JP2010175084A - スプール弁のスプール回転防止構造 - Google Patents

スプール弁のスプール回転防止構造 Download PDF

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【課題】 スプールに回転を防止する構成を格別に施すことなくスプールの回転を防止し、構成を簡素化し得るもの。
【解決手段】 スプール6を軸方向へ摺動自在に挿入する嵌合穴5の第1拡径部5A内周面に流体を供給する供給流路P1を開口し、第1拡径部5A内周面とスプール6外周面との間に環状隙間7を形成し、供給流路P1には円柱形状に形成した流量調整部材81を設け、流量調整部材81は供給流路P1より環状隙間7に流入する流体の流量を、環状隙間7の周方向の一方向に流れる流量Q1と他方向に流れる流量Q2とに略同等にするよう軸方向寸法Hを設定する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、スプールの移動により複数の流路間を切換えるスプール弁型の電磁切換弁やパイロット切換弁等のスプールの回転を防止するスプール弁のスプール回転防止構造に関する。
この種のスプール弁のスプール回転防止構造は、本体の嵌合穴にスプールを軸方向へ摺動自在に挿入し、本体の両側には通電により発生する電磁力でスプールを移動する電磁石を備えると共に、スプールの両側にはスプールを中立位置に保持するばねを備え、電磁石の通電・非通電によりスプールを電磁力とばね力との対向作用で軸方向に移動して複数の流路間を切換える。そして、スプールの一端部に軸に平行な面取り部を設け、本体には嵌合穴に同心の開口穴を形成し、開口穴とスプールの面取り部との間には蒲鉾形の回転止め部材を配置し、回転止め部材は、外径を開口穴の内径よりやや小さくすると共に底辺部を開口穴からスプールの面取部までの寸法よりやや小さくし、本体に打ち込んだスプリングピンに微小回転可能に係止している。このため、複数の流路間を流入・流出する流体の流体力によってスプールを回転させようとするが、スプールの面取り部が回転止め部材の底辺部に接触し、回転止め部材の外径が開口穴の内径に当接し、スプールの回転を防止している。なお、スプールを中立位置に保持するばねの一方は、回転止め部材と干渉しないよう他方のばねより小径のものを用いている。
特開平8−219300号公報(2−3頁、図1−3)
ところが、かかる従来のスプール弁のスプール回転防止構造では、スプールの回転を防止するために、スプールに面取り部を形成すると共に、本体に回転止め部材を微小回転可能に係止するため、スプールと本体との両方にスプールの回転を防止する構成を施さなければならず、構成が複雑になる問題があった。
本発明の課題は、スプールに回転を防止する構成を格別に施すことなくスプールの回転を防止し、構成を簡素化し得るスプール弁のスプール回転防止構造を提供することにある。
かかる課題を達成すべく、本発明は次の手段をとった。即ち、
本体に軸方向へ嵌合穴を穿設すると共に、流体を流入する供給流路と流体を流入出する負荷流路と流体を流出する排出流路とを軸方向へ間隙を有して嵌合穴内周面に開口して設け、嵌合穴には前記複数の流路間を切換連通するスプールを軸方向へ摺動自在に挿入し、供給流路が開口する箇所の嵌合穴内周面とスプール外周面との間に環状隙間を形成し、供給流路には環状隙間に流入する流体の流量を環状隙間の周方向の一方向と他方向とに対向して略同等に調整する流量調整部材を設け、前記スプールを中立位置に保持するばねを前記スプールの両側に備え、前記供給流路が開口する個所の前記嵌合穴内径を前記スプールの外径より大きく設け、前記供給流路を前記嵌合穴の中心より径方向外側に偏移して前記嵌合穴に接線方向で接続し、前記供給流路は先端を有底とした円筒形状の穴で形成し、接線方向で接続する前記嵌合穴に先端部および側面部を開口し、前記流量調整部材は円柱形状で前記供給流路の先端部に固定し、前記嵌合穴に開口する前記供給流路の先端部および側面部の先端部側を閉塞して前記供給流路から前記環状隙間に流入する流体を周方向の一方向と他方向とに対抗して流量を略同等に調整することを特徴とするスプール弁のスプール回転防止構造がそれである。
以上詳述したように、請求項1に記載の発明は、供給流路から環状隙間に流入する流体の流量が流量調整部材により周方向の一方向と他方向とに略同等に分配されて相対し、スプールを回転しようとする力が周方向で平衡して、スプールの回転を防止できる。そして、供給流路に流量調整部材を設けることでスプールの回転を防止しているため、スプールに回転を防止する構成を格別に施すことなくスプールの回転を防止でき、構成を簡素化することができる。
また、請求項1に記載の発明は、スプールに回転を防止する構成を格別に施すことなくできるため、スプールを中立位置に保持するばねは、スプールの両側に同一のものを備えることができ、スプールを中立位置に保持するばねの一方を、回転止め部材と干渉しないよう他方のばねより小径のものを用いなければならない従来のスプール回転防止構造に比し、必要とする部品の種類を削減することができる。
また、請求項1に記載の発明は、供給流路が開口する個所の嵌合穴内径を前記スプールの外径より大きく設け、供給流路を嵌合穴の中心より径方向外側に偏移して嵌合穴に接線方向で接続しているため、供給流路の嵌合穴への開口面積を大きくすることができ、供給流路を大径にすることなく、供給流路から環状隙間に流入する流体の流量増加を図ることができる。
また、請求項1に記載の発明は、前記供給流路は先端を有底とした円筒形状の穴で形成し、接線方向で接続する前記嵌合穴に先端部および側面部を開口し、前記流量調整部材は円柱形状で前記供給流路の先端部に固定し、前記嵌合穴に開口する前記供給流路の先端部および側面部の先端部側を閉塞して前記供給流路から前記環状隙間に流入する流体を周方向の一方向と他方向とに対抗して流量を略同等に調整しているため、この略同等に調整する流体の流量を流量調整部材で閉塞した残余の供給流路側面部の嵌合穴への開口量に応じて精度良く設定することができる。
本発明の一実施形態を示した電磁切換弁の縦断面図である。 図1の線X−Xに沿った拡大断面図である。
以下、スプール弁として電磁切換弁に本発明を実施した一実施形態を図面に基づき説明する。
図1及び図2において、1は略矩形状の本体で、両側面にソレノイド2,3を備えると共に、上面に端子箱4を備えている。5は本体1に軸方向へ貫通して穿設の嵌合穴で、本体1の両側面に開口し、両側面の開口はソレノイド2,3で閉塞している。嵌合穴5は軸方向の略中央部に拡径した第1拡径部5Aを形成し、第1拡径部5Aの軸方向両側に間隙を有して拡径した第2拡径部5Bと第3拡径部5Cとを形成し、さらに、第2拡径部5Bと第3拡径部5Cのそれぞれ軸方向外側に間隙を有して拡径した第4拡径部5Dと第5拡径部5Eとを形成している。本体1には流体を流入する供給流路P1と、流体を流入出する第1負荷流路Aと第2負荷流路Bと、流体を流出する第1排出流路T1と第2排出流路T2とをそれぞれ嵌合穴5と略直交方向に本体1の下面から穿設している。供給流路P1は円筒形状の穴で、嵌合穴5の中心より径方向外側に偏移して嵌合穴5の第1拡径部5Aに接線方向で接続し、嵌合穴5の第1拡径部5A内周面へ先端部に加えて側面部を開口し、第1拡径部5Aへの開口面積を大きくして流量増加を図っている。そして、供給流路P1は直径寸法を第1拡径部5Aの軸方向における巾寸法より大きく設け、先端を有底とした円筒形状の穴で形成し、底を平坦面に形成している。また、第1負荷流路Aは第2拡径部5B内周面に、第2負荷流路Bは第3拡径部5C内周面に、第1排出流路T1は第4拡径部5D内周面に、第2排出流路T2は第5拡径部5E内周面にそれぞれ開口している。
