JP2010181762A - 現像剤供給装置及び画像形成装置 - Google Patents
現像剤供給装置及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010181762A JP2010181762A JP2009026966A JP2009026966A JP2010181762A JP 2010181762 A JP2010181762 A JP 2010181762A JP 2009026966 A JP2009026966 A JP 2009026966A JP 2009026966 A JP2009026966 A JP 2009026966A JP 2010181762 A JP2010181762 A JP 2010181762A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developer
- container
- supported
- attachment
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
【解決手段】容器本体(Ky1〜Kk1)と現像剤が流出する流出口(42)とを有する現像剤収容容器(Ky〜Kk)と、流入口(16a)と現像剤搬送部材(THa)とを有する現像剤供給装置本体(TDy0〜TDk0)と、現像剤収容容器(Ky〜Kk)を保持し現像剤収容容器(Ky〜Kk)が着脱可能な第一の着脱口(33a)と第二の着脱口(33b)とを有する保持部材(33)と、保持部材(33)を支持し保持部材(33)に保持された現像剤収容容器(Ky〜Kk)から現像剤供給装置本体(TDy0〜TDk0)への現像剤の補給が可能な補給位置と保持部材(33)に保持された現像剤収容容器(Ky〜Kk)の交換が可能な交換位置との間を移動可能に支持された移動支持部材(26,27)と、を備えた現像剤供給装置(TDy〜TDk)。
【選択図】図6
Description
特許文献1としての特開2000−275946号公報には、装置本体のステー(44)に案内され、前後に移動可能な受け台(34)を備えたレーザ複写機が記載されており、筒状のトナーボトル(33)を受け台(34)に沿って寝かせて装着し、受け台(34)を後方に移動させて、トナーボトル(33)を装着する技術が記載されている。
特許文献1に記載の技術では、トナーボトル(33)の交換時に、受け台(34)を装置本体外に引き出し、空になったトナーボトル(33)を上方に取り出すと共に、新しいトナーボトル(33)を上方から装着している。
特許文献2に記載の技術では、ボトルホルダー(21)を前方に回転したボトル載置用位置(A)に移動させた状態で、トナーボトル(20)をボトルホルダー(21)に装着した後、ボトルホルダー(21)を回転させて複写機内に収容されたトナー補給用位置(B)に移動させている。
特許文献3に記載の技術では、上部が四角形断面で下部が二等辺三角形状断面の容器本体(10)を有するトナー補給容器(1)を、トレー(3)の上面に設けられた受け部(3−b,3−c,3−d)に上方から載せて装着し、駆動装置(4)によりトレー(3)を装置本体内に移動させて、トナー補給容器(1)を装着している。
特許文献5に記載の技術では、現像剤補給容器(1)外周の縁状の突出部(1d)に設けられた凹部(1e)と、現像剤補給装置(400)に設けられた装着制御突起(400c)との位相を合わせながら、現像剤補給容器(1)を現像剤補給装置(400)に挿入し装着している。
特許文献7に記載の技術では、装着部本体(21)を機外の前面側に移動させた状態で、いわゆるトナーカートリッジである収納容器(10)を装着部本体(21)に上方から装着している。
そして、特許文献7に記載の技術では、固定蓋保持部材(24)で、収納容器(10)を筐体(31)側に押して、収納容器(10)のカップリング部(11L)を駆動部(30)のカップリング部材(33)に係合させた後に、装着部本体(21)を画像形成装置本体に収納される位置まで回転させている。
特許文献8,9に記載の技術では、前後に延びる円筒形状のトナー容器(10)を上方から置いて、容器受け部(21)に装着した後に、容器受け部(21)をスライド移動させて、トナー容器(10)を画像形成装置(100)に装着している。
内部に現像剤が収容される容器本体と、前記容器本体内に収容された現像剤が流出する流出口と、を有する現像剤収容容器と、
前記流出口と接続可能な流入口と、前記流入口から流入した現像剤を搬送する現像剤搬送部材と、を有する現像剤供給装置本体と、
前記現像剤収容容器を保持する保持部材であって、前記現像剤収容容器が通過して着脱可能な第一の着脱口と、前記現像剤収容容器が通過して着脱可能且つ前記第一の着脱口とは異なる第二の着脱口と、を有する前記保持部材と、
前記保持部材を支持し、且つ前記現像剤供給装置本体に支持された移動支持部材であって、前記保持部材に保持された前記現像剤収容容器の前記流出口と前記現像剤供給装置本体の前記流入口とが接続されて前記現像剤供給装置本体への現像剤の補給が可能な補給位置と、前記現像剤収容容器の前記流出口と前記現像剤供給装置本体の前記流入口とが離間して前記保持部材に保持された前記現像剤収容容器の交換が可能な交換位置と、の間を移動可能に支持された前記移動支持部材と、
を備えたことを特徴とする。
前記補給位置と前記交換位置との間を結ぶ交換用移動方向に移動可能に支持され且つ互いに対向して配置され且つ前記容器本体の外径よりも広い間隔をあけて配置された第一の移動支持部材及び第二の移動支持部材を有する前記移動支持部材と、
前記第一の移動支持部材に支持された第一の保持体被支持部と、前記第一の保持体被支持部に対向して配置され且つ前記第二の移動支持部材に支持された第二の保持体被支持部と、前記第一の保持体被支持部に基端部が支持され且つ先端側に行くにつれて前記第二の保持体被支持部側に傾斜すると共に先端部が前記第一の着脱口に延びる弾性変形可能な第一の一方側弾性保持体と、前記第二の保持体被支持部に基端部が支持され且つ先端側に行くにつれて前記第一の保持体被支持部側に傾斜すると共に先端部が前記第一の着脱口に延びる弾性変形可能な第二の一方側弾性保持体と、前記第一の保持体被支持部に基端部が支持され且つ先端側に行くにつれて前記第二の保持体被支持部側に傾斜すると共に先端部が前記第二の着脱口に延びる弾性変形可能な第一の他方側弾性保持体と、前記第二の保持体被支持部に基端部が支持され且つ先端側に行くにつれて前記第一の保持体被支持部側に傾斜すると共に先端部が前記第二の着脱口に延びる弾性変形可能な第二の他方側弾性保持体と、を有し、前記第一の一方側弾性保持体と前記第二の一方側弾性保持体との間に形成される前記第一の着脱口が前記容器本体よりも幅狭に形成され、且つ前記容器本体が前記第一の着脱口を通過する際に前記第一の着脱口の幅が広がる方向に前記第一の一方側弾性保持体及び前記第二の一方側弾性保持体が弾性変形し、且つ、前記第一の他方側弾性保持体と前記第二の他方側弾性保持体との間に形成される前記第二の着脱口が前記容器本体よりも幅狭に形成され、且つ前記容器本体が前記第二の着脱口を通過する際に前記第二の着脱口の幅が広がる方向に前記第一の他方側弾性保持体及び前記第二の他方側弾性保持体が弾性変形する前記保持部材と、
