JP2010175273A - テストリード - Google Patents

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Shuji Kaneda
修治 金田
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Abstract

【課題】 測定時にショートすることが少なく、測定対象物の裏側や、配線等が入り組んだ場所でも測定可能なテストリードを低供する。
【解決手段】 導電線を絶縁被覆したコードと、このコードの一端の導電線に接続され絶縁被覆された接続端子と、前記コードの他端の導電線に接続される接触子とを備え、前記接触子が、前記コードと接続する把持部と、この把持部から延設され導電線と導通した先端部と、この先端部の先端に配置される先ピン部とを有し、前記先端部が、絶縁性樹脂により被覆されるテストリード。
【選択図】 図1

Description

本発明は、測定物の電圧、電流、電気抵抗等を測定するテスタの、テストリードに関する。
テストリードは、電流計や電圧計等の、各種計測機器に対して接続端子を接続させ、接触子を電気回路上の配線や各種の電子部品等に接触させることで、回路の抵抗値等を測定することに多用されている。
図3は、従来からあるこの種テストリードの構造例を示す概略断面図である。
テストリード1は、導電線2aを、絶縁性被覆材2bで被覆した、適宜長さのコード2と、このコード2の一端側にて、前記導電線2aと接続されている接触子3と、前記コード2の他端側にて、前記導電線2aと接続されている接続端子4とで、構成されている。
接触子3は、その先端部に露出された先ピン部3aを備え、この先ピン部3a及び先ピン部3aを保持する先端部3bを除く把持部3cに、使用者が持てるように絶縁部分を備えている。
把持部3cは、コード2との接続部位を含めて、外嵌されるパイプ材3dと、このパイプ材3dをその長さ方向に沿わせて一体的に抱持する軟質ポリ塩化ビニル等の合成樹脂材からなる絶縁性の把持用本体部3eとで形成されている(特許文献1参照)。
特開平08−220135号公報
しかしながら、前述したような従来のテストリードは、先端部3bが露出している為、この部分が不必要な部位に触れ、ショートしないように、取り扱いを注意する必要がある。
また、導電性の先端部3bが硬く、その長さが2cm程度で構成される為、測定する対象装置の裏側や、配線等が入り組んだ場所等では、測定しづらいといったテスト環境の制約がある。
本発明は、上記問題を解決するテストリードを提供することを目的とする。
本発明は、以下のものに関する。
(1)導電線を絶縁被覆したコードと、このコードの一端の導電線に接続され絶縁被覆された接続端子と、前記コードの他端の導電線に接続される接触子とを備え、前記接触子が、前記コードと接続する把持部と、この把持部から延設され導電線と導通した先端部と、この先端部の先端に配置される先ピン部とを有し、前記先端部が、絶縁性樹脂により被覆されるテストリード。
(2)項(1)において、先端部が、屈曲性を有する絶縁性樹脂により被覆されたものであるテストリード。
(3)項(1)において、先端部が、屈曲性を有する金属導体を、屈曲性を有する絶縁性樹脂により被覆したものであるテストリード。
(4)項(1)乃至(3)において、先端部が、その長さを、5〜15cmとするテストリード。
(5)項(1)乃至(4)の何れかにおいて、先ピン部が、その長さを、1〜5mmとするテストリード。
(6)項(1)乃至(5)の何れかにおいて、先ピン部が、その形状を円錐状とするテストリード。
(7)項(1)乃至(6)の何れかにおいて、先端部が、把持部に対し、着脱式であるテストリード。
本発明では、テストリードの先端部が、絶縁性樹脂により被覆されているため、導電性部分が、不必要な部位に触れ、ショートさせる可能性を低減でき、使用者の安全もより一層高めることができる。
更に、先端部が、屈曲性を有する絶縁性樹脂により被覆された場合は、先端部に応力がかかっても、割れにくくなる。
先端部が、屈曲性を有する金属導体を、屈曲性を有する絶縁性樹脂により被覆したものである場合は、装置の裏や配線等が入り組んだ場所等での測定が、先端部の柔軟性により、容易にできることとなる。
先端部の長さを、5〜15cmにした場合は、従来が2cm程度であったために、手の届かない場所にある測定物に、テストリードを入り込ませることが可能となり、測定ができることとなる。
