とヒートシンク29とが連結された状態で、ドライバIC25とヒートシンク29とが十分に密着するのであれば、ドライバIC25の下方に弾性部材が配置されていなくてもよい。
また、上述の実施の形態では、紙送り方向に関してヒートシンク29と隣接する位置に上下方向に延びたインク供給流路13が配置されており、インク供給流路13と接触しないようにするために、折り曲げ部29aを、ヒートシンク29における紙送り方向に関するインク供給流路13と反対側の端に位置させていたが、これには限られず、折り曲げ部29aが、インク供給流路13側の端などに位置していてもよい。また、インク供給流路13は、ヒートシンク29と隣接する位置に配置されていなくてもよい。
また、上述の実施の形態では、ヒートシンク29の上方にダンパ室12(ダンパ膜14)が配置されていたが、ヒートシンク29の上方に配置されるのは、ダンパ室12には限られず、ヒートシンク29の上方にどのような部材が配置される場合であっても、係合部32がヒートシンク29の下側部29bに係合されることにより、係合部32がヒートシンク29から上方に大きく突出せず、係合部32がヒートシンク29の上方に配置された部材と接触してしまうのを防止することができる。さらに、係合部32がヒートシンク29の上方に配置された部材と接触しないようにするために、ヒートシンク29と当該部材との間隔を大きくする必要がなく、装置を小型化することができる。
また、以上では、ノズル10からインクを吐出するインクジェットヘッド及びインクジェットヘッドを駆動するためのドライバICを有するプリンタに本発明を適用した例について説明したが、ノズルからインク以外の液体吐出ヘッド及び液体吐出ヘッドを駆動する駆動ICを有する液体吐出ヘッドユニットを含む他の装置に本発明を適用することも可能である。
4 インクジェットヘッド
12 ダンパ室
13 インク供給流路
14 ダンパ膜
25 ドライバIC
26 連結部材
28 スポンジ
29 ヒートシンク
29a 折り曲げ部
29b 下側部
29c 上側部
29d 切り欠き
31 基部
32 係合部
49 ヒートシンク
49a 折り曲げ部
49b 下側部
49c 上側部
49d 突出部
59 ヒートシンク
59a 折り曲げ部
59b 下側部
59c 上側部

Claims (6)

  1. 液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
    前記液体吐出ヘッドを駆動する駆動ICと、
    前記駆動ICの前記液体吐出ヘッドと反対側に配置されており、前記駆動ICにおいて発生した熱を外部に逃がすヒートシンクと、
    前記ヘッドに対して固定される基部と、前記基部から立設するとともに前記ヒートシンクに係合する係合部とを有するもので、前記係合部に係合された前記ヒートシンクを前記液体吐出ヘッドと連結させる連結部材とを備えており、
    前記ヒートシンクは、互いに向かい合う2つの部分を含み、全体がU字状に構成されており、前記互いに向かい合う2つの部分が、前記液体吐出ヘッド、前記駆動IC及び前記ヒートシンクの配列方向に並んで配置されており、
    前記係合部は、前記ヒートシンクの前記2つの部分のうち、前記駆動IC側の部分に係合していることを特徴とする液体吐出ヘッドユニット。
  2. 前記駆動ICの前記ヒートシンクと反対側に、前記駆動ICを前記ヒートシンクに向かって付勢する弾性部材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッドユニット。
  3. 前記ヒートシンクは、前記配列方向における前記駆動ICと反対側から見て、前記2つの部分のうち前記駆動IC側の部分の少なくとも一部が、前記駆動ICと反対側の部分に対して露出しており、
    前記係合部が、この露出した部分に係合していることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッドユニット。
  4. 前記ヒートシンクの前記2つの部分のうち前記駆動ICと反対側の部分の少なくとも一部には、前記配列方向に貫通する切り欠きが形成されており、
    前記係合部が、前記切り欠きが形成された領域と重なる部分に係合していることを特徴とする請求項3に記載の液体吐出ヘッドユニット。
  5. 前記液体吐出ヘッドに形成される供給口に接続されており、前記液体吐出ヘッドに液体を供給するための液体供給流路をさらに備えており、
    前記液体供給流路は、前記配列方向と直交する方向に関して前記ヒートシンクと隣接して配置されているとともに、前記配列方向に沿って延びており、
    前記ヒートシンクは、前記配列方向と直交する方向に関する、前記液体供給流路と反対側の一端に、前記2つの部分を繋ぐ折り曲げ部を有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の液体吐出ヘッドユニット。
  6. 前記ヒートシンクの、前記配列方向に関する前記駆動ICと反対側に、前記液体吐出ヘッドに接続されているとともに、前記ヒートシンクと対向して配置された変形可能なダンパ膜によってその壁面の一部が画定されており、前記ダンパ膜が変形してその容積が変化することにより、前記液体吐出ヘッドに供給される液体の圧力変動を抑制するダンパ室が配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の液体吐出ヘッドユニット。
JP2009031066A 2009-02-13 2009-02-13 液体吐出ヘッドユニット Pending JP2010184464A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009031066A JP2010184464A (ja) 2009-02-13 2009-02-13 液体吐出ヘッドユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009031066A JP2010184464A (ja) 2009-02-13 2009-02-13 液体吐出ヘッドユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010184464A true JP2010184464A (ja) 2010-08-26

Family

ID=42765401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009031066A Pending JP2010184464A (ja) 2009-02-13 2009-02-13 液体吐出ヘッドユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010184464A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018202755A (ja) * 2017-06-06 2018-12-27 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 インクジェット記録装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018202755A (ja) * 2017-06-06 2018-12-27 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 インクジェット記録装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5839159B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP5938898B2 (ja) 液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置
JP5328333B2 (ja) 液体吐出ヘッドおよび該液体吐出ヘッドを用いた記録装置
JP5407703B2 (ja) 液滴吐出装置
JP2010046853A (ja) インクジェット記録ヘッド
JP5655887B2 (ja) 液滴吐出装置
US8337005B2 (en) Liquid ejecting head, liquid ejecting head unit and liquid ejecting apparatus
US8668306B2 (en) Liquid ejecting head and liquid ejecting apparatus
JP2005329709A (ja) インク容器、インクジェット記録ヘッド、およびインクジェット記録装置
JP2010184464A (ja) 液体吐出ヘッドユニット
JP5316301B2 (ja) 液体噴射ヘッドの製造方法
US11660867B2 (en) Liquid ejection head
JP2009226722A (ja) 流体噴射装置
JP2007160541A (ja) インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置
JP6024388B2 (ja) 液体噴射ヘッド、及び、液体噴射装置
JP2013063555A (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2013158910A (ja) インクジェットヘッド及びインクジェット装置
JP2005225219A (ja) 液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置
JP5333026B2 (ja) 液体噴射ヘッドの製造方法
JP2012071498A (ja) 液体噴射ヘッドユニット
JP2007015268A (ja) インクジェット記録ヘッド
US7059703B2 (en) Ink jet recording head
JP2011207188A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP4708887B2 (ja) インクジェット記録ヘッド
JP6225729B2 (ja) 流路接続構造、インクジェットプリンタ、流路接続方法、及び、インクジェットプリンタの製造方法