を備えたことを特徴とする。
前記現像剤収容容器が前記第一の着脱口を通過する第一の着脱方向と、前記現像剤収容容器が前記第二の着脱口を通過する第二の着脱方向と、に交差する方向に設定された回転軸を中心に、前記移動支持部材を回転可能に支持する回転支持体を有する前記現像剤供給装置本体、
を備えたことを特徴とする。
内部に現像剤が収容される容器本体と、前記容器本体内に収容された現像剤が流出する流出口と、を有する現像剤収容容器と、
前記流出口と接続可能な流入口と、前記流入口から流入した現像剤を搬送する現像剤搬送部材と、を有する現像剤供給装置本体と、
前記現像剤収容容器を保持する保持部材であって、前記現像剤収容容器が通過して着脱可能な着脱口を有する前記保持部材と、
前記保持部材を支持し、且つ前記現像剤供給装置本体に支持された移動支持部材であって、前記保持部材に保持された前記現像剤収容容器の前記流出口と前記現像剤供給装置本体の前記流入口とが接続されて前記現像剤供給装置本体への現像剤の補給が可能な補給位置と、前記現像剤収容容器の前記流出口と前記現像剤供給装置本体の前記流入口とが離間して前記保持部材に保持された前記現像剤収容容器の交換が可能な交換位置と、の間を移動可能に支持された前記移動支持部材と、
前記現像剤収容容器が前記着脱口を通過する着脱方向に交差する方向に設定された回転軸を中心に、前記移動支持部材を回転可能に支持する回転支持体と、
を備えたことを特徴とする。
像保持体と、
前記像保持体に潜像を形成する潜像形成装置と、
前記潜像を現像剤により可視像に現像する現像装置と、
前記可視像を媒体に転写する転写装置と、
前記転写された可視像を媒体に定着させる定着装置と、
前記現像装置に現像剤を供給する請求項1乃至4のいずれかに記載の前記現像剤供給装置と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、第一の着脱口と第二の着脱口とがそれぞれ弾性変形して、現像剤収容容器を着脱できる。
請求項3に記載の発明によれば、現像剤収容容器が第一の着脱口を通過する第一の着脱方向と、現像剤収容容器が第二の着脱口を通過する第二の着脱方向と、を回転させて変更することができ、回転させない場合に比べて、現像剤収容容器を、より多くの複数の方向から着脱可能にすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、現像剤収容容器を複数の方向から着脱可能にすることができる。
請求項5に記載の発明によれば、現像剤収容容器が複数の方向から着脱可能な現像剤供給装置を備えた画像形成装置を提供することができる。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1において、画像形成装置Uは、操作部の一例としてのユーザインタフェースUI、画像情報入力装置の一例としてのイメージ入力装置U1、給紙装置U2、画像形成装置本体U3、および用紙処理装置U4を有している。
前記イメージ入力装置U1は、自動原稿搬送装置および画像読取装置の一例としてのイメージスキャナ等により構成されている。図1において、イメージ入力装置U1では、図示しない原稿を読取って画像情報に変換し、画像形成装置本体U3に入力する。
給紙装置U2は複数の給紙部の一例としての給紙トレイTR1〜TR4、前記各給紙トレイTR1〜TR4に収容された媒体の一例としての記録用紙Sを取り出して画像形成装置本体U3に搬送する給紙路SH1等を有している。
また、画像形成装置本体U3は、制御部C、および、前記制御部Cにより制御される潜像書込装置駆動回路の一例としてのレーザ駆動回路D、前記制御部Cにより制御される電源回路E等を有している。制御部Cにより作動を制御されるレーザ駆動回路Dは、前記イメージ入力装置U1から入力されたY:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:黒の画像情報に応じたレーザ駆動信号を所定のタイミングで、各色の潜像形成装置ROSy,ROSm,ROSc,ROSkに出力する。
前記各色の潜像形成装置ROSy,ROSm,ROSc,ROSkの下方には、像形成ユニット用引出部材U3bが左右一対の案内部材R1,R1により、画像形成装置本体U3の前方に引き出された引出位置と画像形成装置本体U3内部に装着された装着位置との間で移動可能に支持されている。
図1、図2において、K:黒の像保持体ユニットUkは、像保持体の一例としての感光体ドラムPk、放電器の一例としての帯電器CCk、および像保持体用清掃器の一例としてのクリーナCLkを有している。なお、実施例1では、前記クリーナCLkは、クリーナユニットにより構成されている。そして、他の色Y,M,Cの像保持体ユニットUy,Um,Ucも、感光体ドラムPy,Pm,Pc、帯電器CCy,CCm,CCc、クリーナCLy,CLm,CLcを有している。なお、実施例1では、使用頻度の高く表面の磨耗が多いK色の感光体ドラムPkは、他の色の感光体ドラムPy,Pm,Pcに比べて大径に構成され、高速回転対応および長寿命化がされている。
前記各像保持体ユニットUy,Um,Uc,Ukと現像ロールR0を有する現像装置の一例としての現像器Gy,Gm,Gc,Gkとによりトナー像形成部材Uy+Gy,Um+Gm,Uc+Gc,Uk+Gkが構成されている。前記像形成ユニット用引出部材U3bには、前記像保持体ユニットUy,Um,Uc,Ukおよび現像器Gy,Gm,Gc,Gkが着脱可能に装着される。
なお、黒画像データのみの場合はK:黒の感光体ドラムPkおよび現像器Gkのみが使用され、黒のトナー像のみが形成される。
1次転写後、感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pk表面の残留トナーは感光体ドラム用のクリーナCLy,CLm,CLc,CLkによりクリーニングされる。
前記ベルトモジュールBMは、前記中間転写ベルトBと、中間転写体支持部材の一例としてのベルト支持ロールRd+Rt+Rw+Rf+T2aと、前記1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kとを有している。ベルト支持ロールRd+Rt+Rw+Rf+T2aは、中間転写体駆動部材の一例としてのベルト駆動ロールRd、張力付与部材の一例としてのテンションロールRt、蛇行防止部材の一例としてのウォーキングロールRw、従動部材の一例としての複数のアイドラロールRfおよび二次転写対向部材の一例としてのバックアップロールT2aを有する。そして、前記中間転写ベルトBは前記ベルト支持ロールRd+Rt+Rw+Rf+T2aにより矢印Ya方向に回転移動可能に支持されている。
前記コンタクトロールT2cには制御部Cにより制御される電源回路から所定のタイミングでトナーの帯電極性と同極性の2次転写電圧が印加される。
なお、媒体案内部材SGrはレジロールRrとともに、画像形成装置本体U3に固定されている。
前記中間転写ベルトB上のトナー像は、前記2次転写領域Q4を通過する際に前記2次転写器T2により前記記録用紙Sに転写される。なお、カラー画像の場合は中間転写ベルトB表面に重ねて1次転写されたトナー像が一括して記録用紙Sに2次転写される。
