JP2010176741A - 光ディスク再生装置、光ディスク再生方法、光ディスク再生プログラム、および記録媒体 - Google Patents

光ディスク再生装置、光ディスク再生方法、光ディスク再生プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】光ディスク挿入から再生までを短時間で実現することができる光ディスク再生装置、光ディスク再生方法、光ディスク再生プログラム、および記録媒体を提供する。
【解決手段】本発明に係る光ディスク再生装置10は、光ディスクに記録された情報を読み出すデータ読出部1と、光ビームにより得られる光ディスクの物理特性に基づいて、光ディスクが再生専用タイプであるか否かを識別する識別部2と、識別部2によって再生専用タイプであると識別された光ディスクについて、光ディスクに記録されたBCA(Burst Cutting Area)情報の読み出しを省略するようにデータ読出部1を制御する制御部3と、を備えている。これにより、特定の光ディスクについてはBCA情報の読み出しを省略するため、再生までの待ち時間を短縮させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスク再生装置、光ディスク再生方法、光ディスク再生プログラム、および記録媒体に関し、より詳細には、ブルーレイディスク(Blu-ray Disc、登録商標。以下BDと略称する。)の再生に際して、BD挿入から再生までを短時間で実現することができる光ディスク再生装置、光ディスク再生方法、光ディスク再生プログラム、および記録媒体に関する。
高画質でかつ長時間の映像の記録などを目的として、青色半導体レーザを光源とする光ディスクの開発が進められており、その一種として既にBDが商品化されている。
また、高品質のデジタルコンテンツが可搬型の記録媒体に容易に保存できるようになるのに伴い、デジタルコンテンツの著作権保護の重要性が高まっている。BDでは、ディスクごとに固有なID(Identification)をバーコード状のパターンとしてBCA(Burst Cutting Area)と呼ばれる信号記録領域の最内周部に記録し、プレーヤにおいてこのIDを読み取ることで、不正なディスクが再生されないように管理している。図3は、BCA情報を読み出して再生する従来構成の再生処理フローである。光ディスク再生装置にBDが搭載されると、光ディスク80の有する記録層に対するビームスポットのトラッキング調整およびフォーカシング調整が行なわれる(ステップS101)。続いて、搭載されているBDにおけるBCA情報の読み出しを開始し(ステップS102)、続いて、メディア情報のデータを読み出す(ステップS103)。次に、ファイルシステムのマウント処理が行なわれて(ステップS104)、最後に主情報であるコンテンツデータの再生が行なわれる(ステップS105)。
例えば、特許文献1には、DVDディスクに設けられたBCA情報を読み出して再生するデータ処理装置が開示されている。
特開2006−302357号公報(2006年11月2日公開)
一般的に、光ディスク記録および/または再生装置に光ディスクを挿入した後、光ディスクへのアクセスが可能になるまでには待ち時間が存在するが、上述したBCA情報を読み出す場合には、更に長い待ち時間が生じてしまうという問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、光ディスク挿入から再生までを短時間で実現することができる光ディスク再生装置、光ディスク再生方法、光ディスク再生プログラム、および記録媒体を提供することである。
すなわち、本発明に係る光ディスク再生装置は、上記の課題を解決するために、主情報と、BCA(Burst Cutting Area)情報とが記録された光ディスクに、光ビームを照射して、その反射光又は透過光を検出する光ディスク再生装置であって、上記主情報及び上記BCA情報を読み出す読出手段と、上記光ビームにより得られる光ディスクの物理特性に基づいて、上記光ディスクが再生専用タイプであるか否かを識別する識別手段と、上記識別手段によって再生専用タイプであると識別された光ディスクについて、上記BCA情報の読み出しを省略するように上記読出手段を制御する制御手段と、を備えていることを特徴としている。
これにより、上記再生専用タイプの光ディスクについては、上記BCA情報の読み出しを省略するように構成されているので、光ディスク挿入から再生までを短時間で実現することができる。
また、本発明に係る光ディスク再生装置は、上記の構成に加えて、上記識別手段が、上記光ディスクから、ウォブルの変調周波数の検出を試み、所定時間内に検出することができない場合には、当該ディスクを再生専用タイプであると識別するように構成されていることが好ましい。
ウォブルの変調周波数は、光ディスクのタイプ(再生専用タイプ、ライトワンスタイプ(追記型)、もしくは、リライタブルタイプ(書換可能型))によって異なるように規格されている。ウォブルの変調周波数は、非常に短時間で且つ簡易な手法によって特定することができる。よって、ウォブルの変調周波数を用いることにより、BCA情報を読み取る場合に比べて、迅速に、再生専用タイプであるか否かを判定することができる。
また、本発明に係る光ディスク再生装置は、上記の構成に加えて、上記読出手段による読み出しの前に、当該再生手段と光ディスクとの位置調整を行なう調整手段を更に備えていることが好ましい。
これにより、読み出し及び、続く再生を高精度に実現することが可能となる。
また、本発明に係る光ディスク再生装置は、上記の構成に加えて、上記制御手段を、上記調整手段による上記位置調整の途中もしくは完了後に動作するように構成することができる。
また、本発明に係る光ディスク再生方法は、上記課題を解決するために、主情報と、BCA(Burst Cutting Area)情報とが記録された光ディスクに、光ビームを照射して、その反射光又は透過光を検出する光ディスク再生方法であって、上記主情報及び上記BCA情報を読み出す読出工程と、上記光ビームにより得られる光ディスクの物理特性に基づいて、上記光ディスクが再生専用タイプであるか否かを識別する識別工程と、上記識別工程によって再生専用タイプであると識別された光ディスクについて、上記読出工程における上記BCA情報の読み出しを省略させる制御工程と、を含むことを特徴としている。
これにより、上記再生専用タイプの光ディスクについては、上記BCA情報の読み取りを省略するように構成されているので、光ディスク挿入から再生までを短時間で実現することができる。
また、本発明に係る光ディスク再生装置を動作させるためのプログラムであって、コンピュータを上記の各手段として駆動させることを特徴とするプログラムおよびそれらのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に含まれる。
本発明は、主情報と、各光ディスクを個別に識別する識別情報とが記録された光ディスクに、光ビームを照射して、その反射光又は透過光を検出する光ディスク再生方法において、光ビームにより得られる光ディスクの物理特性に基づいて、光ディスクが再生専用タイプであるか否かを識別し、再生専用タイプであると識別された光ディスクについて、識別情報の読み取りを省略させることを特徴としている。
これにより、光ディスク挿入から再生までを短時間で実現することができるという効果を奏する。
本発明に係る光ディスク再生装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明に係る光ディスク再生装置における光ディスク再生処理を示すフローチャートである。 従来技術の光ディスク再生装置における光ディスク再生処理を示すフローチャートである。
本発明に係る光ディスク再生装置の一実施形態について、図1及び図2を参照しつつ以下に説明する。まず、本発明に係る光ディスク再生装置の構成について、図1を参照して説明する。なお、図1は、光ディスク再生装置10の要部構成を示すブロック図である。
(光ディスク再生装置10の構成)
図1に示すように、光ディスク再生装置10は、データ読出部1(読出手段)と、識別部2(識別手段)と、制御部3(制御手段)と、調整部4(調整手段)、メモリ5と、再生処理部6とを備えている。また、これらの部材とは別に、光ディスク再生装置10には、光ディスク80が搭載されている。
なお、表示装置90は、厳密には光ディスク再生装置10を構成するものではないが、便宜上、光ディスク再生装置10と共に図1に図示している。
ここで、本願明細書等において「搭載される」とは、光ディスクが、光ディスク再生装置内において、データを読み出し可能な状態にセットされたことを指す。
(データ読出部1)
データ読出部1は、光ディスク80に記録されたデータを読み出すための光源および受光部を備えた光ピックアップを有している。データ読出部1における光ピックアップは、後述する制御部3からの指示に基づいて駆動される。
また、データ読出部1は、光ディスク80の記録層に対するビームスポットのトラッキング調整およびフォーカシング調整が完了するまでの間に読み出したデータについてはメモリ5に出力(記録)し、トラッキング調整およびフォーカシング調整が完了した後のデータについては再生処理部6に対して出力する。ただし、フォーカシング調整が完了した後のデータ出力は引き続き、メモリ5を経由して行ってもかまわない。
なお、本実施形態では、データ読出部1が光ディスク再生装置10に搭載されている場合を例に挙げて説明するが、データ読出部1は、光ディスク再生装置10とは別体の装置であってもよい。すなわち、データ読出部1を光ディスクドライブとして光ディスク再生装置から切り離してもよい。この場合、光ディスクドライブと光ディスク再生装置とはATAインターフェースを介して接続するようにすればよい。
(識別部2)
識別部2は、光ディスク再生装置10に光ディスク80が搭載された状態において、光ディスク80の種類を識別し、光ディスク80に記録された識別情報であるBCA情報を読み出す必要があるか否かを判定する。そのため、識別部2には、ディスク判別部2aと、BCA読出判定部2bとが設けられている。
ディスク判別部2aは、光ディスク80の種類として、光ディスク80が再生専用ディスクであるか否かを判別する。判別方法としては、ウォブルの変調周波数を検出することによって実現することができる。具体的には、再生専用ディスク(−ROM)にはウォブルが存在せず、一方、他の種類のディスクにはウォブルが存在する。ウォブルがあれば、当該ウォブルから所定の変調周波数を検出することができるが、なければ検出できない。
そこで、まず、ウォブルの変調周波数を検出しようとし、既知の周波数パターンに合致するか否かを判定する。所定時間内に合致するデータが得られなければ、ウォブルを検出できない結果となる。このとき、光ディスクを再生専用ディスクと判別することができる。一方、検出できた場合は、検出周波数に応じた週類のディスクであると判別する。光ディスク80の種類が特定されると、その情報はBCA読出判定部2bに送られる。
BCA読出判定部2bでは、ディスク判別部2aから得られた光ディスク80の種類に関する情報に基づいて、搭載されている光ディスク80に記録されたBCA情報の読み出しが不要であるか否かを判定する。再生専用ディスクの場合には、BCAの読み出しが不要であり、再生専用ディスク以外のディスクである場合は、BCAの読み出しを行なう必要がある。BCA情報の読み出しが不要であるか否かの判定結果は、制御部3に送られる。
なお、本実施形態では、ウォブルの変調周波数を用いてディスクを判別したが、本発明はこれに限定されるものではなく、簡易な手法によって判別することができればよい。例えば、光ディスクの物理的な光学特性を用いることができ、一例としては、光ディスクの反射率を測定し、その測定結果に基づいて、反射率が基準の値よりも高い場合に再生専用ディスクだと判定することが可能である。
また、多層の光ディスクに関しては、ディスクの屈折率と反射率とを組み合わせた結果に基づき、その種別を判定することもできる。具体的には、まず光ディスクの屈折率を測定する。さらに、同じ光ディスクの反射率を測定することによって、ディスクの層を特定する。両者の測定結果に基づき、ある特定の層の反射率が基準の値よりも高い場合に、測定対象の光ディスクを再生専用のものだと判定することができる。
(制御部3)
制御部3は、識別部2のBCA読出判定部2bから得られた「BCA情報の読み出しが不要であるか否かの判定結果」に基づいて、BCA情報の読み出しが不要である場合には、データ読出部1に対して、BCA情報の読み出しを省略させるように指示する。
制御部3からBCA情報の読み出しを省略するよう指示を受けたデータ読出部1は、BCA情報の読み出しをとばして(スキップして)、光ディスクに記録されている音声データ、画像データ、コンテンツデータ等の主情報の読み出しを開始する。
(調整部4)
調整部4は、光ディスク80の有する各記録層に対するビームスポットのトラッキング調整およびフォーカシング調整を行なう。
(メモリ5)
メモリ5は、データ読出部1から読み出されたデータを一時的に格納する記録媒体である。メモリ5として用いられる記録媒体としては特に限定されるものではない。すなわち、メモリ5は、電源を切っても記憶した内容の消えない不揮発性メモリであってもよいし、電源を切ると記憶した内容の消える揮発性メモリであってもよい。
メモリ5として用いることができる記録媒体の具体例としては、フラッシュメモリを挙げることができる。この場合、フラッシュメモリのタイプは、特に限定されるものではなく、NAND型フラッシュメモリを用いてもよいし、NOR型フラッシュメモリを用いてもよい。
また、メモリ5は、光ディスク再生装置10の内部に備えられている内部メモリであってもよいし、外部に備えられている外部メモリであってもよい。
(再生処理部6)
再生処理部6は、データ読出部1により光ディスク80から読み出されたデータ、または、メモリ5から読み出されたデータの再生処理全般を制御する。
再生処理部6は、光ディスク80に記録されているデータを再生することができるものであれば特に限定されるものではない。
(表示装置90)
表示装置90は、再生処理部6において再生されたデータを表示するためのディスプレイである。表示装置90としては、例えば、液晶ディスプレイおよび有機ELディスプレイなどを挙げることができる。
なお、図1では、光ディスク再生装置10と表示装置90とが別体の装置である場合を例に挙げて図示しているが、もちろんこれに限定されるものではなく、光ディスク再生装置10と表示装置90とが一体となっていてもよい。
(光ディスク80)
光ディスク再生装置10に搭載することができる光ディスク80としては、特に限定されるものではない。光ディスク80としては、具体的には、BD(Blu-ray Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)を挙げることができる。
また、光ディスク80の大きさおよび形状も特に限定されるものではない。光ディスク80は、例えば、いわゆるシングルCDまたはUMD(Universal Media Disc)などのようなディスク径の小さいディスクであってもよい。
なお、光ディスク再生装置10は、上記の光ディスクを1種類のみ搭載可能なものに限定されるものではなく、複数種類を搭載可能であってもよい。また、本実施形態では、複数の記録層を有する光ディスクを用いる場合を例に挙げて説明しているが、もちろん記録層が1層の光ディスクを再生することもできる。
(ディスク再生処理の概要)
次に、本実施形態における光ディスク再生装置10の動作について、図2を参照しつつ以下に説明する。図2は、光ディスク再生装置10におけるディスク再生処理を示すフローチャートである。なお、本項では、光ディスク80としてBDを用いる場合を例に挙げて説明する。
まず、光ディスク再生装置10にBDを搭載すると、調整部4が、光ディスク80の有する記録層に対するビームスポットのトラッキング調整およびフォーカシング調整を行なう(ステップS1)。具体的には、調整部4は光ヘッドの位置調整を行なうようにデータ読出部1に対して指示を送り、指示を受けたデータ読出部1は、BDに設けられた記録層に対して好適なビームスポットが生じるように、光ヘッドの位置を調整する。
ビームスポットのトラッキング調整およびフォーカシング調整を完了すると、識別部2のディスク判別部2aは、搭載されている光ディスクが再生専用ディスク(すなわち、ROMディスク)であるか否かを判定する(ステップS2)。判定方法には、上述した方法が用いられる。
ディスク判別部2aにおいて、搭載されている光ディスクが再生専用ディスクであると判定された場合、BCA読出判定部2bは、BCA読出が不要であるとの情報を制御部3に送る(ステップS3においてYes)。一方、ディスク判別部2aにおいて搭載されている光ディスクが再生専用ディスクでないと判定された場合、BCA読出判定部2bは、BCA読出が必要であるとの情報を制御部3に送る(ステップS3においてNo)。
制御部3は、BCA読出判定部2bから「BCA読出が不要である」との情報を得ると、データ読出部1に対して、BCAの読み出しを省略(スキップ)するように指示する。当該指示を受けたデータ読出部1は、搭載されているBDにおけるBCA情報の読み出しを省略し、メディア情報のデータを読み出す(ステップS5)。ここでいうメディア情報とは、たとえばディスクのサイズ、メディアタイプ、レイヤーの数、BCAの有無、書き込み時の出力設定、などのディスクそのものに関する基本情報である。
一方、制御部3が、BCA読出判定部2bから「BCA読出が必要である」との情報を得ると、搭載されているBDにおけるBCA情報の読み出しを開始し(ステップS4)、続いて、メディア情報のデータを読み出す(ステップS5)。
次に、メディア情報のデータの読み出しが成功したか否かを識別し、成功しなかった場合には、BCAの読み出しを実行する(ステップS6においてNo)。一方、メディア情報のデータの読み出しが成功した場合には、その旨の情報を再生処理部6に送る(ステップS6においてYes)。
メディア情報のデータの読み出しが成功すると、続いて、ファイルシステムのマウント処理が行なわれる(ステップS7)。
次に、ファイルシステムのマウントが成功したか否かを識別し、成功しなかった場合には、BCAの読み出しを実行する(ステップS8においてNo)。一方、メディア情報のデータの読み出しが成功した場合には、その旨の情報を再生処理部6に送る(ステップS8においてYes)。
ファイルシステムのマウントが成功すると、データ読出部1が、主情報である再生用のコンテンツデータをBDから読み出してメモリ5に格納し、再生処理部6は、メモリ5に格納されているデータの再生を開始する(ステップS9)。表示装置90は、再生処理部6において再生されたデータをユーザーに対して表示する。
複数の記録層を有した光ディスクを搭載する場合には、再生処理部6がメモリ5から読み出したデータを再生している間(すなわち、ステップS9を実行している間)に、別の記録層に対するトラッキング調整およびフォーカシング調整を調整部4が行なって、再生処理を進める。
以上の説明では、記録層に対するトラッキング調整およびフォーカシング調整を完了してから、ステップS2〜S8の処理が実行されるフローについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、記録層に対するトラッキング調整およびフォーカシング調整の間に、ステップS2〜S8の処理が実行されてもよい。
また、メモリ5に格納されたデータは、再生処理部6において再生されると共に消去するようにすればよい。
以上のように、本実施形態における光ディスク再生装置10は、BCA情報の読み出しが不要だと判断できる光ディスクを検出し、その光ディスクについては、BCA情報を読み出すことなく、主情報の再生を行なうように構成している。これにより、光ディスク挿入から再生までを短時間で実現することができる。
なお、光ディスクが有している記録層の数は、上記のものに限定されるものではない。
(プログラムおよび記録媒体)
最後に、光ディスク再生装置10に含まれているデータ読出部1、識別部2、制御部3、調整部4、および再生処理部6は、ハードウェアロジックによって構成すればよい。または、次のように、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、データ読出部1、識別部2、制御部3、調整部4、および再生処理部6は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するMPUなどのCPU、このプログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを実行可能な形式に展開するRAM(Random Access Memory)、および、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)を備えている。
そして、本発明の目的は、データ読出部1、識別部2、制御部3、調整部4、および再生処理部6のプログラムメモリに固定的に担持されている場合に限らず、上記プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、または、ソースプログラム)を記録した記録媒体を光ディスク再生装置10に供給し、光ディスク再生装置10が上記記録媒体に記録されている上記プログラムコードを読み出して実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体は、特定の構造または種類のものに限定されない。すなわちこの記録媒体は、たとえば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などとすることができる。
また、データ読出部1、識別部2、制御部3、調整部4、および再生処理部6(または光ディスク再生装置10)を通信ネットワークと接続可能に構成しても、本発明の目的を達成できる。この場合、上記のプログラムコードを、通信ネットワークを介してデータ読出部1、識別部2、制御部3、調整部4、および再生処理部6に供給する。この通信ネットワークはデータ読出部1、識別部2、制御部3、調整部4、および再生処理部6にプログラムコードを供給できるものであればよく、特定の種類または形態に限定されない。たとえばインターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等であればよい。
この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な任意の媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。たとえばIEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明に係る光ディスク再生装置は、BD、DVDなどを再生可能なレコーダ装置などに幅広く利用することができる。
1 データ読出部(読出手段)
2 識別部(識別手段)
2a ディスク判別部
2b BCA読出判定部
3 制御部(制御手段)
4 調整部(調整手段)
5 メモリ
6 再生処理部
10 光ディスク再生装置
80 光ディスク
90 表示装置

Claims (7)

  1. 主情報と、BCA(Burst Cutting Area)情報とが記録された光ディスクに、光ビームを照射して、その反射光又は透過光を検出する光ディスク再生装置であって、
    上記主情報及び上記BCA情報を読み出す読出手段と、
    上記光ビームにより得られる光ディスクの物理特性に基づいて、上記光ディスクが再生専用タイプであるか否かを識別する識別手段と、
    上記識別手段によって再生専用タイプであると識別された光ディスクについて、上記BCA情報の読み出しを省略するように上記読出手段を制御する制御手段と、を備えていることを特徴とする光ディスク再生装置。
  2. 上記識別手段は、上記光ディスクから、ウォブルの変調周波数の検出を試み、所定時間内に検出することができない場合には、当該ディスクを再生専用タイプであると識別するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のことを特徴とする光ディスク再生装置。
  3. 上記読出手段による読み出しの前に、当該読出手段と光ディスクとの位置調整を行なう調整手段を更に備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の光ディスク再生装置。
  4. 上記制御手段は、上記調整手段による上記位置調整の途中もしくは完了後に動作するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の光ディスク再生装置。
  5. 主情報と、BCA(Burst Cutting Area)情報とが記録された光ディスクに、光ビームを照射して、その反射光又は透過光を検出する光ディスク再生方法であって、
    上記主情報及び上記BCA情報を読み出す読出工程と、
    上記光ビームにより得られる光ディスクの物理特性に基づいて、上記光ディスクが再生専用タイプであるか否かを識別する識別工程と、
    上記識別工程によって再生専用タイプであると識別された光ディスクについて、上記読出工程における上記識別情報の読み取りを省略させる制御工程と、を含むことを特徴とする光ディスク再生方法。
  6. 請求項1から4のいずれか1項に記載の光ディスク再生装置を動作させるプログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるためのプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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