JP2010175930A - プロジェクター - Google Patents

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泰 舘野
Keisuke Sakagami
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Abstract

【課題】構造を簡素化しつつ、正置き及び天吊りで設置した場合で装置本体の荷重による外装筐体の変形を略同一にすることができるプロジェクターを提供する。
【解決手段】プロジェクター1は、画像情報に応じた画像を形成して投射する。このプロジェクター1は、外装を構成する外装筐体2と、外装筐体2の底面部22に取り付けられ、プロジェクター1を載置面に載置する際に載置面に当接する支持脚4と、外装筐体2の天面部21に取り付けられ、プロジェクター1を吊下げた状態で設置する際に用いられるハンドル5と、支持脚4における底面部22に取り付けるための第1取付部、及びハンドル5における天面部21に取り付けるための第2取付部51を接続する接続フレーム6とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、プロジェクターに関する。
従来、画像情報に応じた画像を形成して投射するプロジェクターとして、机等に載置する正置き、及び天井等から吊下げた状態で設置する天吊りの双方で使用可能なプロジェクターが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のプロジェクターでは、天吊りで設置する際に、正置きで設置する際と逆の姿勢(外装筐体の天面部が下方側に向き、外装筐体の底面部が上方側に向く姿勢)となるように設計されている。そして、このプロジェクターの底面部には、正置きで設置した際に机等に当接する脚部と、天吊りで設置した際に天井吊下げ用の金具が装着されるネジ孔とが設けられている。
特開2004−205667号公報
ところで、特許文献1に記載のプロジェクターでは、底面部において、脚部と天吊り用のネジ孔とが異なる位置に形成されているため、正置きで設置した場合と天吊りで設置した場合とで、外装筐体内部に収納される装置本体の荷重を受ける位置が異なるものとなってしまう。
このように荷重を受ける位置が異なる場合には、正置き及び天吊りで設置した場合で、装置本体の荷重による外装筐体の変形が異なるものとなってしまう。特に大型のプロジェクターにおいては、変形の差が大きくなってしまう。
そして、特許文献1に記載のプロジェクターでは、複数の骨組部材を組み合わせたフレーム体を外装筐体内面に取り付けることで、外装筐体全体の強度を確保している。すなわち、フレーム体を用いることで、外装筐体の変形を抑制することができる。
しかしながら、特許文献1に記載のプロジェクターでは、複数の骨組部材を組み合わせたフレーム体を用いる必要があるため、構造が複雑化してしまう、という問題がある。
本発明の目的は、構造を簡素化しつつ、正置き及び天吊りで設置した場合で装置本体の荷重による外装筐体の変形を略同一にすることができるプロジェクターを提供することにある。
本発明のプロジェクターは、画像情報に応じた画像を形成して投射するプロジェクターであって、外装を構成する外装筐体と、前記外装筐体の底面部に取り付けられ、当該プロジェクターを載置面に載置する際に前記載置面に当接する第1支持部材と、前記外装筐体の天面部に取り付けられ、当該プロジェクターを吊下げた状態で設置する際に用いられる第2支持部材と、前記第1支持部材における前記底面部に取り付けるための第1取付部、及び前記第2支持部材における前記天面部に取り付けるための第2取付部を接続する接続フレームとを備える。
ここで、接続フレームとしては、第1取付部及び第2取付部に直接、接続する構成や、第1取付部や第2取付部が取り付けられる外装筐体の取付部位を介して、第1取付部及び第2取付部を接続する構成が例示できる。
本発明では、外装筐体の底面部には、プロジェクターを正置きで設置する際に机等の載置面に当接する第1支持部材が取り付けられている。また、外装筐体の天面部には、プロジェクターを天吊りで設置する際に用いられる第2支持部材が取り付けられている。すなわち、本発明のプロジェクターは、正置き及び天吊りで設置する際に、同様の姿勢(天面部が上方側を向き底面部が下方側を向く姿勢)となるように構成されている。
そして、プロジェクターは、第1支持部材における第1取付部、及び第2支持部材における第2取付部を接続する接続フレームを備える。このことにより、以下に示すように、プロジェクターを正置き及び天吊りで設置した場合で外装筐体内部に収納される装置本体の荷重による外装筐体の変形を略同一にすることができる。
先ず、プロジェクターを正置きで設置した場合には、第1支持部材でプロジェクターを支持するため、第1支持部材が装置本体の荷重を受けることとなる。
このため、装置本体の荷重により、底面部において、第1支持部材が取り付けられた取付部位の周囲の部位が変形することとなる。
一方、プロジェクターを天吊りで設置した場合には、第2支持部材でプロジェクターを支持するため、第2支持部材が装置本体の荷重を受けることとなる。ここで、第2支持部材の第2取付部と第1支持部材の第1取付部とが接続フレームにて接続されているため、正置きで設置した場合と同様に、擬似的に第1支持部材がプロジェクターを支持している構成とすることができる。すなわち、擬似的に第1支持部材が装置本体の荷重を受ける構成とすることができる。
このため、天吊りで設置した場合も正置きで設置した場合と同様に、装置本体の荷重により、底面部において、第1支持部材が取り付けられた取付部位の周囲の部位が変形することとなる。
以上のように、接続フレームという簡素な構成を用いるだけで、従来のように複雑な構成を用いることなく、プロジェクターを正置き及び天吊りで設置した場合で装置本体の荷重による外装筐体の変形を略同一にすることができる。
したがって、プロジェクターを正置き及び天吊りで設置した場合で、外装筐体の変形により内部の装置本体に与えられる影響を略同一にできるので、正置き状態でプロジェクターより適正な画像が投射されるように内部の光学部品の位置を調整しておけば、天吊り状態においても正置き状態と同様の状態を保つことができ、略同一の状態でプロジェクターを使用できる。
本発明のプロジェクターでは、前記第1取付部及び前記第2取付部は、鉛直軸に沿う略同軸上に位置付けられ、前記接続フレームは、鉛直軸に沿って延出するように形成されていることが好ましい。
本発明では、第1取付部及び第2取付部を上述した位置に位置付け、接続フレームを上述したように形成することで、プロジェクターを天吊りで設置した場合での接続フレームを介した第1取付部及び第2取付部間に加わる力の方向を鉛直軸に沿う方向に設定できる。このため、プロジェクターを天吊りで設置した場合において、接続フレーム自体の変形や、接続フレームと第1取付部及び第2取付部との接続部位の変形等を抑制することができる。したがって、プロジェクターを正置き及び天吊りで設置した場合で装置本体の荷重による外装筐体の変形を略同一にすることができるという効果をさらに好適に図れる。
本発明のプロジェクターでは、前記第2支持部材は、前記第2取付部に接続し、当該プロジェクターを持ち運ぶための把持部を有することが好ましい。
本発明では、第2支持部材には、第2取付部の他、把持部が設けられているので、天吊りで設置する際に用いる他、把持部を把持してプロジェクターを種々の位置に持ち運ぶ際にも用いることができ、利便性の向上が図れる。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
〔プロジェクターの概略構成〕
図1は、本実施形態におけるプロジェクター1の外観を示す斜視図である。具体的に、図1は、プロジェクター1が正置きで設置された状態を前面上側から見た斜視図である。
なお、以下で記載する「上」、「下」、「左」、「右」は、図1における図面視において、上下左右に相当するものである。また、以下で記載する「前面」、「背面」は、プロジェクター1において投射側(投射レンズ31Aが配置された側)を前面とし、その反対側を背面とする。
プロジェクター1は、画像情報に応じた画像を形成してスクリーン(図示略)上に投射する。このプロジェクター1は、図1に示すように、外装を構成する外装筐体2と、外装筐体2内部に収納される装置本体3(図2参照)と、第1支持部材としての支持脚4と、第2支持部材としてのハンドル5と、接続フレーム6(図2、図3参照)とで大略構成されている。
外装筐体2は、図1に示すように、鉛直方向に交差する天面部21及び底面部22と、前面部23と、背面部24と、右側面部25と、左側面部26とを備え、略直方体形状を有する。そして、外装筐体2は、天面部21を有するアッパーケース2Aと、底面部22を有するロアーケース2Bとで大略構成されている。
なお、本実施形態では、外装筐体2は、合成樹脂で形成されている。
この外装筐体2の前面部23には、図1に示すように、装置本体3を構成する投射レンズ31Aから投射された画像を通過させるための画像通過用開口部231が形成されている。
また、外装筐体2の天面部21において、前面左右両側及び背面左右両側には、図1に示すように、ハンドル5が固定される第2固定部211がそれぞれ形成されている。
さらに、外装筐体2の底面部22において、第2固定部211に対向する位置には、支持脚4が固定される第1固定部221(図3参照)がそれぞれ形成されている。
なお、第1固定部221及び第2固定部211の具体的な構造については、支持脚4、ハンドル5、及び接続フレーム6の構成を説明する際に同時に説明する。
図2は、本実施形態におけるプロジェクター1の内部構造を示す斜視図である。具体的に、図2は、図1の状態からアッパーケース2Aを取り外した状態を前面上側から見た斜視図である。
装置本体3は、光源装置、前記光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調する液晶パネル等の光変調装置、及び光変調装置にて変調された光束を投射する投射レンズ31A等を有する光学ユニット31の他、プロジェクター1内部を冷却する冷却ファン等を有する冷却ユニット、各構成部材に電力を供給する電源ユニット、及び光変調装置等を制御する制御装置等で構成されている。そして、装置本体3は、外装筐体2内部に固定される。
なお、装置本体3については、種々の一般的なプロジェクターで利用されているため、具体的な説明を省略する。
図3は、各固定部211,221、支持脚4、ハンドル5、及び接続フレーム6の接続構造を模式的に示す分解斜視図である。
先ず、支持脚4の構成を説明する前に、第1固定部221の具体的な構造について説明する。また、4つの第1固定部221は、同様の構造を有しているため、以下では、1つの第1固定部221のみを説明する。
第1固定部221は、図3に示すように、下方側から見た場合に略矩形形状を有し、底面部22から上方に向けて凹状に膨出し、凹状の底部分が水平面に略平行な平坦となるように形成されている。
この第1固定部221において、底部分の略中央部分には、支持脚4が螺合される支持脚用ネジ孔221Aが形成されている。
また、支持脚用ネジ孔221Aの周囲には、具体的な図示は省略したが、4つの固定ネジSc1(図3)がそれぞれ螺合する4つのフレーム用ネジ孔が形成されている。
支持脚4は、プロジェクター1を正置きで設置した際に机等の載置面に当接し、プロジェクター1を所定の姿勢に設定する部材である。そして、本実施形態では、支持脚4は、第1固定部221に対応して4つ設けられている(図5参照)。
なお、4つの支持脚4は、同様の構造を有しているため、以下では、1つの支持脚4のみを説明する。
この支持脚4は、図3に示すように、側面にネジ溝41Aが形成され支持脚用ネジ孔221Aに螺合する円柱状の第1取付部41と、第1取付部41の下端部に一体的に設けられ机等の載置面に当接する当接部42とを備える。
すなわち、利用者は、当接部42を把持して回転させ、支持脚用ネジ孔221Aに対する第1取付部41の螺合状態を変更することで、支持脚4を底面部22に対して上下に進退させ、正置きで設置したプロジェクター1の姿勢を変更することができる。
次に、ハンドル5の構成を説明する前に、第2固定部211の具体的な構造について説明する。また、4つの第2固定部211は、同様の構造を有しているため、以下では、1つの第2固定部211のみを説明する。
第2固定部211は、図3に示すように、上方側から見た場合に略矩形形状を有し、下方に向けて凹状に窪み、底部分が水平面に略平行な平坦となるように形成されている。
この第2固定部211において、底部分には、固定ネジSc2(図3)が螺合するハンドル用ネジ孔211Aと、4つの固定ネジSc3(図3)にて接続フレーム6を固定するための段付き状の4つの固定用孔211Bとが形成されている。
なお、図3では、4つの固定用孔211Bのうち2つの固定用孔211Bが隠れた位置にあるため、2つの固定用孔211Bのみが図示されている。
ハンドル5は、プロジェクター1を天吊りで設置する際に、天吊り用の金具(図示略)が取り付けられる部材である。そして、本実施形態では、ハンドル5は、図1または図2に示すように、2つ設けられている。
すなわち、本実施形態のプロジェクター1は、天吊りで設置する際に、正置きで設置する際の姿勢(天面部21が上方側に向き底面部22が下方側に向く姿勢)と同様の姿勢となるように設計されている。
なお、2つのハンドル5は、同様の構造を有しているため、以下では、1つのハンドル5のみを説明する。
このハンドル5は、図1ないし図3に示すように、一対の第2取付部51と、把持部52とが一体的に形成され、略U字形状を有する。
一対の第2取付部51は、同様の形状を有しているものであり、ハンドル5におけるU字形状の両端に位置し、前後方向に並設された各第2固定部211に取り付けられる部分である。
この第2取付部51は、図3に示すように、嵌合部511と、延出部512とを備える。
嵌合部511は、第2固定部211に対応した略直方体形状を有し、第2固定部211に嵌合する。
延出部512は、嵌合部511の上面から上方側に延出するとともに、他方の第2取付部51に向けて延出し、把持部52に接続する。
そして、第2取付部51には、延出部512の上方側の端面から嵌合部511の下方側端面に向けて貫通した段付き状の固定用孔51Aが形成されている。
把持部52は、断面略矩形形状を有し、一対の第2取付部51における各延出部512を接続する。
この把持部52において、前後両側には、図1ないし図3に示すように、上下両面を貫通し、プロジェクター1を天吊りで設置する際に天吊り用の金具(図示略)が取り付けられる2つの天吊り用ネジ孔521が形成されている。
以上説明したハンドル5は、嵌合部511を第2固定部211に嵌合させた状態で、固定ネジSc2を固定用孔51Aに挿通してハンドル用ネジ孔211Aに螺合することで、天面部21に固定される。
そして、2つのハンドル5は、天面部21に固定された状態で、互いに平行となり、かつ、前後方向に延出するように配設される。
すなわち、2つのハンドル5は、プロジェクター1を天吊りで設置する際に用いられるとともに、各把持部52を把持することでプロジェクター1を持ち運ぶ際にも用いられる。
接続フレーム6は、所定の剛性を有する金属等で構成され、各固定部211,221を介して、支持脚4の第1取付部41、及びハンドル5の第2取付部51を接続する。本実施形態では、接続フレーム6は、図2に示すように、第1取付部41及び第2取付部51の数(4つ)に対応して4つ設けられている。
なお、図2では、前面左側の接続フレーム6が隠れた位置にあるため、3つの接続フレーム6のみが図示されている。
また、4つの接続フレーム6は、同様の構造を有しているため、以下では、1つの接続フレーム6のみを説明する。
この接続フレーム6は、上述したように各固定部211,221(各取付部41,51)が互いに対向する位置に形成されている、すなわち、鉛直軸に沿う略同軸上に形成されているため、図3に示すように、鉛直軸に沿って延びるように形成されている。
そして、接続フレーム6は、図3に示すように、基部61と、一対の起立片62とを備える。
基部61は、上下方向に延びる矩形板体状に形成され、外装筐体2の側面部25(26)に沿って配設される部分である。
一対の起立片62は、同様の形状を有しているものであり、基部61の前後方向の両端縁から外装筐体2の内部に向けて突出し、各固定部211,221に固定される部分である。
この起立片62において、下方側には、斜め下方に向けて延出するとともに、先端部分が他方の起立片62に離間する方向に略90°屈曲して水平面に略平行した下側固定片621が設けられている。
この下側固定片621には、具体的な図示は省略したが、第1固定部221の左右方向に並設した2つのフレーム用ネジ孔に対応して、2つの固定用孔が形成されている。
そして、接続フレーム6は、図3に示すように、一対の下側固定片621を第1固定部221の底部分に当接した状態で、4つの固定ネジSc1を各下側固定片621の各固定用孔に挿通し第1固定部221の4つのフレーム用ネジ孔に螺合することで、第1固定部221に固定される。
また、起立片62において、上方側には、斜め上方に向けて延出するとともに、先端部分が他方の起立片62に近接する方向に略90°屈曲して水平面に略平行した上側固定片622が設けられている。
この上側固定片622には、図3に示すように、第2固定部211の左右方向に並設した2つの固定用孔211Bに対応して、2つのネジ孔622Aが形成されている。
そして、接続フレーム6は、図3に示すように、一対の上側固定片622を第2固定部211の底部分に当接した状態で、4つの固定ネジSc3を各固定用孔211Bに挿通し各ネジ孔622Aに螺合することで、第2固定部211に固定される。
また、各側面部25(26)の内面には、図3に示すように、上下方向に延びる一対のリブ251(261)が形成されている。そして、一対のリブ251(261)は、接続フレーム6における一対の起立片62を挟持し、接続フレーム6の位置ずれや強度を確保している。
〔装置本体の重心位置〕
図4は、装置本体3の重心位置Gを模式的に示す図である。具体的に、図4は、プロジェクター1を上方側から見た模式図である。
装置本体3の重心位置Gは、図4に示すように、上方側から見て4つの第2取付部51で囲まれる矩形状の領域内に位置付けられている。
なお、4つの第1取付部41は、各第2取付部51に対して、鉛直軸に沿う略同軸上に位置付けられている。このため、装置本体3の重心位置Gは、上記同様に、上方側から見て4つの第1取付部41で囲まれる矩形状の領域内に位置付けられているものである。
上述した本実施形態によれば、以下の効果がある。
図5は、本実施形態の効果を説明するための図である。具体的に、図5(A)はプロジェクター1を前面側から見た図であり、図5(B)はプロジェクター1を右側面側から見た図である。
なお、図5では、説明の便宜上、外装筐体2の変形として、底面部22の変形のみを二点鎖線で示している。
本実施形態では、プロジェクター1は、支持脚4の第1取付部41、及びハンドル5の第2取付部51を接続する接続フレーム6を備える。このことにより、以下に示すように、プロジェクター1を正置き及び天吊りで設置した場合で装置本体3の荷重による外装筐体2の変形を略同一にすることができる。
先ず、プロジェクター1を正置きで設置した場合には、4つの支持脚4でプロジェクター1を支持するため、4つの支持脚4が装置本体3の荷重を受けることとなる。
このため、図5に示すように、装置本体3の荷重により、底面部22において、4つの支持脚4が取り付けられた4つの第1固定部221を囲む矩形状の領域の略中央部分が下方側に膨らむように変形する。
一方、プロジェクター1を天吊りで設置した場合には、2つのハンドル5でプロジェクター1を支持するため、2つのハンドル5が装置本体3の荷重を受けることとなる。ここで、2つのハンドル5が取り付けられた各第1固定部221と、4つの支持脚4が取り付けられた各第2固定部211とが各接続フレーム6にてそれぞれ接続されているため、正置きで設置した場合と同様に、擬似的に4つの支持脚4がプロジェクター1を支持している構成とすることができる。すなわち、擬似的に4つの支持脚4が装置本体3の荷重を受ける構成とすることができる。
このため、図5に示すように、天吊りで設置した場合も正置きで設置した場合と同様に、装置本体3の荷重により、底面部22において、4つの支持脚4が取り付けられた4つの第1固定部221を囲む矩形状の領域の略中央部分が下方側に膨らむように変形する。
以上のように、接続フレーム6という簡素な構成を用いるだけで、従来のように複雑な構造を用いることなく、プロジェクター1を正置き及び天吊りで設置した場合で装置本体3の荷重による外装筐体2の変形を略同一にすることができる。
したがって、プロジェクター1を正置き及び天吊りで設置した場合で、外装筐体2の変形により装置本体3に与えられる影響を略同一のものとし、正置き状態でプロジェクター1より適正な画像が投射されるように内部の光学部品の位置を調整しておけば、天吊り状態においても正置き状態と同様の状態を保つことができる。
また、第1取付部41及び第2取付部51を鉛直軸に沿う略同軸上に位置付け、接続フレーム6を鉛直軸に沿うように形成することで、プロジェクター1を天吊りで設置した場合での接続フレーム6を介した第1取付部41及び第2取付部51間に加わる力の方向を鉛直軸に沿う方向に設定できる。このため、プロジェクター1を天吊りで設置した場合において、接続フレーム6自体の変形や、第1固定部221及び第2固定部211の変形等を抑制することができる。したがって、プロジェクター1を正置き及び天吊りで設置した場合で装置本体3の荷重による外装筐体2の変形を略同一にすることができるという効果をさらに好適に図れる。
さらに、ハンドル5には、第2取付部51の他、把持部52が設けられているので、天吊りで設置する際に用いる他、把持部52を把持してプロジェクター1を種々の位置に持ち運ぶ際にも用いることができ、利便性の向上が図れる。
また、第1取付部41及び第2取付部51が4つ設けられ、装置本体3の重心位置Gが上方側から見て4つの第2取付部51で囲まれる矩形状の領域内に位置付けられている。このことにより、プロジェクター1を正置き及び天吊りで設置した場合で、支持脚4やハンドル5にてプロジェクター1を安定に支持できる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、接続フレーム6は、第1取付部41及び第2取付部51に対して、外装筐体2における第1固定部221及び第2固定部211を介して接続されていたが、これに限らず、第1取付部41や第2取付部51に直接、接続した構成としても構わない。
前記実施形態において、支持脚4やハンドル5の数及び形状は、前記実施形態で説明した数及び形状に限らない。
例えば、当接部42を左右方向に延びた形状で構成し、支持脚4を前面側に1つ、背面側に1つの計2つで構成しても構わない。この際、第1固定部221も同様に、前面側に1つ、背面側に1つの計2つ設ける。
また、ハンドル5は、略U字形状を有するように構成していたが、これに限らず、例えば、1つの第2取付部51と把持部52とを有する略L字形状となるように構成しても構わない。
さらに、本発明の第2支持部材としては、少なくとも天吊りで設置する際に用いられる構成であればよく、把持部52を省略し、第2取付部51に天吊り金具が装着されるネジ孔等の部位を設けた構成としても構わない。
前記実施形態では、第1取付部41(第1固定部221)及び第2取付部51(第2固定部211)が鉛直軸に沿う略同軸上に位置付けられていたが、これに限らず、ずれた位置に位置付けても構わない。この際には、接続フレーム6も上記ずれた位置に対応する形状で構成する。
本発明のプロジェクターは、構造を簡素化しつつ、正置き及び天吊りで設置した場合で装置本体の荷重による外装筐体の変形を略同一にすることができるため、プレゼンテーションやホームシアターに用いられるプロジェクターとして利用できる。
本実施形態におけるプロジェクターの外観を示す斜視図。 前記実施形態におけるプロジェクターの内部構造を示す斜視図。 前記実施形態における各固定部、支持脚、ハンドル、及び接続フレームの接続構造を模式的に示す分解斜視図。 前記実施形態における装置本体の重心位置を模式的に示す図。 前記実施形態の効果を説明するための図。
1・・・プロジェクター、2・・・外装筐体、4・・・支持脚(第1支持部材)、5・・・ハンドル(第2支持部材)、6・・・接続フレーム、21・・・天面部、22・・・底面部、41・・・第1取付部、51・・・第2取付部、52・・・把持部。

Claims (3)

  1. 画像情報に応じた画像を形成して投射するプロジェクターであって、
    外装を構成する外装筐体と、
    前記外装筐体の底面部に取り付けられ、当該プロジェクターを載置面に載置する際に前記載置面に当接する第1支持部材と、
    前記外装筐体の天面部に取り付けられ、当該プロジェクターを吊下げた状態で設置する際に用いられる第2支持部材と、
    前記第1支持部材における前記底面部に取り付けるための第1取付部、及び前記第2支持部材における前記天面部に取り付けるための第2取付部を接続する接続フレームとを備える
    ことを特徴とするプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
    前記第1取付部及び前記第2取付部は、鉛直軸に沿う略同軸上に位置付けられ、
    前記接続フレームは、鉛直軸に沿って延出するように形成されている
    ことを特徴とするプロジェクター。
  3. 請求項1または請求項2に記載のプロジェクターにおいて、
    前記第2支持部材は、
    前記第2取付部に接続し、当該プロジェクターを持ち運ぶための把持部を有する
    ことを特徴とするプロジェクター。
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