6は嵌合穴5に軸方向へ摺動自在に挿入したスプールで、軸方向へ間隙を有して第1ランド部6Aと第2ランド部6Bとを備えると共に、第1ランド部6Aと第2ランド部6Bとの間に位置する中央軸部6C及び第1ランド部6Aの軸方向外側に位置する第1外側軸部6D及び第2ランド部6Bの軸方向外側に位置する第2外側軸部6Eを備えている。第1ランド部6Aと第2ランド部6Bは、嵌合穴5に摺動する外径寸法に設けると共に、軸方向における巾寸法を嵌合穴5の第2拡径部5Bと第3拡径部5Cの巾寸法より小さく設けている。中央軸部6Cと第1外側軸部6Dと第2外側軸部6Eは、嵌合穴5より小径の外径寸法に設けている。7は環状隙間で、供給流路P1が開口する嵌合穴5の第1拡径部5Aとスプール6の中央軸部6Cとの間に形成している。81は供給流路P1に設けた流量調整部材で、円柱形状に形成し、本体1の下面より供給流路P1の先端部に圧入して固定し、嵌合穴5の拡径部5Aに開口する供給流路P1の先端部を先端面81Aで閉塞すると共に、嵌合穴5の拡径部5Aに開口する供給流路P1の側面部の先端部側を外周面81Bで閉塞する。流量調整部材81は供給流路P1より環状隙間7に流入する流体の流量を環状隙間7の周方向の一方向と他方向とに略同等にするよう軸方向寸法Hを設定する。すなわち、供給流路P1を流れる流体の流量Qは、流量調整部材81の外周面81Bで閉塞した残余の供給流路P1側面部の嵌合穴5への開口から環状隙間7に流入して周方向の一方向に流れる流量Q1と周方向の他方向に流れる流量Q2とに分かれるので、Q1=Q2でスプール6を回転しようとする力が周方向で平衡してスプール6の回転を防止する。よって、Q1=Q2となるよう流量調整部材81の軸方向寸法Hを設定する。なお、流量調整部材81の軸方向寸法Hが長すぎると、供給流路P1側面部の嵌合穴5への開口面積が小さくなって流量Q2が少なく、Q1>Q2となってスプール6が一方向に回転する恐れがあり、逆に、軸方向寸法Hが短すぎると、供給流路P1側面部の嵌合穴5への開口面積が大きくなって流量Q2が多く、Q1<Q2となってスプール6が他方向に回転する恐れがある。
10、11はスプール6を図1に示す中立位置に保持するばねで、スプール6を軸方向両端部から付勢するよう嵌合穴5の軸方向両端部に収装し、本体1両側面に固定したソレノイド2,3の固定鉄心2A,3Aとスプール6との間に挟持している。ソレノイド2,3は固定鉄心2A,3Aと対向して可動鉄心2B,3Bを軸方向へ移動自在に備え、端子箱4内部で図示しない外部電源と電気接続したコイル2C,3Cへの通電により生じる電磁力で可動鉄心2B,3Bを固定鉄心2A,3Aに向けて吸引して軸方向へ移動し、この可動鉄心2B,3Bの移動でロッド2D,3Dによりスプール6をばね10,11力に抗して軸方向へ摺動するよう押圧する。
スプール6はソレノイド2,3の非通電による図1に示す中立位置と、ソレノイド2への通電で図1右方向への摺動による第1切換位置と、ソレノイド3への通電で図1左方向への摺動による第2切換位置との3位置に切換自在に設けている。そして、スプール6は中立位置で第1ランド部6Aが第2拡径部5B内に位置すると共に、第2ランド部6Bが第3拡径部5C内に位置し、供給流路P1と第1負荷流路Aと第2負荷流路Bと第1排出流路T1と第2排出流路T2との間を連通する。また、スプール6は第1切換位置で第1ランド部6Aが第1拡径部5Aと第2拡径部5Bとの間で嵌合穴5に接すると共に、第2ランド部6Bが第3拡径部5Cと第5拡径部5Eとの間で嵌合穴5に接し、第1負荷流路Aを供給流路P1と遮断して第1排出流路T1に切換連通し、第2負荷流路Bを第2排出流路T2と遮断して供給流路P1に切換連通する。また、スプール6は第2切換位置で第1ランド部6Aが第2拡径部5Bと第4拡径部5Dとの間で嵌合穴5に接すると共に、第2ランド部6Bが第1拡径部5Aと第3拡径部5Cとの間で嵌合穴5に接し、第1負荷流路Aを第1排出流路T1と遮断して供給流路P1に切換連通し、第2負荷流路Bを供給流路P1と遮断して第2排出流路T2に切換連通する。
次に、かかる構成の作動を説明する。
図1及び図2の状態で、供給流路P1を流体源に、第1負荷流路Aと第2負荷流路Bを流体アクチュエータに、第1排出流路T1と第2排出流路T2を低圧側としてのタンクにそれぞれ接続する。
スプール6は、ソレノイド2,3へ非通電状態であるため、ばね10,11で中立位置に保持され、供給流路P1と第1負荷流路Aと第2負荷流路Bと第1排出流路T1と第2排出流路T2との間を連通している。供給流路P1の流体は環状隙間7に流入して嵌合穴5内を流れて第1排出流路T1,第2排出流路T2よりタンクに流出する。
スプール6が中立位置に保持された状態で、一方のソレノイド2を通電すると、スプール6をばね11力に抗して図1の右方向に軸方向摺動して第1切換位置に切換え、供給流路P1より環状隙間7に流入した流体は第3拡径部5C、第2負荷流路Bを流れて流体アクチュエータに流入すると共に、流体アクチュエータより第1負荷流路Aに流出した流体は第2拡径部5Bより第4拡径部5D、第1排出流路T1を流れてタンクに流出する。そして、一方のソレノイド2を非通電にすると、スプール6はばね11力により図1の中立位置に復帰する。
また、スプール6が中立位置に保持された状態で、他方のソレノイド3を通電すると、スプール6をばね10力に抗して図1の左方向に軸方向摺動して第2切換位置に切換え、供給流路P1より環状隙間7に流入した流体は第2拡径部5B、第1負荷流路Aを流れて流体アクチュエータに流入すると共に、流体アクチュエータより第2負荷流路Bに流出した流体は第3拡径部5Cより第5拡径部5E、第2排出流路T2を流れてタンクに流出する。そして、他方のソレノイド3を非通電にすると、スプール6はばね10力により中立位置に復帰する。
かかる作動で、供給流路P1から環状隙間7に流入する流体は、流量調整部材81により、環状隙間7に流入して周方向の一方向に流れる流量Q1と、環状隙間7に流入して周方向の他方向に流れる流量Q2とに分けられ、Q1=Q2となるよう流量調整部材81の軸方向寸法Hを設定しているため、流量が環状隙間7の周方向の一方向と他方向とに略同等に分配されて相対し、スプール6を回転しようとする力が周方向で平衡して、スプール6の回転を防止でき、特に、ソレノイド2,3の電磁力とこの電磁力により撓んで増加したばね10,11力とでスプール6を保持する第1切換位置や第2切換位置に比し、ソレノイド2,3の電磁力が作用せずにばね10,11の取付荷重でのみスプール6を保持している中立位置においても良好にスプール6の回転を防止できる。そして、供給流路P1に流量調整部材81を設けることでスプール6の回転を防止しているため、スプール6に回転を防止する構成を格別に施すことなくスプール6の回転を防止でき、構成を簡素化することができる。
また、スプール6に回転を防止する構成を格別に施すことなくできるため、スプールを中立位置に保持するばねの一方を、回転止め部材と干渉しないよう他方のばねより小径のものを用いなければならない従来のスプール回転防止構造に比し、スプール6を中立位置に保持するばね10,11をスプール6の両側に同一のものを備えることができ、必要とする部品の種類を削減することができる。
また、供給流路P1が開口する嵌合穴5の第1拡径部5A内径をスプール6の外径より大きく設け、供給流路P1を嵌合穴5の中心より径方向外側に偏移して嵌合穴5の第1拡径部5Aに接線方向で接続しているため、供給流路P1の側面部を嵌合穴5の第1拡径部5A内周面へ開口できて供給流路P1の嵌合穴5への開口面積を大きくすることができ、供給流路P1を大径にすることなく供給流路P1から環状隙間7に流入する流体の流量増加を図ることができる。
また、供給流路P1は先端を有底とした円筒形状の穴で形成し、接線方向で接続する嵌合穴5に先端部および側面部を開口し、流量調整部材81は円柱形状で供給流路P1の先端部に固定し、嵌合穴5に開口する供給流路P1の先端部および側面部の先端部側を閉塞して供給流路P1から環状隙間7に流入する流体を周方向の一方向と他方向とに対抗して流量を略同等に調整しているため、この略同等に調整する流体の流量を流量調整部材81で閉塞した残余の供給流路P1側面部の嵌合穴5への開口量に応じて精度良く設定することができる。
なお、一実施形態では、スプール弁としてソレノイド2,3によりスプール6を切換える電磁切換弁としたが、パイロット流体によりスプールを切換えるパイロット切換弁や機械操作でスプールを切換える機械操作式の切換弁でも良い。また、スプール6は中立位置と第1切換位置と第2切換位置との3位置に切換自在に設けたが、2位置や4位置に切換自在に設けたものでも良い。さらに、第1負荷流路Aと第2負荷流路Bとの2個の負荷流路を設けると共に、第1排出流路T1と第2排出流路T2との2個の排出流路を設けたが、1個の負荷流路や1個の排出流路でも良いことは勿論である。
1:本体
5:嵌合穴
6:スプール
7:環状隙間
81:流量調整部材
P1:供給流路
A:第1負荷流路(負荷流路)
B:第2負荷流路(負荷流路)
T1:第1排出流路(排出流路)
T2:第2排出流路(排出流路)

Claims (1)

  1. 本体に軸方向へ嵌合穴を穿設すると共に、流体を流入する供給流路と流体を流入出する負荷流路と流体を流出する排出流路とを軸方向へ間隙を有して嵌合穴内周面に開口して設け、嵌合穴には前記複数の流路間を切換連通するスプールを軸方向へ摺動自在に挿入し、供給流路が開口する箇所の嵌合穴内周面とスプール外周面との間に環状隙間を形成し、供給流路には環状隙間に流入する流体の流量を環状隙間の周方向の一方向と他方向とに対向して略同等に調整する流量調整部材を設け、前記スプールを中立位置に保持するばねを前記スプールの両側に備え、前記供給流路が開口する個所の前記嵌合穴内径を前記スプールの外径より大きく設け、前記供給流路を前記嵌合穴の中心より径方向外側に偏移して前記嵌合穴に接線方向で接続し、前記供給流路は先端を有底とした円筒形状の穴で形成し、接線方向で接続する前記嵌合穴に先端部および側面部を開口し、前記流量調整部材は円柱形状で前記供給流路の先端部に固定し、前記嵌合穴に開口する前記供給流路の先端部および側面部の先端部側を閉塞して前記供給流路から前記環状隙間に流入する流体を周方向の一方向と他方向とに対抗して流量を略同等に調整することを特徴とするスプール弁のスプール回転防止構造。
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