前記1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1k、中間転写ベルトB、二次転写器T2、ベルトクリーナCLB等により、感光体ドラムPy〜Pk表面の画像を記録用紙Sに転写する転写装置T1+B+T2+CLBが構成されている。
前記記録用紙S上のトナー像は定着領域Q5を通過する際に定着装置Fにより加熱定着される。前記定着装置Fの下流側には搬送路切替部材GT1が設けられている。前記搬送路切替部材GT1は用紙搬送路SH2を搬送されて定着領域Q5で加熱定着された記録用紙Sを、用紙処理装置U4側の用紙排出路SH3または用紙反転路SH4のいずれかに選択的に切り替える。前記用紙排出路SH3に搬送された記録用紙Sは、用紙処理装置U4の用紙搬送路SH5に搬送される。
前記画像形成装置本体U3の用紙反転路SH4の下流端には、用紙循環路SH6および用紙反転路SH7が接続されており、その接続部にもマイラーゲートGT3が配置されている。前記切替ゲートGT1を通って用紙反転路SH4に搬送された用紙は、前記マイラーゲートGT3を通過して前記用紙処理装置U4の用紙反転路SH7側に搬送される。両面印刷を行う場合には、用紙反転路SH4を搬送されてきた記録用紙Sは、前記マイラーゲートGT3をそのまま一旦通過して、用紙反転路SH7に搬送された後、逆方向に搬送、いわゆる、スイッチバックされると、マイラーゲートGT3により搬送方向が規制され、スイッチバックした記録用紙Sが用紙循環路SH6側に搬送される。前記用紙循環路SH6に搬送された記録用紙Sは前記給紙路SH1を通って前記転写領域Q4に再送される。
前記符号SH1〜SH7で示された要素により用紙搬送路SHが構成されている。また、前記符号SH,Ra,Rr,Rh,SGr,SG1,SG2,BH、GT1〜GT3で示された要素により用紙搬送装置SUが構成されている。
図3において、前記トナーディスペンサー装置U3aは、交換用開閉部材の一例としての交換用カバーU3a1を有しており、前記交換用カバーU3a1は、開閉支持部材の一例としてのヒンジ1により開閉可能に支持されている。
図3Aにおいて、前記交換用カバーU3a1の上部には、開閉操作部材2が設けられている。図3Cにおいて、前記開閉操作部材2は、把持部2aと、把持部2aから後方に延びる本体部2bと、本体部2bの後端に形成された鉤形状の引掛け部2cと、を有している。前記本体部2bは、支持軸3に揺動可能に支持されている。また、前記本体部2bの前端側は、付勢部材の一例としてのバネ4により付勢されている。
すなわち、前記開閉操作部材2において、図3Cに示すように、バネ4により引掛け部2cは、前記引掛け口6bに引っ掛かった状態が保持される。そして、把持部2aが把持されると、本体部2bがバネ4の付勢力に抗して回転して引掛け部2cが引掛け口6bから外れ、図3Bに示すように、交換用カバーU3a1がヒンジ1を中心に画像形成装置本体U3の前面に沿って開かれ、前記ディスペンサー用フロントパネル6が露出する。
図5はトナーカートリッジとトナーカートリッジ接続部の説明図であり、図5Aはトナーカートリッジが補給位置に移動する前の図4BのVA−VA線断面図に相当する図、図5Bは図5Aの状態からトナーカートリッジが補給位置に移動した図、図5Cは図5AのVC−VC線断面図である。
図3〜図5において、前記トナーディスペンサー装置U3aは、前記カートリッジ収容口6aから後方に延びる現像剤収容容器装着部の一例としてのカートリッジ装着部11を有している。
前記カートリッジ装着部11は、後端側に、駆動伝達部材支持璧の一例としてのカップリング支持後端壁12を有する。前記カップリング支持後端壁12には、図示しない駆動源からの駆動力が伝達される駆動伝達部材の一例としてのカップリング13が回転可能に支持されている。
前記トナーカートリッジ接続部14は、円筒状の内壁面14aと、前記トナーカートリッジ接続部14の前面に形成された誤装着防止壁14bと、を有している。
図4D、図5において、前記内壁面14aの底部には、前後方向に延びる凹んだ形状に排出口収容凹部14a1が形成されている。
前記排出口収容凹部14a1の後端部には、トナーカートリッジKy〜Kkのトナーが流入する流入口16aが形成された流入口形成部16が形成されている。前記流入口形成部16の前端面には、開閉部材規制面の一例としてのシャッタ規制面16bが形成されている。前記流入口形成部16の上部の流入口16aの周りには、流入口側密閉部材16cが支持されている。
また、前記排出口収容凹部14a1には、前記流入口形成部16の前方に形成され且つ前記流入口形成部16よりも下方に凹んだ開閉部材収容部の一例としてのシャッタ収容部17が形成されている。前記シャッタ収容部17の前端部には、前方に進むに連れて互いの間が広くなり且つ、前記誤装着防止壁14bまで延びる左側案内面17a及び右側案内面17bが形成されている。
図4、図6において、前記カートリッジ接続部14の前方には、前後に延びる円筒面21aを有する移動支持部材支持部の一例としてのレール支持部21が支持されている。前記レール支持部21の前記円筒面21aには、前後方向に延びる左右一対の左側案内部材の一例としての左側ガイドレール22と右側案内部材の一例としての右側ガイドレール23とが、カートリッジ接続部14の左右方向の幅より広い間隔をあけて、支持されている。
なお、実施例1の前記左側部材移動空間22fにおいて、本体部22aと上側脱線防止部22dとの間と、本体部22aと下側脱線防止部22eとの間と、には、軸24aが支持されており、前記軸24aには、移動補助部材の一例としてのコロ24が回転可能に支持されている。
前記右側ガイドレール23は、左側ガイドレール22と左右対称に構成されている点以外は左側ガイドレール22と同様に構成されており、本体部23aと、上側部23bと、下側部23cと、上側脱線防止部23dと、下側脱線防止部23eと、を有している。そして、前記右側ガイドレール23には、左側ガイドレール22と同様に、右側部材移動空間23fが形成され、コロ24が回転可能に支持されている。
図4において、前記第一レール26の前後方向の長さL1は、前記カップリング13とディスペンサー用フロントパネル6との距離L2に比べて長くなるように構成されている。
図6において、前記第一レール26は、断面T字形状に形成されており、上下に延びる第一レール本体部26aと、前記第一レール本体部26aの上下方向中央部から右側に突出する第一レール支持部26bと、を有している。
すなわち、前記第一レール26は、前記第一レール本体部26aが、前記左側部材移動空間22fに収容され、前記第一レール支持部26bが、上側脱線防止部22dと下側脱線防止部22eとの間から突出した状態で、左側ガイドレール22に支持されている。
これにより、互いに対向して配置された前記第一レール26及び第二レール27は、前記レール支持部21に収容された図4Aに示す補給位置と、前記カートリッジ収容口6aを通って外部に突き出た図4Bに示す交換位置と、の間を結ぶ交換用移動方向の一例としての前後方向に移動可能に支持されている。