先ピン部の長さを、1〜5mmとした場合は、無駄に導電性部分が露出することがなく、測定しづらい程の短さでもないので、安全と測定効率の両方を兼ね備えたテストリードとすることができる。
先ピン部を円錐状とした場合は、測定対象物との接触効率が上がり、測定を行い易い。
先端部を把持部に対して着脱式にした場合は、測定対象物により、長さの異なる複数種類の先端部から、最適なものを選択して、測定を行うことができ、よりテスト効率を上げることができる。また、先端部が折れてしまった場合であっても、テストリードそのものを交換することなく、先端部及び先ピン部のみを交換することで、対応することができる。
本発明のテストリードを示す、概略断面図である。 本発明のテストリードを用いて測定している状態を示す、概略断面図である。 従来例のテストリードを示す、概略断面図である。
本発明に用いる導電線を絶縁被覆したコードは、その長さを規定されるものでなく、使用形態により適宜決められるものである。
導電線の材質は、電気を通すものであれば特に限定されるものではないが、抵抗の少ない銅線を用いることが好ましい。
絶縁被覆する材質は、テストリードの使用者が、コードに触れた際に、感電することがないものであれば良く、柔軟性を有する合成樹脂を用いることが好ましい。
本発明に用いる接続端子は、その一端が、コードの導電線と電気的に導通するように接続されるもので、他端が、計測装置に接続される。
接続端子は、コードとの接続部位を含め、使用者が直接手で触れる部分を、絶縁物で被覆してあり、安全性を確保する。
また、接続端子の形状、接続方向については、特に限定されるものではなく、コードと接続する端部と、計測装置に接続させる端部との位置関係が、直線状になっていても、屈曲(後述する図1では90度屈曲させている)させたものであっても良い。
本発明に用いる接触子は、把持部と、先端部と、先ピン部とを有している。
把持部は、コードの導電線と電気的に導通するように接続され、使用者が手で持つので、絶縁材により被覆する。
先端部は、把持部から延設されており、把持部との接続部分及び先ピン部との接続部分を含め、絶縁性樹脂により被覆している。
先端部の太さは、特に限定されるものではないが、直径0.5〜2.5mmが好ましく、直径0.7〜1.5mmがより好ましく、直径0.9〜1.2mmが更に好ましい。直径0.5mm未満だと、屈曲し易くなりすぎ測定しづらく、直径2.5mmを超えると、細かい測定物の測定が困難になる傾向がある。
絶縁性樹脂としては、屈曲性を有する、ポリエステル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂等が挙げられる。先端部は、絶縁性樹脂により被覆されることで、漏電阻止は勿論、機械的衝撃に強く割れにくい為、耐久性が向上する。尚、ここで述べる「屈曲性」とは、使用者が手で自由に曲げられることを意味する。
絶縁性樹脂の厚みは、0.2〜1.0mmが好ましく、0.4〜0.8mmがより好ましく、0.5〜0.6mmが更に好ましい。0.2mm未満だと、被覆が破れ易く、1.0mmを超えると、細かい測定物の測定が困難になる傾向がある。
導通する部分は、屈曲性を有する金属導体を用いることが好ましく、例えば、銅、アルミニウム、金合金等が挙げられ、中でも金合金が、耐食性に優れる為、好ましい。また、銅、アルミニウムについても、金メッキを施すことにより、耐食性に優れたものにできる。
先端部の長さは、特に限定されるものではないが、電気機器や配線等が入り組んだ場所等の測定環境の観点から、5〜15cmが好ましく、7〜13cmがより好ましく、9〜11cmが更に好ましい。5cm未満だと電気機器や配線等が入り組んだ場所等での測定がしにくく、15cmを超えると測定物に接触させづらくなる傾向がある。
先端部は、固着されたものであっても良いが、着脱式であることが好ましい。着脱式である場合は、測定対象物に合わせて、長さの異なる先端部の使い分けが可能となり、更に作業性を向上することができる。また、着脱式により、繰り返し屈曲させることで折れてしまった先端部の交換が可能となり、メンテナンス性を向上することもできる。
先ピン部は、先に述べた先端部の先端に配置され、測定対象物と直接接触させるものである。
先ピン部の材質は、導電性を有するものであれば、特に限定させるものではないが、銅、SK材、真鍮等に、はんだめっき、錫めっき、ニッケルめっき、金めっき、ロジウムめっき等をしたもの、SUS材等を用いることができ、中でも腐食に強いことから、金めっきを施したものを用いることが好ましい。
先ピン部の長さは、特に限定されないが、安全面から導通部分の長さを短くすることと、測定容易性から導通部分の長さを長くすることの兼ね合いを考え、1〜5mmが好ましく、1.5〜4.5mmがより好ましく、2〜4mmが更に好ましい。1mm未満だと測定物に接触しづらく、5mmを超えるとショート等の可能性が高くなる傾向にある。
先ピン部の形状は、特に限定されないが、例えば、円錐状、円柱状、先端部が面取りされた円柱状等が挙げられ、中でも、接触効率の観点から、円錐状が好ましい。
以下、図面を用いて、本発明の1実施例を説明する。
図1は、本発明の1実施例であるテストリードの概略断面図である。
テストリード1は、銅製の導電線2aを、絶縁性被覆材2bであるポリ塩化ビニルにて被覆したコード2に対し、接触子3と、接続端子4とを電気的に接続している。尚、本実施例では、長さ1mのコード2を用いた。
接触子3は、先ピン部3aと、先端部3bと、把持部3cとを有しており、これらが、電気的に接続されている。
先ピン部3aは、銅に、ニッケル下地めっきと、金めっきとを施したものを使用し、形状は、円錐形で、先端からの長さを3mmとした。
先端部3bは、銅線(金属導体3b−1)の周囲を、厚み0.5mmの軟質ポリ塩化ビニル(絶縁性樹脂3b−2)にて被覆したものを用い、長さを10cmとした。
把持部3cは、コード2に、電気的に接続され、パイプ材3dの中に導電部分を通し、このパイプ材3dの周囲を軟質ポリ塩化ビニルにて被覆し、把持用本体部3eとしている。
接続端子4は、計測機器との接続を行う差込口4aの向きを、コード2の延長線方向から、90度屈曲するように、コード2と接続してあり、差込口4aの部分を除いて、ポリ塩化ビニルにより被覆してある。
上記実施例により作製したテストリード1は、絶縁性樹脂である軟質ポリ塩化ビニル(絶縁性樹脂3b−2)により被覆されているので、指先が先端部3bに触れても安全であり、軟質ポリ塩化ビニルが屈曲性を有する為、応力がかかっても割れにくく、更には、先端部3bが、屈曲性を有する金属導体である銅線(金属導体3b−1)を、屈曲性を有する絶縁性樹脂である軟質ポリ塩化ビニル(絶縁性樹脂3b−2)により被覆したものであるので、狭い部分へも先端部3bを屈曲させて入り込ませ、迅速に測定を行うことができた。
図2は、図1にて説明したテストリードを用いて測定している状態を示す、概略断面図である。図2に示すように、内層回路5b、スルーホール5c、このスルーホール5cの開口部周囲に形成されるランド5a等を有する配線板5が、狭い間隔を持って積層された場合は、従来のテストリードではランド5aの測定ができなかったが、図1にて説明したテストリードでは、先端部3bを屈曲させることにより、先ピン部3aがランド5aに届き、測定することができる。尚、ランド5aの位置が、直接目視できない場合は、ファイバースコープ6等を用いることもできる。
1…テストリード、2…コード、2a…導電線、2b…絶縁性被覆材、3…接触子、3a…先ピン部、3b…先端部、3b−1…金属導体、3b−2…絶縁性樹脂、3c…把持部、3d…パイプ材、3e…把持用本体部、4…接続端子、4a…差込口、5…配線板、5a…ランド、5b…内層回路、5c…スルーホール、6…ファイバースコープ。

Claims (7)

  1. 導電線を絶縁被覆したコードと、このコードの一端の導電線に接続され絶縁被覆された接続端子と、前記コードの他端の導電線に接続される接触子とを備え、前記接触子が、前記コードと接続する把持部と、この把持部から延設され導電線と導通した先端部と、この先端部の先端に配置される先ピン部とを有し、前記先端部が、絶縁性樹脂により被覆されるテストリード。
  2. 請求項1において、先端部が、屈曲性を有する絶縁性樹脂により被覆されたものであるテストリード。
  3. 請求項1において、先端部が、屈曲性を有する金属導体を、屈曲性を有する絶縁性樹脂により被覆したものであるテストリード。
  4. 請求項1乃至3において、先端部が、その長さを、5〜15cmとするテストリード。
  5. 請求項1乃至4の何れかにおいて、先ピン部が、その長さを、1〜5mmとするテストリード。
  6. 請求項1乃至5の何れかにおいて、先ピン部が、その形状を円錐状とするテストリード。
  7. 請求項1乃至6の何れかにおいて、先端部が、把持部に対し、着脱式であるテストリード。
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