JP2010174928A - 内燃機関の軸受構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】潤滑油中に含まれた異物を確実に排出できる簡易な構造の内燃機関の軸受構造を提供する。
【解決手段】軸部材1と軸受部材2との間に、分割されたリング状の軸受メタル3を挟持してなる内燃機関の軸受構造において、前記軸受メタル3には、前記軸部材1と軸受部材2に連通されたオイル通孔33が開設されると共に、前記オイル通孔33に連続して、当該軸受メタル3の側面方向に開放された排出穴4を開設してなり、潤滑油中に含まれた異物が、前記オイル通孔33から前記排出穴4に誘導されて、前記軸受メタル3の側面方向へ排出されるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、軸部材と軸受部材との間に、分割されたリング状の軸受メタルを挟持してなる内燃機関の軸受構造に関する。
従来から、内燃機関の軸受構造としては、軸部材と軸受部材との間に、分割されたリング状の軸受メタル(「メタルベアリング」とも呼ばれる。)を挟持したものが知られている。
例えば、内燃機関のクランクシャフトに連結されるコネクティングロッドにおいては、その連結箇所である前記軸部材(クランクピン)と、前記軸受部材(大端部)との間に、前記軸受メタルが挟持された構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
又、前記クランクシャフトにおいては、当該軸部材(クランクジャーナル)と、内燃機関の軸受部材(シリンダブロック)との間に、前記軸受メタルが挟持された構造のものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
このように内燃機関には、各所において前記軸受メタルが挟持された軸受構造を利用しているが、以下では、前記軸部材(クランクピン)と、前記軸受部材(大端部)との間に前記軸受メタルが挟持された軸受構造を代表例として説明し、他の軸受構造については、同様であるため省略する。
すなわち、従来の内燃機関の軸受構造は、前記コネクティングロッドの大端部に設けられた大端孔に、前記軸受メタルを嵌合させると共に、回転されるクランクシャフトのクランクピンを、前記軸受メタルの内周面で支持するようにして、前記軸受メタルが挟持されている。
ここで、図4は、従来の内燃機関の軸受構造を概略した分解斜視図であり、図5は、図4の要部を拡大した断面図である。
この内燃機関の軸受構造100に用いられる軸受メタル110は、夫々半円形状に分割形成された上部メタル111及び下部メタル112からなり、上、下を一対にしてリング状に形成されてなる。
又、軸受メタル110の内周面には、クランクピン120に開設された油路121を通じて潤滑油Oが供給され、軸受メタル110とクランクピン120との摺動面の潤滑性を高めている。
この軸受メタル110には、内、外面に連通されるオイル通孔113が、少なくとも1以上開設されている。
そのため、クランクピン120から供給された潤滑油Oは、オイル通孔113を通じて、軸受メタル110の外周面にも供給され、軸受メタル110とコネクティングロッド130の大端孔131との摺動面の潤滑性も高めている。
このようにして、軸受メタル110の内、外周面である各摺動面には、クランクピン120の油路121から供給された潤滑油Oが満遍なく行き渡り、クランクピン120及びコネクティングロッド130の磨耗を軽減してスムーズな回転を確保している。
なお、潤滑油Oは、軸受メタル110とのクリアランス、或いは、コネクティングロッド130の大端孔131に形成された排出溝(不図示)を通って、外部に排出され、クランクピン120の下方に設置されたオイルパン(不図示)に貯留される。
特開平6−74237号公報 特開2007−327388号公報
しかし、従来の内燃機関の軸受構造100には、以下の問題があった。
すなわち、クランクピン120の油路121を通じて供給される潤滑油Oは、オイルフィルター(不図示)によって濾過されているが、この潤滑油O中には、前記オイルフィルターを透過して微細な異物が含まれている場合がある。