なお、前記第一レール26及び第二レール27の前端部とディスペンサー用フロントパネル6との間の距離L3が前記距離L2に比べて長くなるように、前記交換位置が設定されている。また、補給位置に移動する際に、各レール26,27の後端は、カートリッジ接続部14の左右両側面のさらに外側を通過する。
なお、実施例1では、前記各レール26,27が補給位置に移動すると、前記ホルダ用操作部28により前記カートリッジ収容口6aが閉塞されるように構成されている。
図6において、前記第一板バネ本体部31aには、上方に向って延び先端側に行くに連れて前記第二レール27側に傾斜する第一の一方側弾性保持体の一例としての第一上側板バネ部31bの基端部が支持されている。前記第一上側板バネ部31bは、前記第一板バネ本体部31aを基端として弾性変形可能に構成されている。
前記第一上側板バネ部31bの先端部には、前記第一板バネ本体部31a側斜め上方に向って延びる第一の一方側現像剤収容容器案内部の一例としての第一上側ガイド31cが形成されている。
前記第一下側板バネ部31dの先端部には、前記第一板バネ本体部31a側斜め下方に向って延びる第一の他方側現像剤収容容器案内部の一例としての第一下側ガイド31eが形成されている。
前記第一板バネ本体部31aと、第一上側板バネ部31bと、第一上側ガイド31cと、第一下側板バネ部31dと、第一下側ガイド31eとにより、実施例1の第一板バネ31が構成されている。
すなわち、前記第二板バネ32は、第二の保持体被支持部の一例としての第二板バネ本体部32aと、第二の一方側弾性保持体の一例としての第二上側板バネ部32bと、第二の一方側現像剤収容容器案内部の一例としての第二上側ガイド32cと、第二の他方側弾性保持体の一例としての第二下側板バネ部32dと、第二の他方側現像剤収容容器案内部の一例としての第二下側ガイド32eと、を有している。
前記第一板バネ31と、第二板バネ32と、により、実施例1の保持部材の一例としてのカートリッジホルダ33が構成されている。
また、前記カートリッジホルダ33において、前記第一下側板バネ部31dの先端側と、第二下側板バネ部32dの先端側と、により、第二の着脱口の一例としての下側カートリッジ着脱口33bが形成され、各下側板バネ部31d,32dが弾性変形することにより、前記下側カートリッジ着脱口33bは広がる。
前記上側カートリッジ着脱口33aと、下側カートリッジ着脱口33bと、第一板バネ31と、第二板バネ32と、により囲まれた空間により、現像剤収容容器保持空間の一例としてのカートリッジ保持空間33cが形成されている。
前記カップリング支持後端壁12、カップリング13、カートリッジ接続部14、レール支持部21、左側ガイドレール22、右側ガイドレール23、第一レール26、第二レール27、ホルダ用操作部28及びカートリッジホルダ33により、実施例1のカートリッジ装着部11が構成されている。
図3〜図6において、前記トナーカートリッジKyは、内部にトナーが収容され且つ前記距離L2に対応して前後方向に延びる円筒状の容器本体Ky1を有する。前記容器本体Ky1の外径は、前記各カートリッジ着脱口33a,33bの幅に比べて大きく構成されており、前記第一レール26と第二レール27との間の幅に比べて小さく構成されている。
すなわち、実施例1のトナーカートリッジKyの容器本体Ky1は、前記第一板バネ本体部31aと第二板バネ本体部32aとの間の幅に対応した外径を有し、前記カートリッジ収容空間33cに装着可能に構成されている。
図5において、前記容器本体Ky1の後端下方には、収容されたトナーが流出し且つ前記トナーカートリッジ接続部14の流入口16aに接続可能な流出口42が形成されている。前記流出口42の下端には、流出口42から左右方向外側に向って突出する縁部の一例としての一対のフランジ部42aが形成されている。前記フランジ部42aには、前記シャッタ収容部17に対応して形成された流出口開閉部材の一例としてのシャッタ43が前後方向に移動可能に支持されている。
前記シャッタ本体部43aの左右両端には、上方に延びた鉤型状の被案内部43bが形成されており、前記被案内部43bは前記フランジ部42aに前後方向に移動可能に支持されている。
前記シャッタ本体部43aの後端には、前記シャッタ規制面16bに突き当て可能な突当部43cが形成されている。
前記シャッタ本体部43aの前端には、付勢部材の一例としてのコイルバネ46の一端が支持される付勢部材一端支持部43dが形成されている。前記コイルバネ46の他端は、前記容器本体Ky1に設けられた他端支持部47に支持されており、コイルバネ46は前記シャッタ43を、流出口42を塞ぐ側に付勢している。
前記カップリング支持後端壁12、カップリング13、カートリッジ接続部14、リザーブタンクRTy、現像剤搬送部材THa、上流側搬送路TH1、下流側搬送路TH2により、実施例1の現像剤供給装置本体の一例としてのトナーディスペンサー本体TDy0が構成されている。
また、前記トナーディスペンサー本体TDy0、レール支持部21、左側ガイドレール22、右側ガイドレール23、第一レール26、第二レール27、ホルダ用操作部28及びカートリッジホルダ33により、実施例1のトナーディスペンサーTDyが構成されている。
なお、Y:イエロー以外の色M〜KのトナーディスペンサーTDm〜TDkも、Y:イエローのトナーディスペンサーTDyと同様に構成されている。
前記構成を備えた実施例1の画像形成装置Uにおいて、記録用紙Sに画像が記録される際に、潜像形成装置ROSy〜ROSkに形成された潜像は、現像器Gy〜Gkにより、トナー像に現像される。そして、前記トナー像は、転写装置T1+B+T2+CLBにより記録用紙Sに転写され、定着装置Fにより記録用紙Sに定着される。
ここで、潜像がトナー像に現像される際に、現像器Gy〜Gk内のトナーは消費されて、トナーの消費量に応じて、トナーディスペンサーTDy〜TDkに装着されたトナーカートリッジKy〜Kkから現像器Gy〜Gkにトナーが補給される。そして、トナーカートリッジKy〜Kkに収容されたトナーが空になると、前記トナーカートリッジKy〜Kkは、新しいトナーカートリッジKy〜Kkと交換される。
図3において、前記画像形成装置UのトナーカートリッジKy〜Kkが交換される際、作業者により、交換用カバーU3a1の開閉操作部材2が把持されて、前記交換用カバーU3a1は開放され、前記ディスペンサー用フロントパネル6やホルダ用操作部28aが外部に露出する。そして、空になった色Y〜Kのホルダ用操作部28aが把持されて、カートリッジホルダ33が補給位置から交換位置に引き出される。
交換位置に引き出された前記カートリッジホルダ33において、上側カートリッジ着脱口33aから、トナーカートリッジKy〜Kkが着脱される場合、空になった容器本体Ky1〜Kk1は上方に持ち上げられる。このとき、これに応じて、容器本体Ky1〜Kk1を両側から挟持する各板バネ31,32は、容器本体Ky1〜Kk1の上方への移動に伴って、各上側ガイド31c,32cが広がる方向に弾性変形する。
すなわち、容器本体Ky1〜Kk1が、上側カートリッジ着脱口33aの幅を広げながら、前記上側カートリッジ着脱口33aを通過し、図7C、図7Bに示す状態を経て、図7Aに示すように、カートリッジホルダ33の上方から離脱する。そして、トナーカートリッジKy〜Kkが離脱すると、前記各板バネ31,32は弾性復元し、上側カートリッジ着脱口33aは容器本体Ky1〜Kk1の外径より狭い元の幅に戻る。
一方、図8に示すように、交換位置に引き出された前記カートリッジホルダ33において、下側カートリッジ着脱口33bから、トナーカートリッジKy〜Kkが着脱される場合、空になった容器本体Ky1〜Kk1は、下方に押し下げられて取り外されると共に、新しいトナーカートリッジKy〜Kkが、下方から下側カートリッジ着脱口33bを通過させて装着される。
すなわち、下側カートリッジ着脱口33bにおいて、上側カートリッジ着脱口33aにおいて着脱される場合と上下逆である点以外は同様に、各板バネ31,32が弾性変形し、容器本体Ky1〜Kk1が着脱される。
なお、実施例1では、交換用カバーU3b1は画像形成装置本体U3の外面に沿うように、ヒンジ1を中心に約180度回転して下側に開放されており、下側カートリッジ着脱口33bの下方には、開放された空間が形成されている。したがって、例えば、ヒンジ1を中心に90度回転した状態で停止するカバーの場合に比べて、実施例1の交換用カバーU3b1は、下側カートリッジ着脱口33bからのトナーカートリッジKy〜Kkの着脱操作の妨げとなりにくい。
例えば、上方からのみ着脱可能な構成では、身長の低い作業者や車椅子を利用する作業者の場合、手が届かないおそれがある。また、下方からのみ着脱可能な構成では、身長の高い作業者の場合、屈んで作業する必要が生じるおそれがある。さらに、横方向から着脱可能な構成では、身長の高い作業者は屈んで作業をする必要が生じ、車椅子を利用する作業者は手が届かないおそれがある。
これに対し、実施例1では、カートリッジホルダ33に、上側カートリッジ着脱口33aと下側カートリッジ着脱口33bとが設けられており、上方又は下方のどちらの方向からでも、トナーカートリッジKy〜Kyが着脱可能に構成されている。すなわち、実施例1では、作業者が着脱する方向を選択して、トナーカートリッジKy〜Kkを着脱しており、一つの方向のみから着脱される構成に比べて、作業者の身長の違い等によって、作業性が悪化することが低減されている。
その後、トナーカートリッジKy〜Kkは、交換位置から補給位置に向けて、カートリッジホルダ33と共に移動される。
なお、図4〜図5において、前記位置マーク41が、位置マーク28bに合っていない場合、トナーカートリッジKy〜Kkが補給位置に移動する際に、容器本体Ky1〜Kk1の後方から突出した流出口42が、誤装着防止壁14cに接触し、容器本体Ky1〜Kk1自体の後方への移動が妨げられ、トナーカートリッジKy〜Kkの交換位置への移動が規制される。
このとき、前記流出口42に支持され、容器本体Ky1〜Kk1と共に後方に移動していたシャッタ43は、後端の突当部43cがシャッタ規制面16bに接触して、後方への移動が規制されてシャッタ収容部17に停止する。一方、カートリッジホルダ33に保持された前記容器本体Ky1〜Kk1は、各レール26,27の移動と共に後方の補給位置に移動する。
すなわち、前記流出口42を閉塞していたシャッタ43は、コイルバネ46の付勢力に抗して流出口42から相対的に前方に移動し、流出口42が開放され、前記流出口42が流入口16aに接続される。
これにより、トナーカートリッジKy〜Kkの流出口42からトナーが流出し、流入口16aを経てリザーブタンクRTy〜RTkに流入し、一時的に貯蔵、攪拌された後、現像剤搬送部材THa等により搬送されて、上流側搬送路TH1、下流側搬送路TH2を通って、現像器Gy〜Gkに搬送される。
なお、トナーカートリッジKy〜Kkを補給位置から交換位置へ移動させる際には、容器本体Ky1〜Kk1の前方への移動に伴って、流出口42が、前方へ移動して流入口16aから離れる一方で、シャッタ43は、コイルバネ46によりシャッタ収容部17に停止し続ける。すなわち、前方へ移動する流出口42に対して相対的に後方に移動するシャッタ43により、流入口16aとの接続が解除された流出口42は、閉塞される。
図10は図9AのX−X線断面図であり、実施例1の図6に対応する図である。
次に本発明の実施例2の説明をするが、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
この実施例は下記の点で、前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成される。
図9〜図10において、実施例2のトナーディスペンサー本体TDy0〜TDk0は、実施例1のレール支持部21に替えて、前後に延びる円筒状の回転支持体の一例としての回転レール支持部21′を有する。
前記内周円筒面21a′には、実施例1と同様に、左側ガイドレール22、右側ガイドレール23が支持され、ホルダ用操作部28及びカートリッジホルダ33が、第一レール26、第二レール27を介して前後方向に移動可能に支持されている。
前記回転レール支持部21′の前後両端には、前後一対の鍔状の被抜け止め部21c′が形成されている。
前記回転体支持体51は、前記回転レール支持部21′の外周円筒面21b′と同心円状に形成され且つ外周円筒面21b′に比べ大径に形成された支持円筒面51aを、有している。前記支持円筒面51aの前側と後側には、内側に突出する前後一対の軸支持部52が、周方向に沿って120度の間隔をあけて3つ配置されている。前記軸支持部52には、前後方向に延びる軸53が支持されており、前記軸53には、回転補助部材の一例としての回転コロ54が回転可能に支持されている。
前記円筒支持面51aの前後両端には、前記被抜け止め部21c′に接触可能に構成され、前記回転レール支持部21′の前後方向の移動を規制する円環状の抜け止め防止壁51bが、形成されている。前記抜け止め防止壁51bには、前記被抜け止め部21c′の外径より小さく、前記第一レール26と第二レール27との間の間隔に比べて直径が大きい円状の開口部51b1が形成されている。
前記円筒支持面51a、抜け止め防止壁51bによって囲まれた空間により、回転体回転空間51a+51bが構成されている。
すなわち、円筒状の前記回転レール支持部21′は、複数の前記コロ54により、回転レール支持部21′の円筒の中心軸方向を中心として、回転可能に支持されている。
したがって、前記各レール26,27は、前記回転レール支持部21′と共に、円筒の中心軸方向を中心として回転し、且つ、前記回転レール支持部21′に対して前後方向に移動し、補給位置と交換位置との間を移動する。
よって、トナーカートリッジKy〜Kkが保持されるカートリッジホルダ33は、補給位置と交換位置との間を前後方向に移動すると共に、回転レール支持部21′の円筒の中心軸方向を中心として回転する。すなわち、交換位置において、実施例2の各カートリッジ着脱口33a,33bは、開口方向が上下方向に限定されていた実施例1とは異なり、回転レール支持部21′の円筒の中心軸方向を中心として360度任意の方向に開口可能に構成されている。
