JP2010179610A - 循環式混練機 - Google Patents

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【課題】投入した材料の温度調節を、生産効率を低下させずに適切に行うことができる循環式混練機を提供する。
【解決手段】シリンダ5に投入した材料を、内部に循環経路10を有するスクリュー6を用いて混練する循環式混練機1は、シリンダ5の壁面に埋設されて、シリンダ5内の材料を加熱する加熱機構と、シリンダ5の周囲に設けられ、冷媒が流されて材料及び加熱機構を冷却するための冷却管路13とを備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、対象物を混練するための循環式混練機、より詳しくは、混練中における対象物の温度を好適かつ迅速に調節することができる循環式混練機に関する。
高分子材料同士、あるいは高分子材料と無機材料とを混ぜ合わせて複合材料を製造するための装置として、例えば特許文献1に記載の循環式混練機が知られている。この循環式混練機は、駆動部に接続されたスクリューと、スクリュー外側に配設された加熱部と材料投入部とを有するシリンダ部と、スクリュー先端面と隙間を介して配置される押出し先端部とを備えている。スクリュー内部には樹脂が循環するための循環経路が形成されており、投入された材料(対象物)は、シリンダ及びスクリュー内を循環しながら混練されていく。
このような循環式混練機においては、混練の各工程において、材料を各工程に応じた所定の温度に調節する必要がある。そのため、ヒータ等の加熱機構や、冷媒が流れる冷却管路等が設けられるのが通常である。このうち、冷却管路の配置位置としては、材料の発熱をすばやく奪うという観点から、特許文献2に記載の装置のように、スクリューの内部に設けられることが提案されている。
特開2005−313608号公報 特開平10−264233号公報
しかしながら、特許文献2に記載の装置のようにスクリュー内部に冷却管路を設けると、スクリューが過度に冷却されることになる。その結果、一連の混練作業が終了した後で再度混練作業を開始するときに、材料を混練初期に必要とされる温度まで加熱するのに長時間を要することになる。したがって、混練作業間における生産リードタイムが長くなる結果、生産効率が低下してしまうという問題がある。
一方、これを解決するために加熱部の加熱温度を上げると、スクリュー以外の部位が過度に加熱される結果、発生する熱量が混練時に発生するせん断発熱の制御に悪影響を及ぼす。したがって、適切な温度調節が困難となるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、投入した材料の温度調節を、生産効率を低下させずに適切に行うことができる循環式混練機を提供することを目的とする。
本発明は、シリンダに投入した材料を、内部に循環経路を有するスクリューを用いて混練する循環式混練機であって、前記シリンダの壁面に埋設されて、前記シリンダ内の前記材料を加熱する加熱機構と、前記シリンダの周囲に設けられ、冷媒が流されて前記材料及び前記加熱機構を冷却するための冷却管路とを備えることを特徴とする。
本発明の循環式混練機によれば、冷却管路を流れる冷媒によってスクリューが過度に冷却されることなく、シリンダ及びシリンダ内の材料が好適かつ迅速に冷却される。
前記冷却管路は、前記シリンダの中心軸線と交差する隔壁によって、互いに連通しないように第1領域と第2領域とに分割されてもよい。この場合、第1領域と第2領域の冷却設定を変化させることができ、シリンダ内の材料の循環が円滑となるように温度調節を行うことができる。
前記第1領域には第1冷媒が流され、前記第2領域には、温度、流量、及び材料の少なくとも1つが前記第1冷媒と異なる第2冷媒が流されてもよい。この場合、第1領域と第2領域とが異なる冷却特性を有するように容易に設定することができる。
前記シリンダの前記壁面には、前記壁面と前記冷媒との接触面積を増加させるための補助管路が形成されてもよい。この場合、シリンダを過度に冷却することなく、効率よく加熱機構を冷却することができる。
本発明の循環式混練機によれば、投入した材料の温度調節を、生産効率を低下させずに適切に行うことができる。
本発明の第1実施形態の循環式混練機を示す全体斜視図である。 同循環式混練機の混練部及び冷却部の断面図である。 図2のA−A線における断面図である。 図2のB−B線における断面図である。 同混練部のシリンダの先端側を示す拡大断面図である。 本発明の第2実施形態の循環式混練機を、冷却部を分解して示す斜視図である。 同循環式混練機の混練部及び冷却部の断面図である。 本発明の実施例の循環式混練機及び比較例の循環式混練機を用いて連続混練作業を行った結果を示す図である。