このような異物は、油路121の排出口縁部に引き摺られながら、通常は、オイル通孔113に到達したときに、当該オイル通孔113を通じて軸受メタル110の外周面に放出され、潤滑油Oの流れと共に、前記排出溝(不図示)を通って、外部に排出される。
ところが、潤滑油Oの流れと共にオイル通孔113に一旦入り込んだ前記異物が、軸受メタル110の外周面に上手く放出されずに、オイル通孔113に滞留し、この滞留された前記異物が、再び、クランクピン120との摺動面に侵入され易いという問題があった。
その結果、前記摺動面に侵入された前記異物が、軸受メタル110の内周面及びクランクピン120の外周面に、擦り傷を付けてしまうという問題があった。
更に、前記排出溝は、一般にコネクティングロッド130の大端孔131に形成されているため、前記異物を排出するためには、コネクティングロッド130に新たな加工を要し、構造が複雑になるという問題もあった。
本発明は、かかる課題を解決することを目的とし、潤滑油中に含まれた異物を排出可能な簡易な構造の内燃機関の軸受構造を提供する。
上記課題を解決するために、
本発明は、軸部材と軸受部材との間に、分割されたリング状の軸受メタルを挟持してなる内燃機関の軸受構造において、前記軸受メタルには、前記軸部材と軸受部材に連通されたオイル通孔が開設されると共に、前記オイル通孔に連続して、当該軸受メタルの側面方向に開放された排出穴を開設してなる。
そして、潤滑油中に含まれた異物が、前記オイル通孔から前記排出穴に誘導されて、前記軸受メタルの側面方向から排出されるようにしたことを特徴にしている。
そのため、本発明では、潤滑油の流れと共に前記オイル通孔に一旦入り込んだ異物は、軸受メタルの外周面に到達する前に、前記オイル通孔に連続された排出穴を通じて、軸受メタルの側面方向に排出することができる。
その結果、前記摺動面に前記異物が侵入することを確実に防止でき、特に、軸受メタル及びクランクピンの外周面に、擦り傷を付けることを確実に防止できる。
更に、本発明では、前記異物を排出するために、前記コネクティングロッドの大端孔に新たな加工を施す必要がなく、前記軸受メタルに前記排出穴を形成するだけの簡易な構造にできる。
又、前記排出穴は、前記オイル通孔に連続して、軸受メタルの側面方向に開放されているが、本発明は、この排出穴を、前記軸部材の回転方向(軸受メタルの周方向)に対して、斜め方向に開設することも可能である。
このような斜め方向に排出穴を開設すれば、前記潤滑油の流れと共に、前記オイル通孔に一旦入り込んだ異物が、軸受メタルの外周面に到達する前に、前記オイル通孔に連続された排出穴を通じて、軸受メタルの側面方向へ更にスムーズに排出することが十分期待できる。
更に、本発明は、前記軸受メタルが使用されている全ての内燃機関の軸受構造に利用できるが、前記軸部材がクランクピンであり、前記軸受部材がコンロッドである内燃機関の軸受構造に用いることが好適である。
本発明の内燃機関の軸受構造によれば、軸受メタルの排出穴を通じて、潤滑油中に含まれた異物を確実に排出して、軸受部材の摺動面の傷付きを防止できる。
本発明の一実施形態を概略した分解斜視図である。 図1の要部を拡大した縦断面図である。 図3は、図2のX部内を拡大した要部の動作説明図である。 従来の内燃機関の軸受構造を概略した分解斜視図である。 図4の要部を拡大した断面図である。
以下、本発明の内燃機関の軸受構造を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態を概略した分解斜視図であり、図2は、図1の要部を拡大した縦断面図である。図3は、図2のX部内を拡大した要部の動作説明図である。
本実施形態の内燃機関の軸受構造Aは、軸部材1と軸受部材2との間に、分割されたリング状の軸受メタル3を挟持してなるものであって、ここでは、軸部材1がクランクピンであり、軸受部材2がコネクティングロッド(以下「コンロッド」と略する。)である場合を例示して説明する。
内燃機関にはクランクシャフト(不図示)が配設されている。
このクランクシャフトは、前記内燃機関に回転可能に取付けられるクランクジャーナル(不図示)と、クランクピン1と、両者を繋ぐクランクアーム(不図示)と、回転のバランスをとるためのカウンタウエイト(不図示)とより構成されてなる。
