JP2010066354A - プロジェクタ - Google Patents

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Noriaki Miyasaka
徳章 宮坂
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Abstract

【課題】既存の天吊り器具を用いてプロジェクタ本体を吊り下げることができ、設置角度の調整が容易なプロジェクタを得る。
【解決手段】映像を投射するプロジェクタ100であって、入力映像信号に基づき映像を投射する投射部110と、プロジェクタ100の底面に配置された1ないし複数の脚部120〜140と、を備え、脚部120〜140は底部に天吊り設置穴を有し、脚部120〜140のうち少なくともいずれかはプロジェクタ100の設置角度を調整する角度調整機構を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクタに関するものである。
従来、プロジェクタの天吊りに関し、特許文献1に、「簡単かつ安全にプロジェクターを天吊りできるプロジェクター天吊り装置の提供」を目的とした技術として「天井側に固定した天井側ブラケット300に、プロジェクター1に固定したプロジェクター側ブラケット100(200)を固定することで、プロジェクター1を天吊り状態に固定保持する天吊り装置で、一方のブラケット100(200)にフック(Jスロット222)を、他方のブラケット300にフック掛止機構(締結ねじ328)を設け、プロジェクター側ブラケット100(200)を固定したプロジェクター1を下方から持ち上げ、Jスロット222と締結ねじ328を係合させて、両ブラケット100(200),300を仮止め(仮固定)するようにした。プロジェクター1の重量がこの仮固定部で支持されるので、作業者は、プロジェクター1の全重量を支える必要がなくなり、両ブラケット100(200),300間の固定をスムーズに遂行できる。」というものが提案されている(要約)。
また、特許文献2に、「細かい高さ調節が可能なプロジェクタを提供し、更には例えばこのようなプロジェクタに用い、部品点数が少なく、組み立てや調整が容易なプロジェクタ等の吊下げ装置を提供する」ことを目的とした技術として「プロジェクタ1は高さ調整可能な複数の脚部21〜23を有し、プロジェクタ1を天井等に取付ける場合、プロジェクタ1を逆さにして脚部22、23を抜取り、脚部21を引出し、まず吊下げ装置40のL字型のかぎ部51を脚部21に掛ける。次に、吊下げ装置40の孔部52、53をそれぞれプロジェクタ機器本体1に形成された脚部22、23用の図示せぬ孔に合わせた上で抜き取った脚部22、23を差し込む。これによりプロジェクタ1前面部分の高さは脚部21を用いて高さ調節でき、プロジェクタ1の左右の高さとその角度は脚部22、23を用いて調節できる。」というものが提案されている(要約)。
特開2000−122180号公報 特開2007−272097号公報
上記特許文献1に記載の技術では、プロジェクタ本体の天吊り角度を調整する際には、天吊り器具の設置角度を変えるなどの作業が必要になり、調整に手間がかかる。
また、上記特許文献2に記載の技術では、専用の吊下げ装置が必要であり、コストが新たに発生する。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、既存の天吊り器具を用いてプロジェクタ本体を吊り下げることができ、設置角度の調整が容易なプロジェクタを得ることを目的とする。
本発明に係るプロジェクタは、映像を投射するプロジェクタであって、入力映像信号に基づき映像を投射する投射部と、当該プロジェクタの底面に配置された1ないし複数の脚部と、を備え、前記脚部は底部に天吊り設置穴を有し、前記脚部のうち少なくともいずれかは当該プロジェクタの設置角度を調整する角度調整機構を備えている。
そのため、従来の天吊り器具と、脚部の底部に配置されている天吊り設置穴とを固定することにより、従来の天吊り器具をそのまま用いて、プロジェクタを天吊り設置することができる。
また、脚部が備える角度調整機構を用いて、プロジェクタの設置角度を容易に調整することができる。
また、本発明に係るプロジェクタにおいて、前記角度調整機構は、前記脚部の長さを所定範囲内で調整する機構を備えている。
そのため、簡易な機構でプロジェクタの設置角度を調整することができる。
また、本発明に係るプロジェクタにおいて、前記天吊り設置穴を有する前記脚部は、当該脚部に回転自在に取り付けられたフット部を備えており、前記天吊り設置穴は前記フット部の底面に配置されている。
