JP2010175110A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】庫内側例えば貯蔵物や庫内壁に霜付きが生じるのを抑制する。
【解決手段】冷却ユニット20の基台21の上面には、同基台21に形成された貫通孔75に連通して、庫内側に開放する逆止弁60を備えた外気導入管41が立てられ、外気導入路90が形成される。外気導入路90の庫内側開口である貫通孔75の下端75Aが、冷却器26における正面から見た左側後方の角部26Aの上方に対応している。同冷却器26の角部26Aを覆って遮蔽板80が設けられる。外気が冷却器室31内に吹き込まれた際に水分が霜となる可能性があるが、霜は冷却器26のフィンや冷却器室31の底面に付着し、循環流に乗って庫内に送られることが回避される。付着しなかった霜も遮蔽板80に当たって付着し、貯蔵室11に送られることが回避される。
【選択図】図3
【解決手段】冷却ユニット20の基台21の上面には、同基台21に形成された貫通孔75に連通して、庫内側に開放する逆止弁60を備えた外気導入管41が立てられ、外気導入路90が形成される。外気導入路90の庫内側開口である貫通孔75の下端75Aが、冷却器26における正面から見た左側後方の角部26Aの上方に対応している。同冷却器26の角部26Aを覆って遮蔽板80が設けられる。外気が冷却器室31内に吹き込まれた際に水分が霜となる可能性があるが、霜は冷却器26のフィンや冷却器室31の底面に付着し、循環流に乗って庫内に送られることが回避される。付着しなかった霜も遮蔽板80に当たって付着し、貯蔵室11に送られることが回避される。
【選択図】図3
Description
本発明は、貯蔵庫本体内が負圧に傾くことを回避する手段を備えた冷却貯蔵庫に関する。
冷蔵庫等の冷却貯蔵庫では、貯蔵物を出し入れするべく扉を開閉した場合に、以下のような現象を呈する。扉を開けると庫内に外気が流入し、そののち扉を閉めると、庫内の空気が急速に冷却されることで体積が収縮して庫内が負圧に傾く。そうすると、扉が庫内に向けて吸引されたような状態となって、扉の開放がし難くくなる。
そこで従来、上記の不具合を回避するための対策として、貯蔵庫本体の壁面に庫内外を連通するパイプを装着して、パイプ内に庫内側に開放する逆止弁を設け、庫内が負圧に傾いたときには、逆止弁を開放しつつパイプから庫内に外気を導入して、庫内外の圧力均衡を図るようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭60−12171号公報
そこで従来、上記の不具合を回避するための対策として、貯蔵庫本体の壁面に庫内外を連通するパイプを装着して、パイプ内に庫内側に開放する逆止弁を設け、庫内が負圧に傾いたときには、逆止弁を開放しつつパイプから庫内に外気を導入して、庫内外の圧力均衡を図るようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで上記のように外気を直接に庫内に取り込むものでは、取り込む場所によっては、貯蔵された食材や庫内の壁面等に霜付きが生じやすいという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、庫内側例えば貯蔵物や庫内壁に霜付きが生じるのを抑制するところにある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、庫内側例えば貯蔵物や庫内壁に霜付きが生じるのを抑制するところにある。
本発明は、開閉扉が装備された断熱性の貯蔵庫本体内の天井部には、冷却器が収容された冷却器室が設けられ、庫内空気が前記冷却器室内を一方向に通過して前記冷却器との間で熱交換することにより生成された冷気が庫内に循環流通されて冷却される冷却貯蔵庫において、前記貯蔵庫本体の上面には、庫内と庫外とを連通可能でかつ庫内側に開放する逆止弁を備えた外気導入路が設けられ、この外気導入路の庫内側開口が、前記冷却器の上方に配されているところに特徴を有する。
上記構成によれば、貯蔵庫本体内が負圧に傾くと、逆止弁を開放しつつ外気導入路を通って外気が冷却器室内に導入され、そののち庫内に回されることで庫内外で圧力の均衡が取られ、開閉扉の開放操作がスムーズに行えるようになる。外気は一旦冷却器室に取り込まれて冷却されたのちに庫内に回されるのであるから、外気が直接に庫内に取り込まれる場合と比べると、貯蔵物や庫内壁に霜付きが生じ難い。また、外気が冷却器室内に吹き込まれた際に水分が霜となる可能性があるが、外気導入路の庫内側開口が冷却器の上方に配されていて、外気が冷却器に向けて吹き込まれるのであるから、生成された霜は冷却器のフィンや冷却器室の底面に付着し、循環流に乗って庫内に送られることが回避される。
また、以下のような構成としてもよい。
(1)前記冷却器室内には、前記外気導入路の前記庫内側開口からの外気の吹き込み領域における前記冷気の流通方向の下流側を囲むようにして遮蔽板が設けられている。吹き込まれた外気中に生成された霜が、冷気の循環流に乗って庫内に回ろうとするのが、遮蔽板に当たって付着し、庫内に送られることが回避される。
(1)前記冷却器室内には、前記外気導入路の前記庫内側開口からの外気の吹き込み領域における前記冷気の流通方向の下流側を囲むようにして遮蔽板が設けられている。吹き込まれた外気中に生成された霜が、冷気の循環流に乗って庫内に回ろうとするのが、遮蔽板に当たって付着し、庫内に送られることが回避される。
(2)前記貯蔵庫本体の天井壁には窓孔が開口される一方、前記窓孔を閉鎖して載置される断熱性の基台の下面に前記冷却器が、上面に前記冷却器との間で冷凍サイクルを構成する圧縮機、凝縮器等からなる冷凍装置がそれぞれ装備された冷却ユニットが設けられ、かつ前記窓孔の下面側を覆ってエアダクトが配されることで前記冷却器室が形成されたものであって、前記基台の上下面を貫通した貫通孔の上端に連通して、前記逆止弁を備えた外気導入管が立てられることにより前記外気導入路が形成され、前記貫通孔の下端が、前記外気導入路の庫内側開口となっている。
(3)前記外気導入路の庫内側開口が、前記冷却器における前記冷気の流通方向の下流側端縁の角部に対応して配されている。吹き込まれた外気によって冷却器に着霜するのが、冷却器における冷気の流通方向の下流側端縁の角部に限られるから、着霜による冷気の流通の妨げが最小限に留められる。
本発明によれば、庫内側例えば貯蔵物や庫内壁に霜付きが生じるのを抑制することができる。
<実施形態>
本発明の一実施形態を図1ないし図11によって説明する。この実施形態では業務用の縦型冷蔵庫に適用した場合を例示している。
図1に概略を示すように、冷蔵庫本体10は前面開口の縦長の断熱箱体から構成され、内部が貯蔵室11とされており、貯蔵室11の前面開口部には断熱扉12が開閉可能に装着されている。冷蔵庫本体10の上面には、回りがパネルで囲まれた機械室13が形成され、その中に冷凍装置23が設けられている。
本発明の一実施形態を図1ないし図11によって説明する。この実施形態では業務用の縦型冷蔵庫に適用した場合を例示している。
図1に概略を示すように、冷蔵庫本体10は前面開口の縦長の断熱箱体から構成され、内部が貯蔵室11とされており、貯蔵室11の前面開口部には断熱扉12が開閉可能に装着されている。冷蔵庫本体10の上面には、回りがパネルで囲まれた機械室13が形成され、その中に冷凍装置23が設けられている。
冷凍装置23は、図2及び図3にも示すように、圧縮機24、凝縮器ファン25Aを後面に付設した空冷式の凝縮器25等を備え、断熱性の基台21の上面において、前端側に凝縮器25が、その後方に圧縮機24が載置されている。一方、基台21の下面におけるやや後端寄りの位置には、冷却器26が後端側を若干下げた斜め姿勢で取り付けられ、同冷却器26と冷凍装置23とが冷媒配管27で循環接続されることで、周知の冷凍サイクルを構成する冷却ユニット20が形成されている。この冷却ユニット20の基台21が、貯蔵室11の天井壁における後端寄りの位置に開口された窓孔15を塞いで取り付けられることにより、冷凍装置23が機械室13内に設けられ、かつ冷却器26が冷蔵庫本体10の天井部に臨んで配されている。
貯蔵室11の天井部分における窓孔15の下面側には、ドレンパンを兼ねたエアダクト30が張設され、その上方に冷却器室31が形成されている。エアダクト30は、奥縁(図1の右側)に向けて下り勾配となるように形成され、手前側の領域に吸込口32が開口されているとともに、奥縁側には吹出口33が切り欠き形成されている。
冷却器室31内には、上記した冷却器26と、吸込口32に臨んで左右2個の庫内ファン35が装備されている(図5参照)。
冷却器室31内には、上記した冷却器26と、吸込口32に臨んで左右2個の庫内ファン35が装備されている(図5参照)。
そして、冷凍装置23(圧縮機24)を運転しつつ庫内ファン35を駆動すると、貯蔵室11の室内空気が吸込口32から冷却器室31内に吸引され、その空気が冷却器26を流通する間に熱交換により冷気が生成され、その冷気が吹出口33から貯蔵室11の奥面に沿うようにして吹き出され、貯蔵室11内に冷気が循環供給されて冷却されるようになっている。
なお、圧縮機24の運転に伴って凝縮器ファン25Aも運転され、機械室13の前面パネル13Aに設けられた吸気口14から外気が吸い込まれて、凝縮器25さらには圧縮機24を通過することでこれらを冷却し、冷却に供した後の排熱は、機械室13の後面パネル13Bや天面パネル13Cに設けられた排気口(図示せず)から主に背面側に向けて排出されるようになっている。
なお、圧縮機24の運転に伴って凝縮器ファン25Aも運転され、機械室13の前面パネル13Aに設けられた吸気口14から外気が吸い込まれて、凝縮器25さらには圧縮機24を通過することでこれらを冷却し、冷却に供した後の排熱は、機械室13の後面パネル13Bや天面パネル13Cに設けられた排気口(図示せず)から主に背面側に向けて排出されるようになっている。
一方、冷却器26等に付着した霜を除去するために、適宜に除霜運転が行われる。除霜運転は、冷却器26の下面に配された除霜ヒータ28に通電して冷却器26を加熱することで行われ、溶融された除霜水はエアダクト30で受けられたのち、奥縁に突設された排水パイプ37により、冷蔵庫本体10の背面側に設けられた蒸発ボックス38に導かれて溜められ、引き続き加熱されることで強制的に蒸発させられて排出されるようになっている。なお、詳しい説明は省略するが、加熱されて生じた高温の蒸気が排水パイプ37を通って冷却器室31内に逆流しないように、排水パイプ37の先端を覆う手段が設けられており、したがって排水パイプ37による外気の導入はほとんど無い。
本実施形態では、庫内外の圧力均衡を図るべく新たな手段が講じられている。そのため、上記した冷却ユニット20の基台21の上面には、逆止弁60を備えた外気導入管41が立てられている。
外気導入管41は、図6に示すように、共に合成樹脂製の管本体42と、同管本体42の先端に接続される筒状のキャップ55(本発明の筒体に相当)とから構成され、管本体42はさらに、上端に横向きの接続部43Aが形成された縦管43と、接続部43Aに嵌合接続される90°エルボ50(以下、単にエルボ50という)とからなる。
外気導入管41は、図6に示すように、共に合成樹脂製の管本体42と、同管本体42の先端に接続される筒状のキャップ55(本発明の筒体に相当)とから構成され、管本体42はさらに、上端に横向きの接続部43Aが形成された縦管43と、接続部43Aに嵌合接続される90°エルボ50(以下、単にエルボ50という)とからなる。
上記した管本体42の縦管43の下端には、取付板となる方形状のフランジ44が形成されている。このフランジ44における上記した接続部43Aの開口方向と90°をなす領域、詳細には、接続部43Aの開口の下方に対応する領域から、上方から見て時計回り方向に90°回動した領域では、縦管43内の下端部から外部に達する下面開放のトンネル状をなす通路45が隆起して形成されている。このフランジ44における通路45を挟んだ2隅部と、同フランジ44の通路45が開口された側と反対側の端縁部における幅方向の中央位置との都合3箇所には、取付用のねじ46の挿通孔47が形成されている。
エルボ50の一端は、上記した縦管43の上端の接続部43Aに外嵌される円筒状の接続部51となっているとともに、他端の接続部52は、下部に向けて次第に拡径されたテーパ部52Aと、同テーパ部52Aの下端と同径の等径部52Bとが上下に連設された形状となっている。図9に示すように、上記した縦管43の接続部43Aの上面には位置決め突部48が形成される一方、エルボ50の接続部51の上面には、上記の位置決め突部48を嵌めるべく位置決め溝53が、開口縁から長さ方向に沿って切り込み形成されている。したがって、位置決め突部48を位置決め溝53に挿入しつつ、接続部51を接続部43Aに外嵌することにより、エルボ50は、接続部52を下方に向けた姿勢で縦管43の上端に連通接続されるようになっている。
このように接続されたエルボ50の下向きの接続部52に、キャップ55が嵌合されることによって、外気の導入口58が形成され、併せてダイヤフラム式の逆止弁60が形成されるようになっている。
逆止弁60の構造をさらに説明する。キャップ55は、上記したエルボ50の下向きの接続部52における等径部52Bの外周に緊密に嵌合する等径部56Bの下側に、下部に向けて次第に縮径されたテーパ部56Aが形成されている。キャップ55の等径部56Bの上縁には、エルボ50の下向きの接続部52におけるテーパ部52Aの裾に係止する係止突部57が全周に亘って形成されている。上記したエルボ50の下向きの接続部52と、これに嵌められたキャップ55により、逆止弁60の弁本体61が形成されている。
逆止弁60の構造をさらに説明する。キャップ55は、上記したエルボ50の下向きの接続部52における等径部52Bの外周に緊密に嵌合する等径部56Bの下側に、下部に向けて次第に縮径されたテーパ部56Aが形成されている。キャップ55の等径部56Bの上縁には、エルボ50の下向きの接続部52におけるテーパ部52Aの裾に係止する係止突部57が全周に亘って形成されている。上記したエルボ50の下向きの接続部52と、これに嵌められたキャップ55により、逆止弁60の弁本体61が形成されている。
キャップ55のテーパ部56Aの下縁部では、その内面が所定寸法内方に突出されることにより、環形の弁座62が形成され、この弁座62の内周によって弁口63が形成されている。上記した弁座62の上面には、金属製の薄円盤からなるダイヤフラム65が弁口63を開閉可能に載置されている。ダイヤフラム65は、同弁座62の外径と内径の間の外径寸法を有する。
一方、エルボ50の下向きの接続部52の内面には、上記したダイヤフラム65の上動を規制する6枚のストッパリブ67が、等角度間隔を開けて形成されている。各ストッパリブ67は、接続部52の内面の全高から、中心に向けて放射状をなすように突出形成され、各ストッパリブ67の突出縁は鉛直姿勢に形成されている。各ストッパリブ67は、比較的薄肉ではあるが、基端側に向けて若干厚肉となるテーパ状に形成されている。そして、各ストッパリブ67の突出縁の内接円の径は、接続部52におけるテーパ部52Aの上縁の径よりもやや小さく、すなわちダイヤフラム65の外径よりも小さく形成されている。
一方、エルボ50の下向きの接続部52の内面には、上記したダイヤフラム65の上動を規制する6枚のストッパリブ67が、等角度間隔を開けて形成されている。各ストッパリブ67は、接続部52の内面の全高から、中心に向けて放射状をなすように突出形成され、各ストッパリブ67の突出縁は鉛直姿勢に形成されている。各ストッパリブ67は、比較的薄肉ではあるが、基端側に向けて若干厚肉となるテーパ状に形成されている。そして、各ストッパリブ67の突出縁の内接円の径は、接続部52におけるテーパ部52Aの上縁の径よりもやや小さく、すなわちダイヤフラム65の外径よりも小さく形成されている。
キャップ55のテーパ部56Aの内面には、上記したダイヤフラム65の上下動を案内する同じく6枚のガイドリブ68が、等角度間隔を開けて形成されている。各ガイドリブ68は、上記したストッパリブ67よりも少し厚肉であって、テーパ部56Aの内面の全高、言い換えると、弁座62の上面からストッパリブ67の下面に達する高さ領域において、同じく中心に向けて放射状をなすように突出形成されている。各ガイドリブ68の突出縁は同じく鉛直姿勢をなすが、ストッパリブ67よりも突出長さは小さく、詳細には図8に示すように、各ガイドリブ68の突出縁の内接円の径は、ダイヤフラム65の外径よりも僅かに大きく形成されている。
上記したように、エルボ50の下向きの接続部52にキャップ55が嵌合されることで、逆止弁60の弁本体61が形成されるが、キャップ55は所定の回動姿勢に位置決めされて嵌合される。そのため、エルボ50の接続部52における等径部52Bの上部側の外周面には、例えば、横向きの接続部51の開口面とは反対側の位置に、縦向きの位置決めリブ70が立てられている。一方、キャップ55の等径部56Bの外周面の所定位置には、上記した位置決めリブ70が嵌合される上面開口の位置決め凹部71が膨出形成されている。
位置決めリブ70と位置決め凹部71との嵌合によって、キャップ55の回動姿勢が特定され、このとき、エルボ50の接続部52側に設けられた各ストッパリブ67と、キャップ55側に設けられた対応するガイドリブ68とが、それぞれ縦一列に繋がる設定となっている。
位置決めリブ70と位置決め凹部71との嵌合によって、キャップ55の回動姿勢が特定され、このとき、エルボ50の接続部52側に設けられた各ストッパリブ67と、キャップ55側に設けられた対応するガイドリブ68とが、それぞれ縦一列に繋がる設定となっている。
冷却ユニット20の基台21には、上記した外気導入管41の下端と冷却器室31とを連通するべく上下方向の貫通孔75が形成されている。この貫通孔75は、管本体42(縦管43)の内径とほぼ等しい径寸法を持った円形孔であって、図5に示すように、冷却器室31内に収容された冷却器26の上面における後端側でかつ正面から見た左側の隅部の直上に対応した位置に形成されている。
この貫通孔75の上面側の口縁部における所定位置には、上記した外気導入管41のフランジ44に開口された挿通孔47と対応する都合3個のねじ孔76(図7)が形成されている。この実施形態では、外気導入管41が、導入口58(逆止弁60)が正面から見た左側に張り出した姿勢を取って、そのフランジ44が貫通孔75の上側の口縁部に当てられた場合に、フランジ44の挿通孔47とねじ孔76とが整合するようになっている。
この貫通孔75の上面側の口縁部における所定位置には、上記した外気導入管41のフランジ44に開口された挿通孔47と対応する都合3個のねじ孔76(図7)が形成されている。この実施形態では、外気導入管41が、導入口58(逆止弁60)が正面から見た左側に張り出した姿勢を取って、そのフランジ44が貫通孔75の上側の口縁部に当てられた場合に、フランジ44の挿通孔47とねじ孔76とが整合するようになっている。
冷却器26における正面から見た左側後方の角部26Aを覆うようにして遮蔽板80が設けられている。この角部26Aは、上記した基台21に形成された貫通孔75の直下に位置する領域である。遮蔽板80は金属板製であって、図3ないし図5に示すように、後面板81と側面板82とが直交した平面L形をなし、冷却器26のほぼ全高に匹敵する高さ寸法を有している。後面板81の先端縁には、内方に向けて直角曲げされた屈曲部81Aが形成されている。また、例えば側面板82の下縁には、前方に向けて直角曲げされた取付板(図示せず)が形成されている。
遮蔽板80は、後面板81の先端縁の屈曲部81Aを冷却器26の後面に当てつつ、冷却器26の左側後方の角部26Aを若干のクリアランスを持って覆うように配され、下面の取付板が冷却器26の下面にねじ止めされることで固定されている。
遮蔽板80は、後面板81の先端縁の屈曲部81Aを冷却器26の後面に当てつつ、冷却器26の左側後方の角部26Aを若干のクリアランスを持って覆うように配され、下面の取付板が冷却器26の下面にねじ止めされることで固定されている。
冷却ユニット20の組み立て手順の一例を示すと、以下のようである。まず予め外気導入管41が組み付けられる。それには、縦管43の上端の接続部43Aに、エルボ50の接続部51が位置決めされて嵌合されて管本体42が形成される。次に、キャップ55内にダイヤフラム65が入れられ、位置決め凹部71を位置決めリブ70の位置に合わせつつ、キャップ55の等径部56Bが、エルボ50の下向きの接続部52の等径部52Bの外側に嵌められ、完全に嵌ると、図10に示すように、キャップ55の係止突部57がエルボ50の接続部52におけるテーパ部52Aの裾の係止して、外れ止めされる。このとき、エルボ50側の各ストッパリブ67と、キャップ55側のガイドリブ68同士が、それぞれ縦一列に繋がった状態となる。また、ダイヤフラム65が自重により下動して、弁口63を閉じた状態となる。
これにより、上端に下向きに屈曲された導入口58が設けられ、併せて導入口58に逆止弁60が設けられた外気導入管41が完成される。
これにより、上端に下向きに屈曲された導入口58が設けられ、併せて導入口58に逆止弁60が設けられた外気導入管41が完成される。
一方、基台21の上下の面には、冷凍装置23と冷却器26とがそれぞれ取り付けられて、冷媒配管27により循環接続される。冷却器26の下面には除霜ヒータ28が装着され、このとき図3に示すように、同除霜ヒータ28から引き出されたリード線28Aの接続部(モールド部29)が、冷却器26の左側後方の角部26Aの左側面側に配される。この除霜ヒータ28のリード線28Aは、図7に参照して示すように、基台21の貫通孔75を通して上面に引き出される。
それとともに、冷却器26の左側後方の角部26Aに遮蔽板80が既述した要領で取り付けられる。遮蔽板80の取り付けに伴い、上記した除霜ヒータ28のリード線28Aや接続部であるモールド部29が遮蔽板80の裏側に隠された状態となる。
それとともに、冷却器26の左側後方の角部26Aに遮蔽板80が既述した要領で取り付けられる。遮蔽板80の取り付けに伴い、上記した除霜ヒータ28のリード線28Aや接続部であるモールド部29が遮蔽板80の裏側に隠された状態となる。
続いて、基台21における貫通孔75の上面に、外気導入管41が立てられる。それに先立ち、貫通孔75を通して上面に引き出されたリード線28Aは、貫通孔75の上縁から後方に向けて折り曲げられて基台21上に配線される。
外気導入管41は、フランジ44に設けられた通路45が後方に開口した姿勢とされ、同通路45に貫通孔75の上縁から後方に屈曲配線されたリード線28Aを収めつつ、同フランジ44が貫通孔75の上側の口縁部に当てられる。このとき、フランジ44に設けられた3個の挿通孔47が基台21側のねじ孔76と整合するから、各挿通孔47に上方から通したねじ46をねじ孔76にねじ込むことでフランジ44が固定され、ひいては外気導入管41が貫通孔75の上面に立てられることになる。
外気導入管41は、フランジ44に設けられた通路45が後方に開口した姿勢とされ、同通路45に貫通孔75の上縁から後方に屈曲配線されたリード線28Aを収めつつ、同フランジ44が貫通孔75の上側の口縁部に当てられる。このとき、フランジ44に設けられた3個の挿通孔47が基台21側のねじ孔76と整合するから、各挿通孔47に上方から通したねじ46をねじ孔76にねじ込むことでフランジ44が固定され、ひいては外気導入管41が貫通孔75の上面に立てられることになる。
このように外気導入管41が立てられると、管本体42(縦管43)の下端開口が、貫通孔75の上端開口と同心に整合して連通した状態となる。
ここで、上記の外気導入管41と貫通孔75とによって、本発明の外気導入路90が構成され、貫通孔75の下端75Aが、外気導入路90の庫内側開口となる。
一方、外気導入管41のフランジ44に設けられた通路45の下面が、基台21における貫通孔75の上側の口縁部で塞がれた状態となり、結果、外気導入管41における管本体42(縦管43)の基端から、電線の取出口85が後方を向いて突設された構造となる。その結果、除霜ヒータ28のリード線28Aは、基台21の貫通孔75を上方に通されたのち、外気導入管41の下端において後向きに突設された取出口85を通って、後方に引き出された状態となる。
ここで、上記の外気導入管41と貫通孔75とによって、本発明の外気導入路90が構成され、貫通孔75の下端75Aが、外気導入路90の庫内側開口となる。
一方、外気導入管41のフランジ44に設けられた通路45の下面が、基台21における貫通孔75の上側の口縁部で塞がれた状態となり、結果、外気導入管41における管本体42(縦管43)の基端から、電線の取出口85が後方を向いて突設された構造となる。その結果、除霜ヒータ28のリード線28Aは、基台21の貫通孔75を上方に通されたのち、外気導入管41の下端において後向きに突設された取出口85を通って、後方に引き出された状態となる。
以上によって冷却ユニット20の組み立てが完了し、既述したように、同冷却ユニット20の基台21が、貯蔵室11の天井壁の窓孔15を塞いで取り付けられることにより、冷凍装置23が機械室13内に設けられ、かつ冷却器26が冷却器室31に収容された状態となる。なおリード線28Aは、機械室13に設置された電装箱に接続される。
本実施形態の作用は以下のようである。
貯蔵物を出し入れするべく断熱扉12を開けると庫内に外気が流入し、そののち断熱扉12を閉めると、庫内の空気が急速に冷却されることで体積が収縮して庫内が負圧に傾く。そうすると、図11に示すように、外気導入管41の導入口58に設けられた逆止弁60のダイヤフラム65が、最大ストッパリブ67に当たるまで上動して弁座62(弁口63)が開口されつつ、同図の矢線Bに示すように、外気が縦に繋がった各ガイドリブ68とストッパリブ67の組の間を通って外気導入管41に導入され、さらに外気導入管41の下端から冷却ユニット20の基台21の貫通孔75を通って冷却器室31内に打ち込まれたのち、貯蔵室11に回されることで庫内外の圧力均衡が図られる。圧力均衡がなされると、図10に示すように、逆止弁60のダイヤフラム65が自重で下動して弁座62(弁口63)が閉じられ、冷気洩れが阻止される。その後は、断熱扉12の開放操作がスムーズに行えるようになる。
貯蔵物を出し入れするべく断熱扉12を開けると庫内に外気が流入し、そののち断熱扉12を閉めると、庫内の空気が急速に冷却されることで体積が収縮して庫内が負圧に傾く。そうすると、図11に示すように、外気導入管41の導入口58に設けられた逆止弁60のダイヤフラム65が、最大ストッパリブ67に当たるまで上動して弁座62(弁口63)が開口されつつ、同図の矢線Bに示すように、外気が縦に繋がった各ガイドリブ68とストッパリブ67の組の間を通って外気導入管41に導入され、さらに外気導入管41の下端から冷却ユニット20の基台21の貫通孔75を通って冷却器室31内に打ち込まれたのち、貯蔵室11に回されることで庫内外の圧力均衡が図られる。圧力均衡がなされると、図10に示すように、逆止弁60のダイヤフラム65が自重で下動して弁座62(弁口63)が閉じられ、冷気洩れが阻止される。その後は、断熱扉12の開放操作がスムーズに行えるようになる。
本実施形態では、外気導入路85により外気が導入される際、外気は一旦冷却器室31に取り込まれるのであるから冷却された状態で貯蔵室11に回され、外気が相対的に高温の状態で直接に貯蔵室11に取り込まれる場合と比べると、貯蔵された貯蔵物や庫内壁に霜付きが生じ難い。
また、外気が冷却器室31内に吹き込まれた際に水分が霜となる可能性があるが、貫通孔75が冷却器26における左側後方の角部26Aの直上に開口されていて、外気は冷却器26の同角部26Aに向けて吹き込まれるのであるから、仮に霜が生成されたとしても、その霜は冷却器26のフィンや、冷却器室31の底面すなわちエアダクト30に付着し、図1及び図5に示す冷気の循環流Aに乗って貯蔵室11に送られることが回避される。
また、外気が冷却器室31内に吹き込まれた際に水分が霜となる可能性があるが、貫通孔75が冷却器26における左側後方の角部26Aの直上に開口されていて、外気は冷却器26の同角部26Aに向けて吹き込まれるのであるから、仮に霜が生成されたとしても、その霜は冷却器26のフィンや、冷却器室31の底面すなわちエアダクト30に付着し、図1及び図5に示す冷気の循環流Aに乗って貯蔵室11に送られることが回避される。
さらに、吹き込まれた外気中に生成された霜が、冷却器26等に付着せずに冷気の循環流Aに乗って貯蔵室11に回ろうとしても、外気の吹き出し領域の後方と左側方とが遮蔽板80で覆われているから、霜が遮蔽板80に当たって付着し、貯蔵室11に送られることが回避される。結果、貯蔵室11内での霜付きの発生がより確実に抑えられる。
また、遮蔽板80は、除霜ヒータ28のリード線28Aや接続部であるモールド部29を隠すように設けられているから、冷却器26の後側に手を入れた場合に、それらに直接触れることが規制される。
また、遮蔽板80は、除霜ヒータ28のリード線28Aや接続部であるモールド部29を隠すように設けられているから、冷却器26の後側に手を入れた場合に、それらに直接触れることが規制される。
<関連技術>
上記実施形態に例示した冷蔵庫では、一部既述したように、除霜運転により溶融された除霜水がエアダクト30で受けられたのち、奥縁の排水パイプ37から冷蔵庫本体10の背面側に設けられた蒸発ボックス38に導かれて溜められ、引き続き蒸発させられて排出されるようになっている。
同部分の構造を、図12及び図13を参照してより具体的に説明すると、冷蔵庫本体10の背面壁10Aを貫通して排水筒体100が埋設され、同排水筒体100の庫外側の端面の下部から上面開口の排水管101が斜め姿勢で突設されており、上記した排水パイプ37が排水筒体100内に挿入されている。
一方蒸発ボックス38は、扁平な横長形状をなす上面開口の箱形に形成され、同蒸発ボックス38の裏面パネルの上縁には、逃がし溝103が切り欠かれた取付板102が立ち上がり形成されている。同蒸発ボックス38は、排水管101を逃がし溝103に嵌めて逃がしつつ取付板102が背面壁10Aの外面に当てられ、同取付板102をねじ止めすることで取り付けられ、このとき排水管101の突出端が、蒸発ボックス38の上面開口における奥行方向のほぼ中央部に位置するようになっている。そして、排水パイプ37を流下した除霜水は、排水筒体100の排水管101で受けられて流下したのち、その先端から蒸発ボックス38内に滴下して溜められる。
上記実施形態に例示した冷蔵庫では、一部既述したように、除霜運転により溶融された除霜水がエアダクト30で受けられたのち、奥縁の排水パイプ37から冷蔵庫本体10の背面側に設けられた蒸発ボックス38に導かれて溜められ、引き続き蒸発させられて排出されるようになっている。
同部分の構造を、図12及び図13を参照してより具体的に説明すると、冷蔵庫本体10の背面壁10Aを貫通して排水筒体100が埋設され、同排水筒体100の庫外側の端面の下部から上面開口の排水管101が斜め姿勢で突設されており、上記した排水パイプ37が排水筒体100内に挿入されている。
一方蒸発ボックス38は、扁平な横長形状をなす上面開口の箱形に形成され、同蒸発ボックス38の裏面パネルの上縁には、逃がし溝103が切り欠かれた取付板102が立ち上がり形成されている。同蒸発ボックス38は、排水管101を逃がし溝103に嵌めて逃がしつつ取付板102が背面壁10Aの外面に当てられ、同取付板102をねじ止めすることで取り付けられ、このとき排水管101の突出端が、蒸発ボックス38の上面開口における奥行方向のほぼ中央部に位置するようになっている。そして、排水パイプ37を流下した除霜水は、排水筒体100の排水管101で受けられて流下したのち、その先端から蒸発ボックス38内に滴下して溜められる。
このような除霜水の排水構造において、通常除霜水は、排水管101の先端から真下に滴下して蒸発ボックス38内に溜められるのであるが、例えば断熱扉12の開閉に伴い庫内外に圧力差ができることに起因して、排水管101の周辺で急激な風の流れが生じると、排水管101の先端から滴下しようとした除霜水が、風の影響を受けて逃がし溝103の部分から蒸発ボックス38の裏側に浸入し、その下方に配されたサーモスタットや温度ヒューズ等の電気部品に悪影響を及ぼすおそれがある。
本関連技術はその対策手段を提案するものであり、図12及び図13に示す関連技術1では、排水管101の基端部の回りに環形のパッキン105を挟んで、逃がし溝103の周縁の隙間をシールしている。
図14に示す関連技術2では、排水管101の先端からワイヤ等からなるリード107を垂らして、水滴を同リード107に伝わらせて、確実に蒸発ボックス38内に導くようにしている。
また、蒸発ボックス38の上面には、発生した蒸気を上方に向けてガイドするべくダクト110が繋がれており、図15に示す関連技術3は、排水管101Aの先端が延ばされてダクト110の対向する壁面111付近まで達しており、水滴をダクト110の壁面111を伝わらせて蒸発ボックス38内に導くようにしている。なお、蒸発ボックス38における排水管101の先端と対向した壁面を高くして、排水管101の先端を直接に蒸発ボックス38の対向した壁面付近に達するようにしてもよい。
図14に示す関連技術2では、排水管101の先端からワイヤ等からなるリード107を垂らして、水滴を同リード107に伝わらせて、確実に蒸発ボックス38内に導くようにしている。
また、蒸発ボックス38の上面には、発生した蒸気を上方に向けてガイドするべくダクト110が繋がれており、図15に示す関連技術3は、排水管101Aの先端が延ばされてダクト110の対向する壁面111付近まで達しており、水滴をダクト110の壁面111を伝わらせて蒸発ボックス38内に導くようにしている。なお、蒸発ボックス38における排水管101の先端と対向した壁面を高くして、排水管101の先端を直接に蒸発ボックス38の対向した壁面付近に達するようにしてもよい。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)貫通孔(庫内側開口)の形成位置は、冷却器の後端縁部(冷気の流通方向の下流側端縁)の右側角部と対応した位置でもよく、また同後端縁部の長さ方向の途中位置と対応した位置でもよい。貫通孔の形成位置に応じて、遮蔽板の形状も変更することになる。
