JP2010179155A - 放射線画像取得装置および放射線画像表示装置 - Google Patents

放射線画像取得装置および放射線画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】静止画用のFPDで動態画像を得る場合の被曝線量を抑制可能にする。
【解決手段】放射線発生装置と該放射線発生装置から発せられた放射線の強度分布を画像情報に変換する検出装置を制御して放射線画像を取得する放射線画像取得装置において、動態撮影のための放射線の総曝射線量が1回の静止画撮影に必要な曝射線量と同等もしくはそれ以下となるように、該動態撮影における各フレームの撮影条件を決定し、決定された撮影条件で各フレームの放射線画像を取得する。
【選択図】図1

Description

本発明は放射線強度分布を画像化する技術に関し、特に医療用のX線画像を取得するのに好適なものである。
人体内部を非侵襲に観察し、医療診断に用いる最も一般的な手法として、人体を透過したX線の透過率分布を直接画像化することがあげられる。そのような画像化の方法としては、蛍光体へ到達したX線に起因する蛍光分布を銀塩フィルムで画像化する旧来の方法、蛍光による光電子を光電子増倍管により増幅しTVカメラで映像化する方法、X線強度分布が輝尽性蛍光体上につくる潜像情報をレーザ光線にて励起して読み取り顕像化する方法が知られている。さらに最近では半導体技術の進歩により、人体の胸部全体を包含できるような大規模な固体撮像素子で構成されたフラットパネルディテクタ(FPD)を用いて、蛍光もしくはX線照射により重金属中に発生した自由電子の空間分布を画像化する方法が実用化されてきている。
人体の動きは心臓、胃腸など主に自律神経のみに依存して動く部位と、呼吸・四肢など意識的にも動かせることが可能な部位に分離できる。意識的に動かせる部位に関しては、従来の静止画撮影では意識的に静止させることも可能であるため、静止画像としてX線像を撮影してきた。それは、撮影装置が主に銀塩フィルムもしくは輝尽性蛍光体によるものであったからであるが、医学的にはそのような部位でもその動態を観察することも重要である。意識的に静止させるのではなく、意識的に動かして撮影する場合は、動きの速度がコントロールできるため、心臓などのようにその動きに合わせた撮影速度にする必要はない。たとえば、肺の呼吸動態を観察する場合には、被検者が比較的ゆっくりと呼吸をすれば、1秒あたり3フレーム程度の撮影速度でも十分に動態を観察することが可能になる。ただし、余りにゆっくりと意識的に動かすこともまた被検者にとって困難であり、それぞれの部位で適度な運動速度というものがある。
従来の自律神経に依存する動態を観察する場合、その部位は心臓、動脈、胃腸など非常に限られた部位でよかったため、光電子増倍管を用いたTVカメラシステムで必要な部位の撮影が可能であった。この場合重要なのは、撮影速度であった。
J.H.Siewerdsen,L.E.Antonuk; DQE and System Optimization for Indirect-Detection Flat-Panel Imagers in Diagnostic Radiology; SPIE Vol.3336
反面、意識的に動かせる部位の撮影、特に肺の呼吸動態の撮影には、撮影速度はそれほど必要ない代わりに、撮影面積が重要になる。肺機能を動態から観察するには、横隔膜の動きから、肺内部の血管の動きなどを全般に観察する必要がある。従って、光電子増倍管を用いることはできず、大判のフィルムを高速に入れ替えて秒3画像程度で動態観察を行う必要があった。しかし、フィルムを高速に入れ替えるための機構が必要となる上、フィルムを画像化するためには相当量のX線曝射が必要であるため、動態観察のための複数の画像を得るためには莫大な被曝量とコストが必要となり、実用にはならなかった。また、そのような複数画像を最適に観察する方法も無かった。
近年、大判のX線FPDの開発により、フィルムを高速に入れ替えるような機械的動作を行わせることなく、胸部などの比較的広範囲の人体の動態が取得可能になって来た。しかし、FPDといえども、コスト的に実用性があるのは、感度的に従来のフィルムと同様のものがほとんどである。よって、光電子増倍管を利用したTVシステムほどの感度は無いため、十分な画質の画像を得るためには相当量の被曝量が必要になる。例えば、非特許文献1によれば、胸部静止画撮影での通常センサに到達する線量は3mR(ミリレントゲン)であり、この線量で動態観察のための複数の画像を撮影すれば、相当量の被曝量に達してしまう。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、動態撮影において被曝量の増大を防ぐことを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明による放射線画像取得装置は以下の構成を備える。即ち、
放射線発生装置と該放射線発生装置から発せられた放射線の強度分布を画像情報に変換する検出装置を制御して放射線画像を取得する放射線画像取得装置であって、
動態撮影のための放射線の総曝射線量が1回の静止画撮影に必要な曝射線量と同等もしくはそれ以下となるように、該動態撮影における各フレームの撮影条件を決定する決定手段と、
前記決定手段で決定された撮影条件で各フレームの放射線画像を取得する取得手段とを備える。
また、上記の目的を達成するための本発明による放射線画像表示装置は以下の構成を備える。即ち、
総撮影線量を静止画撮影と同等もしくはそれ以下とした動態撮影によって得られた複数の放射線画像を順次に切り替えて表示する放射線画像表示装置であって、
前記複数の放射線画像の一つについて得られる画素値の頻度分布に基づいて、放射線量不足に起因する非画像化領域の画素値を検出する検出手段と、
前記検出手段で検出された該非画像化領域の画素値を無視するように階調変換する階調変換手段と、
前記階調変換手段による階調変換後の画像データを表示器に表示させる表示手段とを備える。
本発明によれば、例えば低コストなFPDを用いた場合でも、被曝量の増大を防ぎながら、動態撮影を行うことが可能となる。
第1実施形態による放射線撮影装置の構成を示すブロック図である。 制御ユニットの構成を示すブロック図である。 第1実施形態による静止画撮影と動画撮影のタイミングチャートである。 処理ユニットによるパラメータ受付時の処理を示すフローチャートである。 処理ユニットによる静止画撮影時および動画撮影時の処理を示すフローチャートである。 第3実施形態における、動画撮影時のヒストグラムの例及び、動画表示に用いるルックアップテーブルの例を示す図である。 第4実施形態における、画像取得時および表示時のフレームの時間間隔を説明する図である。 第5実施形態によるフレームの繰り返し順序を説明する図である。 第6実施形態における、フレームを縮小して表示することを説明する図である。 第2実施形態による放射線撮影装置の構成例を示すブロック図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
<第1実施形態>
本発明者は、X線動態画像観察では、画像情報1フレームごとの線量もさることながら動態撮影時におけるトータルの被曝線量も重要であることを見出した。これは、人間の目および認識の残像効果と、無意識もしくは意識的な移動物体の追跡により生じる「認識される画質の改善効果」が存在するためである。たとえば、静止している被写体に対して2つの方法で画像取得を試みる。1つはある特定のX線量で撮影された静止画を観察する場合であり、他方はトータルで上記特定のX線量になるように複数画像を撮影して動画として観察する場合である。理論的には、後者の複数の画像をすべて加算平均すればX線の量子モトル的には前者の画像とまったく同じになるので、前者の静止画と同様の画像になる。そして、後者の画像を繰り返し動画として観察する場合、動画の表示速度にも依存するが、人間の目および認識の残像効果により演算による平均化とほぼ同等の効果が生じ、静止画と同様の認識がおこなえる。
また、被写体が動いた場合、その動画像を観察するときには、人間は無意識に物体の構造を認識し、必然的にその動きを追跡して観察する。この結果、一つの部位に関して言えば、前述と同様の平均化効果が起こり、やはり静止画と同程度の認識が行える。
これらの人間の目や認識による残像効果によって得られる平均化は、複数の画像のトータルの線量が十分でなければ成り立たないが、上述したように静止画と同等の線量があれば観察に耐えるものとなる。従って、静止画と同じ受像装置で動態X線像を撮影し観察する場合に、静止画と同等の情報量を得るためには動態撮影のトータルの線量を静止画と同等にすればよい。また、動態観察に求める画像情報によっては、その動態撮影時のトータル線量を落としてもよいことになる。
そこで、以下に説明する実施形態では、「動態撮影の総撮影線量を、静止画撮影と同等もしくはそれ以下に抑える」ように動態撮影を行う。
そのため、第1実施形態では、1つのFPDを用いて静止画撮影と動態撮影とを連続して行い、動態撮影では、トータルの線量がその直前に行った静止画撮影と同じになるように設定される。すなわち、静止画像の撮影を動態画像撮影に先立って行うことにより、静止画像撮影に必要なX線量をモニタし、その結果を動態撮影の被曝線量の設定に役立てる。この場合、静止画撮影のみの場合に比べて2倍の被曝量になる。しかしながら、一般の静止画撮影においても、撮影失敗によるいわゆる「射損」と呼ばれる再撮影はよく行われることであり、その場合も被曝量は2倍になる場合がある。よって、通常、その程度の被曝量であれば人体に悪影響を及ぼすおそれはない。
図1は第1実施形態によるX線画像取得装置および表示装置の構成例を示す図である。図1において、X線発生装置3で発生したX線は被写体1を透過してX線フラットパネルディテクタ(FPD)2に到達する。FPD2は、到達したX線の線量分布を画像化する。なお、FPD2は、不図示ではあるが、被写体1等からの散乱X線を除去するための散乱線除去グリッドを担持している。このFPD2は、人体の細部まで画像化するために、少なくとも空間サンプリングピッチは1mm以下とする。なお、不図示であるが、X線発生装置3は、X線の発生条件である管電圧、管電流値を設定できるようになっており、被写体や撮影目的に応じてそれらを調整することが可能である。
静止画撮影時に適度なX線被曝量にするためのX線量モニタとしてフォトタイマ4が設けられている。フォトタイマ4は、被写体1の特定部位を通過したX線量を信号線25上に出力する。この信号は制御ユニット5によって累積される。この制御ユニット5の制御により、その累積値がある一定値に達すると静止画を撮影するために十分なX線量が得られたとしてX線が遮断される。
制御ユニット5はX線発生装置3およびFPD2を制御する。上述したように制御ユニット5は、フォトタイマ4からの信号を累積し、その累積値に基づいてX線発生装置3から発せられるX線を遮断したり、必要に応じたパルス幅のX線パルスをX線発生装置3から継続的に出力させるような制御を行う。制御ユニット5には、X線曝射を開始するための曝射開始トリガ19と、フォトタイマ出力の累積値と比較される静止画用X線量設定レベル20(静止画撮影に必要なX線量レベル)と、動態観察用の画像(以下、動画ともいう)取得時のフレーム数21、および動画取得時間22を入力、設定するための構成が設けられている。また、制御ユニット5は、X線発生装置3への制御信号23およびFPD2の制御信号24等を出力する。
A/D変換器6は、FPD2の出力をデジタル値に変換する。切り替え器7は、FPD2の暗出力と画像出力とでデータの格納先を切り替える。暗出力とはX線を曝射しない状態でFPD2から取得される出力であり、切り替え器7をB側に接続することで画像メモリ9へ保存される。一方、画像出力は、X線を曝射時にFPD2から取得される出力であり、切り替え器7をA側に接続することで画像メモリ8へ保存される。なお、暗出力は、画像出力の取得前後等のどの段階で取得してもよい。減算器10により、画像メモリ8に格納された画像出力から画像メモリ9に格納された暗出力が差し引かれる。この処理により、画像出力に対するオフセット補正が行われる。
ルックアップテーブルユニット11は、ルックアップテーブル(LUT:Look Up Table)を有し、減算器10でオフセット補正された画像データを対数値に変換する。対数値に変換することにより、後段の減算処理によって除算の操作が行われる。切り替え器12は、FPD2のゲイン画像と被写体画像を切り替えるための切り替え器である。ゲイン画像とは、あらかじめ被写体が無い状態でX線を曝射した際のFPD2よりの出力を取得し、暗出力を差し引いた後、ルックアップテーブルユニット11で対数変換したものである。ゲイン画像は、切り替えスイッチ12をB側に接続することによりゲイン画像メモリ13へ記録される。被写体画像も同様にスイッチ12をA側にすることでメモリ14へ記録される。減算器15は、ゲイン画像メモリ13に格納されたデータをメモリ14に格納されたオフセット補正後の画像データから減算する。減算器15による減算処理により、FPD2における画素ごとのゲインばらつきが補正される。なお、図1では図示しないが、FPD2において画像化されない欠陥画素がある場合、その欠陥画素を周囲の正常な画素値によって補修(補間)する。こうして得られた画像データはデータ記録装置16に保存される。データ記録装置16に保存された画像データは、表示制御装置17によって読み出され、表示用モニタ18に表示される。
以下、制御ユニット5の構成、及びX線撮影処理についてより詳細に説明する。
図2は制御ユニット5の詳細の構成を示すブロック図である。図2において、積分器31はフォトタイマ4からの信号、すなわち被写体1の特定部位を透過したX線量を示す信号を積分する。そして、その積分出力41は比較器32に入力される。比較器32では、設定された静止画用X線量設定レベル20と積分出力41を比較し、比較結果40を出力する。
フリップフロップ35は、曝射開始トリガ19でセットされ、比較器32から出力される比較結果40でリセットされる。フリップフロップ35からの信号はX線発生制御信号23として用いられる。処理ユニット34は、マイクロプロセッサを内蔵し、外部から設定される動画フレーム数21、動画取得時間22を受け付ける。また、処理ユニット34は曝射開始トリガ19を入力し、曝射が開始されたタイミングを検知し、動画用のX線制御パルス38を出力する。また、このX線制御パルス38に同期して画像データを取得すべく、信号線24を介してFPD2での画像取得のタイミングを制御する。また、処理ユニット34は、信号線39を介して、パルス幅計測ユニット33より静止画撮影時におけるX線曝射のパルス幅を取得する。パルス幅計測ユニット33は静止画撮影におけるX線パルス幅(フリップフロップ35の出力)を計測し、その結果を処理ユニット34へ伝える。論理和ゲート36は、フリップフロップ35からの静止画用のX線制御パルス、或いは処理ユニット34からの動画用のX線制御パルスの両者をX線発生装置3に伝える。即ち、論理和ゲート36の出力はX線制御信号23として図1のX線発生装置3へ伝えられる。
次に、図3のタイミングチャートにより制御ユニット5によるX線撮影動作を説明する。なお、動画撮影において設定される動画フレーム数をN、動画撮影時間をTmとする。図3に示されるように、曝射トリガ19の立ち上がりによってフリップフロップ35がセットされ、X線発生制御信号23が出力される。このX線発生制御信号23がONの間、X線が発射される。X線が発射されるとフォトタイマ4が到達したX線量を示す信号を出力するので、積分器31からの積分出力41が図3に示すように増加していく。積分出力41は、比較器32によって静止用X線量設定レベル20と比較され、図3ではAの時点で目的の線量(静止画用X線量設定レベル20)に達している。このAの時点で比較器32は比較結果40を出力するため、即ち比較結果40が立ち上がるためフリップフロップ35はリセットされ、X線発生制御信号23がOFFされて、X線曝射は停止される。この結果、X線発生制御信号23は図3の第2段目に示すように幅TxのX線制御パルスとして出力され、このパルスの期間だけX線発射装置3からX線が出力される。
パルス幅計測ユニット33は、X線発生制御信号23のパルス幅(時間)Txを測定する。上述したように動画撮影時間がTm、フレーム数がNに設定されているので、処理ユニット34は、パルス幅計測ユニット33よりTxを受け取ると、動画撮影用のパルス幅(Tx/N)と、動画1フレームに割り当てられる時間(Tm/N)を算出する。処理ユニット34は、このTm/Nをパルス周期として幅Tx/NのパルスをX線発生制御信号として出力する。この結果、図3の第2段目の後半に示されるような動画用パルスがN個出力されることになる。こうして、静止画撮影から引き続き動画撮影が実行され、その動画撮影用のトータルのX線量は静止画と同レベルになる。
なお、動画用のパルスを決定する際に、トータルのX線量が静止画とまったく同じである必要はなく、目的、患者への負担に応じて、少なめに設定することも可能である。この設定の詳細については後述する。
以上の操作を具体的に呼吸動態を撮影する場合に適用すると、患者は操作者の指示により、最初の段階で吸気を行い、最大吸気の状態で静止し、静止画撮影を行う。静止画撮影が終わると、患者にゆっくりと呼気を開始させ、その呼気の様子を動態として連続して撮影することになる。
図2の処理ユニット34はマイクロプロセッサがプログラムを実行することで上述した撮影処理を実行する。以下、図4、5に示すフローチャートを参照してその処理を更に説明する。
図4は動画フレーム数および動画撮影時間入力を受け付ける処理であり、図1、2では不図示であるが、適切なユーザインターフェースにより、操作者が所望の動画撮影時間Tm、動画フレーム数Nを入力する。図4のフローチャートで示される処理では、その入力された値が適切なものであるかどうかを判断し、適切であれば設定値を保存する。
ステップS1において撮影時間Tmを受け付けると、ステップS2においてその時間が5秒以上であるかどうかを判断する。もし、5秒より少ない時間が指定された場合は、ステップS3に進み、操作者に対して警告を出し、撮影時間の変更を促す。5秒以上が設定されていれば、ステップS4へ進み、指定された動画フレーム数Nを受け付ける。なお、動画撮影時間Tmを5秒以上とする理由については後述する。次に、指定されたフレーム数Nと動画撮影時間Tmとを用いて、動画のフレーム周期に相当する動画フレーム時間Tm/Nを算出し、この値が1/3秒か否かを判定する。1/3秒以下でない場合は、ステップS6へ進み、操作者に対して警告を出し、フレーム数の設定変更を促す。ステップS5において1/3秒以下であると判定された場合は、ステップS7へ進み、設定値Tm、Nを処理ユニット34内の不図示のメモリに保持する。なお、動画フレーム時間を1/3秒以下とする理由は後述する。
なお、この設定で決定しなければならないパラメータとしては「動画撮影時間(Tm)」、「動画フレーム数(N)」そして「動画フレーム時間(Tm/N)」の3つがある。 これら3つのパラメータはそれぞれ関連しており、2つが決定されればおのずと他方1つは計算できるものである。よって、図4では「動画撮影時間Tm」、「動画フレーム数N」を入力しているが、他2つのパラメータの組み合わせを入力しても構わないことは明白である。その場合でも、動画撮影時間Tmが5秒以上、動画フレーム時間Tm/Nが1/3秒以下という条件を判断し、適切な動態観察が行える条件を満たすようにする。
なお、本実施形態で動画撮影時間を5秒以上、動態画像の撮影速度は1秒あたり3フレーム以上としている。その理由は以下のとおりである。課題の項で上述したように、意識的に呼吸などで人体を動かす場合にはその移動速度を遅くするにも限界がある。たとえば、呼吸に関しては意識的にゆっくりしても5秒間の呼気、5秒間の吸気程度の速度(どの部位にしても5秒間でひとつの動きを行う)が限界である。それ以下に遅くすると動きが非常にぎこちなくなり、安定した動きは望めない。本発明者は、そのような動きを画像化し、観察する場合に、最低でも1秒あたり3フレーム以上で取得したものでなければ、安定した追跡認識ができないことを見出した。動態撮影時間は上記の5秒間で1つの動きを行うため、5秒以上の撮影時間が必要になる。また、胸部の呼吸動態を観察する場合には、少なくとも人体胸部全体を包含するようなサイズのFPDを用いることも重要である。なお、動態画像の撮影時間に上限を設けることは望ましいことである。本実施形態の場合であれば、上述したように5秒間の呼気、吸気の速度が安定した動作を保証する限界であるとの観点から、例えば10秒以下という上限を設ければよい。
図5は、動画用パラメータが決定された後に実際に撮影を行う場合の処理ユニット34による制御を説明するフローチャートである。図5に示す処理を処理ユニット34が実行することにより、図3のタイムチャートで説明した動作が実現される。
ステップS11及びステップS12により、静止画撮影におけるX線の曝射開始から終了を判断する。本実施形態では、曝射トリガ入力19をモニタしてX線の曝射開始を判断し、パルス幅計測ユニット33の出力をモニタすることによりX線の曝射終了を判断する。なお、フリップフロップ35の出力信号をモニタすることでX銭の曝射開始と終了を判断するようにしてもよい。ステップS13では、当該静止画撮影に要した曝射時間Txを読み出し、設定されているフレーム数Nや動画撮影時間Tmを用いて各フレームの撮影条件を設定する。例えば、1フレームあたりの曝射時間をTx/Nに、フレーム周期(曝射周期)をTm/Nに設定する。また、このときに撮影された画像データは図1に示した各ユニットを経て記憶装置16に格納される。ステップS14では、動画撮影の開始に至るまでの待ち時間である。待ち時間は患者の動作に応じて適当に設定されるものであり、無くても良い。或いは、動画撮影の開始を指示する操作入力に応じてステップS15以降へ進むようにしてもよい。
動画撮影が開始されるとステップS15〜S19の処理が実行される。まず、ステップS15では、動画用のパルスがN回出力されたかどうかを判断する。例えば、1フレームのX線照射を行う毎にカウンタメモリを累積することによりN回曝射(Nフレームの撮影の完了)の判断を行う。N回の曝射が完了していない場合は、図2に示されるタイミングに従ってX線を曝射するように動画用のX線制御パルス38を出力する。即ち、ステップS16において、動画用のX線制御パルス38をONし、ステップS17においてTx/Nの待ち時間だけ待ちを実行し、Tx/Nの待ち時間が過ぎるとステップS18においてX線制御パルス38をOFFする。こうして1フレームの曝射を終了する。ついでステップS19において、パルス間隔分の待ち時間(Tm−Tx)/Nだけ待ちを実行し、ステップS15に戻る。以上の処理をN回繰り返す(ステップS15)ことによりN個のX線画像(フレーム画像)が得られる。なお、この場合でも、一回のX線パルスが発生するごとに図1の各処理ユニットを経て、フレーム画像が記憶装置16に順次記録される。
なお、ステップS17での待ち時間を(Tx−α)/N、ステップS19での待ち時間を(Tm−Tx+α)/Nとして、適当な数値α(α≧0)を用いることにより、動画撮影線量を目的・患者負担に応じて低減させることが可能になる。なお、αを0未満に設定すると動画撮影における総曝射線量が静止画撮影時の曝射線量よりも大きくなる設定となる。本実施形態では動画撮影における総曝射線量を静止画撮影時の曝射線量と同等もしくはそれ以下とするためにα≧0とするが、所定の許容範囲で動画撮影の曝射線量が静止画撮影時の曝射線量を超えるようにしてもよいであろう。例えば、フレーム数Nが多いと一回当たりのX線量が少なくなるので、Nが所定値より大きい場合に、Nに応じてαを負に設定するようにすることが考えられる。
また、FPD2が外部入力の設定により、内部のアンプのゲインもしくは画像情報を担持するための容量を変化させて出力電圧ゲインを変化させることが可能であるようになっている場合もあり、この場合、静止画撮影時と動画撮影時の出力電圧ゲインを変化させることも当然可能である。
以上のように第1実施形態によれば、動画撮影時のトータルの曝射線量が、同じ装置で静止画像を取得する際の曝射線量と同等になるように制御されるので、安全な被曝量で、動態観察に耐え得る動画データを取得できる。
<第2実施形態>
前述の第1実施形態では静止画撮影時のX線量をモニタした。しかしながら、静止画に必要な被曝量は、測定せずとも従来からの経験で判明していることであり、たとえば、上述の非特許文献1(J.H.Siewerdsen,L.E.Antonuk; DQE and System Optimization for Indirect-Detection Flat-Panel Imagers in Diagnostic Radiology; SPIE Vol.3336 )によれば、胸部静止画撮影においてセンサに到達する線量は通常3mRである。よって、第2実施形態では、動態撮影を行う場合に、センサに到達するトータルの最大線量が3mR以下になるようにする。すなわち、トータルのX線量がセンサ上で通常の静止画撮影の線量である3mR以下になるように設定し、静止画撮影を行うことなく胸部の動態撮影をおこなう。
具体的には、特定の線質(管電圧)にて、事前にX線量計にて所定時間T0におけるX線量Axを測定し、その値に基づき1フレームあたりのパルス幅、パルス数を決定する。例えば、X線量をセンサ前面で減弱させる要素をX線が透過する率を透過率Pとすると、センサ上で線量を3mRとするのに必要な照射時間Txは、
Tx=3mR/(Ax/(T0×P))
で表される。なお、透過率Pを生じるような要素としては、散乱線除去グリッドがあげられ、通常50〜60%の透過率であると見なされる。
以上のようにして得られたTxを用いて第1実施形態で説明した手順により動画撮影時の撮影条件を設定することができる。
なお、より確実に被爆量を調整するために、図10に示すようにX線モニタ51を被写体1とは無関係な部分(被写体1の背面部分もしくは、FPD2背後の直接線領域)に設けて、動画撮影中の放射線量を測定するようにしてもよい。すなわち、X線モニタ51の出力が、静止画と同量(センサ前面で3mRに相当する線量)になった時点で、動態観察を終了し、過度な被曝を防ぐ。例えば、被写体1の背面部分にX線モニタ51を配置した場合は、X線量の積算値が3mR/Pとなった時点で動画撮影を終了するようにする。
<第3実施形態>
第3実施形態では、上述のようにして撮影した動画像を好適に表示するための構成について説明する。すなわち、図1に示したデータ記録装置16に格納されている動画データを、表示制御装置17によってモニタ18へ動画像表示するための制御について詳しく説明する。
動態撮影においてトータル線量を静止画像撮影と同じにしても、1フレームあたりの線量があまりに小さいと、量子化(A/D変換)誤差が支配的になり、画像化されない部分、或いは画像化しても意味の無い部分が生じる。たとえば胸部を撮影した場合の縦隔部、腹部などがそれにあたる。そこで、第3実施形態では、この画像化できない部分を無視して階調変換を行い、観察できる部分のみを画像化する。動画の表示においては、多くの場合、それで十分だからである。
モニタ18に画像表示を行うための階調変換処理は表示制御装置17にて実行される。通常、階調変換処理には入力階調値(X線量)と出力階調値を1対1に対応付けたルックアップテーブルが用いられるが、第3実施形態では線量の小さい領域を画像化しないようなルックアップテーブルを表示対象の動画に応じて生成し、階調変換を行う。すなわち、第3実施形態では、表示制御装置17は表示すべきフレームの1つについて図6のAに示すようなX線量のヒストグラムを作成し、これに基づいて図6のBに示すようなルックアップテーブルを生成する。そして、不図示のメモリに生成したルックアップテーブルを格納する。
図6のAは得られた動画像中の一つのフレーム画像の典型的なヒストグラムを示したものであり、横軸が画素値(輝度値)、縦軸が頻度を表す。図16のAにおいて符号53で示す部分は非常にデータが小さく、A/D変換の量子ノイズに埋もれた部分であり、このままで画像化しても意味がない。従って、図6のBで示すような参照テーブル(LUT)を作成し、53で示される画像化できない部分はあえて表示しないような設定を行う。表示制御装置17はこのようなルックアップテーブルによって階調変換を施した画像を順次表示していく。なお、この領域53の設定方法としては、予め設定された値以下の画素値の領域としてもよい。或いは、ヒストグラムを作成して解析し、領域53を決定してもよい。この場合、例えば、ヒストグラムの極小値のうちの最低の画素値以下の領域を領域53に設定するといった方法が考えられる。また、上記ヒストグラムの解析は、例えば動画像中の最初のフレームの画像データについて行えば十分である。もちろん処理能力が許せば、各フレームの画像データについてヒストグラムの解析を行うようにしてもよい。
以上のように第3実施形態の表示制御によれば、動態撮影の総撮影線量が静止画撮影と同等もしくはそれ以下に抑えられた動画像の表示において、画像化するのに十分であると判定された線量の情報によって動画が再生されるので、不要な画像部分が再生されず、認識正の高い画像を得ることができる。
<第4実施形態>
第4実施形態では、第1実施形態或いは第2実施形態で得られた動態画像を観察する場合に、その表示速度を撮影速度より早くする。このような表示によれば、残像効果による平均化がより促進され、認識率が向上する。さらに、動態画像を繰り返し表示することによりさらに平均化、認識率を促進させる。
低線量で得られた動画像を安定して観察するために、人眼および認識の残像効果を利用することができる。従って、表示時にはその速度を規定することが望ましい。
図7のAは30フレームの動画像を時間間隔T1ごとに取得した例であり、図7のBは、図7のAの如き動画像を表示するときの表示間隔をT2にした様子を示している。一般にT2<T1にすることにより残像効果をより高めることができる。また、図7のBでも示すように、動画像の全フレーム(図7の例では30フレーム)を繰り返し表示して観察させることで、より残像効果を高め、特定の部位の追跡を行うことが可能になる。
なお、本発明者は、安定した残像効果を得るためには、T2<1/6秒であることを見出している。従って、T1としていかなる時間間隔が取られたとしても、T2を1/6秒以下の一定値にするというようにしてもよい。T2が取得時のフレーム間隔に関係なく一定値であれば、観察者も取得時のフレーム間隔に関係なく安定した観察が可能になる。
<第5実施形態>
第5実施形態では、上記第4実施形態で説明したように動態画像の表示を繰り返す場合において、すべての動態画像表示が終了すると、そこから逆回しで動態画像表示を行い、繰り返しの動画像表示に連続性を持たせて、残像、物体追跡による画像認識率を向上させる。
図8は第5実施形態による動画像表示を説明する図である。図7のBにおける繰り返しの表示方法では全フレームの表示を終えると先頭のフレームから表示を開始したが、第5実施形態では、1〜30フレームまでを順次表示したのち、29、28フレームと降順に表示し、1フレーム目になったらまた昇順に表示する。このような表示手法により、より連続性を持たせることができる。すなわち、第5実施形態の表示方法によれば、繰り返しの切れ目が無くなり、観察者はより安定して画像内の部位・構造を追跡することができるため、残像効果による安定した画像観察が行える。
<第6実施形態>
更に、第6実施形態では、第1実施形態或いは第2実施形態で得られた動態画像を観察する場合に、画像を実体より縮小表示し、縮小表示の効果(1画素のノイズレベルを下げる効果)により、動態の認識率を向上させる。
低X線量で得られた画像は1画素あたりのX線粒子数が少ないため、平均値にくらべて多くのばらつきをもち、いわゆるS/Nの悪い画像となっている。これを観察する場合、人眼の観察できる範囲でS/Nを向上させるには、画像を縮小表示することがあげられる。人眼が注目する最小範囲をa[mm]とすると、その単位で画素情報がばらついて表示されている場合に観察者は画像情報にばらつきを感じてしまい、正常な観察の妨げになる。通常の観察距離においてはaは約0.5mmである。
そこで、第6実施形態では、動画像を表示する場合に、周辺画素をまとめて(平均して)新たな1画素とした縮小表示を行う。このような縮小表示を行うことにより1画素ごとのばらつきは少なくなり、画像全体の観察がしやすくなる。
たとえば、FPDで0.2mmで取得された画像をそのままの大きさで表示した場合、人眼では1画素ごとのばらつきが見えてしまう。しかしながら、その画像をたとえば縦横2画素ごとで4画素の平均値を1画素として表示すれば、表示画像サイズは1/4になるが、1画素ごとのばらつき(標準偏差値)は1/2になり、ノイズの少ない画像を観察できる。
図9のAは30フレームの動画像を時間間隔T1ごとに取得した例であり、図9のBはそれを表示するときの表示間隔をT2にしたものである。第4、第5実施形態で説明したように、T2<T1とし、表示を繰り返すことにより残像効果をより高めている。そして、図9のBに示されるように、表示する画像サイズを縮小し、小さく表示することにより、画像全体の観察のしやすさを向上する。なお、図9のBでは、図7のBに示したように先頭フレームから順番に表示を繰り返しているが、図8に示したように折り返して繰り返し表示するようにしても構わない。なお、上記第3〜第6実施形態はそれぞれ単独で実施してもよいし、適宜組み合わせて実施してもよい。
以上説明したように、上記各実施形態によれば、比較的低感度のFPDを用いて動態を撮影し、観察する場合でも、動態撮影時のトータルの被曝線量を静止画と同量もしくはそれ以下にすることにより、安定した動態撮影が行える。さらに、表示時に画像化できない部分を無視するような階調特性をもたせ、さらに撮影時よりも高速で表示、繰り返し表示、折り返して繰り返し表示、縮小表示などと組み合わせることでより安定した観察が行えることになる。

Claims (2)

  1. 放射線発生装置と該放射線発生装置から発せられた放射線の強度分布を画像情報に変換する検出装置を制御して放射線画像を取得する放射線画像取得装置であって、
    動態撮影のための放射線の総曝射線量が1回の静止画撮影に必要な曝射線量と同等もしくはそれ以下となるように、該動態撮影における各フレームの撮影条件を決定する決定手段と、
    前記決定手段で決定された撮影条件で各フレームの放射線画像を取得する取得手段とを備えることを特徴とする放射線画像取得装置。
  2. 総撮影線量を静止画撮影と同等もしくはそれ以下とした動態撮影によって得られた複数の放射線画像を順次に切り替えて表示する放射線画像表示装置であって、
    前記複数の放射線画像の一つについて得られる画素値の頻度分布に基づいて、放射線量不足に起因する非画像化領域の画素値を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出された該非画像化領域の画素値を無視するように階調変換する階調変換手段と、
    前記階調変換手段による階調変換後の画像データを表示器に表示させる表示手段とを備えることを特徴とする放射線画像表示装置。
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