図11において、実施例2のフロントパネル6には、操作部用姿勢位置目印の一例としてのホルダ用位置マーク6cが形成されている。また、前記ホルダ用操作部28の前面には、前記ホルダ用位置マーク6cに対応する操作部側姿勢位置目印の一例としてのホルダ側位置マーク28cが形成されている。前記ホルダ側位置マーク28cが、ホルダ用位置マーク6cに合わせられると、上側カートリッジ着脱口33aは上方に位置し、且つ、下側カートリッジ着脱口33bは下側に位置する。
なお、ホルダ側位置マーク28cとホルダ用位置マーク6cとが合わせられ、第一レール26が左側に位置し、第二レール27が右側に位置した場合に、前記各レール26,27の後端は、後方のカートリッジ接続部12に接触することなく、交換位置から補給位置まで移動する。すなわち、ホルダ側位置マーク28cとホルダ用位置マーク6cとを合わせずに、前記各レール26,27を補給位置に向けて移動させると、前記各レール26,27の後端が、誤装着防止壁14c等のカートリッジ接続部14に接触し、前記各レール26,27の補給位置への移動が妨げられる。
図12は実施例2のカートリッジホルダの説明図であり、図12Aはカートリッジホルダを回転させていない場合の説明図、図12Bはカートリッジホルダを図12Aの状態から前方から見て時計回りに45度回転させた場合の説明図、図12Cはカートリッジホルダを図12Aの状態から前方から見て時計回りに90度回転させた場合の説明図、図12Dはカートリッジホルダを図12Aの状態から前方から見て時計回りに135度回転させた場合の説明図である。
前記構成を備えた実施例2の画像形成装置Uでは、トナーカートリッジKy〜Kkを交換する際に、実施例1と同様に、ホルダ用操作部28を把持して、カートリッジホルダ33を交換位置と補給位置との間で移動させる。
そして、交換位置において、実施例2のカートリッジホルダ33は、図12に示すように、回転レール支持部21′の円筒の中心軸方向を中心として回転可能になっており、開口方向が回転レール支持部21′の円筒の中心軸方向を中心として360度任意の方向に向いた各カートリッジ着脱口33a,33bから、トナーカートリッジKy〜Kkが着脱される。
なお、実施例2では、交換位置から補給位置に移動させる際に、前記ホルダ用マーク6cと、ホルダ側マーク28cとを合わせた後に、カートリッジホルダ33が交換位置から補給位置に移動される。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H09)を下記に例示する。
(H01)前記各実施例において、画像形成装置Uの一例として複写機による構成を例示したが、これに限定されず、プリンタ、FAX、あるいはこれら複数の機能を備えた複合機等に適用可能である。また、多色現像の画像形成装置に限定されず、単色、いわゆるモノクロの画像形成装置により構成することも可能である。
(H02)前記各実施例において、移動支持部材の一例としての第一レール26及び第二レール27により、カートリッジホルダ33が前後方向に移動する構成を例示したが、これに限定されない。
例えば、特許文献2や特許文献8のように、筒の端部に設けられた軸を中心に開閉回転移動する移動支持部材により、画像形成装置前面から突き出した状態の交換位置と、画像形成装置前面に沿った状態で収容された補給位置との間を、結ぶ交換用移動方向に開閉回転移動可能に支持されたカートリッジホルダ33において、交換位置に移動した場合に、複数の方向からトナーカートリッジKy〜Kkが着脱される構成も可能である。
また、前記実施例2のように、着脱口の開口方向が回転して変更可能な構成においては、着脱口が一つしか設けられていない構成においても、回転させて開口方向を変更することにより、複数の方向からトナーカートリッジKy〜Kkを着脱することが可能である。なお、着脱口が一つしか設けられていない構成では、保持部材としては、第一板バネ31と第二板バネ32のように対向する部材に替えて、例えば、トナーカートリッジKy〜Kkが着脱可能な断面馬蹄型の部材による構成も可能である。
(H04)前記各実施例において、移動支持部材の一例としての第一レール26及び第二レール27により、カートリッジホルダ33が前後方向に移動する構成を例示したが、これに限定されず、例えば、移動支持部材の一例としての伸縮ポールなどにより、カートリッジホルダ33を前後方向に移動させる構成も可能である。
(H06)前記各実施例において、容器本体Ky1〜Kk1の移動方向と同じ方向、すなわち、前後方向に移動するシャッタ43により、流出口42が開閉されるトナーカートリッジKy〜Kkを例示したが、これに限定されない。
例えば、容器本体Ky1〜Kk1の外周面に、周方向に移動可能なシャッタを設け、容器本体Ky1〜Kk1を回転させることで、流出口が開閉されるトナーカートリッジKy〜Kkによる構成も可能である。なお、この場合、例えば、トナーカートリッジKy〜Kkをカートリッジホルダ33を介して支持する各レール26,27が補給位置に移動した状態で、各レール26,27を支持するレール支持部21,21′ごと、又は、トナーカートリッジKy〜Kkのみを、回転させることにより、トナーカートリッジKy〜Kkのシャッタは開閉される。
例えば、第一板バネ21と第二板バネ22をそれぞれ前後に複数設け、各レール26,27の前方側と後方側に支持させて、前記各レール26,27に支持された計二対の対向する板バネによりトナーカートリッジKy〜Kkを保持するなど、複数対の対向する板バネによってトナーカートリッジKy〜Kkを保持する構成も可能である。
(H08)前記実施例2において、移動支持部材の一例としての第一レール26及び第二レール27も、回転レール支持部21′と共に、回転レール支持部21′の円筒の中心軸方向を中心として回転する構成を例示したが、これに限定されない。例えば、移動支持部材の一例として円柱状の棒を一本用いて、前後方向に移動させると共に、トナーカートリッジKy〜Kkが着脱口を通過する着脱方向に交差する方向に設定された回転軸の一例として前記棒を回転軸として回転させて、着脱口の開口方向を変える構成も可能である。
(H09)前記各実施例において、前後方向の長さが長さL1の各レール26,27の後端側は、補給位置に移動した際に、レール支持部21,21′から突き抜けて、カートリッジ接続部14の外側を移動する構成を例示したが、これに限定されない。例えば、レールを支持するガイドレールが、さらに別のガイドレールに移動可能に支持された多段式のレールにより移動支持部材の一例としてのレールを構成し、補給位置に移動した際には、長さL1よりも短い状態でレール支持部21,21′内に収容され、交換位置に移動する際には、延びて全体が距離L1となるように構成することも可能である。
21′…回転支持体、
26…移動支持部材、第一の移動支持部材、
27…移動支持部材、第二の移動支持部材、
31a…第一の保持体被支持部、
31b…第一の一方側弾性保持体、
31d…第一の他方側弾性保持体、
32a…第二の保持体被支持部、
32b…第二の一方側弾性保持体、
32d…第二の他方側弾性保持体、
33…保持部材、
33a…第一の着脱口、
33b…第二の着脱口、
42…流出口、
F…定着装置、
Gy,Gm,Gc,Gk…現像装置、
Py,Pm,Pc,Pk…像保持体、
ROSy,ROSm,ROSc,ROSk…潜像形成装置、
S…媒体、
T1+T2+B+CLB…転写装置、
TDy,TDm,TDc,TDk…現像剤供給装置、