そのため、プロジェクタの天吊り設置角度を傾けても、脚部本体のみが回転し、フット部の角度を一定に保つことができるので、脚部や天吊り器具に負担をかけることがない。
また、本発明に係るプロジェクタでは、前記フット部を自由度1以上のジョイントで前記脚部に連結している。
そのため、プロジェクタの天吊り設置角度を、ジョイントが回転する方向に自由に傾けることができる。
また、本発明に係るプロジェクタでは、前記フット部をヒンジジョイントまたはボールジョイントで前記脚部に連結している。
そのため、プロジェクタの天吊り設置角度を、ジョイントが回転する方向に自由に傾けることができる。また、プロジェクタの設置角度を傾ける方向によって、ジョイントの種類を適宜組み合わせ、設置環境に対して好適な傾き調整機構を得ることができる。
また、本発明に係るプロジェクタにおいて、前記脚部は、当該プロジェクタの底面前方中央部分に配置された第1脚部と、当該プロジェクタの底面後方一端に配置された第2脚部と、当該プロジェクタの底面後方他端に配置された第3脚部と、で構成されており、前記第1脚部、前記第2脚部、および前記第3脚部が備える各前記フット部に前記天吊り設置穴を配置し、前記第1脚部、前記第2脚部、および前記第3脚部と各脚部が備える各前記フット部をそれぞれ自由度1以上のジョイントで連結している。
そのため、プロジェクタを安定的に天吊り設置することができる。さらには、プロジェクタの設置角度を容易に調整することができる。
また、本発明に係るプロジェクタでは、前記第1脚部、前記第2脚部、および前記第3脚部と各脚部が備える各前記フット部をそれぞれヒンジジョイントまたはボールジョイントで連結している。
そのため、プロジェクタの天吊り設置角度を、ジョイントが回転する方向に自由に傾けることができる。また、プロジェクタの設置角度を傾ける方向によって、ジョイントの種類を適宜組み合わせ、設置環境に対して好適な傾き調整機構を得ることができる。
また、本発明に係るプロジェクタでは、当該プロジェクタの底面に第2天吊り設置穴を設けている。
そのため、脚部が有する天吊り穴と第2天吊り穴を用いて、プロジェクタをより安定的に天吊り設置することができる。
また、本発明に係るプロジェクタでは、当該プロジェクタの底面中央やや前方寄りまたは後方寄りの位置に前記第2天吊り設置穴を設け、前記第2天吊り設置穴は当該プロジェクタを吊り下げるように構成されている
そのため、プロジェクタを天吊り設置するとプロジェクタが自然に傾く。このとき、プロジェクタの傾きを脚部で調整するためには、傾きを支える側の脚部のみ用いればよいため、その他の脚部は必ずしも必要ではなくなり、脚部の数を少なくすることができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るプロジェクタ100の斜視図である。
プロジェクタ100は、投射部110、第1脚部120、第2脚部130、第3脚部140を備える。
投射部110は、光源、投射光学系などの映像投射に必要な構成を適宜備え、入力映像信号を受け取り、その信号に対応した映像をスクリーン等に投射する。
第1脚部120、第2脚部130、第3脚部140は、プロジェクタ100の底面に配置され、プロジェクタ100を載置するときにプロジェクタ100本体を支持する。
第1脚部120は、底面の前方(投射部110の投射方向)寄り、中央部分に配置されている。
第2脚部130は、底面の後方寄り、左端に配置されている。
第3脚部140は、底面の後方寄り、右端に配置されている。
第1脚部120、第2脚部130、第3脚部140は、プロジェクタ100の設置角度を調整するための機構を備える。
例えば、各脚部は、プロジェクタ100の底面から引き出して長さを可変し、プロジェクタ100の前後方向や左右方向の傾きを調整するように構成することができる。その他の適当な手法により傾きを調整するように構成してもよい。
また、これらの傾き調整機構は、全ての脚部が備えていてもよいし、いずれか一部の脚部のみが備えていてもよい。
図2は、第1脚部120の側断面図である。
第1脚部120は、底部に天吊り設置穴121を備えている。この天吊り設置穴121は、後述の図3で説明する天吊り器具200の固定金具を螺合するためのものである。
第2脚部130、第3脚部140も同様の天吊り設置穴を備える。
図3は、プロジェクタ100を天吊り設置した状態の側面図である。
天吊り器具200は、特許文献1記載の従来の天吊り器具と同様に、プロジェクタの底面に設けられた天吊り設置穴を用いて天吊り設置を行うことを想定して設計されているものとする。
即ち、プロジェクタを天吊り設置するときは、天吊り金具210をプロジェクタ底面の天吊り設置穴に螺合して、プロジェクタを天吊り器具200に固定することが想定されている。
本実施の形態1に係るプロジェクタ100を天吊り設置する時は、まず天井300に天吊り器具200をあらかじめ固定設置しておく。そして、プロジェクタ100の底面を天井300に向け、例えばネジ部材で構成されている天吊り金具210を用いて、プロジェクタ100を天吊り器具200に固定する。
ここでは、各脚部が有する天吊り設置穴に天吊り金具210を螺合することになる。
このように、天吊り金具210を用いてプロジェクタ100の底面を天吊り器具200に固定するという手順や各器具の構成は、従来の天吊り器具を用いる際の手順や構成と同様であるため、従来の天吊り器具200をそのまま用いることができる。
図4は、プロジェクタ100の設置角度を調整した状態の側面図である。
プロジェクタ100を天吊り設置した状態で設置角度を調整するときは、各脚部の長さを調整し、天吊り器具200に対するプロジェクタ100の角度を調整すればよい。
図4では、第1脚部120をプロジェクタ100底面から引き出して長さを伸ばし、プロジェクタ100を下向きに傾けた例を示したが、調整の仕方はこれに限られない。
例えば、第1脚部120の長さを縮めてプロジェクタ100を上向きに傾けることもできるし、第2脚部130や第3脚部140を伸縮して左右方向に傾けることもできる。
なお、図3〜図4のようにプロジェクタ100を天吊り設置するためには、各脚部の間隔が、天吊り器具200の幅内に収まるようなサイズで構成されていなければならないことを付言しておく。
天吊り器具200の幅が各脚部の間隔をカバーするように構成されているか、もしくは天吊り器具200のアームをスライドするなどして天吊り金具210の配置位置を調整し各脚部の間隔をカバーすることができれば、既存の天吊り器具200をそのままプロジェクタ100の天吊り設置に用いることができる。
もちろん、各脚部の間隔をカバーできるように天吊り器具を改めて設計してもよい。
以上のように、本実施の形態1によれば、プロジェクタ100の各脚部に天吊り設置穴を設けたので、従来の天吊り器具をそのまま用いて、プロジェクタ100を天吊り設置することができる。
また、本実施の形態1によれば、各脚部の長さを調整する等の傾き調整機構により、プロジェクタ100を天吊り設置した際の設置角度を容易に調整することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、各脚部に天吊り設置穴を設け、各脚部の長さを調整する等により、プロジェクタ100の天吊り設置角度を調整することを説明した。
図4のようにプロジェクタ100の設置角度を傾けた場合、脚部の底面が天吊り器具200に対して傾斜した状態で天吊り器具200に接することになるため、脚部底面の角が天吊り器具200を圧迫し、プロジェクタ100の傾き程度によっては、天吊り器具200を傷める可能性がある。
また、各脚部にも同様の斜め方向の圧力がかかるため、脚部にとっても負荷となる。
そこで、本発明の実施の形態2では、各脚部の底面に可動余裕を持たせ、プロジェクタ100を傾けて天吊り設置しても、脚部や天吊り器具200にとって負担とならないようにすることを図る。
図5は、本実施の形態2における第1脚部120の側断面図である。
本実施の形態2における第1脚部120は、実施の形態1の図2で説明した天吊り設置穴121に加え、新たにフット部122を備える。また、第1脚部120本体とフット部122は、自由度1以上のジョイントで接続されている。
このジョイントは、例えば図5(a)のようなヒンジジョイントや、図5(b)のようなボールジョイントで構成することができる。その他のジョイント構造を用いてもよい。
なお、第2脚部130と第3脚部140も、同様にそれぞれフット部132、フット部142を備え、脚部本体とフット部は、ジョイントで接続されている。
図5(a)のように構成した場合、フット部122は、図5の左右方向に一定範囲内で回転することができる。
図5(b)のように構成した場合、フット部122は、球体を中心に一定範囲内で回転することができる。
図6は、本実施の形態2に係るプロジェクタ100の設置角度を調整した状態の側面図である。ここでは、第1脚部120のフット部を図5(a)のようにヒンジジョイントで接続した例を示した。
本実施の形態2では、第1脚部120を伸ばしてプロジェクタ100の設置角度を下向きに傾けると、第1脚部120はヒンジ部を中心に回転して傾く。そのため、第1脚部120本体のみが天吊り器具200に対して傾き、フット部122は天吊り器具200に対して水平に接したままの状態を維持する。
したがって、プロジェクタ100の設置角度を傾けても、天吊り器具200とフット部122の角度は一定に維持され、天吊り器具200や第1脚部120に負担をかけることがない。
図7は、図6と同様の側面図である。ここでは、第3脚部140のフット部を図5(b)のようにボールジョイントで接続した例を示した。
図6と同様に第1脚部120を伸ばしてプロジェクタ100の設置角度を下向きに傾けると、第3脚部140のボールジョイント部分が回転する。そのため、第3脚部140本体のみが天吊り器具200に対して傾き、フット部142は天吊り器具200に対して水平に接したままの状態を維持する。
したがって、プロジェクタ100の設置角度を傾けても、天吊り器具200とフット部142の角度は一定に維持され、天吊り器具200や第3脚部140に負担をかけることがない。
図7には示していないが、第2脚部130についても、第3脚部140と同様である。
なお、第2脚部130または第3脚部140のいずれか一方のみを底面から引き出して長さを伸ばした場合、プロジェクタ100は左右方向にも傾くことになる。
しかし、ボールジョイントは左右方向にも回転するため、上述と同様にフット部の角度を一定に保つことができる。
図6〜図7では、第1脚部120にヒンジジョイントを用い、第2脚部130と第3脚部140にボールジョイントを用いた例を説明したが、どの脚部にどのジョイント構造を用いるかは、これらに限られるものではない。
例えば、全ての脚部にボールジョイントを用いてもよいし、第1脚部120にヒンジジョイントを用い、第2脚部130と第3脚部140は実施の形態1と同様に構成することもできる。
一部の脚部のみジョイント構造を用いる場合でも、その脚部については、プロジェクタ100を傾けたときの負担を低減することができるので、一定の効果を発揮する。
以上のように、本実施の形態2では、脚部とフット部をジョイント構造で接続し、一定の可動余裕を持たせた。
そのため、プロジェクタ100の天吊り設置角度を傾けたときでも、ジョイント部分を中心に脚部本体が回転し、フット部は天吊り器具200に対して一定角度を維持することができるので、脚部や天吊り器具200に負担をかけることがない。
実施の形態3.
以上の実施の形態1〜2では、脚部の底面に天吊り設置穴を設けた構成を説明したが、これに加えて従来と同様にプロジェクタ100本体底面に天吊り設置穴を設けてもよい。本発明の実施の形態3では、その構成について説明する。
図8は、本実施の形態3に係るプロジェクタ100を天吊り設置した状態の側面図である。本実施の形態3に係るプロジェクタ100は、本体底面の中央部分に天吊り設置穴150を備えている。その他の構成は、実施の形態1〜2と同様である。
本実施の形態3に係るプロジェクタ100を天吊り設置する際には、各脚部をプロジェクタ100本体内に引っ込めて置き、天吊り器具200とプロジェクタ100底面を天吊り金具210で固定する。これにより、従来の天吊り器具200と同様に、プロジェクタ100を天吊り設置することができる。
なお、上記固定に加えてさらに、各脚部を天吊り金具210で天吊り器具200に固定してもよい。
図9は、天吊り器具200とプロジェクタ100の間隔を空けた際の側面図である。
天吊り設置穴150と天吊り器具200の接続部分を引き出すなどして延長可能に構成されている場合は、図9のように各脚部の長さを伸ばして設置高さを可変することもできる。さらには、例えば第1脚部120のみ底面から引き出して長さを伸ばし、設置角度を変えることも可能である。
なお、天吊り設置穴150を配置する位置は、必ずしもプロジェクタ100底面の中央部分でなくともよい。例えば、中央部分よりも前方寄りや後方寄りの位置、左右寄りの位置に配置してもよい。
また、天吊り設置穴150の数は、必ずしも1つでなくともよく、複数の天吊り設置穴150を設け、複数個所でプロジェクタ100を天吊りするように構成してもよい。
以上のように、本実施の形態3によれば、プロジェクタ100底面に天吊り設置穴150を設けたので、天吊り器具200の幅が各脚部の間隔をカバーできない場合でも、従来と同様に天吊り設置することができる。
そのため、天吊り器具200の構造に制約を受けにくくなり、天吊り設置の自由度が増してユーザにとって便宜である。
また、本実施の形態3において、天吊り設置穴150と天吊り器具200の接続部分を延長可能である場合は、実施の形態1〜2と同様に、脚部の長さを調整することによりプロジェクタ100の設置角度を変えることもできる。
また、本実施の形態3において、天吊り設置穴150と各脚部の天吊り設置穴の双方でプロジェクタ100を固定することにより、プロジェクタ100の設置安定性を向上させることができる。
実施の形態4.
図10は、本発明の実施の形態4に係るプロジェクタ100を天吊り設置した状態の側面図である。
本実施の形態4において、天吊り金具220は、プロジェクタ100を一点以上で吊り下げるように構成されている。また、天吊り設置穴150は、プロジェクタ100底面のやや後方寄りの位置に配置されている。
プロジェクタ100を天吊りするときは、天吊り金具220を天吊り設置穴150に嵌めて天吊り器具200からぶら下げるようにして天吊りする。
プロジェクタ100を吊り下げた状態で、プロジェクタ100の角度をある程度可変することができるよう、天吊り金具220と天吊り設置穴150の接続部分には、一定の可動余裕を持たせておく。
上述のように構成した場合、天吊り設置穴150が後方寄りに配置されているため、プロジェクタ100を天吊りすると、前方を下に向ける方向に自然に傾く。
このとき、第2脚部130と第3脚部140を引き出して突っ張り棒のように用い、各脚部の長さを調整して、プロジェクタ100が所望の傾き角度となるように調整することもできる。
図11は、プロジェクタ100を天吊りする際の別構成例を示す側面図である。
図11では、図10と異なり、第1脚部120を引き出して天吊り器具200に固定し、第1脚部120を引っ張り棒のように用いてプロジェクタ100の設置角度を調整している。
図10〜図11のように構成する場合、プロジェクタ100の設置角度を調整するためには、プロジェクタ100は、必ずしも3つの脚部を全て備えている必要はない。
例えば、第1脚部120のみ、または第2脚部130と第3脚部140のみを備えていれば、設置角度の調整には足りる。
もちろん、全ての脚部を備えていても特段の支障はないことは言うまでもない。
図10と図11を比較すると、図10では天吊り金具220と第3脚部140がともにプロジェクタ100の後方寄りの位置でプロジェクタ100を支持しているのに対し、図11では第1脚部120が前方寄り、天吊り金具220が後方寄りの位置でプロジェクタ100を支持している。
プロジェクタ100の設置安定の観点からは、前方と後方でプロジェクタ100を支持する図11のような構成の方が好ましい。
一方、天吊り設置穴150を前方寄りに配置したときは、上記と反対のことが言える。
例えば、天吊り金具200が前方寄りの位置でプロジェクタ100を支持し、第2脚部130と第3脚部140は後方寄りの位置で引っ張り棒のようにしてプロジェクタ100を支持する、という状態になる。
なお、各脚部の底部を、実施の形態2で説明したようなフット部とジョイントの連結構造で構成し、天吊り器具200と各脚部を天吊り金具で固定することもできる。
これにより、各脚部や天吊り器具200に負担をかけることがなくなり、実施の形態2と同様の効果を発揮することができる。
以上のように、本実施の形態4では、プロジェクタ100底面の中央前方寄りまたは後方寄りの位置に天吊り設置穴を設けた。
これにより、実施の形態3と同様に、天吊り設置穴150と各脚部の天吊り設置穴の双方でプロジェクタ100を天吊り器具200に固定し、プロジェクタ100の設置安定性を向上させることができる。
また、本実施の形態4では、プロジェクタ100は、必ずしも第1脚部120、第2脚部130、第3脚部140の全てを備えている必要はなく、上述のように一部の脚部のみで足りる。
これにより、プロジェクタ100の部品点数を削減し、製造コストを低く抑えることができる。
実施の形態5.
