JP2010174800A - 蓄圧式燃料噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料噴射弁からの燃料のリークの有無にかかわらず、燃料圧検出手段の異常検出を的確に判定できる蓄圧式燃料噴射装置を得る。
【解決手段】燃料圧センサ7により検出した燃料圧の変化が小さいときには(S160〜190)、まず、燃料圧センサ7が異常であると仮判定する(S200)。そして、異常と仮判定された後、高圧燃料供給ポンプ4からの移送量を増量して(S210,220)、また、減圧弁8を駆動して減圧し(S230,240)、コモンレール2の燃料圧の変化を大きくする。その後、燃料圧センサ7により検出した燃料圧の変化が小さいときは(S250〜270)、燃料圧センサ7が異常であると本判定する(S280)。
【選択図】図3

Description

本発明は、高圧燃料が蓄圧されたコモンレールから燃料噴射弁に燃料を供給する蓄圧式燃料噴射装置に関し、特に、コモンレールの燃料圧を検出する燃料圧検出手段の異常を判定する蓄圧式燃料噴射装置に関する。
従来より、特許文献1にあるように、コモンレールから燃料噴射弁に燃料を供給する蓄圧式燃料噴射装置では、高圧燃料供給ポンプからコモンレールに高圧燃料を供給すると共に、高圧燃料供給ポンプからの移送量を変更して、コモンレールの燃料圧を制御している。
その際、燃料圧検出手段によりコモンレールの燃料圧を検出し、検出した燃料圧と目標圧とに基づいて、燃料圧と目標圧との差が小さくなるように、高圧燃料供給ポンプの移送量を制御している。
特開2008−202593号公報
こうした従来のものでは、燃料圧検出手段の異常により、検出する燃料圧がほぼ一定圧となった場合、圧力制御不能に至り、最悪は圧力の異常低下による内燃機関の停止、または、異常高圧による装置故障や燃料配管等からの燃料洩れが発生しファイアハザードに至る場合もある。そこで、燃料噴射弁からの燃料噴射前後の燃料圧の変化を燃料圧検出手段により検出して、圧力変化量が所定値以上であれば燃料圧検出手段は正常に動作していると判定し、それとは逆に所定値以上の圧力変化が得られない場合、燃料圧検出手段が異常であると判定して、異常を報知するようにしている。
燃料噴射弁は、例えば、コモンレールの高圧燃料が印加される圧力室から低圧側に通じる低圧通路を開閉し、通電により低圧通路を開放して圧力室の燃料圧が低下すると、ノズルニードルが上昇して開弁する。その際、開弁中にコモンレールからの高圧燃料を圧力室を介して低圧流路側にリークするので、リークする燃料量が多い。燃料噴射弁から多くの燃料のリークがあるので、燃料噴射弁からの燃料噴射前後に燃料圧の変化が大きくなり、燃料圧検出手段により検出される燃料圧の変化量が大きくなる。
しかし、リークする燃料が多いと、燃料効率の低下を招くので、燃費効率向上等のために、燃料のリークが少ない、あるいはリークのない燃料噴射弁を用いると、所定値以上の圧力変化が得られにくくなり、燃料圧検出手段の異常検出が困難になったり、または、誤判定を招いたりする場合があるという問題があった。
本発明の課題は、燃料噴射弁からの燃料のリークの有無にかかわらず、燃料圧検出手段の異常検出を的確に判定できる蓄圧式燃料噴射装置を提供することにある。
かかる課題を達成すべく、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即ち、
内燃機関の気筒内に燃料を噴射する燃料噴射弁と、
高圧燃料供給ポンプから供給される高圧燃料を蓄え前記燃料噴射弁に燃料を供給するコモンレールと、
前記コモンレールの燃料圧を検出する燃料圧検出手段とを備え、
前記燃料圧検出手段により検出した前記燃料圧に基づいて前記コモンレールの燃料圧を制御する蓄圧式燃料噴射装置において、
前記燃料圧検出手段により検出した前記燃料圧の変化が小さいときに、前記燃料圧検出手段が異常であると仮判定する仮異常判定手段と、
前記仮異常判定手段により異常と仮判定された後、前記高圧燃料供給ポンプからの燃料移送量を増量し、前記燃料圧検出手段により検出した前記増量による前記燃料圧の変化が小さいときに、前記燃料圧検出手段が異常であると本判定する本異常判定手段とを備えたことを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置がそれである。
また、内燃機関の気筒内に燃料を噴射する燃料噴射弁と、
高圧燃料供給ポンプから供給される高圧燃料を蓄え前記燃料噴射弁に燃料を供給するコモンレールと、
前記コモンレールの燃料圧を検出する燃料圧検出手段とを備え、
前記燃料圧検出手段により検出した前記燃料圧に基づいて前記コモンレールの燃料圧を制御する蓄圧式燃料噴射装置において、
前記コモンレールの燃料圧を減圧する減圧弁と、
前記燃料圧検出手段により検出した前記燃料圧の変化が小さいときに、前記燃料圧検出手段が異常であると仮判定する仮異常判定手段と、
前記仮異常判定手段により異常と仮判定された後、前記減圧弁により減圧し、前記燃料圧検出手段により検出した前記減圧による前記燃料圧の変化が小さいときに、前記燃料圧検出手段が異常であると本判定する本異常判定手段とを備えたことを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置がそれである。
更に、内燃機関の気筒内に燃料を噴射する燃料噴射弁と、
高圧燃料供給ポンプから供給される高圧燃料を蓄え前記燃料噴射弁に燃料を供給するコモンレールと、
前記コモンレールの燃料圧を検出する燃料圧検出手段とを備え、
前記燃料圧検出手段により検出した前記燃料圧に基づいて前記コモンレールの燃料圧を制御する蓄圧式燃料噴射装置において、
前記燃料圧検出手段により検出した前記燃料圧の変化が小さいときに、前記燃料圧検出手段が異常であると仮判定する仮異常判定手段と、
前記仮異常判定手段により異常と仮判定された後、前記高圧燃料供給ポンプからの燃料移送量を増量し、前記高圧燃料供給ポンプからの燃料移送期間に応じて前記燃料圧を前記燃料圧検出手段により検出し、検出した前記燃料圧の変化が小さいときに、前記燃料圧検出手段が異常であると本判定する本異常判定手段とを備えたことを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置がそれである。
あるいは、内燃機関の気筒内に燃料を噴射する燃料噴射弁と、
高圧燃料供給ポンプから供給される高圧燃料を蓄え前記燃料噴射弁に燃料を供給するコモンレールと、
前記コモンレールの燃料圧を検出する燃料圧検出手段とを備え、
前記燃料圧検出手段により検出した前記燃料圧に基づいて前記コモンレールの燃料圧を制御する蓄圧式燃料噴射装置において、
前記コモンレールの燃料圧を減圧する減圧弁と、
前記燃料圧検出手段により検出した前記燃料圧の変化が小さいときに、前記燃料圧検出手段が異常であると仮判定する仮異常判定手段と、
前記仮異常判定手段により異常と仮判定された後、前記減圧弁により減圧し、前記高圧燃料供給ポンプからの燃料移送期間に応じて前記燃料圧を前記燃料圧検出手段により検出し、検出した前記燃料圧の変化が小さいときに、前記燃料圧検出手段が異常であると本判定する本異常判定手段とを備えたことを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置がそれである。
前記本異常判定手段は、前記燃料噴射弁からの燃料噴射後で、かつ、前記高圧燃料供給ポンプからの燃料移送期間以外のときに、前記減圧弁により減圧するように構成してもよい。また、前記仮異常判定手段は、前記燃料噴射弁からの燃料噴射前後の前記燃料圧を前記燃料圧検出手段により検出し、前記燃料圧の変化が小さいときに、前記燃料圧検出手段が異常であると仮判定するように構成してもよい。あるいは、前記仮異常判定手段は、前記高圧燃料供給ポンプからの燃料移送期間に応じて前記燃料圧を前記燃料圧検出手段により検出し、前記燃料圧の変化が小さいときに、前記燃料圧検出手段が異常であると仮判定するように構成してもよい。
本発明の蓄圧式燃料噴射装置は、燃料圧センサにより検出した燃料圧の変化が小さいときには、まず、燃料圧センサが異常であると仮判定する。そして、異常と仮判定された後、高圧燃料供給ポンプからの移送量を増量し、あるいは、減圧弁を駆動して減圧し、燃料圧センサにより検出した燃料圧の変化が小さいときは、燃料圧センサが異常であると本判定する。従って、燃料噴射弁がリーク燃料の小さい、あるいはリーク燃料のない構造のものでも、燃料噴射弁からのリーク燃料の有無にかかわらず、燃料圧センサの異常検出を的確に判定できるという効果を奏する。
高圧燃料供給ポンプからの燃料移送期間に応じて燃料圧を燃料圧センサにより検出することにより、大きな燃料圧の変化が生じるときに燃料圧を検出することができ、燃料圧センサの異常検出をより的確に行うことができる。
本発明の一実施形態としての蓄圧式燃料噴射装置を示す全体構成図である。 本実施形態の燃料噴射弁の拡大断面図である。 本実施形態の電子制御ユニットにより実行される異常判定処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の仮判定時の燃料噴射、燃料圧、燃料移送、圧力変化量、異常判定の関係を示すタイミングチャートである。 本実施形態の本判定時の燃料噴射、燃料圧、燃料移送、圧力変化量、異常判定の関係を示すタイミングチャートである。
以下本発明を実施するための形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態としての蓄圧式燃料噴射装置を示す全体構成図である。
図1に示すように、本実施形態の蓄圧式燃料噴射装置は、例えば、4気筒のディーゼル機関としての内燃機関1に適用されており、高圧燃料を蓄えるコモンレール2と、燃料タンク3からフィードポンプ10により汲み上げた燃料を加圧してコモンレール2に供給する高圧燃料供給ポンプ4と、コモンレール2より供給される高圧燃料を内燃機関1の気筒内の燃焼室21に噴射する燃料噴射弁5と、燃料噴射弁5等を電子制御する電子制御ユニット(以下ECU6と呼ぶ)とを備えている。
コモンレール2は、ECU6により運転状態等に基づいて目標圧が設定され、高圧燃料供給ポンプ4から供給された高圧燃料を目標圧に蓄圧する。このコモンレール2には、蓄圧された燃料圧を検出してECU6に出力する燃料圧検出手段としての燃料圧センサ7と、コモンレール2内の高圧燃料を燃料タンク3に逃がしてコモンレール2内の燃料圧を減圧する減圧弁8が取り付けられている。
高圧燃料供給ポンプ4は、内燃機関1に駆動されて回転する図示しないカムにより、図示しないプランジャを往復動させ、図示しない2つの加圧室から交互にコモンレール2に高圧燃料を内燃機関1の2回転でそれぞれ1回づつ吐出する周知のものである。高圧燃料供給ポンプ4には、フィードポンプ10により燃料タンク3から汲み上げた燃料が供給され、高圧燃料供給ポンプ4には、フィードポンプ10から吸入される燃料量を調節する圧力調量弁14が設けられている。
高圧燃料供給ポンプ4には、フィードポンプ10より送り出された燃料が圧力調量弁14で調節されて吸入され、高圧燃料供給ポンプ4により加圧された燃料が、吐出弁16を押し開いてコモンレール2に圧送される。
圧力調量弁14は、入力される制御電流に応じて図示しない弁体を摺動させて、フィードポンプ10より送り出された燃料を調節し、高圧燃料供給ポンプ4からコモンレール2に供給される移送量を可変できる。
燃料噴射弁5は、内燃機関1の気筒毎に搭載され、図2に示すように、燃料噴射弁5の本体22には高圧配管17を介してコモンレール2に接続された高圧流路24が形成されている。高圧流路24は本体22内に形成された油溜まり室26に連通されており、油溜まり室26に連通して噴孔28が形成されている。
本体22に摺動可能に支持されたノズルニードル30が油溜まり室26に設けられ、ノズルニードル30は油溜まり室26の燃料圧を開弁方向に受ける。また、ノズルニードル30はスプリング32により噴孔28を閉塞する閉弁方向に付勢されると共に、ノズルニードル30の背面側に設けられた圧力室34への高圧燃料の導入により閉弁方向の作用力を受けるように構成されている。
圧力室34には連通流路36が接続されており、連通流路36は弁室38に接続されている。弁室38には高圧流路24に接続された接続流路40と摺動孔42とが対向して接続されている。弁室38には弁体44が設けられ、弁体44の移動により弁室38と接続流路40との連通、あるいは、弁室38と摺動孔42との連通を切り換えることができるように構成されている。
摺動孔42には戻り流路46が接続されており、戻り流路46は燃料タンク3にリーク流路48を介して接続されている。摺動孔42には摺動ピン48が摺動可能に挿入されており、摺動ピン48はピエゾアクチュエータ50の伸長により第1ピストン52及び第2ピストン54を介して移動されて弁体44を押し下げ、弁室38と摺動孔42とを連通させる。また、弁体44はスプリング56及び接続流路40の燃料圧を受けて移動して、弁室38と接続流路40とを連通させる。
弁体44がスプリング56及び接続流路40の燃料圧を受けて移動して、弁室38と接続流路40とを連通した状態のときには、圧力室34にコモンレール2、高圧流路24、接続流路40、弁室38、連通流路36を介して高圧燃料が導入される。これにより、ノズルニードル30への閉弁方向の作用力が上回り、ノズルニードル30が噴孔28を塞ぐように摺動されて閉弁される。本実施形態では、閉弁時に弁室38と摺動孔42とは遮断されるので、高圧燃料のリークはない。
ピエゾアクチュエータ50の伸長により弁体44が移動され、弁室38と接続流路40とを連通した状態のときには、圧力室34と戻り流路46とが連通流路36、弁室38、摺動孔42を介して連通されて高圧燃料がリーク流路48を介して燃料タンク3にリークされる。これにより、ノズルニードル30への開弁方向の作用力が上回り、ノズルニードル30が摺動されて開弁され、噴孔28から燃料が噴射される。
本実施形態では、開弁時に高圧燃料がリークされるが、そのリーク燃料量はノズルニードル30の摺動に相当する分の僅かな量であり、常時高圧燃料がリークされることはないので、燃料効率の向上等を図ることができる。
前記各センサ等はECU6に接続されており、ECU6は、図1に示すように、周知のCPU62、ROM64、RAM66等を中心に論理演算回路として構成され、外部と入出力を行う入出力回路、ここでは入出力回路68をコモンバス70を介して相互に接続されている。
CPU62は、燃料圧センサ7やパルサ19に形成された複数の歯を検出する電磁ピックアップを用いた回転センサ18からの入力信号を入出力回路68を介して入力し、これらの信号及びROM64、RAM66内のデータや予め記憶された制御プログラムに基づいてCPU62は、コモンレール2の目標圧と、内燃機関1の運転状態に適した噴射時期及び噴射量等を演算し、その演算結果に従って、圧力調量弁14及び燃料噴射弁5を電子制御する。
次に、ECU6により実行される異常判定処理について図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、回転センサ18により検出される回転角度(クランクシャフトの回転角度)が90度毎に、燃料圧センサ7によりコモンレール2の燃料圧が検出されて記憶される。本実施形態では、現在の回転角度から180度前に検出された燃料圧PM1がRAM66の第1記憶エリアM1に記憶され、現在の回転角度から90度前に検出された燃料圧PM2がRAM66の第2記憶エリアM2に記憶され、現在の回転角度で検出された燃料圧PM3がRAM66の第3記憶エリアM3に記憶される。90度回転毎に新に検出された燃料圧Pは第3記憶エリアM3に記憶され、それ以前に検出された燃料圧Pは一つずつ前の記憶エリアに繰り上げられて記憶される。また、回転角度(クランクシャフトの回転角度)が180度毎に異常判定処理が実行される。尚、本実施形態では、90度毎に圧力を検出し、180度毎に異常判定処理を実行するが、この角度に限らず、より小さな角度毎に圧力検出、異常判定処理の実行をするようにしてもよい。
異常判定処理では、燃料圧センサ7の異常を検出する条件が成立しているか否かを判断する(ステップ100。以下S100という。以下同様。)。検出条件が成立しているか否かは、燃料噴射弁5からの燃料噴射が実行されているか否か、及び、高圧燃料供給ポンプ4やフィードポンプ10、減圧弁8、燃料噴射弁5が正常に作動しているか否かにより判断する。
燃料噴射が実行されており、正常に作動しているときには、検出条件が成立していると判断して、第1記憶エリアM1に記憶されている燃料圧の圧力値PM1を取得する(S110)。続いて、第2記憶エリアM2に記憶されている燃料圧の圧力値PM2の取得(S120)、及び第3記憶エリアM3に記憶されている燃料圧の圧力値PM3の取得をする(S130)。
次に、これらの3つの圧力値PM1,PM2,PM3から、判定用圧力変化量Px を下記式(1)に基づいて算出する(S140)。即ち、本実施形態では、90度毎の圧力変化量を算出し、これを加算して180度毎の判定用圧力変化量Px を算出している。
Px =|PM1−PM2|+|PM2−PM3|…(1)
続いて、仮異常判定中か否かを後述するS200の処理の実行により仮異常が確定しているかにより判断する(S150)。仮異常判定中でないと判断したときには(S150:NO)、S140の処理により算出された判定用圧力変化量Px が予め設定された異常判定値よりも小さいか否かを判断する(S160)。
判定用圧力変化量Px が異常判定値を超えているときには、燃料圧センサ7が正常に動作していると判定し、判定用圧力変化量Px が異常判定値より小さいときには燃料圧を燃料圧センサ7が正常に検出できていないと判定する。
判定用圧力変化量Px が異常判定値より小さいときには(S160:YES)、燃料圧センサ7が異常である可能性があると判断して、仮異常回数カウンタをカウントアップする(S170)。一方、判定用圧力変化量Px が異常判定値を超えているときには(S160:NO)、燃料圧センサ7が正常であると判断して、仮異常回数カウンタをクリアする(S180)。そして、一旦本異常判定処理を終了し、回転角度が180度毎に繰り返し実行する。
S170の処理により仮異常回数カウンタをカウントアップした後は、仮異常回数カウンタ値が予め設定された所定値以上か否かを判断する(S190)。所定値以上でないときには(S190:NO)、本異常判定処理を回転角度が180度毎に繰り返し実行して、S160の処理により判定用圧力変化量Px が異常判定値より小さいと連続して判断した仮異常回数カウンタ値が所定値以上となると、仮異常を確定する(S200)。
図4に示すように、本実施形態では、回転角度(クランクシャフトの回転角度)が90度毎にコモンレール2の燃料圧を検出し、回転角度(クランクシャフトの回転角度)が180度毎に異常判定処理を実行して、回転角度が90度毎の圧力変化量を算出し、回転角度)が180度毎にその間の圧力変化量を加算して、判定用圧力変化量Px を算出する。
気筒1の燃料噴射弁5から燃料噴射を実行した後の判定タイミングでは、回転角度が180度前の燃料圧P1が第1記憶エリアM1に燃料圧PM1として記憶され、回転角度が90度前の燃料圧P2が第2記憶エリアM2に燃料圧PM2として記憶され、このときの燃料圧P3が第3記憶エリアM3に燃料圧PM3として記憶されている。
前述した式(1)により、気筒1の燃料噴射弁5からの燃料噴射前後の燃料圧P1,P2の圧力変化量と、その後の90度回転した圧力変化量とを加算して、下記のように判定用圧力変化量Px を算出する。
Px =|P1−P2|+|P2−P3|
本実施形態では、燃料噴射弁5からのリーク燃料量が少ないので、燃料噴射前後の圧力変化量は小さく、S160の処理の実行による異常判定値との比較判断では、異常判定値より小さいと判断される場合がある。
本異常判定処理を繰り返し実行して、次の判定タイミングでの間に、気筒2の燃料噴射弁5から燃料噴射が行われると共に、高圧燃料供給ポンプ4から高圧燃料がコモンレール2に供給される。
この判定タイミングの際には、前回の判定タイミングのときの燃料圧P3が第1記憶エリアM1に燃料圧PM1として記憶され、回転角度が90度前の燃料圧P4が第2記憶エリアM2に燃料圧PM2として記憶され、この判定タイミングのときの燃料圧P5が第3記憶エリアM3に燃料圧PM3として記憶されている。この判定タイミングのときの判定用圧力変化量Px は下記のように算出される。
Px =|P3−P4|+|P4−P5|
燃料噴射前後の圧力変化量|P3−P4|に、燃料供給による圧力変化量|P4−P5|が加算されるので、判定用圧力変化量Px は比較的大きな値となり、S160の処理の実行による異常判定値との比較判断では、異常判定値より大きいと判断される。しかし、燃料噴射前後の圧力変化量|P3−P4|や燃料供給による圧力変化量|P4−P5|が小さいと、判定用圧力変化量Px も小さくなり、燃料圧センサ7が正常に動作しているにもかかわらず、S160の処理の実行の際に、連続的に判定用圧力変化量Px が異常判定値より小さいと判断される場合がある。
本以上判定処理を繰り返し実行して、連続的に判定用圧力変化量Px が異常判定値より小さいと判断した際には、まず、仮異常を確定する(S200)。そして、高圧燃料供給ポンプ4からコモンレール2に供給する燃料移送量を増圧可能か否かを判断する(S210)。コモンレール2の燃料圧が低く、高圧燃料供給ポンプ4が最大移送量の近傍で燃料を供給しているときや、コモンレール2の燃料圧が高く、燃料を供給すると燃料圧が高くなりすぎるときには、増圧ができない。
高圧燃料供給ポンプ4から燃料を供給できる余裕があるときには増量可能であると判断して(S210:YES)、高圧燃料供給ポンプ4からの燃料移送量を増量する指令を出力する(S220)。増量分は予め設定された一定量でもよい。
次に、減圧弁8を駆動してコモンレール2の燃料圧を減圧することが可能か否かを判断する(S230)。尚、S210の処理により、高圧燃料供給ポンプ4からの燃料移送量の増量ができないときにも、S220の処理を実行することなく、S230の処理を実行する。
例えば、高圧燃料供給ポンプ4から燃料をコモンレール2に供給中に、減圧弁8を駆動しても、コモンレール2の燃料圧の変化は小さく、減圧弁8の駆動の効果は小さい。また、減圧弁8を駆動して減圧するとコモンレール2の燃料圧が下がり燃料噴射に支障が生じる場合も駆動できない。
これら以外のときで、減圧弁8を駆動して減圧可能なときには(S230:YES)、減圧弁8の駆動を指令する(S240)。減圧弁8の駆動は、予め設定した一定期間となるようにするとよい。例えば、図4に示すように、燃料噴射弁5による燃料噴射を実行した後の期間で、高圧燃料供給ポンプ4から燃料供給前の期間に、一定時間駆動するようにするとよい。駆動を指令した後、本異常判定処理を繰り返し実行する。
そして、S150の処理により、S200の処理で仮異常を確定し仮異常判定中と判断したときには(S150:YES)、判定用圧力変化量Px が予め設定された異常判定値よりも小さいか否かを判断する(S250)。
仮異常判定中には、S220,S240の処理の実行により、高圧燃料供給ポンプ4の移送量が増量され、あるいは、減圧弁8の駆動により減圧される。これにより、コモンレール2の燃料圧の変化が大きくなる。図5に示すように、コモンレール2の燃料圧は、気筒1での燃料噴射により低下し、更に、減圧弁8の駆動により燃料圧が低下する。そして、高圧燃料供給ポンプ4からの増量された燃料供給により、燃料圧が増加して、通常の燃料噴射制御時よりも増量された分だけ高圧になる。
また、本異常判定処理を繰り返し実行し、S110〜S130の処理の実行により、気筒1の燃料噴射弁5から燃料噴射された後の判定タイミングでは、第1記憶エリアM1に燃料圧PM1として記憶された回転角度が180度前の燃料圧P1、第2記憶エリアM2に燃料圧PM2として記憶された回転角度が90度前の燃料圧P2、第3記憶エリアM3に燃料圧PM3として記憶されたこのときの燃料圧P3’が取得される。
そして、前述した式(1)により、気筒1の燃料噴射弁5からの燃料噴射前後の燃料圧P1,P2の圧力変化量と、その後の90度回転した圧力変化量とを加算して、下記のように判定用圧力変化量Px を算出する。
Px =|P1−P2|+|P2−P3’|
減圧弁8の駆動により、減圧弁8の駆動直後に検出される圧力値P3’が、図5に示すように、通常の図4に示す変化より大きく変化する。従って、|P2−P3’|項の値が大きくなり、それにより、判定用圧力変化量Px も大きくなる。これらの圧力値P1,P2,P3’は燃料圧センサ7が正常に動作して検出していると、判定用圧力変化量Px は異常判定値を超える。
しかし、圧力変動が大きくなるように減圧弁8を駆動したにもかかわらず、燃料圧センサ7が正常に動作しないと、各圧力値P1,P2,P3’に差がなく、従って、判定用圧力変化量Px は異常判定値よりも小さくなる。
本異常判定処理を繰り返し実行して、次の180度回転した判定タイミングでは、それまでの間に、高圧燃料供給ポンプ4から燃料供給が行われると共に、移送量が増量される。燃料供給が開始されると、コモンレール2の燃料圧が上昇し、しかも、増量された分だけ燃料圧が通常時よりも高くなる。
S110〜S130の処理の実行により、第1記憶エリアM1に燃料圧PM1として記憶された回転角度が180度前の燃料圧P3’、第2記憶エリアM2に燃料圧PM2として記憶された回転角度が90度前の燃料圧P4、第3記憶エリアM3に燃料圧PM3として記憶されたこのときの燃料圧P5’が取得される。S140処理の実行により、下記のように判定用圧力変化量Px を算出する。
Px =|P3’−P4|+|P4−P5’|
高圧燃料供給ポンプ4からの移送量増量により検出される圧力値P4,P5’が通常の図4に示す変化より大きく変化する。従って、|P3’−P4|項及び|P4−P5’|項の値が大きくなり、それにより、判定用圧力変化量Px も大きくなる。これらの圧力値P3’,P4,P5’を燃料圧センサ7が正常に動作して検出していると、判定用圧力変化量Px は異常判定値を超える。
しかし、圧力変動が大きくなるように高圧燃料供給ポンプ4からの移送量を増量したにもかかわらず、燃料圧センサ7が正常に動作しないと、検出される各圧力値P3’,P4,P5’に差がなく、従って、判定用圧力変化量Px は異常判定値よりも小さくなる。尚、S160とS250との異常判定値は、同じ値であってもよく、あるいは、実験等により別の値を設定するようにしてもよい。
本異常判定処理を繰り返し実行し、他の気筒3,4に対応する判定タイミングでも同様に実行される。S250の処理により、判定用圧力変化量Px が予め設定された異常判定値よりも小さいと判断すると(S250:YES)、本異常回数カウンタをカウントアップする(S260)。
一方、判定用圧力変化量Px が異常判定値を超えているときには(S250:NO)、燃料圧センサ7が正常であると判断して、本異常回数カウンタをクリアする(S310)。そして、本異常判定処理を繰り返し実行する。
本異常回数カウンタをカウントアップした後は、本異常回数カウンタ値が予め設定された所定値以上か否かを判断する(S270)。所定値以上でないときには(S270:NO)、S210以下の処理を実行して、運転状態に応じて高圧燃料供給ポンプ4からの移送量増量指令、及び減圧弁8の駆動指令を実行する。
そして、回転角度が180度毎に繰り返し実行して、S250の処理により判定用圧力変化量Px が異常判定値より小さいと連続して判断した本異常回数カウンタ値が所定値以上となると、燃料圧センサ7が正常に動作していないと判定して、本異常を確定する(S280)。本異常を確定した後、高圧燃料供給ポンプ4からの移送量増量指令をクリアすると共に(S290)、減圧弁8の駆動指令をクリアする(S300)。尚、本異常の確定により、運転者に燃料圧センサ7が異常であるとの報知をするとよい。
このように、燃料圧センサ7により検出した燃料圧の変化が小さいときには、まず、燃料圧センサ7が異常であると仮判定する。そして、異常と仮判定された後、高圧燃料供給ポンプ4からの移送量を増量して、また、減圧弁8を駆動して減圧し、コモンレール2の燃料圧の変化を大きくする。燃料圧センサ7により検出した燃料圧の変化が小さいときは、燃料圧センサ7が異常であると本判定する。
従って、燃料噴射弁5がリーク燃料の小さい、あるいはリーク燃料のない構造のものでは燃料噴射前後のコモンレール2の燃料圧の変化は小さい。このような燃料噴射弁5が用いられ、燃料噴射弁5からの燃料噴射前後のコモンレール2の燃料圧の変化が小さい場合でも、燃料噴射弁5からのリーク燃料の有無にかかわらず、燃料圧センサ7の異常検出を的確に行うことができる。
高圧燃料供給ポンプ4からの燃料移送期間に応じて燃料圧を燃料圧センサ7により検出することにより、大きな燃料圧の変化が生じるときに燃料圧を検出することができ、燃料圧センサ7の異常検出をより的確に行うことができる。
尚、本実施形態では、S160〜S200の処理の実行が仮異常判定手段として働き、S210〜S280の処理の実行が本異常判定手段として働く。
以上本発明はこの様な実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
1…内燃機関 2…コモンレール
3…燃料タンク 4…高圧燃料供給ポンプ
5…燃料噴射弁 6…電子制御ユニット
7…燃料圧センサ 8…減圧弁
10…フィードポンプ 14…圧力調量弁
17…高圧配管 18…回転センサ
21…燃焼室 22…本体
24…高圧流路 28…噴孔
30…ノズルニードル 38…弁室
44…弁体 50…ピエゾアクチュエータ

Claims (7)

  1. 内燃機関の気筒内に燃料を噴射する燃料噴射弁と、
    高圧燃料供給ポンプから供給される高圧燃料を蓄え前記燃料噴射弁に燃料を供給するコモンレールと、
    前記コモンレールの燃料圧を検出する燃料圧検出手段とを備え、
    前記燃料圧検出手段により検出した前記燃料圧に基づいて前記コモンレールの燃料圧を制御する蓄圧式燃料噴射装置において、
    前記燃料圧検出手段により検出した前記燃料圧の変化が小さいときに、前記燃料圧検出手段が異常であると仮判定する仮異常判定手段と、
    前記仮異常判定手段により異常と仮判定された後、前記高圧燃料供給ポンプからの燃料移送量を増量し、前記燃料圧検出手段により検出した前記増量による前記燃料圧の変化が小さいときに、前記燃料圧検出手段が異常であると本判定する本異常判定手段とを備えたことを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
  2. 内燃機関の気筒内に燃料を噴射する燃料噴射弁と、
    高圧燃料供給ポンプから供給される高圧燃料を蓄え前記燃料噴射弁に燃料を供給するコモンレールと、
    前記コモンレールの燃料圧を検出する燃料圧検出手段とを備え、
    前記燃料圧検出手段により検出した前記燃料圧に基づいて前記コモンレールの燃料圧を制御する蓄圧式燃料噴射装置において、
    前記コモンレールの燃料圧を減圧する減圧弁と、
    前記燃料圧検出手段により検出した前記燃料圧の変化が小さいときに、前記燃料圧検出手段が異常であると仮判定する仮異常判定手段と、
    前記仮異常判定手段により異常と仮判定された後、前記減圧弁により減圧し、前記燃料圧検出手段により検出した前記減圧による前記燃料圧の変化が小さいときに、前記燃料圧検出手段が異常であると本判定する本異常判定手段とを備えたことを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
  3. 内燃機関の気筒内に燃料を噴射する燃料噴射弁と、
    高圧燃料供給ポンプから供給される高圧燃料を蓄え前記燃料噴射弁に燃料を供給するコモンレールと、
    前記コモンレールの燃料圧を検出する燃料圧検出手段とを備え、
    前記燃料圧検出手段により検出した前記燃料圧に基づいて前記コモンレールの燃料圧を制御する蓄圧式燃料噴射装置において、
    前記燃料圧検出手段により検出した前記燃料圧の変化が小さいときに、前記燃料圧検出手段が異常であると仮判定する仮異常判定手段と、
    前記仮異常判定手段により異常と仮判定された後、前記高圧燃料供給ポンプからの燃料移送量を増量し、前記高圧燃料供給ポンプからの燃料移送期間に応じて前記燃料圧を前記燃料圧検出手段により検出し、検出した前記燃料圧の変化が小さいときに、前記燃料圧検出手段が異常であると本判定する本異常判定手段とを備えたことを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
  4. 内燃機関の気筒内に燃料を噴射する燃料噴射弁と、
    高圧燃料供給ポンプから供給される高圧燃料を蓄え前記燃料噴射弁に燃料を供給するコモンレールと、
    前記コモンレールの燃料圧を検出する燃料圧検出手段とを備え、
    前記燃料圧検出手段により検出した前記燃料圧に基づいて前記コモンレールの燃料圧を制御する蓄圧式燃料噴射装置において、
    前記コモンレールの燃料圧を減圧する減圧弁と、
    前記燃料圧検出手段により検出した前記燃料圧の変化が小さいときに、前記燃料圧検出手段が異常であると仮判定する仮異常判定手段と、
    前記仮異常判定手段により異常と仮判定された後、前記減圧弁により減圧し、前記高圧燃料供給ポンプからの燃料移送期間に応じて前記燃料圧を前記燃料圧検出手段により検出し、検出した前記燃料圧の変化が小さいときに、前記燃料圧検出手段が異常であると本判定する本異常判定手段とを備えたことを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
  5. 前記本異常判定手段は、前記燃料噴射弁からの燃料噴射後で、かつ、前記高圧燃料供給ポンプからの燃料移送期間以外のときに、前記減圧弁により減圧することを特徴とする請求項2又は請求項4のいずれかに記載の蓄圧式燃料噴射装置。
  6. 前記仮異常判定手段は、前記燃料噴射弁からの燃料噴射前後の前記燃料圧を前記燃料圧検出手段により検出し、前記燃料圧の変化が小さいときに、前記燃料圧検出手段が異常であると仮判定することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の蓄圧式燃料噴射装置。
  7. 前記仮異常判定手段は、前記高圧燃料供給ポンプからの燃料移送期間に応じて前記燃料圧を前記燃料圧検出手段により検出し、前記燃料圧の変化が小さいときに、前記燃料圧検出手段が異常であると仮判定することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の蓄圧式燃料噴射装置。
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