JP2010177937A - 集合住宅インターホンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】非常に容易に且つ正確にID設定を行うことができ、作業者にも又来訪者にも使い勝手の良いインターホン装置を提供する。
【解決手段】制御機7では、住戸端末5で設定されたIDを記憶する際、当該IDに対応させて固有の識別表示を作成し、玄関機3へ送信する。さらに、玄関機3では、識別表示を受信すると、来訪者による呼出操作時に識別表示を選択肢の1つとして表示する。そして、来訪者により1つの識別表示が選択されると、制御機7において、その識別表示に対応するIDを有する住戸端末5が識別されて呼び出される。つまり、住戸端末5を呼び出すにあたり、来訪者は、タッチパネル式モニター17に表示されている識別表示から所望の識別表示を選択するだけで良いため、住戸端末5の呼び出し間違い等が起こりにくく、使い勝手が良い。
【選択図】図1

Description

本発明は、集合住宅のエントランス等に設置される玄関機と、各住戸に設置される住戸端末と、玄関機と住戸端末との間に介在される制御機とからなる集合住宅インターホンシステムに関するものである。
従来周知の集合住宅インターホンシステムにおいては、1つの制御機に対して複数の住戸端末が接続されることになる。このような集合住宅インターホンシステムにおける制御機及び各住戸端末では、たとえば特許文献1に記載されているような方法で呼び出しのためのIDを設定していた。つまり、制御機側で予め各住戸端末毎にIDを設定する(たとえば、部屋番号に対応させてIDを設定する)とともに、各住戸端末側においても制御機に設定されているIDと同じIDを設定(たとえば設定スイッチ等により)していた。そして、来訪者により玄関機において呼出操作される(たとえば、テンキー等にて部屋番号が入力される)と、制御機は、記憶しているIDにもとづいて呼び出し対象となる住戸端末を識別し呼び出していた。
特開2003−274028号公報
しかしながら、上記集合住宅インターホンシステムによれば、ID設定の作業に係り、制御機と各住戸端末との両方で一々ID設定作業を行わなければならず、ID設定作業が煩わしいという問題があるし、IDの設定ミス(制御機側と住戸端末側とでIDが不一致となる事態)が生じやすいという問題もある。また、来訪者からすると、所望の住戸端末を呼び出すためには、その住戸端末を呼び出すための玄関機での入力態様を正確に憶えておく必要があり煩わしいし、入力ミスにより誤って所望していない住戸端末を呼び出してしまう事態も起きやすい。すなわち、使い勝手の点で課題を抱えていた。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、非常に容易に且つ正確にID設定を行うことができ、作業者にも又来訪者にも使い勝手の良いインターホン装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、集合住宅のエントランスに設置されて居住者を呼び出すための玄関機と、各住戸に設置されて玄関機からの呼び出しに応答するための居室端末と、各機器間の通信を制御する制御機とからなり、玄関機及び居室端末に表示手段を設けた集合住宅インターホンシステムであって、居室端末に、文字を複数記憶する端末記憶手段と、表示手段に表示された複数の文字から任意の文字又は文字の組み合わせを入力する端末入力手段と、文字を表示手段に表示させるとともに、端末入力手段により入力された文字又は文字の組み合わせにもとづいてIDを設定し、端末記憶手段に記憶するとともに、当該IDを制御機へ送信する端末制御手段とを設ける一方、制御機に、IDと識別表示とを対応付けて記憶する制御機記憶手段と、受信したIDに対応させて識別表示を作成し、識別表示を玄関機へ送信するとともに、玄関機からの呼出信号にもとづいて住戸端末を呼び出す制御機制御手段とを設け、玄関機に、識別表示を記憶する玄関機記憶手段と、表示手段に表示された複数の識別表示から1つの識別表示を選択し入力する玄関機入力手段と、呼び出し操作時に識別表示を表示手段に表示するとともに、玄関機入力手段により1つの識別表示が選択されると、制御機へ送信する呼出信号に当該識別表示に係る情報を含める玄関機制御手段とを設けたことを特徴とする。
尚、本願請求項1における「文字」とは、アルファベットや平仮名、片仮名、漢字等に加え、アラビア数字やローマ数字等の数字、記号を含むものとする。
この構成によれば、住戸端末に複数の文字を記憶させ、当該文字から任意の文字又は文字の組み合わせを入力すれば、当該文字の並びがそのまま自身のIDとして設定されるとともに、当該IDが制御機へ送信されて、制御機においてもID設定される。したがって、制御機側と住戸端末側とで夫々ID設定作業が必要であった従来と比較して、住戸端末側のみでID設定を行えばよく、ID設定作業が簡易となるし、IDの設定ミス(IDの入力ミス等により住戸端末と制御機とで設定されたIDが不一致となる事態)を確実に防止することができる。また、制御機では、住戸端末で設定されたIDを記憶する際、当該IDに対応させて固有の識別表示を作成し、玄関機へ送信する。さらに、玄関機では、識別表示を受信すると、来訪者による呼び出し操作時に識別表示を選択肢の1つとして表示する。そして、来訪者により1つの識別表示が選択されると、制御機において、その識別表示に対応するIDを有する住戸端末が識別されて呼び出される。つまり、住戸端末を呼び出すにあたり、来訪者は、表示手段に表示されている識別表示から所望の識別表示を選択するだけで良いため、住戸端末の呼び出し間違い等が起こりにくく、使い勝手が良い。さらに、住戸端末でのID設定に伴い、玄関機には自動的に識別表示が追加されるため、作業者は、一々玄関機において識別表示を登録する等の必要がなく、作業者側の使い勝手も優れている。
また、上記目的を達成するために、本発明のうち請求項2に記載の発明は、集合住宅のエントランスに設置されて居住者を呼び出すための玄関機と、各住戸に設置されて玄関機からの呼び出しに応答するための居室端末と、各機器間の通信を制御する制御機とからなり、玄関機及び居室端末に表示手段を設けた集合住宅インターホンシステムであって、居室端末に、文字を複数記憶する端末記憶手段と、表示手段に表示された複数の文字から任意の文字又は文字の組み合わせを入力する端末入力手段と、文字を表示手段に表示させるとともに、端末入力手段により入力された文字又は文字の組み合わせにもとづいてIDを設定し、端末記憶手段に記憶するとともに、当該IDを制御機へ送信する端末制御手段とを設ける一方、制御機に、受信したIDを記憶する制御機記憶手段と、IDを受信すると玄関機へ送信する一方、玄関機からの呼出信号にもとづいて住戸端末を呼び出す制御機制御手段とを設け、玄関機に、IDと識別表示とを対応付けて記憶する玄関機記憶手段と、表示手段に表示された複数の識別表示から1つの識別表示を選択し入力する玄関機入力手段と、受信したIDに対応させて識別表示を作成するとともに、呼び出し操作時に識別表示を表示手段に表示し、玄関機入力手段により1つの識別表示が選択されると、当該識別表示に対応するIDを制御機へ送信する呼出信号に含める玄関機制御手段とを設けたことを特徴とする。
尚、本願請求項2における「文字」とは、請求項1の「文字」同様、アルファベットや平仮名、片仮名、漢字等に加え、アラビア数字やローマ数字等の数字、記号を含むものとする。
この構成によれば、請求項1に記載の発明同様、制御機側と住戸端末側とで夫々ID設定作業が必要であった従来と比較して、住戸端末側のみでID設定を行えばよく、ID設定作業が簡易となるし、IDの設定ミス(IDの入力ミス等により住戸端末と制御機とで設定されたIDが不一致となる事態)を確実に防止することができる。また、玄関機では、制御機を介して受信したIDを記憶する際、当該IDに対応させて固有の識別表示を作成し、来訪者による呼び出し操作時に識別表示を選択肢の1つとして表示する。そして、来訪者により1つの識別表示が選択されると、玄関機において、その識別表示に対応するIDを有する住戸端末が識別されて呼び出される。つまり、請求項1に記載の発明同様、住戸端末を呼び出すにあたり、来訪者は、表示手段に表示されている識別表示から所望の識別表示を選択するだけで良いため、住戸端末の呼び出し間違い等が起こりにくく、使い勝手が良い。さらに、住戸端末でのID設定に伴い、玄関機には自動的に識別表示が追加されるため、作業者は、一々玄関機において識別表示を登録する等の必要がなく、作業者側の使い勝手も優れている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、制御機制御手段は、住戸端末からIDを受信すると、制御機記憶手段に既に記憶されているIDと受信したIDとに重複があるか否かを判断するとともに、重複がある場合には受信したIDの送信元となる住戸端末へエラー信号を送信する一方、住戸端末に、エラー信号を受信すると、端末入力手段により入力された文字又は文字の組み合わせが既に使用されている旨を報知する報知手段を設けたことを特徴とする。
この構成によれば、住戸端末に設定しようとしたIDが既設の住戸端末のIDと重複した場合に、作業者に対してエラー報知がなされるため、住戸端末同士でIDが重複してしまう事態を確実に防止できる。
本発明によれば、制御機側と住戸端末側とで夫々ID設定作業が必要であった従来と比較して、住戸端末側のみでID設定を行えばよく、ID設定作業が簡易となるし、IDの設定ミス(IDの入力ミス等により住戸端末と制御機とで設定されたIDが不一致となる事態)を確実に防止することができる。また、住戸端末を呼び出すにあたり、来訪者は、表示手段に表示されている識別表示から所望の識別表示を選択するだけで良いため、住戸端末の呼び出し間違い等が起こりにくく、使い勝手が良い。さらに、住戸端末でのID設定に伴い、玄関機には自動的に識別表示が追加されるため、作業者は、一々玄関機において識別表示を登録する等の必要がなく、作業者側の使い勝手も優れている。
集合住宅インターホンシステムを示した説明図である。 玄関機及び制御機の制御機構を簡略に示したブロック構成図である。 住戸端末の制御機構を簡略に示したブロック構成図である。
以下、本発明の実施形態について図面をもとに説明する。
集合住宅インターホンシステム1は、集合住宅のエントランス等に設置され、来訪者が居住者を呼び出すための玄関機3と、各住戸に設置され、玄関機3からの呼び出しに応答するための住戸端末5、5・・と、玄関機3及び住戸端末5間に設けられ、玄関機3からの呼び出し時に通話ラインの接続や切り換え等を行う制御機7とを接続してなる。
玄関機3は、住戸端末5を呼び出すためのテンキー等といった入力部11、住戸端末5との間で通話するためのマイク13及びスピーカ15、タッチパネル式モニター17、タッチパネル式モニター17に表示する識別表示(後述する)を記憶する記憶部19、呼出ボタン21、及び自身の各種動作を制御する玄関機制御部23を備えている。このような玄関機3では、来訪者がタッチパネル式モニター17に触れると住戸端末5を呼び出すための入力操作を促す画面が表示される。そして、後述の如く入力部11及びタッチパネル式モニター17を用いて呼び出し先が決定され、最終的に呼出ボタン21が押し込み操作されると、呼び出し先に係る情報を呼出信号に含め、制御機7へ送信するようになっている。尚、24は、玄関機3を制御機7へ接続するための通信I/F回路である。また、図示しないカメラ等も備えており、来訪者を撮像可能となっている。
また、制御機7は、各住戸端末5のIDや識別表示等を記憶する記憶部25、各住戸端末5から受信したIDと識別表示とを対応付けるID変換テーブル27、玄関機3や住戸端末5を接続するための通信I/F回路29、及び通話ラインの接続動作等の自身の各種動作を制御する制御機制御部31を備えている。このような制御機7では、玄関機3から呼出信号を受信すると、呼出信号に含まれている情報にもとづき、接続する住戸端末5を選択・決定し、玄関機3と当該住戸端末5とを通話可能に接続するようになっている。
一方、住戸端末5は、玄関機3が撮像した映像を表示したり、制御機7にIDを登録したり等するためのタッチパネル式モニター33、玄関機3との間で通話するためのマイク35及びスピーカ37からなる通話部39、及び図示しない通話ボタン等を備えている。また、住戸端末5には、自身の通話動作や表示動作等の各種動作を制御する端末制御部41が内蔵されているとともに、設定されたIDを記憶する記憶部45等も内蔵されている。このような住戸端末5では、制御機7を介して玄関機3から呼び出されると、玄関機3が撮像した映像をタッチパネル式モニター33に表示するとともに、通話ボタンを操作することにより当該呼び出しに応答可能となっている。尚、47は、住戸端末5を制御機7等に接続するための通信I/F回路である。
ここで、本発明の要部となる住戸端末5のID設定、及び玄関機3から住戸端末5を呼び出す際の呼出制御について詳述する。
まず、各住戸端末5の記憶部45には、複数の文字a1、a2・・(ここでは、A〜Zのアルファベット及びアラビア数字0〜9)が記憶されており、ID設定時には図1に示す如くタッチパネル式モニター33に表示可能となっている。そして、この住戸端末5の電源を投入又は通信I/F回路47を介して制御機7に接続したことをもって、端末制御部41は、上記文字a1、a2・・をタッチパネル式モニター33に表示し、作業者にIDの設定を促す。
そこで、作業者は、IDを設定するために、タッチパネル式モニター33に表示された文字a1、a2・・から任意の文字を一文字ずつ選択し入力する(たとえば、居住者の名前が山田である場合には、「Y」「A」「M」「A」「D」「A」と順に選択し入力する)。すると、端末制御部41では、入力された「YAMADA」を自身のIDとして記憶部45に記憶するとともに、IDとした「YAMADA」を制御機7へ送信する。尚、IDの設定操作後、たとえば通信I/F回路47が正確に接続されていない等により、制御機7へIDを送信できない場合、端末制御部41は、エラーメッセージ(たとえば、「本機は接続されていません」等で、記憶部45に予め記憶されている)をタッチパネル式モニター33に表示する。
制御機7では、住戸端末5からIDを受信すると、受信したIDと既に記憶部25に記憶されている他の住戸端末5のIDとを比較し、IDの重複がないかを調べ、重複がない場合には、受信したIDを記憶部25に記憶する。また、IDとしての「YAMADA」に対応させて識別表示としての「YAMADA」を作成し、ID変換テーブル27にその対応関係を記憶させるとともに、識別表示としての「YAMADA」を玄関機3へ送信する。そして、玄関機3では、制御機7から識別表示を受信すると、当該識別表示を記憶部19に記憶し、次回以降における呼び出し操作時には、受信した識別表示を選択肢の1つとして新たにタッチパネル式モニター17に表示するようになる。
一方、制御機7が住戸端末5からIDを受信し、その重複を調べた結果、重複があった場合には、IDを送信してきた住戸端末5に対してエラー信号を送信し、IDの変更設定を促す。そして、住戸端末5では、エラー信号を受信すると、端末制御部41がエラーメッセージ(たとえば、「その名称は既に使用されています」等で、これも記憶部45に予め記憶されている)を読み出し、タッチパネル式モニター33に表示するとともに、記憶部45に記憶されているIDを消去し、新たなIDの入力を待機する。
以上のようにして住戸端末5のID設定がなされた集合住宅インターホンシステム1では、来訪者が玄関機3のタッチパネル式モニター17に触れると、住戸端末5を呼び出すための入力操作を促す画面が表示される。そして、来訪者が入力部11により「Y」を入力すると、玄関機制御部23は記憶部25に記憶されている識別表示のうち「Y」で始まるものを選び出し、タッチパネル式モニター17に表示する。そこで、来訪者がたとえばタッチパネル式モニター17上で「YAMADA」を選択し呼出ボタン21を押し込み操作すると、玄関機制御部23は識別表示としての「YAMADA」を含む呼出信号を制御機7へ送信する。すると、制御機7では、ID変換テーブル27により受信した識別表示としての「YAMADA」をIDとしての「YAMADA」に変換し、当該IDが設定されている住戸端末5を呼び出す。
上述したような集合住宅インターホンシステム1によれば、住戸端末5に複数の文字a1、a2・・を記憶させ、当該文字から任意の文字を順に選択し入力すれば、当該文字の並びがそのまま自身のIDとして設定されるとともに、当該IDが制御機7へ送信されて、制御機7においてもID設定される。したがって、制御機7側と住戸端末5側とで夫々ID設定作業が必要であった従来と比較して、住戸端末5側のみでID設定を行えばよく、ID設定作業が簡易となるし、IDの設定ミス(IDの入力ミス等により住戸端末5と制御機7とで設定されたIDが不一致となる事態)を確実に防止することができる。
また、制御機7では、住戸端末5で設定されたIDを記憶する際、当該IDに対応させて固有の識別表示を作成し、玄関機3へ送信する。また、玄関機3では、識別表示を受信すると、来訪者による呼び出し操作時に識別表示を選択肢の1つとして表示する。そして、来訪者により1つの識別表示が選択されると、制御機7において、その識別表示に対応するIDを有する住戸端末5が識別されて呼び出される。つまり、住戸端末5を呼び出すにあたり、来訪者は、タッチパネル式モニター17に表示されている識別表示から所望の識別表示を選択するだけで良いため、住戸端末の呼び出し間違い等が起こりにくく、使い勝手が良い。さらに、住戸端末5及び制御機7でのID設定に伴い、玄関機3には自動的に識別表示が追加されるため、作業者は、一々玄関機3において識別表示を登録する等の必要がなく、作業者側の使い勝手も優れている。
加えて、住戸端末5においてID設定(すなわち、文字の並びを入力)されると、制御機7において当該IDが既に設定済みの他の住戸端末5のIDと重複していないかが確認される。そして、重複している場合には、制御機7から住戸端末5へエラー信号が送信され、住戸端末5においてエラーメッセージを表示する等のIDの再設定を促す報知動作が実行される。したがって、住戸端末5、5・・同士でIDが重複してしまう事態を確実に防止できる。
なお、本発明に係る集合住宅インターホンシステムは、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、玄関機3、住戸端末5、及び制御機7に係る構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、ID設定時に文字を入力するにあたって、必ずしも複数の文字を入力する必要はなく1文字でもよいし、文字はアルファベットやアラビア数字に限らず、平仮名や片仮名、漢字、ローマ数字、各種記号等であっても何ら問題はない。また、上記実施形態では文字を入力したり識別表示を選択する手段をタッチパネル式モニター17、33としているが、タッチパネル式モニターに代えてテンキーや各種キー、スイッチ等を入力手段又は選択手段として設けてもよい。
さらに、IDの重複等のエラーの報知に関し、上記実施形態ではエラーメッセージを表示する構成を採用しているが、ランプの点灯や点滅によりエラーを報知してもよいし、音声を用いたエラー報知を採用することも当然可能である。
加えて、上記実施形態では、識別表示の作成、及び識別表示が入力された際のID変換を制御機7で行う構成としているが、ID変換テーブル27を玄関機3に設ける等することにより、玄関機3にて識別表示の作成等を行うように構成しても何ら問題はない。
1・・集合住宅インターホンシステム、3・・玄関機、5・・住戸端末、7・・制御機、11・・入力部(玄関機入力手段)、17・・タッチパネル式モニター(表示手段、玄関機入力手段)、19・・記憶部(玄関機記憶手段)、23・・玄関機制御部(玄関機制御手段)、25・・記憶部(制御機記憶手段)、27・・ID変換テーブル、31・・制御機制御部(制御機制御手段)、33・・タッチパネル式モニター(表示手段、端末入力手段)、41・・端末制御部(端末制御手段)、45・・記憶部(端末記憶手段)。

Claims (3)

  1. 集合住宅のエントランスに設置されて居住者を呼び出すための玄関機と、各住戸に設置されて前記玄関機からの呼び出しに応答するための居室端末と、各機器間の通信を制御する制御機とからなり、前記玄関機及び前記居室端末に表示手段を設けた集合住宅インターホンシステムであって、
    前記居室端末に、
    文字を複数記憶する端末記憶手段と、
    前記表示手段に表示された複数の前記文字から任意の文字又は文字の組み合わせを入力する端末入力手段と、
    前記文字を前記表示手段に表示させるとともに、前記端末入力手段により入力された前記文字又は前記文字の組み合わせにもとづいてIDを設定し、前記端末記憶手段に記憶するとともに、当該IDを前記制御機へ送信する端末制御手段とを設ける一方、
    前記制御機に、
    前記IDと識別表示とを対応付けて記憶する制御機記憶手段と、
    受信したIDに対応させて識別表示を作成し、前記識別表示を前記玄関機へ送信するとともに、前記玄関機からの呼出信号にもとづいて前記住戸端末を呼び出す制御機制御手段とを設け、
    前記玄関機に、
    前記識別表示を記憶する玄関機記憶手段と、
    前記表示手段に表示された複数の前記識別表示から1つの識別表示を選択し入力する玄関機入力手段と、
    呼び出し操作時に前記識別表示を前記表示手段に表示するとともに、前記玄関機入力手段により1つの前記識別表示が選択されると、前記制御機へ送信する呼出信号に当該識別表示に係る情報を含める玄関機制御手段とを設けた
    ことを特徴とする集合住宅インターホンシステム。
  2. 集合住宅のエントランスに設置されて居住者を呼び出すための玄関機と、各住戸に設置されて前記玄関機からの呼び出しに応答するための居室端末と、各機器間の通信を制御する制御機とからなり、前記玄関機及び前記居室端末に表示手段を設けた集合住宅インターホンシステムであって、
    前記居室端末に、
    文字を複数記憶する端末記憶手段と、
    前記表示手段に表示された複数の前記文字から任意の文字又は文字の組み合わせを入力する端末入力手段と、
    前記文字を前記表示手段に表示させるとともに、前記端末入力手段により入力された前記文字又は前記文字の組み合わせにもとづいてIDを設定し、前記端末記憶手段に記憶するとともに、当該IDを前記制御機へ送信する端末制御手段とを設ける一方、
    前記制御機に、
    受信したIDを記憶する制御機記憶手段と、
    前記IDを受信すると前記玄関機へ送信する一方、前記玄関機からの呼出信号にもとづいて前記住戸端末を呼び出す制御機制御手段とを設け、
    前記玄関機に、
    前記IDと識別表示とを対応付けて記憶する玄関機記憶手段と、
    前記表示手段に表示された複数の前記識別表示から1つの識別表示を選択し入力する玄関機入力手段と、
    受信したIDに対応させて識別表示を作成するとともに、呼び出し操作時に前記識別表示を前記表示手段に表示し、前記玄関機入力手段により1つの前記識別表示が選択されると、当該識別表示に対応するIDを前記制御機へ送信する呼出信号に含める玄関機制御手段とを設けた
    ことを特徴とする集合住宅インターホンシステム。
  3. 前記制御機制御手段は、前記住戸端末からIDを受信すると、前記制御機記憶手段に既に記憶されているIDと受信したIDとに重複があるか否かを判断するとともに、重複がある場合には受信したIDの送信元となる前記住戸端末へエラー信号を送信する一方、
    前記住戸端末に、前記エラー信号を受信すると、前記端末入力手段により入力された文字又は文字の組み合わせが既に使用されている旨を報知する報知手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の集合住宅インターホンシステム。
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