TDy0,TDm0,TDc0,TDk0…現像剤供給装置本体、
U…画像形成装置。
Claims (5)
- 内部に現像剤が収容される容器本体と、前記容器本体内に収容された現像剤が流出する流出口と、を有する現像剤収容容器と、
前記流出口と接続可能な流入口と、前記流入口から流入した現像剤を搬送する現像剤搬送部材と、を有する現像剤供給装置本体と、
前記現像剤収容容器を保持する保持部材であって、前記現像剤収容容器が通過して着脱可能な第一の着脱口と、前記現像剤収容容器が通過して着脱可能且つ前記第一の着脱口とは異なる第二の着脱口と、を有する前記保持部材と、
前記保持部材を支持し、且つ前記現像剤供給装置本体に支持された移動支持部材であって、前記保持部材に保持された前記現像剤収容容器の前記流出口と前記現像剤供給装置本体の前記流入口とが接続されて前記現像剤供給装置本体への現像剤の補給が可能な補給位置と、前記現像剤収容容器の前記流出口と前記現像剤供給装置本体の前記流入口とが離間して前記保持部材に保持された前記現像剤収容容器の交換が可能な交換位置と、の間を移動可能に支持された前記移動支持部材と、
を備えたことを特徴とする現像剤供給装置。 - 前記補給位置と前記交換位置との間を結ぶ交換用移動方向に移動可能に支持され且つ互いに対向して配置され且つ前記容器本体の外径よりも広い間隔をあけて配置された第一の移動支持部材及び第二の移動支持部材を有する前記移動支持部材と、
前記第一の移動支持部材に支持された第一の保持体被支持部と、前記第一の保持体被支持部に対向して配置され且つ前記第二の移動支持部材に支持された第二の保持体被支持部と、前記第一の保持体被支持部に基端部が支持され且つ先端側に行くにつれて前記第二の保持体被支持部側に傾斜すると共に先端部が前記第一の着脱口に延びる弾性変形可能な第一の一方側弾性保持体と、前記第二の保持体被支持部に基端部が支持され且つ先端側に行くにつれて前記第一の保持体被支持部側に傾斜すると共に先端部が前記第一の着脱口に延びる弾性変形可能な第二の一方側弾性保持体と、前記第一の保持体被支持部に基端部が支持され且つ先端側に行くにつれて前記第二の保持体被支持部側に傾斜すると共に先端部が前記第二の着脱口に延びる弾性変形可能な第一の他方側弾性保持体と、前記第二の保持体被支持部に基端部が支持され且つ先端側に行くにつれて前記第一の保持体被支持部側に傾斜すると共に先端部が前記第二の着脱口に延びる弾性変形可能な第二の他方側弾性保持体と、を有し、前記第一の一方側弾性保持体と前記第二の一方側弾性保持体との間に形成される前記第一の着脱口が前記容器本体よりも幅狭に形成され、且つ前記容器本体が前記第一の着脱口を通過する際に前記第一の着脱口の幅が広がる方向に前記第一の一方側弾性保持体及び前記第二の一方側弾性保持体が弾性変形し、且つ、前記第一の他方側弾性保持体と前記第二の他方側弾性保持体との間に形成される前記第二の着脱口が前記容器本体よりも幅狭に形成され、且つ前記容器本体が前記第二の着脱口を通過する際に前記第二の着脱口の幅が広がる方向に前記第一の他方側弾性保持体及び前記第二の他方側弾性保持体が弾性変形する前記保持部材と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の現像剤供給装置。 - 前記現像剤収容容器が前記第一の着脱口を通過する第一の着脱方向と、前記現像剤収容容器が前記第二の着脱口を通過する第二の着脱方向と、に交差する方向に設定された回転軸を中心に、前記移動支持部材を回転可能に支持する回転支持体を有する前記現像剤供給装置本体、
を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の現像剤供給装置。 - 内部に現像剤が収容される容器本体と、前記容器本体内に収容された現像剤が流出する流出口と、を有する現像剤収容容器と、
前記流出口と接続可能な流入口と、前記流入口から流入した現像剤を搬送する現像剤搬送部材と、を有する現像剤供給装置本体と、
前記現像剤収容容器を保持する保持部材であって、前記現像剤収容容器が通過して着脱可能な着脱口を有する前記保持部材と、
前記保持部材を支持し、且つ前記現像剤供給装置本体に支持された移動支持部材であって、前記保持部材に保持された前記現像剤収容容器の前記流出口と前記現像剤供給装置本体の前記流入口とが接続されて前記現像剤供給装置本体への現像剤の補給が可能な補給位置と、前記現像剤収容容器の前記流出口と前記現像剤供給装置本体の前記流入口とが離間して前記保持部材に保持された前記現像剤収容容器の交換が可能な交換位置と、の間を移動可能に支持された前記移動支持部材と、
前記現像剤収容容器が前記着脱口を通過する着脱方向に交差する方向に設定された回転軸を中心に、前記移動支持部材を回転可能に支持する回転支持体と、
を備えたことを特徴とする現像剤供給装置。 - 像保持体と、
前記像保持体に潜像を形成する潜像形成装置と、
前記潜像を現像剤により可視像に現像する現像装置と、
前記可視像を媒体に転写する転写装置と、
前記転写された可視像を媒体に定着させる定着装置と、
前記現像装置に現像剤を供給する請求項1乃至4のいずれかに記載の前記現像剤供給装置と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009026966A JP5218124B2 (ja) | 2009-02-09 | 2009-02-09 | 現像剤供給装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009026966A JP5218124B2 (ja) | 2009-02-09 | 2009-02-09 | 現像剤供給装置及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010181762A true JP2010181762A (ja) | 2010-08-19 |
JP5218124B2 JP5218124B2 (ja) | 2013-06-26 |
Family
ID=42763356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009026966A Expired - Fee Related JP5218124B2 (ja) | 2009-02-09 | 2009-02-09 | 現像剤供給装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5218124B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014081581A (ja) * | 2012-10-18 | 2014-05-08 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
US9389539B1 (en) * | 2015-04-30 | 2016-07-12 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming apparatus with transport devices having differing configurations |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6094722B2 (ja) | 2014-11-28 | 2017-03-15 | Jfeスチール株式会社 | 金属板の製造方法および急冷焼入れ装置 |