本発明の第1実施形態について、図1から図5を参照して説明する。図1は、本実施形態の循環式混練機(以下、単に「混練機」と称する。)を示す全体斜視図である。
図1に示すように、混練機1は、混練を行うシリンダ及びスクリューを有する混練部2と、混練部2を冷却するための冷却管路を有する冷却部3と、スクリューを回転させるための駆動部4と、を備えて構成されている。
図2は、混練部2及び冷却部3の断面図である。混練部2は、混練される材料が投入されるシリンダ5と、シリンダ5に挿通されたスクリュー6とを備えて構成されている。
シリンダ5は、略円筒状の内腔を有するように形成されている。シリンダ5の先端部5bには、シリンダ5の内部温度を調節するための温調部7が挿入されており、基端部5cから中間部5aに向かってスクリュー6が挿入されている。シリンダ5の内腔は、温調部7及びスクリュー6によって気密が保たれており、材料が混練される混練空間として機能する。温調部7の構成や取付け態様については後述する。
なお、シリンダ6の内面には、材料の焼付けや変性を抑制するために、必要に応じてイオン注入スパッタリング等を用いて窒化被膜が形成されてもよい。窒化被膜を形成するための材料としては、TiCN、TiN、CrN、CrTiN、CrTiCN等の各種材料を好適に採用することができる。
スクリュー6は、シリンダ5の中間部5aに挿入される本体部8と、本体部8の基端側に設けられたフランジ9とを備えている。
本体部8はシリンダ5の中間部5aの内径と略同一の外径を有し、外周面に突起8Aがらせん状に延設されている。また、本体部8の先端からスクリュー6の中心軸とほぼ一致するように循環経路10が設けられている。循環経路10は、基端側に設けられた排出孔11によって本体部8の外周面に連通している。これによって、本体部8の先端側に送られた材料は、循環経路10及び排出孔11を通って、再び本体部8の外周面側に送られ、循環しつつ混練が行われる。
フランジ9は、シリンダ5の中間部5aの外径よりも大きい径に設定されて形成されている。そして、スクリュー6の本体部8は、フランジ9がシリンダ5の後端に当接するようにシリンダ5の基端部5cの内腔に挿入されている。
スクリュー6の基端は、駆動部4と接続されており、駆動部4の回転によって軸線回りに回転される。
冷却部3は、シリンダ5の外側を取り囲むように取り付けられた外装部材12と、外装部材12とシリンダ5の外周面との隙間に設けられた冷却管路13とを備えて構成されている。図2に示すように、外装部材12の内面とシリンダ5の外周面との間には、一定の隙間が設けられており、シリンダ5の周囲に設けられたこの隙間は、シリンダ5及びシリンダ5内の材料を冷却するための冷却管路13となっている。
図3は、図2のA−A線における断面図である。外装部材12の上部の壁面12Aには、冷却管路13に冷媒を導入するための流入口14が設けられており、壁面12Aと対向する下部の壁面12Bには、冷却管路13内を流れた冷媒が排出されるための流出口15が設けられている。流入口14には図示しないバルブ等が取り付けられており、冷媒の流入の有無や流量等を制御可能である。
流入口14及び流出口15の位置に特に制限はないが、シリンダ5を均一に冷却する観点からは、それぞれが対向する壁面に設けられるのが好ましい。また、冷媒の循環に重力を利用できるという観点からは、本実施形態のように、流入口14を上部に、流出口15を下部に形成するのが好ましい。
冷却管路13に流される冷媒としては水を初めとする各種の公知の冷媒を適宜選択することができる。また、その流量についても適宜設定されてよい。
図4は、図2のB−B線における断面図である。このB−B線は後述する材料投入口16のある位置にある。図3及び図4に示すように、外装部材12の一部は内腔側に延びてシリンダ5の外壁と接続されている。そして、接続された部分の内腔が、シリンダ内に混練される樹脂材料を投入するための材料投入口16となっている。
図5は、温調部7を示す拡大断面図である。温調部7は、シリンダ5を加熱するための複数(本実施例では4本)のヒータ(加熱機構)17と、シリンダ5内部の温度を計測するためのセンサ18とを備えて構成されている。
ヒータ17は、図5に示すように、シリンダ5の先端側からシリンダ5の中間部5aの壁面内に延びるように埋設されており、シリンダ5の内部及び投入された混練樹脂材料を加熱する。図3に示すように、ヒータ17はシリンダ5の壁面内に埋設されているので、シリンダ5の内壁よりもヒータ17の方がより冷却管路13に近い位置関係となっている。
センサ18は、循環経路に流れる混練樹脂材料の温度を計測可能に配置されている。センサ18は、混練中の樹脂材料の温度に耐えられるものであれば、公知のものが適宜選択されてよい。
ヒータ17及びセンサ18は、図示しない制御部に接続されており、センサ18の検出する温度の値に基づいて、シリンダ内の温度がヒータ17を介して所定範囲に保たれる。
駆動部4としては、例えばモータ等の回転駆動力を発生する公知の各種機構を採用することができる。
上記のように構成された混練機1の使用時の動作について説明する。
まず、ユーザは、材料投入口16から混練する材料を投入する。投入する材料は、樹脂等の高分子材料や、無機材料等の各種材料から適宜選択されてよい。その後、ヒータ17によって、シリンダ5の内部が設定された温度まで加熱される。
その後、スクリュー6が、例えば1000〜1500回転毎分(rpm)程度に高速回転される。すると、混練機1内の材料のうち、スクリュー6の本体部8の外周面とシリンダ5の中間部5aの内周面との間に位置する材料は、スクリュー6によって粉砕されたり、ヒータ17の熱で溶融されたりしながら、本体部8の突起8Aによって押されて先端側に移動する。
移動した材料は、シリンダ5内の先端側に進入した後、循環経路10に進入して、再び本体部8の基端側に送られ、排出孔11を通って再びスクリュー6の外周面側に循環する。当該循環を繰り返すことによって材料が混練されていく。混練中は、スクリュー6の回転によるせん断発熱と冷却管路13内を流れる冷媒の冷却効果がほぼ釣り合った状態となり、シリンダ内の温度はほぼ一定に保たれるが、材料の温度が所定の温度より低くなった場合は、制御部が流入口14に設けられた図示しないバルブ等を閉じるよう制御して冷媒の供給を停止する。
混練が終了したら、材料を取り出してからヒータ17を停止し、冷媒によってシリンダ5を冷却する。冷却管路13はシリンダ5の外側に配置されているため、シリンダ5の壁面及び埋設されたヒータ17は、効率よく冷却されていくが、シリンダ5に挿入されたスクリュー6は冷媒によって直接冷却されないので、スクリュー6が過度に冷却されることはない。
続けて混練を行う場合は、再度材料投入口16から材料を投入してシリンダ5を加熱するが、このときもスクリュー6が過度に冷却されていないので、短時間で所望の設定温度までシリンダが加熱される。
本実施形態の混練機1においては、冷媒が流される冷却管路13がシリンダ5の周囲に設けられているため、シリンダ5を冷却する際にスクリュー6が過度に冷却されることがない。したがって、数回継続して混練作業を行う際に各回の混練作業間におけるシリンダ5の冷却及び再加熱に要するリードタイムを短縮して、混練作業トータルの効率を著しく向上させることができる。
次に本発明の第2実施形態の混練機について、図2、図6、及び図7を参照して説明する。本実施形態の混練機21と、上記第1実施形態の混練機1との異なるところは、冷却管路の形状である。
なお、上記第1実施形態に既出の各構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図6は、混練機21の冷却部22を分解して示す図である。外装部材12とシリンダ5との間に形成された冷却管路23は、シリンダ5の中心軸線19(図2参照)方向に交差する隔壁24によって、先端側の第1管路23A及び基端側の第2管路23Bとに分割されている。各管路23A、23Bは、それぞれ独立した流入口25A、25B及び流出口26A、26Bを有し、互いに連通しないように構成されている。隔壁24は、中心軸線19と直交するように形成されてもよい。
図7は、混練部27及び冷却部22の断面図である。ヒータ17が埋設された付近のシリンダ5の外面には、シリンダ5の中心軸線19方向に延びる溝28が複数設けられている。溝28には冷媒が進入可能であり、冷却管路23と連通する補助管路として機能する。溝28によってヒータ17付近を流れる冷媒の量がより多くなり、ヒータ17から所定値以内の範囲、例えば1センチメートル(cm)以内における冷媒とシリンダ5の壁面との接触面積が増加されている。
本実施形態の混練機21においても、上述の混練機1と同様の効果を得ることができる。
また、シリンダ5の外面には、補助管路として機能する溝28が設けられているため、ヒータ17の近くをより多くの冷媒が流れてヒータ17がすばやく冷却される。したがって、連続して混練を行う際のリードタイムをさらに短縮することができる。
さらに、隔壁24によって冷却管路23が互いに連通しない第1管路23A及び第2管路23Bに分割されているので。第1管路23Aと第2管路24Aで冷却条件を変えることができ、よりきめ細かい温度調整を行うことができる。
例えば、混練が充分に行われるようにシリンダ5の先端側の内腔を狭く設定した場合は、基端側と同じ条件で先端側を冷却すると、材料が冷却されすぎることによって粘度が上昇し、循環経路10を介した循環が円滑に行われなくなる場合がある。このような場合、第1管路23Aの冷却設定を第2管路23Bの冷却設定よりも弱くすることで、材料の循環に影響を与えずに効率よくシリンダ5内の温度調節を行うことができる。
なお、冷却設定の変更については、冷媒の温度や材料を変えてもよいし、冷媒の流量を変えてもよい。さらにこれらを適宜組み合わせて冷却設定を異ならせても構わない。
また、本実施形態においては、冷却管路に隔壁24及び補助管路としての溝28が設けられた例を示したが、いずれか一方のみが設けられた場合でも一定の効果を奏するため、そのように構成されても構わない。
上述してきた各実施形態の混練機について、それぞれ混練機1及び混練機21に対応する実施例1及び2と比較例とを用いてさらに説明する。
(実施例1)
混練する材料としてポリカーボネート及びポリエチレンの顆粒を1:1の割合で用意し、スクリュー6を1500rpmで回転させて混練を行った。冷媒としては25℃の水を使用し、毎分5リットルで冷却管路13に流した。混練中の材料の温度は230℃に設定し、センサ18の検出値が230℃未満となったときにバルブを閉めて冷媒の流れを止めるように制御した。
(実施例2)
実施例2では、冷却管路23のシリンダ5の先端側から6cmの位置に隔壁24を形成し、さらにシリンダ5のヒータ17付近の外壁に、補助管路として深さ5ミリメートル(mm)の溝28を、シリンダ5の外壁面と略直交するように各ヒータについてそれぞれ2箇所形成した。
隔壁24によって分割された冷却管路23のうち、シリンダ5の先端側の第1管路23Aには、冷媒として25℃の水(第1冷媒)を毎分1リットルで流し、基端側の第2管路23Bには、冷媒として10℃の水(第2冷媒)を毎分4リットルで流した。混練する材料、スクリューの回転数、混練中の材料の設定温度、及びセンサ18による制御態様は実施例1と同様とした。
(比較例)
比較例の混練機としては、従来のようにスクリュー6の内部に冷媒が流れる冷却管路が形成されているものを使用した。その他の条件については、実施例1と同様とした。
実施例1及び2、並びに比較例の混練機を用いて、連続4回の混練作業を行った。各混練作業の間には、一旦シリンダ内を冷却してから新しい材料を投入し、設定温度まで再加熱してからその後の混練作業に移行した。混練作業終了後から次の混練作業開始までのリードタイムを温調時間とした。結果を図8に示す。
図8に示すように、各混練作業における加工前後の樹脂材料の温度については、各実施例1、2及び比較例の間で大きな差はなく、概ね良好な温度調整が行われた。混練された樹脂の品質にも大きな差はなかった。
しかし、各混練作業間の温調時間について見ると、比較例では3回の温調時間がそれぞれ8分程度かかっているのに対し、実施例1及び実施例2では、それぞれ約3分及び約2.5分で温調が終了しており、リードタイムが著しく短縮されていた。その結果、4回の混練作業に要した総時間は比較例では約45分であったのに対し、実施例1では約29分、実施例2ではさらに短い約27.5分と、いずれも比較例に対して総時間を大きく短縮することができた。
比較例においてより長い温調時間を要したのは、スクリューを水冷する方式であるために、スクリューが過度に冷却されて再加熱により長い時間がかかったことによるものと推測された。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上述の第2実施形態においては、シリンダ5の外面に溝28を設けることによって補助管路が形成される例を説明したが、これに代えて、断面が略ドーナツ状の補助管路が、埋設されたヒータを周方向に取り巻くようにシリンダ5の壁面内部に設けられてもよい。また、隔壁を2箇所以上設けることによって冷却管路が3以上の領域に分割されてもよい。
1、21 循環式混練機
5 シリンダ
6 スクリュー
10 循環経路
13、23 冷却管路
17 ヒータ(加熱機構)
23A 第1管路(第1領域)
23B 第2管路(第2領域)
24 隔壁

Claims (4)

  1. シリンダに投入した材料を、内部に循環経路を有するスクリューを用いて混練する循環式混練機であって、
    前記シリンダの壁面に埋設されて、前記シリンダ内の前記材料を加熱する加熱機構と、
    前記シリンダの周囲に設けられ、冷媒が流されて前記材料及び前記加熱機構を冷却するための冷却管路と、
    を備えることを特徴とする循環式混練機。
  2. 前記冷却管路は、前記シリンダの中心軸線と交差する隔壁によって、互いに連通しないように第1領域と第2領域とに分割されていることを特徴とする請求項1に記載の循環式混練機。
  3. 前記第1領域には第1冷媒が流され、前記第2領域には、温度、流量、及び材料の少なくとも1つが前記第1冷媒と異なる第2冷媒が流されることを特徴とする請求項2に記載の循環式混練機。
  4. 前記シリンダの前記壁面には、前記壁面と前記冷媒との接触面積を増加させるための補助管路が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の循環式混練機。
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