クランクピン1には、潤滑油が排出される油路11が開設されている。
クランクピン1は、コンロッド2を介して、前記内燃機関内を上下方向に往復動するピストン(不図示)に連結されている。
コンロッド2は、前記ピストンに連結される小端部21と、クランクピン1に連結される大端部22とを備えている。
大端部22は、クランクピン1の直径よりも若干大径の大端孔23を有している。
この大端孔23を含む大端部22は、上下に二分割されており、一対のボルト24によって相互に締付けられている。
この大端孔23には、軸受メタル3が嵌合されており、軸受メタル3は、クランクピン1と大端孔23との間に挟持されている。
軸受メタル3は、夫々半円形状に分割形成された上部メタル31及び下部メタル32からなり、上、下を一対にしてリング状に形成されてなる。
又、軸受メタル3の内周面には、クランクピン1に形成された油路11を通じて潤滑油Oが供給され、軸受メタル3とクランクピン1との摺動面の潤滑性を高めている。
この軸受メタル3には、内、外面に連通されるオイル通孔33が、少なくとも1以上開設されており、本実施形態の軸受メタル3では、クランクピン1と大端孔23に連通するようにオイル通孔33が開設されている。
又、本実施形態では、上部メタル31及び下部メタル32の対象位置に、夫々1つのオイル通孔33を開設しているが、このオイル通孔33は、上部メタル31又は下部メタル32の何れか1つに開設したものでも構わない。
具体的には、潤滑油O中の異物Pは、直径2mmよりも小さいものであるため、オイル通孔33は、直径2mm以上の丸孔に開設されている。
又、オイル通孔33は、上部メタル31と下部メタル32との接合部から9.5mm以内の位置に開設するのが望ましい。
すなわち、本実施形態では、前記接合部には、側面方向に連続するクラッシュリリーフ34が形成されており、このクラッシュリリーフ34は、上部メタル31と下部メタル32との組み付け時の合わせ面のズレを防止して、クランクピン1との局部接触を防止すると共に、クランクピン1と軸受メタル3との摺動面の潤滑油Oを外部に排出するものである。
そのため、オイル通孔33を、クラッシュリリーフ34の近傍位置に開設しておけば、万一、オイル通孔33から異物Pが排出されないことがあっても、クラッシュリリーフ34を通じて、異物Pを排出することができる。
もっとも、実際には、異物Pは、後述される排出穴4を通じて排出されるため、このクラッシュリリーフ34を通じて、異物Pが排出されることは、ないと考えられるが、より安全である。
このようなオイル通孔33を開設することで、クランクピン1から供給された潤滑油Oは、オイル通孔33を通じて、軸受メタル3の外周面にも供給され、軸受メタル3とコンロッド2の大端孔23との摺動面の潤滑性も高めている。
このようにして、軸受メタル3の内、外周面である各摺動面には、クランクピン1の油路11から供給された潤滑油Oが満遍なく行き渡り、クランクピン1及びコンロッド2の磨耗を軽減してスムーズな回転を確保している。
なお、軸受メタル3の外周面に供給された潤滑油Oは、従来同様、コンロッド2の大端孔23に形成された排出溝(不図示)を通って、外部に排出され、クランクピン1の下方に設置されたオイルパン(不図示)に貯留される。
このように形成されたオイル通孔33には、当該オイル通孔33に連続して、軸受メタル3の側面方向に開放された排出穴4が開設されてなる。
排出穴4は、軸受メタル3の板厚よりも小さなトンネル状に形成され、具体的には、軸受メタル3の板厚が1.5mmの場合、排出穴4の深さ(高さ)は、1.0mm以内に形成するのが望ましい。
又、排出穴4の幅は、オイル通孔33の直径(2mm以上)以下の長さに形成されている。
又、本実施形態では、排出穴4は、オイル通孔33から軸受メタル3の両側面の方向に夫々開放された2条の排出穴4を例示しているが、排出穴4は、片側の側面方向にのみ形成することも可能である。
このように構成された本実施形態の内燃機関の軸受構造Aは、以下のように作用する。
すなわち、クランクピン1の油路11を通じて供給される潤滑油O中に、異物Pが含まれている場合には、当該異物Pは、クランクピン1の回転と共に、油路11の排出口縁部に引き摺られながら軸受メタル3の内周面を移動する〔図3(a)、参照。〕。
そして、クランクピン1の油路11が、軸受メタル3のオイル通孔33に重合されると、油路11中の潤滑油Oは、オイル通孔33に向けて排出されるが、このとき、潤滑油O中に含まれる異物Pも当該潤滑油Oと一緒にオイル通孔33に向けて排出される〔図3(b)、参照。〕。
このオイル通孔33に排出された潤滑油Oの一部は、従来と同じく、オイル通孔33を通じて軸受メタル3の外周面に放出され、軸受メタル3の外周面と、コンロッド2の大端孔23との摺動面の潤滑性を高めるために作用する。
ところが、本実施形態では、オイル通孔33に連続して排出穴4が開設されているため、オイル通孔33に排出された潤滑油Oの多くは、オイル通孔33から排出穴4に誘導されて、軸受メタル3の側面方向へ排出される。
そのため、潤滑油Oの流れと共にオイル通孔33に一旦入り込んだ異物Pは、通常は、軸受メタル3の外周面に到達する前に、潤滑油Oと共に排出穴4を通じて軸受メタル3の側面方向へ排出される。
なお、仮に、異物Pが排出穴4からスムーズに排出されずに、オイル通孔33に滞留された場合であっても、この滞留中の異物Pは、クランクピン1との摺動面に侵入する前に、排出穴4に誘導されてしまうため、何れにしても、最終的には、異物Pは、軸受メタル3の側面方向へ排出されるのである〔図3(c)、参照。〕。
以上の通り、本実施形態の内燃機関の軸受構造Aによれば、潤滑油Oの流れと共に前記オイル通孔33に一旦入り込んだ異物Pは、軸受メタル3の外周面に到達する前に、オイル通孔33に連続された排出穴4を通じて、軸受メタル3の側面方向に排出することができる。
従って、異物Pがオイル通孔33に滞留することがなく、再び、当該異物Pがクランクピン1との摺動面に戻ってしまうこともない。
その結果、前記摺動面に異物Pが侵入することを確実に防止でき、軸受メタル3及びクランクピン1との摺動面に、擦り傷を付けることを確実に防止できる。
更に、本実施形態によれば、異物Pを確実に排出するために、従来のようにコンロッド2の大端孔に新たな加工を施す必要がなく、軸受メタル3に排出穴4を開設するだけの簡易な構造にできるものである。
又、本実施形態の排出穴4は、クランクピン1の回転方向(軸受メタル3の周方向)に対して、直交する方向に開設したものを例示したが、この排出穴4の他の実施形態として、当該排出穴4をクランクピン1の回転方向に対して、斜め方向に開設することも可能である。
ここで、前記斜め方向とは、本実施形態で図示された直交する方向に対して、軸受メタル3の周方向に、5度乃至45度の範囲に傾斜された方向を意味しており、この傾斜される方向は、クランクピン1の回転方向に応じて適宜決定される。
このような斜め方向に開設された排出穴4であれば、潤滑油Oの流れと共に、オイル通孔33に一旦入り込んだ異物Pが、排出穴4を通じて、軸受メタル3の側面方向へ更にスムーズに排出することが十分期待できる。
A 内燃機関の軸受構造
O 潤滑油
P 異物
1 軸部材(クランクピン)
2 軸受部材(コネクティングロッド)
3 軸受メタル
33 オイル通孔
4 排出穴

Claims (3)

  1. 軸部材と軸受部材との間に、分割されたリング状の軸受メタルを挟持してなる内燃機関の軸受構造において、
    前記軸受メタルには、前記軸部材と軸受部材に連通されたオイル通孔が開設されると共に、前記オイル通孔に連続して、当該軸受メタルの側面方向に開放された排出穴を開設してなり、
    潤滑油中に含まれた異物が、前記オイル通孔から前記排出穴に誘導されて、前記軸受メタルの側面方向へ排出されるようにしたことを特徴とする内燃機関の軸受構造。
  2. 請求項1に記載の内燃機関の軸受構造において、
    排出穴は、軸部材の回転方向に対して、斜め方向に開設されていることを特徴とする内燃機関の軸受構造。
  3. 請求項1又は請求項2の何れか1項に記載の内燃機関の軸受構造において、
    軸部材がクランクピンであり、軸受部材がコネクティングロッドであることを特徴とする内燃機関の軸受構造。
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