JP5523083B2 - 混合弁装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1の実施形態に係る混合弁装置を前記図1ないし図5に基づいて説明する。
前記各図において本実施形態に係る混合弁装置1は、内部に略円孔状の空隙部を穿設されるハウジング10と、このハウジング10の空隙部に回動可能に配設される略円筒状の弁体20と、水と湯の混合した混合水について外部の制御部(図示を省略)で設定された設定温度に応じて弁体20の回転角度を調整するモータ等のアクチュエータ30とを備える構成である。
なお、前記第1の実施形態に係る混合弁装置においては、各流入口12、13が孔と重なって連通する状態で、水流入口12に重なって連通する孔と湯流入口13と重なって連通する孔とが弁体中心軸を挟んで一部正対して(例えば孔22と孔25、又は孔23と孔24)、孔を通じて流入する水と湯とが中空部21で正面からぶつかり合うような状況が生じやすく、仮に水と湯の供給圧力の一方が他方より弱い場合には、弱い方が強い方から押戻されるなど抵抗を受けて中空部に流入しにくくなり、中空部内で当初意図した混合比率で混合させられず所望の混合水温度が得られない状況が起こり得る構成となっているが、これに代えて、第2の実施形態として、図6に示すように、弁体40の周側面の孔41、42、43、44同士がその一部たりとも正対しない配置で孔を穿設する構成とすることもでき、対向配置される各流入口から孔を通じて水と湯が同時に弁体40内中空部分に流入する場合に、孔から流入した水と湯が中空部分で直接正面からぶつかり合うような事態を避けられ、流入する水と湯の一方が他方の流入を妨げることが無く、流入抵抗を抑えて水及び湯の中空部分へのスムーズな流入と混合を促し、水と湯を所望の混合比率とした混合水を適切に供給できると共に、水や湯の供給圧力を大きくせずに済む。
前記第1の実施形態に係る混合弁装置においては、弁体20周側面上で孔を周方向に間を空けずに、また必要に応じ他の孔とオーバーラップさせて配置する構成としているが、これに限らず、弁体回転に伴う各流入口と孔の連通量の変化が連続的で緩やかなものにできる範囲で、周方向においても孔間を空けて孔同士離隔させて穿設する構成とすることもでき、例えば図7に示すように、弁体50における孔51の周方向寸法を短くして孔を多数並べて配設する構成とすることもできる。
さらに、前記第1の実施形態に係る混合弁装置において、ハウジング10における水流入口12と湯流入口13は、弁体中心軸方向における位置関係を一致させて、互いに対向する配置とされ、弁体20の周側面には、これら水流入口12や湯流入口13と重なった状態で各流入口を完全に閉塞可能な共通の閉塞部分20aが設けられ、この閉塞部分20aを除く周側面各部に孔をそれぞれ穿設される構成としているが、これに限らず、第4の実施形態として、図10に示すように、ハウジングにおける水流入口15と湯流入口16を、弁体80の周側面上に水流入口15に重なると共に湯流入口16にも重なる部位が生じないよう、弁体中心軸方向にずらした二箇所にそれぞれ配置するのに対応させて、弁体80が、周側面における弁体中心軸方向の第一の範囲80aに、水流入口15と重なった状態でこの水流入口15を完全に閉塞可能な第一閉塞部分81を有すると共に、この第一閉塞部分81以外の部位に孔83を複数穿設され、また、周側面における弁体中心軸方向の前記第一の範囲80aとは重複しない第二の範囲80bに、湯流入口16と重なった状態でこの湯流入口16を完全に閉塞可能な第二閉塞部分82を有すると共に、この第二閉塞部分82以外の部位に孔84を複数穿設され、このうち前記第一の範囲80aの孔83が、第一の範囲80aの所定周位置における孔の弁体軸方向開口寸法の総和を、第一閉塞部分81の一端から所定の周方向へ進んで同じ第一閉塞部分81の他端に近付くにつれて、段階的に減少させつつ穿設配置され、一方、前記第二の範囲80bの孔84が、第二の範囲80bの所定周位置における孔の弁体軸方向開口寸法の総和を、第二閉塞部分82の一端から前記所定の周方向とは逆の周方向へ進んで同じ第二閉塞部分82の他端に近付くにつれて、段階的に減少させつつ穿設配置される構成とすることもできる。
10 ハウジング
12、15 水流入口
13、16 湯流入口
14 流出口
14a 混合水流路
20 弁体
20a 閉塞部分
21 中空部
22、23、24、25 孔
26 流出孔
27 連結軸部
30 アクチュエータ
40、50、60、70 弁体
41、42、43、44 孔
51 孔
60a 閉塞部分
61、62、71、72 孔
80 弁体
80a 第一の範囲
80b 第二の範囲
81 第一閉塞部分
82 第二閉塞部分
83、84 孔
Claims (6)
- 外部から内部の空隙部に通じる水と湯の各流入口を穿設されてなるハウジングと、周側面に複数の孔を穿設されて前記ハウジングの空隙部に回動可能に配設される略円筒状で中空の弁体とを有し、前記ハウジングにおける水と湯の各流入口に対し、前記弁体が前記各流入口と各孔との連通状態を変化させるよう回転角度調整され、各々供給される水と湯の弁体内中空部分への流入量の割合を調整して得られる所定温度の混合水をハウジング外に送出可能とするロータリ弁型の混合弁装置において、
前記ハウジングにおける水の流入口と湯の流入口が、弁体中心軸方向の位置関係を一致させ且つ対向状態にある所定の二箇所にそれぞれ配置され、
前記弁体が、周側面に前記水の流入口又は湯の流入口と重なった状態で各流入口を完全に閉塞可能な共通の閉塞部分を有すると共に、当該閉塞部分から弁体中心軸周りに180°分回転した閉塞部分の反対側の周側面位置に、前記水と湯の各流入口のいずれにも連通可能な孔を一又は複数穿設され、
当該孔及び弁体周側面の他の孔が、弁体周側面の所定周位置における孔の弁体軸方向開口寸法の総和を、弁体周側面上で前記閉塞部分の反対側の周側面位置から前記閉塞部分に近付くにつれて、連続的に又は段階的に減少させつつ穿設配置され、
前記閉塞部分は、弁体の周方向について、前記孔の穿設される範囲より小さくして弁体周側面に一箇所のみ設けられ、
前記閉塞部分が一方の流入口を塞ぎ、閉塞部分の反対側の孔が他方の流入口を最大に開放する状態から、閉塞部分が他方の流入口を塞ぎ、閉塞部分の反対側の孔が一方の流入口を最大に開放する状態までの弁体回転角を180°とすることを
特徴とする混合弁装置。
- 外部から内部の空隙部に通じる水と湯の各流入口を穿設されてなるハウジングと、周側面に複数の孔を穿設されて前記ハウジングの空隙部に回動可能に配設される略円筒状で中空の弁体とを有し、前記ハウジングにおける水と湯の各流入口に対し、前記弁体が前記各流入口と各孔との連通状態を変化させるよう回転角度調整され、各々供給される水と湯の弁体内中空部分への流入量の割合を調整して得られる所定温度の混合水をハウジング外に送出可能とするロータリ弁型の混合弁装置において、
前記ハウジングにおける水の流入口と湯の流入口が、回転角度調整される弁体周側面上に水の流入口に重なると共に湯の流入口にも重なる部位が生じないよう、弁体中心軸方向にずらした二箇所にそれぞれ配置され、
前記弁体が、周側面における弁体中心軸方向の第一の範囲に、水の流入口と重なった状態で水の流入口を完全に閉塞可能な第一閉塞部分を有すると共に、当該第一閉塞部分以外の部位に孔を一又は複数穿設され、また、周側面における弁体中心軸方向の第二の範囲に、湯の流入口と重なった状態で湯の流入口を完全に閉塞可能な第二閉塞部分を有すると共に、当該第二閉塞部分以外の部位に孔を一又は複数穿設され、
前記弁体周側面における前記第一の範囲の孔が、当該第一の範囲の所定周位置における孔の弁体軸方向開口寸法の総和を、第一の範囲上で前記第一閉塞部分の一端から所定の周方向へ進んで同じ第一閉塞部分の他端に近付くにつれて、連続的に又は段階的に減少させつつ穿設配置され、
前記弁体周側面における前記第二の範囲の孔が、当該第二の範囲の所定周位置における孔の弁体軸方向開口寸法の総和を、第二の範囲上で前記第二閉塞部分の一端から前記所定の周方向とは逆の周方向へ進んで同じ第二閉塞部分の他端に近付くにつれて、連続的に又は段階的に減少させつつ穿設配置され、
前記第一閉塞部分は、弁体の周方向について、前記第一の範囲の孔の穿設される範囲より小さくして弁体周側面に一箇所のみ設けられ、
前記第二閉塞部分は、弁体の周方向について、前記第二の範囲の孔の穿設される範囲より小さくして弁体周側面に一箇所のみ設けられ、
前記第一閉塞部分と第二閉塞部分との位置関係が、前記第一の範囲で孔の弁体軸方向開口寸法の総和が最も大きくなる第一閉塞部分近傍の孔位置が水の流入口と重なる場合に、第二閉塞部分が湯の流入口を完全に閉塞し、且つ前記第二の範囲で孔の弁体軸方向開口寸法の総和が最も大きくなる第二閉塞部分近傍の孔位置が湯の流入口と重なる場合に、第一閉塞部分が水の流入口を完全に閉塞するものとされ、
弁体の前記第一の範囲で、第一閉塞部分が水の流入口を閉塞する閉塞状態から、孔の弁体軸方向開口寸法の総和が最も大きくなる第一閉塞部分近傍の孔位置が水の流入口と重なる最大開放状態までの弁体回転角、及び、弁体の前記第二の範囲で、第二閉塞部分が湯の流入口を閉塞する閉塞状態から、孔の弁体軸方向開口寸法の総和が最も大きくなる第二閉塞部分近傍の孔位置が湯の流入口と重なる最大開放状態までの弁体回転角を、約360°とすることを
特徴とする混合弁装置。
- 前記請求項1に記載の混合弁装置において、
前記弁体の複数の孔が、弁体周側面の展開面上において前記閉塞部分の反対側の周側面位置を中心として対称関係をなすように配置されることを
特徴とする混合弁装置。 - 前記請求項1又は3に記載の混合弁装置において、
前記弁体の孔が、弁体周側面のいずれの位置でも、孔同士及び孔の一部同士が弁体中心軸を挟んで正対しない配置として穿設されることを
特徴とする混合弁装置。 - 前記請求項1ないし4のいずれかに記載の混合弁装置において、
前記弁体の複数の孔が、周側面の回転軸方向には孔間の間隔を空けて孔同士を離隔させる一方、周方向についてはオーバーラップする状態又は間を空けない状態となる位置関係で穿設されることを
特徴とする混合弁装置。 - 前記請求項1ないし5のいずれかに記載の混合弁装置において、
混合水について設定された設定温度に応じて前記弁体の回転角度を調整するアクチュエータを備え、
当該アクチュエータが、混合水送出開始時には、弁体における孔の弁体軸方向開口寸法の総和が最も大きくなる周位置を水の流入口に重ねると共に、閉塞部分を湯の流入口に重ねる状態に弁体を回転角度調整することを
特徴とする混合弁装置。
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