JP6308287B2 (ja) | 2015-12-28 | 2018-04-11 | Jfeスチール株式会社 | 急冷焼入れ装置及び急冷焼入れ方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0540369A (ja) * | 1991-08-06 | 1993-02-19 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JPH06186791A (ja) * | 1992-12-21 | 1994-07-08 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JPH103208A (ja) * | 1996-06-14 | 1998-01-06 | Ricoh Co Ltd | トナー補給装置 |
JP2003280345A (ja) * | 2002-03-22 | 2003-10-02 | Konica Corp | 現像剤補給装置 |
-
2009
- 2009-02-09 JP JP2009026966A patent/JP5218124B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0540369A (ja) * | 1991-08-06 | 1993-02-19 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JPH06186791A (ja) * | 1992-12-21 | 1994-07-08 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JPH103208A (ja) * | 1996-06-14 | 1998-01-06 | Ricoh Co Ltd | トナー補給装置 |
JP2003280345A (ja) * | 2002-03-22 | 2003-10-02 | Konica Corp | 現像剤補給装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014081581A (ja) * | 2012-10-18 | 2014-05-08 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
US9389539B1 (en) * | 2015-04-30 | 2016-07-12 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming apparatus with transport devices having differing configurations |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5218124B2 (ja) | 2013-06-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7072603B2 (en) | Process cartridge and holding member | |
KR101030555B1 (ko) | 수용 용기 및 화상 형성 장치 | |
US7272341B2 (en) | Electrophotographic image forming apparatus | |
JP2008145502A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5218124B2 (ja) | 現像剤供給装置及び画像形成装置 | |
JP2004109455A (ja) | 画像形成装置及び画像形成ユニット | |
JP6550845B2 (ja) | 粉体収容容器、現像剤補給装置及び画像形成装置 | |
WO2019059414A1 (ja) | 現像剤補給システム、現像剤補給容器取り付け方法および現像剤補給ユニット | |
JP5585067B2 (ja) | 着脱ユニットおよび画像形成装置 | |
JP4811490B2 (ja) | 現像剤回収装置および画像形成装置 | |
JP5515711B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
EP3223082B1 (en) | Developing device and image forming apparatus | |
US9250604B2 (en) | Image forming apparatus with high-and low-frequency working sections | |
JP5370038B2 (ja) | 現像剤搬送装置および画像形成装置 | |
US7706719B2 (en) | Image forming apparatus with an openable section at an upper face side or a front face side | |
JP2011123250A (ja) | カートリッジ及び画像形成装置 | |
JPH08328337A (ja) | 画像形成装置 | |
WO2009087945A1 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH10115961A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5532894B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5630011B2 (ja) | 着脱ユニットおよび画像形成装置 | |
WO2022201594A1 (ja) | 現像剤の収容容器および画像形成装置 | |
JP5640368B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
WO2022201593A1 (ja) | 現像剤の収容容器および画像形成装置 | |
KR102574239B1 (ko) | 화상 형성 장치 및 현상 카트리지 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120123 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130205 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130218 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5218124 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |