JP2010174736A - インジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ニードルが閉弁しなくなった場合に噴射流体が噴射されっ放しになってしまうことを防止する。
【解決手段】噴射流体が流れる噴射流体通路部27、34、62、212、222、233、および噴射流体通路部を流れた噴射流体を噴射する噴孔28が形成されたハウジング20と、噴孔28を開閉するニードル30と、ニードル30を駆動する駆動部40と、噴射流体通路部における噴射流体の動圧が過大になったときに噴射流体通路部から噴孔28への噴射流体の供給を遮断する遮断弁95とを備える。例えば、遮断弁95はボール弁で構成することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、流体を噴射するインジェクタに関し、特に噴射流体と異なる作動流体を用いて駆動力を伝達するインジェクタに好適である。
従来、この種のインジェクタが特許文献1に記載されている。この従来技術では、ニードル(針弁)に対してばねの弾性力が閉弁方向に作用しており、ニードルを作動流体(作動油)の圧力によってばねの弾性力に抗して駆動することにより噴射流体の噴射を断続している。
実開昭63−4365号公報
しかしながら、上記従来技術では、故障によって噴射流体が噴射されっ放しになってしまう虞がある。例えば、ばねが破損してニードルに弾性力を作用させることができなくなった場合には、ニードルを閉弁させることができなくなって開弁しっ放しになってしまうので、噴射流体が噴射されっ放しになってしまう。また、作動流体の圧力が過大になる等、ニードルの駆動機構に異常が発生した場合にも、ニードルが開弁しっ放しになって噴射流体が噴射されっ放しになってしまう虞がある。
本発明は上記点に鑑みて、ニードルが閉弁しなくなった場合に噴射流体が噴射されっ放しになってしまうことを防止することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、噴射流体が流れる噴射流体通路部(27、34、62、212、222、233)、および噴射流体通路部を流れた噴射流体を噴射する噴孔(28)が形成されたハウジング(20)と、
噴孔(28)を開閉するニードル(30)と、
ニードル(30)を駆動する駆動部(40)と、
噴射流体通路部における噴射流体の動圧が過大になったときに噴射流体通路部への噴射流体の流入を遮断する遮断弁(95)とを備えることを特徴とする。
これによると、噴射流体通路部における噴射流体の動圧が過大になると遮断弁(95)が噴射流体通路部から噴孔(28)への噴射流体の供給を遮断するので、噴射流体通路部における噴射流体の動圧が過大になった場合、すなわちニードル(30)が閉弁しなくなった場合に噴射流体が噴射されっ放しになってしまうことを防止できる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のインジェクタにおいて、遮断弁(95)は、
前記動圧の作用によって変位する球状の弁体(96)と、
前記動圧の作用方向に変位した弁体(96)が着座する弁座(97)と、
弁体(96)に対して弁座(97)から離れる方向に弾性力を作用させる弾性部材(98)とを有していることを特徴とする。
これによると、遮断弁(95)は、噴射流体の動圧を利用して噴射流体通路部への噴射流体の流入を遮断することができるので、遮断弁(95)の構成を簡素化できる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載のインジェクタにおいて、遮断弁(95)が閉弁状態にあることを検出する検出手段(44)を備えることを特徴とする。
これによると、遮断弁(95)が閉弁状態にあることを検出手段(44)によって検出するので、インジェクタの故障を速やかに検出することができる。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載のインジェクタにおいて、駆動部(40)からの駆動力をニードル(30)に伝達する駆動力伝達部(50)と、
ハウジング(20)に形成され、噴射流体と異なる流体である作動流体が封入された作動流体封入部(211、221)と、
ハウジング(20)内に配置され、噴射流体通路部と作動流体封入部との間を仕切る仕切部材(60)と、
噴射流体通路部および作動流体封入部に接続され、噴射流体通路部における噴射流体の圧力と作動流体封入部における作動流体の圧力とを均衡させる圧力調整部(70)とを備え、
駆動部(40)は、駆動電圧が印可されることにより伸長する圧電素子(41)を有し、
駆動力伝達部(50)は、圧電素子(41)の伸長による駆動力を、作動流体封入部から供給される作動流体を介してニードル(30)に伝達するとともに、ニードル(30)の変位量を圧電素子(41)の伸長量に対して拡大させる変位拡大室(54)を有し、
検出手段(44)は、圧電素子(41)の駆動電圧を監視することによって遮断弁(95)が閉弁状態にあることを検出することを特徴とする。
これによると、遮断弁(95)が閉弁状態になって噴射流体通路部への噴射流体の流入を遮断すると、噴射流体通路部における噴射流体の圧力が低下する。すると、圧力調整部(70)は、作動流体封入部における作動流体の圧力を低下させて、噴射流体通路部における噴射流体の圧力と作動流体封入部における作動流体の圧力とを均衡させる。
その結果、圧電素子(41)に作用する作動流体の圧力負荷が小さくなるので、圧電素子(41)に駆動電圧を印可し始めてから駆動電圧が所定電圧値(V1)まで上昇するまでに要する時間(ΔT2)は、遮断弁(95)が開弁状態にあるときの当該時間(ΔT1)と比較して短くなる(後述する図6を参照)。
したがって、圧電素子(41)の駆動電圧を監視するといった簡便な手段によって、遮断弁(95)が閉弁状態にあることを検出することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態における燃料噴射システムの全体構成図である。 図1のインジェクタの断面図である。 図2のスペーサ近傍部位の拡大図である。 図2のダイヤフラム近傍部位の拡大図である。 図2の圧力調整部近傍部位の拡大図である。 一実施形態における圧電素子駆動電圧の時間変化を示すグラフである。
本発明の一実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。本実施形態は、本発明のインジェクタを車両の内燃機関用燃料噴射システムに適用したものである。図1に示すように、燃料噴射システム100は、インジェクタ10、燃料ボンベ11、サージタンク12、配管部13および逆止弁部14を備えている。
図示を省略しているが、インジェクタ10は、車両の内燃機関(以下、エンジンと言う)の気筒数に応じて各気筒に備えられる。一般的には、例えばエンジンが4気筒である場合には、インジェクタ10は合計4個備えられる。
燃料ボンベ11は、例えば水素やCNG(圧縮天然ガス)などの燃料となる噴射流体を気体状態で貯えている。配管部13は、燃料ボンベ11とインジェクタ10との間を接続している。サージタンク12は、配管部13の途中に設けられている。
サージタンク12は、燃料ボンベ11から供給された噴射流体を、燃料ボンベ11に貯えられている噴射流体よりも低圧で保持する。配管部13の途中に容量の大きなサージタンク12を設けることにより、インジェクタ10へ供給される噴射流体の圧力変動が低減される。
サージタンク12と配管部13の燃料ボンベ11側との間には、逆止弁部14が設けられている。逆止弁部14は、逆止弁通路15および逆止弁16を有している。逆止弁16は、サージタンク12の圧力が過大になると開弁する。これにより、サージタンク12の圧力が過大になると、サージタンク12から燃料ボンベ11側へ噴射流体が戻される。
図2に示すように、インジェクタ10は、ハウジング20、ニードル30、駆動部40、駆動力伝達部50、仕切部材としてのダイアフラム60、および圧力調整部70を備えている。
ハウジング20は、ボディ21、スペーサ22、パイプ23およびノズルボディ24を有している。ボディ21は筒状に形成され、その中心部に駆動部40および駆動力伝達部50を収容する収容孔部211を有している。収容孔部211はボディ21を軸方向に貫いている。
ボディ21は、収容孔部211の径方向外側に燃料供給部25を有している。燃料供給部25には、燃料である噴射流体が配管部13を経由して供給される。ボディ21は、収容孔部211を挟んで燃料供給部25と反対側に圧力調整部70を有している。
ボディ21は、噴射流体が流れる2つの噴射流体孔部212、213を収容孔部211の径方向外側に有している。一方の噴射流体孔部212は、主にボディ21の軸方向に延びており、一端部が燃料供給部25に接続している。他方の噴射流体孔部213は、主にボディ21の軸方向に延びており、一端部が圧力調整部70に接続している。
ボディ21は、先端側すなわち軸方向において燃料供給部25および圧力調整部70と反対側がスペーサ22に接している。スペーサ22は、筒状に形成され、軸方向の一端部がボディ21に接し、他端部がダイアフラム60に接している。ダイアフラム60は、膜板状に形成され、一方の面がスペーサ22に接し、他方の面がパイプ23に接している。
すなわち、スペーサ22およびダイアフラム60は、ボディ21とパイプ23との間に挟み込まれている。パイプ23は、スペーサ22と反対側の端部にノズルボディ24を保持している。すなわち、ノズルボディ24はパイプ23の端部に固定されている。
これらスペーサ22、ダイアフラム60、パイプ23およびノズルボディ24は、リテーニングナット26によってボディ21に固定されている。これにより、ボディ21、スペーサ22、パイプ23およびノズルボディ24は、一体のハウジング20を構成している。
図3に示すように、スペーサ22は、その中心部を軸方向に貫く孔部221を有している。孔部221は、ボディ21の収容孔部211に接続している。また、スペーサ22は、噴射流体が流れる2つの流体孔部222、223を孔部221の径方向外側に有している。
一方の流体孔部222は、スペーサ22を軸方向に貫いており、ボディ21の噴射流体孔部212の他端部(燃料供給部25と反対側の端部)に接続している。他方の流体孔部223は、スペーサ22を軸方向に貫いており、ボディ21の噴射流体孔部213の他端部(圧力調整部70と反対側の端部)に接続している。
パイプ23は、その中心部を軸方向に貫く小径孔部231および大径孔部232を有している。小径孔部231および大径孔部232は同軸上に設けられている。小径孔部231は、大径孔部232のスペーサ22側の端部に接続している。
また、パイプ23は、噴射流体が流れる2つの流体孔部233、234を小径孔部231の径方向外側に有している。一方の流体孔部233は、一端部がスペーサ22の流体孔部222に接続し、他端部が大径孔部232に接続している。他方の流体孔部234は、一端部がスペーサ22の流体孔部223に接続し、他端部が大径孔部232に接続している。
図2に示すようにノズルボディ24は、その中心部を軸方向に貫くニードル孔241を有している。ニードル孔241の内径は、ニードル30の外径よりもやや大きくなっている。
ニードル孔241の内壁とニードル30の外壁との間には、噴射流体が流れる噴射流体通路27が形成されている。噴射流体通路27は、パイプ23側の端部がパイプ23の大径孔部232に接続している。ノズルボディ24は、先端すなわちニードル孔241の開口側の端部に噴孔28を有している。また、ノズルボディ24は、噴孔28の径方向外側にシート部29を有している。
ニードル30は、全体として円柱状に形成され、噴孔28側の先端部にシール部31を有している。ニードル30のシール部31がノズルボディ24のシート部29に接してシール部31がシート部29に着座すると、ノズルボディ24先端の噴孔28が閉塞される。一方、ニードル30のシール部31がノズルボディ24のシート部29から離れてシール部31がシート部29から離座すると、ノズルボディ24先端の噴孔28が開放される。
図3に示すように、ニードル30は、シール部31と反対側の端部に小径部32を有している。小径部32は、スペーサ22の孔部221内に位置している。小径部32にはキャップ33が溶接等によって固定されている。キャップ33は小径部32に圧入されている。
図2に示すように、ニードル30とパイプ23の大径孔部232との間には噴射流体室34が形成されている。噴射流体室34は、ニードル30の外壁と、大径孔部232の内壁と、ノズルボディ24のパイプ23側の端面242とに囲まれて形成されている。
噴射流体室34は、スペーサ22側の端部が2つの流体孔部233、234に接続している。噴射流体室34は、流体孔部233、234と反対側の端部がノズルボディ24内の噴射流体通路27に接続している。
噴射流体室34には弾性部材35が収容されている。本例では、弾性部材35として断面矩形状の角ばねを用いている。弾性部材35の一端部はノズルボディ24のパイプ23側の端面242に接している。弾性部材35の他端部はニードル30に係止されている。
弾性部材35は、ニードル30に対して閉弁方向に弾性力を作用させている。すなわち弾性部材35からニードル30に作用する弾性力の方向は、ニードル30のシール部31がノズルボディ24のシート部29に着座する方向になっている。
駆動部40は、例えばピエゾ素子などが積層された圧電素子41を有している。圧電素子41は、配線部42および端子部43を介して制御装置44に接続されている。圧電素子41は、制御装置44からの通電の断続によって伸縮する。より具体的には、圧電素子41は、制御装置44から駆動電圧が印可されていないときに全長が最短になり、制御装置44から駆動電圧が印可されたときに伸長する。
駆動部40の端子部43は、ボディ21のうち噴孔28と反対側の端部に設けられている。制御装置44としては、例えばECU(Electronic Control Unit)を用いることができる。ECUは、CPU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピュータを備え、マイクロコンピュータに記憶された各種処理を順に実行する。
駆動力伝達部50は、第1ピストン51および第2ピストン52を有している。第1ピストン51は、噴孔28と反対側の端部が駆動部40の圧電素子41に接続している。これにより、第1ピストン51は、圧電素子41の伸縮にしたがって軸方向に往復移動する。
第2ピストン52は、第1ピストン51側の端部が第1ピストン51と空隙54を介して対向している。図3に示すように、第2ピストン52は、第1ピストン51と反対側の端部がキャップ33を介してニードル30に接している。
図2に示すように、第1ピストン51および第2ピストン52は、筒状のガイド部材53に摺動可能に収容されている。ガイド部材53は、例えば圧入などによりボディ21の収容孔部211に固定されている。ガイド部材53は、ボディ21とともにハウジング20を構成している。
第1ピストン51と第2ピストン52との間の空隙54は、ガイド部材53と第1ピストン51と第2ピストン52とに囲まれた空間であり、第2ピストン52の変位量を第1ピストン51の変位量に対して拡大する変位拡大室としての役割を果たす。
収容孔部211には作動流体が封止されている。作動流体は、噴射流体と種類の異なる流体であり、本例ではシリコンオイルなどの液体が用いられている。作動流体は、ボディ21と圧電素子41との間、およびガイド部材53と第1、第2ピストン51、52との間を潤滑する。
また、作動流体は、ガイド部材53と第1、第2ピストン51、52との摺動部分を経由して変位拡大室54に流入する。これにより、圧電素子41によって駆動された第1ピストン51の駆動力は、変位拡大室54に貯えられている作動流体を介して第2ピストン52に伝達される。
第2ピストン52の断面積は第1ピストン51の断面積よりも小さい。そのため、第1ピストン51の変位が変位拡大室54の作動流体を介して第2ピストン52へ伝わることにより、第2ピストン52の変位量は第1ピストン51の変位量よりも大きくなる。
すなわち、第2ピストン52の移動量は圧電素子41の伸長量に対して拡大される。したがって、第2ピストン52によって押されるニードル30の移動量も圧電素子41の伸長量に対して拡大される。
図3に示すように、スペーサ22の孔部221の内径は、キャップ33の外径よりもわずかに大きい。そのため、孔部221とキャップ33との間には、ボディ21の収容孔部211から作動流体が流入する。
第2ピストン52とガイド部材53との間には、例えばコイルばねなどの弾性部材55が設けられている。弾性部材55は、第2ピストン52に対して、ガイド部材53から遠ざかる方向すなわちニードル30側へ押し付ける方向に弾性力を作用させる。
図4に示すように、ダイアフラム60はスペーサ22とパイプ23との間に挟み込まれている。ダイアフラム60は、その中心部に孔部61を有している。ニードル30の小径部32は孔部61を貫いている。
ダイアフラム60は、噴射流体が流れる2つの流体孔部62、63を孔部61の径方向外側に有している。一方の流体孔部62は、スペーサ22の流体孔部222とパイプ23の流体孔部233とを接続している。他方の流体孔部63は、スペーサ22の流体孔部223とパイプ23の流体孔部234とを接続している。
図2および図5に示すように、圧力調整部70はピストン部材71を有している。ピストン部材71は、ボディ21に形成された収容室72に軸方向に往復移動可能に収容されている。収容室72は、その端部がプラグ73によって密閉されている。
収容室72にピストン部材71を収容することにより、収容室72内の空間は、プラグ73と反対側の噴射流体室74と、プラグ73側の作動流体室75とに仕切られることとなる。
噴射流体室74は、ボディ21に形成された噴射流体孔部76を介して噴射流体孔部213に接続している。これにより、噴射流体室74に噴射流体が導入される。作動流体室75は、ボディ21に形成された作動流体孔部77を介して収容孔部211に接続している。これにより、作動流体室75に作動流体が導入される。
図5に示すように、ピストン部材71は、噴射流体室74側の端部に噴射流体受圧面78を有し、作動流体室75側の端部に作動流体受圧面79を有している。図5の例では、噴射流体受圧面78と作動流体受圧面79は互いに同一の面積に設定されている。
ピストン部材71と収容室72の内壁との間には、噴射流体室74と作動流体室75との間を密にシールするシール部材81が設けられている。これにより、ピストン部材71の移動を確保しつつ、噴射流体室74と作動流体室75との間の流体の流れが遮断されている。
噴射流体室74には、例えばコイルばねなどの弾性部材82が収容されている。また、作動流体室75にも、例えばコイルばねなどの弾性部材83が収容されている。この2つの弾性部材82、83は、噴射流体および作動流体の圧力が加わっていないときに、ピストン部材71を初期位置である収容室72の中間部に位置させる。
ダイアフラム60は、ハウジング20内に配置され、噴射流体が流れる噴射流体通路部と、作動流体が封入された作動流体封入部との間を仕切る仕切り部材としての役割を果たす。
ここで、噴射流体通路部は、燃料供給部25と噴孔28との間に設けられる通路であり、本例では、ボディ21の噴射流体孔部212、スペーサ22の流体孔部222、ダイアフラム60の流体孔部62、パイプ23の流体孔部233および噴射流体室34、ならびにノズルボディ24の噴射流体通路27で構成されている。
また、作動流体封入部は、変位拡大室54に接続する空間であり、本例では、ボディ21の収容孔部211、およびスペーサ22の孔部221で構成されている。
ダイアフラム60は、より具体的には、スペーサ22とパイプ23との間に挟み込まれることにより、スペーサ22の孔部221とパイプ23の小径孔部231との間を仕切っている。
図4に示すように、スペーサ22とダイアフラム60との間には、スペーサ22の孔部221から作動流体が流入する作動流体室91が形成されている。一方、パイプ23とダイアフラム60との間には、パイプ23の小径孔部231から噴射流体が流入する噴射流体室92が形成されている。
これにより、ダイアフラム60は、噴射流体室92の噴射流体と作動流体室91の作動流体とから力を受ける。噴射流体室92に面するダイアフラム60の面積と作動流体室91に面するダイアフラム60の面積は、互いに同一に設定されている。
ニードル30の小径部32の外周側においてキャップ33とダイアフラム60との間には、伸縮可能なパッキン93が設けられている。パッキン93は、軸方向の一端部がキャップ33の下端部すなわち噴孔28側の端部に密着し、軸方向の他端部がダイアフラム60の上面すなわちキャップ33側の面に密着している。これにより、パイプ23の小径孔部231の噴射流体とスペーサ22の孔部221の作動流体との混合は防止される。
図2に示すように、ボディ21内において噴射流体通路部の入口部、すなわち噴射流体孔部212の燃料供給部25側部位には、噴射流体通路部における噴射燃料の動圧が過大になったときに噴射流体通路部から噴孔28への噴射燃料の供給を遮断する遮断弁95が設けられている。
本例では、遮断弁95としてボール弁を用いている。具体的には、遮断弁95は、噴射流体の動圧の作用によって変位する球状の弁体96と、噴射流体の動圧の作用方向に変位した弁体96が着座する弁座97と、弁体96に対して弁座97から離れる方向に弾性力を作用させる弾性部材98とで構成されている。
弁座97は、ボディ21に形成されており、弁体96よりも噴射流体の動圧の作用方向側、すなわち燃料供給部25と反対側に配置されている。弾性部材98は、例えばコイルばね等が用いられる。なお、遮断弁95としてニードル弁等を用いてもよい。
次に、上記構成におけるインジェクタ10の作動について簡単に説明する。駆動部40に通電していないとき、駆動部40の圧電素子41の全長は最短となる。そのため、第1ピストン51は圧電素子41から力を受けない。
これにより、変位拡大室54を挟んで第1ピストン51と対向する第2ピストン52、および第2ピストン52と接するニードル30は、駆動部40の圧電素子41から力を受けない。その結果、ニードル30は、弾性部材35の弾性力によって第2ピストン52側に押し上げられており、シール部31がシート部29に着座している。したがって、駆動部40に通電していないときは、噴孔28から噴射流体は噴射されない。
駆動部40に通電すると、駆動部40の圧電素子41は全長が拡大する。そのため、圧電素子41は、第1ピストン51を変位拡大室54側へ駆動する。第1ピストン51が変位拡大室54側へ変位することにより、第1ピストン51の駆動力が変位拡大室54の作動流体を介して第2ピストン52に伝達される。
このとき、変位拡大室54に面する第1ピストン51の断面積に比較して第2ピストン52の断面積は小さいため、第2ピストン52の変位量は第1ピストン51の変位量に対して拡大される。第2ピストン52が変位すると、ニードル30の端部に設けられているキャップ33は第2ピストン52によってノズルボディ24側に押し付けられる。
これにより、キャップ33と一体のニードル30は、弾性部材35の弾性力に抗してノズルボディ24側すなわち図2の下方側に変位する。このとき、ニードル30と一体のキャップ33の変位によって、キャップ33とダイアフラム60との間に挟み込まれているパッキン93は圧縮される。
ニードル30がノズルボディ24側に変位することにより、ニードル30のシール部31はノズルボディ24のシート部29から離座する。したがって、駆動部40に通電すると噴孔28から噴射流体が噴射される。
再び駆動部40への通電を停止すると、圧電素子41の全長は減少する。そのため、第1ピストン51を変位拡大室54側へ押し付ける力が消滅し、第1ピストン51は変位拡大室54の作動流体から圧電素子41側へ力を受ける。
これにより、第1ピストン51は、圧電素子41の短縮とともに圧電素子41側へ移動する。第1ピストン51が圧電素子41側へ移動することにより変位拡大室54の作動流体の圧力も低下するため、第2ピストン52およびニードル30を押し付ける力も低下する。
そのため、ニードル30および第2ピストン52は、弾性部材35の弾性力により再びボディ21側すなわち図2の上方側に変位する。その結果、ニードル30のシール部31はノズルボディ24のシート部29に再び着座する。したがって、駆動部40への通電を停止することにより、噴孔28からの噴射流体の噴射が終了する。
以上のように、駆動部40への通電を断続することにより、噴孔28からの噴射流体の噴射も断続される。なお、噴孔28からの噴射流体の噴射が断続される通常作動時においては、噴射流体通路部(噴射流体孔部212等)における噴射燃料の流速および動圧が過大にならないので、遮断弁95は開弁している。
次に、圧力調整部70の作動、およびこれによるダイアフラム60の変形の低減について説明する。圧力調整部70のピストン部材71は、上述のように噴射流体通路部に接続する噴射流体室74と作動流体封入部に接続する作動流体室75との間に設けられている。ピストン部材71は、収容室72を形成するボディ21の内側を軸方向に移動可能である。
そのため、噴射流体室74における噴射流体の圧力または作動流体室75における作動流体の圧力が変化すると、ピストン部材71は収容室72の内部を移動する。ピストン部材71が移動することにより、噴射流体室74の噴射流体の圧力と作動流体室75の作動流体の圧力は均衡が図られる。例えば燃料である噴射流体の欠乏などにより噴射流体の圧力が低下すると、ピストン部材71には噴射流体室74側へ移動する力が加わる。
ピストン部材71は、噴射流体室74に面する噴射流体受圧面78と作動流体室75に面する作動流体受圧面79とが互いに同一の面積を有している。そのため、噴射流体室74における噴射流体の圧力が低下すると、ピストン部材71が噴射流体室74の噴射流体から受ける力よりも作動流体室75の作動流体から受ける力が大きくなる。これにより、ピストン部材71が噴射流体室74側へ移動し、噴射流体室74の容積は減少する。
噴射流体室74の容積が減少することにより、密閉された作動流体封入部に封入されている作動流体の圧力は低下する。その結果、噴射流体室74に接続する噴射流体通路部における噴射流体の圧力と、作動流体室75に接続する作動流体封入部における作動流体の圧力とが同一に維持される。
このように圧力調整部70のピストン部材71の移動によって噴射流体の圧力と作動流体の圧力との均衡が図られる。そのため、噴射流体室92を形成するパイプ23と作動流体室91を形成するスペーサ22との間に挟まれるダイアフラム60では、噴射流体室92に存在する噴射流体から受ける力と作動流体室91に存在する作動流体から受ける力とが均衡する。これにより、噴射流体と作動流体との圧力差によるダイアフラム60の変形、具体的にはスペーサ22側またはパイプ23側への変形が低減される。
また、噴射流体または作動流体に生じる圧力の変化は、圧力調整部70のピストン部材71の移動によって低減される。そのため、例えば圧力脈動などによって噴射流体に圧力の変化が生じても、その変化はピストン部材71の移動によって吸収される。その結果、噴射流体の圧力変化にともなうダイアフラム60の振動は低減される。
このように、ダイアフラム60の変形および振動を低減することにより、ダイアフラム60の強度および耐久性を確保するためにダイアフラム60の板厚を増加させる必要がない。換言すれば、ダイアフラム60を薄くしても強度および耐久性を確保することができる。
そのため、ニードル30およびダイアフラム60を駆動するために駆動部40に要求される駆動力は低減される。その結果、駆動部40の大型化および消費電力の増大が抑制される。
本例では、圧力調整部70の噴射流体受圧面78と作動流体受圧面79とを互いに同一の面積としているため、圧力調整部70は噴射流体と作動流体とを同一の圧力に調整する。そのため、ニードル30が噴射流体側から受ける力と作動流体側から受ける力とが均衡する。
これにより、ニードル30を駆動するための駆動部40の駆動力、および弾性部材35の弾性力がいずれも小さく設定される。したがって、駆動部40および弾性部材35の大型化を低減することができ、駆動時の応答性を高めることができる。
また、スペーサ22とパイプ23との間にダイアフラム60を挟み込むことにより、例えば水素などの気体の噴射流体とシリコンオイルなどの液体の作動流体との混合が防止される。これにより、作動流体に噴射流体の気泡が含まれることが防止される。したがって、気泡による作動流体の流動不良、および作動流体の流動不良にともなう駆動部および駆動力伝達部の動作不良を防止することができる。
次に、上記構成におけるインジェクタ10の故障時の作動について説明する。万が一、弾性部材35が破損した場合には、ニードル30を弾性部材35の弾性力によって第2ピストン52側に押し上げてシール部31をシート部29に着座させることができなくなる。換言すれば、噴孔28を閉塞することができなくなって噴孔28が開きっ放しになってしまう。
このため、噴孔28から噴射流体が噴射されっ放しになってしまうのであるが、噴孔28から噴射流体が噴射されっ放しになると噴射流体通路部(噴射流体孔部212等)における噴射燃料の流速および動圧が過大になるので、噴射燃料の過大な動圧によって遮断弁95が速やかに閉弁される。
具体的には、遮断弁95の弁体96が噴射流体の過大な動圧を受けることで弾性部材98の弾性力に抗して弁座97に速やかに着座する。その結果、噴射流体通路部から噴孔28への噴射燃料の供給が速やかに遮断され、噴孔28からの噴射流体の噴射が速やかに停止される。したがって、インジェクタ10の故障時に噴射流体が噴射されっ放しになることを防止できる。
本例では、遮断弁95としてボール弁を用いているので、噴射流体の動圧を利用して噴孔28への噴射燃料の供給を遮断することができる。このため、遮断弁95の構成を簡素化できる。
図6は、本実施形態における圧電素子41に対する印可電圧(以下、圧電素子駆動電圧と言う。)の時間変化を示すグラフであり、実線が故障時すなわち遮断弁95の閉弁時を示し、2点鎖線が正常時すなわち遮断弁95の開弁時を示している。
図6中、圧電素子駆動電圧の電圧値V1は、ニードル30が噴孔28を閉塞している時における圧電素子41に対する印可電圧の値である。以下、この電圧値V1を閉弁電圧値と言う。
上記構成においては、圧電素子41が伸長する際に作動流体の圧力負荷が作用する。換言すれば、駆動部40に駆動電圧が印可されると、圧電素子41は作動流体の圧力に抗して全長を拡大する。
したがって、駆動部40に駆動電圧を印可し始めてから駆動電圧が所定電圧値V1まで上昇するまでにある程度の時間を要することとなる。駆動部40に駆動電圧を印可し始めてから駆動電圧が所定電圧値V1まで上昇するまでに要する時間を以下、駆動電圧上昇時間と言う。
図6のΔT1は正常時における駆動電圧上昇時間を示している。駆動電圧上昇時間ΔT1は、圧電素子41に作用する作動流体の圧力負荷が大きいほど長くなり、圧電素子41に作用する作動流体の圧力負荷が大きいほど短くなる。
一方、図6のΔT2は故障時における駆動電圧上昇時間を示している。故障時における駆動電圧上昇時間ΔT2は正常時における駆動電圧上昇時間ΔT1と比較して大幅に短くなる。これは以下の理由による。
故障時においては、遮断弁95が閉弁されることによって噴射流体室74における噴射流体の圧力は著しく低下する。すると、圧力調整部70の作動によって作動流体室75の作動流体の圧力も著しく低下する。その結果、故障時には、圧電素子41に作用する作動流体の圧力負荷が著しく小さくなるので、駆動電圧上昇時間が正常時と比較して大幅に短くなるのである。
したがって、制御装置44が圧電素子駆動電圧をモニター(監視)することによって、遮断弁95が閉弁状態にあることを検出することができる。例えば、制御装置44は、駆動電圧上昇時間が予め設定された所定時間よりも短いときに遮断弁95が閉弁状態にあると判定することができる。
このように、本実施形態では、制御装置44は、遮断弁95が閉弁状態にあることを検出する検出手段としての役割を果たす。このため、インジェクタ10の故障を速やかに検出することができるので、ランプやブザーの作動等により運転者にインジェクタ10の故障を知らせることが可能になるとともに、インジェクタ10の故障時に必要最低限のエンジンの運転(リンプホーム運転)を行うことが可能になる。
(他の実施形態)
なお、上記一実施形態では、遮断弁95をボディ21の内部に設けた構成になっているが、これに限定されることなく、遮断弁95をボディ21の外部に設けてもよい。
また、上記一実施形態では、圧電素子駆動電圧をモニターすることによって遮断弁95の作動を検出しているが、これに限定されることなく、例えば遮断弁95の弁体96の位置を検出することによって遮断弁95の作動を検出してもよい。
また、上記一実施形態では、ハウジング20をボディ21、スペーサ22、パイプ23およびノズルボディ24に分割し、スペーサ22とパイプ23との間にダイアフラム60を挟み込む構成になっているが、これに限定されることなく、ハウジング20の分割形態およびダイアフラム60の位置等を任意に設定可能である。
また、上記一実施形態では、ニードル30を圧電素子41によって駆動しているが、これに限定されることなく、例えばコイルなどによって電磁的にニードル30を駆動してもよい。また、上記従来技術のように作動流体の圧力によってニードル30を駆動してもよい。
また、上記一実施形態では、弾性部材35の弾性力によってニードル30を閉弁方向に変位させているが、必ずしも弾性部材35を用いる必要はなく、例えばコイルなどによって電磁的にニードル30を閉弁方向に変位させてもよい。
また、上記一実施形態では、圧力調整部70のピストン部材71をボディ21の収容室72に一体的に収容する構成になっているが、これに限定されることなく、圧力調整部70をボディ21と別体すなわちボディ21の外部に設けてもよい。
また、上記一実施形態では、噴射流体が気体であり、作動流体が液体であるが、噴射流体および作動流体は互いに異なる種類の流体であればよく、例えば噴射流体および作動流体が液体同士でもよい。
また、上記一実施形態では、本発明のインジェクタを車両の内燃機関用燃料噴射システムに適用した例を示したが、これに限定されることなく、本発明は流体を噴射する種々のインジェクタに適用可能である。
20 ハウジング
28 噴孔
30 ニードル
34 噴射流体室(噴射流体通路部)
40 駆動部
41 圧電素子
44 制御装置(検出手段)
50 駆動力伝達部
54 変位拡大室
60 ダイアフラム(仕切部材)
70 圧力調整部
95 遮断弁
211 収容孔部(作動流体封入部)
212 噴射流体孔部(噴射流体通路部)

Claims (4)

  1. 噴射流体が流れる噴射流体通路部(27、34、62、212、222、233)、および前記噴射流体通路部を流れた前記噴射流体を噴射する噴孔(28)が形成されたハウジング(20)と、
    前記噴孔(28)を開閉するニードル(30)と、
    前記ニードル(30)を駆動する駆動部(40)と、
    前記噴射流体通路部における前記噴射流体の動圧が過大になったときに前記噴射流体通路部から前記噴孔(28)への前記噴射流体の供給を遮断する遮断弁(95)とを備えることを特徴とするインジェクタ。
  2. 前記遮断弁(95)は、
    前記動圧の作用により変位する球状の弁体(96)と、
    前記動圧の作用方向に変位した前記弁体(96)が着座する弁座(97)と、
    前記弁体(96)に対して前記弁座(97)から離れる方向に弾性力を作用させる弾性部材(98)とを有していることを特徴とする請求項1に記載のインジェクタ。
  3. 前記遮断弁(95)が閉弁状態にあることを検出する検出手段(44)を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のインジェクタ。
  4. 前記駆動部(40)からの駆動力を前記ニードル(30)に伝達する駆動力伝達部(50)と、
    前記ハウジング(20)に形成され、前記噴射流体と異なる流体である作動流体が封入された作動流体封入部(211、221)と、
    前記ハウジング(20)内に配置され、前記噴射流体通路部と前記作動流体封入部との間を仕切る仕切部材(60)と、
    前記噴射流体通路部および前記作動流体封入部に接続され、前記噴射流体通路部における前記噴射流体の圧力と前記作動流体封入部における前記作動流体の圧力とを均衡させる圧力調整部(70)とを備え、
    前記駆動部(40)は、駆動電圧が印可されることにより伸長する圧電素子(41)を有し、
    前記駆動力伝達部(50)は、前記圧電素子(41)の伸長による駆動力を、前記作動流体封入部から供給される前記作動流体を介して前記ニードル(30)に伝達するとともに、前記ニードル(30)の変位量を前記圧電素子(41)の伸長量に対して拡大させる変位拡大室(54)を有し、
    前記検出手段(44)は、前記圧電素子(41)の駆動電圧を監視することによって前記遮断弁(95)が閉弁状態にあることを検出することを特徴とする請求項3に記載のインジェクタ。
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