(2)さらに貫通孔(庫内側開口)の形成位置は、冷却器の上方に対応する全ての位置でよく、そのようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。
(3)外気導入管の下端が延出され、外気導入管はその下端部が冷却ユニットの基台を貫通した形態で基台上に立てられた構造としてもよく、その場合は、外気導入管単体で外気導入路が形成され、外気導入管における基台の下面に開口した下端が、外気導入路の庫内側開口となる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)貫通孔(庫内側開口)の形成位置は、冷却器の後端縁部(冷気の流通方向の下流側端縁)の右側角部と対応した位置でもよく、また同後端縁部の長さ方向の途中位置と対応した位置でもよい。貫通孔の形成位置に応じて、遮蔽板の形状も変更することになる。
(2)さらに貫通孔(庫内側開口)の形成位置は、冷却器の上方に対応する全ての位置でよく、そのようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。
(3)外気導入管の下端が延出され、外気導入管はその下端部が冷却ユニットの基台を貫通した形態で基台上に立てられた構造としてもよく、その場合は、外気導入管単体で外気導入路が形成され、外気導入管における基台の下面に開口した下端が、外気導入路の庫内側開口となる。
10…冷蔵庫本体(貯蔵庫本体) 11…貯蔵室 12…断熱扉(開閉扉) 15…窓孔 20…冷却ユニット 21…基台 23…冷凍装置 24…圧縮機 25…凝縮器 26…冷却器 26A…(冷却器26の)角部 30…エアダクト 31…冷却器室 32…庫内ファン 41…外気導入管 60…逆止弁 75…貫通孔 75A…(貫通孔75の)下端(庫内側開口) 80…遮蔽板 90…外気導入路
Claims (4)
- 開閉扉が装備された断熱性の貯蔵庫本体内の天井部には、冷却器が収容された冷却器室が設けられ、庫内空気が前記冷却器室内を一方向に通過して前記冷却器との間で熱交換することにより生成された冷気が庫内に循環流通されて冷却される冷却貯蔵庫において、
前記貯蔵庫本体の上面には、庫内と庫外とを連通可能でかつ庫内側に開放する逆止弁を備えた外気導入路が設けられ、この外気導入路の庫内側開口が、前記冷却器の上方に配されていることを特徴とする冷却貯蔵庫。 - 前記冷却器室内には、前記外気導入路の前記庫内側開口からの外気の吹き込み領域における前記冷気の流通方向の下流側を囲むようにして遮蔽板が設けられていることを特徴とする請求項1記載の冷却貯蔵庫。
- 前記貯蔵庫本体の天井壁には窓孔が開口される一方、前記窓孔を閉鎖して載置される断熱性の基台の下面に前記冷却器が、上面に前記冷却器との間で冷凍サイクルを構成する圧縮機、凝縮器等からなる冷凍装置がそれぞれ装備された冷却ユニットが設けられ、かつ前記窓孔の下面側を覆ってエアダクトが配されることで前記冷却器室が形成されたものであって、
前記基台の上下面を貫通した貫通孔の上端に連通して、前記逆止弁を備えた外気導入管が立てられることにより前記外気導入路が形成され、前記貫通孔の下端が、前記外気導入路の庫内側開口となっていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の冷却貯蔵庫。 - 前記外気導入路の庫内側開口が、前記冷却器における前記冷気の流通方向の下流側端縁の角部に対応して配されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009016794A JP2010175110A (ja) | 2009-01-28 | 2009-01-28 | 冷却貯蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009016794A Pending JP2010175110A (ja) | 2009-01-28 | 2009-01-28 | 冷却貯蔵庫 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105241124A (zh) * | 2015-09-30 | 2016-01-13 | 海信容声(广东)冷柜有限公司 | 一种制冷装置 |
KR101617874B1 (ko) * | 2015-03-26 | 2016-05-03 | 주식회사 영신냉동건설 | 저온 저장고 |
-
2009
- 2009-01-28 JP JP2009016794A patent/JP2010175110A/ja active Pending
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