以上の実施の形態1〜4では、プロジェクタ100は3つの脚部を備えている構成を説明したが、脚部の個数はこれに限られるものではない。例えば、底面の4隅にそれぞれ脚部を備える4脚構成としてもよいし、それ以上の個数の脚部を備えていてもよい。
また、プロジェクタ100を天吊り設置用途に限定する場合は、実施の形態4の後段で説明したように、第1脚部120のみの1脚構成、第2脚部130と第3脚部140のみの2脚構成も可能である。
もっとも、プロジェクタ100をより確実に安定的に設置したい場合は、3脚以上を備えることが望ましい。
実施の形態1に係るプロジェクタ100の斜視図である。 第1脚部120の側断面図である。 プロジェクタ100を天吊り設置した状態の側面図である。 プロジェクタ100の設置角度を調整した状態の側面図である。 実施の形態2における第1脚部120の側断面図である。 実施の形態2のプロジェクタ100の設置角を調整した際の側面図である。 図6と同様の側面図である。 実施の形態3のプロジェクタ100を天吊り設置した際の側面図である。 天吊り器具200とプロジェクタ100の間隔を空けた際の側面図である。 実施の形態4のプロジェクタ100を天吊り設置した際の側面図である。 プロジェクタ100を天吊りする際の別構成例を示す側面図である。
符号の説明
100 プロジェクタ、110 投射部、120 第1脚部、121 天吊り設置穴、122 フット部、130 第2脚部、140 第3脚部、150 天吊り設置穴、200 天吊り器具、210〜220 天吊り金具。

Claims (9)

  1. 映像を投射するプロジェクタであって、
    入力映像信号に基づき映像を投射する投射部と、
    当該プロジェクタの底面に配置された1ないし複数の脚部と、
    を備え、
    前記脚部は底部に天吊り設置穴を有し、
    前記脚部のうち少なくともいずれかは当該プロジェクタの設置角度を調整する角度調整機構を備えている
    ことを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記角度調整機構は、前記脚部の長さを所定範囲内で調整する機構を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載のプロジェクタ。
  3. 前記脚部は、
    当該脚部に回転自在に取り付けられたフット部を備えており、
    前記天吊り設置穴は前記フット部の底面に配置されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のプロジェクタ。
  4. 前記フット部を自由度1以上のジョイントで前記脚部に連結した
    ことを特徴とする請求項3記載のプロジェクタ。
  5. 前記フット部をヒンジジョイントまたはボールジョイントで前記脚部に連結した
    ことを特徴とする請求項4記載のプロジェクタ。
  6. 前記脚部は、
    当該プロジェクタの底面前方中央部分に配置された第1脚部と、
    当該プロジェクタの底面後方一端に配置された第2脚部と、
    当該プロジェクタの底面後方他端に配置された第3脚部と、
    で構成されており、
    前記第1脚部、前記第2脚部、および前記第3脚部が備える各前記フット部に前記天吊り設置穴を配置し、
    前記第1脚部、前記第2脚部、および前記第3脚部と各脚部が備える各前記フット部をそれぞれ自由度1以上のジョイントで連結した
    ことを特徴とする請求項3記載のプロジェクタ。
  7. 前記第1脚部、前記第2脚部、および前記第3脚部と各脚部が備える各前記フット部をそれぞれヒンジジョイントまたはボールジョイントで連結した
    ことを特徴とする請求項6記載のプロジェクタ。
  8. 当該プロジェクタの底面に第2天吊り設置穴を設けた
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のプロジェクタ。
  9. 当該プロジェクタの底面中央やや前方寄りまたは後方寄りの位置に前記第2天吊り設置穴を設け、
    前記第2天吊り設置穴は当該プロジェクタを吊り下げるように構成されている
    ことを特徴とする請求項8記載のプロジェクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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