JP2010179529A - 湿し水供給装置及び湿し水供給方法 - Google Patents
湿し水供給装置及び湿し水供給方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010179529A JP2010179529A JP2009024130A JP2009024130A JP2010179529A JP 2010179529 A JP2010179529 A JP 2010179529A JP 2009024130 A JP2009024130 A JP 2009024130A JP 2009024130 A JP2009024130 A JP 2009024130A JP 2010179529 A JP2010179529 A JP 2010179529A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dampening water
- water
- dampening
- boat
- circulation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Rotary Presses (AREA)
Abstract
【課題】湿し水に複数のインキが混入することを防止し、水舟に供給する湿し水の汚れ、劣化を防止して、不要な色が印刷されず、インキ本来の色を出し、又、水舟毎に湿し水の温度を調節可能として、きれいな印刷を可能とすることを目的とする。
【解決手段】水舟2内の湿し水20をフィルター7及び熱交換器8に循環させる、複数の循環機構90と、湿し水を調製し、循環機構90に湿し水を供給する、1個の湿し水供給機構80を備えて構成され、循環機構90と湿し水供給機構80は、湿し水供給機構80から循環機構90へ湿し水を送る送り配管51のみで接続され、循環機構90から湿し水供給機構80への湿し水の流入がない湿し水供給装置10。
【選択図】図1
【解決手段】水舟2内の湿し水20をフィルター7及び熱交換器8に循環させる、複数の循環機構90と、湿し水を調製し、循環機構90に湿し水を供給する、1個の湿し水供給機構80を備えて構成され、循環機構90と湿し水供給機構80は、湿し水供給機構80から循環機構90へ湿し水を送る送り配管51のみで接続され、循環機構90から湿し水供給機構80への湿し水の流入がない湿し水供給装置10。
【選択図】図1
Description
本発明は、オフセット印刷における湿し水の供給装置及び供給方法に関し、詳しくは、オフセット印刷機のうち複数色のインキを用いて複数色の印刷が可能な多色機に用い、印刷ユニット毎に設けられた水舟に湿し水を供給する、湿し水供給装置及び供給方法に関する。
オフセット印刷では、非画線部にインキが付着することを防止するために湿し水を付着させてインキを弾かせ、版上でのインキの付着を制御している。この湿し水は通常、水に非画線部が感脂化されて湿し水が付着することが阻害されないための効果を有するエッチ液、湿し水の表面張力を下げて非画線部に濡れやすくするためのアルコール類等の表面張力低下剤等を添加して調製されている。そして、このような湿し水は、水舟に貯められ、水舟内の湿し水と接触する水元ローラー等のローラーを介して版胴に設置された印刷版面に供給されている。
このようなオフセット印刷機には、1色のみ印刷できる単色機のほか、複数色の印刷が可能な多色機があり、多色機では、インキの色毎に印刷ユニットが組まれ、印刷ユニットには夫々水舟が設置されている。
この印刷ユニット毎に設置された複数の水舟への湿し水の供給システムとしては、従来、湿し水を調製する1個の本タンクから、ポンプにより複数の配管を通して各水舟へ湿し水供給し、更に、劣化し、汚れて温度も高くなった湿し水を捨てることなく、水舟から配管を通して本タンクに戻して、フィルター等でインキや紙の微細片等の不純物を取り除き、冷却し、組成、pH等を整えて再び水舟に送られる循環方式が用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、上記のような従来の湿し水供給システムでは、複数の水舟へ供給する湿し水が1個の本タンクに貯留されていると共に、この本タンクには、使用されるインキの色毎に設けられている水舟で使用され、夫々のインキに汚染された湿し水が戻ってきている。
従って、本タンク内では、複数の色の胴に使用された湿し水が混ざり、フィルターで不純物が取り除かれているとはいえ、完全な不純物の除去は困難で、湿し水が濁り、この汚染された湿し水が水舟に供給されることにより、紙にインキが付着し、他の色が印刷されてしまうことがあったり、インキ本来の色が出ないという問題点や、湿し水の劣化が早く、劣化した湿し水は、適時本タンク内から廃棄されるので、産業廃棄物として廃棄される使用済みの湿し水の量が増えるという問題点があった。
又、紙等の印刷媒体へのインキののりを左右するインキの硬さは、温度に左右されるので、きれいな印刷を行なうためには、湿し水の温度の調整も重要であり、印刷によっては、各インキの使用量が異なり、湿し水の使用量が異なるなどのため、水舟毎に湿し水の温度が異なってしまうことがあり、このような場合には、きれいな印刷が出来ないが、上記従来においては、本タンクにおいて、湿し水の温度調整、冷却を行なうため、水舟毎に湿し水の温度調製が出来ず、インキの硬さにばらつきがでて、きれいな印刷を行なうことが出来ないという問題点があった。
更に、複数の水舟から本タンクへ湿し水を戻すため、配管長が長くなり、又、消泡タンク、一次貯留タンク等が必要となるので、湿し水供給装置、システムが複雑化、巨大化するという欠点があり、又、本タンクで調整する湿し水の量が多量になるので、その分廃棄量が増えてしまうという問題点もあった。
そこで、本発明は、湿し水に複数のインキが混入することを防止し、水舟に供給する湿し水の、汚れ、劣化を防止して、不要な色が印刷されず、インキ本来の色を出してきれいな印刷を可能とすることを目的とする。
又、水舟毎に湿し水の温度を調節可能として、きれいな印刷を可能とすることを目的とする。
更に、廃棄される使用済みの湿し水の量を減らすことを目的とする。又、湿し水供給装置、システムを簡素化し、コンパクト化することを目的とする。
上記課題を解決するための手段としての本発明は、オフセット印刷機の多色機に用い、複数の印刷ユニット部毎に設置された夫々の水舟に湿し水を供給する、湿し水供給装置であって、水舟に湿し水を送ると共に、水舟内の湿し水をフィルター及び熱交換器に循環させる、複数の循環機構と、湿し水を調製し、前記循環機構に湿し水を供給する、1個の湿し水供給機構を備えて構成され、前記循環機構と前記湿し水供給機構は、前記湿し水供給機構から前記循環機構へ湿し水を送る送り配管のみで接続されていることを特徴とする湿し水供給装置である。
又、オフセット印刷機の多色機に用い、複数の印刷ユニット部毎に設置された夫々の水舟に湿し水を供給する、湿し水供給方法であって、水舟に湿し水を送ると共に、水舟内の湿し水をフィルター及び熱交換器に循環させる、複数の循環機構と、湿し水を調製し、前記循環機構に湿し水を供給する、1個の湿し水供給機構を備えて構成され、前記循環機構と前記湿し水供給機構は、前記湿し水供給機構から前記循環機構へ湿し水を送る送り配管のみで接続されている湿し水供給装置を用い、前記湿し水供給機構の湿し水タンクで湿し水を調製し、該湿し水を前記送り配管で前記循環機構に送り、前記循環機構において、前記湿し水を前記水舟に送ると共に、前記フィルター及び前記熱交換器に循環させ、前記循環機構内の湿し水を前記湿し水タンクに流入させないことを特徴とする湿し水供給方法である。
以上のような本発明によれば、湿し水に複数のインキが混入することを防止し、水舟に供給する湿し水の汚れ、劣化を防止して、不要な色が印刷されず、インキ本来の色を出してきれいな印刷が可能となった。
又、水舟毎に湿し水の温度を調節可能として、きれいな印刷を可能とすることが可能となった。
更に、廃棄される使用済みの湿し水の量を減らすことが可能となった。又、湿し水供給装置、システムを簡素化し、コンパクト化することが可能となった。
以下本発明の実施の形態を図に従って説明する。図1は、本発明の湿し水供給装置10の一実施例一部構成概略ブロック図であり、図2は、本発明の湿し水供給装置10の一実施例の全体構成概略ブロック図であり、図3は、オフセット印刷機の印刷ユニット部の一例を示す概略図であり、図4は、本発明の湿し水供給装置10の一実施例に印刷ユニット部を図示した構成概略ブロック図である。
本発明の湿し水供給装置10並びに湿し水供給方法は、湿し水が循環する、配管を介した湿し水タンク1と水舟2の系が、複数ある水舟2毎に独立し、交わらない構成であり、或いは湿し水タンク1は共通であるが、水舟2を含む循環系が、複数ある水舟2毎に独立し、交わらない構成であり、更に、湿し水タンク1から排出された湿し水は、湿し水タンク1に戻らない構成である。更に、水舟2毎に循環系を形成し、該循環系において、湿し水のフィルターによる不純物の分離、冷却を行なう構成である。
本発明の湿し水供給装置10は、図2に示すように、1個の湿し水供給機構80と複数、具体例として図2では4個の循環機構90を備えて構成され、1個の湿し水供給機構80に、4個の循環機構90が接続されている。即ち、1個の湿し水タンク1から、4本に枝分れした送り配管51が導出され、各送り配管51の先端には、循環機構90が夫々構成され、循環機構90は夫々対応する水舟2に接続されている。
湿し水供給機構80は、湿し水を調製し、前記循環機構に湿し水を供給する機構であり、図1で示すように、湿し水タンク1、圧送ポンプ3、送り配管51、定量管理装置81、エッチ液83を貯留したエッチ液タンク82、フロートスイッチ84を備えて構成されている。尚、湿し水供給機構80には、例えばアルコール等他の添加液を貯留したタンク、該タンクから定量管理装置81を介して湿し水タンク1に添加液を送る配管等公知の部材を備えることが出来る。
湿し水供給機構80において、湿し水タンク1内の湿し水の量がフロートスイッチ84により検知され、所定量以下になった時に、定量管理装置81により、所定量の上水が上水管85を通って湿し水タンク1内に注入されると共に、所定量のエッチ液83がエッチ液タンク82からエッチ液管86を通って湿し水タンク1内に注入され、圧送ポンプ3により、湿し水タンク1内の取水口87から攪拌用管89に取り入れられ、排出口88から湿し水タンク1内へ送られ、攪拌、混合されて湿し水が調製される。
湿し水タンク1から、湿し水を循環機構90に送る送り配管51が延設され、送り配管51には電磁弁15が設けられている。尚、循環機構90から湿し水タンク1、湿し水供給機構80へ湿し水を送るための配管は設けない。
循環機構90は、水舟に湿し水を送ると共に、水舟内の湿し水をフィルター及び熱交換器に循環させる機構であって、図1で示すように、循環配管52、循環ポンプ6、フィルター7、熱交換器8、ドレーン9、液温計11、温調・比例弁12、フロートスイッチ13や電極棒等の水位検知手段、冷却水配管54、図示しない冷却装置等を備えて構成され、循環配管52を介して冷却装置及び冷却水配管54を除く上記各部材、水舟2が連結されている。
図1で示すように、湿し水タンク1中の湿し水は、圧送ポンプ3により送り配管51を経て、循環配管52に入り、循環ポンプ6により水舟2へ送られる。詳しくは、循環配管52に入った新しい湿し水は、フィルター7に入り、或いはフィルター7には入らずに、熱交換器8に送られ、熱交換器8において、冷却され、水舟2へ送られる。
図3に示すように、水舟2内に貯留した湿し水20は、水元ローラー91や水着けローラー92等のローラーを介して版胴93上の版に送られる。又、版上のインキや紙の微細片等の不純物が水着けローラー92や水元ローラー91等のローラーを介して水舟2内に貯留した湿し水20に混入し、湿し水が汚れ、汚染される。
図1で示すように、このようにして汚染された水舟2内の湿し水20は、循環ポンプ6により、循環配管52を通ってフィルター7へ送られ、フィルター7でインキや紙の微細片等の不純物を取り除かれ、更に、熱交換器8に送られ、熱交換器8において、冷却され、再度水舟2へ送られる。
このようにして、水舟2へ送られた湿し水20は、循環して再利用されるが、汚れがひどい場合には、循環配管52に接続されたドレーン9から廃棄される。但し、循環機構90内を循環する湿し水は、同一インキに使用される水舟にのみ供給されているので、汚れの程度は、複数色のインキに使用された湿し水が混ざったものに比べ、極めて低く、廃棄される頻度が極めて低い。更に、ここで廃棄される湿し水は、水舟2内に残っている湿し水20及び循環配管52内の湿し水のみであり、湿し水タンク1中の湿し水は、全く廃棄されることがなく、更に複数の水舟から本タンクへ湿し水を戻すための長い配管や、消泡タンク、一次貯留タンク等がないので、湿し水の廃棄量は極めて少量にすることが出来る。
循環配管52の熱交換器8の出口付近には液温計11が設置され、熱交換器8から排出される湿し水の温度を測定して、測定値に応じて、温調・比例弁12を開閉して、図示しないチラー装置等の水冷却装置からの冷却水配管54を通る冷却水の循環を制御し、詳しくは、測定値が所定の温度より高い場合には、冷却水を熱交換器8に導入し、測定値が所定の温度以下の場合には、冷却水を熱交換器8に導入せずに循環させる。このような構成であるので、水舟2に導入される湿し水は、温度の微調整が可能であり、しかも水舟2毎に調整可能である。尚、液温計11は水舟2内或いは水舟2の出口付近の循環配管52に設置することとしてもよい。
水舟2には、水舟2内の湿し水20の量を監視或いは測定する、フロートスイッチ13或いは各種レベルセンサ等の水位検知手段が設置されている。水位検知手段により検知された水舟2内の湿し水20の量に応じて、水舟2内に貯留した湿し水20の量が所定量より少ない場合には、送り配管51に設置された電磁弁15を開き、湿し水タンク1中の新しい湿し水が、圧送ポンプ3により送り配管51を経て、循環配管52に入り、循環ポンプ6により水舟2へ送られ、水舟2内の湿し水20を所定の量に維持している。水舟2内の湿し水20が所定の量、即ち所定の水位に達した時に、水位検知手段が検知し、電磁弁15が閉じられ、湿し水タンク1からの新しい湿し水の供給が止められる。
循環機構90には、水舟2内或いは循環配管52、具体的には水舟2の出口付近の循環配管52に設置するpHセンサ71とエッチ液が貯留されたエッチ液タンク72、該エッチ液を循環配管52又は水舟2に送る配管75、該配管に設けたポンプを含むpH調節計70及び電磁弁74を接続することとしてもよい。このような構成とすることで、水舟2と循環機構90内を循環する湿し水は、pHセンサ71によりpHが測定され、pH調節計70の制御のもとに、予め設定された数値範囲外となった場合、電磁弁74が開き、ポンプによりエッチ液タンク72からエッチ液が配管75を通して循環配管52又は水舟2に注入され、水舟2に供給される湿し水のpH値を整えることが出来る。
このような構成、特に循環機構90と湿し水供給機構80は、湿し水供給機構80から循環機構90へ湿し水を送る送り配管51のみで接続されているので、水舟2に貯留され、使用された湿し水は循環機構90から湿し水供給機構80、湿し水タンク1へ流入することがない。又、循環機構90毎に熱交換器8及び液温計11を備えているので、水舟毎に湿し水の温度を調節可能として、インキの硬度をインキ毎に微調整可能で、きれいな印刷を可能とすることが出来る。
尚、1個の湿し水タンク1から導出される送り配管51は、4本に限定されず、即ち、循環機構90は4個に限定されず、送り配管51及び循環機構90を、湿し水供給装置10が使用されるオフセット印刷機で使用するインキの色の数に応じて、インキの色の数と同数、言い換えれば印刷ユニット部数と同数を設置し、各送り配管51の先端には、循環機構90を夫々設置する構成とすることが出来る。即ち、送り配管51及び循環機構90は印刷ユニット部数と同数を設置することが出来る。又、熱交換器8用の図示しない水冷却装置は、夫々の循環機構90毎に設けてもよいが、1個又は複数の水冷却装置を適宜共有することとしてもよい。
湿し水供給装置10をこのような構成とすることで、複数の水舟から本タンクへ湿し水を戻すための長い配管や、消泡タンク、一次貯留タンク等がないので、湿し水供給装置、システムを簡素化し、コンパクト化することが出来る。
図3はオフセット印刷機の印刷ユニット部の一例を示す概略図であり、印刷ユニット部500は、公知のように、水舟2、インキ壷31、元ローラー32、インキ呼出ローラー33、インキ着けローラー34等で構成されるインキ装置30、水元ローラー91や水着けローラー92等で構成される湿し装置40、版胴93、圧胴95等を備えて構成され、多色機のオフセット印刷機では、その色数分のユニットを備えている。
図4に示すように、本発明の湿し水供給装置10の使用に際しては、オフセット印刷機で使用するインキの色の数に応じ、即ち、印刷ユニット部500の設置数に応じ、夫々の印刷ユニット部500及び印刷ユニット部500毎に設置された水舟2に対して循環機構90を設置している。
尚、図4においては、オフセット印刷機は4色の多色機として図示し、循環機構90及び湿し水供給機構80で構成される湿し水供給装置10を4組設けているが、4組に限定されることなく、オフセット印刷機で使用する複数のインキの色の数に応じた適宜の組数の湿し水供給装置10を用いることとしてもよい。又、熱交換器8用の図示しない水冷却装置は、夫々の湿し水供給装置200毎に設けてもよいが、1個又は複数の水冷却装置を適宜共有することとしてもよい。
1 湿し水タンク
10 湿し水供給装置
11 液温計
2 水舟
20 湿し水
3 圧送ポンプ
51 送り配管
52 循環配管
54 冷却水配管
500 印刷ユニット部
6 循環ポンプ
7 フィルター
8 熱交換器
80 湿し水供給機構
90 循環機構
10 湿し水供給装置
11 液温計
2 水舟
20 湿し水
3 圧送ポンプ
51 送り配管
52 循環配管
54 冷却水配管
500 印刷ユニット部
6 循環ポンプ
7 フィルター
8 熱交換器
80 湿し水供給機構
90 循環機構
Claims (2)
- オフセット印刷機の多色機に用い、複数の印刷ユニット部毎に設置された夫々の水舟に湿し水を供給する、湿し水供給装置であって、
水舟に湿し水を送ると共に、水舟内の湿し水をフィルター及び熱交換器に循環させる、複数の循環機構と、湿し水を調製し、前記循環機構に湿し水を供給する、1個の湿し水供給機構を備えて構成され、前記循環機構と前記湿し水供給機構は、前記湿し水供給機構から前記循環機構へ湿し水を送る送り配管のみで接続されていることを特徴とする湿し水供給装置。 - オフセット印刷機の多色機に用い、複数の印刷ユニット部毎に設置された夫々の水舟に湿し水を供給する、湿し水供給方法であって、
水舟に湿し水を送ると共に、水舟内の湿し水をフィルター及び熱交換器に循環させる、複数の循環機構と、湿し水を調製し、前記循環機構に湿し水を供給する、1個の湿し水供給機構を備えて構成され、前記循環機構と前記湿し水供給機構は、前記湿し水供給機構から前記循環機構へ湿し水を送る送り配管のみで接続されている湿し水供給装置を用い、
前記湿し水供給機構の湿し水タンクで湿し水を調製し、該湿し水を前記送り配管で前記循環機構に送り、前記循環機構において、前記湿し水を前記水舟に送ると共に、前記フィルター及び前記熱交換器に循環させ、前記循環機構内の湿し水を前記湿し水タンクに流入させないことを特徴とする湿し水供給方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009024130A JP2010179529A (ja) | 2009-02-04 | 2009-02-04 | 湿し水供給装置及び湿し水供給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009024130A JP2010179529A (ja) | 2009-02-04 | 2009-02-04 | 湿し水供給装置及び湿し水供給方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010179529A true JP2010179529A (ja) | 2010-08-19 |
Family
ID=42761446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009024130A Pending JP2010179529A (ja) | 2009-02-04 | 2009-02-04 | 湿し水供給装置及び湿し水供給方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010179529A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016033672A1 (pt) * | 2014-09-04 | 2016-03-10 | Vergete Antonio Pedro | Conjunto de dispositivos para melhoria do sistema de impressao off set |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5095009A (ja) * | 1973-12-20 | 1975-07-29 | ||
JPS52114801A (en) * | 1976-03-24 | 1977-09-27 | Hitachi Ltd | Stress computer for turbine rotor |
JPS61163858A (ja) * | 1985-01-16 | 1986-07-24 | Toppan Printing Co Ltd | 湿し水冷却装置 |
JPS633437A (ja) * | 1986-06-23 | 1988-01-08 | Sony Corp | 半導体装置の製造方法 |
JP2000351193A (ja) * | 1999-06-10 | 2000-12-19 | St Engineering Kk | 湿し水循環処理装置および湿し水循環処理方法 |
JP2004097968A (ja) * | 2002-09-10 | 2004-04-02 | Cosmo Tec:Kk | 機械水用濾過装置 |
JP2005103805A (ja) * | 2003-09-29 | 2005-04-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | 平版印刷版原版の印刷機上現像方法 |
JP2005125640A (ja) * | 2003-10-24 | 2005-05-19 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 湿し水供給装置と湿し水供給方法 |
JP2006027271A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Heidelberger Druckmas Ag | 温度調節をする方法 |
JP2006289617A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-26 | Katsura Roller Seisakusho:Kk | オフセット印刷機の水舟 |
-
2009
- 2009-02-04 JP JP2009024130A patent/JP2010179529A/ja active Pending
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5095009A (ja) * | 1973-12-20 | 1975-07-29 | ||
JPS52114801A (en) * | 1976-03-24 | 1977-09-27 | Hitachi Ltd | Stress computer for turbine rotor |
JPS61163858A (ja) * | 1985-01-16 | 1986-07-24 | Toppan Printing Co Ltd | 湿し水冷却装置 |
JPS633437A (ja) * | 1986-06-23 | 1988-01-08 | Sony Corp | 半導体装置の製造方法 |
JP2000351193A (ja) * | 1999-06-10 | 2000-12-19 | St Engineering Kk | 湿し水循環処理装置および湿し水循環処理方法 |
JP2004097968A (ja) * | 2002-09-10 | 2004-04-02 | Cosmo Tec:Kk | 機械水用濾過装置 |
JP2005103805A (ja) * | 2003-09-29 | 2005-04-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | 平版印刷版原版の印刷機上現像方法 |
JP2005125640A (ja) * | 2003-10-24 | 2005-05-19 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 湿し水供給装置と湿し水供給方法 |
JP2006027271A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Heidelberger Druckmas Ag | 温度調節をする方法 |
JP2006289617A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-26 | Katsura Roller Seisakusho:Kk | オフセット印刷機の水舟 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016033672A1 (pt) * | 2014-09-04 | 2016-03-10 | Vergete Antonio Pedro | Conjunto de dispositivos para melhoria do sistema de impressao off set |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1319560C (en) | Simplified lithography using ink and water admixtures | |
JP5112667B2 (ja) | 印刷機の温度を調節する方法 | |
TWI504515B (zh) | 使用水性油墨之凹版印刷機中的水性油墨調溫裝置 | |
JP2010532724A5 (ja) | ||
US8746143B2 (en) | Method and apparatus for compensating for inking differences in printing presses with an anilox short inking unit and printing press having the apparatus | |
CA2042177A1 (en) | Pressurized printing fluid input system for keyless lithographic printing | |
JP2010179529A (ja) | 湿し水供給装置及び湿し水供給方法 | |
WO2007067321A2 (en) | Apparatus and method for controlling delivery of dampener fluid in a printing press | |
CN105291581A (zh) | 一种基于多重干燥的温控凹版印刷装置 | |
AU632956B2 (en) | Keyless printing system for keyless lithographic printing | |
JP3486410B1 (ja) | オフセット印刷機の湿し水供給方法及び装置 | |
KR20120066803A (ko) | 수성인쇄의 인쇄장치 | |
US8479650B2 (en) | Method and device for controlling the temperature of inking groups and dampening solution of an offset printing press | |
JP6721234B2 (ja) | 印刷機の湿水装置 | |
CN201410777Y (zh) | 胶印机的印刷用水供给装置 | |
CN202592926U (zh) | 马口铁印刷酒精润版系统 | |
US6837161B2 (en) | Ink removal method for printing press | |
JP2005125640A (ja) | 湿し水供給装置と湿し水供給方法 | |
JPH0516303U (ja) | 紙版兼用印刷機の湿し水装置 | |
JP2009101637A (ja) | コーティング装置およびこれを用いた印刷機 | |
JP2010201763A (ja) | 水舟装置 | |
JP4279164B2 (ja) | 印刷物の汚れ防止方法及び装置 | |
JP2008183757A (ja) | 印刷機 | |
JP2017081005A (ja) | スプレー湿し水供給装置および湿し水供給方法 | |
JP2000318130A (ja) | インキ量水量制御機能付きオフセット印刷機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110712 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110830 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20111004 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20120116 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |